3月31日分。
毎度。本当は今日は出かけようかと思っていたのですが、風やら何やらで交通機関に影響が……という天気予報の速報を眺めやって取りやめにしました。幽霊です。まあ、どのみち私一人での外出予定ですから、時間を変えるのもキャンセルするのも思いのまま。気楽で宜しい、というのは負け惜しみにしか見えないか……。
どうも自分一人での生活に慣れすぎて、他人に合わせるというのが面倒くさいのですよねぇ。色々末期な感じですが、まあしょうがない。
会社勤めして、しかも経理部の中の人なんて因果な仕事をしていると、お金についてのことは色々考えるようになります。特に、今のようなあまり芳しくない経済状況と、どこでも企業の業績が思わしくないという経営状況とを数字で見てしまうと、なかなかねぇ……。そういう中で、シャープさんが従業員に給与2%カットを提案といったような記事を見るに、あちらさんも厳しいのだろうな、と。うちもありましたね、給与カット。今年度じゃなくて、もうちょい前のことですが。
社員は金銭ではなく働きがいを求めて仕事をしているのだ、なんてことを言う方もいらっしゃるわけではありますが。それは、あくまでも一定ライン以上の、生活に安定をもたらせる程度まで給与を最低限確保できた先での話であって。今のご時世、うちの会社でも、貯蓄を取り崩して何とかやりくりした、収支トントンだったという組合のアンケート回答が来ているような状況下で、給与カットとなるとまあ……当然、荒れるでしょうね。
希望退職などの人件費ダウン施策というのは、人材の流出というリスクを背負います。実際、関連のある企業がソレを実施した際、人材がどんどん抜けていくのを見てしまいましたし……あれは愚策だと思う。自分のいる会社を眺めてみるに、人件費を下げるには、無駄な残業とか非効率な業務への対処こそ最初にやるべきだなーと。何でこんな仕事やってんだ? とか、コレ無駄に時間ばっか食うんだよなーとか、そういう仕事ってかなりあるはず。現場職の月の残業ウン十時間が当たり前とか、何かおかしいだろ。
ただ、この手の対処はトップダウンでやろうとすると、見当違いのところに金をかけてしまう可能性は高いかと。トップの思う「コストのかかっているところ」と、現場で実際に発生している「コストのかかっているところ」は食い違うものですから。上の方へ、「正しい」情報が必ずしも伝わっていないことも、よくあることですし……ね。少なくとも、人を切る施策は、愚策の最上位と思っています。それに手をつけにゃならん状態ってのは、末期だよなーとか。
金の話ついでに、残業についてとかの話でも。自分のとこもご多分に漏れない話ではあるのですが、「定時に帰る」というのを未だに「マジメに仕事してない」と捉える人が多数います。と言うか、大多数の人がそういう意識で仕事をしている気がする。年長世代ほどその傾向が余計に強く、ああそんな仕事してりゃ時間延びるし、効率も悪くなろうなーと思います。
本当に激務になってしまっている人は、仕方がない。ただ、それならそれで、「仕方がない」で済ませて終わりにするのではなくて、解決策を探すべきです。権限委譲なり職務分担を見直す、業務システムを変更する、仕事内容それ自体を見直す、人手を増やす、等々手はあるものです。でもでもだってを繰り返すだけでは、どーもなりません。
……まあ、外部から強いられて、日程などの都合でどーもならんってコトはあり得るんですけどね。来週以降に予想される、うちの経理部の修羅場っぷりもその類ですが。しかしながら、これもこれで、私個人はもう少し労力の減らしようはあると思っています。日程を変えられないなら、時間が限られてしまっている以上、その中で時間を食われている業務から自動化することを考える。外部へ出すということも考えられますが、経験値の蓄積を失いたくないなら、内部でどう効率化するか、手数を減らすか、ですね。
特に、手間数ばかりかかる無駄仕事は、それこそ機械に任せるべき事柄。人間の手をかけ時間をかけて苦労するというのは、美談にはなりますが、美談だけで飯は食えませんし。私だって「プロジェクトX」的な苦労美談は好きですが、金勘定してる人間としては、別の見方だってします。この手のプロジェクトX思考な人間が上層部に溜まっている間は、根治は難しいのかもしらんなぁ……。
ではでは。ひゅう、どろん。
毎度。本当は今日は出かけようかと思っていたのですが、風やら何やらで交通機関に影響が……という天気予報の速報を眺めやって取りやめにしました。幽霊です。まあ、どのみち私一人での外出予定ですから、時間を変えるのもキャンセルするのも思いのまま。気楽で宜しい、というのは負け惜しみにしか見えないか……。
どうも自分一人での生活に慣れすぎて、他人に合わせるというのが面倒くさいのですよねぇ。色々末期な感じですが、まあしょうがない。
会社勤めして、しかも経理部の中の人なんて因果な仕事をしていると、お金についてのことは色々考えるようになります。特に、今のようなあまり芳しくない経済状況と、どこでも企業の業績が思わしくないという経営状況とを数字で見てしまうと、なかなかねぇ……。そういう中で、シャープさんが従業員に給与2%カットを提案といったような記事を見るに、あちらさんも厳しいのだろうな、と。うちもありましたね、給与カット。今年度じゃなくて、もうちょい前のことですが。
社員は金銭ではなく働きがいを求めて仕事をしているのだ、なんてことを言う方もいらっしゃるわけではありますが。それは、あくまでも一定ライン以上の、生活に安定をもたらせる程度まで給与を最低限確保できた先での話であって。今のご時世、うちの会社でも、貯蓄を取り崩して何とかやりくりした、収支トントンだったという組合のアンケート回答が来ているような状況下で、給与カットとなるとまあ……当然、荒れるでしょうね。
希望退職などの人件費ダウン施策というのは、人材の流出というリスクを背負います。実際、関連のある企業がソレを実施した際、人材がどんどん抜けていくのを見てしまいましたし……あれは愚策だと思う。自分のいる会社を眺めてみるに、人件費を下げるには、無駄な残業とか非効率な業務への対処こそ最初にやるべきだなーと。何でこんな仕事やってんだ? とか、コレ無駄に時間ばっか食うんだよなーとか、そういう仕事ってかなりあるはず。現場職の月の残業ウン十時間が当たり前とか、何かおかしいだろ。
ただ、この手の対処はトップダウンでやろうとすると、見当違いのところに金をかけてしまう可能性は高いかと。トップの思う「コストのかかっているところ」と、現場で実際に発生している「コストのかかっているところ」は食い違うものですから。上の方へ、「正しい」情報が必ずしも伝わっていないことも、よくあることですし……ね。少なくとも、人を切る施策は、愚策の最上位と思っています。それに手をつけにゃならん状態ってのは、末期だよなーとか。
金の話ついでに、残業についてとかの話でも。自分のとこもご多分に漏れない話ではあるのですが、「定時に帰る」というのを未だに「マジメに仕事してない」と捉える人が多数います。と言うか、大多数の人がそういう意識で仕事をしている気がする。年長世代ほどその傾向が余計に強く、ああそんな仕事してりゃ時間延びるし、効率も悪くなろうなーと思います。
本当に激務になってしまっている人は、仕方がない。ただ、それならそれで、「仕方がない」で済ませて終わりにするのではなくて、解決策を探すべきです。権限委譲なり職務分担を見直す、業務システムを変更する、仕事内容それ自体を見直す、人手を増やす、等々手はあるものです。でもでもだってを繰り返すだけでは、どーもなりません。
……まあ、外部から強いられて、日程などの都合でどーもならんってコトはあり得るんですけどね。来週以降に予想される、うちの経理部の修羅場っぷりもその類ですが。しかしながら、これもこれで、私個人はもう少し労力の減らしようはあると思っています。日程を変えられないなら、時間が限られてしまっている以上、その中で時間を食われている業務から自動化することを考える。外部へ出すということも考えられますが、経験値の蓄積を失いたくないなら、内部でどう効率化するか、手数を減らすか、ですね。
特に、手間数ばかりかかる無駄仕事は、それこそ機械に任せるべき事柄。人間の手をかけ時間をかけて苦労するというのは、美談にはなりますが、美談だけで飯は食えませんし。私だって「プロジェクトX」的な苦労美談は好きですが、金勘定してる人間としては、別の見方だってします。この手のプロジェクトX思考な人間が上層部に溜まっている間は、根治は難しいのかもしらんなぁ……。
ではでは。ひゅう、どろん。