黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

またまた年金

2005年11月30日 20時04分24秒 | Weblog
11月30日分の日記と言うことで。

 寒いです、いきなり気温が下がってますよ? 朝起きるのがめっさ辛かったじゃないですか、もう。しかも寒いからって布団の中にくるまっていたら、危うく二度寝しかかって遅刻しそうに……ならないのがねぇ。普段からかなり余裕を見て毎朝通勤しているので、実は二十分くらい遅れても間に合うタイミングだったりして。普段はその余った時間を、オフィスからちょっと外れたところで読書にあてている訳ですけれども。昼休みもほぼそこにいるので、保険のおばちゃんが先回りしてることがたま~にあります……うへぇ。
 まあ、昨日の帰りに「風が妙に冷たくなってきたな~」と気が付いてはいましたが、朝になってみればもうがりがり冷えておりました。寒いって、勘弁してくれってば。ぼちぼち、いい加減オイルヒーターを投入するべきなのかも知れません。ただな~、電気代がな~……。起床の三十分前くらいから起動できればいいのに。何時間後にスイッチが切れる、というのではなくて、何時間後にスイッチが入るというやつ。炊飯器のタイマーみたいな感じのものが欲しいところです。夜の間は別に、部屋が冷えていても、どうせ布団の中にしかいないから良いのですけれどねぇ。朝が厳しい。
 無駄話の一。人間の感覚ってのは、まるでアテにならんな~とか思ったり。まあ、昨日の夜は十一時半くらいに寝て、ふと携帯の音が鳴ったので目が覚めたのですが、もう朝かしらんと思ってしまいました実際には午前零時、寝てから三十分しか経ってません。普段は携帯をマナーモードにしたまま、音を鳴らすのは目覚ましアラームだけなもので、携帯のバイブ音以外の電子音が鳴ると、てっきり朝と勘違いしてしまう訳です。メールの着信音、通話の着信音、アラームに使ってる音は全部違えてあるのですが、全然聞き分けもせんと、朝かしらんと思ってしまう。いい加減だよな~とか考えながら、またさっさと寝なおしたのですけれど♪
 無駄話の二。たまたま昨日に、yahooの掲示板で動物愛護がど~こ~というトピをしばらく眺めていたのですが、今朝に道端に鳩の死骸が落ちているのを見かけて「そ~いやそんなトピがあったなぁ」と思っただけという話。該当のトピでは「動物愛護を主張する人は視野狭窄的ではないか」というような、もちっとぶっちゃけて言ったら「馬鹿ばっかじゃんか」というような話でしたが。死骸をぼんやり眺めて見たら、仰向けに転がっている胸の部分が赤い。何だろうと思ったら、どうやらその部分の肉を食われていて、肉が露出していたようです。死因は不明ですが、肉を食らったのは大方カラスかと。こういうこともあるもんさ、で素通りしてしまうのが、大体の人間の反応なのでしょうね。私ゃそういう筆頭ですが。

 本日のネタ、年金の話。2003年度の年金給付費は、どうやら遂に40兆円を超える所にまで達していたようです。「高齢化の進行による受給者の増加で、給付費は前年度比2・8%増の40兆2821億円となり、初めて40兆円を超えた。」とのこと。平成17年度の日本の国家予算で、一般会計予算における歳出は約82兆円。この内で国の借金返済やらに充てる分を除いての一般歳出が47兆円ちょっとですから、何とまあ、日本が国家として一般予算で歳出してる分に迫る勢いで、年金支給額が増えてきていると言うことに。いや~、さすがにえらい金額です。
 更には、受給者はこの先まだどんどんと増えていくでしょうし、逆に保険料の支払い手はどんどんと減っていく。年金制度の先行き不安から支払拒否になるケースも増えてきそうですし、こういった状況もあって年金支給年齢の引き上げやら、保険料の値上げやら、もしくは支給額の引き下げが議論される状況になっているのでしょう。よく言われるのは、今現在六十歳を超えていて年金を既に受給している人たちくらいまでが一番恵まれている世代であり、その後は払った分の年金は戻ってこないし、今から働き出す世代は年金なんて無いだろう、というのが割と普遍的な認識であるのかも知れません。少なくとも、既に支給開始年齢の引き上げは始まっていますし、じきに支給額の削減か、保険料の値上がりも来るでしょうから。
 こういった状況の中で、合わせて医療制度改革なども進められつつあります。そっちの話は参照先1でアドレスを貼りましたが、こうなってくるとまあ、本当に今現在年金を受給している世代が最も恵まれている訳で、今年から働き出している私などは最初からもう年金やら老後やらの見通しは暗い、と思考せざるを得ません。それでも私などのように、最初から「こりゃ~駄目っぽいなぁ」と割り切ってしまえる、前もって一定悪いという見通しが出来ているならマシですが、これまでの計画をぶち壊しにされた世代もいます。丁度今四十代の半ばから五十代というくらいの世代がまさにそこで、諸々の値上げやら何やらを最初にひっかぶる世代はそこになることでしょう。
 年金に関しては、国やら与党も野党も、大丈夫大丈夫と口で言うだけで、実際にはど~も大丈夫じゃなさそうな気配しか伝わってきません。この年金の話も含めて、どうにも将来は暗そうだし、こんな状況でわざわざ働いて嫌な思いして搾り取られるだけってんなら、「働いたら負けだと思う」のも一種当然と言えば当然のことであるようにも思えます。国によっては既に、国から支給する年金は最低限として「自衛」を基本としているような所もあります。イギリスがこういった例で、その辺の話は参照先2にぺた~っと貼り付けてありますので参考までに。イギリスでは基礎年金はそれこそ最低限であって、平均賃金の15%程度の支給額でしかありません。まあこの他にもイギリスの年金の制度はあるようですが、根本的に日本とはそこで違うということさえ分かっていれば良さそうです。
 日本でもさすがに、こりゃ~イカンというので任意の年金制度を利用しようという気運が高まっている、と言うよりは高まってこざるを得ないという状況です。年金保険の種類も増えてきていますし、リスクを含んだ投資商品も続々と出てきています。まあねぇ……折角支払っていた年金保険料を、どっかのお役人さん達が使い潰してくれやがったりしてくれましたしねぇ。不信を抱くなという方が無理と言うものであって、まだしばらくは年金保険料の未納率も高いままでしょう。かつ、「働いたら負けだと思う」という人達は就労していませんから、そこからは年金はほとんど取ってこられないでしょうし。あんまり先行きの良くなりそうな条件が見当たらないのですが、大丈夫なんですかねぇお役人さん? ……と、皮肉を言うくらいしか出来ないというのがむなしい所です。ヤレヤレ。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000155-kyodo-pol)
(参照先1:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051130-00000003-yom-pol)
(参照先2:http://www.nli-research.co.jp/stra/stra57-2.html)

 本の話。昨日から読み出していた『どくとるマンボウ航海記』ですが、こちらは大分スムーズに読み進んで今日には読み終わってしまいました。しかも、ほぼ帰りに最寄り駅へ行き着く寸前で読了。ああ、何とぴったりしたタイミングで読み切ったものでしょう。最初から最後まで楽しめましたし、読み切るタイミングもぴったりビンゴ。何と素晴らしいことでしょう。で、さて、明日からは何を読んだものかしらん。レビューは今日は『月姫』が上がるので、マンボウのレビューは明日になります。
 で、その『月姫』ですが、ついつい少し今月は余裕があるし興が乗ったしということで、一気に最新刊の三巻まで買ってしまいました。日記が終わり次第、二巻、三巻をチャットでもしながらぼつぼつ読み切ってしまう予定。と言う訳で、本の話は簡潔手短これでおしまい。今月は最終的には、割と数が伸びたなぁ。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『どくとるマンボウ航海記』
買い:コミックス『月姫』二巻三巻、『誰も寝てはならぬ』四巻
途中:なし
累積読破:文庫12冊、コミックス7冊
累積購入:18冊

それでは。

宇宙酒

2005年11月29日 20時26分29秒 | Weblog
11月29日分の日記と言うことで。

 火曜日です。ぼちぼち月末です。でも思ったより私のところに仕事が雪崩れ込んできません……何か不安だ。大概は月末と月初に仕事がど~っちゃり来るのですが、それがまだ押し寄せてこない罠。嫌だなぁ、この分だと明日辺りにどちゃ~っと山のように回ってきそうな悪寒が。まあ、それでも案外に業務時間外にまで伸びるということは珍しいのですが。まだ新入社員だってことで仕事が少ないというのもありますが、割と職場全体が六時半前くらいには引き上げてしまう感じだったり。帰って大丈夫なようならとっとと帰れ、という所でしょうか。無駄に残業代つけるな、ってことかも知れませんが。
 ただ、現場部門に行った他の同期に聞いてみると、やはりみんな遅くまで残っているので、何だかんだでお疲れ様ですと言い出せずに九時くらいまで~ってのが多いようです。そもそも事務部門へ入ってきたのが私だけですし、あまり事務部門を増やす会社でもないので、私はむしろ例外的なのでしょう。ちなみに、次の四月で入ってくる新入社員さんたちは、みんな現場部門のようです。よく入り込んだもんだわね、私。……とか何とか言っていたら、午後になって仕事がぼつぼつと出てきたりして。しっかしなぁ、心配してる仕事の波って、これじゃないんだけどなぁ。
 ともあれ。社内一斉送信のメールで、来月のボーナスの話が出てきました。某茄子? 違う、ボーナス。「マー」とか付きませんからね。ともあれ、基本的にうちの会社は10日支給のようですが、今年は来月10日が休みなので、9日に繰り上がってきたようです。とまあ、繰り上がってきたのは良いとして、そもそも貰えるのか私? 夏の分はさすがに寸志ということで少なめでしたが、それでも「あら、こんだけ出るのね」という感じでしたが、はてさて。

 ここ最近は硬いネタが多かったような気がするので、本日のネタは力の抜けそうなやつを一つ。その名も何と「宇宙酒」の仕込が、高知県で始まったのだそうです。宇宙酒って何やねんと思って見てみたら、ロシアのソユーズで一緒に国際宇宙ステーションまで持っていってもらった乾燥酵母で作る日本酒、なんだそうな。記事中のコメントに吹きましたが、「味に大きな変化は見込めない」らしいです、はい。「夢とロマンをもって飲めば、きっと宇宙の味がする」とは、酒造組合のお言葉だそうな。
 まあ何と言ったものか、町おこしというか郷土名物の類も、ここまで来るといっそ清々しい感じすらします。何とも壮大な話ではありませんか、宇宙のお酒ですよ? 宇宙のお酒が高知県で飲めるんですよ? 浪漫を掻き立てられるじゃありませんか。つーても実の所、私自身はアルコールはまるっきり駄目というか体質的にアルコールをあまり受け付けないようなので、一切飲みませんが。しかし……宇宙の味ってのは一体、どういう味なんでしょうね。いきなり真空中に投げ出されたかのようなクールな刺激と、無重力の中に漂っているかのような優しい風味と、星が舞うような酩酊成分が……って、何かだんだん危ないオクスリみたくなってきたなこれ。
 名物というか、フラッグシップとでも言ったものか、「○○と言ったら?」ですぐに思い浮かぶものがあるというのは強みになります。私本人はやっぱり酒飲みませんが、「ビールと言ったら?」で一応いくつか名前は浮かびます。アサヒのスーパードライであるとか、キリンの一番絞りであるとか、サッポロのヱビスであるとかですね。でなければ、「OSと言ったら?」でウィンドウズが思い浮かぶでしょう。本屋と言ったらジュンク堂、三省堂、紀伊国屋とかと思い浮かべる私のようなのは放っておくにして……と。これだけのネームバリューを獲得するまでには、それなりの時間とコストがかかります。コマーシャルを流したり、街頭ポスターをでかでか貼ってみたり、キャンペーンをやってみたりと取れる方策は無数にあります。が、それだけにどこもどんぐりの背比べになって埋没しやすい、という面も強いものです。
 名物の類として定着しているものと言えば、白い恋人であるとか、東京バナナとか雷おこしとか、赤福とか八つ橋といったところがすぐ出てくるでしょうか。ああ、宇都宮の餃子とか、和歌山やら札幌やら東京やら博多のラーメン、長崎のちゃんぽんってのもありますね。千葉の落花生は……いまいちか。こういった類で、そこの名物として定着しているか、有名であるものというのは非常に強い。ただ、そういったものであっても、ひとたび何かしら不祥事やら混入事件があったりすると、あっという間にネームバリューが落ちてしまいます。三菱のリコール、雪印の食中毒、それから昨今の建設業関連のごたごた。名前を築き上げるには相当な労力を費やすけれども、崩れるときにはたった一度で充分です。良いことは印象に残りにくいけれど、まずいことは印象に至極残りやすい。世の中、そういうもんですから。
 元の話に戻りますが、正味な話、この宇宙酒ってのも……あまり長続きはしないかもしれんな~とも。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000009-jij-soci)

 本の話。昨日の日記の後で、思いのほかに残りを潰しきるのに手間取りはしましたが、『ラヴクラフト全集』の一巻目を読みきりました。こんな話だったのねぇとぼんやり思いながら読み飛ばしてましたが、いやはやいやはや、ここまで来るとあれですな、素人にはお勧めできないというやつ。少なくとも、普段あまり本を読まない人に対して勧められる本ではまずありません。まあ、そもそもラヴやんに行き着くなんて経緯は、一定どっかしらの本を読み漁った上で何故か漂着してしまいました~てへ♪ みたいな感じでしょうしね。
 代わって、今日からは『どくとるマンボウ航海記』を読み始めています。どこぞのチャットで誰かが他の誰かと名前を挙げて話していたのを記憶にとどめていたりで、何となく手を出してみました。何故か最近奇っ怪な方面にばかり手を出していたので、こういった素直に楽しいものも久々です。そういえば新潮文庫もちょっとぶりだなぁ、とか。しかし、魔女に悪魔に鬼ときて、いきなりラヴやんに飛んだと思ったら今度は一転してマンボウ……どういうルートになってるんだか自分でも分かりません。まあそれでも良いか、てけりりてけりり呑気にてけとーにいきまっしょい。
 その一方で、帰りがけに本屋へ寄って、ちょいとばかり四冊ほど買い足してきました。文庫が二冊、それからコミックスが二冊。列挙するのはいつもの最後のやつに任せるとして、コミックスの中に何となく『月姫』を混ぜてみたりして。電撃から出ているやつですが、そういやネタの多くを知ってる割に原作を見たことプレイしたことが一回も無いのだよな~とか。ちょいと興味本位で買ってみましたが、さっさともう買った一巻目を読み切っていたりして。ああ、文庫と違って保ちが悪い……。ってそりゃまあ、コミックスなんだから当たり前ですが。
 ともあれ、今日はラヴやんのレビューをアップ、明日に月姫が上がってくるかと思います。ここ最近のペースから考えると、二日連続なんてとっても珍しい。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『ラヴクラフト全集』一巻、コミックス『月姫』一巻
買い:文庫『偏食的生き方のすすめ』、『どくとるマンボウ昆虫記』、コミックス『月姫』、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』四巻
途中:文庫『どくとるマンボウ航海記』
累積読破:文庫11冊、コミックス7冊
累積購入:15冊

それでは。

姉歯再び、というかその周囲

2005年11月28日 21時24分04秒 | Weblog
11月28日分の日記と言うことで。

 さて、ま~た今日から会社な訳ですが。はっはっは、先週末にぼつっとミスってしまいましたわよ、それで今日に先輩に迷惑かけましたわよ……うぐぅ。取り敢えず、自分の管轄外のことに関しては、素直に分からんことは分からんと言えという非常に当たり前の教訓を得ましたが。当たり前のようで案外出来てないのが多いもんだな~と思ったりしつつ、気をつけないとイカンよなぁと。週初めからやっちまった~な気分になれましたが、それよりも十一時前にもう腹が減るというこの状態を何とかしてくれと喚きたくなります。腹の虫が鳴くじゃないか。
 どうもこの時期は身体の燃費がいつもより悪くなるような気がするのですが、まあ年中こんな感じのような気もします。取り敢えず物凄く安定の悪い身体と付き合っている状態なので、どっかしらに軽度の異常があるのはほぼ当たり前。休日になればぱたっと動かなくなるので燃費は上がるのですが、それ考えると会社でやたらと腹が減るのは、オフィスで先輩・上司と一緒にいる分、緊張するからだろうかな~とか。ああ、しかし腹が減った……。もしかしなくても、食う総量が足りてないんだろうか。足りないとすれば、やっぱり朝なんだろうなぁ……。
 腹が減ったのも気になるのですが、手の皮がぼ~ろぼろ剥けて来るのもちょ~っと気になるわけでして。毎年恒例の剥け換わりだろうな~と分かってはいるのですが、皮が浮いた感じと微妙な痒みがあるのがど~も。毎回こんな感覚なので、異常っぽいな~という気になり方ではないのですが、微妙にむず痒いってのは勘弁して欲しいところ。ついでに、たまにアレルギーやらストレス性のやつやらと勘違いされることがあるので、説明がメドイのですよこれ。普段からネタを追っかけているとはいえ、自分の身体までネタにしてなくても良いのになぁ。

 本日のネタ、耐震強度計算書偽造のお話。今回は参照先が多くなりそうなので、一応どれがどれだか挙げておきます。参照先の1がイーホームズの検査機関指定取り消し、2が木村建設の従業員解雇、3がヒューザー関連、4と5が公的支援に関してです。どーも気が付いて見たらどんどんと状況が動いてますが、話の主体が姉歯建築士からもう、他のところへ拡大してますな、これ。芋づる式に出てくる出てくる。
 参照先の1つめ、イーホームズの件。建設に関る書類の検査機関として指定されていたイーホームズが、今回の件その他諸々を調べて見た結果、指定を取り消される……という可能性が出てきました。まあ、姉歯建築士が証言の内で「検査の甘いところに出した」としていた通り、国交省の立ち入り検査では年間2000件の確認案件の内から98件を抽出して検査、その9割に当たる89件で構造計算書にまともに目を通していないことが判明しています。駄目じゃん。さて、年間2000件として、確認検査員が29人というデータがありますが。これを一人あたまに直すと約69件ずつを年間に一人が担当することになります。で、ごく単純に365日を69件で割ったら、5.3と出ました。つまり、一件辺りを5.3日で処理しないといけないし、かつこれは年間の休みゼロという労働基準法完全違反の条件でやってのことです。十センチにもなるという構造計算書を5日6日でねぇ……そりゃ無理です。とは言え、どこも検査の実態は大きくは変わらないのかもしれませんが。そもそも、建築士が嘘ついて書類出してくるというのは前提としていない訳であって、だからこそ年間それだけの件数をさばけるという事か。
 参照先の2つめ、木村建設の件。何気に手早く破産手続きを23日にも取っていた木村建設ですが、従業員を全員解雇となり、これでもう会社としては完全におじゃんです。何せ働いてくれる人手がいなくなりましたし。しかしまあ、大体この話が出てきたのが今月の17日前後でしたから、随分まあ迅速に破産したもんです。前もって状況を一定把握した上で、破産の手続きをちゃっかり進めていたとしか思えない対応の速さです。木村建設が実際にそういう思考であったかどうかは別問題ですが、世の中、最初からドロンする気で直前にごっそり売買契約を取って金を振り込ませた後で破産、そのまま雲隠れ~なんてことをやる悪質業者もいます。まあ、木村建設は常に自転車操業状態であって、いっぺんアウト食らったらあっさり詰んでしまうような状態で経営していた、という可能性もありますが。中小企業の場合、そのくらいの状況がデフォルトであるという会社も割と多いのでしょう。その辺は、以前に取り上げましたが、法人税申告において黒字で来るのは3割程度である、という話でも裏付けられそうです。
 参照先の3つめ、ヒューザーの件。住人への対応で右往左往、言ってることも二転三転のヒューザーですが、最新の話では「106%で買い戻す」という旨の文書を住人に渡したようです。が、どうもこいつが曲者で、弁護士の見たところだと、最悪の場合「ヒューザーが倒産すれば、入居者が残ったローンを支払わなければならなくなる」という、何かもう絵に描いたような夢のようなお話のようで。悪夢ですけど。ついでに、ヒューザーは国交省に対して来月にも倒産しそうだ、金融機関にあっせんしてくれという文書を24日付けで送っていたようですし。あらあら、まあまあ、倒産したら住居者が残りのローンを払わなきゃいけない条件の文書を渡しておきながら、国交省にはもう駄目ぽたすけてぇ~とぬかしていた訳ですかそうですか。これが無くとも、そもそも建て替えや補修で対応しようにもその金が無いという理由で「買い戻し」を提示したようですが、建て替えや補修の金が無いのに、どっからその費用を出す気だという突込みが既に住人からも入っています。信用される訳が無かろうに……。
 参照先の4つめと5つめ、公的支援の件。あちこちへ責任追及の声が上がる一方で、さて公的支援はどうなってるのか。政府側の見解としては、支援を行うのはあくまでもマンション住民に限ってのことであり、建築主には支援は行わない方針を取る、とのことのようです。「当該マンションのすべてを建築主が買い戻した場合にかかる費用は七百億円前後にのぼるとみられる」となると、さすがにこの額をあの建築主連中に支払ってやったのでは、世論が納得するまいということでしょう。というような記事を元にして書いていたら、もうちょっと更新日時の新しいニュースでは「建築主の経営が行き詰まった場合にマンションなどの解体費用の一部を助成する検討に入った」ということのようで。さすがに耐震強度が足りていない建物を放っておいて、それが崩れてきたら周辺住民まで危ないじゃないか、というのがその理由のようです。まあ、倒産の穴埋めという形を取るよりはまだマシな形の支援ですし、実際壊さにゃならんとなればそれも建築主負担ですが、その建築主が壊すにも金が無いとか言われても困りますしねぇ。
 余談、4つめの話の補足。国やら公的機関側もものの見事に偽造された構造計算書を見抜けなかったという状況があるだけに、住民としては国からも補償があってしかるべきじゃないかとの声があります。ここでちょいっとばかり、ネット上で漁ってみたヒネた意見を開陳して見ると、「安いマンションを裏も取らずに買ってしまった住民自身の自己責任だ」というものもあったりします。ちょい酷いもの言いのようではありますが、確かに自己責任の思考もあるべきなのかも、と。とは言え建築主はどいつもこいつも支払能力も意思も足りないような気がしますし、さてどうなるのやら。ただなぁ……高い買い物だってのに、安心して家も買えないというのも悲しい話です。
 余談をもう一つ。どうも参照先1つめのニュースですが、報道が先走った可能性があります。どうもこれ、午後五時時点で続報が無いのです。まあ、指定の取り消しがあろうと無かろうと、実際的な所はあんまり変わらないような気はしますが……と。
(参照先1:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000101-yom-soci)
(参照先2:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051127-00000066-mai-soci)
(参照先3:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000017-mai-soci&kz=soci)
(参照先4:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000000-san-soci)
(参照先5:http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051128AT1F2700527112005.html)

 本の話。土日はサボって、今日からまたラヴやんの続きです。劇的に面白いわけでもないのに、な~んとなくさっさとページをめくって次へ行きたくなる感覚が。単にこれまであまり怪奇小説系統の分野に手を出していなかった分、物珍しいだけかしら。取り敢えず残りもうちょっとという感じなので、今日中に読み切ってしまいたい所です。という訳で延長戦決定、読み切るようなら明日にでもレビューが上がるでしょう。
 そういえば忘れかけてましたが、書き物の話。一万五千くらいまで行っていたあの長い奴ですが、やはり見事に飽きたので破棄。こうなるだろうな~と薄々感付いていましたが、まあ予想通りです。代わりに、こいつの設定を受け継いだものをもう少し短めにして書き改め中。こっちはまあ、何とかなる……筈。多分一万どころか、八千までも行かないくらいになる予定です。スッキリしたもんだ~。でも中身はあんまり変わらない罠。ううむ。
 さて、ぼちぼち月末駆け込み買い込みの時期ですが、まあ今月はあんまり意識しなくとも良さそうです。何せ積んでるやつが何冊か残ったままですから、今買わなくても困らないという寸法です。しかしふと思ったのですが、どうせ毎月二万三万本を買うのだし、この際まとめて十万くらい、図書券をが~っと買ったものか。一発で出て行く額がシャレにはなりませんが、大局的に見ればそっちの方が得な筈なのですよねぇ。あ、定期買わなきゃいけないんだっけ。うへぇ。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:なし
途中:文庫『ラヴクラフト全集』一巻
累積読破:文庫10冊、コミックス6冊
累積購入:11冊

それでは。

ぐで~っと

2005年11月27日 22時14分15秒 | Weblog
11月27日分の日記という事で。

 一日ぐで~っと過ごしていたら、一日終わってましたよ? ま、それはそれで良いか~とか思ったりする自分にまんせ~。そこ、終わってるとか言わない。自覚してますから。というか先週は金土日と連続稼働になってしまったので、今週は休みの度に反動が出てくるのか、何もしたくなかったという罠。ず~っと一日チャットに常駐してたってのも終わってるな~と改めて思いつつ、そのくらい終わってる自分が案外好きです♪
 まだ会社に完全には慣れていないせいでしょうが、平日の疲れが思ったより溜まっているようです。一日寝ていようと思えば、休みは見事に寝ていられます。元々の自堕落な性格とか、もしくはこの異常なバランスの身体の反動が出ているだけかとも思いますが、まあ気にしない気にしない。こういうぐでっとした雰囲気を書き物に出してみたいのですが、それをやると……読み物にはならんな♪ 素でNHKへようこそしてるようなもんですし、私の休日は。良いのか悪いのか~。
 昔はこういう一日をやってしまうと鬱ループはまってなかなか面倒だったのですが、最近は既にそういうのも諦めてぐったりまったりしてりゃ~ええやんの~で済んでしまうようになりました。社会人やり始めたお陰、もしくはそのせいでしょうね。

 ……で。日記書くのも息をするのもメドイので、何とこれで今日は終了♪ 休日の分は、オフレポとか外出の用件があった時だけ真面目にやるとして、普段は手を抜くことにしました♪ ご了承下さいますようお願い申し上げまする。んでは。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:なし
途中:文庫『ラヴクラフト全集』一巻
累積読破:文庫10冊、コミックス6冊
累積購入:11冊

それでは。

ネタぎれ

2005年11月26日 21時24分37秒 | Weblog
11月26日分の日記という事で。

 休日になると途端に動かなくなるので、ネタが無くなります♪ という訳で、平日はいつもの三段構え、休日は手抜き~な状態がしばし続くかと思われますがご了承下さいませ。んで、強いてネタを出してくるなら、東方妖々夢にて自己ハイスコアをもう一度更新しました、とか。ここまでの、というか昨日辺りに出した最高点が座布団霊夢の六億六千万ですが、今日に針霊夢でやってみたら七億ちょっと行きました。遂に来たか、未達であった七億点台。よくまあ上がったもんです。
 大元のお得意様は咲夜さん変則だったのですが、低速状態でちょい滑るので、もうちょっと遅くなる針霊夢の方がミスが減る分、最終的なスコアは上がりやすいようで。永夜抄なら残機ボーナスよりスペルボーナス取った方が高いのですが、妖々夢だとなぁ。変則咲夜さんでもう一回復権させればもう少しスコアが伸びそうな気もしますが、しかし針霊夢とは……。安定感の勝利というやつか?
 針でいけるなら、いっそこうなったら魔理沙ミサイルで逝けるんじゃないかとか思ったりするのですが、なかなかそうも行かないのがねぇ……。ボムの数か?

 次。昼飯を食いに外へ出たのですが、ガストの簡易版みたいな店舗へ行ってきました。実の所昨日の晩飯もここでしたが、ガストの名前がついていつつスタイルとしては松屋とか吉野家と一緒。出てくるのは結構速い。というか、うちの近所のこの簡易ガスト、松屋のまぢ隣ってどういう配置なんだ一体。これで客の取り合いになるんじゃあるまいか~とか思っていたら、案外そうでもない。今日に行ってみて分かったのですが、ほぼどっちの店も混雑する時間が同一であり周囲は住宅街、休日だと席数が片方だけだとまるで足りないくらいに混雑するので、案外上手く双方とも客が待ちとか諦めで不満を抱かない感覚の配置になってました。そうか、そういうこともあり得るのか……。何となく、元・経営学部生の視点に一瞬だけ戻ってました。一瞬だけ。
 昨日に食べたのが豚肉のスタミナ定食、今日がチーズハンバーグ定食。ぶっちゃけ、昨日のスタミナ定食は食べた後で止めときゃ良かったかな~と切実に思ったものです。ちと、ニンニクが強すぎて後になっても口の臭いが全然抜けなかったり、胃がむかむかするな~と思ったりでちょっと悲惨。不味くはないんだけどなぁ。で、昨日に調理手順を見ていた感じでは、まだハンバーグ系統の方が無難っぽいな~と踏んで今日はハンバーグに行ったという次第です。まあ結局、今日は混み合っていてさっさと食べないとイカン気配だったので早食いしたら、やっぱり胃が重くなってオチは一緒でしたが。
 カウンター式の座席から完全に作っている所が見るので、食ってる間にぼ~っとそれを眺めておりましたが。ちなみに、待ち時間があんまり無いので、食ってる間に見ることになったのですが、と補足しておきつつ。ハンバーグはミンチ整形肉を鉄板で一分ずつくらい両面焼き、ついでオーブンにどかっと放り込んで焼き上げて置いておくようです。何かマックのハンバーガーとか作ってる雰囲気に近そうな。こっちはまだ良いのですが、どうも昨日の豚肉が妙に重たいな~と思っていたら、時間短縮のためか一旦短時間揚げて、その上でフライパンで軽く炒めつつタレと絡めるような手順を取っていたようです。そりゃ~重たいわ……。
 この他色々細かいことやってましたし、それもぼんやり覚えてますが、いちいち列挙するのは省略。多分どこのファーストフードチェーンでも、レストランでも、似たようなことをしてるんだろうな~とちょっと勉強になった気分です。というか、無駄な所見てるな~自分。

 もう一つ。外へ出たからというんで、古本屋へ寄ってきました。ここ、コミックスの揃えがちょっと古いですが多いので、結構行く所なのですが。元々の目的は、今日は月姫のコミックス版でも~と思っていたのですが、それはどうやら無いようだったのでしゃ~ないな~と一時間ばかり店内を物色。結局、『2001年宇宙の旅』と、『魍魎の箱』……字違いますが漢字がぱっとでないから手抜き、を購入。どっちもその内に買うんだろうし、そんならまあ状態も良いし安いしのものがあるからイイやってんで買ってみたり。
 本当は京極のあれは、一冊目を文庫版で買ったので文庫版で揃えておきたかったのですが、文庫版だと異様に分厚くなって携帯不能な部類になってしまうので、まあいいやとノベルス版を購入。というかそれしかお店に無かったとも言いますが。どうせ文庫版でも値段変わらないしなぁ、京極作品の場合。取り敢えず中身を読めればそれで良しというスタンスで行くことにしました。必要なら買い直せば良いだけですし、買った価格も今回は本来の価格の半分以下ですし。良い良い。どっちにせよ、持ち歩くにはめっさ重たいのでしょうけれど。
 これでまあ、手持ちの積み文庫の数が一定増えましたし、これで来月の真ん中あたりまでは買い足さずに済みそうな気配ではあります。と言っても、見かけたら買ってしまうのでしょうけれどね。コミックスはその辺と別に増えるでしょうし。あ、ラヴやんが増えてくる可能性があるのか、文庫。本棚が埋まるか、部屋の床が抜けるか、そういう問題も考えないとイカンのかな~とか思いつつ、やっぱり地味に買い足してしまうのでした。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:文庫『2001年宇宙の旅』、『魍魎の匣』
途中:文庫『ラヴクラフト全集』一巻
累積読破:文庫10冊、コミックス6冊
累積購入:11冊

それでは。

姉歯

2005年11月25日 22時12分54秒 | Weblog
11月25日分の日記と言うことで。

 やれやれ、ようやっと今週も今日でお仕事終了な訳ですが……業務時間中にめっさくさ眠たくなったのが困りもの。多分寝不足なんでしょうが、その状態で昼飯を食った後に本を読んで、そこでまた業務再開となるともう頭働きません。昼飯に二十分ほど、その後にもう二十分と少しくらい時間が余るので本を読むわけですが、それをやると凄まじく眠くなる罠。ねむい~ぬむい~いあいあふんぐるい~……違うものが混じってるな。呼ぶな。私。
 こりゃ~寮に戻ってきたら、一時間ばかり卒倒して引っくり返った方が良さげな感じです。ああ、昼寝がしたい、昼寝がしたい、昼寝が死体。死体が昼寝……ゾンビ? 昼寝をするゾンビというのものどかなような、余計に気持ち悪いだけのような。日光の下で動き回るゾンビってどんなんだよ。日向ぼっこしているゾンビ、煎餅食いながら茶ぁすすってるゾンビとかもいるのかよ。もしくはゲートボールしてるゾンビでも可。……何そのスプラッタコメディ。
 いかんですな、眠気そのまんまで叩いているので中身も即死してます。ともあれ、ネタがありませんの……。仕事はぼちぼち地味~に増えてはいますが、まだ一日ずっとばたばたしてないと終わらないってな具合には程遠いわけでして。忙しい日なら、ねむい~ぬむい~とか言ってる暇も無いですし。こうも暇だと業務時間中に本でも読みたくなってくるのですが、まあさすがにそういう訳にもイカンよな~と。業務中にラヴやんってのもなぁ、不吉だしなぁ。
 ああ、そういえばネタと言うか眠気以上に困った事柄があったのを思い出しました。首が痛いのです。昨日寮に戻ってきた頃になって気が付いたのですが、首を動かすと結構痛むのですよ。横に傾けるくらいならまあ強くやらなければ問題なし、前に俯けるのもある程度大丈夫なのですが、後ろに逸らすのがどうやら出来ないようで。まあ、動かせないわけじゃないので骨とかじゃないでしょうが、筋違えのちょいキツイ感じでしょうか。昨日より軽減はしたのですけれど。何だろう。
 しかしまああれです、トラブルの尽きない身体です。ちょっと前まで左手の中指の先がず~っと痺れっぱなしだったかと思えば、体重がデフォルトで五十切りやがりますし、今度は首。軽いところで、またしても手の皮がぼろぼろ剥けてきていますし。手の皮のに関してはもう毎年恒例というか季節の変わり目の恒例な感じなので、今更驚きもしませんが。首はさすがに驚きましたよ、わあびっくりかっこぼうよみ。

 本日のネタ、耐震強度計算書偽造のお話。ここ最近は連日「姉歯」という名前をず~っと聞く事になった訳ですが、千葉県の立ち入り調査によって11月21日時点で判明している偽造件数は194件。まだ増える可能性がありますから、194件「以上」とすべきでしょうか。よくもまあこれだけ数が重なったものですが、それにまるっきり気が付かなかったチェック機構のお粗末さも笑うしかないところです。住人の方にしてみれば、笑い事では済まないのでしょうけれど。
 この辺の話、要は建物を立てる際には地震対策をちゃんと施すために建物の強度を計算してやる必要があり、ちゃんと強度計算をして証明する書類を作るというのが建築士の仕事の一つであるようで。この姉歯という建築士殿は、その計算の部分において偽造を施した上で書類を提出、そのまんま、つまりはその通りに作ったら建物の強度が足りないのが分かっていて、偽造の書類を通してしまったという訳ですね。ただ、その上がって来た書類をチェックする機能が、行政もしくは民間企業のどちらかで行われる制度になっており、そのチェックの段階で発見できなかったという点は記憶しておくべきでしょう。
 ともあれ。それじゃあ「どうして」強度計算を誤魔化す必要があったのか、という話になるのですが。ここにきて、姉歯建築士と、それから彼の主要取引先であった建設会社との間でど~も主張に食い違いがあるらしい。建築士の曰く、「建設会社からリベートを要求された。もっと鉄筋を減らしてコストを浮かせろ」と言われて嫌々従ったんだ、ということらしい。一方で建設会社側の方は、「そんなこと言うわけないでしょ知りませんよ」ということのようで。さぁて、どっちが、もしくは両者ともどの程度の嘘をついているのやら。
 姉歯建築士の証言をそのまま信用するならば、まず姉歯建築士の仕事の九割が同じ特定の建設会社から受けているものであったということ、その建設会社がどうも特定の建築主と組んでやっていたらしいということが挙がってきます。姉歯建築士は建設会社の言いなりで、その建設会社も建築主の言いなりであった可能性がある。さ~て一体、どこに責任の所在を求めれば良いのでしょう。取り敢えず、建築士、建設会社、建築主の三者と、チェックをダダ漏れさせた所とが責任負担の対象にはなってくるでしょうが。
 しかしまあ、見苦しい話です。どいつもこいつも「俺がやったんじゃない、俺のせいじゃない」と口をそろえて大合唱している状態な訳ですが。このまま放っておくと、責任の所在うやむやで事件も忘却お咎め軽め、なんて馬鹿げたオチが付きかねません。損を見るのは住人ばかりか。補償の問題、新しい住居の手配の問題、新しい住居の目処が付くまでの仮住まいの問題、諸々の費用負担。まず間違いなく、長期戦になる話でしょう。そして言っては悪いのですが、私達はそれをあっさりと忘れ去ってしまうのでしょうね。そしてまた次の「大事件」へ目が行く。そんなもんなんだよなぁ……。
 苦笑いできるのが、唯一「私が悪い」と言ってるのは当の姉歯氏であるということ。中には耐震構造欠陥が判明した瞬間に倒産してとんずら~な会社もあったようですし、いやはやいやはや、こりゃあ誰の言うことも信用できないじゃないか。姉歯氏自身には賠償能力が無いでしょうし、倒産かまして遁走した会社は支払能力ゼロ、他のところは「俺は知らん」の雰囲気ですし。一定額を出すには出すにせよ、「ちっ、ばれちまったんじゃなぁ畜生め姉歯のやつ」な感覚でしょう。ちょいと救いようが無いとは思いませんかね? ヤレヤレ。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000002-san-soci)
(参照先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000061-mai-soci)
(参照先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000062-mai-soci)

 本の話。昨日までで、えらく時間かかりましたが『鬼の研究』を読破。と言うわけで今日からは趣向を変えて、『ラブクラフト全集』に入っています。東京創元のやつの一巻目、「インスマウス」辺りが入っているやつですね、いあいあ。どっかの電撃の八な人の宵闇ってるやつに感染させられて手を出してしまいましたが、これでまた一歩着実に人生を踏み外したような気がします、ふんぐるい。ああ、まあ、元から踏み外しまくりだからど~でもいいっちゃ、ど~でもいいのかも、ふたぐん。
 取り敢えず、凄く面白いって具合のものではないですな。ただ、古典的怪奇小説の有名どころということと、後は海神様がたの奇怪な魅力によるところか。それにしてもまあ、うちの本棚も前々からそうではありましたが、変なもん増えたな……。これに加えて更にラヴやんなんぞ並べた日には、何か色々違うものをこっち側に呼び込んでしまいそうで怖いような気もしないではないです。それ以前の問題として、本棚に収まりきらなくなる方が先か。
 といった所で本日ネタ切れ。それでは皆様、また明日……多分。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:コミックス『有閑みわさん』二巻
買い:なし
途中:文庫『ラヴクラフト全集』一巻
累積読破:文庫10冊、コミックス6冊
累積購入:9冊

それでは。

給料日前

2005年11月24日 19時58分17秒 | Weblog
11月24日分の日記と言うことで。

 さて、今週は月曜日に年休とって休み、昨日は祝祭日でお休みで、後は明日会社行けば終了という楽しい楽しい楽しい一週間なわけですが。来週は月末月初になりますから、ばたばた忙しくなりそうな悪寒。で、今日のところは余裕が随分とあるので、会社でぺちぺち日記叩いてる訳ですが。ああ、しかしお腹が空いた……。はい、関係ないですね。最近微妙に身体の燃費が悪くなってきているような気もするのですが、その割に体重が増えてないのは何故だ。むしろ減ってるのはもっと何故だ。体重計がさす数字が、ここ最近デフォルトで四十キロ台なのです。五十を下回りっぱなしは、いくらなんでもやばいだろ、私。
 給料日が明日と言うことで、給与明細が回ってきました。何かいつもより額がちょい多いな~と思っていたら、どうやら残業代がいつもより若干多かったようです。先月何かそんなに居残りしたっけかな~とか首かしげてみたりしますが、あれかね、固定資産の計算が合わなくて延々粘ったやつかね? それでも、手取額が幾らになっていようとも、大体において毎月使う金額は八万円ちょいとくらいまで~、というのが自分的ルールみたくなってますが。まあ、たまに八万五千を出るくらいの月もありましたが、逆に七万七千という端的に使ってなかった月も。平均すれば、大方八万二千くらいになるのかな~と思います。
 んで、そういうペースで考えていたら、今月は残りが二万近くあります。おかしいな、月のどこかで一万円くらい服に突っ込んだはずだし、出かける用件がじわじわ入っていたからそっち方面での出費も一万円以上あったはずなのだが。とか思っていたら、あれですね。全然コミックスを買っていないだけですね。本の数をカウントする際は毎日の電車で読む文庫本を基礎にしているので、コミックスの数というのは普段ほとんど意識に上りません。ここ最近になって日記末尾に読んだ本の数と買った数、文庫とコミックスの数の対比とかを出したことで、ようやっと正確な数が分かるようになったくらい。てきとーですな。
 これだけあって、毎月の手取額から八万を引いた程度だと六万くらいがストックへ回るわけですし、ついでに会社の制度で毎月一万円ずつが強制的に積み立てに回ってます。何かつくづく、自分ってば買い物依存症の逆をいってるな~とか思うのですが。自分で言うのもあれですが、お金の使い方が凄く下手です。抑えるのはやりやすいし、「欲しい……かな?」という程度ならばほぼ押さえ込んでしまいます。抑制、抑制、抑制とやるのがもう昔からの、何年単位での習慣なので、使わない癖が付いたようです。五百円以上の買い物は考え込んでしまいます……って安すぎるだろ。ただな~、これで寮を追い出されると一転してきつくなるんだよな~、と戦々恐々しているのでした。

 本日のネタ、経理部の中の人なんだしということで、たまには税金関係の方面からちょいとした話を持って来ようかと思います。経理部全員に回覧と言う形で、税務やら経営関係の小冊子と言うか雑誌が回ってきます。その記事からちょいちょいと。国税庁が平成16事務年度、つまりは平成16年7月~平成17年6月の法人税の課税状況のとりまとめを公表しました。申告のあった法人は274万2千件、黒字申告割合は31.5%で前年度よりも0.7ポイントの上昇だそうです。これだけ言われても何のことだか良く分からんという気もするので、もうちょい解説を。
 まず法人というのは、要は企業のことです。必ずしも企業だけのことを指すわけでもないのですが、まあ細かいところは省略というか私も理解してません。ついでな話ですが、企業を法人と呼び「人格」を与えるのに対し、人間個々人一人ひとりをさす場合には「自然人」と言います。以上、無駄話でした。事務年度という言い回しは、形式上の一年の区切りみたいなもんなので、そーなのかーで流してください。学校だと4月~翌年3月で一区切り、みたいな感覚と同じです。法人は各々、儲けに応じて自分で税金の金額を計算して税務署に「申告」し、その内容に怪しいところが無ければ申告した金額を税金として収めます。申告件数が274万2千件ということは、それだけの数の法人が幾ら税金を納めますよ~と申告してきたという訳ですね。
 つまりはまあ、日本には三百万近い法人が存在していると言うことです。何も企業と言うのは、東証一部・二部上場とか、あの辺りに出ているものばかりではない、むしろあそこに出ているのはごくごく限られた企業でしかないということですね。さて、そこまでは良いとして、黒字申告割合が31.5%という所で「おんやぁ?」と思われたかもしれません。件数にして86万4千件くらいしか、黒字で申告してないじゃないかということになります。実に七割の法人が赤字で申告してるってことですが、まあ実態はそんなもんであるようです。中小の規模、特に小さな町工場のような所だと自転車操業火の車でまっかっか、みたいな所も。そもそも利益度外視の法人もありますし、不採算部門だからと切り離されて法人化されたところもある。ちょいと寒い話ではあります……。
 なお、赤字申告を出していたけれど、税務署側が「な~んか怪しくねぇか?」と調査して見たら実は黒字だったのを誤魔化してました、みたいなケースも結構あるようで。宜しくない言い方ですが、色々個人的に使った金を会社の経費で落として費用処理して利益額誤魔化しちゃえてへ♪ な状態は結構あったり無かったり……。そんなもんです、実際。この辺も赤字申告の割合が高い事情の一端ではあるのでしょうが。赤字申告を出せば税金持っていかれないので、ちょっとだけ黒字という状態であるならば、ちょいちょいといじくって赤にしちゃったほうがいいぢゃんみたいな、そういう状況ではあるようです。税金、高いのですよねぇ。サラリーマンになっちゃうと毎月の給料から天引きですから、手取り金額がお寒くなるのです。お外も寒い、財布も寒い。
 それでもまあ、話は最初の方へ戻って、黒字申告割合が若干でも向上してきているのは良いことです。その一方で、パチンコ業とかで不正申告が結構出ているようで、申告漏れ所得が1500億円、追徴課税額が497億円。良い話がある一方で、思いっきり勘弁してくれ~な話もある訳で。割と税金、ざるな面が多いような気がします。自営業の申告に対して甘すぎるという指摘もありますし、割と不正申告すれすれなんじゃないのというか不正申告でした~みたいな話も最近増えています。そりゃあねぇ、300万件近くも見ていれば、全部にまんべんなく細密に目を配るなんてのは無理がありますけど……ね。だからといって、取りやすいサラリーマンの税金を上げるとかいうピンポイントは、ぜひとも止めて欲しいと思うのでした。首吊るぞ、こら。

 上の税金関係の情報探しにネットをさまよっていたら、就職関係の話が出ていたのでアドレスを載せておきます。参考までに。
(参照先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000138-kyodo-soci)

 本の話。大分読みつぶしに時間がかかりましたが、ようやっと『鬼の研究』を読みきりました。え~らいまた時間かかったな~とは思いますが、興味深く読めたので良しとします。感想そのほかは、例によってサイト本体のレビューに叩き込んでおくので以下省略。次はどこへ行ったもんか~と考えてますが、変な選択肢が入っているのはどうしたもんか。ラヴやんとかラヴやんとかラヴやんとか。いあ、いあ、はすたあ……いやいや、呼んじゃイカンだろ、呼んじゃ。
 で、その『鬼の研究』を途中で読み切ったので、本屋によってコミックスを二冊だけ買い足してきました。『サムライチャンプルー』と『有閑みわさん』という分けのワカラン取りそろえですが、まあたまたま思い浮かんだのがその辺だったというだけの話。
 ついでな話。興が乗ったので、ここまで進めていた他の書き物とは全く別に、一本ショートを書き切りました。五千文字のちょいと手前くらいに収まりました。結局一日かよ~と思ったりしますが、このくらいの感覚でやらないと私の場合はすぐ飽きてやる気が失せるというのを痛感している所です。何せ、例の一万文字越えのやつ、さっさと飽きてしまって続きが書けないし♪ というわけで、場合によってはショートこの一本だけとか、そういう可能性があります。別に鬱なショートを書いていたつもりだったのですが、どうもよく考えてみたら今日書いたのにネタを持って行かれておりました。わお。まあ取り敢えず、最低一本は出すのが決定ということで。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:文庫『鬼の研究』
買い:コミックス『サムライチャンプルー』二巻、『有閑みわさん』二巻
途中:コミックス『有閑みわさん』二巻
累積読破:文庫10冊、コミックス5冊
累積購入:9冊

それでは。

ジェットストリームアタック

2005年11月23日 20時36分39秒 | Weblog
11月23日分の日記という事で。

 タイトル一つで人増える、ハイ、ハイ、はいはいはいワオ! 昨日のタイトルがあれだったせいか、ヒット数が倍くらいになってました。そりゃどうでも良いですが、今日もすーだら行きます廃人日記。今日は何の日? 何と勤労感謝の日。そりゃすごい、日々働いてるオレ様まんせ~……って、んな訳無いだろ。とまあくだらない勢いで最初突っ走りましたが、勤労感謝の日ということで会社はお休み、一日例によってぐだぐだ無駄に過ごしておりました。予定がない休みってのは大概こんなんです。何か、月曜日をそのまま再現したような有様だなぁ。まあいいか。
 ちょいちょいと久々に東方妖々夢を起こしてみましたが、いやはや。咲夜さん変則でやったら自己ベストに間近の六億ジャストくらいまで出るわ、ついでに座布団霊夢でやってみたら自己ベスト更新して六億六千万まで出るわで吹きました。座布団つえ~よ、つえ~よ座布団、山田君馬鹿にしちゃいけないよ座布団持って行かれるよ。ネタがごちゃごちゃ混じってるよ紛らわしいよジャロに電話されちゃうよ。されないよ。
 おかしなテンションになってますが気にしない。飯の買い出しに外へ出てみたら、横断歩道で信号待ちしている時に、警官三人が自転車に乗って隣に並んだりして。何か私しましたか? しましたか? 捕まりますか? ますか? とか思っていたら、信号が青になったらあっさりと隣を通り過ぎていきました。それにしても、警官三人が三台の白い自転車に乗って縦に並んで走行……変だ。かなり絵面的に変だ。でも、それを見た瞬間に私の脳みそで閃いた言葉は、もっと変でした。「ジェットストリームアタック!」……いやいや、いやいやいやいやいやいや、どうしてそうなる。どこからそういうものが出てくるんだ、私の脳みそ。
 あれですか? 警官三人が自転車に乗りつつ、先頭の一人がジュラルミンの盾構えて、次の一人がアトミックバズならぬ放水ホースかついで、最後の一人が警棒ブン回せば良いのか? ……それこそ警官が逮捕されそうなネタなんですがね、私。黒い三連星じゃなくて、ヒドイ三連星とか。というか、そんな派手なことやってる警官がいたら、それこそ問題になりそうな気もしないではないです。警官三人、犯人を逮捕! 但し犯人虫の息、みたいな。

 本日のネタ、ニュースじゃなくて変なメールより。フリメに、何かまた妙なメールが入っておりました。全文そのままコピって持ってきてもまあ良いのですが、それも微妙な気もするので割愛。中身の概要は……え~、よくあるテンプレ的文章の「不倫のお誘い」メールであります。素晴らしい、あまりに素晴らしすぎる。どこからうちのメールアドレスを持ってきたんだろう。取り敢えず、どう考えてもテンプレだろ~ってのが見抜ける訳です。何故なら、「覚えてないかもしんないけど前にヤフーかライブドアの掲示板で見かけてね」ってな一部分がありましたが、んな所に書き込んだ記憶がないから♪ ここ最近、というよりここ一年くらいは、掲示板でメルアドを晒すことはしてません♪ というか、大手の掲示板に書き込みなんぞしとらんわ~。
 しかしまあ、こういうメール、原案を誰が作ってるんだろうとか、これに乗っちゃったらどういう展開になるんだろうとか気にはなります。少なくとも、こいつは文面通りの「不倫のお誘い」では絶対にあり得ないだろうと断言が可能ですが、これはあれですかね、デート商法の類の手を変え名を変えバージョンか、それとも美人局ですかね。甘えたフリして色々買わせるか、後で不倫が「何故か」「バレて」慰謝料を請求されるとか、多分その両方でしょうけれど。えぐいえぐい。
 それにしても、こういう原案を考えている男がいたら、それはそれでかなり不気味というかアレげな絵面です。ひげもじゃのオッサンが、夜中にパソコンモニターと向かい合ってうんうん呻りながら「不倫したいの♪」とかいう文面を考えている絵面……恐ろしい、なんと恐ろしい。この辺、今の秋葉のメインである萌えなイラストとかを男が必死扱いて描いてる絵面と、何ら変わる所は無いような。どっちも儲けること考えてるのは一緒ですし、手法も大して違いはないし。オレオレ詐欺の演出を考えて打ち合わせしてるのとも、まるっきり差はないですな。
 取り敢えず言うまでもないことですが、この手合いに乗っちゃ駄目ですよ?

 本の話……をしようかと思ったら、今日何も読んで無いじゃないか。ということで、日記これまで~。それにしても。また手の皮がぼろぼろ剥けてきたなぁ。また生え替わり……じゃないな、剥ける時期なのかしら。夏毛冬毛じゃないんだから。
 もう一つ余談。最近気が付いたのですが、指先の痺れがいつのまにか無くなってました。身体の異常も平常もごっちゃになってしまっているので、治っているのにもまるっきり気が付かなかったようです。何時の間に治ってたんだろうなぁ。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:なし
途中:文庫『鬼の研究』
累積読破:文庫9冊、コミックス5冊
累積購入:9冊

それでは。

のまのまいぇい

2005年11月22日 20時24分04秒 | Weblog
11月22日分の日記と言うことで。

 昨日にちゃっかり年休をもらって会社を休んで一日寝ていたと思ったら、出社したら仕事がどっちゃり溜まっておりました。つーてもその辺の仕事は午前中で大体片が付いたのですが、午後になったらまた新しく仕事が回ってきたりして。ちょいちょいっと提出用の書類の原型を作ってくれということだったようで、そいつはまあ今日中で終わったのですが、ちょっと吹いたことが一つ。字……字が読めねぇ……。どうも部長が原案を作った物らしく、この通り作ってね~と言われて渡されたのが、手書き。まあ、割とあることなのですが、ぶっちゃけその字が読めない罠。はっはっは~、思わず笑っちまいましたよ、顔だけ。職場の周囲にばれるくらい思いっきり。珍しいなぁ、それも。ま、良いか。
 はて、本日はそういう小ネタ以外に、会社でセクハラ講習なるものがありました。そういえば新入社員研修の中で同じようなことをやったような気もするのですが、二度手間かよ~と思いつつも強制出席だったので出席。実際、内容もやっぱり新入社員研修でやったのと大差ないものでした。て、手間な……。セクハラ、セクシャルハラスメント。正味な話、会社ではほとんど職場の上司同僚とも一定の距離を取って動いているので、あんまり今の所は関係のない話ではあるのかな~と思ったりするのですが。う~む、セクハラねぇ。と、それ以外の感想が浮かばなかったのでした。
 で、セクハラ講習と溜まっていた仕事と、後から入ってきた字の読めない仕事とをこなしていたら、会社で日記を叩く暇があんまり無かった罠。今日のネタだけは埋めてきましたが、何か家でまともに日記叩くのも久し振りだなぁ……って、オフレポ叩いたばっかりか。大分細かい所のネタを端折ったオフレポになりましたが、まあ毎回最近は勢いとその場のノリだけでやってる人なので、いちいち覚えてないってのが本音です。人間、割とその時のノリと勢いと後の脱力だけで生きていけるものらしいです。それで不自由しないし。

 本日のネタ、2ちゃんねるより、のまネコ騒動の話ということで。まあ、今回の場合は単純にのまネコ騒ぎだけという訳でもなさそうですが、関連性は深いだろうということでピックアップ。2ちゃんねるにエイベックスの社員を殺すぞ~といった文章を書き込んだとして、専門学校生が強要未遂容疑で再逮捕されました。どうもこの人物、既に別件、小学生の殺害予告を書き込んだとして脅迫容疑で逮捕・起訴されていたようで。ついでと言うのか、何なのか。
 のまネコ騒ぎに関してはまあ、エイベックスもさすがにまずかったんじゃあるまいかな~とは思います。あの騒動、多分エイベックスが「これはモナーです」とはっきり最初から言ってしまっていれば、こんな騒ぎにはならなかったろうに……とも。一応、私自身もたまには2ちゃんを覗くクチですし、ありゃどう見てもオリジナルのキャラクターと言うには無理があるだろ~とからから笑っていたクチですが。まあしかしそこから、逮捕まで行くとはねぇ、と。
 割とああいった匿名の掲示板では、「てめえぬっころすぞ」程度の罵詈雑言の類は頻発しますし、それも一種の味としてそのまま流されてしまう程度で埋没してしまうのが普通なのですが。さて、今回は随分とエイベックス側が過剰反応したような節もあります。ついでにいえば、逮捕した側もそのエイベックスの過剰反応を認めたということなのかどうなのか。つまりは、それだけエイベックス側も2ちゃんねるでの反応を気にしていたし、恐れていたとは言えるでしょうが。
 ネット上での殺害予告なんてものは、その大半が煽り荒らしの類かブラフかネタであって、真に受けるだけ間抜けという扱いをされます。特に2ちゃんねるでは、そういう風潮が当然として受け入れられています。が、これまでに実際、ごく希にですがどこぞの匿名掲示板(大方、それは2ちゃんだったのでしょうが)での殺害予告がその通りになった例も無いとは言えない。今回の件は、あり得ないんだろうなぁとは思いつつ、万一の可能性を考慮して押さえに入った、という形か。
 再逮捕という形からも分かるように、今回再逮捕された人物は、既に別件にてまた殺害予告の類をやらかしていただけに、ちょっと目に余るというか実際に行為に移されてはまずい、というので抑え込みに入ったのでしょう。ただ、それは置くにせよ、2ちゃんでの反応というのも世論のどぶさらいとか、沈殿物とか、痰ツボとかいう類であって、極論ではあれども一応の一面を映してはいます。ああいった好き勝手言える所を潰してほしくは無いなぁ、と思うのでした。
 とは言うものの、それと、殺害予告までいってしまうちょい過激な発言を許容するのとは別問題ということ。せいぜいまあ、エイベックスめふざけんじゃね~ぞゴルァ、くらいで済ませておくというか抑えておくのが肝要ということなのでしょう。本当に殺害予告がそのまま実行されてしまった例が幾つかあっただけに、警察や名指しされた企業側も神経質にならざるを得ない。刺すか刺されるかの殺伐が良いんじゃないかという向きは認めるにして、過ぎたるには注意ということで。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000405-yom-soci)

 本の話。どういう訳か今日は邪魔が入る事が多くて、あまり本を読み進められません。ぼちぼち『鬼の研究』を読み終えて次へ行きたい気もするのですが、しかしちくまは一冊読むにも時間かかるな~とか。さすがちくま、されどちくま。しかしまあ、面白いです、これも。割と民俗学関係をざ~っと漁っていると、参考文献として何度もお目にかかるタイトルではあったのですが、買っておいてそのまま忘れていた代物で。そういうのが結構転がっているのですよね、うちの本棚。困ったもんだ。困った困った。
 レビューの一覧を作ったことで、ようやっと自分でどれを読んでどれを読んでいなかったんだか分かるようになったのが一つ。それから、毎月の既読数やら購入数を日記末尾に付けるようになったお陰で、状況の把握がしやすくなったのが一つ。お陰で自分の読書状況が分かりやすくて良いですな。思いっきり自分のために使ってますが、まあまあ大概そんなもんですってと誤魔化してみたりして。
 さて、ぼちぼちクリチャレの締めを考えないとイカン時期ですが、出せる本数は二本になりそうです。ちょい長めの狂言回しが一本、グログロ痛いショートが一本。何この逆な状態とか本人も思いますが、そうなっちゃったんだから仕方がないのです。という訳で、この二本をてけとーにどうにかして、放り込む予定。多分間に合うでしょう。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:なし
途中:文庫『鬼の研究』
累積読破:文庫9冊、コミックス5冊
累積購入:9冊

それでは。

休日の憂鬱と自殺の想像

2005年11月21日 20時18分28秒 | Weblog
11月21日分の戯れ言ということで。

 昨日までの活気と歩きに溢れた三日間から滑り落ちて、今日は何もしないままの休日。本当なら会社に行ってオフィスで愛想笑いと難しそうな顔とをしながら仕事をしている日ですが、どうせ死んだままだろうと思っていたから年休を取ってありました。目が覚めて、眠って、また目が覚めたら眠る。そうやって、午前も半ばを過ぎたくらいで朝ご飯を食べて、また眠る。死人のような生活。
 滑り落ちる感覚。またそう言えば食事を抜いてしまって、二食目をやっと口にしたのが夕方の六時を過ぎてから。空腹であることは知っていたのですが、そのまままた眠ってしまって食わず終い。適当に満ち足りて、滑り落ちて、そのままもう目が覚めなくても良かったのにな、と。自分にとってはきっと、これ以上のものを感じることはほぼ無いのだから、それならこれがもう自分にとっては絶頂なのだから、そのままこれを終いに終わってしまって良かったのに、と。そう思うことがよくあります。
 休日の憂鬱、滑り落ちる感覚。こんな時はいつでも、眠りに落ちる前の中途半端な状態を保ちながら、自分の胸の内側にナイフがひやりと入り込んで刺し貫く感覚であるとか、そういうものを想像しながらその内に意識が飛んでいきます。そして二時間ほど意識が抜けた後で目がまた覚めて、目が覚めてみれば頭の下に敷いていた腕の血が止まって動かせなくなっていたりします。くすくすとその感覚に忍び笑いを漏らしながら、また眠る。死んで、生き返って、また死んで、生き返る。死んで生き返る間にも、空想の中で何度も自分を殺して死ぬ。ループ。
 仄暗い布団の底で、ぬくみにくるまりながら、死んで生きてまた死んで。短いループを繰り返しながら、どんどんとまた鈍感になっていく。そして何度か眠って起きた後には、腹が減ったぞ~と抜かしながら平然とした顔で買い物へ出かけていく。予定のない休日というのは、最近ずっとこんな感じです。

〈今日も本を数えてみよう〉
読み:なし
買い:文庫『あなたの人生の物語』、『どくとるマンボウ航海記』、『ラヴクラフト全集』1巻
途中:文庫『鬼の研究』
累積読破:文庫9冊、コミックス5冊
累積購入:9冊

それでは。