黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

今年のゲームは何やってた?

2011年12月31日 20時45分14秒 | ゲーム無駄話
12月31日分。

 毎度。年末であろうとも、結局はいつもの通りにゲームやって過ごしております。幽霊です。そして今日のブログのネタも、年末だけどゲームの話。例年なら今年読んだ本のおさらいとかやってた気もするんですが、今年は引っ越しをして電車通勤がなくなった影響が大きくて、読んだ冊数ががくっと落ちています。おかげで、ネタにできるほどの数がないという罠。
 そんな状態なので、じゃあ普段とやった数がほとんど変わらないであろう、今年のゲームの話で締めようじゃないかと、そんな魂胆でございます。これをやるために、自分のブログの一年前の記事からゲームの話題の分を探すというちょっと地味な作業が発生しましたけれども。まあ、カテゴリ分けしてありますから、案外楽なのですけれども、と。

 ちょうど一年前、一月近辺はずっと「モンスターハンターP3」をやっていたようです。一月序盤の時点で、集会所の下位があらかた終わりつつある状態、村クエも「終焉」以外は完了していたというような状態だったようです。その何日か後には上位へ上がったという記事があり、一月末時点で単体討伐クエはあらかた終わった旨の投稿あり。以降、二月末辺りまで、火山に登ってお守りを掘ってみたり、後輩とアマツをライトボウガンで撃墜王してみたりしていたようです。
 震災のあった3.11当日も、まだモンハンを続けていたタイミングで。電車が軒並み運行を取りやめしていて帰れない状態だったため、諦めて会社の寮へ立ち寄り、皆で一緒にモンハンしていたような覚えがあります。横目に、津波のニュース映像と、刻々増え続ける死亡・行方不明者の人数を見ながら。
 三月末くらいでモンハンは一旦飽きた旨の記事があり、そこからしばらく、ゲーム関連のカテゴリ記事がなくなっています。二ヶ月ほど空いて、六月中盤に、唐突にニンテンドーDSを購入してきたとの記事。つまり、このタイミングで「世界樹の迷宮2」を購入したようですね。六月の終わり頃に、進行のだいたい半分くらいまで行ったような記事があり、末から七月序盤くらいでストーリー進行そっちのけでレベル上げと転生をしていた模様。七月十日過ぎに、ストーリー本筋はクリアしたようで、以降は三竜の討伐やら、パラ上げやら、真ボス対策を始めたようです。7月23日に、真ボスも倒したという投稿が。後はちょっとだけ縛りプレイをして、8月前半で終了。
 で、2が終わったすぐ後に、今度は「世界樹の迷宮3」を8月12日に購入。その8月末には、三竜の最初の一頭、赤竜にどうにか勝利したという投稿がありました。この時点で、ストーリーの一周目は終わっていたようで、二つ目のルートを進めている模様。何の因縁なのか、9.11の日付で、迷宮3の記事投稿は一旦終了していました。その頃には、すでに最終ルートもクリアして、後は真ボスとエルダーが残っているくらいだったようです。たぶん、その辺りの状態で迷宮3は止まっているので、後でまた引っ張り出そうかなー。
 9月中盤から、何となく気分で「モンハンP3」に一時的に復帰。9月末日に「終焉を喰らう者」を再度クリアした記事があり、10月のどこかまでプレイを続けて終了の気配。それに続けて、今度は11月に「ゴッドイーター・バースト」をプレイし直しという記事があり、11月19日に、ダウンロードする類いのミッション以外は全部終わった旨と、そこでこれもおしまいという投稿があったようです。モンハンと神喰いとか、立て続けにやると操作がごっちゃになるのですよね、あれ。微妙に違うものだから。
 年末近辺になってくると、11月後半で「ファンタシースターP2∞」を買ってきて、ある程度進めて放り出し。12月10日に「剣と魔法と学園モノ。Final」を買って、12月28日に真ボスを倒しきって終了。そして昨日に「モンハン3G」を買ってきて、現在進行中と。年表じゃないけど、ちょっとまとめてみようかしら。

 ○2011年始め頃:モンスターハンターP3絶賛プレイ中
 ○3.11:震災当日、まだモンハンP3
 ○3月末頃:モンハンP3終了、以降しばらくゲーム関連カテゴリの記事なし
 ○6月中頃:ニンテンドーDSと世界樹の迷宮2を購入
 ○8月前半:世界樹の迷宮2終了
 ○8.12:世界樹の迷宮3を購入
 ○9.11:世界樹の迷宮3の記事投稿がここで終了
 ○9月中頃:モンハンP3再開
 ○10月:後半? にモンハンP3終了、おそらくすぐにゴッドイーター・バーストを始める
 ○11.19:ゴッドイーター・バースト終了
 ○11月後半:ファンタシースターP2∞を購入
 ○12.10:剣と魔法と学園モノ。Finalを購入
 ○12.28:ととモノ終了
 ○12.29:ニンテンドー3DSとモンスターハンター3Gを購入

 うん、こうしてみると、おまえほんとに社会人かってくらいに、ゲームやってますね。ああ、駄目人間。でもまあ、確かにこれくらいやってんだろうなーとは思ってましたが。文字にして並べてみると、我ながら目を覆わんばかりの有様でなんともはや。来年は多少改める、気はない。だって私だもの。

 えー。年の最後までこんな記事ですが、本年もありがとうございました。震災、原発関連、その他「災」の文字が飛び通うような年になりましたが、ともあれ無事に生き残ってはいるようです。来年もまた、よろしくお願いいたします。せめても、もう少し穏やかな年になることを祈って。

 ではでは。ひゅう、どろん。

狩人復活中

2011年12月30日 14時27分45秒 | ゲーム無駄話
12月30日分。

 毎度。実家に帰ってきていようがどこにいようが、そこにゲーム機とソフトがあるのなら、いつでもどこでもやることは大差ない。というわけで、幽霊です。こっちに来てしまうと、自室にいるとき以上に何もやることがない、というかほかの暇つぶし手段があまりないところなので、必然的にゲームへたたき込む時間が増えるという寸法でして。できうる範囲内で、「モンハン3G」のソロプレイを進めております。
 基本、モンハンやるときはパーティプレイよりソロプレイばかり考えるので、少なくとも、今回もG級へ上がるまではソロプレイでできうる限り貫いていきたいところです。職場の後輩やらがすでに買っているのは知っていますが、まあもうしばらくソロ専門かなーとか。効率が悪いのは承知の上、それでもソロで進むことを前提で考える辺りが自分らしいというか。職人気質とでもいえば聞こえはいいのですが、ゲームじゃねぇ。

 ということで、げぇむの話。3Gになってもあまり新しい武器に手を出すつもりはなく、今まで通りに序盤は片手剣、ガンナー装備が整ってきたら弓へ乗り換えて、以降は並立という組み方で考えています。その前提通り、最初のうちは片手剣で素材を集めつつ、ときたまハンマーで殴りかかってみたりでジャギィ装備を剣士・ガンナー両方で作成を終えました。
 そこまで揃ったところで、弓の拡張をということで、ハンターボウからはじめてフロギィリボルバー、ハンターボウⅡときて、大タル爆弾2発に罠と捕縛玉までフルに投入して港のリオレイアへ突貫して参りました。二戦やって二戦とも何とか乙無しで25分くらい、からくも勝利を収めて、晴れて前作でも前半のメイン武装だった「クイーンブラスター」の作成まで持ち込むことができました。ハンマー辺りの数値に比べれば小さく見えますが、序盤に作れる弓としては破格の威力。拡散弓なのが好みの分かれるところですが、前作の終盤メインが「月穿ちセレーネ」だった身としてみれば、懐かしい操作感覚ですね。モンスターのタックルをかすめながら、振り向きつつ目見当でぶっぱする拡散弓の感覚。
 あー、そうそう。操作感覚といえば、やっぱりゲーム機本体が変わった影響で、ちょっとやっぱりやりにくい部分があります。よくなったところもあるのですが、どうしても本体の大きさ、ボタンの配置間隔が変わってしまうため、とっさの操作でよく間違えます。一番困るのが、弓の場合だと、矢をつがえて引き絞っている最中に前転、という動作をしようとしたときに、ボタンにちゃんと届かず曲射を撃ってしまうこと。これで失敗して動作が止まり、タックル直撃とかいう悲しいパターンがもう二桁に達しています。いやはや。
 ともあれ、港のクエストはまだまだ進めていない状態ですが、村クエは星三つに到達。たぶん、年内には星四つまで進める、はず。クイーンブラスターもあるし、まあ大丈夫でしょう。

 ではでは。ひゅう、どろん。

帰省中

2011年12月29日 12時37分33秒 | Weblog
12月29日分。

 毎度。実家のPCからやると、やっぱりキーボードが使いにくいなとぶつぶつ毎年と同じことをつぶやきつつ、幽霊です。使いにくいんですよ、薄型キーボードってどうにも。あれがいやなので、結局ノートPCが選択の範囲内に入らないため、デスクトップPCをデスクの脇にででーんと置いておくことになるわけで。
 実家の方で、発注したおせちの引き取りの運搬を手伝えどら息子との脅迫をされたので、普段なら末の末に帰省するところを、今年に限ってかなり早いタイミングでこちらへ移動してきています。ついでに、帰省の道すがらの秋葉原で学生時代の知人と合流して、ちょっくら無駄話。あちらさんはずいぶんと忙しいようで、月の残業時間が百を平気で何度も超えたりしていたようです。過労死するんじゃあるまいか、あれ。それと比べれば、自分は結構楽な仕事してんだなーと、そんなことを思ったり。
 秋葉原へ立ち寄りついでに、ゲーセンへ行って懐かしいシューティングを千円くらいやってきたり、あくまでもついでに「モンハン3G」と3DS本体をセットで買ってきたり。ええ、昨日までで「ととモノ。」が終わったので、乗り換えました。またしても廃人量産ゲーに逆戻りしようとは、我ながら大概の物好きで駄目人間でゲーマーですねぇ。自分でもすでにいろいろ諦めてます。

 帰省の道中、見事に帰省ラッシュど真ん中の日に東京駅を経由するという状態になったため、まあ見事な大混雑の駅構内をすり抜けて歩くハメになりました。ここ最近は電車通勤すらしなくなっていたため、これだけの人出のところへ来るのは久しぶり、でもないのか、たまに新宿には出向いてましたしね。東京駅構内の、(自称?)東京名物土産物のお店には、コミケの「最後尾はこちら」看板状態で大行列ができていました。大変だ、あれは並ぶ方も、レジをさばく方も。
 毎年、東京駅を通るのは年末年始くらいになっていますが、毎年通るたびに何かお店が入れ替わっていたり様変わりしていたりで、変化がちょっとおもしろい。前は飲食店が三軒ほど並んでいたはずの場所に、オサレな雑貨屋的なものが入れ替わっていたりとか、そんなことも。年々、駅構内があちこちお洒落な感じというか、ただ経由するだけ、電車を乗り継ぐだけの場所、というイメージから変わっていきますね。
 ただ、そうやって駅構内のお店などは変わっていく一方で、毎年の東京駅での光景は大して変わりません。新幹線の改札近辺で、階段に腰掛けたり、柱に寄りかかって体力温存状態の家族連れという光景とか。それから、歩くたびに足につっかかる、他人の引きずるでかいカート式の鞄とか。あれ、自分は楽でいいのですが、邪魔。コミケ帰りかっ、と突っ込みたくなりましたが、そっちはそっちであれかな、「リリカルなのは」の紙袋抱えたのを数人見かけましたから、それもそれでいたのかもしれません。
 うん、まあそんなことよりモンハンだ。せっかく買ってきたんだし、年末年始は時間のある限りやり倒すぞーっと。

 ではでは。ひゅう、どろん。

メイド・イン・ヘブン終了

2011年12月28日 23時13分28秒 | ゲーム無駄話
12月28日分。

 毎度。今日で仕事納めではありましたが、結局最後の最後まで仕事してました。幽霊です。……というか、最後の仕事は正直あまり終わりきっていないので、中途半端な状態になってしまいましたが。まあもう周囲が仕事ムードでは全然ない状態だったし、もういいやーと諦めて投げっぱなして帰ってきました。毎年大体、こんなもんですね。
 あ、そうそう。例年より早いタイミングですが、明日から実家へ一旦帰省するので、更新が抜ける・もしくは普段より大幅に短い・手抜きになる、という状況が存分に考えられます。ま、いつものことではあるか、それも。とりあえず、ご了承下さいということで。

 げぇむの話。「剣と魔法と学園モノ。Final」ですが、真ボスという扱いらしい、メイド・イン・ヘブンの突破が終了しました。昨日まで延々と準備していた相手は、結局はコイツだったということですね。行き着いたやり方は、ひたすらに物理を上げて殴る、以上。後はそれをいかにして支援し続けるかというだけで、大体のターンは全員それぞれに選ぶ行動がほとんどパターン化するという状態になりました。
 最終戦時点での六名のパラ等は、以下の通りで。パラの書き方は、種族・メイン学科(サブ学科)/レベル/HP/MP、攻撃力/防御力/命中力/回避力/魔法攻撃力/魔法防御力、力/知恵/精神/生命力/素早さ/運、後は装備と、個別コメントといった形。

○人間・侍(格闘家)/ Lv.87(再履修1回) / HP 5,813 / MP 1,161
 攻853 / 防318 / 命258 / 回340 / 魔攻164 / 魔防231
 力111 / 知56 / 精67 / 生101 / 素189 / 運83
 聖銀のオベリスク / 妖刀鬼徹
 エンジェルリング / 着衣要塞 / アーサー王の小手 / 歩雲履 / 天空の破片

 実質の主人公扱い。装備の優遇度合いが目立ちます。元はガンナーで、そこから忍者に転科し、最終的に侍へ落ち着きました。単体攻撃特化というよりは、ガンナー・忍者の頃は「千鳥」、侍に変更してからも「白刃一閃」で列への物理攻撃を主に担当。通常攻撃でも「真・二刀」と「連撃」で押し込み、相手からの攻撃も「つばめ返し」か「カウンター」で反撃の機会に変えてくれることも。何気に、真ボス戦でも「つばめ返し」がかなり有効で、「真・心眼」も必須状態になっていました。最後まで要。

○フェルパー・狩人(ビースト)/ Lv.87(再履修なし) / HP 6,050 / MP 762
 攻810 / 防311 / 命314 / 回305 / 魔攻108 / 魔防196
 力91 / 知44 / 精49 / 生89 / 素165 / 運90
 天空の弓 / 天麻迦古弓
 黒兵衛の兜 / 法皇の法衣 / アーサー王の小手 / アテナのパンプス / 永遠の腕輪

 一応、主人公の相方ということで相愛状態に相性を設定。こちらはずっと狩人・ビーストの組みのままで、雑魚戦では「千鳥」、ボス戦では「粉砕」と「ギガショット」、初見の相手に「チェック」という役回りがずっと変わりませんでした。装備面が若干不遇というか、どうしても侍を優先したため、少しそちらへ装備のイイトコロを食われてしまった形でしょうか。装備補正はあるにせよ、フェルパーは終盤になるとステ数値が追いつかれてきますね。

○ドワーフ・狂戦士(狩人)/ Lv.82(再履修なし) / HP 5,604 / MP 747
 攻977 / 防477 / 命238 / 回95 / 魔攻41 / 魔防96
 力135 / 知42 / 精49 / 生148 / 素73 / 運93
 ドラゴンアックス / ムルキベハンマー
 聖騎士の兜 / アーサー王の鎧 / アテナの腕輪 / 隼風の靴 / 聖なる指輪

 対ボス戦の物理火力担当、後衛にいるエルフと相愛に設定してスキルを発動させています。こちらも最初から学科の組み合わせに変更はなし。やることもひたすらに、両手に斧か鎚を持って殴る、それだけ。他の面子がほとんど金属製防具を使わないため、金属製防具については優遇されている……のでしょうか。トータルで見ると、どうしても侍の優遇度合いがやっぱり目立つのですが。空振りしやすい代わりに、命中補正さえしっかりしてやれば、「超・鬼神」でごっそり叩き込んでくれます。

○セレスティア・白魔術師(ナイト)/ Lv.87(再履修なし) / HP 2,111 / MP 3,079
 攻193 / 防319 / 命138 / 回118 / 魔攻381 / 魔防434
 力44 / 知94 / 精126 / 生68 / 素46 / 運86
 ネクロノミコン / 智謀の盾
 魔導師の帽子 / 着衣要塞 / デスマンティス / 隼風の靴 / 聖なる指輪

 装備とステ数値から見ても、扱いが中途半端になっていたことがよく分かる……。でも、最終決戦ではある意味で最重要の役割を果たしていた人でもあります。普段は踊り子メインにして、経験値を稼いだり、たまに「疾風の踊り」を踊ったり。真ボス戦では、毎ターン延々と「メタヒーラス」を唱え続けるという状態になっていました。サブがナイトになっているのは、白魔だけではHPが下がりすぎるため、前衛職の中で精神にプラス補正のかかる学科を選んだから。常駐魔法も一応役に立ちました。

○エルフ・踊り子(精霊使い)/ Lv.99(再履修なし) / HP 2,161 / MP 2,126
 攻332 / 防317 / 命243 / 回397 / 魔攻436 / 魔防504
 力52 / 知121 / 精127 / 生65 / 素199 / 運122
 ジュエルワンド / ソロモンの書
 エンジェルリング / アマテラス / アーサー王の小手 / ガラスの靴 / 魔法の指輪

 どうも後衛側は装備がおろそかになりがち、という傾向があるような。普段の役回りは精霊魔術での雑魚の先制殲滅、今回の真ボス戦でのみ、その素早さを活かす意味で踊り子メインに回しました。一人だけレベル99になっていますが、これはレベル上げにこの人が必須なので、ずっとPTに入っていたため。カタログスペックだけ考えれば、HPの低さに目をつぶれば術師にしては異様なステ数値と言えます。ちゃんと装備・運用方法を考えてやれば、エルフは術師に一番向いているのかも。少なくとも、打たれ脆さは多少補える、筈?

○ノーム・巫女(妹)/ Lv.82(再履修1回) / HP 2,195 / MP 2,220
 攻293 / 防285 / 命126 / 回122 / 魔攻407 / 魔防428
 力39 / 知104 / 精112 / 生74 / 素78 / 運72
 ネクロノミコン / 光の盾
 エンジェルリング / 天女の羽衣 / デスマンティス / ムーンウォーク / 永遠の腕輪

 まさかここまでノームが不遇なステ数値とは……と、最初の内は知らずに育てていました。ノームの術師にしては妙に素早さが高いのは、装備補正プラス、ペットの素早さステを上限まで上げてこちらからも補正をフルに使っているため。ここまで不遇だと、ちょっと不憫に思えてきて、何とか最後の面子にまで加えて頑張ろう、とやってきた結果です。ぶっちゃけ、最強PTを作り直すことにした場合、真っ先に外されることになるでしょう。普段は灰魔で、回復役・補助魔法役を一手に引き受けています。

 メイド・イン・ヘブン戦での戦い方は、誰かが大ダメージを受ける、ステ異常を受けて行動不能になる、誰かが戦闘不能になる、という状態にならない限り、全員がほとんどパターン化された行動のみ選択することになりました。それぞれの行動は、以下の通り。
 侍は最初数ターンは「真・心眼」を重ねて使用、ある程度命中が上がったら、後は「構える」→「鬼神」→「真・心眼」→「構える」……を繰り返す。
 狩人は、自分の命中が上がってきたら「粉砕」→「狙い澄ます」→「ギガショット」→「粉砕」……を繰り返す。
 狂戦士は、序盤はまるっきり攻撃が当たらないので防御、「ダシルド」での回避下げ、「真・心眼」での命中上げが重なってきた辺りから「入魂」→「超・鬼神」を繰り返す。
 白魔は、毎ターン「倍加魔法」を使った上で「メタヒーラス」を使用。誰かが戦闘不能になった場合のみ、「リヴァイブル」を使う。
 踊り子は、毎ターン「疾風の踊り」を使用。誰かがステ異常を伴う大ダメージを受けた場合には、真っ先に行動できることを利用してアイテムで回復。
 巫女は、序盤は毎ターン「結界」で大威力魔法対策を重ねる。四回五回程度重なったら、以降は「ダシルド」を重ねがけし続けてボスの回避を下げる。
 色々用意した挙げ句、行き着いた戦法がコレでした。魔法壁も、守護防壁も使わない、何ともシンプルな戦闘展開です。とりあえず、これでメイド・イン・ヘブンと四回ほど戦いましたが、二回勝って二回失敗。失敗した二回も、結局は後衛が壊滅してじり貧でアウトという展開だったため、支援担当の後衛が潰れるか、長期戦化して前衛のMPが切れるかしない限りは負けない、という感じです。あんまり込み入った手を考えるのが面倒くさかったため、こうなりました。分かりやすいでしょう?
 せめても、もうちょっと各自装備を整え直してあげれば、もう少し勝率が安定するかなーとは思うのですが。とりあえず、上記ステくらいで何とか半々くらいで勝てないでもない、という感じです。後はもーちょい、気が済むまで味方の装備を調えてみたりした上で、このゲームもお終いかな、とか。

 ではでは。ひゅう、どろん。

ととモノ。最終戦準備中

2011年12月27日 23時00分10秒 | ゲーム無駄話
12月27日分。

 毎度。やれやれといったところで明日は仕事納めですが、どうやら一応「若手」という扱いにされてしまうため、仕事納めの食い物だの飲み物だのの運搬役にかり出されそうな。幽霊です。まあ、毎年恒例の状態ではあるのですが、ぼちぼち四年とか五年とか連発して私じゃないかい? うちの部署、基本欠員補充でしか人が入れ替わらないため、私の下が入ってこないので仕方ないのですが……。ぼちぼち三十路前だというのに、まだ私が本当に最年少なのです。んーむ。

 げぇむの話。「剣と魔法と学園モノ。Final」ですが、真ボスとの最終戦のために、延々と下準備をしこしこ続けております。とりあえず、基本戦術はもう「物理を上げて殴る」しか考えていないため、後は「物理で殴る」を相手にしっかり直撃させること、支援する後衛が沈まないようにすること、を考えれば良いわけだな、ということで思考を一旦固定しました。
 従って、今までの前衛三人については、変更無し。人間の侍(格闘家)・フェルパーの狩人(ビースト)・ドワーフの狂戦士(狩人)の三人が前衛を務めて殴り続け、残る後衛三人でこれをいかに支援しつつ、自らも沈まないようにするかということを考える必要が出てきています。で、今現在は、後衛三人の学科を徐々に変更しています。今まではエルフの精霊使い(踊り子)・セレスティアの踊り子(メイド)・ノームの灰魔(姉)で組んでいたのですが、それぞれに学科変更して再度履修を上げています。
 組み直しの後衛三人は、エルフが踊り子をメインに持ってきて弟をサブに持ってくる予定ですが、こっちは雑魚戦での履修稼ぎをやってもらう必要があるため、まだ精霊使いのまま。残る二人を同時に学科転向しており、セレスティアが踊り子(メイド)→白魔(ナイト)へ、ノームが灰魔(姉)→巫女(姉)に変わっています。エルフで疾風の踊りとダシルド、セレスティアは回復に専念、ノームが結界を張って魔法を軽減しつつ、必要に応じてダシルドか全体回復を真似事して支える、という思惑です。まあ、上手くいくかは分かりませんが……と。
 案外、灰魔にしていたノームを巫女に切り替えたら、HPが多少上がったのに驚きました。灰魔のHPマイナス補正が結構キツイ、ということなのでしょう。後衛術師系はHPがかなりマイナス側に補正されてしまうので、真ボスくらいまで来てしまうと、素で喰らったら一撃乙が普通になってしまいました。真ボスについては、うっかりそこにいるのに気がつかず、何も準備せずに突っ込んでしまったため、惨憺たる有様になりましたし。初手ターンだったか二ターン目だったかの反撃で、後衛が半壊しましたし……ぎゃーす。
 まあ、そんなこんなで、ただいまレベル上げ+履修上げ直し+ステータスアップアイテムの拾い集め中です。今年中にはケリをつけたいのですが、さてどーなるかなー。

 ではでは。ひゅう、どろん。

食べ物の差は大きい……

2011年12月26日 19時54分04秒 | Weblog
12月26日分。

 毎度。三連休あけの会社勤務とか……だっる。幽霊です。まあ今日入れても三日、今日の分の勤務は既に切り上げて帰ってきていますから、実質あと二日。でもって、その二日間の内、最終日の午後は大掃除だの仕事納めだので大して仕事にならない可能性が高いため、実質的には一日半の残りということになりそうです。まあ、その一日半の内に、来年の頭の苦労を少しでも低減できるように手を打っておくべきではあるのですが、と。つーても、やる気にならんのですけれどもねー。

 休憩中に、ちょいと大手投稿掲示板を眺めやって、食べ物で受けたギャップとかカルチャーショックにどんなものがありますか、的なトピックスがありました。やっぱり多かったケースが、とある地方からかなり離れたところへ結婚して引っ越したときに、向こうのご実家との食習慣のギャップが大きかった、という話。北海道では焼き鳥と言うのに肉が豚であるとか、静岡限定のような気もしますがはんぺんの黒白というネタも。加えて、各家庭のオリジナルが一般的にはあまり見慣れないものだったり、というようなケースも割とあるようですね。
 論争とは言いませんが、色々意見の割れていたのが、トマトに砂糖を振るか否か、スイカには塩か砂糖か、卵焼きの味付けは甘い方かしょっぱい方か、などなどでしょうか。後は、そうめんの薬味は山葵か生姜か、というのも結構割れていたような気がします。ちなみに、個人的なそれらへの感覚は、トマトには砂糖はかけない、スイカはそのまま食べる、卵焼きは塩気の味の方を好む(別に甘いのも嫌いではないけれど)、そうめんの薬味は生姜確定、といったところ。生姜確定なのは、単純に私は山葵が一番の苦手なものだから。
 さてはて、我が家のスタンダードだけど外ではあまり……というパターンのものは、何気にあまり思い浮かびません。ごくまれにだしの入っていない味噌汁が出てきたことがあるとか、味噌汁が濃すぎて各自お湯入れて調整したことがあるとか、その手の類はありますけれども。うん、案外に我が家は普通だった……のかな? 少なくとも、食生活に関しての部分では。ああ、でも正月のおせちにチョロギが必ず入っていたのですが、これについては外の人が見ると「何コレ?」と言っていたので、あまり東京近辺ではメジャではないのかな? スーパのおせちコーナーなどには、割と置いてあるのですけれど。

 我が家ではなくて、私個人の食生活になると、若干世間様から外れるものが増えてきます。大きく逸脱するモノは無いと思っているのですが、周囲と若干だけ違うやり方をしているな、と思い浮かぶモノが幾つかはあります。
 一番外れていそうなのは、味噌汁に卵を入れること、でしょうか。自分で味噌汁を作る場合、メインのおかずに卵を使っているのでない限り、ほぼ確実に入れます。溶き卵をいれるのではなくて、卵を混ぜない状態で割り入れるだけ。味噌汁が変に濁るというか、汁全体に卵の黄身の味が行ってしまうのは好まないので、黄身の部分は大概最後に食べているような。これについては実家で見た記憶はないので、多分いつの間にか自分だけやるようになったようです。いつからだったか、もう覚えてないなぁ。大学生時代からだろうとは思うのですが。
 後は外れ方が小さくてネタにいまいちなりませんが、牡蠣フライや白身魚のフライに、ソースではなくて醤油で食べるか、レモン汁のみで食べるとか。それから、餃子をポン酢か酢のみで食べるのを好むようになってきた、とか。まともな豆腐のとき限定ですが、薬味も醤油もかけずに豆腐だけ食べる、とか。……んー、単に全般に薄味を好むようになってきているだけ、か? 論争になりがちなところを敢えて出すと、これは前にも何度も書いたかな……目玉焼きには塩コショウが至上、次点で醤油だと思っています。かりかりのベーコンがついてると、一番良いのですが。
 あ、実家の食べ方と自分が若干合わない部分として、正月のお雑煮があります。我が家の場合は、多分東京風のお雑煮なのかと思うのですが、鶏と昆布だしの透き通ったつゆに、三つ葉と小松菜と柚子皮、それとかまぼこくらいが具。餅は焼いたモノをお椀に入れて、その上からつゆと他の具を、といったような感じなのですが。個人的には、餅がつゆを吸ってやわくなってしまうのが、どーにも好まないというか。だもんで、自分のやつだけ餅をお椀に入れずに、つゆと餅が別に、ということになりがち。雑煮の意味が無いような気もしますが、すまし汁と餅、という方が好みなのです。これも単に、薄味好みなだけ、か?
 余談。山葵嫌いが影響して、寿司が嫌いです。嫌いというか、寿司屋には行かない。酢飯がそんなに好きではない、というのもあるのかも知れませんが、半分くらいは意地な気もします。寿司で食べるよりは、刺身と白いご飯と味噌汁で食べるのを好む傾向が。どっちにしても、刺身でも山葵がダメなので、しその実とか代わりに使うことになるんですけどねー。

 ではでは。ひゅう、どろん。

さてどうしようコレ

2011年12月25日 23時35分53秒 | ゲーム無駄話
12月25日分。

 毎度。昨日に出かけてげいじつてきな一日を過ごしたかと思えば、今日はいつも通りに逆戻りして食事すら何回か抜けつつゲームばかり。幽霊です。あ、ついでに漫画を何冊か読み潰しはしたか……。なかなか笑ったのが、『旦那が何を言っているのか分からない件』という一冊。元はネットに連載していたものを漫画として一冊にまとめたモノ、のようです。出元が一迅社という時点で、ある程度身元は分かってきそうなものですね。
 さすがに部屋の気温の低さが危険水準になってきたため、エアコン使用を解禁しています。さすがに死んでしまうわ……。と言っても、昼の間はまだ何とでもなるようなので、夜になってから使っていますけれども。あまりずっと使っていると、電気代が気になるのに加えて、喉をやられてしまいがちなので。そういえば、夏の間一度も使わなかったせいで、リモコンの電池が切れていたことにようやく昨日気がつきました。コンビニ行ったときに、思い出せれば良かったのですけれども。さっくり忘れて戻ってきてしまいました。こりゃ失敗。

 げぇむの話。『剣と魔法と学園モノ。Final』ですが、とりあえずストーリーは全てクリア、多分残りクエストもラスト一個まで追い込んではきたのですが……。最後の最後で、真ボスと思しきものが登場、さくっと全滅させられました。いや、こりゃ厳しい。ここまで何とか切り抜けては来ましたが、こりゃ戦略とかそういう問題ではなくて、そもそもパラメータが全般に足りていないのでは、という状況のようです。きっついなー。
 物理で殴られれば前衛でもそれなりに痛撃、後衛だったらほぼ確定即死。全体魔法が来ると、これまた前衛が何とか耐えても後衛が即死してなぶり殺し。ついでに、しばらく前衛だけで粘ったら最大全体魔法が飛んできました。頻度は低そうですが、HP高い前衛でも六割七割持って行かれるという悶絶モノの楽しい状態です。まあ、確定全滅じゃないだけ、世界樹の裏系統よりはマシなのかしらん。
 面倒なことにやたら相手の回避が高いため、基本戦術は「物理を上げて殴る」にせざるを得ないにせよ、まずもって普通に殴っても当たりやしません。しょうがないので、とりあえず補助魔法で相手の回避ダウンを重ねがけ必須になりそうな。魔法壁を重ねたいところなのですが、そっちに専念してしまうと攻撃がお留守になってしまってどーもならん、という。さしあたり、前衛は一撃で乙ということには滅多にならなかったため、まずは後衛を何とか沈まないようにする必要がありそうです。
 PT面子の人員は何とかそのまま行けるとして、学科はボス戦のみ変更してやらないと無理がありそうな気もします。こうなってくると、後衛に魔術師型二人・踊り子メインの中衛一人になっている内、魔術師型二人をいっそ前衛職に切り替えてしまうか。でなければ、多少支援能力が落ちても、前衛学科をサブにもってきて補強を図るか。さすがに、素の灰魔ノームでは一発で落ちてもちかたないね、という状態ですし……。んー、さてどうしようかな。
 今はひとまずレベル上げ中。そのついでにと、クラッズの風水術を一人100%まで上げて、幸運の鐘が起動するようにはしました。レベル上げだけはしやすくなったけど、レベルアップでのHP上昇は、後衛では限度があるしなー。HP上限アップアイテムをひたすらかき集めて後衛に、という手もあるっちゃありますが、ちとかったるい……。MP上限アップアイテムばかり集まってしまって、何故か20個くらいあります。そっちは前衛のドワーフに使っておかないと、すぐガス欠するしなー。それはそれで用途があるにしても、HPアップがたりなーい。

 ではでは。ひゅう、どろん。

怪人

2011年12月24日 00時05分57秒 | 毎月のノルマ
12月24日分。

 毎度。世間様ではおめでたい日なのかも知れませんが、こちらとしては別に普段と変わりはしないわけで……。幽霊です。こんな日に午後から新宿→汐留のルートで外出をしておりました。最終的な行き先は、電通四季劇場。目的は、劇団四季の「オペラ座の怪人」を観に行くため、ですね。この辺は私の毎月の展覧会・博物館巡りの一巻ではなくて、母親殿の趣味です。前は宝塚を観に行っていたそうですが、諸々あちらのトラブルその他もあって、四季に乗り換えたとのこと。
 あまりミュージカルなどに興味のある方でもないわけなのですが、まあ、それだけに普段見慣れないものを観に行くというのもまた一興ということで。展覧会だの博物館だのに毎月行きつつ、年末には劇団四季を観に行くとは、なかなか芸術的な家庭じゃござんせんか。……実態としては、単に私の毎月のあれは、自分でそう決めて外へ出かけないと休日全部部屋に引きこもるからであり、母親殿の方も大差ない様子。ただ興の向くモノを観に行くだけのことですね。
 で、途中経由の新宿でコミックスを何冊か物色し、ついでにここまで来たからと『まんがサイエンス』の三巻目を買い足しておきました。一巻目は無かったのよねぇ、やっぱり。

 前々から観に行くと予定は決まっていたものの、「オペラ座の怪人」の原作的なところは読んだことがありませんで。大雑把なあらすじとして、ニートが美人に一目惚れしてストーキングした挙げ句に自滅する話、という見事な三行あらすじを知人から聞いた以外の情報がほとんど無し。ほぼ事前知識無しの状態での観劇になりましたが、まあそれはそれで先の展開が分からないという楽しみのアドバンテージもあるかな、とか。
 初回に観るものだというのに、劇団四季ならではだなーという舞台全体を使った演出やら、ライトアップの光と影の加減やら、場面切り替え回しやら、ストーリー以外のそういうところにもかなり目が行く辺り、まあぼちぼち年を食ってきたってことかなーと苦笑い。話の筋そのものには難しいところが無いので、ぶっつけで観ても別段何の問題もありませんでした。
 キャスト的には、一番上手いファントム役の人の回に当たった、のかな? ああいう、悪役の映える作品は好きです。ファントムを悪役という呼び方でくくるのが良いのかどうかは、何とも言えないところですけれども。ちなみに、ファントム目当ての人の場合、一番良いとされる一階S席よりも、あえて二階席を取る人が多いのだとか。四季の作品での演出上、ファントムが高所から登場するシーンが結構あるため、二階席の方が正面にファントムが来るのだそうです。ナルホドナー。

 といったところで。皆様よい年末を……と。ではでは。ひゅう、どろん。

大変だろうな、とは思うのです

2011年12月23日 22時19分15秒 | Weblog
12月23日分、追加もう一個。

 毎度。23日分は既に更新したのですが、その後にネットニュースをちょいちょいと見て回って、少し考えたくなる記事を見かけたので、追加でもう一個。幽霊です。とりあえず、ネタ元にする記事はこちらを参照ということで。
 どの程度の話題になっているのか、いまいち私にはよく掴めないところなのですが。ネットニュースを眺めていると、「就活ぶっこわせデモ」が起こっているとのこと。それに関連しての記事なのでしょうが、今日持ってきた記事では、無理に演技をしてでも面接をくぐり抜けなければならない就活はメンヘラ化している、といったようなことが書かれていますね。
 この記事から読み取れる範囲ではいまいち詳細な主張が分かりませんが、要は、自分をかなり偽って作り上げた姿で面接に臨まなければいけないというのは、間違っているのではないか、といったような。そういう考え方だと理解すればいい……のでしょうか。ちょっと自信がないのですが、そういう解釈をもって今日のこの先の記事は打っていく、ということでご了解願います。

 私個人としての、上の話へのコメントは、「別に作らなくても良いんじゃないの?」です。私自身、就活で三十何社叩き落とされて、四年の秋にやっと行き先が決まったような有様でした。当然、同じように作った自分で面接に数十回臨み、でもって「ご縁がありませんでした」ハガキをたくさんもらった身です。その上でのコメントが、さっきの通り。人事の側だって節穴じゃありませんし、作ってみたところで、よほど演技のできる人でない限り、不自然さが絶対に出るものですから。
 今から八年前くらい、私が採用されたところでの面接の自己評価は、「ああこりゃ失敗したなー」でした。何を話したやら既に自分でも覚えていませんが、もうぐっだぐだ。格好良いことなんて何も言えなかった筈だし、話している内にどんどん焦ってしまってドツボにはまった、そんな印象の記憶しか残っていません。そもそものっけからあの面接は想定外が多くて、部屋に入った瞬間、明らかに役員と判断できるクラスの人間が複数人、横にずらっと並んで待ち構え、こちらは一人。「え……ええー!?」という、最初の時点での動揺が最後まで尾を引いたままでした。
 そんな状態でしたから、多分、それまでの面接よりも、結局は自分の素というか地が出てしまっていたでしょう。それでも採用されて、まあここまでの八年くらい、その会社の中では普通に仕事をしてきました。それまでバイト経験も無くて、外へほとんど出たことのないまま就職したという状況で、ここまでやってきたわけです。周囲に恵まれたこともあるでしょうし、なんだかんだで、会社とある程度気風が合致していたからでしょうか。コイツならまあうちの会社でも少しはやっていけるか、と人事の側も考えたからこその採用なのでしょう。

 就職した後にも、「七五三」という言葉があります。中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割の人が、就職してから3年以内に最初に勤めた会社を辞めてしまう、そういうことを表す言葉です。せっかく苦労して就活をくぐり抜けても、大卒就職者の内、3割はあまり長く続かずに会社を辞めてしまうのです。実際問題、私も上記の事情で、バイト経験も無いし多分三年も保たずにダメになるんじゃないか……とかなり気にしながら勤めてきました。結局、何とかまだやっておりますけれども、最初から自信があったわけではまるでなし。結果としてまだやっている、というだけです。
 三年以内に三割、これはあまり甘く考えられない数字です。実のところ、私自身もこれに近い数字を身近に感じたことがあります。私を含め、同じ年度に入社した新卒は四人。その内、一人は実際に三年で辞めていきました。四分の一ですから、まあ三割ではありませんが、近い数字と言えます。細かい事情は聞きませんでしたが、言ってしまえば「合わなかった」のでしょう。
 就職活動において、その会社がどんなところなのか、というのを肌身に感じられる機会というのはほとんどありません。インターンでしばらく中に入ってみたり、そこでバイトをしていたり、もしくは親御さんなり親戚がそこへ勤めているというのでない限り、企業が表に発信している情報以外の、生身での情報というのはほぼ皆無に近いと言って良いでしょう。直接、その会社の人間と会話ができる機会というのは、大体において説明会と面接のみ。時間にして、累計で二時間も無いくらい。その二時間未満で、この先数十年勤める会社を選べというのですから、酷な話ではありますが……。
 会社側も当然、学生一人頭で二時間という制限時間の中で、何人もいる志望者の中から採用枠内での人数を選びます。できるだけ、うちの会社で上手くやってくれそうな人、長く勤めてくれそうな人、という視点で選んでいるでしょう。けれど、じゃあ面接に来た学生が、頭からつま先まで完全に二時間「化けきった」場合には、どうでしょうか。会社側としては、化けた状態での面接の感触で人を選んだとして、でもその化けた状態は全部作り物で、本人にはその作り物状態が苦痛だったとしたら? 当然、その状態では、その会社に長く勤めることは難しいでしょう。すぐ辞めてしまうことになるかもしれない。
 こうなってしまうと、会社側にも損害になるし、学生側にしても「合わない」会社に入社して時間を無駄にしてしまう。お互いに良いことがない、ということになるわけです。

 就活で求められるものは、突き詰めればただ二つである、ということをどこかで読んだ覚えがあります。すなわち、「志望動機」と「自己紹介」の二つだけだ、と。……随分とまた当たり前のことなのですが、これを年齢が倍くらい離れた大人を相手にハッキリと伝えるというのは、とても難しいものがあります。しかも、面接を受ける側の学生としては、自分の職歴なんてものは一切無いわけですから、社会人が使える職歴という武器すら与えられない。真っ白、白紙。そんな状態の中で、「志望動機」と「自己紹介」を、四十台五十台の人事部長クラスに述べなければならない。難しいに決まっています。
 それでも、その二つさえ、ちょっと格好悪くても、つっかえても、ちゃんと伝えられさえすれば良いのです。就活で盛んに言われるマニュアル的なやり方は、結局は、その二つを見た目の上で上手く伝えられるようなテクニック、ということ。あれはあくまでもテクニックの一つでしかなく、あれの通りにできなければ一切、絶対に面接に受からない、ということではありません。ただ何の準備もなしに伝えようとしたってできないから、テクニックとしてアレを使うことで、少しでも伝わる率を上げようというだけのことなのです。
 何度も書いたことなのですが、私の場合、今勤めている会社の集団説明会で、「アンタんとこの親会社は業績ブレがでかいけど、大丈夫なん?」とハッキリその場で質問したことがあります。言い方はもう少しマシにしましたが、中身は誤解の余地などないくらい、そのまんまの代物です。そして、面接の場では上に書いたとおりでぐっだぐだの大惨事。それでも採用されたのです。ついでに言えば、SPIの試験対策はしましたが、面接の達人的なマニュアル本は読みませんでした。それでも、採用はされたわけです。三十何社落ちたけど。
 就職する、入社する、そこでゴールになるわけではありません。むしろ、入社してから何十年をそこで勤めることになるわけですから、そこがやっと入り口になります。マラソンのスタートラインに立つ、というのが就活。であるならば、そこから何十キロも自分で走らなければいけないんだから、自分の走りやすいコースを選ぶ必要があるわけです。作った偽物の自分を演出するのに苦心しても、合わないコースを走らされるだけかも知れません。それでは、就職するにしても本末転倒になってしまいます。
 もちろん、スタートラインにつくからには、体裁は整えなければいけないでしょう。自己紹介と志望動機、その根っこになるモノはちゃんと用意しておかなければいけない。不快な身なりでは、そもそも絶対に受からない。面接の時間に遅れるなど、もってのほか。敬語は綺麗に使えるに越したことはないし、自分の将来の上司になるかもしれない年長者にため口、というのはアウトでしょう。そういう、失礼に当たることを把握しておく、そういった意味で面接のマニュアルは役に立ちます。でも、それは結局、最低限の足きりのラインを突破できるというだけで、そこから先は自力の勝負です。
 自力の中で、体裁としてはある程度整えた上で、自己紹介と志望動機を伝える。偽物じゃなくて、作り物じゃなくて、多少見た目は整えるにしても、本音に沿ったモノを伝える。不安があるんだったら、それを伝えたって良いと思います。その結果として落ちるのならば、その会社はそもそも「合わなかった」んだということ。自分から見たその会社の印象と、会社の中にいる人間が考えている会社の実際とは、合致しないことが結構あるもの。人事もそこを見ている筈で、本音を伝えて落ちるのならば、合わなかったんだということだと考えれば良いのです。

 合わないところに志望を何度出しても、受かりません。私も、向いていなかった営業職的なものにずっと志望し続けて落ち続け、今の経理志望に切り替えてからは四社くらい受けて二社を取れた。一社はブラックだったというのが後で判明して、蹴ったけど……。
 メンヘラ化している、躁状態にしなければいけないというのは、テクニックの部分ばかりが先に行きすぎた結果の話なのではないかな、と。そんな風に思います。ついでに、そういった躁状態の学生しか採用しないような企業というのは、見る目が無いのでしょう。学生の側も、そんな状態でないとダメなんだ、というおかしな考えをポイっと捨ててしまえば良いのです。自分を偽ってまで入った会社に何の未来がありますか? 働きがいは? そこで働いていて、苦痛なばかりで、そんなのどこがいいわけ?
 ……ま、別に働きがいなんて考えていないし、向上意識なんて無い私が言っても、なーんの説得力も無いのですけれども。それでも、あんまり働いていて苦痛になりすぎないから、今のところはまだ仕事してます。多少、開き直って面接行ったって良いじゃない。私も、半ば諦め入ってそんな心持ちになって行った面接で受かったんだもの。案外、そんなところに突破口が、あるのかもよ?

 ではでは。長くなりましたが。

抜けましたが……

2011年12月23日 21時14分49秒 | 
12月23日分。

 毎度。一昨日は忘年会に引きずり込まれて更新を放棄、昨日は十時くらいに妙に強烈な眠気に襲われて撃沈。そんなわけで更新が二日抜けましたが、まあ面倒くさいので埋めません。幽霊です。昨日の分くらいは今朝に埋めても良かったんですが、ソレも結局は面倒くさかったので以下略。……それにしても、相変わらず部屋でエアコンをまだ使っていないため、指先が凍るように冷たくなっております。キーがすごく打ちにくい……。
 更新が抜けている間に、北の総書記様が亡くなっていたり、東京電力国有化かなんて話も出てきたりで、ネタを幾つか逃したような気はしますが。ネタといえば、私自身はテレビ見ない上にドラマが大嫌いなので余計関心が薄いのですが、「家政婦のミタ」の最終回は視聴率40%だったとか。ここ数年で、これだけ視聴率を集めたものというのも、ドラマに限らずあらゆる範囲の番組で滅多になかったのではなかろうかなーとか。
 ただ、いい加減、視聴率至上主義というのも今ひとつにはなってきているかも知れませんね。私のように、ワンセグやPCのチューナーすら持たず、純粋にテレビを一切見ないという状況の人はまだ少ないのかも知れませんが……。テレビだけが娯楽という世の中でもありませんし、視聴率40%という数値は、要はテレビをよく見る家庭においてだけ適用される率であって、全体で考えたらどうなのかな、というところ。この間に、今住んでいる市の投票率を鑑みると新市長の得票率は見た目で50%以上でも、換算してしまえば20%にしかならんとか。数字なんて、あまりアテにならないものです。
 あくまで視聴率の集計機械を置いている家庭においてのみ、視聴率40%という数字は有効であって、これがどこまで全体に適用できるか? ということですね。……ああもう、キーが打ちにくい。

 そうそう。不本意な忘年会は会社の近所ではなく、昔に職場があった高田馬場で行われたわけなのですが。あそこの駅前に、割と遅くまでやっている大きな書店があるのです。三フロアに渡る広さ、漫画のむやみな品揃えの広さ、学術系まで置いてある節操の無さが嬉しくて、高田馬場へ立ち寄ることがあれば必ずそこへも行くようにしています。
 今回もご多分に漏れずで、忘年会の後では残り時間が一時間もありませんでしたが、ぱっと興味を惹かれた本だけ買い集めて行くには充分。というわけで、結構前から興味はあったのですが、なかなか買うまで至らずにという状態だったコミックスを一冊買ってきました。あさりよしとおの、『まんがサイエンス』です。一冊目からできれば買いたかったのですが、馬場のあの書店でも二巻目からしかなかったので、まあもうイイやと二冊目を購入。今日にぱぱっと、その二巻を読み終わりました。
 あさりよしとおを知ったのが社会人になってからだったか、そのくらい遅い状態でして。その中でも、『宇宙家族カールビンソン』は読んでいないため、ほとんど数をこなしていません。が、少し前に買った『アステロイド・マイナーズ』を気に入ったこともあって、買おうかどうしようかと迷っていたのが『まんがサイエンス』シリーズでした。実際には、店頭買いにこだわる悪癖があって、滅多に店頭に置かれていないようなシリーズのため、購入しようかなと思っても近所になかったという状況もあるのですけれども。
 多分、買えばそのまま買い続けるんだろうなという予感はあったのですが、やっぱりそうなりそうです。……ただ、やっぱり店頭で滅多に見かけない代物であるだけに、揃えていく速度は遅くなりそうですけれども。最悪、足りない部分をアマゾンで補うことになるだろうなー。一巻と、三巻以降を一気に発注してしまえば済む話ではあるんですが、それも何か負けたような気分になるのですよねー。ただの悪癖なこだわりなので、意味などないのですけれども。

 ではでは。ひゅう、どろん。