黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

不思議……

2013年07月31日 00時09分38秒 | Weblog
7月31日分。

 毎度。ここのところ、ちょっと生活時間帯が後ろにずれすぎていて、色々体調に問題が出かかってきているのが気がかりではありまして……と。幽霊です。まあ、事情は非常に単純で、残業で帰りが遅くなる→食事とか済ませたらもう日付が変わる寸前→ブログ更新で更に時間を食う→そして新世界樹をやっていたら午前二時……? という、盛大な自爆という顛末です。
 さすがに今日は一旦睡眠時間を確保せねば、ということで新世界樹は二十分くらいだけやって、軽くPTのレベル上げをして、クエスト一つ潰して終わりにしました。代わりに、空いた時間でこれまた二十分くらいローラー台の上でぐるんぐるんとロードバイクを漕いでおりましたが……本末転倒。それでも何とか、午前一時前には寝られる、筈。

 ふと知人のブログを眺めていたら、向こうがどうやらダイエットをしているらしく、カロリーを一定以下に抑えつつ筋トレを最低限やっておく、みたいなことを行っているようです。基本に忠実ですね。ダイエットに楽な道なんぞあるわけもなく、結局太るのは摂取カロリー>消費カロリーになっているからであって、摂取を落とすか、消費を増やすか、その両方を同時にやるか、しかないわけで。
 世の中、楽にダイエット、みたいな広告が山ほどあるわけですが……。結局、取っ替え引っ替え手を変え品を買え色々出てくるってことは、それだけ軒並み「これぞ!」という物が無い、ってことでもあります。楽に出来るわけないんだよ……と。引っかかる人がいる、というのがまた不思議ではあるのですが。
 ただ、私にとっては別の不思議がありまして。知人はどうやら、一日の摂取カロリーを2,000kcal以下に抑える、といったラインを引いているようです。よく言われるところですね、2,000kcalまでに抑える、って。ただ……私にとって、一日で2,000kcalを摂取するって、なかなか難しいのです。
 例えば、今日一日で食べた物が、大体以下の通り。

・朝:マーガリン入り黒糖ロール1個(172kcal)
・仕事中:ミルクティー1杯(50kcal)
・昼:おにぎり2個(400kcal)、唐揚げ小さいのを2個(160kcal)、味噌汁(60kcal)
・間食:レモンティー500ml(140kcal)、ミックスジュース(100kcal)、ヨーグルトドリンク(131kcal)
・間食:カップ煮麺(108kcal)
・夜:ご飯(250kcal)、ウィンナとアスパラのボイル、豆腐、サラダ、豆乳ドリンク

 ……えー、夜の分は計算が面倒になって飛ばしましたが。夜を抜いた状態で、累計が1,321kcalくらい。これに夜の白米分を加算して1,571kcalといったところ。それ以外のおかず等を加味して、今日はギリギリなんとか2,000kcalに届いたかもというくらいですが、今日は割と食べている方。残業で長時間職場にいるので、間食が結構多めです。意図的に、ここ最近は食べる量を増やしているせいもあるでしょう。
 ただ、今日はローラー台を回していたし、通勤は毎日徒歩で往復合計40分くらい歩いている筈。そも体質的に基礎代謝が高く、運動分と基礎代謝と事務仕事で消費したカロリーが意外と高くなる罠。結局、このくらいの量だと、若干の運動が日々入っていれば消費>摂取になってきます。まあ、もう少し歳を食ってこの食事をしていると、太るでしょうなー。代謝が落ちてきますからね。
 つーても、意図的に食べる量を増やしているのに、2,000kcalギリギリというこの状況。意図して増やしていなければ、普通に1,700kcalとかが一日のトータル摂取量になっていた時期があるはずです。うっかりすると休日は一食二食抜けるので……あれ? 素の生活がダイエットみたいになっているので、痩せるという行為自体が必要ない罠。
 恨まれそうな話ですが、かといってコレはコレでちょっとキツイものがあります。意図して食べる量を増やさないと、あっさりガス欠してぶっ倒れるんです。ところが私の場合、一回に量を摂れないため、結局細かく分けて何度も食べるしか総量を増やす手がありません。補給が切れた瞬間、あっという間に身体もメンタルも調子がダダ下がりするので、かなり気を遣うんです……。
 結構食べてるのに太らないよねーとよく言われるのですが、逆なのです。結構こまめに食べていないと、あっさりガス欠して動けなくなるのです……。世の中、食べても太らない体質ってのはあるのですが、その分別のところで変な弊害があったりするわけで。上手くいかないもんです。
 メリット・デメリットは、割と表裏一体のものなんだよ、って話でもありますが。

 ではでは。ひゅう、どろん。

四層へ進入

2013年07月30日 23時42分27秒 | ゲーム無駄話
7月30日分。

 毎度。今日も今日とて、月末の追い込みで職場を出た時間が午後九時過ぎでしたよ……と。幽霊です。事務所を出た途端、外が割と強い雨になっていたことにようやく気が付いて、慌てて置き傘を取りに戻るハメになりました。何か、梅雨の頃より今の方が雨降ってません? 気のせい?
 まあ、元より梅雨明けというのは明確な線引きがあるわけでもないそうですし。何となく梅雨明けたんじゃね? くらいの感覚でしょうし、今年はどうにも天気が崩れやすいようだしで、梅雨関係なくゲリラ雨が多い感じでしょうか。折りたたみ傘では、ちょっとキツイ強さの雨が多いですね……。

 さて、ぼちぼちまたやる時間が無くなってきましたが、「新世界樹の迷宮」は、ストーリーを一回終えてクラシックでの二周目も、第四層まで入ってきました。既に一回通ってきた道とボスなので、ある程度楽に進みつつ……。とは言え、装備品やグリモア、キャラクタのレベルを一切引き継がずに来たので、面倒には変わりありませんけれども。
 三層ボスは、既にPTのレベルが平均して42程度まで行ってしまっているため、そこまで苦戦せず。前回も似たような状況でごり押ししてしまったので、何だか不遇です。水溶液を狙ってみても良かったのですが、まあその内に戻ってきてやれば良いかな、とも。
 うっかりすると、そこらのボスよりも、組み合わせの面倒な雑魚戦の方が何人か死んだりするのが世界樹ですね。四層にまだ入ったばかりなので、油断しているとまたブシドーが即座に蒸発しかねません。じゅわっとか音を立てて……。こっちは「うわっ」とか「ぐわわっ」とかいう気分になれます。ホント、ブシドーは脆いので瞬間的に一発で消し飛びますわなぁ。そして、敵の状態異常で混乱させられて、味方に斬りかかって大惨事と。何回かソレでやられました。
 ブシドーの運用は割とタイトになりがちなのと、さっくり死ねるということを踏まえておく必要があるので、まあ毎度のようにスリル満点です。それでも馬鹿火力が楽しいので、ブシドーを使うのですけれども……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

体調メンタル共にダウンなう

2013年07月29日 23時58分17秒 | Weblog
7月29日分。

 毎度。まあある程度予想はしていたのですが、昨日の走行の反動が身体とメンタルに直撃しておりまして、一日ずーっと鬱々しながら仕事しておりました。幽霊です。こういうときの方が仕事自体は淡々と進むのですが、何かしらミスが出たり、周囲から横槍が入るとめっさ機嫌悪い顔になるのが問題でしょうか。
 とりあえず身体がまだ回復途中なので、明日いっぱいくらいまではまだこんな調子でしょうね。加えて、そろそろ仕事の月末月初の修羅場に突入しているので、結局今週中はずっとメンタルは上向かないだろうなと思われます。体調も落ちっぱなしじゃないかなぁ……主に残業の影響で。
 そういえば、今月に、会社員になって初めて「代休」を取りました。ぼちぼち丸八年社会人やってるはずですが、有給じゃなくて代休になるとは。どう違うのかと言えば、休日出勤した場合、その出勤日を普通の平日として扱う代わりに、別の平日を休みにするというのが代休です。
 要は、休日出勤したのに、休日出勤じゃない扱いにされてしまうわけですね。ぶっちゃけ、休日出勤手当が出なくなるので、その分は損です。ただ、今回は放っておくとまた月の残業時間上限を飛び越えてしまうため、やむを得ず代休で残業時間を抑え込む選択になりました。ちっ……。

 あ、今週に関しては、例によって修羅場進行になるため、更新が何日か吹っ飛ぶ可能性があります。今月序盤よりはまだ精神的に楽な筈ですが、それにしたってキツイには変わりなく。
 今週末、走行に出られるだけの余力があるかしら……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

今日は走行

2013年07月28日 00時19分27秒 | 自転車
7月28日分。

 毎度。昨日は走り損ねましたが、さすがに今日は……ということで、くっそ暑いなーと文句をぼやきながらも、真っ昼間にロードバイクで走ってきました。幽霊です。コースは普段通りに多摩川河川敷を左岸側で、府中から羽村堰までの往復おおよそ67kmくらい。雨にも降られず、事故にも遭わずで、普通に無事に戻ってこられました。素晴らしい。

 

 

 これももう、完全にいつもの通り、武蔵阿蘇神社まで行ってから折り返してきました。

 先週はしばらくぶりの走行でリハビリついでになりましたが、今週はそこまでブランクを感じることもなく、順調に走行できました。ただ、今回は新しいサドル、新しいバーテープ、新しいグローブの三つを一気に試す形になりましたけれども。

 

 見た目上、大きく違って見えるのはサドルだけ。バーテープも新品への交換がされてはいるのですが、前と色が近いので、ほとんど違って見えませんね。使用感は思ったより違う物なのですが……。前はフィジークの3mm厚のものを使っていましたが、今回はPRO製品にスイッチしてみました。
 ついでに、テープ下に仕込んでいたバーゲルを今回は排除。交換したバーテープに思ったよりクッション性がありそうだったので、かえってバーゲルが邪魔になりそうだったもので。バーゲルが入るとその分、ハンドルの厚みが増すので、手の小さい私には持ちにくくなるのも確かです。
 サドルの方は、フィジークのアリオネから、サンマルコのコンコールレーシングプロテックへ交換してみています。ちょっと前下がりにしすぎましたか……。まあ、まだ微調整が全く出来ていない状態での試走でしたが、そこまでおかしな違和感も出ず、ひとまず普段のルートを走りきりました。もうちょい調整し直してみて、少し使ってみようかと。


 そうそう。走行の方はそんな感じで、いつもとあまり変化無しの状態だったので、さらっと流しておりますが。ついでに、「新世界樹の迷宮」のギルドカードとQRコードをSDカードから取り込んできたので、貼り付けてみます。上手くすれば、ホーリーギフトが取れる……かも?

 

 

 

 アイテムや装備品・グリモアはストーリーモードから引き継ぎをしないでクラシックへ入ったのですが、ギルドカード上の累計数値は引き継がれているようです。DAYSやWALK、ENEMY HUNT辺りがえらい数になっているのは、その引き継ぎ累計数によるものと、後はオートパイロット放置での自動レベル上げをやっているから。
 王のグリモア関係は、ストーリーの間は全く存在を知らないまま進めていたため、取得数が今のところ、ご覧の通りでゼロです。クラシックの終盤でようやっと手を出せる……かも、というくらいでしょうか。無くとも別にストーリーのクリアは普通に出来るので、今のところ、あまり必要性を感じていないくらい。まあ、アレは終盤でこそでしょうしね。

 うちのギルドの主力PT面子は、上からブシドー・ソードマン・パラディン・メディック・アルケミストで5人。これにサブとして5人のレンジャーが採集専門部隊になっており、後は最序盤のスタメンでしたがブシドーと入れ替えたダークハンターと、グリモア確保用に育てている途中のカースメーカーがいます。
 主力5人は、それぞれ漢字が違ったりはしていますが、全部元ネタありの名前です。それぞれ架空の戦闘機、支援型ネクスト、神話、ACオペレータ、某旧作RPGの火魔法使いとなっております。全員女性キャラクタになったのは……ただの趣味。ま、うちのギルドではいつものことです。男女どっちであっても、別にキャラクタの性能に影響が出ないのが良いところでしょうか。
 しかし、ひむかいさんの絵の女子は大概ぺったんこやなぁ……。ひむかいさんだから仕方ないね。ちなみに、ギルカ画像のソードマンはストーリー開始時のアニメーションにも映って喋っておりますね。何か、更にもう一段ぺったん……というか、真っ平らになった気もしますが。

 ではでは。ひゅう、どろん。

走行お休み、迷宮進行

2013年07月27日 01時28分46秒 | ゲーム無駄話
7月27日分。

 毎度。本当は今日にロードバイクでの走行へ出るつもりでいたのですが、例によって微妙な体調不良に影響されて起きる時間が後ろにズレてしまいました。幽霊です。午後から雨が降るっぽい予報を見た記憶があったので、今日は諦めて新世界樹を進めておりましたが……。
 結局、今日は確かに雨は降ったのですが、降ってきたのは夜になってからでした。これだったら、少し遅めでも走行へ出られたかも知れません。まあ、とは言え土砂降りに強風が重なっていたようなので、うっかり巻き込まれていたら相当悲惨だったでしょうけれども。くわばらくわばら。

 えー、ということで、ここ数日あまり進んでいなかった「新世界樹の迷宮」ですが、今日はほぼ終日こっちを進めていたので、進行度合いが上がりました。第二層の終わり辺りをうろうろしていた段階から、二層ボスをどつき倒して、第三層第二フロアに侵入してアリを相手に乱闘中という状況に変動しました。
 既に12階も最後の大物退治を残すのみですが、あの大物退治が地味に面倒くさくて、踏み切る前にじわーっとまたレベル上げをしております。PTの到達レベルは4人が38で、1人だけうっかり振り間違いをしてしまったので休養したため、37でちょっとだけ差があったり。多分、ここの大物をどつき倒すには充分の筈……なのですけれども。
 現状のPT編成は、最初期と一人だけ変わって、ブシドー・ソードマン・パラディン・メディック・アルケミストの五人組みです。ストーリー側の編成に、これはこれで割と近い感じですね。ブシドーが主人公の代理で、後衛二人とパラディンがそのままで、ガンナーの代わりに火力担当でソードマンがいる感じ。ブシドーがめっさくさ脆いので、そこが不安材料なPTでもありますが……ま、それはそれで楽しい。
 無論、難易度はエキスパートのまま固定。ストーリークリアからのデータ引き継ぎはしていますが、グリモア・マップ・図鑑・装備品・アイテム等を一切引き継いでいないので、一からやり直し状態ですね。あー楽しい、あっさり死んでいくブシドーが儚い……だがそれが良い……わけあるかっ。

 あ、余談ですが。ストーリーをクリアした後も、そのまま第六層の探索などは続けることが出来ます。ただ、私はストーリークリアの直後にさっさとクラシックへ乗り換えてしまったので、どこまでストーリーで解禁されていたのかがちょっと不明。なお、ストーリーからクラシックへ乗り換えると、何故か主人公達5人が自動的に引き継がれてきます。ちょっと不思議。
 なお、引き継がれてきた5人だけは、ストーリー同様に喋ります。逆に他のクラシック側の面子は一切喋らないので、一人だけストーリー側の面子が混じると、そのキャラだけが、これがまたよーしゃべります。てっきりサイモンの台詞だと思っていたのが、主人公のボイスだったというのが複数発覚して、我ながら耳が腐ってるなーと思った次第。いやはや。
 一つ、ストーリーからクラシックへ乗り換える予定の方に注意事項。クラシックモードの場合、ストーリーに存在していた「遺跡」側は存在しません。従って、そこのマップと、そこで出現するモンスターについては、ストーリー内限定ということになります。従って、ストーリーモードの内に埋めておかないと、勲章を集められない場合があります。この場合、クラシックを放棄するか、そっちを再度クリアしてからストーリーに戻るハメになるのでご注意下さい。
 私はやらかした可能性があるので、戻る必要があるかもなぁ……。まあ、戻る場合はもう、今度はレベルを上げきった状態にして、レベル・装備・グリモアその他を全部引き継いで楽をしますが。

 ではでは。ひゅう、どろん。

体調不良中

2013年07月26日 23時19分01秒 | Weblog
7月26日分。

 毎度。本来なら結構な量の仕事が残ってしまっているので、残業してでも潰しをかけていきたかったところなのですが……。先週以来、どうにも身体に不調がずっと残っていて、あまり無理をかけられません。幽霊です。強行日程が何度か入っていたので、不具合がここで来たかな、という感。
 ここしばらく、体調がまともに良好と感じられた日が一日もありません。今日は多少マシ、というくらいの日はありましたけれども。トシかなーと思わないでもありませんが、まだちょっとそれを感じるには早すぎやせんかい?

 まあそれでも、明日は何とか出られればロードバイクでの走行へ出るつもりでいます。いつもの通りに。今回は新調したサドルの実戦投入テストと、ついでに物を交換して巻き直した新しいバーテープのチェック、加えてもう一つ新調したグローブのテストも兼ねます。いずれもローラー台で二回テストはしていますが、実践で使わないと判定できないところなので。
 小物類の交換を一気に3つ行った形ですが、この辺は「次」を入手するまでにテスト項目を増やしておきたいから。本当に次へ踏み切るかはまだ決めていませんが、踏み切るのであれば既に候補はほぼ絞りきってあり、後は正味、自分の気分次第ではあります。
 ただ、もうちょい今のお嬢様を使い倒して、諸々のテストベッドになってもらうことも考えてはいるわけですが……。まだまるっきりテストしてない部分がそれなりにあるので、まあしばらく保留かなーという気もしています。いっそ、その辺りのテストしてない部分をまるっと、新しい車体でごっそりやってみるという手もあるっちゃあるのですけれども。

 そういえば、体調の気がかりなこのタイミングで、先月に受けた健康診断の結果が戻ってきました。トータルの結論は、特に異常なし。数値上は、この上なく健康体と言って良い数値です。全般に無闇に良好……。唯一点数が下げられているのは、結局は身長体重のバランスが悪すぎて、体重が軽すぎるということでした。これでも、昨年に比べたら2kg近く増えましたが……多分、筋肉が増えたせいでしょう。
 血液検査・尿検査ともにおかしな数値は一つもなかったし、まあ数値上は良好なのですよねぇ。血圧も正常値範囲内で、余裕があるくらい。健康なのは良いことなのですけれども、せめてもこれに燃費の改善が加わってくれたらもっと良好なのになぁ。そこはもう、しょうがないのかしらん。
 ある意味、私の身体はちと極端な状態でして。恐らく、本来の年齢に比して、身体年齢がちょっとだけ追いついていないようです。ぶっちゃけ、はしゃいですぐ疲れて、食ってすぐ寝てしまう子供の身体とあんまり差が無い感じなのです。ただし、さすがにそこは年齢の影響が避けられず、体力の上限は相当落ちてきておりますが……。
 ちゃんと「補充」の追いついている状況において、エネルギーを燃やしきってしまうまでの短時間であれば、年齢にしちゃやや高いパフォーマンスは発揮するのですけれども……。まともにパフォーマンスを発揮させるための条件を揃えるのが、ぶっちゃけめんどくさーい。

 最後に、ふと調べたら出てきた話。ゴッドイーター2、発売日が決まったようですね。11月14日とのことで、モンハン4の二ヶ月後ってところですか。普通のゲームなら二ヶ月あれば余裕で終わるのですけれども、モンハンだとなぁ……。飽きてきている頃ではありましょうが、さて一ヶ月くらいは買わずに放置か、買って置いてそのままにしておくかという感じになるやも。
 モンハンなら組んでやるヤツが何人かおりますが、ゴッドイーターはねぇ。

 ではでは。ひゅう、どろん。

お尻あい

2013年07月25日 20時40分06秒 | 自転車
7月25日分。

 毎度。平日に休暇を入れると大概はその日にフル稼働することになるので、仕事するよりもかえって疲れるような気がします……。幽霊です。昨日も昨日で、その前夜に夜中まで新世界樹やって、昼前にやっと起きたら秋葉原へ移動。例のやつを見てから新宿へ抜けて、ロードバイクを眺めて帰ってきて、その後で三十分ほどローラー台を回してリハビリも追加しておりました。
 文化娯楽に運動と、3分野にわたって頑張っておりましたよー。お陰で、その翌日の今日は、朝から延々と体調不良に影響されましたけれども……ぐへぇ。

 で、今日の変なタイトルの件。ロードバイクに乗るようになって丸一年と一ヶ月が経過しましたが、今でも交換を毎々考えるのがサドルです。嫁を取っ替え引っ替えするような性格はしていないと思うのですが、車体の中では延々身体に触れ続ける箇所であるだけに、合う合わないの問題がずーっと尾を引く部分でもありまして……と。
 たかがサドルと侮るなかれでして、コレ、合わないものを使っていると、結構後で痛い目を見るんです。サドルもまあコレがたくさん種類がありまして、用途別・形の違い・クッション性の差異、同じ形の商品でも重量で上位下位があったりで、真面目にパーツを揃えているお店に行くと、それこそ百種類近く普通に置いてあるんじゃないかなーと思うくらいです。二次嫁のバリエーションに比べりゃ少ないのでしょうけれども、リアルにこれだけ並ぶと、どれを選んでイイやらですね。
 ちなみに。用途と書きましたが、要は走る状況によっての使い分けをする人も割といます。ロードバイクのイベントにも色々ありまして、短距離を高速で走って順位を競うレース(例えばクリテリウム)から、ひたすら周回を重ねて走行距離数(周回数)を競うもの(エンデューロ)、山をひたすら登るレース(ヒルクライム)もあれば、順位関係なく一定距離を制限時間内に完走することを目標とするもの(グランフォンド)まで。状況が違えば、選ぶサドルだって変わることもあるわけです。

 それでもまあ、ここ一年でサドルを……えー、五つくらい? 試してみて、ようやくほんの少しだけ好みの傾向は掴めつつあります。少しだけですが。それを多少踏まえつつ、昨日の外出ついでに新しいサドルを一個買ってきて、ローラー台でのリハビリのときについでで試してみました。ひとまず短時間であれば大丈夫そうですが、さて……。
 ローラー台の時点では、期待していたより合っているようでしたが。後は長時間乗って大丈夫か、というところですね。実際の環境・状況でしばらく使ってみないと分からない、というのは往々にしてよくある話でして。PVとかトレーラーの時点では「おおっコレは!?」と思うゲームでも、実際やって進めてみると「……あるぇー?」なんてのもしょっちゅう。
 自動車の話で言われるのが、シートの話で。あれ、大衆車だと若干柔らかめのものが使われていますが、スポーツカーなど走行性能を重視している車種のものだと、若干硬いものが使われるようです。柔らかいものだと、短時間なら快適だけれど、長時間になるとかえって疲れる、というのが理由のようですね。これ、ロードバイクでも事情は同じで、柔らかくて短時間での座り心地の良いものほど、長時間になると逆に辛くなったりしがちです。
 ……とは言え、ガッチガチに硬いやつはやっぱり辛いし、柔らかすぎると股擦れ起こして後で散々な目に遭うしで、加減の難しいところ。ここに加えて、個人個人で違う尻の形、座骨の幅などなど要因が諸々ありすぎて、万人向けの決定版が無い、というのが一番厄介なところでしょうね。万人みーんなに受ける二次嫁がいないのと同じことで、人気の高い嫁はいるんだけれど、その嫁を自分も気に入るかは好みによる、という次第。

 ちなみに。ロードバイクって、本来はみんな、フレームからパーツから自分の好みに合わせて選んで組み上げるものであって、完成車でフル一式をセット購入するものでもないのだそうです。サドル一つでこんだけ延々話が伸びるくらいの物なので、他のパーツもこれまた然り。人によっては、フレームからオーダーする人もいるし、これもこれでそう珍しい話じゃないんですね。
 ただ、最初に買うときは何を基準にパーツ選んでいいやらサッパリなので、ある程度方向性に従って揃えられた一式を買う、というわけ。カードゲームでも最初の内はデッキセットを買って、やってみたい方向性が決まったらバラ買いしてみたりして補強するなり組み直すなりするのと同じです。あと、他人のデッキを参考にしたりするってのも、やっぱり一緒。
 私もぼちぼちやっぱり「次」を考え始めていますが、ある程度このタイプの、自分でパーツを選んで組んで貰う方向性になるのかなーとか。完成車の方が考えなくて良いんで楽なのですが、結局後でパーツ変えて自分で載せ替えて調整して……とやるのが面倒だし、結局交換パーツ代で金かかるし、と。フレームとコンポーネントとホイール、サドル、ペダルくらいまでは見当が付いているので、それ以外で残る大きなパーツはハンドルとステム、シートポストかな。
 サドルと同じくらい接触時間が長いのに、ハンドルって未だによく分からない……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

空を目指すひとたちを見に

2013年07月24日 22時26分36秒 | 毎月のノルマ
7月24日分。

 毎度。ゲームの中と妄想の中でなら、いくらでも空を自由に飛べるのですけれども……。幽霊です。現実にはタケコ○ターもありませんしね、という世知辛い考えを吹っ飛ばす、本気で空を目指している人達の企画展示を見に行ってきました。あ、会社は今日は有給入れてお休みにしていますので、サボリじゃないよ?
 割と前々から、実機のメーヴェを作って飛ばしてしまおう、という個人プロジェクトが動いていたことを知っておりまして。最近あまり話題にならんなーと思っていた矢先に、ニュースサイトの片隅に「Opensky」の名前を久々に見かけて嬉しくなりました。まだ、ちゃんとプロジェクトは生きていて、一歩一歩進んでいるようです。
 ……ということで、今回見に行ったのは、このOpenskyプロジェクトの個人展です。んなマイナな企画、どこの会場でやっているのかと思ったら、何と場所が秋葉原。ちなみに、公式サイトはこちらになります。一時期秋葉原によく行っていた筈なのですが、こういう施設があったことは初めて知りました。場所はすぐ見当が付いたくらいなんですけどね……。
 個人的に、二年くらいずっと続けて、「毎月のノルマ」として美術展や博物館などを毎月一箇所ずつくらい回るようにしておりまして。今回のOpensky3.0も、このノルマの7月分として行ってきました。要は、何でも良いから気の向いた物を見に行くというわけです。さすがに、このノルマの中でも、空を飛ぶ物は初めて見に行くのですけれども。

 さて、ご託はどうでも宜しいですね。会場は一部を除いて撮影可でしたので、写真がたくさん。

 

 今回の展示会では、Openskyで飛んだデモ機が持ち込まれています。実機があるのは二種類、ゴム動力で滑空するグライダー機である「M-02」と、その発展系で現行の最新機である、ジェットエンジンを搭載した「M-02J」の二つ。まず先に、グライダー機の方から。

 

 

 

 

 

 

 

 既にネットなどで前々から動画などを見ていたので、メーヴェのイメージで考えるよりデカイという印象があったのですが。実機を見てみると、やっぱり確かに大きい。
 ただ、会場によくあるQ&A的なものが置いてありましたが、やはりこの点にも触れられておりまして。イメージより大きく見えるかもしれないけれど、現実にこの機体に自分の身体を預けて空を飛ぶということを考えれば、このくらいの大きさの方が安心感もあるよ、とのこと。強度や飛行するための要件その他を鑑みて、この大きさになっているようです。
 あと、正面から撮った一枚を見て今ふと思ったのが、何かこのアングルだと、オニイトマキエイに見えないでもない……。口をがばーっと開けたときの。

 次、ジェットエンジン搭載機の方を。

 

 

 

 

 

 

 さきほど、イトマキエイみたいと評した口の部分に、こちらは当然ながらジェットエンジンが収まっています。こうして考えると、マジでエンジンのすぐ真上に人が乗っている形なわけですね。原作メーヴェがそうした形でしたから、これもまた同様に再現されているということですけれども。
 そうそう、この機体、敢えて「メーヴェ」という名称は使っていないとのこと。これはあくまでも、徳間書店やジブリとは一切関わりのない、個人による勝手プロジェクトであって、万が一事故などが起こったときにそちらへ迷惑がかからないように、との配慮だそうです。

 

 なお、グライダー機の方は本体重量が66kg前後、ジェットエンジン搭載機の方は80kgちょいくらいまでいくようです。原作というか元ネタの方は、某青い人が軽々両手で頭上に持ち上げて走ったりしてましたが、こっちの世界での現実ではそうもいかないようですね……。まあ、彼女が常軌を逸した怪力であるか、重力がこっちより小さいのかもしれませんけれども。
 ただ、あっちの世界は、こっちの世界よりも空気の密度が高そうなイメージはあるかも。そういえば、ガンシップはまあともかくとして、バカガラスはこっちの世界だと飛べるんだろうか?


 余談。Opensky3.0と同時開催で、「すすめ! なつのロケット団」が併設展示されていました。どっかのホリエモンであるとか、つい最近に『アステロイドマイナーズ』の二巻目が出たあさりよしとおであるとか、彼らが絡んでいる、個人でロケットを打ち上げてやろう企画ですね。

 

 

 

 

 まさかロケットの腹の中まで撮って帰ってくるとは、思っておりませんでしたけれども……。撮影可になっていたので、何となく撮ってみました。まあ、エンジンが外されているので、当然のことながら空っぽなんですけれども。

 

 

 ロケットエンジンの、熱の凄まじさを物語る二枚を最後に。カメラがグズグズに溶けてる……。ちなみにこれ、プロジェクト参加者のマジ私物だそうです。わーお。手弁当企画だからなぁ。


 自分用のメモ。毎月のノルマの、これまでの履歴。かなり数が増えてきたんで、こうやって毎度メモを追加しないと、後で追えなくなってきたんです……。最初の頃は割と律儀に絵画展を回っていたのですが、後ろの方になればなるほど、何か変な物を見て回るようになりましたね。今日のは特に異質……でもないか、最近の傾向からすれば。

  ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」
 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」
 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)

 ではでは。ひゅう、どろん。

無神なわけでもない?

2013年07月23日 00時01分48秒 | Weblog
7月23日分。

 毎度。若干無理矢理にではありますが、明日に強引に有給を放り込んで休みにしました。幽霊です。この辺でいくらか無理をしてでも突っ込まないと、まあまた例によって休めなくなるから、という事情ですけれども……。休みを取らないというのも、それはそれで怒られますしね。
 うちの会社、有給の買い取り制度が無いので、余らせても無意味なのですよねぇ……。まあ、買い取りの制度も、アレはアレでならそもそも有給なんて保証しねーよという話になりかねず、と。大分昔に、総務に一回だけ聞いたことがあったなー。
 あの当時は今より仕事が大分暇だった筈なのですが、それでも余らせてましたね。贅沢な話だ。

 さて、昨日は政治に絡みそうな話なんてしてしまったので、今日は違う話を。
 ちょっと前に買って、また何となく読み返しているコミックス作品がありまして。全然有名な作品じゃないのですが、REXの『かみあり』という作品です。おおよそのあらすじなどは、ググっていただく方が分かりやすいかと思うので、説明は省略します。まあでも要は、神様がその辺をうろうろしているようなお話、でしょうか。
 ……ところで、ちょうど今「神様」という単語を使ったのですが、皆様、「神様」と聞いて浮かんだイメージはどんな神様でしたか? 世界に宗教はたくさんあって、唯一絶対の神様から、あっちにこっちに浮気して妻にシメられている多神教な神様もあり、祖霊的な神様、祟り神、さらには自然現象を神格化した神様まで様々です。
 うちのブログは日本語オンリーですから、読んで頂いている方もほぼ全員日本人かと思います。ウィキペディアによれば、日本の宗教の割合というのは、まるっきり杜撰な調査結果ではあるにせよ、キリスト教系で300万人だとか。これもこれで水増しされているでしょうけれども、割合としては相当に少ないと言って良いでしょう。それ以外の海外でメジャな宗教の信徒さんは、相当少ないのでしょうね。
 従って、「神様」と言われたときに、いわゆる「救世主」的な唯一絶対神を思い浮かべた方というのは、ほとんどいないのではないでしょうか? むしろ、漠然と「神様」という単語だけは読んだけれど、何かしらのイメージがパッと出なかった、という方が大半なのではないかと思います。

 私自身については、実は大昔に幼児洗礼を受けていた、らしい。らしいのですが、本人は全くクリスチャンである感覚がありません。聖書はネタとして使うために持ってはいますが、ろくに読んだ記憶がない。多分、宗教観については、割と一般的な日本人そのままであると思っています。まあイベントごとへの参加を毛嫌いする傾向があるので、クリスマスとか吹っ飛ばしがちですけれども。
 こういった辺りが、日本人は宗教を信じないと言われる由縁でしょうか。……でも、本当に宗教を信じていないんだろうか? ただ単に、それが「宗教」という単語からイメージされるほどの物ではないがために、普段全然意識していないだけなんじゃないか? と、そんなようなことを、『かみあり』を眺めていて思ったという次第。ま、コレもコレで、実はよく言われている話でもありますね。
 これまた私自身の話ですが、毎週のように多摩川河川敷を走って、上流終点の羽村堰まで行って、更にその先の武蔵阿蘇神社まで行って折り返してくるのが常です。あそこまで行けば、毎度のように写真を何枚か撮って、お賽銭を放り込んで手を合わせ頭を下げて、帰りの道中の無事を祈って帰ってくるわけです。特に御利益を期待してのことではなく、最初の頃から習慣として、一年以上続けていることになります。
 こういった行為は、特にこうすれば救われるとか、こうすべきであるといった宗教的な教えに基づく物でもないのでしょう。むしろ、そういうものであるからこそ、コレもまた実は宗教の一部に該当していることを意識しないわけです。宗教と言われて連想するような、仰々しい物ではないから。

 ウィキペディアからそのまま抜粋なのですが、「小説家の芥川龍之介は、日本にいくら宗教を根付かせようとしても無理なのは、日本が古来から「八百万の神」を崇める、神道などに見られる独特の宗教観を持つからで、釈迦もイエス・キリストも日本にくれば神々の一人という扱いになる、といった主旨のことを短編小説「神神の微笑」の中で登場人物に語らせている。また同時に、日本人が海外の思想に変化を加えて自分のものにする様子を「造りかへる力」とも表現している」とのこと。
 神道と言ってしまうとまた、日本人はつい構えてしまいがちかも知れませんが……。神社へ行って手を合わせるという行為もまた、言ってしまえば神道の一部です。ただ、国家神道的な部分に絡むものというよりは、土着の宗教であったり、もしくは生活に織り込まれた行為によるものですけれども。神前で手を合わせるのも、仏前で手を合わせるのも、意識的には大差ないよなーと思うわけで。
 結局この辺、神様が「いない」のではなくて、あまりに神様が「馴染みすぎている」がために、神様の存在をかえって意識すらしていないだけなのかも。「宗教」という単語のイメージ自体、あんまり芳しくないように思われてしまうのは……気のせいでしょうかね?

 ではでは。ひゅう、どろん。

実現性ってあるの?

2013年07月22日 22時17分48秒 | Weblog
7月22日分。

 毎度。昨日に投開票が行われた参議院選挙ですが、まあ何というか……東京選挙区から問題児が一人、何故か当選して議員として送り込まれたようですね。幽霊です。私自身も都民ではありますが、ぶっちゃけ信じられん……という気分。大草原不可避といったところですが、さて笑い事で済むのかどうなのか。
 ……と言っても、どうやらご本人は昨日のニコ生を見る限り、政党などに属するつもりはないとの発言がありました。それを貫くということであるならば、彼の主張の実現はほとんど無理なのではないか、という気はします。一議員だけで状況が動かせるほど、政治も甘くはないのでしょうし。
 個人的には、あくまで彼については、極端すぎる主張を毛嫌いしているというところであり、信念の元になっている「原発の廃止」という方向性そのものは支持しています。ただし、現実問題をとりあえず見てくれよ、という部分で賛成しかねるのですけれども。


 さて、ひとまずこき下ろしてみましたが、実際問題として、本当に原発即時廃止は可能か? 世間では色々言われていますが、自分で数字を漁ってみたことはなかったわけでして、今日はザルな調べ方ですが、少しだけ数字を探してみました。
 電気事業連合会のHPから、過去の受発電量の実績についてのPDFを拾ってきて、至極簡単な、見栄えすら何も配慮しないグラフを作ってみた結果がコチラ。

 

 スミマセン、何か思ったより小さくなってしまいました。あまり数字は読み取れなくても良いと思うので、とりあえずグラフの色の大雑把な見た目割合だけでも読み取れれば、と。
 グラフの内容は、2009年から2012年の、それぞれの年の8月における、発電内訳です。水力、火力、原子力と他社からの融通などを合算した物で、2009年度以外は新エネルギー等による発電量もこのグラフには加味されています。その割に表示が無いように見えるのは、つまりは発電割合があまりに小さすぎて、グラフに出てこない程度でしかないということなのです。ここまで小さいとは……。
 2011年の8月からいきなり原子力が激減しているのは、例の3.11による影響が出ているため。水力はほぼ変動が無く、新エネルギー等は頼れる電源となっていない実状は変わっておらず。そして増加しているのは、結局はやはり火力発電と、それから若干ですが他社からの融通などに頼る面もある様子。
 このグラフを見るに、2010年のようにかなり暑い年でなければ、何とか節電等を推し進めることで、ギリギリですが原子力発電に頼らなくともカバー出来るかもしれません。今年はどうにも暑い日がいきなりありましたから、ちょっと厳しいのかも知れませんが……。ただ、全くの不可能な数字ではないように思えます。
 無論、古い火力発電の設備を無理矢理に稼働させている部分もあるでしょうし、当然のことながら燃料の消費量は一気に増えているという資料も見付けました。火力発電は燃料を燃やして発電をしているわけですから、当たり前なのですけれども。そういった辺りをひとまず棚上げしておけば、即時に原発を全て止めても、何とかならんでもない……という数字となっています。
 ただし、それは自然エネルギーなどの発電による発電量が増えているから、では一切無いとも言える数字なのですが。


 次の論点。では、わざわざ原発を動かさなくても、ギリギリだけど何とかなるかもしれないのに、来月には原発再稼働の申請ラッシュになるとのニュースが出てくるのは、何故なのか? 原発推進派のごり押しによる罠なのか?
 ……まあ、ある意味では、原発推進派の罠と言えないこともないでしょう。事情はそこまで深い理由があるわけではなく、各電力会社の発電設備のバランスが原子力発電での発電量を織り込んだ状態で最適化されているから、かと思われます。要するに、原発ありきの発電内訳のバランスで設備を並べちゃってる、ってことです。
 それはこの先は改まっていくかも知れないけれども、今の時点では、現実問題としてそういうバランスで作っちゃっているのです。例えば、上の記事にて再稼働申請が入っている九州電力についてざっと調べてみましたが、原子力発電での最大出力が、九州電力全体の4分の1以上を占めます。実質3割程度の設備を使えない状態というのは……さすがに辛いでしょうね。
 他の発電方法でも何とか補えないことはないでしょうが、上にも書いたとおりで、その分の燃料費は当然増える。そして、増えた分の燃料費の負担がどこへ行くかと言えば……。これまた当然ですが、電力の消費者に跳ね返ってくるわけです。電力会社自身も、自社努力という形で電力費への跳ね返りを軽減している筈ですから、電力費の値上げ申請が出るのもまあやむなしの話。
 企業というのはあくまでも営利集団であり、無償奉仕のボランティア活動じゃありません。公共のインフラを預かる企業であっても同じであり、むしろ公共のインフラという立場である以上、現状の設備の維持だけではなくて、新規の設備への投資なども必要となります。設備投資のためには元手が必要であり、企業にとっての元手とはすなわち利益です。
 ま、利益をぼったくりまくる企業ってのは、さすがに信用も何もあったものじゃありませんけれども。


 もう一つ、お金の絡む話ですが、若干別の論点。今現在は停止中の原発も多数ですが、では停止ではなくて破棄してしまうとなると……それはそれでお金かかるよね、という話。放置しておけば良いという物ではないし、じゃあ廃炉するにはいくらかかるのか?
 ネットで適当に拾ってきただけのページなので、数値の正確さに何の保証もありませんが、こんなページを見付けました。このページによれば、標準的な原発一基の廃炉に必要な費用は550億円と言われていたそうですが、実際にやってみたら約930億円かかった……なんて実例があるとのこと。国内での話のようですね。
 安くは済まないだろうと思ったら、全部廃炉となると何兆円といった規模ですね、コレは。そして、その負担は間違いなく、国民負担となるでしょう。こんな規模の金額、電力会社だけで支払える桁じゃありませんからね……。
 これだけの負担を、まだ使える資産を潰してまで負うくらいなら、使える資産はせめても使い潰してから潰そう……と企業は考えることになります。特に、大きな投資をした資産であればあるほど。そして、原発は確かに事故の危険性を指摘されましたが、あそこまで甚大な規模の事故になる確率は至極低い。3.11ではあまりにも諸々が重なりましたが、逆に言えばああまでの条件が重ならない限り、大事故にまでは至らなかったということ。
 企業としては、かなり確率の低い「かもしれない」のために、利益・資産を捨てるという選択には踏み切れないでしょう。それに、廃棄した場合のコスト負担は、結局は利用者側にカッ飛んでくるわけですからね。正直、どっちに転んでも最終的なコスト負担はこっちじゃねーか、という話になるのです。それならまあ、まだしも安全基準を強化した上で、使える間は使い倒す……というのが、再稼働申請ラッシュの事情なのでしょうね。
 感情的に納得できるか否かはともかく、営利集団としての企業であれば、そう判断する状況だってことです。


 長々書きましたが、本日の結論。即時廃止というのは、相当な無理をすれば不可能でもない。ただし、燃料費その他でのコストアップはこれも即時に跳ね返ってくるだろうし、廃炉を即座に断行すれば、その廃棄費用もまた国民に全部載ってくることになる。
 従って、強引に即時廃止するよりは、安全性の保証された箇所については再稼働させて、使い倒した方がまだコスト的にマシである。再稼働の申請を受け付けたというのも、結局はそういった事情を国側も読んでいるからでしょうね。
 ろくな結論じゃないってことくらい、書いている私も承知の上ですけれども、まあコレがひとまずの現実解なのでしょう。もちっとベターはあるのかもしれませんが、即時廃止がコレよりベターとは、私は思えない。少なくとも、ただヒステリーのように即時廃止だけ叫ぶ状況ではない、と考えます。先々にどう減らすか、というのを考えるのは必要なことですけれどもね。

 ではでは。ひゅう、どろん。