黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

凡才だからこつこつ積み上げるだけ

2018年09月27日 22時02分18秒 | Weblog
9月27日分。

 毎度。ここのところ3連休が続けて来るお陰で、何とか9月も月間での動画投稿本数を4本ペースで維持出来ました。幽霊です。但し、10月は仕事が忙しいタイミングになるので、せいぜい2本出せれば良い方だろうなとは思っていますが。
 数をたくさん打てば良いわけではありませんが、ある程度「定期的に」動画を打ち込み続けることには意味があると考えています。本当にじわじわと、一本ごとに数人ずつというレベルですが、投稿者としてのユーザアカウントをフォロしてくれる人が増えています。昨日に1本上げて、今の題材でのシリーズは3ヶ月めで10本め。最初の月は他シリーズの終盤がいたので投稿ペースは合っています。
 3ヶ月(厳密には2.5ヶ月)10本でフォロワ50人くらい? の増加。大元が200人程度のフォロワ状態だったので、そこから考えれば25%増ですね。元々が少ないだけに影響が大きい。本当にじわじわとしたナメクジ並みのペースですが、それでも歩みが進んでいることを感じられるのは嬉しいものです。


 ただ、動画に関しては、私よりよほどセンスの良い「天才的な」動画を幾つも日々見かけますし、ああいった動画の中に混じってしまえば、自分の動画というのは本当に出来が悪い。基礎的な見た目、センスは脇に置いて丁寧な作りという部分でなら勝る部分も多い自信はありますが、動画に限らず創作物というのは「センス」の塊の方が人目を引くし、そういうものであるべきと思っています。
 翻って自分の動画を見ると、本当に「華がない」。編集慣れに由来する「見やすさ」は及第点以上と思いはしますが、「もっと見たい」と思わせる何かが無い。引き込まれるような、魅了されるような何かがない。150本弱も作ってきましたから、「見やすい」ものは作れます。ただ、面白くない。
 コイツ天才か!? と思える人の動画を見てみると、ほぼもう最初の1本から、編集への不慣れで粗が目立つとか、見辛いという部分はありますが、それを圧倒して「コイツ面白い」と思われるものがあります。伸びるのも、基本的には「丁寧な動画」より、「見辛くてもセンスのいい動画」ですね。両方揃っていると最強なのですが、まあなかなかね……。

 創作分野に関して言えば、凡才は天才にはかないません。特に消化速度とサイクルの早い分野では顕著で、ゲーム実況動画となると最初の10秒で掴み損ねたらもう機会を失う、というくらいでしょう。まだまだ自分のところは工夫の余地がたくさんあるなとは感じますが、そもその辺の小細工はセンスの塊みたいな新星に蹴っ飛ばされて終わりなのですよね。
 ……それでもまあ、自分が凡才である以上、こつこつと作り続けるだけです。天才じゃないなら作るなって? やなこった! 私はまだ動画を作ることに飽きてない。それにまあ、残念ながら世の中の大半は凡人なわけでして、私もそんな大多数のひとり。その中でほんの少しだけ、物事に固執する性分が良くも悪くも影響して動画を150本弱作り続けてきました。伸びませんけれどもね。
 この先も大して伸びることはないでしょうが、天才的なセンスを持たない状態でどこまでじわじわ進んでいけるのか。お金には一切なりませんが、まあそこはしょうがないと割切っております。亀さんはうさぎさんみたく早くは走れませんから、亀の歩みで行くだけです、はい。


 ……という、自分自身のモチベーション状況を確認し直したところで、今回はここまでです。
 微妙に小腹減ってきたので、何か甘い物でも買ってくることにしましょう。ではでは。

あーららやらかし案件が

2018年09月20日 20時43分46秒 | Weblog
9月20日分。

 毎度。ほぼほぼ毎日のように動画編集を続けていたので、また例によって更新の間が飛んでいますが、とりあえず手を付けていた動画は昨日に投稿を終えました。幽霊です。新しいシリーズに手を付けてからは9本目、7月2本・8月4本・9月3本というペースで来ており、今月はもう1本間に合うかな、くらいでしょうか。
 なお7月は古いシリーズを2本先に打っており、5月からずっと月産4本ペースで上がり続けている感。また次の編集へ着手はするのですが、まあ今日はちょっと息抜きくらいにペースダウンです。全般、月産3本に落としてもいいかなぁという気はしますがさてはて。


 さておきまして、時事拾いネタということで。やらかしやがったのがおるなーと思ったわけですが、「スマホゲーム「アナザーエデン」、ガチャ不正操作で謝罪 「特定のケースで再抽選を行う内部プログラム」の存在が発覚」というニュースが上がってきました。
 再抽選の内容としては、大雑把にはですが以下の通り。前提として、一回のガチャで10回の抽選を一気に行うタイプの、いわゆる「10連ガチャ」というタイプのものであるとのことです。

 (1)低レアの同一キャラが4枚以上、1度の10連中に抽選された場合に再抽選を行う。
 (2)最高レアのキャラが4枚以上、1度の10連中に抽選された場合に再抽選を行う。

 とりあえず、(1)はハズレ状態に対する救済策なのでまだ良いとしても、(2)についてはハッキリとユーザに不利な操作です。そして問題は、この再抽選が行われるプログラムが長期にわたって実施されていたことが、事前にユーザには一切告知されていなかった・表示もされていなかったということです。半分は救済策だったから問題無い、というわけにはいきません。

 今回まずいのは、その再抽選の内容がそこまで頻繁に発生するものではないにしても、そも公式に表記しているガチャの抽選確率と合致しない操作を、運営側が実装していたことです。そのこと自体は表記・告知していれば別ですが、ユーザにはそれが公開されていなかった。
 極端な話、(1)が無く(2)のみとか、もっとヒドい操作が出来てしまうわけです。無論、ソシャゲのガチャなんてデータでの抽選ですから、確率操作自体は難しくはないでしょう。ただ、難しくないことだからこそ、ソレをやったらユーザからの信頼を失うぞ、というヤバイ代物です。
 元々、ソシャゲのガチャには常々不信感を募らせているユーザも多いわけで、その状態で火を放つような案件なんですよコレ……。操作内容の軽重の問題ではなく、実際に確率操作をしており、かつそれを隠していたという事実そのものがもうマズい案件であり、この話の影響は「アナザーエデン」という当該ゲームのみに収まる話ではないわけです。
 ソシャゲのガチャという仕組み全般への不信感を煽る案件、と言って良いでしょう。元々ソシャゲのガチャというのは、外から見て本当にその確率通りなのか、というのは検証が出来ないものです。である以上、確率が操作されている可能性も脳裏には置きつつ、それでも表記されている確率を一応信頼して、どこまで金額を突っ込めるか……というもの。その前提を裏切った案件です。
 繰り返しですが、今回の「確率操作の内容」それ自体は、そこまで悪質なものではないと思います。但し問題の本質はそこではなく、表記通りの確率ではない、告知・表記されていない操作が裏で行われていたということそれ自体の方です。そっちの信頼感への影響は、アナザーエデンというゲーム単体に収まる話ではありません。

 ……とまあ書いてはきたものの。私自身は半年前まで、累計100万くらい? ソシャゲに突っ込んでいた側です。ソシャゲをやっていた時期でも、確率の操作くらい普通にやってんだろうな、運営ってのは基本的に金に汚いもんだ、という認識を同時に持った上でやっていた。そういう経緯はありますが……それでも、やっぱり今回の件はまずいなーと感じます。
 やってるだろうなという推測(憶測)と、「やっていた」という事実はやっぱり次元が違う。ま、それでも全体で見れば、ガチャゲーにつっこんでるユーザは課金を止めることは無いだろうとは思います。ただ、こういう状況が実際に存在して発覚してきた以上、大なり小なり「確率操作はしていい・するものだ」という考え方をしている運営が存在するわけです。そうではない運営も存在するでしょうが、それをユーザ側から判別する手段はない。
 こういうのを見てしまうと、ソシャゲから一度外に出た後、もう一度戻ろうという気にはならんなーという感。ただ、カネをデータに払う馬鹿、とは思いません。形ある物でも大した価値が残るわけじゃないし、物が残っても無駄金なことは多々ある。但し、仕組みとして課金してまでやるガチャゲーはもういいかな……と思うだけです。無課金でやる分には良いんですけどね。


 正直、ゲームユーザ側からこれを言うのもなんですが……。ガチャやらんと成り立たん・楽しめんというゲームは、無くなって良いと思っています。まあそれ以前に、ゲームという分野自体、消えていくものなのかもなーとも。それは、ゲームが無駄な物だから消えていく、ということではない。
 他に代替できるものも増えてきたし、ゲームにお金を払うという習慣がもう、本来ゲームのメイン層になるべき若者世代には残っていないだろうということです。今のゲームのなんてメインターゲットは、子供でも青年でもなく、オッサンです。そこの世代しか、確実にお金払って買ってくれる層が他にもういないから。子供・若者世代は、ゲームなんて基本無料ですよ。
 そこの世代も、じきに自分の老後のお金を……という時期に達する。ゲーム(特にソシャゲのガチャ)にお金を使っていられる状態ではなくなっていくでしょう。もしくは、単純に飽きて離れていくか。さてはてどう枯れていくのか、若干の興味の興味を持ちながら、今日も今日とてゲーム実況動画の編集をするのでした。ソシャゲではなく、スチームゲーですが。

 ではでは。

あ、更新がまた抜けてますね

2018年09月16日 21時50分12秒 | Weblog
9月16日分。

 毎度。動画編集の方にかなり苦戦していたため、こっちまで手が回らなかった……というより、気力が尽きた感。幽霊です。苦心していた1本は数日前にようやく投稿を終えて、続けて次の1本の編集に手を付けています。編集のやり方を変える方向性を試験中、今のところ悪くない感触です。

 脈絡のない話ですが、Twitterをぼやーんと眺めていたら、某界隈で有名な方が「ああそうかもなぁ」と思う呟きをされていました。「お金があるのに何故借りるの?」→「いやいやお金があるから借りるんだよ?」という話で、コレに関しては、ああそうよなと思います。
 身の丈に近い話に例えるのであれば、家を買うときにはお金を借りますね。自己資金がある程度潤沢にある人にこそ、銀行はお金を安心して貸しますし、「自己資金+借り入れ分」で「自己資金のみ」のときよりも大きな額を動かすことが出来ます。逆に、自己資金がほとんど無い人には、銀行ってお金貸してくれませんよ……。自己資金無いってことは、返済ヤバイんじゃね? ということですし。
 企業でもまあ同じことで、「借金がない」というのは健全経営と言える面もありますが、「資金があるからこそ」借り入れでより大きな設備投資なりが可能になる、という部分もあります。逆に、その時点で既に資金カッツカツの会社に、銀行がお金を貸すなんてことはありません。焦げ付くの分かりきってるじゃないですかヤダー、となりますから。
 一応、企業経営は基本的に利益を追求するものであり、利益を出し続けるためには投資が必要です。投資にはお金が必要なので、そのお金をどうやって調達するか……と。余裕がある内にこそ借り入れで大きく動かすというのも当然ある選択であり、逆に手元に余裕無くなってから焦ってるようでは手遅れ感なのです。まあ、すごく身近なところでこれをやらかしてる企業、見てるんですけどね……ほぼリアルタイムに。イヤハヤ。


 置いといて、ニュース記事を拾い読みしている間に目に付いた記事を。「フランスでマクドナルド「閉鎖ではなく存続を!」 貧困地区で社会的役割」なんて話があるのだそうです。マクドナルドは日本だと、若干「安かろう悪かろう」側のイメージもありますが、提供コストが安い・品質が安定している・従業員の教育がマニュアル化されており一定水準には出来る、というノウハウを持つ企業とも言えます。
 そういった面から、貧困地域での一定の社会的な役割を持っている……という話自体はまあ納得の出来る話なのですが。ただ、一方で「赤字店舗だ」ということでオーナーが売却を希望しているという状況自体は、まあ商売というのは慈善事業ではないのですから、本当に赤字状態ならば撤退を視野に入れるのも当然です。
 企業に社会的役割を求める流れは今後も続くでしょうし、その辺は……国家であったり、地域コミュニティの力が弱まったりしている部分もある感じなので、むしろ流れは強まるかも? ただ、社会的役割のために赤字状態を我慢しろ、というのも筋違いかなぁとは思います。マクドナルドが僕を立ち直らせてくれたという美談は分かる、そういう役割をマクドナルドが果たしていた事実もあるのでしょう。ただ、それと経営上の判断は別だ、というだけの話。

 記事の末尾からそのまま持ってきますが……。

(引用)
「マクドナルドの給料が悪かろうと、労働条件が悪かろうと、この地区の住民の生活すべてが、この仕事、この店を中心に回っている」と、従業員側の弁護士は語る。「マクドナルドはそのことに気付く必要があるし、彼らにはそこから立派に巣立つことが必要なんだ」
(引用終了)

 うん。気が付くことは気が付くでしょう。でも、それを理由に赤字店舗を維持しなければならない理由は? ということになるでしょう。赤字部分を何らかの公的・私的まあ何でも良いですが、利益が出ないまでも「収支とんとん」まで扶助して埋めてくれるなら続ける理由もありましょうが。
 上でも書きましたが、企業というのは基本的に利益を追求するものであり、慈善事業ではありません。巣立つ場所が必要ならば、自分たちのお金で何かしらやってね、という考え方になるのではないかなぁと思います。身も蓋もない言い方をすれば、教育コストや更生のコストを、企業に赤字を出させておっかぶせることで成り立っていたわけでしょ? 自分で払おうよ、というだけ。
 この話の顛末を私が目にすることはないのでしょうけれど、まあ美談の部分はともかく、企業・オーナーの立場から見れば、ちっと虫の良い話にも聞こえるわなーと。そんな感想でした。


 では、今日の更新はこんなところで。

自分の発言通りに苦戦するという

2018年09月09日 19時43分31秒 | Weblog
9月9日分。

 毎度。天気予報を眺めてみると、何故か東京近辺だけ晴れマークで、後は日本全国雨マークというナンジャコリャなお天気図とご対面。幽霊です。むしろ肌寒いくらいの気温のところもあるようですが、こっちは30度を超えていて「うーん」な感じ。真夏の盛りほど「あ゛つ゛い゛」まではいきませんが。
 とりあえず、ここ最近の災害続きに、ベッド脇に置きっぱなしの災害用リュックの中身を確認しました。食糧関連は賞味期限まだよし、中に入っているものもまあ……こんなもんでしょう。間違いなく過不足があるでしょうが、そういうのはもう実際に使う段にならないと分からないだろうなと。
 ……一番は、コレが役に立つような状況が来ないことですが。


 置いといて。先日に、動画(というより創作物全般)は「短く作る方が難しい」と書きましたが、自分自身が今またコレに直面しています。作りたい動画は10分未満、元映像は普段が60分・今回は80分くらい。「圧縮率」を上げようとした結果、普段以上にかなり苦戦しています。
 圧縮ついでにいわゆる「音ハメ」(早めテンポのBGMに合わせて映像の切り貼り、SEの挿入等を行うこと)までねじ込もうとしたため、「楽な動画」を作るときに比して数倍の労力を費やすことに。次回以降これは止めよう……と心に誓いましたが、手を付けてしまった以上、今回はこれをやりきる必要がある。
 キツイ工程の8割以上は完了済みですが、土日ほぼフルに使い切って進捗2割を8割まで上げるのが精一杯。圧縮率向上の試み自体は良いとしても、この方策はダメだなぁと。この辺り、もう少し先人の、作り方のうまい動画を見習わせて頂くべきか。ひとつ、ぱっと思い浮かぶ良い見本動画の投稿者さんがいるので、ちょっと見返してみようかな。

 ただ、この記事を書いている間に気が付いたのですが、本来「圧縮する必要すらない箇所=全カットして良い箇所」を圧縮しようとして、余計な苦労をしているな……と。こうして文字に出力しながら思考整理していくと、やはり無駄なのだということを自分でも把握出来ます。そうした「気づき」が自分に発生するのを一番の目的に、ここのブログは続いているのですが。

 まあともあれ。題材にしているゲームは、セーブの単位が「1日」です。これに対応して撮影データの方も「1日」単位で保存しており、動画側も3日 or 4日を1本の単位にしていました。圧縮率思考の前提が、その「3 or 4日を1本にいかに短く収めるか」という条件で思考されていたのですが、条件設定自体を間違ってるなと。
 日の単位で圧縮をかけていると、どうしても「ネタの多かった日・少なかった日」で差が出ます。そして、上で「音ハメ」して圧縮しようとしている日は、ネタの「少なかった日」の方。少なかったからこそ圧縮率を上げて1本に入れようとしたのですが……。日で入れようとする前提でなければ、ほぼ「全カット」にして良かったのだと気が付いた次第。
 これに気が付いた時点で、「日を単位とした圧縮」に限界があるなということに、連鎖的に気が付きました。そして、既にそのこと自体はもう1ヶ月前くらいに思い至っていたという。頭で理屈としては把握していたのですが、編集負担という「体感」と「苦労の実感」が追いついた形ですね。
 次回、従来とスタンスが少し変わる感じになりますが、圧縮の前提を切り替えて作ってみましょう。そちらの形の方が、本来作りたかった「高い圧縮率」の動画に近い筈です。……うん、まだまだ向上の余地はたくさんあるな。小手先の技術自体もですが、それ以上に「見せる映像としての全体」を考える方にたくさん余地がありそうです。改善の余地が見えるというのは、良いことです。手近な目標になる。


 では。今回の更新はこのくらいで。自分でも気づきが出来たので、今回の記事はオレ得でした。

あまり他人事と見ていられない話で

2018年09月06日 21時56分52秒 | Weblog
9月6日分。

 毎度。今日も無事に過ごしております、幽霊です。まず関西方面の台風21号被害と、北海道胆振東部地震の被害に……何も出来ませんが、せめても会社側から呼びかけがあるであろう募金に、数口でも応じる予定です。毎々、こうした募金がある都度、いくらかでも出すようにしています。
 駅前で募金の呼びかけなどもありますが、どこへお金がいくか分からないので正直あまり信用していません。会社側の制度の方なら、こちらの出した額と同額を会社が更に上乗せする仕組みなので、こっちに出す方が良いと思っています。何もしないよりは何かの役に立つでしょうし、自己満足でも満たされますので。
 北海道では地震での損害もありますが、大規模停電による影響が続いているようで。それでも復旧作業は続いており、余震等もある中で、頭が下がる思いです。

 ……とはいえ、正味東京住まいのこちらでもあまり他人事とは思っていられません。関東でも大地震はずっと予告されているわけですし、この週末にでも、一度自分の部屋の防災関連用品なども総点検しておこうと思います。LEDランタンひとつあるだけでも、夜の安心感はだいぶ違うかもしれません。
 東京でも大規模停電は起こるでしょうし、かなり復旧には時間が掛かる可能性もあります。割と食べ物はなんとかなるとは思われますが、水と、トイレと、灯りと、それから情報の入手手段ですね。ラジオは部屋のどこかにあった筈ですが、さて電池があったかな。その辺り、これを機にちゃんと見直しておこうかと。
 
 余談ですが。北海道の大規模停電に関しては、道全体の約半分の電力を供給する苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所が地震で停止、これにより他の発電所に影響が及んで連鎖的に運転がとまり、広域でのブラックアウトが発生したといった記事を見かけました。
 ひとつの発電所に発電を偏らせていたのはどうかという指摘も見かけましたが、元々は泊原子力発電所が存在していたわけで。そちらが稼働停止中のため、苫東厚真火力発電所に負担が乗っていた。新しい発電所を作るにもお金・時間がかかりますから、そう増やせるものでもないでしょうし。
 どこまで備えるかは難しいところで。お金を費やせば大震災も楽に耐える発電設備は作れるでしょうが、「過去例を見ない規模」の大震災にまで備える必要性があるか? 必要性の話だけでなく、そもお金があるか、経営効率的にどうかといった話も絡みます。公共インフラの提供者も民間ですから、利益が出なければ成り立たない。老朽化した設備の更新費用、より安全な設備のための研究費用、それらは全て利益から出てくるのです。
 今回の件は、前提として泊原発を見越していたところを、その前提がそも崩れていたことが一部は起因したかも。原発の是非の話ではなく、前提条件と現状が合致していないという話。だましだましで需給バランスを取ってきたが、それ故にひとつ崩れたときに影響が連鎖したのでしょう。一概に電力会社だけを責められないかもなぁとか、そんなことを思うのでした。

 では、今回の更新はこのくらいで。今日は割と珍しく、投稿内容をいくらか推敲かけてます。
 ちょっと削れば、普段と同じくらいの内容量でも、このくらいまで縮むんですよね。

とりあえず無事に帰宅してます

2018年09月04日 23時50分45秒 | Weblog
9月4日分。

 毎度。とりあえず都内にも台風の影響はあったものの、運良く雨の降っていないタイミングに帰宅を合わせることができ、風は強かったものの結局普段通り駅まで歩いて帰ってきました。幽霊です。毎々この手の日に思うのは、会社側も「帰宅時等の通勤手段は適切な物を選んで注意して帰宅願います」とか言うくらいなら、最初から今日来るなって言えよな……と。
 都内は交通機関の乱れはあったものの、そこまで顕著に極悪な被害もなく。ただ、ニュースを眺めるに今時点で7名死亡、177名けが、関西空港の方で浸水・連絡橋へのタンカー衝突で3,000人以上が孤立といった状態が発生したようで。被害全容が見えてくると、さすがに笑ってもいられなさそうですね。


 さておき。日曜日にまた動画を一本投稿し終えて、昨日今日とまた次を作り始めています。ここ最近の投稿分は、なるべく動画時間を「短く」出来るよう「編集の圧縮率」を上げる方向にしており、なかなか苦労しています。以前は尺稼ぎをどうするかという方に苦心した覚えがあるのですが、現状環境だと逆に「いかにして縮めるか」の方に悩むという……。
 ここのところの数本では、動画一本で10分以内に収めるように編集方針を定めています。この10分を作るために使う元映像が、おおよそ60分から80分。以前は30分程度の映像を13分前後に収めるという感じだったのですが、今は圧縮率が大幅に引き上げされた形ですね。1/3程度に圧縮すればよかったものが、一気に1/6から1/8に縮めるという水準に切り替わりました。
 こっちのブログで書いたものだったか、ニコ動のブロマガに書いた話だったか忘れましたが、基本的に動画という形で作る以上、なるべく「垂れ流しの動画」にはしたくないと思っていまして。ほとんど手を加えないで、撮りっぱなしの映像をそのまま流すのであれば、わざわざ「動画」にしなくとも「生放送」で良いわけで。動画という形にする以上、編集で手を加えるのは大前提ですし、生放送のようなリアルタイム・速報性に負ける形にするのならば視聴負担を下げるように作るべきだ、と。
 その思考の結果として、現状の重点が「動画の再生時間数を抑えること」なわけですね。

 元の素材量がどのくらいあるかにもよるのですが、下地が充分に揃っているという前提の場合、「短くまとめる」方が難しくなります。何となく、長く作る方が難しいのではと思われるかもしれませんが、案外これがまた逆でして。ある意味、うちのブログが良い例(というかむしろ悪い例)ですが、うちのブログ、基本的に推敲してません。ただつらつら書いてます。結果、長い。
 ただ、ある程度真面目に記事を推敲し直した場合、少なくとも文章量は2割くらい減らせます。内容次第では1/2まで削り込めることすらあるでしょう。勿論、「内容」というか「中身」の質を落とすことなく、です。これは何故かと言えば、つまりは推敲しないまま垂れ流しているので、無駄が非常に多いわけです。上で書いている「垂れ流すなら生放送で良いじゃん」というのと、まあ状況は近いわけで……。生放送レベルで、つらつら生書き下ししてるんですよ。
 話が脱線していたり、同じようなことを何度も書いていたり、冗長だったり分かりにくかったり。そういうのが「生放送」状態だとかなり含まれているので、それらを整理すると無駄がそぎ落とされて分量が減ります。同じ内容を短くまとめるには、それだけ無駄を削ぎ、どこを残すかという取捨選択を研ぎ澄ます必要がある。
 延々なんか無駄なことやってる・映してる動画よりは、うまく短くまとめられた動画の方が、やはり見ている側も、作り上げた側も満足の度合いは高いと思っています。まあ、喋りを聞きに来ているような動画だったりとか、ラジオ代わりにという動画の場合は長い方が喜ばれますが。
 
 その辺りともうひとつ、別の事情もあります。動画って、長いとあまり見て貰えないんですよね……。既に有名な投稿者さんなら別ですが、私のように無名の底辺投稿者の場合、初見の方のほうが圧倒的に多いわけで、とにかく見るだけでもという段階です。そうしたときに……今まで見たことも聞いたこともない投稿者の30分の動画なんて、見ますか? 見ないでしょう。
 ……それを言ってしまうと、このブログを自分で完全否定する感じになるんですけどね。ここはまあ思考整理に使っているコトが多いので、長いのはデフォです、はい。まあただ、こことは違って動画の方はある程度真面目に作っているつもりですし、技術向上のために作り続けているというのが動画投稿最大のモチベーションではありますが、再生数・コメント数といった数字もやはり伸びてくれないと続きません。
 有名になりたいというわけでもないのですが、再生数が伸びてくる動画が作れているなら、少しはマシなものを作れるようになったんだなと、自分でも思えるので。なお、今ちょうど、去年の今頃に投稿した動画を1本見返してみましたが……。うん、一応ちゃんと技術の向上は感じられるかな。

 では、今回の更新はこんなところで。