黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

部屋確定しました

2007年09月30日 19時11分26秒 | Weblog
9月30日分。

 ということで、実際に見に行った部屋は一カ所しか無かったわけですが、部屋の本契約を済ませてきました。もっと見て回っても良かったんだろうけれども、まあ最初に現状を見た部屋で、ああ大体このくらいで良いだろう、値段的にこのくらいまで整っていれば上出来だろうと思ったので即決。その日の内に、というか部屋を見てから不動産屋へ戻ってすぐに入居申請を出しました。今日に本契約に行ってみたら、他にまだ開いていた二つの部屋の内、一つはやはり人が決まっていたようです。もう一つも、じきに埋まるでしょう。
 鍵を受け取ってきて、お金を一通り大家さんと不動産屋に納めて、大家さんへのご挨拶も済ませました。まあ実際には、大家さんの奥さんにご挨拶した形でしたが。押し入れやらカーテンやら、後はガス台のサイズやらもメジャーで計ってきたので、後はそれに見合ったサイズの物を買い集めてくれば宜しい。荷物は徐々に移し替えていくにして、来月の七日には母親が車を出して手伝ってくれるそうなので、本を若干と、後は不急の大物であるオイルヒータ辺りを動かしてしまおうかと思っています。多謝。
 しかしまあ、相も変わらず、一つの所に落ち着かない人生を送ってます。生まれたところがどこだったのかもまともに覚えていないし、幼稚園に小学校に中学校までは二つずつ通いました。高校でも、高校自体は変わりませんでしたが、居住している場所が変わった。大学では、実家から通ってましたが、一年の夏休み明けには遠いってんで引っ越して、小田急沿線にいました。そこで三年ちょい暮らしたかなと思ったら、今度はまた会社の寮に入って一年半ほど。で、その寮を追い出されることになって、今回の新しい部屋です。まあ多分、ここに最低でも二年はいるでしょう。更新が二年ごとだから。更新のときに、もう二年延びるかどうかは分かりません。また何か事情が変わるかも知れないし。
 私の場合、どうもその場所にずっといる、ということを前提とせずに生活をしている傾向があります。ここは俺のいるべき場所じゃない、なんて格好の良いことを、もしくは勘違いしたことを考えているわけではなくて。単純に、またどーせどっかに移動するんだろうなーというのを前提にしてしまう面があって、そういうときのために、あまり物を増やさないよう心がけている部分がある。本に関してだけは例外処理になってますが、そこにしたところで、一定以上の数を持たないように売り払うなどしているわけですし。だから、荷造り自体は割と楽です。本が重たくてかさばるけど、それが片付いてしまえば、後はパソコンくらいしか手間のかかる物がない。まあ、良いことなのかな、と思います。
 それでも生活に不自由を感じたことはないから、生活を削っているという感覚は全く無し。私にとっては、今くらいの分量の物品で生活するのが合っているということか。実際にはもっと削っても問題ないんだろうなとは思いますが、まあ収納場所に困るほどの物があるわけでもなし。これくらいで良かろーと、いうことにしておきます。あ、家電製品とか、どこで集めようかな……。冷蔵庫なんかは中古でも良いし、ビッグカメラならポイント付けられるんだよなぁ。カーテンとかラグとかは無印良品で買おうかどうしようか。ま、色々考えてるところではあります。

 そんな部屋の本契約をしてきた帰りに、小田急を経由したついでで、新宿駅で途中下車。紀伊国屋の別館の方、フォレストの方へ回ってきました。目的は、安倍吉俊の画集を買うこと。消費税まで含めると五千円を超えるという困った一冊ではありましたが、今月は引っ越しを控えていたこともあって意識的無意識的にコストを押さえ込んでいたため、妙に余剰が発生。ちょっと特殊な出費が別口であったはあったのですが、まあ自分のためにたまには使っても良いだろう、ということで購入することに。どうせ、先々必ず買っていたでしょうから、タイミングが早くなったか遅くなるかの違いだけです。
 本棚には、『灰羽』の画集と、『lain』の画集があって、それからコミックスとして『ニアアンダーセブン』が収まっていたりする。これに、今回の『垓層宮』が加わってくることになります。でかいし高いしかさばるし、であまり画集は買わないようにしているのですが、その中で、同じ作家さんの画集が複数冊並んでいるというのは安倍吉俊だけ。もうちょっとお金に余裕があって、本棚に余裕があれば、もっと別の人の画集も買い集めたいところではあるのですが……。そういう中でも唯一複数冊を持ち合わせているわけですし、それだけ私にとっては特別扱いになっているということでしょう。
 安倍吉俊という人を、どこから知ったのかはもう覚えていません。どの作品から覚えたのかも分からない。ただ、最初に買ったのは、『灰羽』の画集だった筈。でも、私自身は『灰羽』という作品を、その画集以外では見ていなかったりします。多分、画集を買ったのは、それがその作品の画集だったからではなくて、安倍吉俊という人の画集だったから買ったんだろうと思います。それが大学時代のことで、そして、今からちょうど二年前の九月に、『lain』の画集を買いました。このときも、作品の名前は知っていたけれども、イラストも知っていたけれども、中身を知らないままに買っています。そして、今でも、ときたま引き出しては中の絵を見て、何かを感じ取っている。何となく、個人的にですが、合う物があるのでしょう。何が合うのかはよく分からないけれども。
 今日に買ってきた画集を眺めていて思うのは、この人の絵を見るときに、どうも私はこの人の描く目に視点が行きやすいようで。ふっと本棚に置いてある『lain』の画集の表紙を見やっても、やっぱり真っ先に視点が定まるのが、イラストの中でも目。生物種として、自分と同じ人間という物を描いたイラストである以上、その表情の中心となる目、つまりは相手の感情を把握もしくは推測する上で重要となる目に視点がすぐ定まるのは当たり前なのかも知れませんが。ただ、二次元的なイラストで、真っ先に目に視点が定まるというのは、あまり無いことのようにも思います。それだけ、この人の描く人物の目が気になるのかも。
 もう一人、イラストが本業なのかどうなのかはともかく、漫画を描いている人で、個人的にひいきにしている人がいます。冬目景。よくよく考えると、この人の漫画として一番最初に認識したのが『羊のうた』でしたが、このときも目に引きずられて買ったような気がします。あの作品には、とても強い目線を持った人物がいる。正味、そのためにだけ買ったようなものですし、今になっても、本棚の中には『羊のうた』があります。画力という方面で私がずっと残している作品には、そういう目に力のある絵柄の物が多いようで。そーか、自分はそんな基準でも絵を選んでいたんだな、と何となく気が付いた一日でした。

 どーでもいいけど、寒いですぅ。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『千の脚を持つ男』
月次読破:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:116冊(文庫69冊、コミックス47冊)

それでは。

きのこバター醤油風味

2007年09月29日 20時59分30秒 | Weblog
9月29日分。

 ときたま、ジャンクにカップヌードルを食べたくなります、幽霊です。ということで、カップヌードル欧風チーズカレー味はこの間に試したので、今日は休みだしってことで、きのこバター醤油風味を買ってきました。……まあ、これ一回食べればお味としては十分かな。不味いわけじゃないんだけれども。ああ、ちなみにこれ昼飯です。これだけだとちょっとアレなので、ホウレン草のおひたしと、それからソーセージのボイルなんてもんを追加してます。どういう組み合わせかって? 何も考えてないだけさ、っと。調理が簡単であるって理由もあるのですが。ホウレン草とソーセージと、一緒の器にいれて電子レンジに投げ込めば、後は四分ほどではいできあがり。めがっさ横着です。
 しかしまあ、付け合わせの方はともかくとして。カップヌードルの季節限定だか時期限定だかのメニューというのはしょっちゅう出てきますが、結局は出てくるだけで定着はしないんだよね。その辺は、定番商品であることを利用して、カップヌードルという存在がありますよということを思い出してもらいさえすれば良いという戦略であるのかな、と。そういった内容は以前にここでも書いた記憶があるかな。
 んで。私にとっての定番といえば、東方ですよ。うん、東方風神録。どうもへばってしまって帰ってきてから即死していたりで、なかなか訓練できてませんでしたが。ようやっと、今朝になってノーマルを一度クリアできました。イージーでは一度もやってないので、風神録では初めてのクリアになります。使用は霊夢の前方集中装備。安全重視で、霊撃連発ですわよ……。それでもまあ、クリアできたのは幸いというところです。結構苦戦していたので。次は魔理沙の魔法使い装備で。
 風神録まで来て、随分とシステムがすっきりしたなーと思います。システムだけではなくて、人物もごそっとリセットがかかったし、全体的に分かりやすい作品に仕上げてきたな、と。それでも、ああやっぱりこれは東方なんだなとすぐに分かる作品でもある。妖々夢から入って、永夜抄、紅魔郷、花映塚、文花帖、萃夢想と手を出してきましたが、一番最初の、妖々夢をやっていた頃と同じような感覚に戻ってきています。ああ、何だかなつかしいな、という感じ。ステージクリア式の、普通のシューティングとしての東方が久し振りなせいもあるでしょう。何だかもう、すっかりと幻想郷の住人になっちゃったなぁ、自分。まあいいか。
 あ、エキストラは潜ってみました。ぶち殺されました。あっはっはー。で、後になってもう一回魔理沙の魔法使い装備で挑んだら、ノーマルクリアしました。やれやれ。エキストラ行ったらやっぱり即殺されましたが。

 某所の知人に、要らなくなったからと言ってテレビを引き渡したのが、ちょうど先週の土曜日だったりするわけで。つまり、自分の部屋からテレビが無くなって、ちょうど一週間が経過したことになります。最初の何日かだけちょっと違和感がありましたが、慣れてしまえば案外平気なもののようで。元々、テレビを見ると言ってもニュースか、ハヤテのごとくか、土日に何となく時間つぶしに見ていることはありましたが、そうでもなければ平日にはほとんど見ていなかったか、ただ眺めているだけだったということですね。
 世情に関しての情報は確かに遅くなったし、ぶっちゃけ、自民党の新総裁が福田氏に決まったことも、何日か経ってから電車の車内ニュースを見て気が付いたくらいではあります。ただ、大まかなところはネットのニュースを漁っていればそんなに困らないし、明日の天気予報もネットに載ってます。別に世情にあまり通じていなくても、不自由は無いわけで。必要な情報というのは、テレビから得られるものではないのだなーと何となく思ったり。何となれば、ニュースなんてものを見なくても生活に不都合はないし、天気に関しては、その日の朝に空を見上げてみれば何となく分かります。途中で不意の雨に降られることもあるでしょうが、そんなのはよくあることですし。
 正直に言ってしまうと、自分でも、テレビを放り出してしまって大丈夫かなと思っていたところはあります。むしろ、テレビ無しでもここまで不自由なく生活できるとは思っていなかった、と言っても良いくらい。ある程度何とかなるだろうとは予想してましたが、まさかあった頃と感覚がほとんど変わらんとは。要はテレビを単に暇つぶしの手段、情報収集の手軽な一手段とのみ見なしていたということであって、暇つぶしは他に方法がいくらでもあるし、情報収集にしてもテレビが無ければネットを見ればいいじゃないということで代用は十分可能だったようです。本を読むなと言われると、話は全然違ってしまうでしょうけれどもね。私にとっては、だけど。
 それが存在することで、その物に何となく拘束されてしまうということはあるようです。テレビもそうだし、携帯電話もそうだし、自分でも引っ掛かってしまっているのですが、パソコンとネットもそう。正味、テレビを見なくなった時間が、多少家事に割かれるようになりましたが、その大半はネットに突っ込まれただけのような気もします。時間の使い方下手だな、自分。まあそれはともかく、道具を使うのではなくて、道具に使われてしまっている状況ということですね。これは望ましくない。道具というのは、あくまでも便利にするため、やりやすくするため、快適にするために使うべきものであって、道具に使われるために使うわけではない。そこを間違ってしまうと、本末転倒になってしまう。
 一番怖いのは、本末転倒な状況になっていることに自分が気が付かないことがある、という事実。私自身、テレビを放り出してみて、それに少し気が付いたくらい。うん、でも、これはこれで良い機会だったのかも知れませんね。引っ越しの費用もちょっとは下がるだろうし、時間も少しはできたし。テレビって何となく見てしまって、そのまま何となく一時間とかくらい経過してしまうのですよ。平日だとあんまり見てる時間無いんだけど、土日は如実に差が出ますね。……って、先週の土日月の連休はずっと外にいたので、テレビあっても無くても関係なかったか。今日になって、そういや家事とかあらかた終わってるなーということに気が付いて、ああそうかテレビ見てないんだなと思いついた感じです。これが、洗濯機が無くなったりすると、洗濯に要する手間と時間が激増してストレスなんでしょうけどね。そういうのは、使われているのではなく、ちゃんと使っているということですな。

 そーいや、明日、新しい部屋の本契約です。ちゃんと審査とか問題なく通ってるんだろうな、ホントに……。それがちょーっとばかり不安ですが。ああ、必要なもの揃えておかないとね、書類とかお金とか。お金は手元にあるんだっけね。それから、メジャーを持っていって、カーテンとかの丈を計っておかないとイカンなー。部屋の契約が来月一日からだから、入って良いのかどうか分からんけど。

読み:なし
買い:なし
途中:なし
月次読破:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:116冊(文庫69冊、コミックス47冊)

それでは。

重っ

2007年09月28日 00時42分10秒 | Weblog
9月28日分。

 身体がどうにも重たいです、一週間不調引きずってしまいましたよ幽霊です。自転車も出してきたのですが、あんまり調子が上がらないので、いつもの半分くらいの距離と時間で引き上げてきました。まあ今日は最初から、様子見と足慣らし程度に走ればいいかーってかこの体調じゃそれが限度だろうと思ってましたから、予想通りといえば予想通り。ただ、自転車乗りに出るだけのときはサイフ持ってないのをすっかり忘れていて、帰りがけにコンビニに寄ってしまって、商品をこっそり棚に戻しました。間抜けくさー。
 んで、そんな体調の微妙な一週間なのに、仕事が山積みー。と言うか、次から次へとまあよくも……という感じではあります。一日さぼってる時間があんまりありません。それでも、昨日は昨日で途中で意識が飛びそうになって難儀しましたが。あぶねーあぶねー。今日はその辺は平気でしたが、後半にうっすらと押し寄せる偏頭痛に顔をしかめがちだったかも。元々機嫌良くなさそうな顔して仕事してるようですから、まあいいのか。とりあえず、体調が悪くても、山手線で二駅分ほど、礼によって毎月末の消費税申告で歩いて往復してきました。あちぃ。
 ここのところ、どうも一日の中で体調のピークが明らかに夜間に来るようになりました。多分、自転車に乗ってる時間が一番体力を食うため。体格の影響もあってかなり血圧が低いので、朝はあんまり強くない方。ただ、起きるのに支障はあまりないので、低血圧という自覚があまり無いのですが……。昼間は会社で座り仕事か、普段もあまり活発に動かないので、あまり体調を上げる必要がない状態。で、夜になって会社から解放されると動き始めるので、夜にテンションが最高潮に来るのが一番ちょうど良いわけですね。身体もそのリズムを覚えてしまったらしく、朝は身体が動かなくてロックをかけられたような状態、夜になるとロックが外れて自由に動ける感覚になります。身体が明らかに軽いもんなぁ。
 その夜に調子が悪い日というのはよっぽどに調子悪い日なので、今日は無理せずってことで、チャリ軽めに出した後は大人しくしてます。明日は一日寝て過ごすかな。

 大人しくしてるつもりなのですが、会社から帰ってくるまでが実は大人しくない。一時間ほど残業した後で、新宿に抜けて東急ハンズへお買い物へ。買ってきたのは、キャリーカートと、布製のボックス二つ。カートは耐久重量五十キロほどのものを選んできました。何に使うって、そりゃーもちろん、本を自力である程度輸送するためです。引っ越しの最大の荷物になるのは、相も変わらず本。しかも、寮に引っ越してきた当初よりも本棚が増設されてしまっているので、間違いなく冊数が昔より増えている筈。売り払ったんだけどね、やっぱり絶対数の増加率がね、高すぎるの。毎月に十冊とか二十冊増えてりゃなぁ。
 んで、さっそくボックスを組み立てて本を詰めてみたのですが……。これがまた、尋常でなく重たい。これ、五十キロ超えてるかもしれんね、二段重ねちゃうと。普段、四十キロくらいの紙束をよいしょと持ち上げて階段を一階分上がるという強引なことする日がありますが、それよりも圧倒的に重たいし。こりゃイカン、やっぱり超えてるかも。ただ、持っていく分量を減らすと、その分後々の荷物が増えるのですよねぇ。業者に任せてしまえばいいんだけれどもさー。何かねぇ。
 本ってのはやっぱり相当に重たい荷物で。普段は本棚に入れておいて、まとめて動かすということを滅多にしないから重さを感じることはないのですが。いざ動かそうとすると、これがまた重たい。思っている以上に重たい。そして私の場合、自分で思っていた以上に、物理的に数が多いということに今更気が付くという。こんだけ重たい分量詰めたのに、まだこんなに残ってるってか全然減った気しないんですけどーみたいな。ちょっ……おまっ……駄目じゃんこれwww そんな気分。
 ぶっちゃけ、あらかた売り払ってしまえば良いんですけどね。私の読み方だと、一度読んだ本はほとんど読み返しをすることは無いわけだし。自己満足で並べているだけだと、分かってはいるのですよ。本気で減らせば、今日ボックスに詰めた分の本と同じ程度まで、手持ちは落とせる筈。本当に気に入っていて、何度も読み返したくなって、手放したくない本というのは実際問題その程度です。この際一気に切り払ってしまっても良いのですが……うーん。未練ですな。修行が足りない。イオナズンが唱えられないじゃないか。
 個人的に、本当に今あるボックス入る分だけしか残せないなら、何を選ぶだろうかと考えてみる。とりあえず、真っ先に浮かんだのが、安倍吉俊の「lain」の画集だったりする辺りは何故だ。それから、『宵闇幻灯草紙』に『足洗邸の住人たち』に『夢幻紳士』のシリーズどれか一つ。『蟲師』と『ほしのこえ』マンガ版、『黒猫の三角』マンガ版、『羊のうた』と『黒鉄』と『文車館来訪記』、それから『ダークウィスパー』と『攻殻機動隊』……そんなところかな、漫画なら。ああ、後は一応、川原泉作品のいくつかと、『観用少女』と『雨柳堂』は要るか。でも、他のは無くてもいい気がするし、買い集め直すのも出来るんだよなーと。
 文庫の方だと、森博嗣のエッセイ関係、戯言シリーズの『クビシメ』、後はちくまがごそっと入ってくることになるのかな? それ以外だと……どうなんだろう、実はもう一度買い集めるのが難しい本というのはほとんど持っていない罠。漫画の方もそうで、実際には買い集め直すのに手間のかかる本というのは、ごく少数しか持ち合わせていなかったりする。例外的なのは、ちくまの何冊かと、森博嗣のエッセイ関係、それと画集は単価が高いので買い直すのが面倒、そのくらいか。うん、そう考えると、売り払っても良いのかも知れないと思えてくるから不思議。
 でもまあ……金銭的な価値に変えられないものに興味を持つというのは、悪いことではないような気がします。執着しすぎるのは、あんまり宜しくないんだけどね。どこまでの程度に加減するかは、まあその人の任意ではありますが。他人に迷惑をかけない範囲で、というのは一応のマナーですね。

読み:文庫『MORI LOG ACADEMY』七巻
買い:なし
途中:なし
月次読破:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:116冊(文庫69冊、コミックス47冊)

それでは。

だれぱんだ、誰?

2007年09月27日 23時19分03秒 | Weblog
9月27日分。

 はい、お約束のようにまたしても更新が一日遅れました、幽霊です。いや、会社から帰ってきたら、見事に布団に倒れ込んで気絶してました。気が付いたら午前一時で、まあいいやーってんで風呂も入らずにまた寝てしまった罠。起きたらいつもの通りに朝七時ー。結局、会社行く前に風呂入りましたよ。朝風呂する回数が微妙に増えてる九月末。やーねー。
 もうあれですよ、一度体調崩してしまうと、なかなか立て直せなくてダレダレですよ。だれてだれてしょうがない。鏡で見たくもない自分の顔を一瞬だけ見てみると、げっそりした顔してて、誰? って感じです。まあ、自分以外の何者の顔でもないわけですが。
 で、そんな話とまったく関係ありませんが、最近にようつべで、「銀河英雄伝説」のOPとED集なんてものを見付けて、ちょっと喜んでみたり。親父様(肉親の方の父親様。現状、一応生みと育ての二名いることになるので)が趣味で「銀河英雄伝説」のビデオやらを持っていたので、それを横から眺めていて記憶に残っていたりとか。昔はノベルスも持っていたのですが、場所を食うので何度か引っ越しを繰り返す間のどこかで売り払ってます。それでも、何となく曲やらは覚えているのですねー。
 あのアニメだと、全般的にOP曲の方が好きなのですが、特に好むのは第三期のOPの「SEA OF THE STARS」という曲。基本的には女性の歌声というのが好きで、メタル音楽を探すときにも女性ボーカルであることを条件に探すことが大半。まあ、あんまり多くの曲を聴く方ではないので、特定のやつしか聴かないのですが。後はもう、東方アレンジのボーカル無しの曲とかばかりですね、最近は。この曲、フルバージョンのやつってどっか転がってないかなー。まあ、そんなに真面目に探しているわけでもないのですが。

 歌でも曲でも良いのですが、昔に聴いた音楽というのを、何かの拍子にふっと思い出すことがあります。何がきっかけになったのかすらよー分からんまま、思い出したそのメロディーなり歌なりが一日頭の中に染みついてしまって、こりゃどーしようもないなーということもあったりする。仕事中にひたすらエンドレスで曲が脳内再生されてしまうと、もー他のことを考えるのが面倒くさくなります。きーみがくれーたゆーうーきーはーおっくせんまん、おっくせんまん……とか、ホントに一日連続再生された日がありました。
 うん、あれは本当に困りましたね。電話がかかってきても、何か応対しつつ頭の中ではおっくせんまん。メモを取りつつおっくせんまん。ネットを見ながらちょっとさぼってる間もおっくせんまん。弁当つついていてもおっくせんまん、トイレに行ってもおっくせんまん。止めてけれー、おら発狂したくねぇだー、うるとらまんせぶんになりたくねぇだーってか、ウルトラセブンが正しい名称であってマンはつかねぇだーとか。いや、ここで言ってもしょうがないか。ひかりのくにからぼーくらのために……あ、そりゃ初代マンか。とおーくはーなれたよーぞらのほしに……そりゃエース。うーるーとーらのちちがいるーってそらタロウだってば。いや、タロウは本編まともに見たこと無いんだけど。
 記憶に残っている歌なり曲なりというのは、それなりにインパクトの強かったものか、もしくは映像と一緒に記憶として残っていることが大半で。でなければ、相当回数を見て聴いたやつですね。ああ、昔のヤツで覚えているのは、大半がアニメ関係だなぁ。それから、母親がしょっちゅう聴いていたので、イルカの名残雪とか、もしくは中島みゆきの曲とか。ああ、オリビアを聞きながらとかも覚えてるな、多少。なんでやねん。把握してる曲が明らかに偏ってるか、年齢を偽ってるような気がする今日この頃。
 自分の覚えている物事をつらつらと並べ立ててみると、結構面白いもの。自分の履歴みたいなものが何となく分かるし、覚えている項目はそれなりに自分が興味を持っていたものということだから、当時の自分の傾向も分かります。その辺は本棚を見ても私の場合は分かるのですが……あ、でも古い本ってあらかた興味が無くなってくるから、売り払うか捨てるかしちゃうんだよなー。それでも、読んだ本の中で今でも少しだけ雰囲気みたいなものを覚えているものもあるし、覚えているものというのは、やっぱりそれなりに理由があって覚えているものです。
 でもまあ、昔に記憶して忘れなかったものと、今になって好んでいるものとを比べてみると、歳を食った分差は出るけれども根本は一緒のような気もします。本でも音楽でも一緒なのですが、読んでるやつ、聴いてるやつは確かに昔に比べると子供っぽいものは無くなってきているんだけれども、なーんか延長線上というのか、繋がりが感じられるような。昔に乗ってたように、自転車にも舞い戻ってきたし。三つ子の魂百まで……ってのは微妙に違うような気もしますが、そういうものなのかもなーとか。
 これを、成長していないと見なすべきか、深化したと見なすべきか。難しいところです。でもまあ、そういうところは、自分の好きなように解釈した者勝ちってことですけれどもね。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『MORI LOG ACADEMY』七巻
月次読破:12冊(文庫10冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:115冊(文庫68冊、コミックス47冊)

それでは。

カップヌードル

2007年09月26日 23時56分02秒 | Weblog
9月26日分。

 昨日は帰ってきたのが午後十時くらいでしたが、前日にほとんど徹夜状態だったので、帰ってきた瞬間に気絶してました。よくよく考えたら、帰ってきてすぐ倒れ込んでしまったので、晩飯食ってないやンということに今更気が付く罠。食事の用意の分だけは買ってきてあったのですが、食わないまま冷蔵庫に残ってました。今日の晩飯は、それプラス小松菜という地味さ……。ちなみに、炊き込みご飯、味噌汁、小松菜と鳥の唐揚げのポン酢和え物、とヨーグルトというメニュー。地味ー。
 で、今日の昼間は昼間で、うっかり朝に会社で弁当を頼むのを忘れていて、それに気が付いたのが昼前になってから。ありゃしまった、これじゃ今日のお昼に食べるものが無いじゃないかと、コンビニに買い出しに行ってきたわけなのですが。たまには会社でカップ麺というのも面白いかもなと、カップ麺のコーナーに立ってみる。たまに99ショップで買うことはあるのですが、あそこだと毎度品揃えが一緒なので、あまり面白みが無いのです。コンビニに行くと新製品が結構並んでいるから、んなおバカなもんまであるんかいカップ麺、と楽しいのですな。
 んで結局、カップヌードルの、欧州チーズカレー味を選んでみました。カレー味のカップヌードルはそこそこ好きかなって程度なのですが、チーズ入りのやつというのは結構好き。ただ、これを食うと周囲がカレー臭に充ち満ちるという諸刃の剣、素人にはお勧めできない……まあ、気にしないけどね。それに野菜ジュースとおにぎり一つ(具だくさんひじきご飯)を合わせて、三百円ちょっとで昼飯を済ませやがりました。後で風呂上がりに体重計に乗ってみたら、晩飯を食べる前だったせいもありますが、体重が48キロ程度までまた落ちていた罠。まずー。
 そんな体重に落ちているのにも気が付かず、ちょっと何日か自転車に乗っていなかったので、重ためのギアで二十キロほど走ってきてしまったわけですが。ああ、既にちょっと脚がぴきぴきするぅ。筋肉痛になるぅ。でも、最近ちょっと脚が筋肉痛になってくると嬉しくなったりして。ナルシストか、私ゃ。でなきゃマゾ。いや、自分の身体に対してのサディズムを発揮し始めてるだけか? ともあれ、気分はそれなりに上々です、今日は。今日は、だけどね。

 といったところで、上でカップヌードルのことを書いたので、カップ麺のことをちょこっと考えてみます。
 個人的に、経営学部の出身ということもあるのですけれども、何となくコンビニに行って、どんな商品が並んでいるかなーっと店内をざっと見て回るのが好きです。誰かとコンビニに入ると、その人がお会計をしている間に、ちょっと店内を回ってざっと新商品の傾向とか、定番商品との比率みたいなものとか、そういうところを何となくチェックしてしまう。一番見ていて面白いのが、お菓子のコーナーと、ドリンクのコーナーと、そしてカップ麺のコーナー。この辺りが、一番商品の入れ替わりが大きいから。そして、その時々の時流みたいなもの……と言えば格好良いですが、流行廃りが分かりやすいということもあります。
 コンビニの商品というのは、定番品と新製品とがなかなか面白い配分で置かれています。ドリンクのコーナーなら、例えばお茶という分野なら、おーいお茶と伊右衛門と生茶辺りがあって、サントリーのウーロン茶、爽健美茶、午後の紅茶なんかがあって、それから新商品のお茶が何か置いてあるような。あって安心の定番商品と、ちょっと冒険と好奇心の新製品という組み合わせは、なかなかうまいやり方だなと思います。まあ、コンビニという業態では店舗面積も狭いし、回転率の良い商品、必ず売れる商品を優先して置かざるを得ないけれども、飽きられたらお客が来てくれないという日本の消費者の事情もあって、結果的に完成した形がそれなのでしょうね。
 で、コンビニに置いてある商品でも、やっぱりカップ麺というのは結構売れる物のようで。カップ麺置いてない店って、コンビニに限らず、食料品関係のお店ではあまり見かけません。専門性に特化したお店は別ですが、まんべんなく置いているようなお店ではまず絶対にある。カップ麺は一人暮らしのなかなか心強い味方でもあるし、カップにお湯を注げばそれで済むという手軽さがまた有り難い。そして、安い。まあ、あんまり身体に良いとは言えないけれど……それでも、あのジャンクな味が恋しくなることってあるもんです。
 カップ麺という商品分野は、日本ではそれなりの年数が経過してきているだけに、もう成熟した分野になりつつあります。日清のカップヌードル、チキンラーメン、明星チャルメラ、サッポロ一番、一平ちゃん、ラ王……袋麺も混じってますが、大体もう定番品は決まってきていますし、目新しい商品もなかなか出てこなくなっているのが現状。価格帯も大体一定していて、その範囲内に収まらないグータというなかなか面白い商品もあったのですが、カップ麺の価格にしちゃ高すぎるってな評価であれは今ひとつ売れなかったようなことを日経ビジネスで読んだ記憶があります。カップ麺というのは、あくまでも庶民の食べ物で、高級志向では無いってーことですな。
 それと、カップヌードルにリフィル(詰め替え用)が出てくるようになりましたが、さてはてこいつは定着するのかどうなのか。個人的には、カップ麺の概念を多少なりとも書き換えできるような広告、イメージの変更が出来るかどうかで決まってくるだろうなと見ています。エコであることには違いないし、確かにカップ麺のカップってのはものすごく資源の無駄遣いだと言えます。……が、カップ麺の一番の魅力というのは、やっぱりあのカップなわけで。そこを排除する以上、現状のままだとイマイチ定着してこないかもなーと。何より一番の敵は、それこそ現在も売られている普通の、あのカップヌードルなのですね。さて、過去の自分にリフィルが勝ち抜けるか、見物です。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『MORI LOG ACADEMY』七巻
月次読破:12冊(文庫10冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:115冊(文庫68冊、コミックス47冊)

それでは。

一定量

2007年09月25日 23時03分25秒 | Weblog
9月25日分。

 えー、何日かはかかりましたが、横溝正史の『犬神家の一族』を読み終わりました。そもそも、なーんで横溝正史なんて読もうと思ったんだか、その経緯を自分でもすっかりと忘れてるくらいなのですが。金田一耕助作品に関しては、実はかなり昔に、レビューを始めるよりも相当昔、多分中学生くらいの頃に『八つ墓村』を読んだことがあった筈。あった筈なのですが、読んだんだよなという記憶があるのに、顛末やらどういう感想を持ったのかという部分が記憶に全くありません。多分、途中で投げたか。
 そのこともあって、あまりミステリという分野は手を出さないようにしていました。中学時代はホームズも、三毛猫ホームズも、金田一少年の方も、江戸川コナン君も、刑事コロンボも読んだなぁ。で、その頃の反動なのかどうなのか、大学時代に森博嗣の『SMシリーズ』を読み切ったくらいで、後はろくにミステリは買わなかったような。森博嗣にしても、今はエッセイの方面ばかり買ってます。別に人死にがあるのが嫌いなわけではないし、探偵役が嫌いなわけでもないんですけどねー。何となく、後半にはもう意地で買わなかっただけかも。
 横溝正史を買う前に、江戸川乱歩を買ったという順序があります。乱歩にしてもまだ『鏡地獄』しか買っていないけれども。で、乱歩に行く前に、マンガになりますが、高橋葉介とゆーエログロナンセンス的な作品を書く人の、とあるシリーズをずっと追いかけていたのもあって、エログロナンセンス系統にどっぷり慣れてきたという過程があったり。乱歩作品でも少年探偵団に行かず、最初に怪奇作品集である『鏡地獄』を買ったのもそういう繋がりか。まあ、単純に『鏡地獄』が中古で売ってる中で一番状態が良かったってのもありますが。
 んでまあ、乱歩は期待通りで、横溝正史にしても、思っていたよりは楽しめたし、これなら金田一耕助シリーズも揃えてみても良いかなーと。つまり、角川ホラーの黒い背表紙が本棚に増えるってことですな。角川ホラーのあの背表紙って、本棚に置いておくとそこだけやたら目立つのですよ、これが。ちなみに、今手持ちの角川ホラーは、小林泰三と貴志祐介……何か、変な取り合わせー。ともかくも、ますますもって本棚の並びが混沌としそうではありますな。楽しみ楽しみ。

 秩序が生じるということは、その分別のどこかで無秩序が生じることである。養老孟司の『唯脳論』中にあった言葉ですが、世の中というのは確かにそういうものだよなーと思ったりします。世の中にあるものには、必ず一定の決まった量が存在しているように思えます。お金、人、原油、海産物資源……。情報もそうですね、有用で重要な情報というのは、そうそう市場には出回らないものですし。屑データならそれこそ無限に近いですが。それから、何とも痛ましい話ではありますが、戦争というものもまた、どこかしらに必ず存在している。こっちは上限ではなくて、下限未満にならないといったところですが。
 たとえば、誰かがお金を得るということは、他の誰かがお金をその分失ったということになります。お金が流通する量というのはある程度決まっていて、だからこそ、お金を流す量を変えることで金融政策を打てるわけですね。無制限にお金が流れすぎてしまうと、お金の価値が落ちてインフレ状態になる。逆ならデフレですが、経済とゆーやつはそれだけじゃないのがまた難しい。ので以下略。いずれにせよ、お金というのは無限に湧いて出るものではなくて、世間様が使えるお金のトータルの量というのは、神の見えざる手のように、一定範囲に収まるように回っているような気がします。人為的な操作、政策の介入というレベルよりも、もっと大きな範囲で見て、ということ。
 ともあれ、世界は必ずバランスを取ろうとします。人間は、今月は出費が多かったな無駄遣いが多かったなと思ったら、帳尻を合わせようとします。どうも、世界という単位で見ても、どうもどこかで帳尻を合わせようとしているように思われてくる。個人的には、神様とか超次元の存在とか、宿命みたいなものはあまり信じていないのですが。ただ、世の中の有形無形ひっくるめて、トータルの量というのは変わらないようになっているんだなーという感じがする。
 何だか面白いですね。資源というものは確かに有限だし、だからこそ、特に原油などは供給国が政策として産出量を制限して流しているわけだから、本当に供給量は一定範囲に収まっていることになります。もう少し見る高さを上げると、地球という惑星上に存在する物質の総量というのは不変に近いわけですから、その中でやりくりされていくことになる。水の循環とか、有機物→無機物→有機物……のサイクルとか。人間が増えすぎている地球上では、その分のとばっちりを、他の何かが多いに被っているということでもあるわけですが……と。
 最後に脱線。そこの貴方。最近どーも運が悪いなーとかありませんか? ひょっとすると、貴方の幸運まで、誰かが使ってしまっているのかもしれませんよ? 実際、幸運というのは案外にも気合いとノリで引き寄せるようなところがあるものです。誰かが気落ちしている間には、他の、やる気その気、気合いじゅーぶんな誰かのところへ流れていってしまうもの。笑う角には福来る、これもまた確かに、そういうものなのかもしれませんね。

読み:文庫『犬神家の一族』
買い:なし
途中:なし
月次読破:12冊(文庫10冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:115冊(文庫68冊、コミックス47冊)

それでは。

布団

2007年09月24日 22時58分37秒 | Weblog
9月24日分。

 ホントは二日ほど更新が遅れてますが、とりあえず後追いで一気に三日分更新していきまっしょい。と言うか、頭痛が酷かったりとか寝不足が重なってたりとか諸々あって、がっつりさぼっていたら溜まってしまいましたわよ。いかんいかん、いかんねこれは。
 土曜日日曜日に全力疾走で秋葉原をうろつき回っていたわけですが、さすがに今日は秋葉原には行ってませんぜ? いくら何でも、一緒に行く相手が違っていたにしても、三日連続で秋葉原に行ったらさしもの私でも飽きます。ああ、でもそういや、二日間秋葉原に行っておいて、古本市場とか覗いてなかったなぁ。あっちまで回ってしまうと体力を食うのが分かっていたので避けたのですが、結局はヨドバシの上にある有隣堂で新刊買ってるから意味がないなー。
 今月はなるべく本を中古で済ませてしまおうという魂胆があって、特にコミックスに関しては購入の数をかなり押さえ込んでます。文庫はまあ積み本もあったし、中古でそれなりのものが手に入った……というか『平行植物』とかもあるから、そっちも潰さないとイカンのか。ともあれ、多少の状態の悪さとか、望みの本があるかどうかは運次第の要素が強くなるとか、そういう問題はあるにせよ、古本というのは便利です。ただ、出版業界では頭の痛い話なんでしょうなー。
 そういえば、『MORI LOG ACADEMY』の最新刊も買ったわけだし、今読んでいる金田一耕助を一冊読み終わったら、そっちを読み始めようかしら。結局、引っ越し前だってのに、積んであって読む順番待ち状態になっている本は、やっぱりいつもの通りにあるわけですな。積み本があるとむしろ、ちょっと安心してしまう。ああ、ここまでくるともう重症だわね、ホント。

 はてさて。これまでに何度か、都内の有名ホテルに宿泊する機会があったのですが。そこで毎回困るのが、夜に寝るときだったりします。今現在、私の自室での寝床というのは、マットの上に敷き布団という状態で、これにタオルケットか毛布を被って寝るという状態になります。それでもちょっと寒いときには、もう一枚掛け布団があったので、それを被ってました。その掛け布団は、某知り合いにテレビをあげる時に放り出してしまったので、後で買い直しですが。どうせもう中の綿がぼろぼろはみ出てきているような状態だったから、よくもまあこれで使ってたなと思うくらいでしたし。まあでも、慣れた布団というのは寝るのに楽です。
 んで。難儀なことに、私の場合それなりに神経質な性格のようで、布団やら枕が変わるとなかなか眠れません。加えてエアコンでの冷暖房というのが非常に苦手なので、寝るときになると体温が変な具合になりがち。特に辛いのが夏場で、エアコンで冷えすぎていることがあるわけですな。一人でホテルに泊まっているときは温度を調節すれば良いのですが、相部屋の場合には相手に多少合わせる必要がある。かつ、私にとっての夏場の適温というのは普通の人に比べて高いので、結果的には私にとっては寒い気温に合わせることになります。布団と気温と、両面で環境が変わってしまうので、結構これがまた辛い……。
 不思議なのが、ホテルの掛け布団というのはかなり薄っぺらいやつが多いのですが、薄い割にはやたらと保温性が良いというか、すぐに内側が暑くなってくる傾向があること。おかげで、朝起きるともう寝汗がぐっしょりで、その汗が冷房で冷やされるのでこれがまたえらく寒い。歯の根が合わなくなることもあるくらいです。大あわてで寝間着を脱ぎ散らかして着替えるか、風呂に飛び込むかしないと、それこそ風邪を引いてしまう。夏だってのに寒くて風邪を引くのもなぁ。あの掛け布団、本当に不思議です。普段私の使っている毛布やらが、あんまりに古くてもう保温性が普通に比べて低いのかしらん?
 そーいや、今使っている毛布って……確か高校生だか大学生だかの頃に買ってもらった、安物の合成繊維のやつだなぁ。うん、そうそうアクリル百パーセントだ。別に上物ではまったくないし、いい加減擦り切れてきてるんですけどねー。何となく、肌に馴染んだのか何なのか、これが好きなのですよね。とってもぬくくて良い毛布、名前は不毛です……ばーい、川原泉。ともあれ。いい加減、毛布も買い換えるべきなのかもしれませんがー。掛け布団買い換えることになったから、毛布はもうしばらくこのままでいいや。でも、せめてクリーニングには一回出さないとまずーいかも。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『犬神家の一族』
月次読破:11冊(文庫9冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:114冊(文庫67冊、コミックス47冊)

それでは。

食い物の恨み

2007年09月23日 21時56分33秒 | オフ
9月23日分のオフレポ。

 毎度どうも、昨日も何のかんので秋葉原行ってきたばかりなのですが、今日も今日で違う人と秋葉原行ってきました。幽霊です。今回はネタが盛りだくさんにあったものだから、ということで昨日の分で公言した通りに、今日の分はちゃんとオフレポにして書くのですよ。そんな次第ですので、昨日の分も何気に断りなく身内ネタばかりになってしまたが、今日の分も完全に身内ネタになりますのであしからずご了承下さい。
 冒頭の写真は、後でちゃんとネタにしますのでご安心あれ。

 今回のオフ……会って人数ではないですが、参加者は二名のみ。私こと幽霊……じゃなかった夜明けの人と、それからいぢられるのが天命か、それとも人災か、わはーちんこと橘香流クンの二名。何というか、この二人が揃うともう何故か知らないけどもネタの方からすり寄ってくるようなことになるのが毎度でして。今回も今回で、相も変わらずネタには困らない一日でありましたとも。
 この二人、色々ろくでもない共通点が多々ありますが、共通趣味の一つが東方シリーズであったりして。そんなわけで、ようやっと、久々に、本当に久々に、ステージクリア式の昔ながらの東方最新作が出る、もとい出たのですよ。ええ、ええ、もちろん東方風神録ですね。んで、二人してコミケには行かなかったので、委託待ちになってたのですが。いつ出るのか確定情報がなかなかでなかったので、九月中に買いに行くか、10月に回すかというような話をしていたのですな。ところが、たまたま昨日に、某メンチことりおクンと秋葉へ行ってしまったついでに、店頭で見かけてしまったからさあ大変。しまった、勢いと気分で買っちゃったよ先に……。
 そんなわけで、わはーちんには昨日の夜にはゴメン裏切ったとご報告仕りました。兄者裏切ったなー婦ルータスオマエもかーオマエモナー……と言われることは無く、じゃあこっちも明日買いに行こうかなと言っていたので、面白そうだから一緒にくっついていくことに。どうせ東方風神録を買いに行くのを口実にしてオフにするつもりだったので、結果的にはやること一緒じゃということですな。
 秋葉原集合は十時半の予定でしたが、前日の夜に確認したらえらく体調が悪そうなことを言い出すわはーちん。をいをい、明日やばそーだったらメール入れておくようにと言っておいたので、朝一番、目が覚めてからすぐにメールチェックしてみる。が、特にメール受信無し。大丈夫かなーと思いつつ、まあ来てなかったら大事を取ったってことだよなーとも思いつつ、横溝正史の『犬神家の一族』を読みつつ電車に揺られて移動開始。どーでもいいけど、中古で買ったこの『犬神家の以下略』ですが、シリーズ五巻目なのよねぇ。一巻目がどれなのか実は知らなかったし、たまたま置いてあったのが五巻だけだったのですよ……。まあ、別に困ることなく読めるので良いのですが。
 それはまあともかくとして、秋葉原に無事到着。経由する路線が、人身事故やら信号機故障やらで有名な中央線だけに、毎度無事に到着するごとに、ちょっとホッとします。到着は十時二十分くらいで、ちょっとまだ余裕有り。電気街口の改札前にぼんやり立ちながら、『犬神家』をぱらぱらり。改札口からしてアニメにゲームにメイド喫茶の勧誘のお姉さんたちにと混沌としている秋葉原電気街口に立って、金田一耕助を読む絵図。何というか、シュールです。……だが、それがいい。いやはや、このますますもって訳の分からなくなるカオス具合が良いのですな。
 んなこと考えてたら、わはーちん無事到着。体調不良が治ってるかは敢えて確認しませんでしたが、ちょっと顔色が白いかなーとは一瞬思ったり思わなかったり。元々色白だからという話もあるけれども。

 とりあえず、十時半だとまだ東方買えるトコどこも開いてないんじゃね? とそんな会話をしながら、適当にぶらぶら歩いていたのですが。をんや、とらのあなが十時から既に開店しているじゃありませんか。昨日の時点でとらのあなでも東方風神録が山積みになっていたのを確認済みだったので、んじゃまあココで用件済まてまってもよかんべぇと、同人ソフトフロアまで上がる。すんなり買えましたとさ。これで、今回のオフの唯一の目標は達成。わはーちんは購入待ちの行列を多少覚悟していたと言ってましたが、行列なんぞなーんも無し。私にしても、昨日買ったときには某メンチと二人して買いましたが、レジが少し混んでいたくらいで行列というほどのものは無かったり。
 まあせっかくとらのあなに来たし、と音楽ソフト見て新刊コミックス見て無駄話ぐだぐだしつつ、店内をぐるぐる。何でか、「エアーマンが倒せない」が完売になってました。後でメロンとかも行ったのですが、そっちでも完売。まあ別に買う気も何も無かったんだけど、完売ってわざわざ貼ってあるんだから、人気があったのかしらん。店内の物色はほどほどで切り上げて、お外に出る。またちょいとふらついて、十一時半くらいになったので、昼飯を食べにガストへ移動。ちょっと上野寄りの位置になりますが、早めに行けば席も取れるし、ドリンクバーもあるしで便利なのですよね、ガスト。
 メニューを眺めやって、あれ日替わりセットなくなっちゃったのねーとか、肉食べると最近胃もたれがねぇとか、お前ら一体年齢いくつだってな会話で微妙な盛り下がりを見せながら、結局は和食系統の定食で落ち着く。二人ともまだ二十代の前半なのにねぇ……ってか、わはーちんに至っては前半って年齢でもないだろってくらいに若いのにねぇ。ついでに、二人してドリンクバー最初の一杯がお茶とかってのは、いくらなんでも爺むさすぎやしないか。紅茶じゃありません、ジャスミン茶とハブ茶です。まあ健康的。二人とも揃いも揃って不健全だけど。
 食事のお膳が届いたところで、わはーちんがご飯に手を付けたらあっちっちーとかお決まりのような、お約束のようなリアクションをしてくれたことに、しみじみと合掌してみたりしつつ。自分もご飯に箸付けたら、結構熱かった罠。これはあれか、電子レンジだな多分……。で、食事が一段落したら、当然やりますよ、ドリンクバーを粗末に扱う調合実験。ドリンクの並びの中に、バニラオーレという、さも狙ってくださいと言わんばかりの代物発見。単体で飲んでもかなり甘そうですが……わはーちん、これにホットレモネードを叩き込む。結果、ばっちり乳化しました。上の方に、湯ノ花みたいな白い固形物が発生。しかも、これがまたダダ甘い。めがっさ甘い。あまりに甘い甘いと顔をしかめてみせるので、いかほどかと私も全く同じものをテーブルに持ってくる。飲んでみる。……うわぁー、あまぁーい。あんまぁーい。いっちごーじゃむーぅ、いっちごーじゃむー……あ、何か別のトラウマの扉が開いた。
 いや、これは甘い。バニラオーレってだけに、元々のがかなり甘いのですが。ホットレモネードもかなり甘いだけに、二重に甘い。これ一杯だけでも、もうご飯をお茶碗に一杯盛ったくらいのカロリーあるんじゃあるまいかと思ったくらい。わはーちん、ギブアップ。私の方は飲みきりましたが、口の中があまりに甘くなったので、お茶で洗い流しました。洗い流したお茶がトロピカルティーだったもんで、バニラとレモンの香りの中、更に無意味に南国風桃の天然水の匂いだけするお茶が流し込まれて、更なるカオスが発生したのは秘密。下手物だらけになったな、最初から。
 ガストを出たのは十二時半くらいでしたが、この時点で既にわはーちん、グロッキーでした。体調不良が尾を引いたのか、それともバニラオーレの悪夢に体力をごっそり奪われたものか。真実はいつもじっチャンの名にかけて世の中には不思議なことなど何一つ無いのだよと言いつつ美人女将湯煙の向こうに迷宮入りです。

 その後は、ゲーセン行ってみたら初代ギガウィングなんて置いてあるのを発見して狂喜乱舞した私が二コイン突っ込んで、一回目だけですが、何とかラスボスまでは行き着いて死闘を演じるとか。ゲーセン出たら耳がつぶれかけていてお互いの声がしばらくよく聞こえなかったとか。細かい小ネタは色々ありましたが、既にここまでの時点で無駄なこと叩きすぎて三千文字超えてるので、今日の冒頭の写真、メインエベントについてのお話をしようじゃありませんか。
 えー。東方買いに行こうぜという話を前にしていたついでに、ラーメン缶って売り切ればっかなんだよねーそういや新宿で売ってたぜーんじゃ今度買ってきてくださいよみたいなノリで、ラーメン缶を食おうという話もあったりして。そんなわけで、私は既に一回試してるけど、秋葉原で二人してラーメン缶を食うという馬鹿なことをやろうじゃないか、と悪ノリ決定。ただ、私は既にラーメン缶を食べたことがあるから、ちょっとまた違うものにしようじゃないか、と。結果、わはーちんは「ラーメン缶とんこつ味」を、私は「うどん缶きつね」をチョイス。うどん缶なんてあったのね……。写真だと見づらいですが、右側がうどん缶、左側の黒いやつがラーメン缶とんこつ味になります。両サイドに映ってるのは、口直しとしてノリで選んだリポビタンDで御座います。ふぁいっとぉー、いっぱぁーつ。ケータイのカメラだと、せいぜいこの画像くらいが限界なのですよね。
 で、先に結論。一名完食、一名大破轟沈でした。うん、まあ、経験者の方が下手物には強いってことかしら……。既に一回ラーメン缶を食べて、うわこれまずーと知っていた私の方は、別に味には大差ないうどん缶の感覚にも、苦笑い一つで済ませましたが。わはーちんはかなりの衝撃を受けたようで、一口食べてから、すぐに手が止まっておりましたとさ。あ、ちなみに。ラーメン缶の麺は蒟蒻で、糸蒟蒻の煮物やなーこれと前に思ったのですが。うどん缶の方も麺はやっぱり蒟蒻で、しかもラーメン缶の麺よりぶっとい。油揚げも入ってます。……ま、美味しくないんだけどね、油揚げも。
 まあ、まずもってあったかーい状態ではなくて、常温状態のものを食べたのが良くなかったのかもしれません。私はともかく、わはーちんは最初から体調が微妙だった可能性もあって、そこでも不利を被っていたかもしれません。そして、そもそもラーメン缶自体が結構やばーい代物だったことを、ちょっと舐めすぎていたかもしれません。結果として、見事な惨敗で御座いました……。あわれ、とんこつ味のラーメン……のような蒟蒻麺は、下水へと姿を消していくのでありました。うどん缶はちゃんと完食、だし汁まで飲みきりましたけども。うげげ、きつかった。食後のリポビタンDが無意味に美味かったですよ。ああ、神様。
 とは言え、正直なところ、ラーメン缶って冷えててもあったかーい状態にしても、やっぱり微妙な味だとは思うですよ。ひっじょーに、きびしー。あ。10月の空の桶に参加する人の中で、食ってみたいという人いたら、連絡下さい。一応幹事やってますので、ご依頼の通りに当日持参いたします。いえいえ、料金は請求いたしませんので、ご随意に……くっくっく。ちょいとそこいくお嬢ちゃん、このお味は生涯のトラウマになるよぉ?

 そんなわけで、メインエベントも終了したところで、後はもうネタも切れてきたし、ってことで武装商店へ行って、それからKブックスへ。Kブックスで一時間くらいはふらふらうろつき回りながら、本の話やらなにやら。途中からコミックスやらラノベやらの話から逸れて一般書籍の方の話に移っていたので、んじゃまあってことでヨドバシカメラ上の有隣堂へ移動、またここでも三十分くらい潰す。私ゃそこにきて本買いましたわよ、文庫本。秋葉原に来て、マンガもラノベも買わずに、ホラーの本とかモリログアカデミーとか買ってどうするかなぁ。それと、『やさぐれパンダ』の文庫版が出ていたので、つい買ってしまいました。今月はこんなに新刊を買う予定はなかったのにぃ。森ログは良いんだけどね、予定通りだから。
 で、最後くらいはまともな飯を、ということで、ヨドバシ上のレストラン街で、和食屋をチョイス。わはーちんが重たいものびみょーとのたもうたのと、二人ともコスト高いところは辛いしなーと意見の一致を見たための選択ですが。昨日にペッパーランチで飯食ってるので、さすがに連発はちょっとなーと敬遠したのもあります。まともな食事って……大事だねぇ。そんなことを思いながら、二人して買った本を読みながら家路に着いたのでした。秋葉原離脱が午後七時前、私自身が寮に帰着したのが午後八時過ぎ。食べ物の偉大さと、二人の人間の駄目さ加減がしみじみと身に染みた一日でありましたとさ。わはーちん、ありがたう。合掌。霊……じゃない、礼。

読み:文庫『やさぐれパンダ』一巻
買い:文庫『やさぐれパンダ』一巻、『MORI LOG ACADEMY』七巻、『千の脚を持つ男』
途中:文庫『犬神家の一族』
月次読破:11冊(文庫9冊、コミックス2冊)
月次購入:13冊(文庫11冊、コミックス2冊)
通年度購入:113冊(文庫65冊、コミックス48冊)
通年度読破:114冊(文庫67冊、コミックス47冊)

それでは。

ガンキャノン

2007年09月22日 00時10分39秒 | Weblog
9月22日分。

 テレビが要らなくなったなーということで、ちょうどよく手近にテレビ壊れたーというのがいたため、んじゃまあ引き取りにおいでませと。そんなわけで、メンチの子にテレビあげました。ただ、未だにでっかい平面ブラウン管テレビだったもので、色々すったもんだありましたけれども。
 とりあえず朝十時くらいに、メンチが寮最寄り駅まで到着。こちらはこちらで、その前にテレビのケーブルやら何やらを外しておく。久々に移動させたので、思いっきりホコリを吸い込みそうになったのは秘密。うーむ、半年くらい全く動かしてなかったから、結構積もってました……。げほげほ。引き渡す前に、最低限ホコリは拭きましたけどねぇ。ついでに、部屋のあちこちのホコリもぬぐい取る。そろそろ寮の巡視も近いしー、と。引っ越しも近いし、荷物を減らす魂胆もあって、テレビをさっさと引き渡してしまったのもあるわけでー。
 ともあれ。最寄り駅まで来たところで、駅前まで迎えに行って合流。暑い暑い言いながらテレビの実物を検分して、佐川急便に電話してみると、どうも梱包まではやってくれないとのこと。しょうがないので、駅前のスーパーまで二人して移動して、ご自由にお使い下さいな段ボールをかっぱらってきました。これでひとまず画面部分を保護して、それからついでに、これまた要らなくなった古い掛け布団を保護材代わりに周りに巻き付けておく。この辺の作業やら無駄話やらしていたら、気が付いたらもう昼過ぎ。ま、布団巻きにしたらテレビの取っ掛かりがなくなって持ちにくくなったとか、結局梱包これじゃ駄目だなーと言われてみたりとか、諸々ありましたけども。
 しかしまあ、テレビがどいたら、部屋が広くなりましたわよ。これで本棚までどかしたら、もう何も残らないんじゃあるまいか、この部屋。引っ越しの準備が着々と進みつつあるのを感じつつ、エアコン不使用のあっつい部屋を後にして、約二名は秋葉原へと進軍するのでした。まあ、後になっての話ではあるけれど、明日も秋葉多分行くことになりそうなんだけどね、ここだけの話。

 特にあてもなく秋葉に、ただ単に暇つぶしに出かけたようなものなのですが、やっぱり時期的に東方風神録発売直後だけあって、どこ行っても店頭でデモやってるのですよねぇ。本当はもうちょっと後に買いに来るつもりだったのですが、ついつい来てしまったので、気分で買ってしまった罠。帰ってきたら、速攻でインストールして三時間四時間ほど叩き込みましたが……。ノーマルでラスボスまで行って、三度撃沈されて集中力切れ。クリアならずか……ちっ。
 まあでも、ガンキャノンの名の由来も理解できたし、とりあえず良いか。EXのバカみたいな弾幕を見られなかったのが残念だけど。

 あ、今日の分、オフレポにしません。東方に完全に気を取られて、ついでに体力も食われてしまったので。大丈夫だいじょうぶ、明日はちゃんと書きますから。別件だけどね。でも行き先秋葉だけどねまた。ああ、でも一つだけ書いておこう。メンチの子に、かっぱっぱーかっぱっぱーにーとりーが感染しました。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『犬神家の一族』
月次読破:10冊(文庫8冊、コミックス2冊)
月次購入:10冊(文庫8冊、コミックス2冊)
通年度購入:110冊(文庫62冊、コミックス48冊)
通年度読破:113冊(文庫66冊、コミックス47冊)

それでは。

接続

2007年09月21日 22時20分49秒 | Weblog
9月21日分。

 接続された女、ってータイトルのなかなかきっついSFがあったな、とちょっと前に読んだものを思い出してみたりして。河出のSF傑作選でしたかね。多分、ティプトリーの作品だったはず。あの人の場合、著者の経歴の方がよっぽど面白いという世にも希有なSF作家だったなぁ。……って、それが本題なのではなくて。
 結局、部屋を少し引っ繰り返してみたのですが、昨日探していた空気バルブのコネクタは見つかりませんでした。まあ小さなものだし、転がしておいたらどこかに紛れてしまったのでしょう。仕方ないので、手近のどっかのお店には……無いだろうなぁと思っていたのですが。一カ所だけ、思わぬ近場に、それなりに充実したサイクルショップがありました。あったんだ、あんなとこに。徒歩圏内でしたよ。前に買ったのと全く同じものがあったので、それを買うつもりだったのですが。レジに持っていってみたら、ショップの人の曰く、それはあんまり良くないですよ、と。代わりに、値段は倍くらいになるけど、良い奴を持ってきてくれました。倍とゆーても、二百円ちょいが四百円になるだけなのですが。
 結果、空気はちゃんと入れられました。この手のコネクタでは、必要な空気圧まで入れられないというような記事を読んだことがあったのですが、そういうこともないようで。きっちり入ったようです。ただ、ショップの人は仏→英式のコネクタですよと言っていたよーな気がするんだけれど、実際にやってみたら英式では空気が入らず。をんやーと思って米式の空気入れを持ってきてみたら、入りました。つまり、仏→米式だったらしい。両方持ってたから、別に良いけどね。正味、英式の方は単に間に合わせで持ってるだけなので、米式の空気入れの方がまともなやつだったりします。都合がいいっちゃ都合が良い。
 空気を入れ直して走らせてみたら、大分快調になりました。まあ、空気が抜けていた頃に比べると乗り味が堅くなりましたが、まあそれはそれで。ごつごつした感じもまた宜しい。あんまりふにゃふにゃしていると、結構ロスが増えてしまうものですし。距離的には昨日と同じく短めでしたが、内容的にはそれなりに満足。ただ、重ためのギアで走ったので、明日はちょっと脚がだるいかも。

 テレビ見ない生活を始めて二日目ってところですが、夜よりも朝に効果が高いことが判明。いつもより、随分朝は余裕が出るようになりました。テレビ点けてないので見る物も無いし、暇なのでさっさと飯を済ませて着替え済ませて、と効率よく動くのですね。ながら行為というのは、それだけ効率が悪いということでもあるわけですがー。朝に時間が五分ほど短縮されると、結構効果は大きいですよ、ホント。
 結局、テレビ見なくても不自由ないなーという感じなので、テレビを人にあげてしまうことにしました。どうせ未だに平面ブラウン管の運搬に不自由なやつだし、地デジも映らないし。引っ越しの荷物になるだけなので、ならまあ放り出してしまうかな、と。必要になったら、買えば宜しい。今度は、あまり大きくなくて良いから薄型のやつを。まあ、しばらくは買わないような気がしますが。元々、見ている番組も自然ものかニュースばかりでしたから、ニュースならネットニュースで、自然ものなら書籍で十分フォローができますし。
 よくよく考えてみると、テレビというのは不思議なメディアだな、と。見られる番組の選択肢というのは実際にはあまりないし、その内容もこちらからはほとんど選べない。こちらから選ぶのではなくて、向こうから流されてくるものを眺めていることになる。その合間合間には、更にこちらには選択の余地のないCMやらが流されていて、本当に自分の興味のある部分というのは、一時間の番組の中で五分あるかないかなんじゃないかと思えてきます。情報媒体としては結構早い部類なのですが、問題なのはその信憑性。全くもって信用がおけないというわけではなく、ある程度まで信用しても良いのですが、でもやっぱり間違った内容が流れていることが割とある。一番厄介な信憑性の状態かも知れません。テレビで何かニュースが流れていたら、何となく信じてしまうし。しかも、間違っていたことをあまりちゃんと告知しない。間違ってましたと言わないわけではないんだけど、ちょこっと言ってすぐ次へ流してしまう。割と、たちが悪い気がします。
 とは言え、今の世の中、絶対の信用がおけるメディアというのは、実質的には存在しないと言って良いでしょう。世の中の全ての、ありとあらゆる情報を全部把握するわけにはいかないし、そうなると幾つか重要そうであるものをピックアップして持ってくるしかないのですが、そのピックアップ、選択の過程で既に何かしらの意図は加わってしまう。そこに視聴率とか、話題性とか、スポンサーの事情とかそういう諸要素まで絡んでしまうと、そりゃもう伝わってくるものはどんどん歪んできてしまいます。そもそも、人間というものは自分の思考やら気分によって感じ方も変わってしまうくらい、大雑把な生き物です。自分自身がそもそも、絶対の信用がおけないってんだから、どうしようもないですなー。
 ま、そんな大雑把さが、割と人間って生物の売りなのかもなと思ったりもするのですけれども。売りというか、要領の良さと言うべきか。それで大体の世の中が成り立ってしまうってんだから、結構これってすごいことなのかも知れませんね。

読み:文庫『如菩薩団』
買い:文庫『犬神家の一族』
途中:なし
月次読破:10冊(文庫8冊、コミックス2冊)
月次購入:10冊(文庫8冊、コミックス2冊)
通年度購入:110冊(文庫62冊、コミックス48冊)
通年度読破:113冊(文庫66冊、コミックス47冊)

それでは。