黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

なんか思いの外放置してた感

2019年06月08日 12時04分21秒 | Weblog

6月8日分。

 ふと気が付いたら、前回の投稿から3ヶ月くらい間が飛んでいたようで。幽霊です。そこまで間を開けていた感覚も無かったのですが、多分、動画はずっとコンスタントに作り続けていて、ニコ動側のブロマガをぽつぽつっと更新していたからでしょう。

 正味、ここをクローズしてしまっても良いのですが……。ただ、普段ニコ動側では書けない内容であるとか、完全に未整理な内容とか、あちらでは受けない類の内容は、どこか別のところではき出すなり、頭をまとめる必要はありまして。そういう用途で、こっちを使えばいいかなーと。

 

 さてはて、そんな感じで久々に頭を少しまとめるための整理書き。お題は、金融庁の発表で諸々と騒がれております例のヤツ、「老後の生活費不足2,000万円」という話ですね。目にした当初はおいおいおいとも思いましたが、時間が経ってきて頭が冷えてきたので、改めて自分用に整理。

 なお参考用として、金融庁の件の報告書は「こちら」です。

 

(1)とりあえず金融庁のWG公開の報告書案について要点(と思う箇所)を整理

 ・近年の平均寿命は男性81歳/女性87歳、健康寿命は72歳/75歳と10年差がある

 ・また現在60歳の人の約1/4が95歳まで生きるという試算もある

 ・例の2,000万という数値の計算過程は以下。

   前提条件として、高齢無職の夫65歳以上、妻60歳以上の世帯という計算

   収入額21万(年金19万、その他2万程度)

   支出額26万(内訳は上でリンクしている記事に画像あり)

   月の「不足額」を上記により5万・これを30年・キリをよくして2,000万

  ・他にも色々書いてあるのですが、今回はとりあえず割愛

 

(2)2,000万という金額についての個人的な「感想」

 ・よくよく考えれば、昔から「年金+α」で余裕ある生活を、とはよく言われた

 ・支出が月に26万というのは割と余裕のある額(つまり削る余地はある)

 ・但し、年金支給額は現状水準の筈で、将来切り下げされるのでは?

 ・また、年金受給開始が夫65歳からで、そこから30年という試算であることに注意

 ・コレ要するに、ホントにザル計算なので最低限の目安であって確定値ではない

 

 まあ上のように大まかな整理はしてみましたが、前々から「年金ヤバイ」みたいなことは言われ続けてきていたわけで。「追加2,000万」必要ですというのは、そう目新しい話でもないか、と。ただ、どうしてもお金の話は見ないフリをしておきたかったという感情と、具体的にポンと大きめの金額を言われたのでインパクトがあった、という部分で騒然としたのだろうなぁとか。

 ある意味、金融庁が身体張ってヘイト稼ぎつつ、「備えとかないとヤバイからね?」と注意喚起をしてくれたとも言えます。「今更言っても遅いわ!」とは確かに思うのですが、せめてもまだ今言ってくれただけマシ、と捉え直す方が良いのかも知れません。

 なお、改めて「念のために」書き添えますが、あくまで例の金額は年金支給額が夫婦で19万あった上で、割と余裕を持った支出額を見た状態での不足額を30年、という計算です。「年金は一切ありません」とは言っていないし、「2,000万ないと生きていけません」とも言っていません。せいぜい余裕ある暮らしの目安額程度の話です。

 

 数字のインパクトがそこそこあったのか、数字だけが一人歩きしている感もありますが……。まあまあ、とりあえず一旦深呼吸して、お手持ちの資産額と、今の状態で月にいくら必要なんだっけなーくらいで電卓ぽちぽちしてみるのが良いかもしれません。

 なお、電卓叩いて絶望に沈む可能性も否定はしません。一応、私自身はまだ「貯め直す」時間が残されているので、セーフとも言いがたいですが絶望的ってほどではないかな……多分。

 


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