黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

まあ予想通り

2018年10月30日 23時43分53秒 | Weblog

10月30日分。

 毎度。渋谷ハロウィンのらんちき軽トラひっくり返しの話ですが、どうやら軽トラの運転手が先に乗れ乗れと煽った経緯があったようで。幽霊です。まあさすがに車ひっくり返されるまでは思わなかったのでしょうけれども、導火線に自分で火を付けてしまった感、かも?

 とりあえず、「若者世代の劣化」を象徴する話だといったような論調もありますが。ゲバ棒ぶん回して火炎瓶投げてた世代に比べれば、軽トラ一台ひっくり返して騒いだだけだし、むしろマシになったんじゃね? という指摘もありまして、まあ大人しくなったんじゃねーの、という気はします。あの騒ぎ自体はアホくさ、とは思いますけど。

 なお、ハロウィンの大元の形ではそもカボチャじゃなくてカブです。あれは収穫祭の時期にも重なっていますが、日本のお盆に近い意味合いを含むところもあります。ハロウィンの時期には「あっちの世界」とこっちとの門が開くので、魔除けの火をドルイドが焚き、各家庭のかまどにこの魔除けの火を持ち帰って新しく灯す、といった辺りがベースです。

 少なくとも、カボチャくりぬいて仮装するイベント行事ではありません。余談ですが、アメリカでは当初児童労働状態もありまして、ハロウィンの日の「トリック(いたずら」が憂さ晴らしも兼ねてマジもんでヤバイものがあったため、菓子と仮装のイベント、に何とかすり替えようとした経緯もあったとかなんとか。おおこわ。

 

 さて今日の夕方から各所報道が出ていますが、新日鉄住金への損害賠償訴訟において、韓国における最高裁が賠償命令を出したようですね。まあここまでの流れから見て、新日鉄敗訴の判決が出るだろうということ自体は予想していたので、むしろ予想通り。

 ひとまず、該当の方々にとっては給料の未払が事実として存在していたこともありますから、損害賠償の訴えを起こすこと自体は違和感は無い話。ただ、その賠償を要求する先は、本来であれば新日鉄ではなく韓国政府であるべきなのですが……と。

 1965年における「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」の文言に従えば、「両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が(略)完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。」と規定されています。

 また、韓国政府も自らの政府見解として、日本から支払われた無償供与の3億ドル(当時で)の中に、徴用工問題に関しては個人も含めその賠償用費用が含まれると認識している旨の書面があります。それをくるっと今更にひっくり返すのか……というわけで、日本政府側も当然ですが猛反発しているわけですね。さてはてどうなりますか。

 

 ネット上では「断交だ!」といった勇ましい声もありますが、ぱらっと韓国相手の貿易額を眺めてみると、月額輸出額で4,000億~5,000億円、輸入額で3,000億円くらいと、大体月額にして2,000億円程度の貿易黒字を出し続けています。年額じゃなくて月額です。

 この辺を考えると、断交するより、まあ「それはそれ、これはこれ」のスタンスで取れるもんは取った方が良さそうです。徴用工や慰安婦問題等に関しては毅然とした態度で断固拒否を貫きつつ、一方で貿易に関しては絞れるとこまで絞ってニッコリさせて頂く。片手で握手はしておきつつ、もう片手には銃を握る、くらいでいいでしょう。

 ……まあしかし、韓国って本当にこう……なんでしょうねぇ。国同士の約束事とか、そういうものを一切守る気が無い国、というのを自ら世界に喧伝している感じなのですが。いいのかしら、それで。もしかすると、今回の判決に関しては、むしろ韓国政府側も内心「こりゃぁマズい」と思っている、のかもしれませんけれども。

 

 ともあれ、今回の更新はこのくらいにて。ではでは。 

 


無縁は今後も増えるでしょうね(自分含む

2018年10月28日 23時39分22秒 | Weblog

10月28日分。

 毎度。金曜夜の内に若干無理をかけて単発動画を作成、土曜日は次の発想と素材探し……と虚脱状態に襲われてサボリ気味でしたが、今日は活動中。幽霊です。結果的に、土日ともほぼお外に出ていません。ハロウィン? 知らんがな。

 久々に動画の頭に結構手間の掛かる要素を突っ込んでおり、土日を潰してやっと1分半が出来てきたというくらいです。かつ、まだ後で再調整必須なので、一通り大体出来てからまた仕上げに戻ってくるはめになりますが……。それでも、編集作業していて楽しい(けど疲れる)と感じるのは嬉しいですね。

 

 さておきまして。タイトルの件は、「アングル:高齢化の日本で「無縁遺骨」増加、失われる家族の絆 」といった話から。これに関しては、実際今後もまだまだ増え続けていくんだろうなぁという気はしています。ぶっちゃけ、私自身も無縁遺骨という顛末になろうなぁと自分の終わりを予想しているくらいですけれども。

 個人的にはですが、この先「田舎暮らし」というのは一種の贅沢品になると思っており、高齢者ほど都会に「集めておく」方が良いとも思っています。過疎化している地域は「切り捨て」(インフラ維持費用をカット)し、お金がある人は田舎に住みたいならその分自前で支払ってね、という方向にする。日本ももう余裕のある国じゃありません。

 この方向に行く場合……でなくとも、「高齢者の一人世帯」は増え続けることになるんじゃないかなと。平均寿命は延びていますが、一方で未婚率も上昇傾向が続いている。その原因についての議論はありましょうが、今の数字だと特に男性の方の単身高齢者世帯が増えていくのではないかな、と。


 日本の今イメージされる「家のお墓」という制度自体は、そんなに歴史があるものではありません。ベースは江戸時代の檀家制度が前段として存在した上で、明治以降に家制度前提のお墓に関する制度が出来てきた感じ。今現在イメージされるお墓というのは、実質的に100年も歴史が無いわけです。

 お墓もまあ贅沢品の分類になっていく(既になっている?)だろうなぁとは感じつつ、世知辛い話ですがまともにお墓を新設しようとすると100万~300万だとか。そんな額は出せないわな……。今ある家のお墓に入れば良いじゃないと思いきや、こっちはこっちでお墓の管理トラブルの話だったり、継ぐ人がいなかったりという話もある。

 家族の単位から「核家族」へ人数規模が減って、更に今はもう「個人」が重視されるご時世です。まあ「消費」の単位は細分化した方が数も売れるので、そういう方向に進んでいったんだろうなとは思います……車とかスマホとか。その辺の流れに従えば、お墓だけ「家」の単位が維持されると思う方が変ではありますか。 


 我が家はどーすんでしょうかね、お墓。実家の方からはどうにもしちメンドクサイ話が漏れ聞こえてきており、その後を最終的に継ぐことになるのは社会不適合者の私です。そして私の後を継ぐ子は出来ませんので、つまり私のところで絶えることになる。そのこと自体については、割と前々からそうなるだろうと思っていたので恐怖感もありません。

 割とそういう状況の「家」って、うちだけじゃないのではなかろーかなーとか。この先もっと増えていくでしょう。まだ地方ではそこまで「悪化」はしないでしょうが、都会に分類される場所ではより希薄化が進むでしょうし、墓参りのために遠い「菩提寺」まで行くという習慣も無くなっていくんじゃないかな、と。

 私個人は、それでも別にいいんじゃないの、くらいの感覚です。自分の死後に自分の墓に参って欲しいとは思わないし、私の後に残る人はいませんからね。


 ではでは、今回の更新はこのくらいにて。



え、4桁区切り?

2018年10月27日 09時17分32秒 | Weblog

10月27日分。

 毎度。とりあえず水曜日に動画編集終了→木曜日の夕方に投稿、引き続いてごく短めの単発動画を昨日の夜に編集完了→月曜日夜を指定して投稿、で一段落。幽霊です。投稿を当日からずらしているのは、「投稿日」が再生数に及ぼす影響が大きいからです。
 大した影響が無いように思える話ですが、うちみたいな弱小投稿者の場合、再生数が「倍」になったりするのです。実際、少し前に「平日夕方」投稿でよく伸びた1本が1週間で2千再生、「連休最終日の夜」に投稿して伸びなかった分が20日ほど既に経過して未だ1千再生の手前。ちょっと馬鹿になりません。
 まあこの辺は「他の投稿者さん」との兼ね合いがありまして、やっぱり平日お仕事・休日編集という投稿者さんが多いのか、土日に新作の投稿があったりするんです。また、休日は「見る側」も出かけたりするので、動画の再生数の伸びは悪くなります。結果、平日(出来れば週の前半)に投稿する方が伸びやすくなる……のだろうと推測しています。
 そういや、最新で投稿した1本は、うちが作ったものの中では初めての「非ゲーム実況」の動画です。累計して151本作ってきたのですが、150本目まで全部ゲームの実況動画だったんですよね。「ゲーム」というタグの付かない動画も作ってみようかと、ふっと思ったので作った次第。少しは伸びてくれると良いんですが、結局は「いつも通り」の動画になった気がします。


 タイトルの件。ちょっとビックリしたんですが、「最近の小学校は数字のカンマを3桁ではなく4桁ごとに区切って教えてた?」らしいのです。裏取りを一切していないので本当なのかどうか分かりませんが、「小学校・桁区切り・4桁」で検索すると結構ヒットするので、実際にそうなっている学校もある、模様?
 私自身はあんまり子供の頃は「桁区切り」というものを意識したことが無く、どうだったかは正直覚えていません。ただ、今現在の立場で考えると、4桁区切りは止めた方が良いんじゃないかなぁ……という感想にはなります。何せ、「経理部」でお仕事してる立場なので。経理部で桁をミスするというのは致命的なので、さすがにこの件は「えー…(ドン引き」という感覚で眺めています。

 日本の「世界に誇る」企業、トヨタがネット上に公開している決算報告書を見てみましょう。ここでリンクを張ることはしません、ググればすぐ出てくるので。何桁で区切っているか? 3桁です。むしろ、企業の決算報告書として公開されているもの・社内報告資料として作成しているもので、4桁区切りで作成しているものなんて無いと思われます。
 これは、今のところはですが、世界標準(というか「英語」基準なのかな?)が3桁区切りだからであり、IFRS(国際会計基準)の話だけでなく、国内だけではなくて世界に対して決算報告を発表するために基準を合わせているからです。4桁区切りに関しては、日本語の単位で考えるなら確かに良いのかもなぁとは思うのですが、後々で「数字を読む」ことまで考えるなら止めた方がいいなぁと。

 まあ確かに、3桁での区切りって慣れてないと「???」ってなるのは分かります。

 特に「日本語の場合」は。


 ・1,000,000(3桁) → 100,0000(4桁):「百万円」
 ・1,000,000,000(3桁) → 10,0000,0000(4桁):「十億円」

 上記2例とかは割と視覚的に分かりやすいのですが、4桁で区切った場合、特に日本語での区切る単位とよく合致するんですね。「万」とか「億」の単位までいったときに、すごく読みやすくなる。
 ただ、では何故に3桁区切りの方が一般には普及しているのかと言えば、英語の方に合わせているから。「百万」で「million」ですし、「十億」で「billion」です。ついでに、「一千」で「thousand」となり、経理業務では「k円(キロ円)」=1,000円単位・「m円(メガ円)」=100万円単位という表記を多用します。

 ・1(3桁、まあ1です)
 ・1,000(3桁・thousand・一千)
 ・1,000,000(3桁・million・百万)
 ・1,000,000,000(3桁・billion・十億)
 ・1,000,000,000,000(3桁・trillion・一兆)

 英語的には上記な感じで、3桁での区切りごとに単語が設定されている。んでまあ、今のところ日本でのPC関連業務とか、あちこちで目にする数字は某窓ズの悪名高きエクセルをよく使うのと、海外というか英語圏への情報開示といったところで3桁区切りが「普通」です。良い悪いは別として……。
 正味な話、私みたいな年寄りはもう手遅れなので脇に置きますが、この先の日本はもう衰退していく一方になります、少なくともしばらくの間は。そこを考えると、「日本語だけ」を前提にせず、外へ出て行けるようにするためにも「英語」を扱えるようにしておく方が良い。そして、英語の基準で考えれば、当たり前ですが3桁区切りの方が馴染む。

 子供にとって、「基準がふたつある」というのは凄まじく混乱をもたらすと思われ、そこを考えるならもう最初から「3桁区切り」で教える方が良いんじゃないかなぁと感じます。まあ、私自身は仕事の関係もあって「3桁区切りでないとそも仕事出来ない」環境だからこその感想なので、 あくまでもそういう立場からの発言ということで。

 ではでは。今回の更新はこのくらいにて。


新しいおもちゃだぁ

2018年10月20日 22時28分55秒 | Weblog
10月20日分。

 毎度。Steam(ネット上でPC用のゲームをDL出来る総合サイトのようなもの)を経由して、「V-Katsu」なる新しいおもちゃを手に入れたので、ちまちまといじくり回して遊んでおります。幽霊です。地味に、既に投稿している動画にもそこから若干程度ネタを放り込みつつあります。
 これ、本当はVR装置がないと本領発揮しないもので、大元の目的はバーチャルYouTuberの活動を支援するための、無料アバター作成・アニメーション等動作部分の支援をするためのもの……なのですが。実のところ、キャラクタの作成だけならVR環境がなくても出来るし、特にVチューバーでなくともDL出来るので、キャラメイクだけして、若干のポーズ取らせるくらいなら充分にいじれます。
 うちの動画の場合、どうしてもゲーム画面と2Dの立ち絵イラスト(拝借品)で組むしか無く、MMDなどを触れる知識も無かったのですが。V-Katsuがあくまでも「ごく簡易な」物として3Dっぽい「立体風」素材を作る道具としてなら割と活用出来る、ということに気が付いたので、動画でどうやって使うと効果的かなぁと、今作っている1本で諸々お試し中です。

 動画用とは別ですが、見本程度に雑な新規モデルをひとり作成。画像ですが載せてみます。

 

 

 

 

 作成30分ほど。元々デフォルトでモデルが10人かもうちょっとくらい入っていますが、一番最初にデフォで表示されているモデルの子をベースに、それなりに自分の好みに合わせて体型やら目やら変更して作ってます。いじれる範囲は「まあほどほど」程度ですが、衣装とかアクセサリ系統の選択幅がかなり狭いので、衣装の部分ではあんまり望み通りのものは作れませんね。
 ただ、その辺をいちから自分で作ろうとすると壮絶な時間を食わされるので、ソレを考えれば選択幅が限られるにしても、ワンクリックで着せ替えできるというのは非常にありがたいです。自由度が下がる代わりに手軽さが大きく上がっているので、おもちゃ程度に遊ぶには充分です。

 動画に使う場合、MMDほど思い通りの動かし方は出来ないので、扱いとしては「一枚絵」です。ただ、その一枚絵が立体風になっていることと、呼吸をするような胸の上下、まばたきなどのちょっとした動きをしてくれる、というのが利点となります。
 細かいパーツのめり込みだったり、破綻だったりはしょっちゅう発生しますが。まあそこらは無理のない範囲でポーズを取らせるか、干渉しにくそうなパーツに切り替えるか、破綻の見えないような角度で撮影すればいいかなーとか。そういうくらいの「気遣い」をしてあげれば、一応は動画での「ひと味」くらいには使えそうです。

 ……とまあ、そんな感じでご紹介でした。ではでは、今回の更新はこのくらいで。

ごくごく珍しいうちの本職的な話

2018年10月17日 22時49分34秒 | Weblog
10月17日分。

 毎度。あんまり動画編集への気力が上がらないので、たまにはこっちも更新せんとなとぽちぽちし始める。幽霊です。一応一昨日に一本投稿誌終えた後で、少し気が抜けているのもあるのでしょう。なお、そっちの新しい一本は普段より少し再生の伸び率がよく、サムネとか投稿のタイミングって影響が思いの外大きいなぁと感じるのでした。


 えー、そこはさておき。珍しくうちの「本職」に関連するお話です。そしてついでに、割と気の長い、結構先のことのお話です。
 今現在、「消費税増税」と「軽減税率」の話でマスコミさんは賑わっておりますが、そこから更にもっと後、5年後に更に影響の大きな話が待っておりまして。そっちの話は、ほぼ経理担当者、かつ消費税に触っている人以外あまり把握されていないと思われます。
 何が待っているのかというと、「インボイス制度」というヤツが予定されておるのです。ナンジャソラという感じでしょうが、これ、企業側にとっては軽減税率どうこう以上に割と厄介なお話でして。特に、規模の小さい企業・会社・事業者さんほど「インボイス制度」は影響を及ぼす可能性があります。

 ……まず、消費税を「実際に納税」する際の仕組みというのは、あんまり知られていないかもしれません。消費者側としてはお買い物をする際に取られているわけですが、あれは「納税している」のではなく、企業に消費税分を支払って「預けている」状態となります。実際に「納税をする」のは、その消費税を受け取って・預かった企業の側なんですね。
 企業から見ると、お客さんから受け取って預かった消費税というのは、「売上」の方にかかるもの。これとは逆向きに、他の企業から「商品などを仕入れる」という動きもあって、この際企業は、その仕入れた商品の対価としてお金を支払い、当然ながらこの仕入れにも消費税が乗っかります。つまり、企業にとってはですが、消費税というのは「売上にくっついて預かっている消費税」と、「仕入れにくっついて支払った分の消費税」が両方あるわけです。
 消費税の納税額の計算は、下のような式で考えることになります。

 「売上で預かった消費税」-「仕入れで支払った消費税」=「最終的に納める消費税」

 つまり、売上にくっついて預かった消費税の全額を納税するわけではなく、仕入れで支払った分の消費税を差し引いているわけです。これを、「仕入税額控除」と言うのですが……。上で影響が出てくるよと言っている「インボイス制度」というやつは、この「仕入税額控除」に際して結構な影響を及ぼしてくるのです。

 実は、消費税に関しては、その納税を免除されている場合があります。非常に雑に言うと、「年間の売上高が消費税を除いた分で1,000万円以下」の事業者の場合、納税の義務を免除されます。厳密な意味合いは違うのですが、面倒臭いので割愛。
 ……で。中小の事業者さんだとこのラインに行かないため、免税の事業者さんになっているケースがそれなりにあるのではないかと思われるのですが。ただ、ここで引っ掛かってくるのが「インボイス制度」の話になってきます。ざっくり言うと、「インボイス制度」適用になった場合、免税事業者が大手企業との取引を切られる、もしくは「納税事業者になるように要請される」可能性があります。

 どういうことかと言うと、「インボイス制度」が適用になると、上で書いている「仕入税額控除」を行うための要件として、「適格請求書」の保存が必要になるのです。んで、この適格請求書というやつを発行するには、「課税事業者」でなければならないという決まりになっていたりするのです。
 つまり、納税義務を免除されている側の企業・事業者では適格請求書を発行できない。従って、「免税事業者から仕入れたものに関しては仕入税額控除が出来ない」のです。このため、仕入税額控除をする側の事業者からすれば、「免税事業者からの仕入を避ける」か、「免税事業者へ働きかけて課税事業者になってもらう」、という動きになる可能性があります。
 仕組み上、免税事業者を相手に仕入をすると税額控除が出来なくなるので、損なんですよね。そして、「適格請求書」を発行するには、「税務署へ届け出をして課税事業者になる」必要があり、また「適格請求書」を発行できないにもかかわらず虚偽の請求書を作成した場合、罰則があります。「努力義務」的な規定ではなく、実刑が適用される、純然たる罰則です。
 まだこの先規定が変わる可能性はあるでしょうが、既に税務署側は企業に対して、この「インボイス制度」の話をし始めています。私自身、税務署主催の軽減税率絡みの説明会へ先月くらいに参加して、このときに随分時間を割いてインボイス制度の話を聞かされました。消費税アップと軽減税率の適用は目先の話ですが、インボイス制度は「納税の実務を担う事業者への影響が非常に大きい」ため、税務署側はむしろ「インボイス制度の方を重視している」ようです。


 一般の消費者の立場ではあんまり「インボイス制度」は影響がないのですが、事業者同士での取引においてはかなり大きな影響を及ぼす話なんですよね、コレ。経理部署、調達部署では結構あとあとで影響が出てくる話なので、頭の片隅にでも置いておくと良いかも知れませんね。

 ではでは。今回の更新はこのくらいにて。

珍しくガチの下ネタに入る話

2018年10月12日 21時24分14秒 | Weblog
10月12日分。

 毎度。とりあえずタイトルの件は一段後でやりますが、先にひとつ、「アッハイ」案件があったので半笑いしながら取り上げておきます。幽霊です。「韓国軍艦、豊臣軍破った李舜臣の旗を掲げる 国際観艦式」だそうで、ああはいうんまあ韓国だし……くらいの感想に落ち着きましたが。
 観艦式へ艦艇を参加させた国は韓国以外で10カ国あり、その内で韓国側が自粛を要請していた「軍艦旗」を掲揚して参加した国は7カ国。残る3カ国はアメリカ・インドネシア・ベトナムですがこの3カ国は元から「国籍旗=軍艦旗」を定めている国です。つまり、艦艇を参加させた全ての国が実質として韓国からの要請を無視したことになる、と。とりあえずの笑いどころはそんなところでしょうか。
 なお一方で、国籍旗でも何でもない旗を韓国側の艦艇が掲げていた辺りは……まあ、一言皮肉を刺しておくくらいはしておくべきでしょうね。日本政府も抗議を外交ルートで申し入れたとのことで。あちらさんも国内世論が色々大変なんでしょうけれども、ね。


 まあさておきまして。アレな意味で興味を引かれた記事があったので、うちで取り上げるにしては珍しい下ネタの絡む部分ですが、「「ストップ、床オナ」間違ったオナニーで男性不妊になる恐れも」といった話を。まあ詳細についてはリンクした先の記事本体をお読み頂くとして。
 要は刺激の強すぎるオナニーに慣れすぎて、本来のSEX(膣内挿入)で射精が出来ない、という男性が増えてきている……らしい。興味を引かれるのは、男性不妊(精子の異常)のチェックにTENGA(オナホール=オナニー用品の超大手有名メーカー)が協力しているということと、膣内射精が出来るようにしていくための男性用「トレーニングカップ」をTENGAが作っていた、ということですね。
 訓練するにもオナホなのか……と思わないでもないですが、うんまあでもそうなるよなぁ。何となくあれですね、禁煙するためのニコチンガムとかパッチと同じイメージでしょうか。段々とニコチンの量を減らしていってという流れであれらは使うわけですが、トレーニングカップも刺激の強い物→徐々に弱い物へシフトしていく、と。

 とはいえ、なかなかねぇ。「正しいオナニーの仕方」なんて教えてくれるものでもないんですよね。同様に「正しいSEXの仕方」というのも教えてくれるものがない。AVはあんまり「正しい」ものとは言えませんし、アレが「普通のSEX」だと思っていると壮絶な勘違いと、男性側は完全なる「自信喪失」に陥りますからねぇ。
 あくまで、「男性向けに」作られているAVの映像は「おかず」として特化されたものであって、実物とは大幅に乖離した、もはや別物。女優さん側もほぼほぼ全部演技になっているでしょうから、あれが「正しいSEX」だと思っているといろんな意味で「ガッカリ」したり、「あれっ?」となったりするでしょうね……。
 オナニーに至っては……うん、もう教材もなんも無いですわな。まあただ、刺激の強すぎるオナニーに慣れてしまうと、実際のSEXで「あれそんなに気持ちよくないぞ???」となるのは事実かと。もう十年とか以上前の話ですが、私自身これを軽く経験していて、「あるぇー?」というちょっとした衝撃を味わった記憶があります。まあ童貞だったからね、シカタナイネ。
 あの当時の「教材」って、エロ漫画かAVかエロゲしかなかったからね。そりゃ、その辺ばっかりしか頭になくて、刺激の強いオナニーにばかり慣れていたら違和感しかないよね。

 性教育が本当に必要な世代というのは、中高生くらいの子達だろうなぁと思うのですけれども。そこの世代が一番身体的には旺盛になっているわけですし、ソコの世代に正しい知識を覚えていて貰わないと、うっかりした「望まぬ妊娠」だのに繋がりますし。ただ、今の日本の状況だと、「性の乱れに繋がる」といったような理由で、「正しいSEX」とかの話はしづらいよなぁと。
 ま、さすがに学校でSEXの「体験授業」をしろとかは申しませんとも、はい。ただ、遮断しておけばよい、遠ざけておけばよい、という「腫れ物を扱う」ような状態もどーなのかなーとは思う次第。ただでさえ晩婚化だ、少子高齢化だ、草食系男子だなんだと言われているような世間ですし。ようやくSEXまでこぎ着けられた(つまりはその先を望めそうな)子達には、せめても「間違った知識」でお互いに痛い・辛い思いで終わっていって貰いたくはないよなぁ、と思うのでした。
 あ? 私? とっくに手遅れのミイラなので放置しといて下さい。その内どっかで風化して、跡形もなくなるでしょう。

 ではでは。今回の更新はこのくらいにて。

ぴかぴかするやつ

2018年10月10日 23時12分57秒 | Weblog
10月10日分。

 毎度。「秋の日はつるべ落とし」と言いますが、日暮れから暗くなるのがかなり早くなりまして、職場から最寄り駅までの徒歩通勤時間が若干不安に。幽霊です。まあそんな次第で、Amazonで反射バンドと、ついでにカバンに吊すためのLED入り発光バンドも買ってみました。
 うっかり黒っぽいコートしか買っていないので、今の時期の夜間は闇夜のカラス状態になっているでしょうし。自衛はすべきだし、車なり自転車から見えるようにしておかんとなーと。つい先日にも、愛知県で「88歳女性が中学生の乗った自転車とぶつかり一時意識不明の重体」といった一件もあったようですし。
 意識不明者の方はともあれ意識は回復したとのことですが、とりあえずまだ詳細状況は不明かな? 少し前にも自転車との衝突での死亡事故がありましたし、あちら側から見えるようにしておく、というのも自衛策のひとつとしては多少なり有効でしょう……多分。何もしないよりはマシと思っておきたい。


 ここ数日、とりあえず仕事の修羅場状態はほぼ抜けつつありますが、頭がぼーっとしています。動画編集は手を付けていますが進みが遅く、今は今でこれを叩きながら一瞬頭がクラッと揺れる感覚に椅子からずり落ちそうになり、ここのブログも実は数日前から軽く打ち込む→あんまりピンとこず下書きで放置する→書き直す→下書き(ry という有様が続いております。
 うーん……。この状況からうっすら察するに、恐らく鬱期襲来が間近だなコレは。というより、既に鬱周期の半ばくらいまで入ってきており、もう少し悪化したくらいで「あ、コレ鬱ってるな」とハッキリ自覚するに至るのではなかろうかと。鬱ってるなぁと自覚的に把握出来る頃には、割ともう悪化した後なんですよね。風邪の引き始めにイマイチ気が付かず、一定症状が出てから「あー…」みたいな感覚。
 編集関係の意欲がここ数日妙に引き下がっている感もあって、感情の起伏が平らになりつつあり、常にどうも疲れた感覚がドロっとのしかかってくるような。……あ、コレ状況を把握し直すために列記してみましたが、鬱ってるときの症状ですね。あと、寝不足が鬱周期に重なってるとこうなる気がする。メンタルが「闇墜ち」するときと、妙に疲れた感じで気力がゼロになる感じのときと、まっさきに身体のだるさ重さが来るときと、色々パターンがあるんですよねぇ。
 今回は気力ダウンと、身体のだるさが一緒に来てる感じでしょうか。メンタルがマイナスに行っていないので、このパターンはいまいち自分でも気が付きにくい。まあとりあえず今気が付いたので、意識的にペースダウンさせておくことにしましょう。回復するのがどのタイミングか読めませんけれども。

 鬱って疲れているなら動画編集一旦止めておけば良いじゃんと思われそうですが、案外そういうわけにもいかないんですよね。多分、何かしら継続して作っている人であるとか、何かしらスポーツをある程度継続的にされている方だと分かりやすいと思うのですが……。間を空けてしまうと、「勘を戻す」のに思いの外時間が掛かるんです。
 ヘタをすると、それまで作っていたものを一切合切ぶちこわして放棄したくなったりするので、そうなってしまわないよう、調子が悪いときでも、悪いなりには手を動かしておきたい。これがまた、運動だけでなく、創作方面でもサボればサボっただけ衰えるという感覚はあるんですよね。
 ただ、鬱っているときに作ったやつはどうしても質が下がりやすいので、連載している本体より、単発ですごーくどーでもいいものを作って投げ捨てる方が良いのかもしれません。あんまりそういうのは作ったことがなかったのですが、従来もそれとは別の意図で単発出し切り手抜き動画は投稿したことはありますし。投げ捨てる用動画でとりあえず勘を繋ぐのはアリかもなぁ……。

 ともあれ、今日はもう頭ふらふらしてるのでここまでです。

割と時間が無いので駆け足

2018年10月04日 22時42分30秒 | Weblog
10月4日分。

 毎度。仕事の繁忙期に突っ込んでいるのと、その繁忙期の残業の後に動画編集をぶち込んでいる関係であんまり時間がありません。幽霊です。とりあえずちょっと古い時事ネタですが、ひとつ若干ですが気になるものがあったので、駆け足気味に。

 数日くらい前に若干話題になったらしい「のど飴で紛糾した熊本市議会 緒方議員本人は「のど飴で議員から発言の機会を奪うのはおかしい」と主張」といった話ですが。この話、割と肝心な情報が抜け落ちて、「のど飴で咎められるのはおかしい」という論調が見られるようなので、ちと話違うんやでという情報だけ。

(1)緒方議員に関して問題になっているのは、のど飴「だけ」ではない
   この質疑自体が、のど飴の案件が判明するより前に1時間に及んでいる
   なお、その質疑の後に更に討論が予定されており、かなり長時間拘束になっていた

(2)以前にも1歳の子を議場へ連れてきていたが、これに関しても別の事情がある
   該当議員の当初要求は「公費で議員用の託児所を作る」or「公費でシッターを用意」
   これに対し議会事務局は、シッター代は私費・会議中は控え室で預かって貰ってと回答
   この回答に対して該当議員が子供を議場へ連れ込む行為を強行した経緯がある
   加算して、ビーチサンダルで議会へ来たという行状も存在する

(3)あめ玉くらいいいじゃないかという話自体は、他の議員も特に否定していない
   質疑前に、「喉が痛いのでのど飴をなめていても良いか」と一声入れれば良かっただけ
   但し今回はこれが無いまま、後に発覚→謝罪を求められたが強硬にこれを拒絶した

(4)本件への懲罰に対しては、当人以外の「全議員が賛成」している
   なお一回目の懲罰動議で謝罪文読み上げに賛同していればそれで済んだが、
   当人がこれを拒絶したため二回目の懲罰動議に入ったのが停滞の原因

(5)当該質疑時に緒方議員が出していた案件は、既に委員会で不採択が決まっていた誓願案件
   本件後に議会へ抗議を申し入れた市民団体は、その誓願の提案元
   この部分に関しては「「のどあめは医療行為」 熊本市議会に市民団体が抗議」に記載あり

 すさまじく雑にまとめると、のど飴部分だけクローズアップされているが、それ以前の経緯があってことそという話のようで。既に不採択が決まっている案件を1時間にわたって蒸し返した後にのど飴が発覚、当人が謝罪を拒否。これまでの行状もあって懲罰が重く判断されるに至り、8時間停滞の上で退場、となったようです。
 本件ただ1点だけでの処罰ならあまりに議会側に問題ありとされて当然ですが、そうではなく、それまでの経緯の段階で当該議員側にも「問題あり」だったということですね。

 ぱらっと報道されているニュースの表面だけ読むと「はあ???」という案件だったのですが、何となくあちこち眺めていたら「あっ…(察し」となった案件でした。自分でも動画を作る時にやることではありますが、マスメディアの報道も「事実の全て」を伝えているわけではないな、ということを再度認識した次第。

 では、駆け足でしたがこれにて。