黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

女性は生む機械

2007年01月31日 20時54分02秒 | Weblog
1月31日分。

 あんまりそのまんまに時事ネタを書くのは好きではないのだけれども、まあネタも尽きているので、時事ネタ。ついでに言うと、思いっきり寝てしまってブログ打ってねぇという間抜けに気が付いてみる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。妙に気温が上がり気味だったようだけれども、事務職にはずーっと室内にいるわけだからあんまり関係がない罠。何かもったいない……。
 さてはて、まあタイトルにわざわざあれを持ってきたわけだから、それに関することを書くわけですが。この発言、確かにあんまり宜しい発言では無いのだけれども。正直なところ、そこまで目くじらを立てるほどのものであるのかどうか? 男性諸氏に、女性議員がこう言ったとしましょう。男は金を持って帰ってくる機械である、と。多分、その場合には大して問題にもならんのじゃないかなーと思ったりするわけで。いやいや、件の発言を養護するつもりは無いけれども。
 とりあえず、一国の大臣、しかも厚労相の職にある人物が言うべきものではない、というのはそうだけれども。かといって、そこまで騒ぎ立てるほどのものであるのかどうかは、ちょっと個人的には謎。騒ぎ立てたいのは、あくまでもマスコミさんと、それから野党の皆様方であろうという気がする。野党としては攻撃材料を探して責め立てるのはまあ当然の方策ではあるけれど、この発言一つを盾にとって審議拒否というのはどうなんだろう。辞めろ辞めろと言うだけで、聞いてくれなかったら部屋に閉じこもるというのでは、小学生でも出来るでしょうに。ここは一つ、まあ与党さんもお間抜けねぇとか薄ら笑い浮かべながら、ちょっとごねてみてから貸し一つってことで流してあげればいいものを。
 ……とまあこの辺で不甲斐ない野党と、騒ぎ立てマスコミさんへの愚痴は終わりにするとして。今回のことでむしろ注意を向けてみたいのは、一つの発言が引き出すリアクションの大きさというもの。失言一つでずっこけた例は、結構過去にもあるように思う。まあ、しょっちゅう引き合いに出す雪印社長の「私は寝てないんだ」発言とか、小泉前首相がうっかり漏らした「公約なんて大したもんじゃない」発言とか。森元首相の「日本は天皇の国、神の国であるよ」発言……って、あれはこんな感じで良かったんだっけかしら? とにかくまあ、ぽろっと出てきた一つの発言から、どっと波及してしまうこともままあるということ。
 今はネットもあるし、テレビも雑誌も新聞も普及し尽くしている。ぼろっとどっかしらから失言が出てくると、あっというまに広まって、誘導の仕方によっては簡単に非難囂々にすることもできる。そういえば、コミケを称して「うわーオタクがいっぱーいきもーい」とか書いて炎上したブログがあったような……。何かしら外に向かって言うときは、気を付けていないといけないということ。当たり前ではあるんだけれども。ブログもまあ、私も個人的な感覚で書いてはいるけれど、やはり公に向かって開かれている=公開されている以上、あんまり極端なことを書いていたりすると炎上することはあり得る訳で。
 どこに誰が反応するか、というのは割と読めないもので。おいおいそこに反応するのかよ、なんてこともある。反応して欲しい、反応させたいところで、高い確率で多くの人を反応させるというのは、これが案外に難しいもの。これが簡単にいくのなら、テレビのCMなんてのはもっと効果が上がるもんですな。まあ、CMは、あれはあれで割と効果は今でも上がってはいるのだけれども。ただ、「お、これは」と思えるCMはなかなか無いし、だからこそ広告論なんて学問も成り立つし、広告宣伝の専門会社なんてものも成立するということ。
 狙ったところで相手を反応させるには、色々やり方はあるわけで。この辺りは創作分野の話にもなってくる。そういう技術論をするには、ちょっとお腹がくちくなって眠たいけれども。そこに特に反応して欲しいのならば、そこを強調するなり、そこ以外の部分に注目を集めないようにする必要がある。逆に、そこを突かれたくないのならば、あまりそこを目立たないようにする工夫を要する。ただ平坦にしておくと、大体は悪いところは見つかってしまうものだったりする。で、良いところは見つけてくれない。これはまあ、もの書きでも、イラストでも、音楽でも一緒。表現技法、表に出てくる方法と経路が違うだけで、根本的な所でのやり方はあんまり変わりはないんだろうな、と思う。
 まあ、そもそも的を絞らせない、平坦さを狙っていくということもあるのだけれども。それはまた、別のお話……(王様のレストラン風)

 あ、乙一の『暗いところで待ち合わせ』を一日で読み切りますた。乙一作品も、もちっと数を稼いでいこうかなと思いつつ。駆け込みで今月も文庫を読んだ数を二桁にしたな……。

読み:文庫『暗いところで待ち合わせ』
買い:なし
途中:なし
月次読破:文庫10冊、コミックス13冊
月次購入:28冊
通年度購入:203冊(文庫105冊、コミックス98冊)
通年度読破:202冊(文庫102冊、コミックス100冊)

それでは。

えすえふ

2007年01月30日 22時39分47秒 | Weblog
1月30日分。

 鞭にボンテージにろうそく……あ、そりゃえすえむか。Lがありません。私の場合は、横幅は無いけど縦が若干長いので、Lでないと着られないことが多いです。関係ないです。ということで、今日は何となくSFの話でも。別に作家論とかする気はまるっきりないけれども。
 SFと略しはするけれども、一応はサイエンスフィクションのこと。広辞苑の第五版では、科学・技術の思考や発想を元にし、あるいはそれを装った空想的小説という定義がある。この例に挙がっているのがヴェルヌの『海底二万マイル』だったり、H.G.ウェルズの『タイムマシン』だったり、『宇宙戦争』だったりするのは、これは編集者の趣味だろーか。そう言えば、まだヴェルヌもウェルズも読んでないなぁ。まだ読むものはたくさんあるってことか。
 私がよく読むのは、海外もののSFで、特に短編集を好んで読む傾向がある。海外物の長編というのはどーも個人的には不発が多くて、読んだのは良いんだけどいまいちよー分からんままに終わってしまって、こりゃつまらんと売ってしまった記憶が幾つかあったりする。海外物で、かつ長編で私が面白いなと思ったのは、『夏への扉』と『惑星カレスの魔女』とかくらいじゃあるまいか。ああ、『ノービットの冒険』も、カレスを読む前だったらもっと個人的な評価は高かったかも知れない。ただ、やっぱり他人に海外ものを勧めるとなったら、短編集を薦める気がする。もしくは、先に挙げた二つの長編を勧めるか。作品列挙になりそうなので、これはこの辺で割愛として。
 SFという分野に関しては、もう他の分野にもかなり取り込まれているような感じもあって、いちいちこれはSF、これは非SFと分類するのも難しくなっているように思う。実際問題、今の見分け方と言ったら、これこれの要素とうんちゃらの法則があってどうこう、という明確な基準は無いだろう。私個人がSFと言っている場合には、ハヤカワ文庫SFかJA、でなければ創元SF文庫辺りの、SFを出してますよーと謡っているレーベルからの出版である場合であることが大半。まあ、他のレーベルではわざわざSF色を大全面に出してきた作品というのはあまり無い気もする。それにまあ、SFと謡っているレーベルのものであっても、他のレーベルから出たらSFと銘打たなくても良さそうなものは多い。それが悪い作品と言っているのではなくて、そういうのに良いのが結構ある。
 SFという色合いを前面に出してくる傾向のものを、主にハードSFと読んだりするようだ。まだ私自身は読み込みが足りないので、ハードSFと言われて思い浮かぶのは、グレッグ・イーガンくらい。要するに、未来的科学技術や理論をふんだんにちりばめて、話全体を堅めの雰囲気でまとめ上げたような作品を、主にハードSFと読んでいるんだろうと思っている。ぶっちゃけ、トーシロお断り的なとっつきにくさが特徴であり売りである、と言っても良いかもしれない。
 これとは別に、かなり間口を広げてファンタジー的な雰囲気を生み出しているような作品も結構ある。私個人も、やっぱりこっちのような雰囲気の作品の方が読みやすいと言えば読みやすい。イーガンも好きなんだけどね。こういうものを、ライトSFとかソフトSF……と呼ぶかどうかは聞いた試しがないので、多分そういう単語は無いのだろうけれども。今日に読み終わった『ジョナサンと宇宙クジラ』なんてものもそういう柔らかいSF作品短編集で、割と当たりを引いたかなと思ったりする。まあ、名作セレクションと銘打って、三十年前の作品を再版してきてるわけだから、そりゃある程度までは保証付きだけれども。

 SF作品の売りと言えば、非現実もしくは超現実な世界観と、何となく専門的チックな造語と、それからアイディア。世界観がひっくり返されるような感覚やら、意外な顛末やら。この辺、よくよく考えてみれば娯楽小説の要素の典型なんだよな、ということに気が付く。読者を現実の世界から向こうの側へ引きずり込んで、翻弄して突き落として振り回す。その方法として、がちがちに堅い専門的ハードSFという雰囲気を創り出すこともあるし、例えばティプトリーのようにスラップスティックブラックジョークにすることもある。ほとんどファンタジーと見分けの付かないような作品もある。もしくは、日本人作家なら神林長平辺りはSFと言うんだろうし、星新一もSFの方面と言えるだろうし。筒井康隆は元々SF畑の人でもあった。やり方は、色々あるということ。
 誰かさんに言われたことだけれども、摩訶不思議要素を科学的にでっちあげたらそれはSFになるし、剣と魔法の風味に味付けしたらファンタジーになる。ここからは私個人の付け加えとして、摩訶不思議要素を妖怪や怪奇現象と繋げればオカルト作品になるわけだし、超能力と説明してやれば電撃文庫に代表されるようなライトノベルにだってなる。そして、愛の奇跡、と銘打ってやれば恋愛小説にだってなるわけだ。SFは別に、特別な手法、特別な作り方の作品ではないということ。色つけ、味付けの違いが若干あるだけに過ぎないということ。
 ……とまあ、ごちゃごちゃと突っ込んで話を広げてみたけれども。正味なところ、どうこう言ったところで、まずは読んでみないと話にならないわけで。私はティプトリーが好きだし、イーガンが好きだし、神林も星新一も好きだけれども。それもやっぱり勧められて、自分で読んでみて、気に入ったから読み続けている。ただ、あまり本を読むという習慣はもうメジャなものではなくなっているし、読書は本読みだけのもの、という感じの認識が世間一般には強いような気がする。まあ、今はわざわざ本なんて読まなくても、娯楽はたくさんあるのだし、そこにこだわる必要は無いのだけれども。
 声を大にしては言わない。万人にも勧めない。でも、こっちも来てみたら、私には結構楽しいぜ、っと。

読み:文庫『ジョナサンと宇宙クジラ』
買い:なし
途中:なし
月次読破:文庫9冊、コミックス13冊
月次購入:28冊
通年度購入:203冊(文庫105冊、コミックス98冊)
通年度読破:201冊(文庫101冊、コミックス100冊)

それでは。

偏頭痛がー

2007年01月29日 00時11分41秒 | Weblog
1月29日分。

 いやはや、時間的に当日更新は無理がありましたわよ、今日はさすがに。会社で退職者がってことで慰労会が開かれて、ついでに遅くなったからとやけくそになって本屋へ寄ったら駅に着いたのが八時、寮の最寄り駅まで来たら八時半。ついでに気晴らしに弾幕へ二回潜ったら自己ベストを一回更新して、帰ってきたら九時半。そして風呂入ってワイシャツにアイロンかけて……とかやっていたら、あらびっくりもう日付が変わってるじゃあーりませんか。やでやで……。
 昨日は昨日で寝たのが一時くらいだったし、お陰で今日は朝から偏頭痛。そして今日も今日でまた寝不足がもう確定しているから、明日は体調的にはとってもバッドなことになりそうでつ。イッペンシンデミル?
 ともあれ、こんな調子だわ、書いたもんが一回消えるわでいやんもうえっちぃじゃなかったいやんもうメドイってことで、今日は手抜きだ手抜き終わり終わりおわりぃ。やーってられっかーと言うか、会社だけで一日ほとんど取られるのが最近とみに気にくわないのでした、まる。ああ、頭痛い……。

読み:なし
買い:文庫『暗いところで待ち合わせ』『ペイチェック』
途中:文庫『ジョナサンと宇宙クジラ』
月次読破:文庫8冊、コミックス13冊
月次購入:28冊
通年度購入:203冊(文庫105冊、コミックス98冊)
通年度読破:200冊(文庫100冊、コミックス100冊)

それでは。

萃夢想

2007年01月28日 22時51分59秒 | Weblog
1月28日分。

 萃夢想と書いて、すいむそう、と読む。萃めて(あつめて)夢を想う、で萃夢想らしい。どっちかってーと、酔夢に想うで酔夢想だと想うんだけども、もしかしなくても引っ掛けてないか、あの神主様は。あの人、ブログをたまに更新するたんびにビールの話が混じってるような人でもあるし。さてはて、次の東方はどうしてくることやらー。多分、素敵な巫女さんと普通の魔法使いに戻るんだろうけど。
 というわけで、今更になって東方萃夢想を昨日に買いました。前のパソコンがノートだったので、さすがに性能が足りなかったもんだから、萃夢想だけはパスしていたのですよ。今回十二月にパソコンをめでたくデスクトップに切り替えたので、性能も上がったことだし、じゃあ萃夢想も動くだろうってんで買い込み。昨日の夜にインストールしてから、夜中にやって今日の昼に起きてまた午後ずっとやっておりましたとも。どうにかイージーではクリアしたけれども、ノーマルに上がるといきなり難しくなるのはどうにかならんか。
 動かない大図書館の射撃で押していけば、クリアすること自体は出来るんだけれども。それだとあんまり楽しくないので、今のところは完全で瀟洒なメドイさんでナイフを投げております。どっちかってーと、飛び込んで蹴りかましてる方が多いような気もするけれど。アーケードモードでやるときは、気まぐれに亡霊のお姫様で空中三回転してますが。蝶々、蝶々……反魂蝶……。射撃がやたら遅いのが難点だけども。基本的に、格ゲーに関してはセンスがまるっきり無いに等しいので、しばらくの間はノーマルで苦戦しているのが関の山かなーとは思いつつ。
 そういえば、東方の「新作」をやるのもちょっとぶり。文花帖は持ってはいるけれど、あれは世界とかストーリーとかあってなきがごとしだったから、しばらくぶりにまた新しく東方を仕入れ直している感じ。台詞回しが各キャラにあるから、割と新鮮と言えば新鮮。あれ、この人こういうしゃべり方するんだっけかねぇ、とかそういう感じ。はて、これで紅魔郷・妖々夢・永夜抄・花映塚・文花帖は揃って、昨日から萃夢想が入ってきたことになるわけで。旧作が一個も無いけれど、元は妖々夢から入ってきた人なので、まあその辺はしゃーないかなーと。
 ということで、ゲームしてたら日が暮れました。困ったもんだ。

 ゲームに疲れたので一度中断、ついでにテレビを眺めていたら、北朝鮮の覚醒剤密輸うんちゃら、というのをやっていた。北朝鮮と中国の国境あたりで、覚醒剤のやりとりをとらえた! みたいなそういう特集。ああいう特集って、視聴率を取れるもんなんだろうか。ここんところ、やたらとまた北朝鮮の覚醒剤が……という特集を見かけるのだけれども。一時期北朝鮮報道がめっきり減ったので、マスコミさんも飽きたのかと思っていたら。
 正味な話、ああいう特集を見ても、だから何? という気分になってしまう私はやっぱりひねくれもんなんだろーか。どちらかと言えば、んな外の国のことやるより先に、国の中のこともちっと取り上げたらどーよとも思う。今のところ私が見る気になりそうなものとゆーたら、安倍政権で今何やってんだっけ、ということだったりはするけれども。いまいち、今何やってんだろということが分からなかったりする。小泉の時があんまりに派手すぎて、いちいち取り上げていたのに比べると、随分今は報道が減ったなーと思うわけで。
 ただまあ、そういう特集を民放が組むと、結局それはアンチの色合いが強く出てしまって偏りそうな気もする。となると私は途中でチャンネルを変えるか寝るかしそうだから、結局見ないか。世間様も、大体そういう気配を読み取って見なくなっているのかも知れない。政治に関心が無いとよく言われるけれど、じゃあ政治に関しての分かりやすい、そしてなるべくなら偏りの少ない報道と情報を下さいよ、と言いたくなる。それが無いから、興味関心が下がっていくし、結局は投票率も下がっていく。で、野党にはあんまり面白くないことになりやすい、と。
 野党にしても、ここんとこずっと、与党を攻めようにも自分のところが妙にがたがたしていて、ろくに機能していない印象。与党の方もスキャンダルは出ているけれども、どうも野党の方も続々という感じで、誰だ暴露合戦に火を付けてるのは、と呆れて見ている状況。さすがに、あの野党に票を入れる気にはならないよ? ついでに、前も書いたけれど、生活維新ってなんだ、生活維新って……。言いたいことは分かるんだけど、どーも響きがみみっちい……。
 ま、結局の所、私はあんまり現実社会への興味が無くなってしまっているので、どーでもいいっちゃどーでもいい。本当に危機的になってきたなら、マスコミさんも今みたいなお気楽なれ合い報道はしてられないだろうから。まあ、既にだめだめになっていて、万一のときにもろくに機能しなくなっている可能性も、充分にある気はするけれども……っとね。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『ジョナサンと宇宙クジラ』
月次読破:文庫8冊、コミックス13冊
月次購入:26冊
通年度購入:201冊(文庫103冊、コミックス98冊)
通年度読破:200冊(文庫100冊、コミックス100冊)

それでは。

秋葉原飲み倒れ?

2007年01月27日 23時53分53秒 | オフ
1月27日分のオフレポ。

 今週末もまた、例によって例の如く身内向けネタでオフをやってました。ということで、以下はやっぱり身内向けですので、あしからず。

 これもまた例によって例の如く、オフ前日まであんまり詳細が詰まっていなかったという状況があったりする。というか、今回のオフの相手は某所チャット面子の秋葉神とか、ハードに○○で××で△△で◆◆なゴッドとか呼ばれている香流様なわけだけれども。今時珍しく携帯電話を持ってないもんだから、ちょっと連絡が取りにくい罠。まあ、必要とあればPCメールは使えたわけだから、単純に私が予定を詰めようという努力をしていなかっただけではあるけれども。
 元々、土日にはあまり動けなくなってしまっている人なので、今回は強引に休みを作るんじゃーと言って土曜に休暇をぶちこんだらしい。従って、日にちは今日で確定していたわけで、後は集合場所と時間と、それ以降にどうするかを考えておけば良かった……だけなんだけれども、やっぱり前日の夜になってようやっとチャットで軽くだけ打ち合わせをするという、いつも通りの状況。どうすんべと聞いてみたら、『ヘルシング』と『東京赤ずきん』を買いたい以外は特になしと言われてしまったので、じゃあまあ秋葉に十時半でいいやということで適当に決定。いつも大体秋葉だったことだし。
 さてはて、ちょっと遅くまで寝ていようかと思ったけれども、結局いつもの時間に目が覚めたので、暇つぶしに朝から『妹は思春期』の新刊を眺める。朝からライトに下ネタってのもなーと思いはしつつ、さっさと読了。後は洗濯機に洗濯物を投げ込んでみたり雑用をしていたら、九時を過ぎたので寮を出る。中央線がまた何かしら人身事故なんぞで死にかけている可能性やらを考えて、いつもなるべく早めに出ているのだけれども。今回は何事もなく、秋葉原到着が十時過ぎ。さすがにまだ来てないか、と本を読んで少し時間つぶし……と思ったら、五分くらいしてご本人出現。まだ十時半には十五分早いぜお兄さん。
 何でこんな早いねんと突っ込んでみたら、二十分くらい前には着いていたとのこと。家出る時間間違えましたよ、とのっけから何かやらかしてる秋葉神。まあ、そんなこともあろうかと、十時半集合だってのに十時過ぎには着くように動いていた私も私。コレに関しては、毎回オフがある度に、集合時間の二十分くらい前には現地に着くようにしているからではあるけれども。予定より若干繰り上げて、稼働開始。
 ……とは言え、秋葉原だと十一時を過ぎた辺りから店が開いてくるので、ちょっと時間が早いわねぇとか言いつつ、ゲーセンが開いていたので中を覗いてみる。秋葉のゲーセンとゆーたら、セガのでかいとこか、タイトーのでかいとこを連想しそうではあるけれど。私らが主にいつも行くのは、セガのゲーセンの隣の隣くらいにある所。あそこだと、シューティングがフロアの半分くらいあって好き。ついつい、ウルトラ警備隊にワンコイン、虫姫さまふたりにワンコインを投げ込む。秋葉神様にもやらんかい貴様とけしかけてみるも、あんまり気が進まないようだったし、声が周りの音で消されてしまって会話にならないので、退散。
 少しぶらぶら歩きつつ、眺めつつ、十一時を多少過ぎたくらいの頃合いになったので、早めに飯を食うところを制圧しておくか、と移動開始。そういえば秋葉の大通りを上野方面へかなり進んだところに、ガストがあったよなーと昨日の時点で思い出していて、飯はここにしてしまおうと考えていたりしたわけで。さて、ここの店舗に来るのは初めてだったよなーとか思いながら、ガストへ場を移す……。

 店内に入ってみて、まずおんやーと思ったのは、中に入っていきなりすぐ近くにテーブル席があったりすること。レジがあるんじゃなくて、お客さんの座ってるテーブル席がドア脇に……これは、のっけからすごい予感だぜ。レジの近くまで進んでみて、店員さんがばたばた動き回っていたので、ここって勝手に席取ってよかったっけかなーと迷いながら突っ立っていたら、店員さんようやっと気が付いてくれましたとさ。席に案内されました。ただし、ドリンクバーのすぐ近く、通路と壁の間に無理矢理置いたようなとこに。二人して、こりゃー元々店舗向きじゃないとこに無理矢理店作ったなー、と言ってみる。
 まあともあれ、食事とドリンクバーを注文して、一息。が、まあ……ドリンクバーを頼んだ上で、面子がこういう馬鹿二人だとどうなるか。何故か、ネタが勝手に集まってくるのだよねぇ。オレンジジュースを飲んでいたら、目の前で香流様が自分の持ってきた飲み物をなめながら顔をしかめている。何を人生に途方に暮れたような顔してんねんと聞いてみたら、持ってきた飲み物がすんごい味するーということらしい。何を持ってきたねんと聞いてみたら、トロピカルティー、とのこと。本人の曰く、桃の天然水みてぇ、だそうな。でも、お茶なので味はお茶の味。ちょっと後で自分でも飲んでみたら、確かにそれ以外の形容が思いつかなかったですだよ。
 食事をひとまず終えてから、ぼんやり雑談もしつつ、スープ取りにいったら無くなっててどうしたもんかと思いつつ店員さんが通りがかったのを捕まえて足してもらったり、足してもらったスープがものの三十分もしないうちに無くなっていたりとか色々ありつつ。ふと、飲み物をまた取りにいった香流様が、不穏当な動きをしているのに気が付く。待ちなさい待ちなさい、いけませんいけません、そこはまたトロピカルティーの場所じゃあーりませんか。いれました、なみなみと。そして、そこにカルピスソーダを追加投入……混ぜおりました、この秋葉神。何かもう、臭いは桃の天然水から変化なしだったけれども、色が微妙に濁って、水たまりの水のようになってしまっているじゃまいか。飲んでみて本人の曰く、炭酸が混じっただけで味かわんねぇ……と。あんまりカルピスソーダは量を入れなかったらしい。
 さすがに一人にネタを背負わせるのもどうかと思ったので、自分でもネタを投入してみる。自らトロピカルティーを半分ほど入れ、そこに今度はコカコーラを追加投入。トロピカルティー+コーラで……臭いは、何故か漢方薬のごとし。何口か飲んでみて、何か既視感のある味だなぁと思っていたら、連想されたものが一つ。ドクターペッパーの味だ、と。ちょっと甘みが薄まっていたので、水で薄めたドクターペッパーかよという感じだったけれども。よくよく考えてみると、こんな変な調合で出来上がった飲み物と風味が似ているドクターペッパー……どんだけのもんやねん。
 二人して顔をしかめつつ、トロピカルティーの攻勢に耐える。しかし最後になって、香流様がさらなる妙なことを開始。ホットのココアを持って、何故かコールドドリンクの周りをうろうろ。何を不審な行動をしているのかと思いきや……やりました、メロンソーダ投入。ココア+メロンソーダ。飲みきった結果、テーブルに突っ伏している秋葉神の姿が後に転がっておりましたとさ。ちょっともらって飲んでみたら、これがまた凄い味で。先にココアの味が来て、後になってじわーっとメロンソーダの甘さが来る。なんだこの甘さの二段仕込みは。トロピカルティーの攻撃よりも、こっちの方が地味にこたえたらしい……。合掌。

 飯も済んだところで、ほいじゃあまあという感じで、あっちこっちふらついてみる。武装商店に行ってみたら、ひのきの棒シリーズに仲間が増えておりました。ふのきの棒、HGひのきの棒に加えまして、ひのきの棒ライトが登場。手頃でコンパクトなサイズになりましたひのきの棒を、どうぞご堪能下さい……いやいや、まてまてまてまて。まあ、昔に誰かさんがこのひのきの棒が欲しいってんで、ちょっと購入額が足りないからと、私がスローイングナイフを買い足した記憶もあるなぁ。あのときのやつは、今も部屋の片隅におりますとも。他の、中学時代の名残としてちょっと残ってる諸々の凶器類と一緒に。たまに、MG仕込み竹箒が欲しくなる罠。
 とらのあなに行ってみて、ちょっと前から探していた、東方ストライクを発見。定期的に再販してんだろうな、これ……と思いつつ、買う。ついでに、パソコンをデスクトップに切り替えたことだし、今月はまだお金に余裕があるし、ということでついでに東方萃夢想も購入。珍しく、五千円くらいの散財をしたですよ。その脇で、東方サッカーに興味を示しつつ、マリサランドを手にしてどうしようか迷っている神様発見。まあ結局、なおもしばらく迷った上で、おんや東方紅魔郷がありますわよお兄さんということに気が付いて、結局そっちに乗り換える。まだ紅魔郷だけ持っていなかったらしい。
 三時を回ったところで、ちょっとおやつの時間。ということで、K-ブックス前、ネタドリンクカップベンダーの前に立つ。さあ、神様よ、ブラックコーラかほっとコーラかどちらかを選びたまえ、と弾幕廃人はのたまいました。神様は、少し悩んだ上で、ブラックコーラを選びました。廃人は、ホットリアルゴールドをためらいなく買いました。二人して例によって軽く顔をしかめながら、今日は飲み物に一日恵まれないねぇと言いました。でも、その大半は私のせいという気もしないではありませんでしたが、そんなことは都合良く忘れてしまうのでした。
 三時半すぎになって、小腹が減ったので、何か喰おうかと考える。ということで、そういえば駅前にたこ焼き屋らしきものがあったよなーあっちの方を試してみようかなーと思ったら、かなり並んでいた罠。こりゃ面倒だと引き返して、結局はドンキ脇のおにぎり屋で喰うものを買うことに。しかし香流様よ、胃が縮んだんだよなーと自分で言っておきながら、二つ買うんじゃない。私は私で、唐揚げ四個入りと、ベーコンチーズおにぎりを買ってみる。ベーコンとチーズ……おにぎりの具としては妙だなぁとは思いつつ。喰ってみたらまるっきり違和感がないのは、多分何でもご飯と一緒に喰ってしまう日本人だからだろうなぁ。なお、香流様は後々になって、やっぱ二個は多かったとのたもうておりましたとさ。どーでもいいけど、あのおにぎりってすぐ崩れるんで喰いにくいのよね……。
 そのほか、海洋堂を眺めてみたりボークスを覗いてみたり、メロンブックスに回ってみたり、ビックカメラに移動して有隣堂を眺めてみたり、自転車のフロアを眺めてあれが良さそうこれだと走りにくそうと言ってみたり、ガンプラを眺めたりエアガンを眺めたり。思いついたようにあっちこっちへふらふらしつつ、七時前になってきたので、晩飯を考える。と言っても、今回はじゃんがらで締めることをある程度考えていたので、行ってみる。あんまり込んでいるようなら、やめようかとも思ったんだけれども。案外そんなに並んでいなかったので、並ぶ。
 ……おひや、忘れられてました。締めでもこれか。まあ、よくあることだ。とんこつなのか塩ラーメンなのか相変わらず不明なラーメンを、秋葉神様は三年ぶりくらいに、何のかんので私も一年ぶりくらいに喰ってから、退散。店の混み具合は相も変わらずで、いつ行っても並んでるよなーとちょっと謎。割に回転は速いので、見た目ほどには並んでないってことなのかも。
 そんなこんなで、適当にすーだらに思いついた通り動いた秋葉原オフもお終い。今日も平和だっ。

読み:コミックス『妹は思春期』八巻
買い:文庫『ラ・ロシュフコー箴言集』
途中:文庫『ジョナサンと宇宙クジラ』
月次読破:文庫8冊、コミックス13冊
月次購入:26冊
通年度購入:201冊(文庫103冊、コミックス98冊)
通年度読破:200冊(文庫100冊、コミックス100冊)

それでは。

読破文庫百冊

2007年01月26日 23時28分47秒 | Weblog
1月26日分。

 ようやっとと言うべきか、今日に読み終わった『妖精配給会社』で、年間の文庫読破数が百に到達。四月からカウントしてのことだから、十ヶ月で百冊。とすると、まあ毎月に十冊ずつの計算か。つまり三日に一冊というペース。大体予想の範囲内ということになるかしらん。一年だと百二十冊くらいになる……のかどうなのか。年に百二十冊として、十年で千二百冊、五十年で六千冊。こう考えてみると、案外数が増えないもんだなぁと思ってしまうけれども。
 購入も百冊を超えているし、ここは一つ今年度の百冊購入履歴を一挙大公開……とかやろうかと思ったけれど、さすがに手間なのでそれはネタ切れしているであろう日曜にでも。ただまあ、よくよく考えてみたら、その百冊の内でここ最近の海外SF熱で買ったものが七冊とかくらい混じっているわけだから、一割を占めてしまうということになる。いやはや、何とも凄いねこりゃ。他は、はて、中断していた『終わりのクロニクル』の買い直しとかが浮かんでくるけれども……それ以外に何かまとまって買ったものはあったかどうか。
 文庫が百冊とすると、一冊辺りで大体……今は海外SFとか、後はちくま辺りで単価が上がっているので、大まかに平均を六百円として。六万円か。実際にはもう少しかけているだろうけれども、思ったより使ってないのねぇ、というのが本音。ただ、これは文庫だけの換算だから、コミックスを混ぜるとほぼ倍か、またちょっと増える計算。おおまかにここまでで十三万から十四万を年間で使っているということになるか。ハードカバーを買わないだけに、まだ安く上がってるよなぁ。ブランドもののバッグ一個分にも満たない金額で済んでいる訳で。そりゃまあ、お金も貯まるか。
 最近に考えているのは、いつぞやに誰かがやっていたけれど、図書カードを十万円分くらい年度の頭に金券ショップで買い込んで、量産効果で少し額を稼げないかなということ。どうせ今計算したとおりに、年間に直せば十万を超える金額で本を買っているのだし。それが分かっているなら、こういう手もありだよなーと。カードで済むから、小銭もいらないし。現金を使わなくなるから、お金が減るという感覚が失せてしまうのが困るけれども……。まあ、その辺りは毎日計算を一応してはいるから、何とかなるか。

 我ながら、基本的には金を使わないことそれ自体が趣味になってんじゃないか、と思わないでもなかったり。読書は趣味じゃなくて、中毒という自己認識でいるもので。去年の貯蓄が百四十万くらいで、今年も後二ヶ月を残した時点で百三十何万かがストックされている状態。二年分併せると、二百八十万円になる。ボーナスが出ても、今年は例外的にパソコンを買い換えないと物理的に吹っ飛びそうだったので使ったにせよ、そうでも無い限りは使わない。そりゃ、確かに一発で三十万が貯まるわねぇ。これに加えて、会社の財形で毎年に強制的に二十万円ずつが貯蓄されていくから、これも二年分で四十万円になる。両方併せると、三百万円超。……うーむ、けちんぼ。
 でも、これだけ貯めたところで、何が欲しいのかと言ったら、今よりもうちょっと好みに合うロングコートだとか、今よりもうちょっと良い性能の自転車だとか、それらよりも本棚が欲しいというくらいか。ああ、外出用と通勤用の靴を買い換えてやりたいなぁ。スーツもそろそろ買い足す方が良いかどうか。ただ、それぞれにコストを目算してみるに、コートが五万とか六万程度、自転車も六万程度で、本棚は二万もあれば充分すぎるはず。靴はどっちも一万円もしないし、スーツは二着合わせて一着分、で三万円くらいだろーか。……安いって、自分。
 全部併せたところで二十万に行かないだろうし、二十万ってーと私の一ヶ月分の給料(税引き前)とトントンか。ますます安い。本棚とスーツと靴に関しては、そろそろどうにかすることを考えないといかんけれども。三つ合わせてもコストは七万円くらい。そしてぶっちゃけ、毎月の手取りは十四万くらいで、普段私が使っているのは毎月八万円程度。つまり、六万円を常にストックし続けていた状態。七万円ということは、その六万円をちょっと上回るだけということ。節制したら、一万円くらいは抑えることはできるものだし。あ゛ー……慎ましやかだ。でも、あんまり金がたくさんあってもねぇ。あるなら、仕事なんて辞めて引きこもりたいけど。
 ひとまず、今のところは家が欲しいです、何のかんので。さすがに金が足りないけど。家買って、本棚たくさん置いて、自己満足にふけります。というのが、今のところの夢と言えば夢。でも、仕事のモチベーションはずーっとマイナス値。

読み:文庫『妖精配給会社』、コミックス『少年探偵犬神ゲル』三巻
買い:コミックス『少年探偵犬神ゲル』三巻、『妹は思春期』八巻、『きんぎんすなご』
途中:なし
月次読破:文庫8冊、コミックス12冊
月次購入:25冊
通年度購入:200冊(文庫102冊、コミックス98冊)
通年度読破:199冊(文庫100冊、コミックス99冊)

それでは。

通勤ラッシュ

2007年01月25日 21時06分47秒 | Weblog
1月25日分。

 今日も今日とて、朝から通勤ラッシュに揺られて押し込まれて揉まれて、あーこりゃもうどうしようもないなぁと内心でぼやきながら本を無理矢理に読んでいた輩です。とりあえず、生き延びるって素晴らしいですね。半径三十センチ以内に他人の頭がないってのは素晴らしいですね。あんまり近くにあると、ついついその後ろどたまをしばき倒したくなる今日この頃です。うん、特に自分の顔がつるっとてらっと映りそうな頭だったりすると……ついついね。
 それはまあ置いておくにして、こういう通勤ラッシュというのは、東京特有のものなんだろうなぁとは思ったり。他の所でも、都市部であったらあるのだろうけれども、とにかくも住宅地と商業地がはっきり分かれているような場合には結構ありがちなことだろうな、と。ただ、日本の場合はあんまりに効率が悪いだけじゃあるまいかとは思うけれど……。なんでこんなにぎっしり密集するんだ。
 正味な話、わざわざ会社に来て仕事をする必要性というのは、昔に比べればかなり落ちてきているような気がする。パソコン一台、ネット回線の一つもあれば、どこにいようがある程度までの情報はやりとりできる。書類の現物が必要なら、さしあたってはファックスで送ってやればいいし、どうしても現物がいるのならばバイク便を飛ばせばいい。携帯電話もあるし、チャットだってある。ぼちぼちSOHOの動きがもちっと広がっても良さそうなものなんだけどなぁ、とは思うのだけれども。(SOHO:スモールオフィス・ホームオフィス、要は自宅を勤務場所にすること)
 よくまあ、フェイストゥーフェイスのコミュニケーションが大事なんだ、なんてカタカナ横文字ばっかりのことを言うことがあるけれども、実際にはフェイストゥーフェイスで本当にやっていることなんて大して無いような気もする。顔を見ているというよりは、他の奴がさぼって楽してないかを監視している、という感じなんじゃないかとも思うのだが。それでも確かに、顔と顔をつきあわせての情報交換というのは、必要な所もある。これは間違いのないことなのだけれど……問題なのは、そういった情報は顔を合わせた同士の間だけで伏せられてしまうことが多いということ。密談かよーと思うこともあるけれど、これがまた会社というのは伏せられたままの情報、伝達されていない情報、下まで降りてこない情報というのが大部分だったりする。たまに、何でその情報がこっちに来てないんだ、ということもある。いや、たまにじゃないか、しょっちゅうか……。
 顔と顔をつきあわせさえすれば良い、というものではないということだと思う。むしろ、顔をつきあわせる機会を少し減らしてみたらどうだろう、と思うくらい。それこそ、そのときに必要な情報を交換する契機になるだろう。毎日近場にいるかと思うと、かえって今言わなくてもいいやと思ってしまいかねない。まあ、その一方で、ふっと廊下を歩いていて向こうから来た誰かと、ああそういえば、という感じで立ち話をしつつ情報交換をすることもあるから、馬鹿には出来ないんだけれども。でもこれは、普段会わないしちょうど今会ったから、という感覚がどっかしらあるような気もする。
 個人的には、コアタイム制のようなものが良いんじゃないのかな、とは思ったり。コアタイム、まあ例えば十一時から三時までは必ずオフィスにいます、でも後の時間はSOHOで家にいることもあるし、何かオフィスでやることがあってまだそっちにいるかもしれません、という感じ。こういう働き方のできない人も当然いるのだろうけれども、普通の事務職なんかは可能な所もあるんじゃなかろーか。ま、私個人はあまり人目のない方が仕事がやりやすい、という主観がかなり入っているんだけれども。他人の目があると、こっちを見てなくても、なーんとなく気になって胃がちりちりするのがねぇ。
 コアタイム制にして若干人の動きが分散してくれれば、通勤ラッシュも減るんじゃなかろーかと思うのだけれども、どうだろう。

 ふと気が付いたら、文庫のレビューが一週間くらい止まっていたらしい。休日をはさんでしまったついでに、ティプトリーの読み潰しに数日かかったせいか。いやーうっかりうっかり。漫画の方を更新してやれば良かったんだけれども。土日を挟みそうなときは、コミックスのレビューが残っている場合には、そこで時間稼ぎをしておいたものかー。どのみち、四つくらいレビューが残ってるしなぁ。

読み:文庫『故郷から10000光年』
買い:なし
途中:文庫『妖精配給会社』
月次読破:文庫7冊、コミックス11冊
月次購入:22冊
通年度購入:197冊(文庫102冊、コミックス95冊)
通年度読破:197冊(文庫99冊、コミックス98冊)

それでは。

迷惑メール

2007年01月24日 20時43分29秒 | Weblog
1月24日分。

 ここのところ、会社の方にずーっと迷惑メールが飛んできていたりして。私だけに限ったことではなくて、多分全社的に回ってしまっているようなのだけれども。土日を挟んで月曜に出社してきたりすると、メールボックスを眺めてみて、22件とか入っていて苦笑い。ここ最近ではもう、土日あけに十何件程度だと、あら少ないなぁとか思う始末。さてはて、これどっから漏れたんだろう。英語の名前とタイトルなので、国外から飛んできてるようなのだけれども。
 で、こっちとは別に、フリメの方にもどっさり迷惑メールが飛んでくる。四日くらい放っておいたら、何と43件。うはー、会社の方も多いけど、こっちはもっと多かったらしい。ここんとこでは最高記録でしたよ、43件は。ひどい時期はもっとかなりの数が来ていたけど。私が使っているフリメは、迷惑メールを自動的により分けでポイしておいてくれるので、まだ楽だけれども。ちなみに、こっちに来ているのは日本語のメール。ウィルスメールではなくて、どーも出会い系の類とからしい。
 しかしまあ、こういう迷惑メールのタイトルって凄いなぁとしみじみ思ってしまう。「たすけてください」なんて思わせぶりなタイトルのものもあれば、「自分の人生、真剣に考えてみませんか」なんて何を考えろってんだというのもある。ただ、この辺よりも多いのは、思いっきりストレート過ぎるやつ。「スチュワーデス入社試験盗撮面接・身体測定・内科検診」とかもう、そういうのが大半。とりあえず突っ込みどころとしては、今はすっちーさんという言い方駄目になったでしょうがというところかしらん。ふらいとあってんだんとさん、と言わないといけないのよねぇ。
 何というか、逆援助交際とか、女性側完全費用負担とか色々メールにタイトルは付いてきているけれど、どーもその辺のネタも尽きてくると、結局はそういうタイトルに戻ってきてしまうらしい。でもそれ、AVの棚に並んでいるタイトルならともかくとして、メールのタイトルに付いてきても開けないと思うんだけどねぇ。もうちょっと芸のあるタイトルが出てこないかと、ちょっとばかり期待して待っている輩でした。

 もちっと書こうかと思ったけれど、あんまり毎日長いのもなんだし。少しの間は、一日一ネタ基本で短めにしてみようかなーと思いつつ。
 ティプトリーは、あと短編一つ読み終われば一冊読了。まあ、家に戻ってきたら読まないという習慣が何となくあるので、読破は明日に持ち越し。明日からは星新一の一冊を持って行く予定。文庫の読破も、今月中に大台突破になるでしょうな。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『故郷から10000光年』
月次読破:文庫6冊、コミックス11冊
月次購入:22冊
通年度購入:197冊(文庫102冊、コミックス95冊)
通年度読破:196冊(文庫98冊、コミックス98冊)

それでは。

ティプトリー

2007年01月23日 21時13分35秒 | Weblog
1月23日分。

 ここしばらくはずっと、ティプトリーの『故郷から10000光年』を読み進めている。現状の進み具合から見て、多分明日か明後日には読み終わるだろうと思うのだけれども。こーれがまあ、思っていたより難しい。読める作品も結構多いのだけれども、たまに「???」と顔一杯にはてなマークを浮かべてしまうやつも無いではない。まあ、ティプトリーだしなぁ。読めるやつに関しては、お、さすがティプトリーだなぁと思うのだけれども。
 我ながらしかしまあ、ここまで海外系SFにどっぷり行くとは思わなかった訳で。ここの所は少し多めに買い足していたから、積み本が現状で、今日買ったものも含めると六冊になっているけれども、このうちの三冊が海外SFで、一冊は国内SF。で、残る二冊の内の一冊が星新一という……今日買ったのはこれ。あー、何か全般に積んでいる本があきらかに偏ってるなこれは。
 時々自分でも疑問に思うのだけれども、どうやって買う本を選んでいるのかがよく分からない。他人から勧められて買うときには分かりやすいけれども。ただ、他人から勧められて、その分野に行ってみようかなというときに、他人からあまり聞かずに自分で選び出すときに、さて一体何を自分は基準にして選んでいるんだろう。例えば、ここのところの海外SFマイブームを引きずり出したのはイーガンの『しあわせの理由』になるのだけれども、これを選んだときに、一体何を基準にして選び出したんだろうか。
 色々、他人から聞いたわけでもなくて、自分で選び出してきた本はある。その中には、後々になって影響の大きかった作品もある。ただ、そういう本を選び出したときに、一体何を基準にしていたのか、未だによく分かっていない。ただ毎回のように本屋へ行って、本棚に並んでいたり平積みになっているのを眺めやって、ああこれは面白そうかも知れないなと思ったら買う。つまり、ぶっちゃけ勘で買っているところもかなりあるということ。まあ、文庫しか買わないから、一冊二冊のハズレを引いても大して痛くないから出来るやり方ではあるか。
 選ぶときには、確かに著者で選んでいることもあるし、ナントカ賞受賞というのをたまに参考にすることもある。特に、今のように海外SFをあさっているときには、受賞作というのは多少は参考になる……こともある。百パーセントとはまるっきり言えないので、難しいところなのだけれども。レーベルで買うことも多い。だもんだから、今はハヤカワSFかJAと、気が向いたときに創元SF辺りを眺めているような状態になっている。まあ、また再来月くらいには別の棚をずっと見て回っているんじゃないかとは思うけれど。
 結局の所は、なんとなーくよさそうかな、というものを、何かしら感じ取って買っている……らしい。毎回当たるわけではないし、基本的に私は安全そうなものをメインに買っていくから、冒険はしていない。でも、これは地雷っぽいよなーとか、自分にゃ読めなさそうだよなーというのを一定見分けられるというのはまあ、貴重なスキルなだろうなぁと思う。本読みなら、結構普通に持ち合わせているスキルではある。

 幾つかもの書きのネタを考えはしているのだけれども、今のところは、一つをぼつぼつたたき始めているところ。前に打ち込んでいたやつは、また例によって止まってしまったので、新たに起こしてきている。まあ色々皮算用もしてみたし、こういうのの方が受けは良いんだろうなぁというようなものを考えもしたけれど、ひとまずは自分の書きやすそうな所からやっていくことにしてみたり。また詰まってしまう可能性は高いけれど、書いてみないと何とも言えないのだし。
 今のところ、三日四日くらいで五千文字くらいだったかどうだったか。あんまり順調な速度とは言えないけれども、焦ってみてもしょうがないかなーと思ってみたり。ここ最近で思うのは、私の場合、あまり一つの大きな話を続けていくのは得意ではないらしいということ。前々から分かってはいるんだけれども、長い話を書こうとすると、まず途中で飽きる。話が破綻しているのが原因の場合もあるし、詰めが甘いせいであることも多いけれど、一番大きな理由は……他の本を読んでいて、そっちに興味が行ってしまうから。
 正味、書いている間は他の本をあまり読まないようにするのが一番ではあるのだけれども。それをやってしまうと、今度は通勤時間中に困ってしまう。私にとって通勤時間やら休み時間に本を読まないというのはあり得ないことだし、かといって同じ本をずっと読んでいてはやっぱり飽きてしまって同じことになる。できれば会社に行かずに立て続けて書いてしまうのが良いんだけれども、さすがにそういうわけにもいかんしなぁ。いやはや、うまくいかないもんですな。おおかた、時間があったらあったで今度はさぼってしまって、やっぱり飽きるか。
 こうなってくると、やっぱり短めの話を幾つか繋げるなりのやり方をするのが、自分には合っている感じ。実際、一つの短編が書き上がってくれば、幾つかを続けて書けそうな気はしていたりする。毎回ネタは思いつくけれど、その半分以上はやっぱり短編連作的なもの。最初の一つを書き上げてしまえればなぁ……もうちょっと今より経験値が大きく伸びるんだけどなぁ。ぼちぼち、飽きてでも無理矢理にでも、一つ短編で良いから書き上げることが必要になりそうだなーと思い始めているところ。

 あ、いかん。ワイシャツにアイロンかけねば。

読み:なし
買い:文庫『妖精配給会社』
途中:文庫『故郷から10000光年』
月次読破:文庫6冊、コミックス11冊
月次購入:22冊
通年度購入:197冊(文庫102冊、コミックス95冊)
通年度読破:196冊(文庫98冊、コミックス98冊)

それでは。

遠回りしてオチ無し

2007年01月22日 20時25分22秒 | Weblog
1月22日分。

 たとえばの話。Aという事柄を調べて欲しいという指示をもらう。Aを調べるには、Aに関する手続きをしたときの書類を探し出してやれば宜しい。その書類が自分のグループが保管している筈の書類であるならば、ラッキー後はそれ探して見たらおしまいじゃーんと誰だって思うだろう。ところがどっこい、何故かその書類が保管されていないのだ……。
 何てこった、じゃあ他のグループが保管しているかもしれない。Aに関する手続きをするグループは、Aの内容の選定に関してアドバイスをするグループと、それから直接的に契約を結んだグループと、Aに関して実際に使用するグループとの三つがある。自分のグループは手続きを最終承認するグループなので、この三つとは別になる。が、順に聞いていってみたら、どこも保管していないと言う。おーまいがっと。
 一つめのグループに聞いてみた。担当者が、その時期だとオレまだここにいなかったからよくわかんないんだよなぁ、と回答した。二つめのグループに聞いてみた。とりあえず、ある程度参考になりそうな書類は出てきたのだが、肝心の部分が足りていなかった。三つめのグループに聞いてみた。書類が古すぎて、捨ててしまったかもしれないと言われた。そもそもが、何故自分のグループで保管されていなかったのか、が一番の問題ではあるのだが。何故こうも書類が保管されていないのか……。
 結局、追えるところまでは追ったものの、大雑把な推定が出来ただけで、実際にそれがどうであったのか確証を取るところまでこぎ着けることが出来なかった。これ、今日の仕事での実話。実質、今日は一日これに費やしてしまった。まあ、あんまり深く突っ込まないで下さいな。実際問題、私も去年から担当しているものだから、それ以前の書類だのになってしまうとまるっきり分からなくなってしまう。なんだかなーと思いながら、今日は残業なしでさっさと帰ってきましたとさ。あーらら。

 ここの所、普段よく行っているショップ99の棚から、納豆がごそっと消えているという事態が発生していたりして。職場でもちょいちょいと話題になっていて、私はてっきり、思いっきりテレビ辺りで取り上げたせいだろうと思っていたのだけれども。当たらずしも遠からずで、あるある大辞典だったらしい。それを知ったのがつい先週末のことではあるのだけれども。普段テレビを見ると言っても、NHKのニュースかダーウィンが来たか、その辺りしか見ないものだから、状況をあまりよく知らなかったのだ。ただ、納豆だけがごそっと店頭から無くなっていたから、こりゃーまた妙なことになってるなーとは思ったけれども。
 さて、この納豆フィーバーは納豆がダイエットに有効である、という内容をあの番組で放送したから……ということだったのだけれども。これがでっち上げであったことが、このほど判明いたしました、という話らしい。今日はショップ99に寄らなかったので棚がどうなっているか分からないけれど、明日明後日にはもう、棚にはいつものように納豆が並んでいるんだろうなぁ。
 正直言って、一つの番組で一回納豆を取り上げただけで、こんなにも反応があるもんなんだなぁ、と驚いていたりする。内容が間違っていたことをどうこうと言ってみても良いのだけれども、まあ通り一辺倒になりそうなのでやめておく。ダイエットがらみのネタに関しては、いつぞやの……ええと、白インゲンだったか、あれの騒動でもうお腹いっぱいというところ。結局、楽して痩せる方法は無いということでお終いになるだろう。摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えれば、摂取を減らさずして、もしくは消費を増やさずして痩せる訳ないでしょ、と。
 さておき。マスコミの影響力というのは、こんなにも大きいものなんだなぁ、と思う。そして、マスコミの伝える内容が正しいものとは限らない、ということは今回の話でも証明されてしまっている。だからマスコミを信じるなと言いたいわけではないけれども、情報の信憑性を自分できっちり判断してやらないといけないということを忘れちゃいかんのだよな、と。見た目の良い情報は結構あるものだけれど、実際にその内容が本当に「おいしい」内容であるとは限らない。きっちり自分で裏付けが取れるならば、それが一番良いのだけれども、実際にはそれが出来ないことの方が多い。それだけに、マスコミさんの噂屋さんには、視聴者に代わって誠実に実証をする必要がある……筈なんだけれどねぇ。
 現状ではどうしても、視聴率を稼ぐためであったり、もしくはスポンサーのためであったり、そういう事情で偏った内容を報道していることが多いように思う。まあ、テレビも商売だから。公正無私のものではないのだよ、ということさえ覚えておけば、案外にそう振り回されることも無いのかも知れない。……あー、これもこれで、結局は通り一辺倒な内容になっちゃったなぁ。つまらんつまらん。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『故郷から10000光年』
月次読破:文庫6冊、コミックス11冊
月次購入:21冊
通年度購入:196冊(文庫101冊、コミックス95冊)
通年度読破:196冊(文庫98冊、コミックス98冊)

それでは。