黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

宇宙の戦士

2005年10月31日 21時20分55秒 | Weblog
10月31日分の日記という事で。

 ……もう、ゴールしても、良いよね……? という一言で突発的に日記を終了させたい衝動に駆られつつ、それを本気やると複数件のメールが夜中にすっ飛んできそうなので止めておくことにします。メールが飛んでくること自体は良いとして、夜中の睡眠時間をちょうど寸断するようなタイミングで飛んできそうなのがちと。ちょいと前に、午前四時という凄まじい時間帯にメール飛ばしてきた大学時代の友人がいたりで、見事に寝不足になった記憶があります。うへぇ。
 何はともあれ、今週もまた始まってしまいましたというか、今日で十月お終いじゃないか。お陰で例によってぼちぼち仕事が急増し始めていて、今日一日はあんましサボっている時間がありませんでした。まあ、考えなくても良いような所で一時間くらい無駄に使っていたりもしたので、そういう意味では余裕はまだあった訳ですけれど。まあでも、割と今日は一日早めに終わったような感覚があったり。暇すぎるよりは、ある程度仕事があるってくらいの感覚の方が、精神的に楽です。一日忙しくしようが暇しようが、同じように腹が減るってのには変わりがないのですけれど。
 なお、順番飛びましたが、冒頭のは以前に拾った「AIR」のフラを眺めていたから。原作はまるっきりやってないので内容半分以上分かりませんが、「ごーるっ……」の一言だけは一部で非常に有名ですから、まあその近辺をうろついていたら覚えてしまった罠。鳥の詩をぼんやりと聞き流しながら、その途中でぼそっと「ごーるっ……」の一言が入ってきてるというのは、嫌がらせですか? 鳥の詩を聞いて、その一言を聞くと、割とこっちまでゴールしたくなるじゃないですか。
 と言うか、明日の朝は最低気温十一度ですか。今日から更に三度下がりますかそうですか。目覚めなしにホントにゴールできそうじゃないですか。ぼちぼち朝は寒いな~と思うようになってきましたが、まだちょっとロングコートを引っ張り出すには早いかどうか。この時期は夜に晴れると放射冷却で一気に気温が下がってくる訳ですが、どうやら今週は途中まで晴れの予報ですから、しばらくは寒い朝が続くのかも。
 ついでな話ですが、内閣の新しい閣僚が決まりましたな。福田さんが入ってないのは何故だろうと、思ってみたりしつつ。好きなんですけどね、あのおいちゃん。

 さて、何日か考察ネタはお休みしておりましたが、今日は復旧。本日は旧日本軍の遺棄化学兵器処理の話。要は戦時中、旧日本軍が中国にポイ捨てしてきた化学兵器の処理費用をめぐってど~のこ~のという話な訳ですが、まずは先にネタ元のニュースをご覧あれ。ぶっちゃけ、「あほか~」と呆れたくなってくるでしょうから。余談ですが、このニュースが出てきたのが朝日じゃなくて産経だ、というのがまたちょっち笑えます。
 中国に旧日本軍が化学兵器を遺棄してきたということに関しては、日本側の独自調査で数を修正するどうこうという記述があるので、ひとまず確かなのでしょう。ただ、問題になるのは、まずその数。中国側がまあ水増しして言ってくるであろうというのは簡単に予測が付くとは言え、随分とまあ日本側との主張に食い違いがあるものです。無論、置いてきちゃった側が少なめに報告すると言うのも十分あり得る話ですから、結果としては日本も中国も、どちらもまともに誤差範囲といえる弾数を言っていないというオチがありそうですが。それにしたところで、何の根拠となるデータも示さないまま、というのは宜しくない。嘘ついてますよ~と公言しているようなものです。
 次の問題、一般的な相場に比して異様に高いコストでの支払を要求されているということ。これを言っても中国側としては「戦後賠償」の一言で片付けようとするでしょうが、さてはて、中国と言うのは既に先進国の仲間入りを果たしていたのではなかったか。国連の常任理事国にまでなっていて、まだ後進国を名乗っていたらお笑い種ですが、実際にはそのお笑い種を未だにやっているような気もしませんか? 未だに日本からのODAを毎年せびっているのはどこの国であったか、加えて今回のような話でことあるごとに吹っかけているヤクザ国家はどこであったか。ああ、我ながら今日は口が悪いなぁ……。
 ともあれ、遺棄してきてしまった化学兵器の処理を、日本側が費用負担するということに関しては、何ら問題はありません。むしろ戦争はとっくの昔に終わったのであり、その後始末を自らきっちりやって、自分で自分のケツを拭くというのは当たり前のことでしょう。ただ、気に食わないのは、そこへ便乗してついでにこっちのケツも一緒に拭けや、とさも当たり前のような顔をして言ってくる国家があるということ。それが国連の常任理事国だというのだから……これがお笑い種でなくて何であるのか、と。シラカバ一本伐るのに百ドルぅ? 要員宿舎はプール付きぃ? はぁ? ……っと、摩邪ネタということで、後のオチは適当につなげてマイク投げて下さいませ。カンカンカ~ン。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051031-00000000-san-pol)

 本の話。ちょいとまた時間はかかりましたが、『宇宙の戦士』を読み終わりました。まるっきり「スターシップ・トゥルーパーズ」とは別物とは聞いていましたが、これじゃ原作の意味がなかったんじゃないかと思うくらいです。一応、あの映画の原作が、これの筈なのです。ロジャー・ヤングの名前も、リコの名前も、カルメンも、確かに原作の通りではありますけど……ねぇ。グラフィックスで全部金を使い切ったんじゃあるまいか、とはよくよく言われたところです、あの映画。
 月末になったので駆け込み購入、しようかと思ったのですが、買ったは買ったもののかなり抑えた買い方になりました。たまたま今ひとつ身体の調子が良くなかったので、本を買うにもテンションが上がらなかったというのが最大の原因ではありますが。もう一つついでに、来月からの定期を買うのに現金を残しておかねばならず、お金下ろすの忘れてたというアホな状況もあったのは確か。結局、買い込んだのは五冊だけでした。少ないなぁ。
 購入の列挙は最後にやるので割愛として、文庫二冊が海外SFものを立て続け、というのがまた何ともはや。その一方で、コミックスに『山田のり子』が入っているのが、組み合わせ的にはとってもシュールで良い感じです。また見たな? と。来月は『戯言シリーズ』の最終巻、『有閑みわさん』の新刊が出てくる筈ですし、また地味に買う本はありそうです。さすがに一旦、月間増加ペースが三十冊程度まで落ち着いてくるかしら、と。
 余談。ついでに『シートン動物記』を買おうかと思ったのですが、『ファーブル昆虫記』はあってもシートンが見当たらなかった罠。疲れていて探す気にならなかった、というのも割と大きいのですけれど。虫よりは動物の方が良いのよ……趣味的に。まあ、その内に両方揃えるのかも知れませんけど。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『宇宙の戦士』、コミックス『派遣戦士山田のり子』四巻
買い:文庫『地球の長い午後』、『ニューロマンサー』、コミックス『派遣戦士山田のり子』四巻、『警死庁24時』一巻、『アトリ抄』一巻
途中:なし
累積読破:文庫10冊、コミックス21冊
累積購入:28冊

それでは。

反作用

2005年10月30日 21時45分37秒 | Weblog
10月30日分の日記という事で。

 エネルギー保存の法則って知ってます? どんなに変化しようとも、全体としてのエネルギー量は変わらないってやつですが。さすがに昨日は、疲れました。秋葉でネタ全開とか、途中からテンション全壊とか、日記の長さも全開とか。二日分、いや、もう一週間分くらい使い切りましたよ?
 で、昨日にあらゆる意味でエネルギーを使いすぎたので、今日はあらゆる意味で省エネどころか消費ゼロです。と言うか、布団の上からほとんど一歩も出てませんよ? 常時万年床ですから、いつもと変わりませんけど。そういえばほとんどトイレにも立ってないし、飯すら食ってなかったなぁ。エネルギー、使わなさすぎ。
 夜の七時くらいになってさすがに腹が減りすぎて、立ち上がるにもくらくらしてきたので、うわ~まず~と棒読みしてからようやく買い物へ行くくらいの始末です。ここまでくると、省エネというのも何か意味が違いすぎる気も。何だろう、この一日を立派に無駄にし切った反充実感は……。
 ちなみに、晩飯は鍋です、鍋。鍋と言っても、白菜切ってほうれん草切って、豚肉入れて、豆腐入れて、終わり。お湯沸かしてダシパック突っ込んで、後は煮るだけ♪ というか今気が付きましたが、ご飯のパック買ってきておいて、食べてません。消費カロリーもそりゃ少なかったろうけど、摂取カロリーも低すぎないか自分? 休みになるとしょっちゅうこれをやってしまうから、体重が増えないというか稀に減るのか。自殺願望ですか?
 ともあれ、上記のような理由につき、今日は日記も省エネです。だって、ネタが何も無いんですもの。

それでは。

秋葉原精鋭遠征

2005年10月29日 21時23分01秒 | オフ
10月29日分のオフレポと言うことで。

1:午前中一ターン目

 さて、いつの間に話が決まったんだかは見事に忘れてしまいましたが、本日は某所チャット面子、わは~たんこと香流様との、一対一での秋葉原オフ敢行日で御座いました。行こうという決定と日程の調整は割と前に終わっていたのですが、何時に集合というのが決まったのは実は木曜日だったという豪快な状態だったのはまあ毎度お馴染みなので良し。ともあれ集合は十一時に電気街口という感じで、私自身は十一時よりは多少前に到着。んが、香流様の方は十一時の四十分前という早すぎるタイミングで到着していたようで、何だかなぁと。私の方がオフに置いて後に到着するというのは、割と珍しいパターンです。
 本人の曰く、普段は別の線で来ていたものを、たまたまJRで来たら時間が大幅短縮されたんですよ、とのこと。でも、かかる金額はかさんだようですが。さて、集合したは良いのですが、のっけからどこへ行くか全く決めていないというのがトワイライトクオリティー。まあ、秋葉原に行っておいて事前にどことどことどこへ行くか、なんて決めておくというのは無粋というものですが。ともあれ何となくという感じで、人の流れに任せつつ、つらつらと移動を開始。以下、ぶっちゃけどういう順番で回ったのか既に覚えていないので、ある程度覚えている範囲で時系列に添いつつ、すっ飛んでいたり入れ替わっていたりするのはご愛敬ということで。
 最初に回ったのは、何故か看板が目に付いたので「武器」のお店。こんな店あったっけかな~とか思いつつ、ノリで入ってみることに。雑居ビルの三階まで階段で上がり、入ってまず目に入ってきたのは……日本の甲冑。何かまたアレな所に入ったかな~とは思いつつ、店内に入ってみれば、まああるわあるわ。模造刀に槍に斧、鎖鎌にサーベルにダガーにモーニングスター。いずれも刃は付いてないし、モーニングスターは金属製ですらなかったのですが怪しさは充分バッチリ♪ のっけからネタを引き当てたな~と思いつつ、二人してアレが変だこれは実用に向くのかとか無駄話を展開。一番ネタだったのは、竹箒の仕込刀でしょうか。紹介文に、巫女さんにぴったりとか書いてあったのもご愛敬です。
 武器屋を後にして、次に二、三軒回ったのはいずれも「怪しい雑貨」を扱う店の類。スタンガンとか監視カメラとかナイフとか諸々扱っているお店ですが、ここでの注目の的になったのは懐中電灯。懐中電灯と言っても、あれです、やたらとボディの長い大光量のやつですね。電池フルに突っ込んだら、これは主要用途はもう懐中電灯じゃなくて撲殺兵器だろうとしょ~もない話を展開しつつ。素人が扱うならナイフみたいな刺突動作とか切り裂く動作が必要な物ではなくて、要はバットのスイングの要領でいける打撃武器だろ~とか何とかまた無駄話。取扱説明書にはきっと、主要用途は打撃用、ついでにライトも点きますって書いてあるに違いないという結論で一致しました。馬鹿だねぇ。その他、店頭で手裏剣とか置いてあるのに笑いつつ、ついでに先の懐中電灯に取り付けてトンファーに仕立て上げる無駄雑貨を発見してみたりで、やっぱ打撃武器じゃねえかと突っ込み入れたのは当然ですね。更に馬鹿だねぇ。
 そういった傾向で回った後で、このまま方向が一緒だしってんで、私がごくたまに覗きに行くエアガン専門店を見に行ってみたり。午前中はそういう所ばっかり回ったことになる訳ですね、結局は。別に何らかの意図があって、関連づけていたということも無いのですけれど。まあ、ここではさしたるネタも無し。二人してデザートイーグルでかすぎ~とか、こりゃ何に使うパーツやねんとか細々突っ込んでみたくらい。ここまでの他の所が極端に変すぎたか。ともあれ、その店を眺め終えた時点で十一時半を回ったので、そろそろ飯にするか~と駅前まで一旦引き返したのでした。午前中分、ターンエンド。


2:午後一番二ターン目

 秋葉原に誰かとオフに来た場合、私がしょっちゅう行くのが秋葉原デパートの中にあるカレー屋さん。単に私が行き慣れているというだけの理由ですが。運良く今日も二人分席が空いていたので、さっさと入り込んで食事開始。ここでオムレツカレーを毎度注文するのも、いい加減恒例になってきたような気がする。さておき、私自身は辛いものが苦手なので辛さは「普通」を毎回選ぶのですが。この店、「普通」と「辛口」という二通りから選ぶことができます。これまで一緒に来た人には辛口を頼んだ人がいなかったのですが、今日は香流様が辛口を選択。ご本人曰くの感想、「胃が熱いというか結構キツイ」とのこと。最後の方で一口だけ貰いましたが、こりゃイカン、辛い。と言うか何ですか、あそこのカレー屋は、甘口と激辛の二種類しか無いのか? 「普通」だと私でも辛さが無いな~と思う程度なのですが、「辛口」にするといきなり激辛レベルまで上昇します。真ん中が無いじゃないか……。なお、香流様は最初に全く味を見ず、タバスコ入れようとしてました。味見して良かったねぇ……でも、ネタ的には惜しいねぇ……。残念。
 飯が終わったところで、秋葉原に来たからという訳でもないのですが、弾幕に潜りに行く私がいたりして。前夜に東方妖々夢を座布団霊夢でキャラ自己ベスト更新しつつハードでクリアとかやらかしておきつつ、エスプガルーダにまた潜る、と。プレイ中に音信不通になっていた高校時代の友人を一回見かけて、ちまっと「おひさ」「よう」という小さなやり取りがあったとかいう小ネタも挟みつつ、それでも頓着せずにプレイ続行する辺り、何か人格悪くなったような気がしないでもないです、自分。まあ良いか。しかしまあ、土曜日にスーツを着て、あの午後一番の時間帯に秋葉原にいたと言うことは、就職活動中の帰りだったのか、それとも午前中勤務か何かだったのか。何はともあれ、我が古い親友に幸いのあらんことを。なお、珍しくタテハでプレイ、スコアが確か四千万ジャストくらい。割と、タテハとしてはベストに近かったような。普段はアゲハなのですけれどね。
 さておき、コインを突っ込み終わって弾幕に飽きたところで、地下のメロンブックスへ移動。これでどこのゲーセンだか特定出来る人もいるでしょうねぇ。メロンでちまちまと同人誌の動向を眺めてみたり、同人ソフトの並びに笑ってみたりしつつ、店内を一巡り。何故かBGMでアリプロが流れてるな~とか思う一方で、レジの列が18禁コミックス本コーナーを一巡りするように並んでいるのに二人してまた突っ込み。「むしろこれレジ並ぶ気失せるだろ~」と。なお、後でちょいちょいとした買い物をするためにメロンへ戻ってきたのですが、レジ待ちの列がほとんど縮まっていなかったのはお約束ですな。
 ……と、順番が前後しましたが、そういえばゲーセンに行く前だったか後だったか、メロンへ行く前にとらのあなへ寄ったような記憶があります。既に記憶がごっちゃりになってますが、まあ今回は大して順番も関係ないので許して下さいませ♪ 香流様に東方花映塚の製品版を買わせようとして連れ込んだ訳ですが、店内はそっちよりもつい最近に発売されたフェイトの新作のポスターばっかりだったり。とらのあなでは、私が花映塚を買った時は山積みにされつつ、ご購入の際はレジにて直接お申し付け下さいとの注意書きがあったくらいでしたが、さすがに今くらいになると通常の平積み状態になるようです。どーでも良いですが、ああいう店頭デモ画面に流れてるくらいにスムーズに動いてくれると快適なんだけどなぁ。うちのノートじゃ性能が圧倒的に足りないなぁ。
 順番がごっちゃりしてきましたが、更に午後一番のどこかのタイミングでK-BOOKsへ寄った記憶があります。もしかすると昼飯が秋葉原デパートでしたから、真っ先に行ったのがKブックスだったかも知れませんが。総計して二桁程度の店へ寄っているので、もうどこへどのタイミングで行ったんだか、そもそもどことどことどこへ行ったんだかすらまともに記憶に残っていません。ともかくもKブックスで色々とコミックスやらを物色しつつ、ついでにツンデレ大全を探してみたのですが、どうやらあそこでは売り切れていたようです。そんなに人気だったのか、あれ。香流様がたまたまamazonで検索してみたら売り切れだったとか言っていましたし、それなりに売れた……のか? 香流様が探し物を二つほど買うというのでレジ待ちをしていましたが、会計を終えた後にぼそっと言った言葉。「前に並んでた人、あれ絶対しばらく風呂入ってませんよ」……うわぁ。まあ、秋葉原らしいっちゃらしいですけどねぇ。これに出くわすのも、お約束か♪
 といった辺りで、午後一番の二ターン目終了。ちなみに、大体このタイミングで二時過ぎくらいでしたが、未だに香流様は「胃が熱いな~」と申しておりました。私もあれはさすがに一口でゲンナリしたくらいでしたが、それをかなりデカイ皿で一人前食べきった香流様に、敬礼。明日辺り、胃が痛いだろうなぁ……合掌。


3:午後後半三ターン目

 二時を過ぎた辺りで、ぼちぼち私が疲れてきたので、休憩を謀ってみんとす。まずは秋葉原デパートまで戻ってマックで休もうかと思ったのですが、行ってみたらごっちゃり混んでいたので断念。仕方がないので、ちょっと外れた位置にあるドトールへ行ってみるかということに。しかしまあ土曜日の秋葉原というのは人での多いもので、ついでに歩行者天国になっていないからもう人出が邪魔で邪魔で仕方ありません。横断歩道で信号に引っかかると、もう人がごっちゃりと詰まります。そういう中で、ティッシュ配りのお兄さんが様々な妙技を連発していたりして。いきなり路上で土下座、というパフォーマンスが出た時には、さすがに「うわぉ」と思いましたわよ。ちなみに、セガのでかいゲーセンの前にある横断歩道です。あそこを何度も通りましたが、その度にお兄さんを見かけたような。熾烈なノルマでも課されていたのだろうか……。
 ともあれドトールに着いてみれば、マックほどは混み合っておらず、取り敢えずは小休止の席を確保できました。ようやく一息、さてちょっと本でもと読んでいたら、香流様がリュックを開け閉めしていたところ、突然ファスナーがブチ壊れるというおかしなアクシデント発生。昼間のカレーといい、そもそも電車の到着時刻を読み誤って四十分前に到着とかいうのといい、妙にトラブルを引き込みすぎているのは何故だろう。その割にはこちらにほぼ一切何もトラブルが出ないという辺り、どうも周囲の不幸を自分に引っ張り込んでネタを発生させているんじゃあるまいかと思ったりしてしまう訳で。本人の曰くでは、「そんなネタは要らないです」だそうな。そりゃ~そうだ。でも、ネタはやっぱり集まってしまうのでした。
 さて、午後の休憩が終わった辺りになると、ぼちぼち二人とも感覚が麻痺って来たらしく、ネタを探し求めて歩き回るようになってきました。全部ピックアップしてるときりがないのでかなり端折っていきますが、とかく逝ってしまっていたのがドン・キホーテ。ネタだしというので突入してみたところ、まず笑ったのが駄菓子のコーナー。昔懐かしの「酢だこ」三十枚セットとか、うまい棒パック(非売品)とか、ココアシガレット大箱版とか、一メートルを超える長さの特大「黒糖ふがし」とか。「これ、誰かの誕生日プレゼントに渡したら楽しいよね~、ネタで」という会話があったり無かったりしますが、本当にやるかどうかの保証はありません。やらないという保証も無いですが♪
 ドンキネタは更に続き、その上の階で最高潮へ。そのフロアは、要はパーティーグッズとかを扱っていたフロアでしたが、そこで発見、ピンクの照明で照らし出されたコスプレコーナー。これは怪しすぎるだろ~と思いつつ、突貫。ゴシック風ドレスだの、氣志團の衣装だのその他諸々眺めて行きつつ、一番目に付いたのがレイザーラモンHGの、アレ。まさかそんなもんまで……ああ、まあ時流だしあるか~と思ったものですが、値札を見て二人してコメント「高っ」。他のが大体二千円とか四千円とかいう中で、あのレザーな衣装は七千円後半で御座いました。誰が買うんだ、誰が。もう一つ同じコーナーでのネタとしては、チャイナドレス。しかも割と大きなサイズのやつで、身長180の私でも縦の長さが充分取れるというくらいに長いやつ。「これ私でも着られるねぇ、男だけど」「違和感無いですよね、きっと」「そだねぇ。足の毛だけど~にかせんとイカンけど」「剃るんですか?」「いやいや、タイツで誤魔化すかねぇ」というのが、実際に交わされた会話です。やっぱり馬鹿だねぇ。
 もう一つピックアップするネタとしては、アソビットシティ。途中階の過程は全部すっ飛ばしますが、最上階へ行った所で爆笑。まあ、入り口の案内看板で最上階の中身を知ってはいましたし、もちろん狙って行った訳ではありますが……ねぇ。何があったかと言えば、等身大フィギュアが。ああ、やっぱりこういうものがあってこそ今のアニメ・ゲーム・ヲタクの聖地になった秋葉原だよな、と。そういえば、同じアソビットシティの一階だかどこだかに、ナコルルの等身大フィギュアが置いてあったような気もします。その前を何度か通った際に、「ナコルルってあんなに背高いキャラだっけ?」「いや、下の台で底上げされてるからだと思いますけど」「いや~、にしたって背が高い感じがするけど。単にゲーム中で極端にロリに見えるだけ?」「でしょうねぇ。人気ありますし」「あるけど自分で使うと弱いんだよね」「ですねぇ」これまた実際にあった会話。う~む、我ながら見事なまでのヲタだ。
 他、探し物をして古本市場へ寄ってみたり、またしてもメッセサンオーの二階に嫌がる香流様を放り込んでみたり、花映塚を買わせて「ようこそ廃人の世界へ、我が同志」とか言って嫌な顔させたり、小ネタには事欠かない午後となりました。素晴らしい♪ といったところで、三ターン目終わり。


4:ターンエンド、延長戦

 そろそろ五時に近くなってきて、空は暗く、雨もそれなりに降ってきた訳で。ここらで締めかな~ということで、何となくボークスへ寄ってみたり。フィギュア、ガレージキット、ドールの専門店として有名……かどうかはさておき大御所的なボークスですが。さすがに場所的に行くのが面倒なのか、ちょっと店内人は少なめ。お陰でじっくりと観賞出来たから良いか。二人して店内に飾ってある作品群を眺めつつ、スコープドックを見かければ「どっかの人が大人の意地と根性で1/1作ったねぇ」とか、ゲームのキャラのガレージキットを眺めつつ「これ誰だっけ?」「さあ?」「でも、後ろ姿だけでも幾つか分かるのがあるって時点で、何か終わってる気がする」という会話があったりとか。やっぱりヲタだなぁ。
 ついでに、スーパードルフィーの作品が並んでいるコーナーへも突っ込みましたが、二人して一致した感想は「夜中に目があったら怖すぎる」という所。目玉の部分だけ売ってるコーナーで、「目の見本がずら~っと並んでるのは怖いだろ……」とぼそっと突っ込み。少年というか男性ドールのボディーを見て、「理想的なマッチョボディーだねぇ」とかこれまた突っ込み。もひとつおまけで、ドルフィーと同じような、ドレス+髪あみコスをしていたリアルの女性を見かけて、「実際にやって似合うようになるのって……難しい」というコメントもあったり無かったり。そういえば、午後一番に行ったゲーセンでも、何故か女性店員さんがメイドコスしてたような。白い眼帯してたのは、あれもアクセントだったんだろうか。ともあれボークスをしばし堪能し、降りようかというところで、ガチャポンコーナーの傍を通過。その際に見かけたネタなガチャポンが……「原色甲殻類エビ・カニ図鑑」。リアルな彩色の甲殻類のガチャポン。誰が買うんだこんなもん、と更に突っ込み。ツッコみ所しか無いじゃないか。
 さて、ボークスから出て、そろそろ解散かな~とは思ったのですが。ちょいと小腹が減ってきていたのと、それから最後にもういっちょネタで締めたいな~という思惑が生じて、香流様を引きずってドンキまで戻ってみたりしました。何故かと言えば、そこの麓でたこ焼き屋があったのを記憶していたから。オフの締めくくりにたこ焼き、素晴らしくネタな終わり方じゃないか、と。ぶっちゃけ、その隣にあったクレープ屋かおにぎり屋さんでも良かったのですが、クレープを野郎二人で並んで食うのもアレですし、おにぎりだとちょっとしっかり重たすぎるかと思い、たこ焼きに。と言うか、そんな小難しいことを考えなくとも、個人的ネタ度数でたこ焼きに決定。今日の奉行は伊東に決定……あれ?
 さて、ここでもまたしても、香流様が一方的にネタを引き当てて不幸な目に遭うというのが、お約束。と言うか、何でここまで極端に彼に被害が偏重するのでしょう。私はたこ焼きの塩だれ六個入りを、香流様は辛口のたこ焼きを八つ入りで購入。二人して熱い熱い喚きながら食べ始めたのですが……少しして、香流様が咽せ始める罠。「どうかした?」「……めっちゃ辛いですこれ」「また?」「予想以上に」。ちなみに、香流様は見落としていたようですが、店の前に置いてあった立て看板に、「辛さに挑戦」とかそういった文言がハッキリ書いてあった訳で。「書いてあったぞ?」「……マヂですか」とまあ、結局昼飯のカレーで激辛を引いて、締めのたこ焼きでもまた激辛を引いたのでした。ついでのトドメ。香流様が何故か持ってきていた缶コーヒーを頂いたのですが、二人して一言。「たこ焼きにコーヒーは……合わないね」。以上、これにて延長戦終了。

<戦績一覧>
・巡回先店舗数:二桁
・聖地滞在時間:六時間半前後
・双方被害比較:ゼロ対百
・オフカオス度:いつもより余計に回っております
・締めのお言葉:「さすがだな俺ら」

それでは。

本離れ

2005年10月28日 21時20分31秒 | Weblog
10月28日分の日記と言うことで。

 昨日は細かい電車トラブルに色々引っ掛けられたな~と思っていたら、今朝もどこかしらでトラブルがあったらしくまた電車が混んでいてウンザリした輩です。まあ、特に電車が遅れていたわけではないのですが、ごっちゃり人が乗っていてまたしても潰されかけておりました。折れる折れる、というか、み、味噌が出るっ……違うか。ちなみに、お脳のオミソですわね。耳からぴーとか吹いたら……汚いだけか。
 どうやら今朝は関東の各所で濃霧が発生したがために、信号機が見えなくなるといったようなトラブルが起こったために電車が遅れたようで。高速道路も一部通行を停止したり、もしくは速度制限がかかるなどの影響が出たとか。霧の都心なんてそれらしくて良いじゃな~いとか思うわけですが、実際にはそんな綺麗なものでもないようで。まあ気分としては悪くない眺めでしょうけれど、それは休日に眺める分にはという話であって、平日会社へ向かってるときにやられると、迷惑千万邪魔なだけ~と。
 話変わって、いきなり保険の話。私自身はまだ入社したて……とも言えないにせよ、まだ規定があるんだかどうたらで民間の保険には入っていません。会社の労働組合の共済保険の類には加入してますが、どっかの第一とかめーじやすだとかにっせーだとか、そこいらのにはまだ何も入っていない訳でして。んが、ぼちぼち保険入りませんか~、お若いうちなら安いですよ~という宣伝文句がちらほら出てくるようになってきて、二社ほどからこんなんど~でしょ~というご提案書を貰ってみたり。まだまともに見てないですが。
 保険、ねぇ。一応、大学時代に経営学の一環として「保険論」という講座を四年の時だか三年の時だかに取っていたので、最低限度の知識は持ってはいます。が、いざ自分がそれに加入するということになってくると、またまるっきり話が違う訳でして。取り合えず手近なところで、親でもとっつかまえて保険ってど~よと訊いてみるのが順当なところなのかも。ど~でもいいですが、月額一万円くらいなのね、ある程度抑えた保険て~のは。今の手取額からまた一万下がるかと思うと、微妙にゲンナリ気分になれます、はい。

 本日のネタは、読書離れと言うことで。近頃の若者は本を読まない、なんてな物言いはしょっちゅう聞くわけですが、実は中高年のほうが本離れが申告であると言う調査結果が出てきてしまったようです。いやはや、これでは面目丸つぶれですな大人の皆々様方。若者に本を読めとおっしゃるのであれば、まずは自らが進んで読書の姿勢を示さねばならないのではないのですか? とかニヤニヤ笑いをしてみつつ、まあ本離れが進んでくるのもやむを得ない所もあるのだろうな、とは思います。一応は月に十冊前後の文庫を読み潰す私にしても、そう思わざるを得ないという面があるくらいですから。
 今の世の中、働いている人は本当に忙しくなります。私のようなぺーぺーはまだ仕事を回されても何も出来ないから、ということで時間がありますが、中高年ともなればそうもいかないでしょう。うちの会社でも、忙しい人は業務時間が終わったと思ったらその後も九時十時十一時と残業していたり、一度は何と社内での電子メールの発信時刻が午前一時なんて恐ろしい時間になっているものもありました。たまたま夜勤の時だったのかも知れませんが、ともかくもそういった仕事に追われる生活の中では、なかなか読書の時間と言うものは作れないもの。通勤時間に読めば良いようなものではありますが、毎朝毎晩お疲れでは、一時間二時間の通勤時間も貴重な睡眠確保のために割かざるを得ないでしょう。
 ついでな私の持論ですが、本と言うのは既に時代遅れも良い所のメディアです。書いて刷って出版されるまでに一年くらいはかかってしまいますし、そんな速度では情報伝達としては全くもって意味が無い。大昔のようにあまり変化が無いような時代ならともかく、今の一分一秒の遅れですら誤差が大きく出てくるような世の中では、全くもって通用しない速度です。速度ならばネットに劣る、正確さならば新聞に劣る、理解のしやすさならテレビに劣る。しかも単価は高いし場所も食うし、そして紙資源の無駄にもなります。どうでしょう、これでは、普段あまり本を読む習慣の無い人が、新しく本に手を伸ばそうなんて思うものでしょうか。
 加えて言えば、本を読む、すなわち読書という行為にはそれなりの訓練が必要になります。いちいち紙に書いてある文章を目で追っていき、ものによっては五百ページを超える長さであったり、十人を超える人物のそれぞれを記憶せねばならず、そしてページを進めるごとに進展していく状況を頭の中で整理して読み進めねばなりません。慣れてしまえばそれは当たり前のように出来る行為なのですが、それを新しく習得しようとすると結構な手間になります。それこそ子供の頃からでも読み慣れていないと、大人になってから読もうという気分にはなれないでしょう。しかも、子供の内に「読みなさい」と強制されれば、ますます読む気が失せるもの。本離れも進む訳です。
 そうであったとしても、それを自分でもよくよく分かっていたとしても、本読みはいます。それは例えば私であったり、私の周囲にいる誰かさん達であったりする訳ですが。私を含めたこういう本読み連中と言うのは、そろいも揃って一種真性の被虐趣味であるに違いないと確信を持っているくらいです。まあ何はともあれ、本読みにとっては読書は「趣味」ではなく、「生活の一部」なんて格好の良いものでもなく、単なる「病気」です。それがマイノリティとして次第次第に少しずつ追いやられていくのは、必然的なことではあるのかもしれません。そうであっても、私が本を買って読むのを止めることは、ないでしょうけれど。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000014-yom-soci)

 本の話。今日から『宇宙の戦士』を読み始めましたが、随分長々積んでいた割には、読み始めてみれば進みがある程度早いのはご愛敬。ただ、今日は昼休みの二十分ほどを保険の説明に潰されてしまったので、ちょっとばかり不機嫌になったのは仕方のないところ。会社だととかく退屈なので、貴重な昼休みの読書時間を邪魔されると、もの凄く機嫌が悪くなるのですわ。単に、習慣動作を邪魔されるのが気に入らないだけかも知れませんが。
 ともあれぼちぼち月末ということで、ここまで出費を調整していましたが。ここいらでそろそろ、また例の如く月末駆け込み購入に行くタイミングになりつつあります。大体使える額も見当が付いてきましたが、ほぼ諭吉さんお一人分ほどの余力があるようです。服買って香典出してとやった割には、まあそれなりに余力があるような。と言ってもここまでの購入冊数が例月に比べれば少なめですから、そういう意味では総数的に見れば抑えている方なのかも。でも、上に引っ張ってきたニュースみたいな話を聞いた後だと、これでもバカみたいに多いような気もしますが。
 ちょっと読んだ順番とは食い違ってしまいましたが、『トリニティ・ブラッド』のレビューを叩き終えたので、日記が終わり次第アップします。至極珍しい連続更新になりましたが、さすがにここで一旦途切れますので悪しからず。しかしまあ、サイト本体が本気で単なる書棚と化してるなぁ。まあ、良いのですけれどね~。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『宇宙の戦士』
買い:なし
途中:なし
累積読破:文庫9冊、コミックス20冊
累積購入:23冊

それでは。

ドンキ採用差別

2005年10月27日 22時30分15秒 | 就活雑感
10月27日分の日記という事で。

 どういう訳か、今日は朝から帰りまでずっと小さな電車のトラブルに見舞われっぱなしだったようです。まあ、トラブルと言っても電車が三分くらい遅れるという程度の些細な物でしたが、三回もトラブル食らったらこりゃ~どうしたもんかとも思います。朝一番はどうも駅のホームが混んでいるな~と思ったら三鷹辺りで電車内で急病の方が出たらしく三分ほどの遅れ。ちょっとした遅れでも、中央線は簡単にホームが溢れてしまうのが難点です……。しかも朝のラッシュがいつもよりも酷くなった罠。押し付けるな潰すな痛いと言っておろうにというか肋骨折れる~。
 で、昼過ぎにまた今週も法人税講座と言うことで池袋へ行ったのですが、行きは何事もなかったのですが帰りにトラブル。あれは何だったか忘れてしまいましたが、今度は二分ほど目白駅で足止め。まあ大したロスではないのですが、朝に引き続いてこれかよ~と思ったもの。で、業後の帰りにも結局はもう一回三鷹だかどこだかで時間調整のため停車。何か呪われてませんか、今日。逆に言えば、この程度で済んでいるのだから運が良いのか?
 ともあれ、もう一つ無駄話。今朝方にNHKニュースを眺めていたところ、女性アナウンサーの名前が○○美鈴というお名前で……朝っぱらから「ほん・みりん?」とか、「諦めました」とか、「違うでしょちが~うでしょ~?」とか思い出して吹いたのは秘密。まさかこんな所でくれないみすずと鉢合わせるとは。朝っぱらから東方とはもう、色んな意味で毒されすぎていて我ながら終わったな……と思ったのでした。

 本日のネタ、ドン・キホーテの採用における、学歴による「差別」の話。記事の詳細は例によって下の「ネタ元」にアドレスをそのまま貼り付けてあるので、自力跳躍をお願い致します。
 さて。ドンキが学歴で採用差別ということで、『フライデー』がすっぱ抜いてドンキが文句付けて裁判沙汰~、そしてその判決として「差別があった」という認定が出されたというのが今回のネタですが、さてはて。一般的な世間様の反応としては「未だに古臭い学歴信仰にとらわれている企業があるだなんてけしからん」という所でしょうか。まあ、私自身も感情的にはこれに近いところもあるのですが、ネットでちまちま見解を漁ってみると、他の見方をしている人もいます。その辺りの話もあわせて眺めてみるに、割と納得。
 そちらの見方としては、「学歴による差別」を諸手を挙げて肯定するという訳ではないにせよ、それもやむを得ない所があるのではないかという感じ。実の所、私もこちらの見解に近いものもあります。正味な話、今でも学歴というのは一定の尺度としては一応の有効性があります。一昔前の「学歴信仰・偏差値信仰」的なところまではいきませんし、ああいったものが叩かれたからこそドンキの話も煙たがられたのだろうとは思うのですが。それでも、学歴・偏差値を最大の判断基準とするのではなくて、まあある程度の「参考」として見るのであれば、未だもって学歴・偏差値というものは有効な指標です。と言うよりは、他にろくすっぽそういった判断基準に出来そうな指標が無い、というのが問題なのかも知れませんが。
 ちょっとした話。もし仮に、自分が何かしらの店でアルバイトをするとしましょう。ちょいとばかり「差別的」用語を使うことをお許しいただきたいのですが、バイト仲間に「低学歴」の人の多いバイト先と、「高学歴」の人の多いバイト先と、どちらの方が良いでしょうか。「○学歴」という所を「○偏差値」と書き換えても良し。バイト先を選ぶ要素はたくさんあります。時給は幾らか、仕事は楽か、勤務時間はどうか、休みやらの融通は利くのか、バイト先のブランド価値はどうか。最後のやつは、要は有名チェーンとかそういう所の方が分が良さそうとか、フォローがしっかりしてそうとかまあそういった意味合いですね。その中で勿論、バイトの同僚や上司の人柄というのも入ってくるでしょう。私なら、取り敢えずは高低どっちかを選べと言われれば、ひとまずは高を選ぶでしょう。
 ついでに言えば、バイト先をブランド価値やらネームバリューで選ぶのも、学歴や偏差値で一定の判断を下すことと何ら変わりはありません。働く側はいい所で働きたい、雇う側はいい人を雇いたい、これ当然の心理です。もう一度また「差別的」用語になりますが、わざわざ「痛い」人を雇いたいと思う会社は無いでしょう。同様に、「痛い」人がバイトの同僚として居て欲しいと、貴方は思うでしょうか。要はまあ、ドンキの話もそういった所なのではないか、と。あまり良い感じの話ではないですが、実際こんなもんです。大卒の就活なんてものも、実質これと何ら変わるところはありません。大学のネームバリューというものは、企業側からはどうしても一定色眼鏡がかかって見えます。それはまた、企業を選ぶ学生側からも、その企業に対する先行イメージがどうしても存在するように。
 就活に絡めて述べるのであれば、企業側にはまた別の事情があります。大手企業、有名企業になればエントリー数は膨大なものになります。そのエントリーシートのいちいちに目を通すよりは、人事担当者はきっと「偏差値の高い大学」から優先して目を通したくなる、とは思いませんか。実際にこの通りではないでしょうが、そういう傾向があってもおかしくないのではないのか。実際問題、面接まで漕ぎ着けたにせよ、一回の面接時間はたかだか十分十五分、長くても三十分です。その中で、学歴やら偏差値と言うお手軽にしてこれまで一定の「実績」を挙げてきた指標のイメージを破れるかどうか。結局はそれを破りきれないからこそ、学歴やら偏差値と言うものが未だに生き残っているという現状もあるような気がします。
 世の中、全てが学歴やら偏差値ばかりで動いているわけでもありませんが、そういったものがまだ必要なところもまた多いのも事実。学歴や偏差値と言うものも、それが必要とされるところでは高い方が良いでしょうし、必要ないところであれば無用の長物になります。学歴・偏差値での差別が嫌ならば、それらが影響を与えないような方面へ行ってくれ、と言うしかありません。ただ少なくとも、そういった方面では、学歴や偏差値を上げるのではない代わりに、何かしら他の努力なり苦労を強いられるでしょう。学歴や偏差値を上げるにも、やはり努力と苦労があります。結局は、どこで苦労するかというだけの差であって、全体として、総量としての苦労は恐らくどこでも変わらないでしょう。自分が努力しやすい方向で苦労する方が、「まだマシ」というだけの話なのです。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000182-jij-soci)

おまけ。ニュース記事を漁っていたら、たまたま見かけたので貼っておきます。
(参考先:http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051027AT1D2600H26102005.html)

 本の話。思ったよりもペースが上がったものか、お昼くらいまでで『夏への扉』を読み切ってしまいました。昨日の時点で半分を超えるくらいまで進んでいましたから、もしかするとそうなるかもな~とは思ったのですが、まあ良し。感想その他はサイト本体のレビューに叩き込むので割愛しまして、でもこれなら読書慣れしていない人にも割と気軽にお勧めして良さそうな感じではあります。文句無く良好、個人的殿堂入りさせても良いでしょう。他のに比べると、いささか浮くけれども。
 帰りが暇になりそうだったので、池袋での法人税講座からの戻り途中に寄り道してとらのあなへ。たまたま店頭で『ピルグリム・イェーガー』の五巻目を見かけたので購入し、ついでに『平井骸惚』の四巻目も追加。こうして地味~にまた本が増えていくわけですが、取り合えず法人税講座のための参考書と、自前の『夏への扉』と、買い足した二冊とを鞄に突っ込むと重たくてかないません。凶器になりますわよ、というか鈍器か。撲殺するよ~、ぴぴるぴるだよ~。何か違う。
 さて、これで明日からはぎゃーこつ先生にするか、『夏への扉』と同じくハイライン作の『宇宙の戦士』へ回るか。ただ、今の勢いを逃してしまうとまたしばらく『宇宙の戦士』は積んでしまいそうな悪寒がするので、優先順位としては『宇宙の戦士』に傾けざるを得ないかも。今月は積み本崩しの意味合いもあって、どうも購入冊数よりも既読冊数の方が先行しがちです。まあ、また月末にひっくり返されそうな気は、しないでもないのですけれど。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『夏への扉』、コミックス『ピルグリム・イェーガー』五巻
買い:文庫『平井骸惚』四巻、コミックス『ピルグリム・イェーガー』五巻
途中:なし
累積読破:文庫9冊、コミックス20冊
累積購入:23冊

それでは。

増税か……

2005年10月26日 20時52分13秒 | Weblog
10月26日分の日記という事で。

 ようやっと今日で週の半ばを過ぎた訳ですが、多少体調が持ち直してきました。と言うか、昨日一昨日とあんまり調子が良くなかったのです。おかしいな~、睡眠時間は相当多めに確保してあるのにな~と首を傾げていたのですが、まあともかくもある程度持ち直してきて良かったヨカッタ。昨日なんぞは午前中に一瞬、頭が後ろに引っ張られるような感覚があって、その後はずっと調子が悪くなったまま業務終了まで過ぎてしまいましたし。さすがにあれは、どこかしら身体にガタが来たのかと思いましたわよ。
 しかしまあ週の半ばになってからようやっと体調が戻って来るというのも、なかなか困った話ではあります。更に困ったことに、朝の調子は最悪で、昼くらいにようやっと多少動けるようになって、業務終了前後にテンションが一番上がりやすくなるという夜行性な身体のバイオリズムもどうにかならないものか。まあ、あれか。やっぱり仕事なんてしたくないものだから、終わった辺りで一番テンションが上がるのは自然なことなのか。
 今日は朝っぱらから微妙にハプニングを食らっていたりで、ニュースを見たら山手線が一時的にストップしているという恐ろしい報せが。まずいな~、新宿から山手線で職場まで出ているのにな~と思っていたら、寮を出る前くらいに山手線が動き出したようで。何だこれじゃあ遅刻の口実にならないじゃないかと思ったりしつつ、まあ変に半端に遅刻しても自分が恐縮するだけだしな~とか複雑な気分になれました。
 一回、電車のトラブルで大幅に会社に遅刻したことがありますが、あの時はラッキーとか思う以前に「まずー」という気分が完全に先行して胃が痛くなりそうなくらいだったので、いっそもう普通に朝から会社へ行って普通に業務してた方が気が楽です。

 さて、世知辛い話ですが、実質的な増税の話。政府税制調査会は、定率減税の2007年度での廃止という結論を出したようです。ところで、ここで一つ。定率減税と言うのはそもそも何ぞや。YOMIURI ONLINEによると、「小渕内閣が1999年、景気対策として導入した「恒久的減税」の一部で、所得税額の20%(上限額25万円)と、個人住民税額の15%(上限額4万円)が、それぞれ減額される。」という制度のことだそうです。
 ただ、実のところ既に定率減税の軽減率は縮小が始まっていて、06年にはこれらの縮小幅が半分に、つまり所得税は軽減率10%・減税額上限12万5千円に、住民税の軽減率も7.5%・上限額2万円とそれぞれ半分にされる訳です。年収700万円で夫婦2人・子供1人という標準世帯の負担増は年間約4万円になる、ということになるのだとか。年間4万とするならば、月に直して約3,400円という所か。更に廃止となれば、年間で十万円近い実質的な増税と言うことになる訳ですか。ひじょ~に厳しい……。
 更に遡って、そも住民税や所得税ってのは何だという所まで来ると、これはもう私もよく分かりません。一応は職についていますから、給料から天引きされてはいる訳ですが……その辺りの計算は、さてはて誰がやっているんだろう。取り合えず詳細な解説は無理なので大雑把に言えば、所得税というのは「1年間に生じた個人の所得に課税される、国に対して支払う税金」で、住民税は「均等割と、所得に応じて税額が変わる所得割とで構成される、地方自治体へ支払う税金」という所。ああ、長い上にやっぱり分かりにくいな。
 定率減税の廃止というだけでも頭の痛いところですが、またしても加えて今度は消費税も上がってくるような気配があります。自民党財政改革研究会の中間報告で、将来の消費税の福祉目的税化と税率の大幅引き上げの方向性を打ち出すという報告を出してきたためです。民主党も年金財源確保の目的で消費税率を8%まで上げようと言っていますから、自民党が選挙で勝ったからどうこうという程度の話では無い訳で。どこの党が政権をとろうとも、既に増税という基本的な方向性は確定したようなものです。
 一般的なサラリーマンである私自身にしてみれば、給料から天引きされる税金額が増える上に、実際に手元に来たお金にしても何かしらを買おうとしたら消費税が上がって取られる分がまた増えるという二重の増税感を味わうことになります。恐らくは大部分の人が同じように二重の増税を味わうことになるでしょうけれど、それにしてもまあ、取りやすいところから取っていきおって……という気分は拭えません。せめて無駄遣いだけはやめてくれよな、というのが一番素朴なこの件への感想になるのでした。
 ついでの話。この辺の話を打ち終わった後でニュースサイトを眺めていたら、興味深い記事が。公的年金を国民年金も含めて完全に一元化する場合、今現在の制度並みの給付水準を維持するためには、保険料率を年収の20%、消費税率を当面は7%程度にする必要があるそうです。これが実際にその通りの数値で正確だと言えるのかはさておき、ある程度の目安にはなるかもしれません。なお、今の厚生年金の保険料率は13.934%で、ついでに言えばこれ、毎年じわじわと上昇してきている真っ只中。最終的には、平成29年の9月以降で18.3%で固定される……という予定でしたが、さてはて。
(ネタ元:http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051026AT1C2500C25102005.html)
(参考先:http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20051024/eve_____sei_____000.shtml)
(参考先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000101-yom-pol)

 本の話。昨日で『トリニティブラッド』を読み切ったので、今日からは古典……かどうかはともかくSFの名作として割と有名らしい、『夏への扉』を読み始めています。と言っておいて何ですが、思いの外に読み進みが早く、恐らくは明日中に読み切ることが予想されていたり。何はともあれ、海外物にしては大分読みやすいですし、面白い。このまま勢いに乗って、早々に明日には読み切ってレビューを叩けるかどうか。海外SFは当たりはずれが厳しいだけに、こういうのは有り難い所です。
 と言っても、海外SF物で目を通しているのは、最近では『カレスの魔女』と『フラクタルの女神』、それから『夏への扉』というくらいですから、まだまだ海外物どうこうと論じるのは早すぎるかも。このままの勢いで、『宇宙の戦士』まで突っ走れるかどうか。どうせなら更に走り続けて『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』辺りへ行くと、また楽しいことになるかも知れません。ならないかも知れませんが。
 ついでに、至極珍しく連続でレビューの更新に入っています。たまたまコミックスの一巻目を暇つぶしで買ったものをレビューしているのと、『トリニティブラッド』のレビューがまだ残っていること、更に『夏への扉』も明日には恐らく読み切るであろうこともあって、まだ連続更新は若干続きそうです。ここの所サイト本体は既にレビュー置き場にしかなっていませんから、それで多少は活気づくかどうか。まあ、すぐ収まってはしまうのでしょうけれどね、と。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:なし
途中:文庫『夏への扉』
累積読破:文庫8冊、コミックス19冊
累積購入:21冊

それでは。

大学破綻

2005年10月25日 21時10分44秒 | Weblog
10月25日分の日記という事で。

 今日までは見事な秋晴れに恵まれていた関東地方なのですが、どうやら明日は冷たい雨となりそうです。最低気温が15度というのはまあそんなに極端に低い訳でもないようですが、最高気温が17度、つまりは全然気温が上がらないようです。という訳で、関東地方在住の方で、かつ帰宅が夕方以降になりそうであるならば、明日は確実に傘を持って行っておきましょう。とか何とか言っておいて当の私が思いっきりど忘れしていそうな気もするので、今の内に折りたたみ傘を鞄に入れておくべきか。よし、入れました、これでバッチリ♪
 さておき、ここ最近はずっと会社で日記の半分くらいを叩いて自宅へメールで叩き込んでいたのですが、何日か前にそのメールが届かないということがありました。多分それを日記にも書いたよう記憶があるのですが、今日になってようやっとそれが届いたようです。どっかで鯖トラでも食らって止まっていたのでしょう。今更にあまり意味がないのでさっさと消去してしまいましたが、これでまあ明日からはまたメールで送り込んでおけるでしょう。ここ数日は仕方がないので、会社で叩いて紙に印刷し、自宅へ戻ってからまた紙から叩き直すという手を取っていましたし。ああ、メドイ。
 毎日飽きずにつらつら長いものをぶっ叩いている自分が悪いといえば悪いのですが、しかしまあ会社のPCにも色々と不都合がありまして。フロッピーに叩き込んでやろうかとも思ったのですが、割と読み取りの時に音がやかましいのが気になりますし、かつ読み込みも妙に遅い。どうにもなりません。USBメモリーでも自前で購入してそっちで運搬しようかとも思ったのですが、わざわざ買うのも馬鹿らしいですし。その辺の事情もあって、メールが無事に外へ出せるというのは大分ありがたい話なのでした。

 本日のネタは、大学の破綻予想と言うことで。今現在で四年制大学は約700校あるそうですが、その内の48校程度が今後五年間に破綻するのではないか、という見通しを私立大のトップは持っているようです。更に統廃合や親切を加味しての予想を行った場合、65校程度までが減るのではないかという予測も一緒になされています。65校減ると言うことは、一割近くが減るということ。これまではあまり大学間での競争という意識はなかったかも知れませんが、さすがに少子化の影響が出てきているのでしょう。全入学時代とも呼ばれるようになりつつある昨今、破綻する大学も出てくるのは避けられないところでしょう。
 さすがにこうした状況を受けて焦りだしたものか、これまで受験者向けの説明会をあまりしてこなかった大学も、以前より積極的に受験者へのアピールを始めているようです。数の上だけから言えば、大学の定員数で受験者の総数が収まってしまうのが全入学時代。こうなってしまえば、既に大学卒というネームバリューは前々から無きに等しくなってきていたものが、更に価値としては下がってくることになります。当然、受験者はより「良い・高い」とされている大学へ入ることを望みますから、上位(と見なされている)大学での競争率は上がり、下位(と思われている)大学は置いて行かれることになるでしょう。
 ただ、これまでがあまりに競争、互いに価値を競い合うと言うことが無さ過ぎたのかも知れません。俺たちはお偉い大学様だ来るなら入れてやるぜ的な意識が、どこかにあったのではないか。特に私立大では大金を払って来ている学生に対して、あまりに杜撰で横柄な態度で臨んでいたのではないか。これまでの大学で行われていた講義というものは、本当に年間に百万、学部や大学によっては数百万を支払ってまで聴くほどの価値のあるものなのかどうか。去年まで実際に大学生として講義を聴いていた身としては、どうにも首を傾げたくなってしまう訳ですが。
 教育という分野は非常に「狭い」分野で、それは例えば社会を見ていないような面のある視野の狭さであったり、未だに残る旧態然としたものであったりします。教育というのは国の方針なども如実に関わってきますから、なかなか手を出しにくい分野であるのは確かでしょうが、しかしさすがにそろそろ時代遅れの状況を修正せざるを得ないのではないか。まあ、そうやって試行錯誤して結果的には失敗したのが「ゆとり教育」のアレですが、大いなる失敗であったとしても、どうにかしようとした姿勢「だけ」は若干の評価を与えても良いような気はします。が、既に結果が必要な時期ではあるのでしょう。
 現状、大学に行けば将来が開けるというような時代はとうの昔に終わっています。良い大学に入って、良い会社に入って、出世して……とはいきません。早慶まで行っても就職浪人、ニート、フリーターなんて例もあるようですし。大学ではなく高校や中学にしたところで、学力を養える場所は学校ではなくて塾や予備校だと親は思っているという調査結果も出ています。さてはて、こういった状況の中で、アナタは大学へ何をしに行きますか?
(調査結果:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000205-kyodo-soci)
(ネタ元:http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051025AT3K2401G24102005.html)

 本の話。今日から『トリニティブラッド』を読み始めましたが、やはり予想した通りに一日で読み切ってしまいました。思ったよりは時間を食いましたが、実の所は単なる錯覚であって、朝の歩く時間と電車での最初の十分くらいは本を読んでいなかったために、午前中のペースが相対的に落ちていただけのようです。まあそんなんはさておき、これはどうしたもんかなぁ、と。悪くはない、のですが、さてはてこのまま買い続けたものかどうしようか。まあ、中古で買い集めるくらいで良いか、というのが今の所の判断です。
 ついで。『サムライチャンプルー』の一巻目を読み切ったので、こちらのレビューを日記を終え次第アップします。と言うか、会社で叩いてきてレビューの原文は既に出来上がっているので、それを叩き直すだけなのですが。明日からはまたメールに戻せそうですし、更に楽が出来るかどうか。『るくるく』の一巻も既に読み終わっていますし、『トリニティブラッド』の一巻も終わっていますから、この辺りもじきにレビューを打ち込んでおかないと、内容を忘れてしまいますな。
 レビューの追加速度がここ最近若干鈍ってますが、一時期が異常なまでの増加速度を保っていただけであって、これで大体平均に……戻ってないのか? 考えてみたら、読んでいる冊数自体は一年前辺りと比べると、そう極端に落ちている訳でもないのです。むしろあの頃に比べれば大幅に増しているくらい。先々月辺りがあまりに異常だったと言う訳で、二ヶ月で増加数が百冊に達するってのも恐ろしいなぁ。まあ、今月も月末の調整で三十冊ジャストくらいにはなるかと思いますが。今年中(12月いっぱいまで)にレビュー数300突破というのは、ほぼ確定事項となりそうな。
 なお、ぼちぼち学術系統として『シートン動物記』でも集めてみようかと思い始めている馬鹿者がここに約一名。ずっと昔にちょっと読んだような記憶はあるのですが、ああいうの好きなのです。だからこそ、毎週月曜日は『生き物地球紀行』を見ている訳で。でも、あんなもん買ったらまた冊数が増えるんだろうなぁ。良いんですけどね、別に。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『トリニティブラッド』、コミックス『サムライチャンプルー』
買い:なし
途中:なし
累積読破:文庫8冊、コミックス19冊
累積購入:21冊

それでは。

ファンタ超ウルトラレモン

2005年10月24日 20時52分23秒 | Weblog
10月24日分の日記という事で。

 さてはて、今週もメドイメドイ言いつつも仕事が始まってしまいました。まあ、忙しくなってくるのは今週の後半になってからでしょうけれど、ね。とか思っていたら、今日は今日で業務終了直前になってちまっとした用件が入ってしまって、二十分ほどの残業が追加されてしまいました。まあそれはそれで良いのですが、しかし午前中も午後もほとんど暇だったのに、最後の最後で仕事が入って結局残業ってのは……何か効率が悪いなぁ。
 それはともかくとして、今日に給与明細が回ってきました。今回はいつもより残業手当が多めに付いていたので、おおこれは少しは増えるかな~と思っていたら、実際の手取り支給額を見るとあんまり増えていない罠。これはどうしたことだろうと、天引きされた部分の明細を見てみれば、どうやら食費というか弁当の立替分で結構引かれている罠。これはしまった、単に先月は弁当を食べた日が少なかっただけのようです。困ったもんだ、まさか弁当代だけで一喜一憂させられるとは……。
 割と人生そんなもんかな~とぼやきつつ、晩飯の買い出し中にネタ的なドリンクを発見
、つい買ってしまいました。ついかっとなってやった、反省は……する必要がない。その飲み物の名は「ファンタ超ウルトラレモン」。超とウルトラは被っているような気がするのですが、多分突っ込んだらイカンのでしょうね。売り文句は「炭酸炸裂! ファンタレモンに比べてビタミンCは二倍、酸っぱさは四倍」だそうな。実際に飲んでみての感想は、もうそのまんま「すっぱ~」。朝っぱらに飲んだら、一発で目が覚めそうです。でも、空腹時にこんなもん飲んだら、胃に悪そうな気もしますが。

 昨日でもう、新潟県中越地震から一年が経ったんだな~というのを、下のニュースを読んで遅まきながらに気が付いた訳ですが。記事の内容は、実際に飛んで頂いて読んで貰うことにしまして。一年経ったのに、中越地震に対する国からの支援金の受給率が三割にしかならないとは、またどういうことなのか。しかも多くとも三割という見積もりであるということは、実質的に受給していたのは二割を多少超える程度でしかないということではないのか。これでは、支援の意味が、果たしてあるのかどうなのか。
 支援金支給の条件その他の詳細はニュース記事に書いてあるのでこれまた割愛しますが、一番厄介なところはどうやら、年収が五百万円以下の二人以上の世帯であること、それから支援金は住宅の新築や修繕には使えないということでしょう。年収での制約があるという所はまあまだしも、家屋の新築・修繕に使えないというのはまた困ったものです。想定としては生活必需品の購入、もしくは被災住宅の解体・撤去・整地、賃貸住宅の家賃などを支援するというのが目的であるとか。これで何故、まあ新築はともかく修繕に使ってはいけないのだろう……。
 その一方で新潟県が創設した、もう少し支給条件の緩やかな支援金制度の方では対象世帯の内の76%への支給が決定されたそうですから、つまりはやはり国の設定した条件がいささか厳しすぎると言うことか。
 支援の有り様というのはまあ難しいもので、金だけを送れば良いというものでもありませんし、かと言って経済的な支援が無いというのも困りもの。日頃から備えを、とは何かしらがある度に言われることではありますが、金銭的な備えを普段から充分に整えておくような余裕はなかなか出来ないものです。災害を受けた際に充分と言える備えなどと言ったら、それこそ数百万とかいった単位になってしまうでしょうし。
 支援で問題になったと言えば、たまにマスコミでも取り上げてくるのが北朝鮮への食糧支援などのこと。送ったは良いけれど、実際にそれを真に必要としている人達の所へ本当にちゃんと届いているのかどうか、という話。大体はお偉いさんの懐に入ってしまっているのではないか、とはよく言われるところです。あの手の問題と今回の話とはまた大分違ったものではありますが、必要としている人の所へはちゃんと届いていない、という実態に関してはあまり変わっていないようにも思えたり。支援の有り様というのは、やはり本当に難しい……。
(ネタ元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000001-yom-soci)

 本の話。昨日の時点で『ドラキュラ紀元』を大体読み切ってしまっていたようで、今日の午前中、というか行きの通勤時間だけで読み終わってしまうという計算外の事態が起こっていたりして。お陰で、朝の余っている時間と昼休みとで手持ち無沙汰になってしまいました。まさか、巻末の方にあんな厚みを持って余録がついているとは……。本文がその分減っていた訳で、読むところがあんまりもう残っていなかったのですね。いや~、迂闊迂闊。そんな訳で、本日はようやっとレビューが一個追加されそうです。
 で、さっさと『ドラキュラ紀元を』読み切ってしまったので、帰りがけに本屋へ寄ってコミックスを一冊買ってきました。特に何かしらを買おうという目的はなかったのですが、たまたま見かけて気にかかった『るくるく』というやつを購入。またしてもアフタヌーンかよ私~とは思いつつ、それなりにそれなりだったのでまあ良し。こちらはまた明日にでもレビューをアップしていくことにしますが。
 明日は『トリニティブラッド』の一巻目を潰す予定ですが、読み切った時点で気に入るようであれば、そのまま二巻目までは行っても良かろうと思っていたり。じわじわ集めていっても良いのですが、まあスニーカーでは割と有名どころですし、そんなに大外れという評価も聞きませんし。月末駆け込みでまた調整が入るでしょうが、一冊二冊が増える程度であれば問題は無し。恐らくはまあ、明日一日で一冊を読み切ることであろうと予定しております。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『ドラキュラ紀元』、コミックス『るくるく』
買い:コミックス『るくるく』
途中:コミックス『サムライチャンプルー』
累積読破:文庫7冊、コミックス18冊
累積購入:21冊

それでは。

日本シリーズ観戦中

2005年10月23日 20時50分25秒 | Weblog
10月23日分の日記という事で。

 まあ、日本シリーズ観戦中といっても、自宅でテレビ観戦なのですけれど。あまり普段は野球なんぞ見もしない輩なのですが、今回はロッテが日本シリーズにまで出てきたというので眺めている次第です。今日はロッテはサブマリンが出てきてるのか~。一応、あちこち引っ越したり、そもそも出生地自体は東京都ではあるのですが、過ごした期間が一番長いと言うことでいつも「出身地は千葉です」と言うことにしています。つまりは、ロッテを軽く応援しているのもそういう理由な訳で。
 応援していると言ってもほとんど選手の名前も知りませんし、ただ千葉だからロッテというだけの関連性です。元々ロッテは千葉が地場じゃなかっただろ~という突っ込みもありますが、まあ気にしちゃいけません。何回か親父様に連れられてロッテの試合を見に行ったことがありますが、覚えているのは確か、ロッテ対日ハムで、三年くらい前のことですから、全然どっちのチームも目立っていなかった頃のことです。何つー地味な取り合わせの試合だろうとか思ったのは秘密。
 昨日も適当に聞き流しながら観ていたのですが、まさか濃霧で中断とは思いませんでした。マリンスタジアムの近くに住んでいたことがあるのですが、あの近辺の海沿いはほぼ毎日風が吹いてくる場所なので、余計に濃霧で中断というのが信じられません。うそだろ~、あのマリンスタジアムで風がべた凪なんてありえね~という感じ。昨日の試合に関しては点差がえらいことになっていましたから、あのタイミングでの中断となってもある程度不満は無かったのかも知れません。
 そういえば、マリンスタジアム近辺はあまり駐車スペースが多くはなく、ついでに今はちょうどモーターショウが開催されているタイミングで、ますます駐車スペースが足りないということを報道していたような。日本シリーズを実際に観戦に行かれる方は、なるべく電車やバスなどの交通機関を利用して下さい、なんて訴えかけがあったようです。さすがにまさか千葉マリンで日本シリーズだなんて考えたこともなかったでしょうし、駐車スペースはそりゃ足りないわなぁ。何となく、一応千葉出身の輩ではありますが、千葉の田舎感覚を全国的に広めてしまったような気がしなくもないです、はい。

 今日はニュースとはちっと違って、ノートパソコンの売り上げランキングなんてものを見かけたので、一位のやつの性能はどんなもんかいな~と眺めてみました。ヤフーでのランキングなので、どこまで掴み切れているかは知りませんが、一応一位の製品は「LaVie L LL750/DD」だとか。今私が使っているのもノートですが、さすがにぼちぼち三年四年くらいは経つであろう中古のダイナブックですし。ぼちぼち買い換えたいよな~というか、そもそも今どきDVDも読めないってどうよ、と。ちなみに、CDへの書き込みも出来ません♪
 この一位の製品スペックを眺めてみるに、HDDの容量が100GBというのにまず驚き。ノートの容量じゃないだろこれは~、と。最大メモリも2GBまでは積めるようですし、ノートとしてはかなり強いような。光学系統もCD-R/RW & DVD-RAM/±R/RW搭載で大体の所は対応できそうです。ついでに言えばビデオカードにRADEONを積んでいるようですし、これだけの性能があればノートとしてはもう十二分の所だろうな~。ただ、気になる所と言えば本体重量とかの辺りか。まあ、据え付け的に使ってしまうならどうでも良いのですが、多分デスクトップ的に使うなら、同じ程度の性能のものをもっと安く買えるのだろうな、と。
 パソコンはもうどんどんと入れ替わっていってしまう製品の最たるものであって、二年も経てば既に性能的には見劣りするようになってしまいます。更にノートパソコンでは増設も難しいために、尚更に年数経過によるスペックの相対的な低下は厳しくなる。それに付随して、ハードの相対的な劣化だけではなくて、ソフトウェアの方もどんどんと容量が増えていきますから、結局は半強制的に買い換えを迫られるという訳ですね。ノートを単に持ち歩き用と割り切ってしまえば良いのですが、私のようにメインマシンとしてノートを使っている輩にはキツイ話です。
 私自身、冬のボーナスが出たらデスクトップを買うか、自転車を買い換えるかで結構悩んでます。多分デスクトップの方へ傾くんじゃないかな~とは思っているのですが。ぶっちゃけた話、私のこよなく愛する東方シリーズも要求スペックが上がってきていて、ちと今のノートでは処理が捌ききれなくなってきている節もあります。そもそもこのノートじゃビデオカードの性能がね……インテルの既製品じゃね……。そういった意味合いで全く処理能力は足りていない訳で。ゲームというのはパソコンの性能を結構食うので、ある意味では測定指標として見ることも出来るのです。まあ、たまにシンジラレナイ性能を要求してくる類もあるのですけれど、ね。
 さてはて、年末セールの類で安売りしてくれないかな~。
(ネタ元 http://headlines.yahoo.co.jp/ranking/bcn/cpt/note_d.html)

 本の話。コミックスの積みがほとんど残っていないので、今日は休日ではありますが『ドラキュラ紀元』の読み潰しにかかってみたり。それでもまだ読み切れていませんが、残りページ数からして明日には読み切ることが出来るでしょう。しかしまあ、さすがに分厚い分厚い。よくもまあこんなもん読む気になったな~自分とか思ったりしますが、それでもここまで読み進めてきたということはまあ、それなりに面白いからだということでしょう。
 ついでに、まだ何となくで残していたコミックス、『サムライチャンプルー』を少し読んでみたり。何というか、お馬鹿? こんなノリでチャンバラやるんじゃありません、危ないでしょ、というしょうもない突っ込みを入れたくなります。そんなんありか~と思わず吹きましたが、このちゃらんぽらん具合はそれなりに気に入りそうです。とは言え独特のノリなので、合う合わないはそれなりに分かれるかとは思います。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:なし
途中:文庫『ドラキュラ紀元』、コミックス『サムライチャンプルー』
累積読破:文庫6冊、コミックス17冊
累積購入:20冊

それでは。

東京駅早朝にて

2005年10月22日 21時01分00秒 | オフ
10月22日分のオフレポということで。

 今日は本来は動く予定を何も入れていなかったのですが、昨夜に某所チャットにて唐突に「明日東京行くから。午前四時半くらいに東京着くんだけど、誰か昼まで遊ばない?」という非常に豪快な一言を吐いた輩がおりましたとさ。そして、それに応じた大馬鹿者が、これまたおったとさ。という訳で、吐いた輩が樽の人、応じた輩が私。とは言えさすがに早朝四時五時から動く気にはならなかったので、早くて七時か八時か九時だろうというこれまたこちらも豪快な指定で、突発的に昼まで付き合うことに。
 まあ、そういう話をした後に東方永夜抄二回、妖々夢一回という馬鹿げたプレイをかまして寝たのが午前二時半くらいだったのは秘密。永夜抄は冥界コンビで一回クリア、マリス砲コンビでクリアはならずともコンビでのベストスコア更新ということをやっていたり。妖々夢はミサイル魔理沙でクリア、いずれも難易度はハード。夜中になにやってんだかな~とは思いつつ、調子が良かったからやっただけ、と♪ これは起きるのは八時九時になるだろうなと思っていたら、目が覚めたのは朝六時ジャストでした。目覚ましは一応、七時にセットしてあったのですけれどねぇ。何故に、平日より早起きしますか私。
 取り敢えず着替えと飯はさくっと十五分程度で片付けて、さっさと寮を出る。結局、毎朝会社に行くよりも早い時間帯に動き始めていたことになります。しかも睡眠時間は平日以上に短い三時間半。よくもまあ今日一日保ったものです、とか今更に思ったりしますが保ったから良し。大体七時半前には東京駅へ到着したので、樽の人にまずは「今起きた訳だが」というメールを発信。「で、今日は結局どうするよ?」と返信が来たので、更に返して曰く、「というか既にトキオにいる訳だが」と小ネタ的奇襲をけしかけてみる。のっけからネタはバッチリです。
 とは言え、銀の鈴で合流した際、さっきまで樽い人は寝ていたというので、どこで寝ていたのかと思えば……。曰く、山手線で一周しながら寝ていたそうです。まあ、銀の鈴の椅子は硬いし、あそこは人が多いから眠りにくいでしょうけれど、と。ちょうど私がメールを発信した時には上野辺りまで「戻って」きた頃だったようで、非常にタイミング良く合流が出来ました。んが、タイミングを間違えていると、最悪で山手線でちょうど半周向こう、新宿辺りにいた時にメールが届いた可能性もあった、と。いや~、おっかない。
 両者揃いも揃ってのっけからネタ満載で突っ走っているのは、もはや性分か。ともあれ、突発オフ午前中だけよ編は、こうして幕を開けたのでした。まあ、幕を開けた直後にもう終わってる気もしますが。いや、幕を開ける前から終わってるのか。人生がね♪

 さて、銀の鈴で無事に合流したところで、さてどうしようかと考え始めるのが某所チャットクオリティ。もしくはバレルクオリティと言うべきか。トワイライトクオリティーでは無いので悪しからず。ともあれまだ八時にもなっていないタイミングでしたし、東京駅近辺では何か食うにしても高かろうということで、新宿へ移動することに。定期の範囲が新宿までだからそこで済ませようとする私のせこい思惑と、それを事前に見越して新宿までの切符を買ってあった樽い人の先見の明が合致して、速攻で新宿決定。素晴らしい。
 ただ、新宿に着いてもまだ午前八時半くらいで、こりゃ~どうすっか~と思いつつ、何となくエクセルシオールカフェにでも行ってみるかということに。開いてなかったらどこか探そうと思っていたら、開いている辺りがまた楽しい罠。でも、さすがに店内にはあまりまだ人がいませんでしたが。よくまああんな時間に開いていたものだな~と感心しつつ、ソファー席に陣取ってそれから一時間半ほど居座ったのでした。途中の会話内容に関してはほぼ忘れ去っているので省略としても、ソファー席の座り心地が随分と良かったためか、樽い人が延々と「眠い~ぬむい~」と連呼していたのはきっちり記憶しております。
 十時を回った頃になって、さすがに樽い人が本気で寝そうになってきたので、こりゃ~イカンと紀伊国屋へ放り込むことに決定。そっちへ放り込んだら出費が増えるだろうことは分かっていた上に、金がない~金がない~とエクセルシオールカフェでも連呼していたのも知っていつつ、それでも本屋に放り込むのが、これこそトワイライトクオリティー。多分七千円くらい本に突っ込んでいたような気がするのですが、その隣で本を結局一冊も買っていないという私がいたりして。積みが溜まっているので、増やしたくないだけですけれど。
 そこまでで済めばまあ、割とセレブに優雅でブリリアントな雰囲気でオフが終了するのですが、途中で樽い人が腹が減ったとぬかし始めたり。まあ私自身もさすがに朝が早かった分空腹感が早めに出てきていたので、解散前に飯を済ませておくことに。ただ、さすがに本屋にぶち込んだ後で財布がまずそうかな~と思ったこと、加えて私自身も今月は出費を月末までは調整しておかねばイカンかな~と判断していたこともあって、昼飯は一気にチープに行くことに決定。
 最初は松屋にしようかと思ったのですが、ちょっと店内が混み合っていたようなので他を当たることに。遠くに吉野家の看板が見えたのでそちらへ向かいつつ、その手前に日高屋があったので、何となくそっちにしてみたりして。実の所、私が日高屋で食べたことがなかったというだけの理由ですが。しかしまあ、飯時でもネタが勝手に噴出するのがまたクオリティ。もう、誰のクオリティでも良いよ。最後の段落に続く。ネタを引っ張るためです、文句あるか。

 何故か樽い人はこちらと違うものを頼もうとしていたようなのですが、私が先に注文をしたら、何とどんぴしゃで同じものを考えていた模様。「何ぃ!? まぢか」ってな具合で激しく動揺した後、しばし迷って他のをやれやれと注文したのでした。ところが、実際に品物が来てみたら、「何か注文したのと違うんですが」という状況が発覚。どうやら店員さんが聞き違えたようですが、まあ……ねぇ。どうやら向こうの人だったようですから、多少やむを得ないのかも。結局、「元のやつより60円安いし」というのでそのまま何も言わずに食い始める約二名がいたのでした。もそもそ。
 それにしても、食い始めて少ししてから二人してぼそっと呟いた感想。黄昏れた私の曰く、「これ、あれだわね、大学生協のラーメンの味だわ。でなきゃ、スキー場のラーメンの味」。樽い人の曰く、「野球場のラーメンとも一緒だよね。あっちは器が発泡スチロールで、蓋がプラスチックだけど」。大体両者共に感想は一致していたようです。その後で、海の家の焼きそばとかお祭りの焼きトウモロコシとか、ああいった雰囲気で美味いと感じる類のやつと同じ味だよな~とか妙な方向へ話が飛ぶのも、この組み合わせならではの妙技というところでしょうか。要らん妙技だ。
 ラーメンを啜り終えたら、後は新宿駅まで同行した上で解散。後のことは、私は知りません♪ なお、私自身の本日の出費は、晩飯分の費用を除いたら千円未満という恐ろしく経済的なオフで御座いました。樽い人はそれに十倍以上補正がかかるはずですが……あな恐ろしや恐ろしや。多分、費用が増えた背景には、私が紀伊国屋へ放り込んだということがほんのちょびっとばかり影響しているような気もしないことはないのですが、まあ気のせいだろうということで。
 なお、さすがに睡眠時間三時間半ってのは厳しかったようで、寮に戻ってきてからしばらくは壮絶な眠気と格闘するハメになりました。昨日は何も考えずに年休にしたのですが、結局今日は朝っぱらから動き回っていましたから、ある意味で昨日休みにしてあったのは大正解だったようです。でなければ、今日の朝っぱらから動こうなんて気にはならなかったでしょうし。都合良く条件が揃ったと言うことで、まあ十二分に休日を楽しんだように思われます。財布も痛まなかったしね♪

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:なし
途中:文庫『ドラキュラ紀元』
累積読破:文庫6冊、コミックス17冊
累積購入:20冊

それでは。