黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

くまくまー

2007年07月31日 22時54分34秒 | Weblog
7月31日分。

 ふと気が付いてみたら、もう七月も終わりで八月になってしまうのですねぇ。だからといってどうだということも無いのですが、してみると新年が始まってからはもう七ヶ月が終わっているわけか。どうも会社員やってると、四月からが新年度になるので、どうしても一年が始まってからまだ四ヶ月という感じで捉えてしまうのですけれども。実際、決算だの仕事のスケジュールだのは年度で動いてますし。でも、一月一日にはしれっと、あけましておめでたうと言える辺り、日本人らしいのかどうか。
 今月はどういうわけか、例月に比べると少しばかりお金に余剰が。文庫本買わなかったもんなーというのはあるのですが、その分コミックス増えてるし、今日に結局は何冊かまた買い足してるので、あまりいつもと差はない気がする罠。何だろうなぁと思っていたら、多分あれですな、今月は一回もオフが無かったからか。一回あると、大概五千円くらい使ってる筈なのですが。今月の余りが、ちょうど五千円くらいだったりして。そーか、その分か。道理で……と思いはしたのですが、おかしいな、今月は服を一万円ほど買ってるんだけど、それでも余剰が出たってのはどういうことだ。普段服はあまりコスト計算に入れてないのに。
 まあ、余った分は来月に繰り越すか、そのままリセットしてしまえば五千円分がまるっと預金口座に残るだけなので、別にどっちにしても困ることは無し。どうせ自転車に八万くらい突っ込むことになるので、まあ口座に残しておけば良いかなと考え中。使うにしても、どうせ本に行ってしまうだろうし。そーか、土日にあまり外に出なかった代わりに、自転車乗ってたのか。ちゃりちゃり。

 昨日のブログに、わざと餌をばらまくような単語を連発していたのに気が付かれた方、どのくらいいたのかどーなのか。ダイエット、夏休み、グルメ、そのほか海外旅行の定番地を幾つか。これでヒット数が伸びるのかなーどうなのかなーというのをちょっと考えてみて、若干の違和感はまあ仕方なかろうと思いつつ混ぜてみたのですけれども。結果として、いつもより閲覧IP数は増えたような。ただ、PV数は微増程度で、かつこの数字ならいつもの誤差範囲内ので、ぶっちゃけあまり効果は目立って出てない感じです。餌が半端だったか。狙うならもちっと徹底的にやらんとアカンのですなー。やってみてもしょうがないのですが。
 閲覧IP数が増えた方にしても、うっかりするとレーベルやら著作名を列挙したので、そっちに引っ掛かった可能性もありますし。むしろ一昨日の選挙ネタの方がヒットは上がってましたから、この程度の小細工はするだけ無駄かなという結論に至ってみたり。まあそもそも、うちのブログってヒット数を伸ばすための努力というものをしてません。むしろ、伸びない典型例的なことをやってるよーなもんですし。
 まずもって、長い。とにかく長い。一日分で二千文字とか、長くなると三千文字とかざらです。んなもん、誰が読むかと。基本的に、人に読ませる文章、人が読みやすい文章というのは、簡潔明瞭である必要があります。突き詰めて言えば、「長い、三行でまとめろ」というやつ。少なくとも、数百文字の単位で一日分を収めておくことが必要でしょうな。次、画像が無い。文字が多い上に、画像がないとなると、かなり大変。ここは何を書いてるとこやねん、というのは、ある程度文字を追っていかないと分からないことになります。んな手間をかけられるほど、ネットを見てる人達も暇じゃぁない。
 このほか、TB返しを一切しないので、相互の広がりがない。扱うネタが割と身内ネタに偏る。身内ネタ以外にしても、かなりマイナなものが多い。で、ついでに言えば笑いを誘うネタを練ってあるわけでもない。他にも工夫のしようは色々あるのでしょうけれど、まあそこまで色々やって苦労するなら、今のままでも別にいいかなーと思っているわけですが。あ、それから、ヒットが伸びない結構大きな理由の一つとして、私が野郎であることを割と隠していないこともあるか。ネカマ的にもちっとファンシーにやって猫被ってれば、ヒットは何割か、うっかりすると倍くらいになる可能性も。まあ……私の場合、相当に猫を被っていないと駄目でしょうけれども。一体、猫の皮が何枚いるんだろう。
 ここの売りとゆーたら、長いことと、一応は毎日更新ってくらいでしょうか。これまでの分で叩き込んできた文字数って、一体どんだけになるんだろう。ちょっと数えるに恐ろしくなりそうなので、これは後日のネタに取っておくことにします。

読み:コミックス『さよなら絶望先生』六巻
買い:文庫『アンダーグラウンド』、『猫を背負って町を出ろ!』、『学園キノ』二巻、コミックス『さよなら絶望先生』六巻
途中:文庫『唯脳論』
月次読破:20冊(文庫10冊、コミックス10冊)
月次購入:16冊(文庫6冊、コミックス10冊)
通年度購入:85冊(文庫45冊、コミックス40冊)
通年度読破:89冊(文庫49冊、コミックス40冊)

それでは。

レーベル

2007年07月30日 22時46分56秒 | Weblog
7月30日分。

 目の前の席で、先輩が夏風邪をこじらせているっぽい様子で、ぶっちゃけ明日辺り今度は私がやばいんじゃないかと戦々恐々してます。幽霊です。くしゃみ三回ルル三錠……って、あれは今使っちゃいけない言い方なんでしたっけか。商品を宣伝するときには、過大な宣伝をしたらアカンですよーということになっているわけですな。絶対に治るとか、絶対に痩せるとか、そういう文句は使ったらアカンと。ま、世の中そうそう一つの商品で絶対的な効果、なんてものは無いのですが。
 ダイエットするなら、絶対にやせるとか、効果バツグンとか、綺麗になれますとか、一週間でこんなに効果が、とかああいうのは信用したらイカンのですな。基本的に、やせるためには、摂取カロリーが消費カロリーを下回るか、もしくは消費カロリーが摂取カロリーを上回るかのどっちかしかあり得ませんし。食べる量を減らすか、運動量を増やすかしかないのですよ。両方一気にやると、大概長続きしないので気を付けましょう。食べながらやせるってのは、そもそも難しい。運動しなくてやせるってのも、やっぱり難しいのです。……あれ、何の話をしてたんだっけ。
 ああ、そうそう。夏風邪の話でした。どうも職場のあちこちで、はっくしょんというクシャミが聞こえてきます。こっちにまで飛び火してきそうでおっかないのですが、いつものパターンだと、土日に気が緩んだ瞬間にどっと来るんだよなぁ。今週はそういうのに気を付けておきたいところですが……。八月は諸々忙しくなりそうですし、うっかりダウンすると結構後々に面倒くさくなりそうだし。八月が忙しいのには、真ん中の週がまるまる、夏休みで潰れているせいもあるのですけれど。と言うか、ほとんどそれが理由の気もします。
 夏休みの予定? ありませんよそんなもん。海外旅行? カナダとか韓国とかグアムとかサイパンとか? 興味ないですだよ。グルメも興味ないし、温泉……はちょっと行きたいけれど。まあ、強いて言うなら、夏休みまでには自転車を買ってきておきたいところです。その辺りに乗っておいて、身体を慣らしておきたいし。今の車体もようやっと身体に馴染んできましたが、ある程度身体の延長のように感じられる状態、一体感の形成までには時間がかかりますし。後は、例によって予定は未定ってとこですなー。

 自分の本棚を見回してみると、割とレーベルで買ってるんだなーというのが分かります。ここ最近でやたら増えているのは、ハヤカワ文庫SF。ついでに、ハヤカワ文庫JAもまた少し増えてます。まあ、元々の出身が富士見ファンタジア→電撃文庫というライトノベルのレーベルなので、その延長ラインとして買っているのかも。倒産してしまった朝日ソノラマ文庫もありますが、ここのは『ARIEL』のためだけに持ってるようなものですな。二十五冊の手持ちがあって、その内の二十二冊までが『ARIEL』シリーズと番外、一冊は『星のパイロット』で笹本ですから、中の人一緒やん。後は、『群青神殿』で小川一水、『ライトジーンの遺跡』で神林長平。あ、全然意外性がないな、この組み合わせ。
 地味に数が多いのは、新潮文庫。ここだと、筒井康隆に星新一という二強があるもんで、そのせいで数が多いのですな。後は、ほんの少しだけ海外作品も混じってます。『白鯨』とか『老人と海』とか、後は『ハンニバル』とか。一時期は新潮文庫ばかり買っていた時期があったのですが、ここ最近はそういえばあまり買わなくなったかなーと。基本的に手広く手堅く揃ってるところなので、また何かしら少しずつ買うんでしょうけれども。PHP文庫が少しずつ増えてるのは何故だ……? PHP文庫というと、赤いラインのすぐに使える実用本レーベルという感じですが、その中に混じって人物の本であったり、結構コアな本も混じってます。緑のラインの方ばっかり集めてる知人がいたなぁ。
 角川文庫も少しずつ増える傾向で、大槻ケンヂのエッセイをこの間読んで気に入ったということもあり、今後また増えるだろーなーというのが確定気味。これに角川ホラーという新規開拓範囲も加わってきて、両方合わせると、その内に新潮の手持ちを越えてきそうな。角川文庫にせよ、角川ホラー文庫にせよ、基本的に商売っけ満載という揃え方であまり好きにはなれないのですが、良いのがやっぱり混じってるのがねぇ。読書初心者にも入りやすいところですし、読書慣れしてる人間でもまだまだ探す余地のあるレーベル。ううむ……悔しい、でも以下省略。
 何気なく手持ちの冊数が多いのが、ちくま文庫とちくま学芸文庫だったりして。古典名作から全集までという感じのちくまですが、単価高いし読書家向けだしで、私自身もそう頻繁には買わないレーベル……の筈なんですが。一度買うと、やっぱり良書が揃っているせいか、あまり売らないようで。増える頻度が低い代わりに、減る頻度も低いので、結果的にじわじわ増えている気配。ちなみに、この間までがちくま文庫の『反社会学講座』で、今日からちくま学芸文庫の『唯脳論』を読んでます。これ、養老孟司の本だったりして。ベストセラの類の著者の本はあまり読みたくないのが本音ですが、これに関しては読めそうかなと思ったので買ってきてみたわけですが。これはまあ、やっぱり良い物なんだなぁと。まあ、自分の興味方向に合致している本である、というのもあります。またこの辺を発掘してみようかなぁ。
 ここのところ買わないのが、河出文庫。割とマイナ。一時期は渋澤龍彦の本を買いあさっていたせいで、ごそっと増えたのですが。一過性的にある程度買いそろえたところで、一旦息切れしたよーで。今は海外SFの方に興味の大半を食われてしまっているので、他のところが増えにくい様子です。その割に、合間合間を縫って別の物読んでるから、今くらいの配分が今は良い感じかなーと。まあ、またどこかしらに興味がどっと傾いて、一気に買い込むのでしょうけれど。
 この他だと、森博嗣関連で講談社文庫、幻冬舎文庫、それからメディアファクトリーの『MORI LOG ACADEMY』があって、文春文庫、創元SF文庫、ハヤカワの繋がりでハヤカワ文庫NF及びNVも。西尾維新関係で講談社ノベルスなんてのもありますが。ただ、こうしてみるとあっちこっちで読んでいるようで、結構読んでいるレーベルには偏りが。開拓の余地はまだまだあるなーと、そんなことを思うのでした。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『唯脳論』
月次読破:19冊(文庫10冊、コミックス9冊)
月次購入:12冊(文庫3冊、コミックス9冊)
通年度購入:81冊(文庫42冊、コミックス39冊)
通年度読破:88冊(文庫49冊、コミックス39冊)

それでは。

あーらら

2007年07月29日 21時25分59秒 | Weblog
7月29日分。

 参院選の投票に、行こうかなぁと思っていたら……この大雨+雷。あかんなこれはーと苦笑いしつつ、少し止まないかなと昼寝してみたり。結局、四時過ぎくらいには一旦雨が上がっていたので、その間に、まだ済ませていなかった昼飯の調達ついでに投票行ってきました。
 午後四時くらいの時点で、投票所に貼ってあった投票率速報を眺めてみるに、私が見たときは累計で39.2%という数字になっていたと記憶してます。ちょっと待て、この時間で四割行ってないんかいな、と苦笑い。まあ、今回は一番人の来そうな時間帯にどしゃーっとこの雨と雷ですから、いつもより更に下がってはいるだろうなと思っていたのですが。見事に落ちている感じ。
 ついでに、寮でたまたま同じ会社の人と選挙の話を今さっきにしてきたのですが、どこに入れても大して変わる感じでもないしなーといったコメント。色々話題が持ち上がる割には盛り上がりに欠けるし、どこの党も決め手に欠ける感じで、選挙の寸前になってごちゃごちゃ醜聞やら出てきてるなーと。議員さんも、選挙の前にだけ頑張ってるような気がしますよねーとか、大体そんな会話。いっそどこにも入れないで白票にしたろーかと私も思いましたが、まあそれも何なので、午後九時前の時点でいまいち振るわない政権党に選挙区、比例区とも入れてきてます。
 ま、どこに入れてもなーという感じではありましたが、どのみち野党第一党の方に今回は票が集中するだろうから、アンチバランスでこっちかな、と。偏りすぎるのも困るのですよ。ちなみに、ぶっちゃけ、東京選挙区にはあの人がいましたからねぇ……あの唯一神が。入れようかどうしようか、真剣に悩みました。だって私の判断基準って、ネタなんだもん。
 トータルの投票率も、今回は多分上がらないだろうなーと思いますが、さてはて。

 見た感じ、今回はあんまり、政策で選んでの投票という感じではなさそうだなーと思ってます。政権に直接の影響はないという事前報道もありますし、ほいじゃまあ今回は野党側に入れて与党に一発横っ面をはたいてやろうと、まあそんな感じの投票傾向なんかなーと。実際、野党第一党のとこに票は入ってますが、他の小さな野党はほとんど票が振るわない状況でもあるようですし。そんな中で、地味ぃに議席取ってる与党のコバンザメもいますが……。こういうのが一番不気味だ。
 個人的にはもう少し拮抗するかなと思っていたのですが、拮抗どころか与党大敗ってな具合ですな。あんまり舐めたことやってっとぶちかましますわよ、という国民からの一発が決まった形か。ただまあ、これまで鬱々溜まっていたアンチ与党というのか、お前らいい加減にせえよ的な鬱憤がここで爆発した形でしょうから、これでようやっと感情論的な投票は一旦お終いになるはず。次の大きな選挙が天王山になる……と良いなぁと思うのですがどーか。私も政策で選んで票を入れたわけではなくて、バランス的に傾くだろうなーと思ったから入れた、という状況ですし。人のことは言えませんな。
 諸々私もここで書いてみてはいますが、選挙の解説ってのは結局、全然アテにならないもんだなーというのがよく分かります。もっともらしいことを書いてやれば、ああそうなのかもなと何となく納得してしまう。解説というのはあくまでも後付であって、いくらでもそれっぽく言うことはできる訳ですな。野党への支持の表れである、与党へのノーを突きつけた結果である、政権交代への期待感の高まりを示している、与党への警告である、色々言い様はありますが……結局、過半数ラインを切られたという事実くらいしか、重要事項は無さそうです。その一つの重要事項が、存分に諸々を語ってくれるでしょうが。
 とりあえず、今回ほどに政策関係なくスキャンダルごっちゃり誹謗中傷合戦になった選挙というのも、あまりにあほらしい。子供のケンカか、と思ったくらい。次は、まともなオトナの「論争」と「討論」を期待したいところです。

 どーでもいいんだけど、なんでうちのトラックバックにエロ記事のやつがたまに付くのでせうか。そもそも、うちの読者層って誰だらう……?

読み:なし
買い:なし
途中:なし
月次読破:19冊(文庫10冊、コミックス9冊)
月次購入:12冊(文庫3冊、コミックス9冊)
通年度購入:81冊(文庫42冊、コミックス39冊)
通年度読破:88冊(文庫49冊、コミックス39冊)

それでは。

風神録

2007年07月28日 16時32分17秒 | 東方雑感
7月28日分。

 そういえば、うちのブログのカテゴリには、東方専用のカテゴリも一つ設けてあったんだよなとか、今更思い出してみたりして。まあそれはともかくとして、上海アリス幻樂団より、東方プロジェクト最新作こと「東方風神録」のネットダウンロード版の体験版がよーやっとアップされマスタ。製品マスターアップの一週間前とかゆーえらくギリギリのタイミングだったようですが……。とりあえず、まおか乙。
 さすがに昨日はダウンロードが集中したようで、なかなかサーバに繋がらんという状況もあったようなのですが。今日には少しは改善されているのかどうなのか。元々のファイル容量がちょっと大きめなので、落とすにも多少時間がかかる模様。あと、DirectXが最新版になっていないと体験版起動時にエラーが出ますので、最新版でない場合はそっちもダウンロードしませう。私の方も、どうやら最新版でなかったらしく、エラーで弾かれました。ついでに、最新版へ入れ替えるのに若干手間取って、ゲーム開始できたのが午前二時ってのが頭痛い。結局、その後に二時間くらいやってましたが。
 あ、そういえば。東方風神録の完成に伴って、ついでにこれまでの作品もいくらかまた再販されるようです。東方紅魔郷以降の作品で取り逃しのある方、この機会に買い込んでみてはいかがでせうか。なお、紅魔郷から前作の東方文花帖まではある程度繋がりがあって、一通り持っている方が楽しめるという仕組みになっていたのですが。今回の風神録でこれまでの繋がりがほぼ全部リセットされているようなので、風神録のみから始めても問題無さそうです。

 体験版、とりあえずイージーとノーマルでは全キャラというか、全タイプで三面までクリアしてます。ハードになるとガリッと難易度が上がるのも毎度のことで、今回はまだハードでは一回しかクリアできていない罠。ちなみに、霊夢の封印装備型でクリアしてます。割とギリギリだったけど……。少し難しくなったなーというのが、とりあえず今のところの感想。
 やっていて思うのは、紅魔郷のときに戻ったような難しさがあるかなーと。私自身は東方妖々夢から始めて、そこから永夜抄へ進んで、紅魔郷に戻って、後は花映塚、文花帖。途中の萃夢想は飛ばしてましたが、少し前から萃夢想もやるよーになってます。で、萃夢想第二弾もどうせ買うんだろうなぁ……。というのはまあさておいて、正味、正統派(?)シューティングという形式での東方作品は、何気に永夜抄以来久々だなーと。待ちこがれてましたとも、このなつかしい形態の東方を。個人的な印象では、紅魔郷が全般気合い、妖々夢がバランス、永夜抄はパターンの暗記という方向性の弾幕かなと思っているのですが。風神録はどーやら、紅魔郷に近いかな、と。多分、残機エクステンドがスコア形式に戻ったから、というのもあるのでしょうが。
 弾幕に関しては、相変わらず遅めの多め。神主様も自分とこのブログで言ってますが、変わらないって素晴らしいでしょ、と。どっかで見たような気がしないでもない、デジャビュな感じの弾幕多数。ただ、道中の雑魚が割と厳しめで、ハードになってくると道中でのミスが一気に増えます。ボスの弾幕も相変わらず。見かけ倒しの弾幕もあれば、見かけより案外きっつーというのもあり。今回は、ボムを使うとパワーダウンするかわり、実質的には回数制限がかなり緩和されている状況なので、厳しくなったらボムるのも手。ただ、後がきつくなりやすいので、制限されているには変わりないか。
 全体通して、まあいつも通りの東方やなーと思うのですが。一点だけ言っておくとすれば、絵柄で泣かない、とゆーことか。製品版でも変わらないんだろうなあ、コレに関しては……。

読み:コミックス『黒猫の三角』
買い:なし
途中:なし
月次読破:19冊(文庫10冊、コミックス9冊)
月次購入:12冊(文庫3冊、コミックス9冊)
通年度購入:81冊(文庫42冊、コミックス39冊)
通年度読破:88冊(文庫49冊、コミックス39冊)

それでは。

物の値段って……

2007年07月27日 22時47分54秒 | Weblog
7月27日分。

 仕事上のちょっとしたアクシデント。業務時間終了十分前くらいになって、地方支店の方からちょっとした問い合わせを受ける。即答できなかったので、ちょっと調べて五分くらい後にかけ直す。社内にいると思うのですが、ちょっと席におりませんー、ああじゃあ戻られましたら折り返しお電話を頂けますでしょうかー、はい分かりましたーというやりとりで、一旦終了。このタイミングで業務時間も終了。まあしょうがないかーと、ちょっと待つ。
 社内にいると思うのですが席におりません、という言われ方だったので、手洗いか煙草でも吸いにいったかなーと思ってみる。あれ、でもあの人煙草吸ったかなぁとは思ったのですが。まあ十分もすれば戻ってくるだろーということで、折り返しの電話を待つ。……で、十五分経過。こりゃ妙だなーと思ってもう一度こっちからかけてみたら、さっきと別の人が出る。やっぱり当人は不在なのだけれども、もう帰ったと言われてみる。あんじゃそらー。結局、連絡事項は本人にメールを出して、後で見といてくれーということに。行き違いー。
 ……ま、こんなこともありますとも。ちょっと馬鹿らしくなりましたが。

 帰りがけ、新宿で途中下車して、服を探してきてみたり。夏用のジャケットを一着、仕事用じゃなくて私服の方で調達しようかなと考えていたわけで。手持ちので使い勝手の良いのは一着しかなかったので、まあもう一枚欲しいなーと。んーなわけで、二万円ほどの予定で探してみたものの、案外二万円という価格帯のジャケットというのは探すのが難しいらしい。いやまあ、回ってみた場所が悪かったってだけなんですが。とりあえず、予定の三倍とか一桁違う品々を見て、こういうのを買えるようになったら一人前なのかなーと思ってみたり。
 まあ結局、最終的にはコムサでやっぱり落ち着きました。最初にも当然のように回っていたのですが、ちょっとお目当てにかなわんなーと思って抜けてきたのですが。もう一回戻ってきたら、品物が変わってたのか、前に見落としていたのか、こんなとこかなーという一着を見付けて購入即決。何せ、たまたまなのですが、コムサでバーゲンやってたのですね……。三割引から、最大七割引で。ありがたいことに、ジャケットは七割引でした。まあ、そこまで見て狙ったのですが。元値が一万四千で、七割引……どんだけやねんと。
 ついでに、半袖と長袖、白と黒のTシャツやらカットソーやらをそれぞれ二着ずつで、四着追加。ジャケットまで入れて五品お買い上げで、本来なら二万九千円くらいになる買い物なのですが。割引してるやつのみ、かつ割引率の高いやつを狙っていったので、今回の支払い金額は一万一千円なり。実質、三分の一しか払ってません。いや、自分で今、レシートを見直して再計算したら分かったのですけれども。元々はんな値段だったんかい。ジャケットのほぼ一万円引きが大きいなぁ。多分、そろそろ秋物に入れ替えるのか、新年度の商品に入れ替えるかするために、一気に処分にかかったのかなと思いますが。こうなると、定価って何なんだろうという気もしてきます。
 スキーやボード、それから私が買い込もうとしているようなスペック高めの自転車、ファッションもそうですが、商品の中には年度ごとに刷新していく類のものがあります。新しい年度のバージョンが出てくると、前のバージョン、前の年度のものは一気に値崩れするということになる。今回のバーゲンも、多分そうでしょうけれども。ただ、ぶっちゃけ、年度のバージョンが変わったところで、あまり性能的には大差ないんだろうなとは思います。デザインは違うし、その年の流行とやらゆーものはあるのでしょうけれども……。そういうのを考えず、ただ性能ということだけ考えたら、大差ないでしょう。パソコンだと、多少違ってきてしまうんですが。
 こういう年度オチというか、型落ちの値崩れを見ていると、物の値段というのは割合いい加減なのかもしれんなーと思ってしまいます。ただ、こういうのは、物が溢れている日本だからこそ通用することではありますが。物のない所では、何年前のモデルであろうと、最新型でなかろうと、使える物であるならば必要でしょう。日本や、物の溢れている(自称)先進国では、みんなが一通りの物を持っているからこそ最新の物がもてはやされる。みんながまだ持っていないものを持っている、という優越感。アナタだけにという言葉にくすぐられる満足感。自分は最新の流行に乗っているんだぞという誇示。買い換え需要すら吹き飛ばしているような買わせ方と言えます。お金が余ってる日本人らしいですな。まあ、そのおこぼれに預かっている私も、人のことは言えた義理ではないのですが……やれやれ。
 ここまでのことを考えてみると、型落ち品が急に安くなるのは、つまり、旬という時期の価値を失ってしまったからだと言えます。食べ物の旬というのはまあまだ分かるのですが、服にも旬があるんだなぁ。夏服冬服ってー旬があって、年度のデザインという旬があって、クールビズにウォームビズ、父の日母の日敬老の日、クリスマスにバレンタインに……ああ、なんてお洋服の商売の旬はたくさんあるのでしょう。いい商売だよなーと思います、ホント。

 あ、無駄話ですが。森博嗣のミステリを読まなくなって久しいのですが、何となく、森博嗣原作のコミックスはまだ買っていたりします。少し前に、『冷たい密室と博士たち』を買って、今日は帰りの本がまた無くなったので、『黒猫の三角』を買ってきました。バーズコミックスより。森博嗣原作のコミックスって、作家さんを森博嗣が結構選んでるようなのですが、癖のある描き手さんばっかだなと。でも結局、Fと冷密、百年密室と百年迷宮、そして黒猫まで買っている。全部追っかけてるじゃまいか。

読み:文庫『反社会学講座』
買い:コミックス『黒猫の三角』
途中:コミックス『黒猫の三角』
月次読破:18冊(文庫10冊、コミックス8冊)
月次購入:12冊(文庫3冊、コミックス9冊)
通年度購入:81冊(文庫42冊、コミックス39冊)
通年度読破:87冊(文庫49冊、コミックス38冊)

それでは。

あーっつぅ

2007年07月26日 21時34分17秒 | Weblog
7月26日分。

 チャーハン作るよ!

 ということで、爆笑しました、某物好きくらいしか読んでいないであろう漫画の最新刊。初回限定版は見送りましたが。どうしてこう、あの人はこういう突拍子もないものを混ぜるかな。褒めてますが。
 それはともかくとして、まーいりましたな、これは暑い。さすがに暑い。気温も高いし、どうにもこうにも湿度が高くてじめっと暑い。からっと晴れているならまだマシなのですが、こう半端に曇られたり、雨が降りきらずに雲だけ籠もっていると、もわーっとカビでも生えてきそうな暑さになります。正味最悪ですな。そんなお天気の中を、職場から片道四十分ほどかけて池袋まで歩いてきましたが。今年も始まりました、毎月一回の税務署参り……。ま、事務職には貴重な外出の機会なのですが。
 明日は更に暑さが増すとかいう恐ろしい天気予報が出てますが、勘弁してください。外歩いていて、干物になるかと思いましたわぁ。


 ちょいとばかり、一つネットニュースを抜粋して引用します。

「福祉・介護の給与引き上げ、人材確保へ厚労省が諮問」
 厚生労働省は26日、福祉・介護分野の人材確保を図るための新たな指針をまとめた。給与水準の引き上げなど労働環境の改善が柱で、柳沢厚生労働相が同日、指針を社会保障審議会福祉部会に諮問し、了承された。
 指針では、介護保険制度の要介護認定者と要支援認定者が、2004年の約410万人から14年には最大640万人に増え、介護保険サービスの需要は一層拡大するとしている。必要な介護職員数は現在の約100万人(04年)から14年には140~160万人になると推計している。
 一方、介護職員の給与水準(05年)は、男性の福祉施設介護員が年収315万円、女性のホームヘルパーは262万円と全労働者の平均453万円を大きく下回っており、離職率も高く、人手不足が生じていると指摘した。
 このため、人材確保のため、福祉・介護施設の経営者や国、地方自治体に対し、適切な給与水準の確保を求めた。
 また、経験に応じて職員の地位向上につながるキャリアアップの仕組みが必要とした。具体的には、現在の介護福祉士より専門的知識や経験を持つ「専門介護福祉士」(仮称)の創設などを検討する。

 以上、本文は更に続いてますが、割愛します。抜粋元は読売オンラインより。
 介護関係のお仕事というのは、今後需要が一気に増えて来るであろう分野であるのですが。その実態はお給料もニュースにある通りで、正味この金額だと、男性の方でも、男性大卒社員の一年目の給与とあまり変わらない年収だったりします。仕事内容としては、一種の接客業の類と見ることもできるのですが、コレに肉体労働も追加されるしで、精神的にも肉体的にも結構大変そう。そこにつけて給料が安いというのでは、そりゃー離職率も高くなろうというものです。
 とてもぶっちゃけた話をするならば、老人介護というのは、嫌がられる仕事の一つであろうなと思います。みんなやりたくないから、介護ヘルパーさんに頼むわけでしょう? お金を払って。自分がやりたくないことを、お金を払うことで、対価を支払って他人にやって貰っているということなのだし。食事の用意とか、買い物の代行とか、そのくらいならまだ良いのですが。お風呂の世話であるとか、下の世話となると、やっぱりやりたくないものです。お年寄りは気むずかしさがあるし、場合によっては退行が見られることもある。介護する側は、大変でしょう。
 ただ、多少別の見方をするならば。これもまたぶっちゃけた話ですが、老人が自分の介助のために、自分でコストを支払ってヘルパーさんを頼むというのであるならば、それは老人が貯め込んでいるお金を吐き出させるということにもなります。お金は回転してこそ、でもありますし。
 そういった両面から見て、この介護分野における給与水準の引き上げというのは賛成です。給与水準を上げると言うことは、どこかからか財源を持ってこないといけないし、その財源は税金か、もしくは介護を依頼するときのコストに跳ね返っては来るのでしょうが。自分で出来ることは自分でしてコストを減らす、というのであれば、それはそれで結構なことです。リハビリにもなるでしょう。介護というのは本来、これ以上悪化させない、もしくは自ら出来るようにするために補佐する、というのが基本の筈。とは言え、終末期にもなってきてしまうと、そうもいかないのでしょうけれども……。
 世の中はどんどん老人に厳しくなる、という声を聞くのですが。正味、若者にも厳しくなっているなと思います。むしろ、年金をきっちり貰えるだけ、今の老人の方が待遇良いんじゃないのか、というのが私の本音ですらあるくらい。うちらなんぞ貰えるかどーかすら分からんのだし、それに比べりゃよっぽどマシじゃねーかと、そう思うくらいです。老人にも負担増を強いてはいますが、それでも当然補いきれない分は出ているわけで、じゃあそれがどこから出ているかと言えば、それは私たちが払っている税金から出るわけです。これが、痛みを伴う改革とやらいうやつの、痛みということなのかどーなのか。
 なにやら脱線してますが、結局、長く生きていくにはコストはどんどん増していくものですし、他人に強いる手間も増えていくもの。身体もなかなか言うことを聞かなくなってくるし、無病息災というよりは一病息災になってくる。長く生きていられると言うことは、それだけ周囲からの支えがあってこそだということ。その支えの最前線で働いている人達に、もうちょっとくらいまともなお給料を支払いましょう、という考えは当然の成り行きだろうなと思います。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『反社会学講座』
月次読破:17冊(文庫9冊、コミックス8冊)
月次購入:11冊(文庫3冊、コミックス8冊)
通年度購入:80冊(文庫42冊、コミックス38冊)
通年度読破:86冊(文庫48冊、コミックス38冊)

それでは。

本というギャンブル

2007年07月25日 21時32分25秒 | Weblog
7月25日分。

 今日も今日とて、ふと気が付いたら業務時間が終わっておりましたとさ、幽霊です。まあそれなりに忙しいのは良いのですが、基本的にやってる作業はずーっと地味なのですよねー。延々とリストの更新作業。しかもまだ終わってないときたもんだから困ったもんだ。やでやで……。ま、仕事なんて大概そんなもんですが。

 私の本の買い方というのは、知人のお薦めを買うか、既知の著者の別の本を買うか、でなければ書店店頭で見かけたときに何となく惹かれた本を買う。既知の著者の本を買うというのは、一番無難な方法であって、まあハズレは無いんだけれども順当だなーと思うくらいのことが多い。知人からのお薦めを買う場合も、多分当たるだろうなという前提があるので、ちょっと満足感が足りない。一番やったねと思うのは、店頭でこれはどうかしらん、と自分が手にとって、何かの縁か勘かに惹かれて買った本がドンぴしゃだったとき。
 というわけで、ちょいとぶりに大当たりを引き当てたようで。ちくま文庫からの出場なのがまあ、なんというかというところですが。『反社会学講座』という一冊で、著者だの何だのをろくすっぽ確認せず、パラ読みと直感で買い込んだ一冊でしたが、今日から読み始めて割と大当たりを引き当てたようです。どうも外人っぽい著者の名前やなあと思っていたのですが、どーやら日本人らすぃ。まともにプロフィールすら読んでなかったもので、つまりは誰が書いたかとゆーのにさほどの興味は無いということか。
 著者というのは、確かにその本を書いた人のことであるけれども。基本的には、その本が当たりである可能性を高めるためのファクターである、と思います。その著者の作品を初めて読むときには、誰が書いたのかということに関しては、大した意味がない。事前にその著者がどういった作風の持ち主なのかを知っている、という場合はまた別ですが。ただ、事前知識一切無しで、ぶっつけにその著者の本を初めて読む場合には、著者の名前なんてーものには意味がない。そしてついでに言うならば、有名著者の作品が必ずしも面白いとは限らない。まあ、有名著者の方が当たりを引き当てる確率は上がりますが。
 正味、宝くじのよーな感覚はあります。当たるも八卦当たらぬも八卦。これだと思った本を読んでみたら、あんれま思ったよりおもろないわぁというときもあるし。逆に、特に何も考えずに買った本が、思ったよりも大化けすることもある。こういうのが面白いわけで、まあ当たっても金銭にはならないけれど、それなりに楽しい精神的な報酬がある。こういうギャンブル的な部分も、個人的には読書が好きな理由の一つ。まあ、この理由はあまり普段意識しない程度のものなので、重要性としては低いのでしょうけれど。
 普段ギャンブルに興味がないのは、そーいや普段からそういうギャンブルをやらかしてるからかしらん。ま、それはそれで安上がりに済むし、ギャンブルとしちゃあ割が良いのかも。儲けもないけど……ああ、まあ儲けは現金じゃなくて別方面であるから、やっぱり割は良いのかも知れない。最終的に、一冊買う以上のコストは突っ込みようがないわけだし。但し、あんまりのめり込みすぎると、本棚をいくつも買い足すハメになりますが。ああ、ちなみに。本棚はいくつあろうが足りません。ある分だけ本を入れてしまうから。そういう考え方をすると、割とたちの悪いギャンブルかもしれませんな。

 まるっきり無駄な話。たーらこー、たーらこーの最新CMを今日初めて見ましたが、あんじゃこりゃーってかきもーい……。

読み:文庫『鏡像の敵』
買い:なし
途中:文庫『反社会学講座』
月次読破:17冊(文庫9冊、コミックス8冊)
月次購入:11冊(文庫3冊、コミックス8冊)
通年度購入:80冊(文庫42冊、コミックス38冊)
通年度読破:86冊(文庫48冊、コミックス38冊)

それでは。

ものものもの

2007年07月24日 21時34分03秒 | Weblog
7月24日分。

 ここ何日か、地味ぃーに会社で仕事が出てくるので、まあとりあえず退屈で退屈でやることなくて暇すぎてケツがいてぇとかぼやかなくて済むだけマシかなーと思っていたりします。幽霊です。いや、時期によってはホントにそういうことがあるのですよ、うちの部署……。と言うより、私に割り振られている仕事が、割と波の大きなものであるせいか。忙しい時期にはどばーっと押し寄せてくるし、二つ三つ重なるし。でも、終わってしまうとスカスカってことも。もうちょっと均等配分できんものかと毎度思うのですがねぇ。
 まあそんな日常にちょっとした潤いを、ってことで給料明細が来ました。うん、支給額は相変わらず代わり映えしませんな。ガリッと減ってるとかそういうことが無いだけ、マシか。支給明細を見るたびに、この十把一絡げ的な給料から、更に税金やら何やらで五万とか持って行かれるのは泣けてくるよなーと思うわけですけれども。その辺は、仕方がないか。それにしても、中でも一番引かれている元凶が厚生年金保険料ってのがねぇ……。大丈夫なのかね、年金。大丈夫じゃないか。
 年金不安を感じつつ、それを吹き払うようにしてワンコインだけ虫姫さまふたり。パルムアブノーマルでオリジナルモードへ飛び込んできましたが、久々に残機二機を残してクリア成功。自己ベストを更新したよーな気がします。でも、店のベストランカーだとそのスコアの1.5倍近いんだよなぁ。まだまだか。ワンコインで存分に満足して帰ってきましたとさ。

 仕事柄、そろそろ資産の棚卸をせねばならんのですな。ぼつぼつその準備を始めているところなのですが、これ、仕事としては地味で手間だけかかります。具体的に何をやるかと言えば、各部署で持っている測定器だとか備品だとかを、年に二回ずつ総点検してリストアップして現状把握するとゆーやつ。本当は私が直接行って確認するのが良いのですが、全国各地支店営業所を全部回っていたら死ねますわ。それだけで出張旅費がえらいことになりそうだし。出張手当は付くだろうけど。
 物の管理というのは割と面倒なもので。そもそも厄介なのが、どこまで管理するべきかという問題だったりします。本当に厳密にやるなら、ペンの一本までもやることになるわけですが。さすがにそこまでやっていては、きりがない。本当にコストカットをやるのであれば、そういう所からこそやるもんではあるのですけれどねー。まあ少なくとも、数百万の測定器を管理無しで使うわけにもいきませんけれども。ああ、実際に五百万円の測定器とかあります。そういう測定器の購入申請書類とか、仕事で見たりするのですが。正直、これ何に使うんだろーと毎度思ってしまうのですが……。たまに、これ何に使うんー? と話のついでに聞くこともあったりとか。世界は広い。
 結局は、目安になる下限の金額を決めた上で、金額に応じて三段階に重要性を判定、重要性の段階ごとに、扱いを変えることになります。一定金額以上の物になってくると、税金とか絡んでくるしね……。めんどくさいんですよ、減価償却費とか償却資産税とか。むきー。金額的には一番重要性の高い段階のやつが、当然高いのですが。数量的には、圧倒的に一番重要性の低い段階のものが多くなります。一番上の重要性の物と比べると、桁が一つ違うくらいの数量になる罠。ぶっちゃけ、そんな数管理しきれません。六千個とかあるのですよ、個数にして。しかも、このカウントはまだちょっと誤魔化しが効いてる数字なので、実数は更にもう千個ほど増えるんじゃないかなーと思っているところ。これが全国各地にあるわけですから、んなもん厳密にやれっかーと。
 現状、とにかく税金に直接関わってくるレベルのものだけはきっちり管理しよう、というくらいのスタンスだったり。それでも、若干の穴があるんじゃないかなぁと思っていたりしますが。正直、これまでの制度も結構ザルで、あまり厳密に管理をしていたとは言えない状態であった経緯があるようで。一朝一夕ではなんともならんのだろうなーと見てます。ぶっちゃけ、そんなに神経質に管理かんりカンリと言うほどのものかなぁとも思ってしまうのですが。まあ、税金に関わってくるレベルの金額のやつは別だけど。
 ただ、最近そうも言っていられないのが、パソコン関係。パソコンも当然のこととして会社の資産ですし、何よりも、その辺の測定器とは違って諸々の会社やお客様のデータが入っている物です。個人情報保護法のこともありますし、個人情報の流出なんてニュースは毎月何件も耳にするでしょうが、こういう問題もあってちょっとパソコンの管理はザルには出来ない状況にあります。となるとまあ、パソコンだけ厳密に管理するよりは、他の資産も一緒にきっちり管理すべきなんじゃないの? とまあそういう話なのですねー。正論なんだけど、ね。
 もーちっと、物の管理がしやすくなると良いのですが。図書館の本にICタグを付けるというような動きもあるようで、そういう遠隔管理ができんものかなーと、ちょっと憧れてみたり。まあ、それをやるために突っ込まなければいかんコストを考えると、人手を割いてちょっと時間と手間をかけて、目で見て数えた方が良いってことなんだろうなぁ。ただ、それも実数を数えて書類に記録してまとめて、という人手を介する以上、途中で漏れが出たり、もしくは意図的に数字が変わったりすることは十分にあり得るわけで。物の管理という仕事であっても、最終的には、相手にするのは人間だということですなー。

 あ、『足洗邸の住人たち』の七巻が出ていたのに気が付いたので、ひょっこり買ってきました。初回限定版とかあったのですが、まあ通常版でいいやーと。ところで、『ダーク・ウィスパー』の四巻はいつですか?

読み:コミックス『足洗邸の住人たち』七巻
買い:コミックス『足洗邸の住人たち』七巻
途中:文庫『鏡像の敵』
月次読破:16冊(文庫8冊、コミックス8冊)
月次購入:11冊(文庫3冊、コミックス8冊)
通年度購入:80冊(文庫42冊、コミックス38冊)
通年度読破:85冊(文庫47冊、コミックス38冊)

それでは。

こんな社会に絶望した!

2007年07月23日 21時10分23秒 | Weblog
7月23日分。

 絶望した! 毎朝通勤ラッシュにもまれて会社に行かねばならない、こんな私の人生に絶望した! いやまあ、嫌なら辞めてニートにでもなりやがれってな話ではあるのですが。ニートじゃありません、座敷童ですよ、とか言ってみる。まあ、ぶっちゃけ交通費を浮かすためにわざわざ混んでいる路線で通勤してるので、自業自得と言えばそーなのですけれども。中央線のラッシュは毎朝すごいですなー。
 あの嵐のようなラッシュの中で、毎朝めげずに本を片手に読み続けているわけですから、何気に我ながらえらいことやっとんなーと思います。基本的に乗り物系統はほとんど全部駄目なのですが、自分で漕いで調整できる自転車は平気で、それ以外だと電車の中で本を読むというのだけは平気。ただし、自動車の中で地図を見ようとすると酔います。電車で本読むのとどう違うんだか、自分でもよく分かりませんが。半分以上、気分的なもののような気がします。
 お願いですから、週初めから人の足踏まないで踏まないで踏むなっつってんだろどたまかち割るぞごるぁーとか、そんなガラの悪いことは言いませんよ? ええ、言いませんとも。本音はどうあれ。

 まあ前振りはどうでも良いとして、今更になって『さよなら絶望先生』のアニメ版を見てみたりして。当然、よーつべですが……。見たのは一話と二話のみでしたが、まーあれですな、一巻冒頭のあのシーンどうすんだろうと思ったのですが。ホントにそのままやりやがったよ、このアニメ。絶望した! こんなものまで華麗に美麗にためらいなく高クオリティで作り上げる制作陣に絶望した! お前ら馬鹿だろう! ……褒めてますのよ、これでも。いや、ホントに。
 漫画版の方はとにかく細かいネタの描き込み量が割と豊富で、アニメ版にするとさてどーなんだかなぁと思って見ていなかったのですが。割とよーけ出来てるんじゃあるまいかな、と。さすがに、動画になってしまうと細かい部分を見落としやすくはなりますが、その分動きが出てきたことでの面白みもあるわけで。アニメってのは、先日の『時をかける少女』でも思いましたが、アニメだから出来る演出技法というのがあるんだよなと。まあ、私個人はあれです。「絶望した!」をボイス付きで、かつ動き付きで見られただけ良しかなーと思ってたりして。ここんとこは原作の漫画の方買うの止まってたのですが、また購入再開してもいいかなーとか。まだ売ってはいなかったのですよ、あれ。
 動きがある媒体という意味では、大雑把に分ければ、実写的な動画と、それから二次元的な動画との二つになります。CGは、ちょっとどっちとも判定着かないので置いておくとしますが。まあ要は、ドラマとかハリウッド映画的な実写動画と、アニメ動画を比べているということですね。リアリティという意味合いでは、当然のことながら、実写動画に勝る物はありません。CGの技術も上がってきているけれど、やっぱり本物ではないんだよなーというのが何となく分かるもの。アニメが本物であると見えることは無いでしょうから、そこを論じる必要性は無し。なお、今言ったリアリティとは、視覚的なリアリティであって、その存在感や世界観のリアリティを言っているのではないのであしからず。
 ただ、実写でやる以上は、物理的な限界というものが、その表現の限界になる。その部分をCGで補うわけですが、アニメ動画であるならば、最初から物理的な限界には制約を受けないことになる。明らかに物理的、生物学的に無理だろーという奇っ怪な動作やら、アニメだからこそ描写できるような極端な表情の描写やら、現実には不可能な気候や場所や条件やそのほか諸々がある。モビルスーツとか、宇宙戦艦とか、モンスターとか、そういうのは現実にはまだ無いからねぇ。残念なことであります。ただ、アニメの中でならば、そういう荒唐無稽もナンデモありに出来てしまう。だから楽しいし、面白いのですが。
 まあ、いかにアニメといえども、あまり現実から離れすぎてしまうと、見ている側の「常識」が通用しなくなってしまう。つまり、理解できないものになってしまう。表現媒体としては、その映像の中ではナンデモできるんだけれども、ある程度までは実際の世界、現実の法則性に拘束を受けるといこと。それは、そのアニメを見ている我々の側が現実の存在であるからであり、我々の思考力と理解力というのは現実世界に即しているものでしかない。よって、そこから極端に外れてしまうと、理解ができなくなってしまう。人間は自分の経験を基礎として物事を理解していくから、その経験が全く通用しないものは理解が出来ない。その辺りが、アニメの限界の一つなのかもなーと思います。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『鏡像の敵』
月次読破:16冊(文庫8冊、コミックス8冊)
月次購入:11冊(文庫3冊、コミックス8冊)
通年度購入:80冊(文庫42冊、コミックス38冊)
通年度読破:85冊(文庫47冊、コミックス38冊)

それでは。

げんぱつ

2007年07月22日 13時21分07秒 | Weblog
7月22日分。

 いやはや、あっちーですなー。普段なら、職場では冷房が寒いーとか言って長袖のワイシャツの上に長袖の作業着を羽織っているくらいの幽霊ですが。さすがに今日は休みだし外に出る訳じゃないし、あちぃのでほとんどまっぱで御座います。日が暮れてくると、少しは気温が下がってくるでしょうけれども。気温が高いということではなくて、とにかく湿度が高い。で、風がない。だもんで、ひたすら湿気が籠もってじめっと蒸し暑いという次第ですな。
 まあ、日本の梅雨時というのは基本的にこういうもんだし、しょうがないですな。扇子があればとりあえずはしのげる程度ですし。冷房をかければ快適なのは分かっているのですが、半分くらいは意地。後は、冷房の風は当たっていると妙に疲れるし、喘息が出やすくなるのでちょっと敬遠したいというのもありますが。体型の面からも、他の人に比べると冷気にやたら弱いので、夏場でも薄手の長袖が手放せないのですよねぇ……特に外出時は。

 休みだーってことでお昼のワイドショーなんぞ眺めてみるわけですが、新潟の方で原発に諸々あっただけに、その辺りの特集が多い感じ。関心事になるのは、確かにやむを得ないところではあるのだろうな、と。原発は、ただでさえ物騒だというイメージでとらえられているものですし、そこにきてあの地震で、かつ火災が発生したり、発表される数字がころころ変わったりしたわけですから……。そりゃあ不安にもなります。実際、私がこうやって他人事のように書けるのも、自分が新潟ではなく関東にいるから。ぶっちゃけ良いご身分です。
 ただ、この原発に関する特集を組み、問題だ問題だと言っている番組を撮影しているのは東京のスタジオだし、その番組を見ているのは関東の視聴者で。冷房の効いた快適な部屋でテレビをつけるための電力は、じゃあ一体どこから来ているのか。今はまだ真夏の盛りではないから良いにしても、関東に供給されている電力の三割程度は原発から来ている事実があります。原発と同程度の供給をまかなえるのは火力発電所くらいしかないし、その火力発電だけでは足りないから原発が突っ込まれている。水力発電も頑張っているけれど、あまり大きな量を供給できるわけではない。太陽光発電、地熱発電、波力発電、風力発電、その他も色々やってはいるものの、まだ電力供給の主力と出来る程度にはほど遠い。少なくとも現時点では、原発に頼らざるを得ないのでしょう。
 柏崎原発に関しては、直下に地震の原因となる活断層が存在しない、という前提に基づいて作られていたらしい。で、実際にはそれを知りつつ無視したのではないかという疑惑が出ているけれども、十分にあり得る話だろうな、とは思う。感覚的には、むしろ十中八九そうだろうなと見えるくらい。単に、他に原発の施設を作れそうな場所が無かったというだけだろう。当然、その分のお金は少しくらいは出ているんだろうけれども……。
 今回の地震においては、原発での想定以上の揺れを受けたことで、施設のあちこちに問題が出ているというのは間違いない。それでも、大々的な被害が出なかったということには、少しくらい感心しても良いと思う。対応のまずさやら、事前想定の甘さやら、諸々隠したり誤魔化したりしたのは宜しくないけれども。よくまあ、微量の漏れで済んだものだと正直思う。ワイドショーの方で、たまたま現地に行って、原発の周囲の地面がぼこっと陥没している映像も見た。あれだけの状態で主要な部分に大損害は無かったようだし、若干漏れたり火災はあったりしたものの、メルトダウンやら暴走やらにはいかなかった。フェールセーフはしっかり機能していたということだろう。問題なのは、そういったハード面ではなくて、それを扱っている人間の側だということ。
 さてはて、原発が何年かは機能させられないかもしれません、というような話も出てきているけれども。夏場の電力需要、どうするんだろう? 供給できない以上は、需要を落とすしかないのだけれども。一度慣れてしまった贅沢というのは、なかなかこれが減らせないもの。世の中便利にはなっているけれど、そういう便利さを支えている物の中に、原発もやっぱりかなり大きな存在感を持って含まれているということを忘れてはいかんのだよな、と。

読み:なし
買い:なし
途中:なし
月次読破:16冊(文庫8冊、コミックス8冊)
月次購入:11冊(文庫3冊、コミックス8冊)
通年度購入:80冊(文庫42冊、コミックス38冊)
通年度読破:85冊(文庫47冊、コミックス38冊)

それでは。