黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

何で更新してるのやら

2012年02月29日 22時42分44秒 | Weblog
2月29日分。

 毎度。そういえば朝から雪が降るんだっけなーというのを、自分で数日前にブログに打ち込んでいたことをさくっと忘れておりました。幽霊です。朝起きた時点で、「めっさ寒っ!」と思った辺りで、ようやっと自分で記事に書いたことを思い出しました。相変わらずの鳥頭で御座います。これでもう、記事にしていたことすら思い出せずに翌日の記事でも同じコトを書いているようなら、本格的に末期でしょうか。
 朝の内くらいしか降らないだろうし、大した雪でもあるまいと完全になめくさっていたのですが、外に出てみてビックリ、結構積もってるじゃありませんか。何せこの近辺、何度もここで書いてきたとおり、都内とは言っても区外であってぶっちゃけ田舎。都心部の一センチ積雪とかをあっさり超えて、数センチ積もっている気配でした。まあ、それでも都合の良いルートで走っているバスも無いし、しょうがないので歩いて正面突破してきました。コートが雪まみれになりましたけれども。
 明日の朝に、路面が凍結していないことを祈るばかりです……。気温的に、この間のようなアイスバーン状態にはならないんじゃないかな、とは思っているところですが。うちのアパートの前、ろくに除雪もされないので、延々凍ったままになっていたのですよねぇ。あれ、歩きにくいったら。とりあえず、今日よりは歩きやすい……ことを期待しておきます。

 ネタがパッと思いつかなかったので、くっだらない雑思考でも一つ。
 元々、うちのブログというのは、思いっきり日記の延長でした。大元は紙のノートに書いていたものであり、簡易サイトで書いていた時期が数年ありまして、簡易サイトがサービス終了に伴って閉鎖になったので、ブログに移動。そのまま七年ほど経過して、今現在に至ります。今ぱっと七年前の記事を三つ四つ流し読みしてみたら、書いてる内容そのものは大して変わっておりませんでした。ただ、昔よりは記事一つ分の文字数が大分減ったかな、と。数日前辺りに、「二時間のスピーチならすぐ出来るが、十分のスピーチなら半日準備にかかる」といったネタを書きましたけれども、まあ当時が二時間なら、今は一応、一時間くらいにはなったのかな、と。ありゃ長すぎた……。
 昔は自分の思考整理という意味合いも兼ねてはいた筈なのですが、今現在においては、既に思考整理の役割すら放棄している記事が大半です。と言うより、ブログに出していく記事には、私自身の思考のほとんどが反映されていません。ごくたまーに突っ込んだ思考を書いている場合もありますが、あくまでごくたまにであって、大半は表面をつるーっと軽く撫でた程度か、一般論くらいしか書いていない状態になっています。昔はもうちょい、本音に近いものを書いていたのですけれどもねぇ。今は、割と当たり障りのない部分を選んで使っているフシが多々。
 昨日の記事も、実は後半部分のネタについては三回ほどリテイクしてあって、具体的な情報を相当量削っています。長くなりすぎたこともあるし、具体的すぎてどーもなーと思ったこともあります。あと、要点に関係ない部分が多かったから、が一番の理由かな? 書いている間に、ああ全然要らないことまで書いてるな、とバッサリ削った感じですね。累計で千文字以上カットした気がします。で、出来上がった記事はあの通り。大体は一般論に落ち着いて、一応自分の「感想」も混ぜてある。丸くなったなーと思うべきか、セコくなったなと思うべきか。
 あまり、根っこの方にある思考を表に出さなくなったな、というのが今の感覚です。実は、根っこでは逆のことを考えつつ、記事ではフツーに近いものを書いていることがある。保身という部分もあるし、ストックしておくべきかなという出し惜しみの部分もあります。出し惜しみの分は、それなりにあったりしますが、使う機会があるかどうかは怪しいかも。昔は「見てくれ~」的な意識があったのですが、今となっては今ひとつそれも弱い。関心がより内側に向いたのかな、とも思います。あと、根っこの思考がイマイチ整頓し切れていないから、というのもあるかな。出そうにも出せないと言うか。
 これはこれで、自分自身とゲームをしているような気分にもなれるので、ちょっと面白い。表面でなぞっている思考(今こうやって叩いている内容)と、腹ん中で思っている事柄が、結構違います。それを自分で比較したりしながら、ニヨニヨしているわけですね。今の更新の理由は、惰性というのがかなり大きなウェイトを占めますが、ついでにこのゲームを楽しんでいるところもあるのかなーとか。うん、そんな要素があったことに、書いていて今気がつきました。なるほどねぇ……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

んー、ちょっと期待はずれ

2012年02月28日 22時52分29秒 | Weblog
2月28日分。

 毎度。本業の方で、自分の担当業務の「ワークフロー化」の提案といった内容の説明会に行ってきました。幽霊です。普段あまり本業関係では外出しないのですが、たまに講習会や、こういった説明会などで外出することはあります。まあ、月に一回どころか、三ヶ月にいっぺんとか、少ないときは半年以上ブランクが空くとか、そんなことも。定期的に外出する用件がないので、ほとんど事務所に張り付いているのが実態です。
 さておき。「ワークフロー化」というのは、要は今まで紙でやりとりしていた業務を、電子化してやりましょうみたいな代物のことです。大概は、一定の決まった書式をデータ化しておいて、一連のシステムの中だけで書式作成から認可、決裁までやってしまいましょう、という形になります。上手くこれがはまってくれれば、ペーパーレスとか、決裁の過程の「見える」化とか、いい流れになってくれることもあるのですけれど……と。
 今回行ってきたものについては、ぶっちゃけタイトルの通りという感想。あれではちょっと、正直なところ、導入メリットが無いなーと判断しました。あくまでも担当者レベルでの感想ですが、これだと上司もあまり乗り気にはならんのではないかな、と思われます。……と言うかまあ、この業務に関してはほとんど私に丸投げ状態なので、私が「ビミョー」とコメントした時点で、乗らないという判断になる気がします。いや、実際微妙だったというか、期待していたのと大分ニュアンスが違ったというか。
 残念だなぁとは思いつつ、一応「持ち帰って検討」の回答にはしてきましたが、多分アウトかなぁ……。無念。

 ちょっと頭を整理しておきたいので、以下つらつらと。
 説明を聞いていて、そして実機での操作画面を見ていて感じたのは、システムの設計自体が、まずもって向こうの労力軽減という視点が優先になっていること。確かに、もう少し規模の大きな会社であれば、ユーザ側にも労力軽減のメリットが出てきそうだったのですが……。正直なところ、小規模な会社にとっては、入力項目がかなり多かったため、むしろ案件の絶対数が少ない場合には手間がかえって増えそうな内容でした。アレでは、あまり乗ってくれる会社も多くないのではないかな、とも。
 ああいったワークフローに限らないのですが、商品なりサービスを提供する側と、提供を受ける側とでは、やっぱり視点が全然違ってしまうんだな、というのを改めて感じた次第です。当たり前と言えば当たり前のことではあるのですけれどもね。たまに、何かしらのサービスを新しく始めましたという「ご案内」を受け取って、中身を見てみたら、「これどうなの?」「何か役に立つの?」と思ったりすることがありませんか? 今回の説明会が、まさにそんな感じでした。
 企業では、しょっちゅう「お客様目線で」という言葉を使います。うちの会社でも、サービス会社ということもあって、会議の度に聞くというくらいの頻度で耳にする言葉ではあります。が、自分が提供者の側に入ってしまうと、どうしても提供者側の視点が強くなってしまって、サービスを受ける側の目線が抜け落ちてしまいます。提供者側の都合とか、メリットとか、そういう部分が先に頭に浮かんでしまって、提供者のメリットを今より大きくしつつ、「ついでに」サービスを受ける側にもメリットが生じる、みたいな考えになってしまうのですね。
 むろん、企業というのは営利団体であって、無償奉仕の組織ではありません。自らの利益を確保しなければ企業は存続できませんから、サービスには対価が存在し、その対価は利益にならなければならない、という前提があります。つまり、サービス内容に見合わない、安すぎる対価では企業はやっていけないってことです。そこら辺は、バランスを取らなければならないわけですし、その兼ね合いの差が、各企業の違いでもあるのですが。
 とりあえず、今回のワークフロー化の「ご提案」については、残念ながら「ついで」方式側になってしまったのかなーという感想です。そこまで大っぴらにコメントしませんでしたが、むしろ、こういう「なあなあ」で済ませるユーザ側の態度こそ、「ついで」を増やしてしまう原因なのかも知れませんね。あまりずけずけ言い過ぎるのも問題ですが、言わないのも駄目なのかも。

 ではでは。ひゅう、どろん。

そうか病気だったのか

2012年02月27日 21時14分55秒 | Weblog
2月27日分。

 毎度。……あれ、何かしら出だしのネタ振りに使おうと思っていたものがあった筈なのですが、頭の中から完全にすっぽ抜けてしまいました。幽霊です。年かな、これは。まあ、忘れてしまうレベルのネタですから、相当どーでもいいものだったのではなかろうかと思いますけれども。ま、イイや。
 先週は割に暖かい日が続くなーと思っていたら、週末辺りから冷え込みが厳しめですね。気温そのものが低いというよりは、風がかなり冷たいという印象です。今週は、水曜日辺りに雨が来て、その後は多少気温が上がってくるとか。曇りがちの天気になりそうですが、あまりスッキリ晴れてしまうと、この時期は放射冷却でかえって寒くなるのですよね。あ、水曜の雨は、朝方は雪が少し混じるところもあるようです。つーても、うちの近所は都内でも区外の田舎側だからだろうなぁ……。

 ニュースネタを一つ。ゲームなどのかなり特定された趣味以外のことは全て面倒くさい、かったるい。学校も仕事も面倒くさいし、友達づきあいもめんどくさい。恋愛もかったるい、食事するのも面倒くさい。こういった考え方の若者について、「めんどくさい・かったるい症候群」と名前をご大層につけて下さった方がいらっしゃるようです。細かい中身については、リンク先の記事をご参照あれ。
 ……で、ええ、私自身も完全に一致しています。画像中、書籍の帯の文句が読み取れますが、そこにあるとおり「すべてが、めんどくさいんですけど、それが何か?」という感覚そのものですね。ついでに言えば、それを治すつもりも一切ありません。自分を変えたいと思えるならば病状は重くないとのことでしたが、つまり変えたいと思ってもいない私は相当の重症患者に該当しますね。まあ確かに、治そうと思える人は、そうした方が良いような気はします。
 さてはて。私にとってこの話は、「そうかコレは病気だったのか!」というコロンブスの卵的な発見、ではありません。「そーだねビョーキだね、だから何?」くらいの感覚でしょうか。自覚はありますとも、前々から。自分がオカシイというくらいの理解は、ちゃんとしています。理解しているから、周囲に対しては猫を被っているし、なるべく愛想良くしています。案外、会社での評価は悪くないのですよ? つまり、それだけ外っ面だけはおめかしが出来ている、ということですが。
 一時期というか、一昔か二昔前くらいには、「滅私奉公」を体現するようなモーレツ社員が持てはやされました。古いCMの売り文句ですが、「24時間戦えますか?」というものがありましたね。が、今はそれでは駄目でしょうと言って、「ワークライフバランス」なんて言うようになりました。ようやくかよという感じですが、未だに「定時に帰るなんて近所の目にどう映るかねぇ」なんて言っている管理職が、うちの会社にも実際にいます。うちの部署じゃないから良いけどさ……。そんな滅私奉公なんて、さすがに今は推奨されないでしょう。
 今は、両者の過渡期になっているのだろうと思います。モーレツに走りすぎた流れから、自分をまず一番に大事にする流れへ、逆方向への全力疾走でしょうか。日本人は昔っから回れ右して全力疾走というのが好きでしたから、今もそんなものでしょう。詰め込み教育駄目ゼッタイ→じゃあゆとり教育だ→やっぱりゆとり駄目でした、という流れも似たようなもの。結局、世間様で言われている「良い」というのが、アテにならないと思えてしまう。それなら、世間が何か言ってるのなんて気にせず、自分が価値を見いだしたものに時間とお金も割けばいい。そう思いませんか?
 あ、ついでですが。私自身は、かなりこの「めんどくさい・かったるい症候群」の思考パターンに合致していますが。一応、ちゃんと正社員として働いているし、税金も年金も納めているし、滅多に会社を休んだりしません。ある程度、求められる程度に責任は果たしているつもりでおります。そこら辺、「最近の若者は無責任だ!」と、憂さ晴らしのサンドバッグ論調に一緒くたにされては困るのです。ある程度責任を果たした上で、後は勝手にやらせてくれよと言っているだけ。そこまで社会様に滅私奉公なんて、したかありませんよ。

 ではでは。ひゅう、どろん。

2012年02月26日 21時50分07秒 | Weblog
2月26日分。

 毎度。昨日は起きている時間の大半を外出状態で過ごしていた分、反動が出て、今日は終日部屋に引きこもり状態でした。幽霊です。ついでに、やっぱり疲れたようで、大半の時間を寝て過ごして終わった罠。美術館や博物館巡りは好きなのですが、ほとんどの時間を立ったまま回ることになるので、体力的には結構キツイ。ああ、昨日の国立博物館に関しては、館内各所にかなり座って休める場所があったのも好印象でした。飲食は禁止だけどね……。
 博物館を見て回った後、秋葉原に立ち寄ってコミックスを数冊追加、後は新宿にも寄りましたが、結局ほとんど物を買わずに撤収してきたという。おかしいな、若干今年度は余裕があるから、何かしら趣味ものでも買って少し使おうかと考えていた筈なんだけれども。ま、年度の〆になる来月に考えれば良いかしらん。

 趣味のものといえば、最近全く買っていませんでしたが、昔は結構鉱物やらを集めていたことがありまして。ちょっと度を超した大きさのものやら買ってしまって、邪魔になったので一気に処分した経緯があります。が、最近になって、やっぱりああいうの好きなんだよなーというのが再燃しまして。再燃したのは良いけれど、あまり近場に鉱物類を売っているところって、無いのですよねぇ。
 先週、東京駅近辺で美術館を眺めた帰りに、丸善に立ち寄りまして。そこでは、たまたまですが鉱物のフェアというか、そういったものを見かけました。フラフラ引き寄せられて眺めていたのですが、思いの外、女性客が多くてちょっと驚きました。何でだろうなーと思っていたら、その辺に貼ってあったキャッチを見て納得。すなわち、「パワーストーン」の文字が見えたわけですね。
 ネットの記事や、車内広告類でもパワーストーンの何やらを見かけることが増えましたが……。個人的には、神秘のパワーといったものは一切信用していません。単純に、鉱物を見るのが好きなだけ。だもんで、パワーストーンなんちゃらと銘打たれたフェアに入り込んでしまうと、なーんとなくモヤっとした気分にはなります。「ねーよ……」と思いながらも、その場にいる自分という矛盾。つーても、パワーストーンなんちゃらという名目で鉱物を目にする機会は増えた気がしますから、実利的なメリット・気分的なデメリットで比べれば、実利メリットの方が若干上回るかな?
 んー、しかし、昔持っていて破棄してしまった鉱物コレクション……いくつか惜しいのはあったなぁ。価値的には一銭にもならなかった筈ですが、単に眺めていて気に入っていたのがあったわけで。男性のコレクションというのは、大概において本人にのみ価値があって、客観的・市場的にはほぼ無価値というものが大多数でしょうね。ガラクタ集めが好きというのは、ある程度男性共通なのかも。採集民族の名残なのかしらん……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

三十五万

2012年02月25日 21時13分25秒 | 毎月のノルマ
2月25日分。

 毎度。幽霊です。毎日のPV数やアクセスIP数というのは、記事の評価……には今ひとつ直結しませんが、まあある程度の参考程度に見ています。で、気がついてみたら、昨日までの累計でどうやら35万PVを超えていたようで。ここ最近だと、一週間でのPV数が五千前後、アクセスIP数で千前後というのが平常ペースになっています。昔はもっと少なかった筈ですが、少しずつ伸びている、のかな? 受ける記事を書いているわけではないので、爆発的に増えたりはしないのですけれども。
 開設してから、先々月辺りで丸七年を過ぎました。社会人になってからの期間の大半を、ここのブログでやってきたことになりますね。今七年前の記事を読んだら……うん、多分悶絶できますな。読まないけど。そも、記事を七年前までさかのぼるのが面倒くさいし。
 今日時点での累計PV数を、今日時点での開設からの累計日数で割ってみたら、せいぜい130という程度の数値が出てきました。昨日のPV数が600を少し越えるくらいでしたから、それを考えると、昔より大分PV数が増えていたようです。アクセスIP数で同じ計算をしたら、一日辺りの平均は50ぴったり。昨日の数値でそのちょうど三倍でしたから、思いの外増えている……と考えるべきか、七年もかけて三倍にしかなっていないと思うべきか。ああ、ここはあれですね、「まるで成長していない……」とコメントすべきでしたか。
 ともあれ。長々中身のないことを書き殴っておりますが、今日もお付き合い有り難う御座います。うちのブログは、今のところ終了の予定も理由もありませんので、そのままこの先も続行です。

 毎月のノルマとして、美術展なり博物館に一度は出向くというのを半年ほど前から続けておりますが、今月は既にノルマを先週にクリアしています。が、何となく気が向いたので、今月はノルマ外としてもう一度出向いて参りました。行き先は、上野の博物館。以前に国立博物館へ行って、時間が足りずに半分も見て回っていなかった続き……にしようかと思いましたが、今回はそちらではなく、上野にあるもう一つの博物館へ。国立科学博物館を覗いてきました。特別展ではなく、常設展ですね。
 日本館・地球館と二つの建物があるのだそうで、とりあえず今日は地球館のみ見てきました。時間と体力的に、どのみち両方は見られなかったわけなのですが。上から下まで、全部合わせるとかなりの階数でして、展示の範囲もかなり広範囲。これは凄い。大人が見ても興味深い展示でしたが、それ以上に、土日と言うこともあって子供の数が多かったのが印象に残りました。
 素晴らしいことに、子供の興味をなるべく引きつけられるように、随所に工夫が。体験の出来るところあり、「探してみよう」あり、動く模型あり、ガイドさんの丁寧な説明をしているところもありました。各フロアにガイドさんが常駐しているようで、大人子供に関係なく、説明をしている姿も。ガイドツアーなども一定時間にやっているようですね。私個人は、自分一人で勝手に気の向いたものだけ見るスタイルなので、ツアーには入りませんでしたが……。
 もしかしたら、今日来ていた子供達の中に、将来の科学者がきっと何人も混じっていたかもしれませんね。お国の作った箱物は役に立たないと思われがちですが、国立博物館も、国立科学博物館も、ついでに国立西洋美術館も上野にありますが、どれも立派に役立っている。お金というのは、こういうものにもちゃんとかけるべきだよな、と納得しながら帰ってきました。

 ではでは。ひゅう、どろん。

短くするほど難しい

2012年02月24日 23時46分30秒 | Weblog
2月24日分。

 毎度。結局、今週は残業が増えてくるかなと懸念していたのですが、ほとんど定時帰りであっさり切り上げてくる日ばかりというオチになりました。幽霊です。実際に残業したのはせいぜい二日くらい。二つの仕事を抱え込んでいて、一つの方は修正が大量に入る可能性があって残業かも知れない、もう一つの方は手数ばかりかかって時間がかなりかかるかも知れない、ということで残業かなと考えていたわけなのですが……。
 蓋を開けてみれば、一方は思いの外修正が少なくてあらかじめ作ってあった分で大体通ってしまった、もう一方は前々からちみちみと準備を進めていた分である程度片が付いてしまっていた、という状況で残業の必要性があまり無かったようです。毎回このくらいすんなり終わってくれると、楽なのですけれどもねぇ。

 実は、そんな二つの仕事を抱えたりしている最中、昨日に後輩の社内での発表会に付き添いで出席しておりました。他部署の後輩なので、本来なら私の出る幕ではないのですが……。たまたま、向こうの部署に付き添いとして空いている人がおらず、まあ普段から付き合いが多いし頼みやすいし、ということで私にお鉢が回ってきた次第。やることと言ったら、本人の作ったパワーポイントのスライドを操作するだけでしたけれども。
 後輩本人の発表は特にトラブルも無く終わり、私もやれやれと一安心して会場を抜け出しました。が、後で後輩に聞いてみたら、その後が長かったらしいのです。他にも発表者が何人かいて、それぞれの持ち時間が大体二十分くらいずつ。にも関わらず、一番長かったのが、結局は最後に行われた社長からの講評だったそうです。発表者の持ち時間は、発表そのものが十五分で、後の残り時間が質疑応答だった筈ですが。恐らく、社長の講評だけで三十分とか使ったんじゃないかな、あの後輩のウンザリした顔を見る限りは。
 その話を聞いて思い出したのが、どこかで読んだ記事中に引用されていた言葉なのですが、「2時間の講演なら今すぐできる。1時間なら準備に2時間かかる。15分のスピーチなら、準備に半日が必要だ」というもの。誰かえらい人の言葉じゃなかったかなーと検索してみたら、アメリカの28代大統領だったウィルソンの言葉だったようです。何で読んだのか完全に忘れていますが、結構腑に落ちる言葉だったので何となく覚えていました。
 お偉いさんの訓辞やら講評やらというのは、大概長いものなのですが。長い理由はつまり、ほとんどろくに準備をしていないからなんだろうな、と思います。中身のないものを、だらだら引っ張るから長くなる。中身のある話を、短時間に濃縮しようとすれば、それなりの準備が必要になるということですね。ただ、日本人ってえらい人の長い話を有り難がる変な傾向があるからなぁ……。
 うちのブログも、ほとんど中身のない記事を、延々毎日何千文字使ってやってます。上の言葉で言う、2時間の講演ばかりだということですね。せめても、15分の講演とまではいかなくとも、1時間よりは短い講演にしたいものです。……と言っておいて、今日もまた千文字を超えているわけなのですが。ヤレヤレ。

 ではでは。ひゅう、どろん。

エンジンかからん……

2012年02月23日 23時16分30秒 | Weblog
2月23日分。

 毎度。本業の方は、思ったより山場が浅かったらしく、ちょっとだけ残業したりという日もありますが大概定時帰りのまま落ち着いてしまいました。幽霊です。実際にはまだ終わっていないんですが、まだ日があるしなーと思ってしまうと、まるっきりエンジンがかからなくて困ります。いつものことなのですが、かなり間際になって追い込まれないと、脳みそがフル稼働してくれません。今日も今日で、多少先に進めておけば楽なんだけどなーとは分かっていつつ、さっさと飽きてしまって早めに引き上げてきてしまいました。
 まあ、ぼちぼちまた週末ですし、もう土日休みに頭が飛んでしまって、仕事やる気にならんという気分になってしまっているのも確かです。こうなってしまうと、もー使えやしません。半ば諦めモードで、仕事の方も流すだけ。最低限、あと一日二日まともに突っ込んでしまえばケリが付くというのが分かっているので、そういう意味でも今更スパートはかからないのでしょうかねー。あまり何も考えていないようで、脳みその裏側でそこそこ計算がされているような気がしないでもない。

 一昨日のニュースネタは、正直かなり不完全燃焼な感じで終わってしまったというか、途中で飽きてしまったわけなのですが。とりあえず、あのままだと気分的に収まりが悪いので、もうちょっと別方面に話題を引っ張りつつネタは絡めてみます。
 該当記事で持ってきたのは、脳内でのノルアドレナリンの吸収量が少ない人ほど、ギャンブルなどに際しては慎重に判断する傾向がある、といったような話題でした。厳密には全然違う中身だった筈ですが、要はノルアドレナリンの作用の長引く人ほど、活性化終了が遅い人ほど慎重に判断する傾向が見られた、ということかと思います。
 こういう話を眺めていると、人間の脳も結局は物理的というのか、物質によって作用されているんだなーというのが何となく分かります。うつなども、「気合いが足りない」といったような前時代的な古くさい概念のものではなく、脳内での物質のバランスなどによって起こるものだ、ということは割と知られるようになってきました。人間の脳も、つまりは神秘の存在なわけではなく、物質によって作用を受ける臓器なんだなーということなのですが。
 となれば、こういった研究がもっと先まで進んでいけば、じきに「望ましい気質」なり「性格」へと投薬によって変更できるようになるのかも知れません。「投薬」という言葉のイメージが悪いということであれば、「サプリ」的に摂取して、という言い方にでもしたら良いのでしょうか。むろん、どの「サプリ」が作用するかは個人差が相当大きいでしょうから、オーダーメイドみたいな形になるのでしょうけれども。で、その辺りが進みすぎると、みーんな同じようににこやかで穏やかな笑顔で、落ち着いた気質になって、金太郎アメ状態にでもなったりして。
 あり得ん、と一笑に付しておきたいところなのですが……。ただ、遺伝子を操作して子供の外見などをカスタマイズ・オーダーメイド対応という一昔前のSFな話は、そろそろあり得んと笑い飛ばせなくなりつつあるのでは。どこまでのカスタマイズが可能なのか、後々で変な副作用というか後遺症は出ないのか、そも倫理的にどうなの……という問題はあるでしょうが、不可能ごとでは既に無いかと思われます。であるならば、見た目と身体機能でのカスタマイズが出来るのであれば、脳みそのカスタマイズだってしていけるんじゃないの、と。
 んー、「社会的に望ましい気質」に子供達を導き、「優れた大人になるため」に投薬する。そんな未来絵図にならないことを祈っております。とりあえず、均一化された状態というのは、一番面白みがないし、変化に対してとても弱い状態でもあります。農作物の大規模栽培が良い例ですね。効率は良いのですが、その種にとっての天敵なり難病が一度大発生してしまうと、みんな同じなので、軒並みやられてしまって全滅しがち。人間が、そういうことにならないと良いのですけれども。

 ではでは。ひゅう、どろん。

お、迷宮Ⅳ来るのか

2012年02月22日 20時51分24秒 | ゲーム無駄話
2月22日分。

 毎度。夕食の買い出しをしていて、今日はチンジャオロース的なものを作ろうかなーとタケノコ、ピーマンまで買ったのは良いのですが……。会計終わって部屋に戻ってきてから、肝心の肉を買い忘れたということに気がつきました。幽霊です。さすがだ、さすがすぎるぜ自分の脳。記憶容量が腐っているのは承知していましたが、まさかココまでとはさすがです。中身と性根が腐っているのは知っていましたが、ああ更に更に悪化の一途を辿っているようで何よりです。今日も幽霊さんは平常運転中。

 適当にネットを見て回っていたら、「世界樹の迷宮Ⅳ」の発売が決定したという記事を幾つか見かけました。ゲーム画面、職業の画像などもあるようなので、マジ話の模様。ちょうど3DSでの発売ということのようで、まあモンハンやるために3DS買ってありますし、まだ世界樹はやる気があるから、買おうかしら。なお、発売は今のところ、七月五日予定とのこと。結構先ですね。
 ゲーム画面、キャラクタの画像等、あまり数はありませんがちょこっと見たところ、ユーザインタフェース系はあまり変わっていない様子。キャラクタのグラがロリぃのも相変わらず。まあ世界樹の名称を冠に頂く以上は、難易度も大体いつも通りに仕上がってくると思って良いのではないでしょうか。ただ、今回は難易度について、通常難易度の他に、初心者向けということで「カジュアル」といったような下げた難易度のモードがあるようです。私はどうせ、最初からノーマルでやるんでしょうが……。あ、モンスターは3Dになったとのこと。ここはちょっと、評価の分かれるところかも。
 職業についても、Ⅲからはまたある程度変わってきそうです。現状分かっている職業で、七種類とのこと。いつも通りのソド、メディ、恐らくパラ・ファラ系と思われるフォートレス、弱体化系と思しきナイトシーカー、レンジャー系もしくはバリスタ系と思しきスナイパー、アルケミ・ゾディに連なるであろうルーンマスター、それから支援系のダンサーで七種類。まだいそうな気はしますが、画像として確認できたのはとりあえずこの七種でした。細かいところは違っても、大筋ではいつも通りかな?

 パッと見、画像からはフォートレスは間違いなく盾系ですが、手持ち武器としてハンマーが描かれているようなので、ⅢのファランクスよりはⅡまでのパラディンに近そうなイメージが。ファランクスは後衛からの槍突撃なども戦術として考慮に入りましたが、フォートレスでは完全に前衛盾になりそうですね。来た、メイン盾来た、これで勝つる……かは分からない。
 スナイパーは、Ⅲのバリスタよりは、Ⅱまでのレンジャーに近い外見をしています。このため、おそらくはバリスタとは違う運用になりそうな気がします。とりあえず、着込ませて前陣迫撃砲とか、そういう手にはならなさそうな。ただ、さすがにⅡ辺りのアザステ的なスキルは搭載されないでしょうけれども。構えている武器が明らかに弓で軽装なので、素早さの高いレンジャータイプか、遅い代わりに命中の高い狙撃手タイプか、どっちかなー。いずれにせよ、中衛より後衛型になっていそうです。
 ソードマンの仕様が、Ⅱまでのある程度頑丈なタイプなのか、Ⅲのようなやや脆い代わりに更に攻撃に特化したタイプなのかが気になります。個人的には安全性重視で組む癖があるので、それを考えるとⅡ仕様の方が楽ではあります。ただ、今回判明している七種の職業では物理前衛アタッカーが不足気味という感なので、いずれにせよソドは必要になりそうな。
 新規職業のナイトシーカーについては、「相手を弱らせてとどめを刺す」との説明がありました。この辺から連想されるのはⅡのダクハン辺りですが、まあさすがにオールボンテとか、ジエンドは無いでしょうね。ただ、ダクハンに近い性格にはなっていそうで、部位縛り・ステ異常付与系の物理攻撃か、もしくはカスメのようなタイプということもあるのかも。画像を見る限りにおいては、防御力の低い前衛ということで、ダクハンに近そうなのですが。

 とりあえず、今までの自分のPT組みから考えて、フォートレス・メディ・ルーンマスターは確定で入るものと思われます。残る二人分の枠に、ソド・スナイパー・ナイトシーカーのどれかが入ることになる、のかな? ダンサーも入れたいところではあるのですが、ダンサーが入ると決定力不足になりそうな気もしますし。うーむ。
 前衛にフォートレス、ソド、ナイトシーカー、後衛にメディ・ルーンマスターでとりあえず初期組みをすることになる、ような気がしています。組み替えは後からいくらでも可能だし、まあ安定感重視ならこんなものでしょう、多分。面白みのない、特化部分も無い、ふっつーの万能組みですね。ソドが頑丈なタイプなら、いっそナイトシーカーではなくスナイパーでも良いのかもしれませんけれども。
 しかしまあ、上の七種だと、ブシドーに相当するタイプがいませんね。ショーグンに対応していそうなタイプもいない。職業を一旦整理し直したのかもしれないし、単に発表されていないだけでもっと増えるのかもしれません。公式サイトはまだ無いようだし、サイトオープンすれば、もう少し情報量が増えてくるのでしょう。楽しみ楽しみ。

 ではでは。ひゅう、どろん。

慣れただけ?

2012年02月21日 23時03分27秒 | Weblog
2月21日分。

 毎度。ここ最近、朝の冷え込みがそんなにきつくはないな、と穏やかな気分で通勤していることが多いような。幽霊です。実際に朝の気温が少しだけ高めに推移しているせいなのか、単に冬場の気温に今更身体が慣れてきただけなのか、何とも言えないところですけれども……。ちゃんと毎朝の気温などを調べなおせば分かるのでしょうが、そこまでするのがぶっちゃけめんどくさーい、ということで。
 大概の事柄を面倒くさいで済ませてしまう人間なもので、これが吉と出る場面と、凶と出る場面とが割と両極端です。事前に調べておけば良かったのに……と自分でも後悔する場面も多々ありますが、案ずるより産むが易しとでも言ったものか、何も考えずにやってしまった方が上手くいったこともそれなりに。まあ、ざっと調べるだけは調べたけれど見当違いのことを調べていて無意味になったり、現地で調べていたことと別のことをやってしまって無駄になったり、そういうことの方が多いかも。その辺りになると、面倒くさいというのとはまた別次元の問題な気がする……。
 そろそろ忙しくなりそうかなと思っていたら、今日のところはまだ本業も暇人状態でした。ちょいちょいと諸々準備はしていますが、進行は相当遅め。我ながら、相変わらず追い込まれないとエンジンのかからない難儀な性格をしています。この性分、地味に厄介なのですよねぇ。とは言え、明日の午前中に一山確実に来る予定なので、その最初の山がどの程度高いか次第で、今月終盤の忙しさが結構左右されます。どこまで労力が必要になるかというのを、正味私ではコントロールできない範疇の仕事なものでして。企業の兵隊の辛いところですね。気楽なところと表裏ではあるのですけれども。

 ちょいとニュース記事からピックアップ。ギャンブルにはまりやすい人の脳には特徴がある、といった主旨のニュース記事を見つけました。この記事によれば、緊張したりした際に脳内に分泌される「ノルアドレナリン」という物質を抑え込むタンパク質の量が多いか少ないかによって、ギャンブルに対する姿勢が変わってくる、という傾向があるようです。
 ノルアドレナリンというのは、不安や恐怖を引き起こしたりする面があるようで、この働きを抑え込むタンパク質が少なければ、不安を感じやすいということになる。で、ギャンブルなどにおいて、不安を感じやすくなるということは、それだけリスクを避けるように判断する傾向が出るというわけで、そもギャンブルに手を出さないような判断をするのではないか、といったような話かと思われます。
 ……んー、しかし上の段の話を書くために、ネットでざっと調べてみたら、ノルアドレナリンは不安や恐怖の他に、集中・覚醒・積極性などの働きもあると書いてありまして。あれ、そうなるとノルアドレナリンを抑え込む働きが弱いってことは、集中・覚醒・積極性が発揮されるってことなんじゃないの? と若干こんがらがってしまいました。多分、調べたネットの記事が何かしら間違っているか、私の理解不充分か、その両方ではないかとは思いますけれども。あまり、適当に二つ三つ記事を見た程度では、ネットの記事というのは鵜呑みにしてはイカンということですね。

 ではでは。ひゅう、どろん。

ああ、今更か……

2012年02月20日 22時41分19秒 | Weblog
2月20日分。

 毎度。ぼちぼち本業の方が忙しくなっていく気配がしつつ、それでも今日の所はほぼ残業なしでさくっと引き上げてきました。幽霊です。せんでもいいい残業は、しないに限ります。若干二月は残業が普段より少なめになっているようなので、来月の手取額はちょっと普段より下がるかなーと推測中。まあ、残業時間が増えに増えて手取りが増えるというのは、あまり褒められた状況ではありませんけれども。
 給料と言えば。会社の労組から組合員に会報的なものが不定期に配られているのですが、今年の春闘については、実質「現状維持で手一杯」といったスタンスになるようです。どこぞの経団連のトップの人は、「賃金アップなんぞまかりならん」と公言してしまったようではありますが……。一応、自分自身も経理部の中の人と言うことで、会社の数字は見える立場にあります。ついでに、見ようと思えば親会社の数字も見えます。まあ、親会社の数字についてはネットでも公表されているものですから、インサイダーでも何でもありませんけれども。
 自社の数字を見る限り、なかなか人件費増に直結するベアやら給料体系のアップというのは、実際問題として難しいところではあります。会社で何に一番お金がかかっているのかと言えば、圧倒的に人件費ですので……。とかく、うちの会社はメンテナンスなどのサービス業務が主体なので、自社内の人間を動かすことで発生するコストか、自社内で補いきれない分を外部に委託することで発生するコストか、その二つがコストの大部分を占めています。どっちにせよ、人手のコストなのですよねぇ。
 一番コストのかかるところではありますが、一番投資をしなければいけない部分というのも、結局のところは人間に関するコストです。職場環境の整備、教育、キャリア開発、それに安全面への投資というのも必要事項ですね。とかく、メンテナンスなどのために高所作業、危険な場所での作業が伴う会社なので、サービスマンへの安全教育は必須。どっこい、教育関係のコストというのは、真っ先に削られがちなところでもありまして……と。即効性の効果が出るものでもないだけに、短期の業績管理では邪魔な項目になってしまうわけですね。そこだけでもないのですが、人への投資を骨抜きにするようになった会社は、先は無いのでしょうね。

 遅ればせながらに、ネットのニュース記事などで、「ドリランド」のレアカード複製なんちゃらといった話を知りました。「ああやっぱりか」というのと、「ああ今更か」というのと、両者半々というくらいが個人的な感想でしょうか。
 私自身は、オンラインゲームも携帯のゲームも、基本一切やりません。随分昔、携帯を初めて手にした直後に一ヶ月くらい失態をやらかしましたが、それ以降は懲りて何もしないようになりました。そも、ゲームやるなら据え置き機というのが当時の感覚で、今現在はそれが携帯ゲーム機には変わったものの、携帯やPCではあまりやる気になりません。そしてついでに、課金システムのゲームには興味が湧かない。自分自身、「モンハン」はP2GからP3、3Gと乗り継いできていますが、オンラインのFは一切やる気がありません。その最たる理由にして唯一の理由が、課金だからというそれだけ。
 モンハンFの方でも、随分と前々から、データ上のレアな武器なり素材なりのリアルマネーでの売買取引が問題になっていました。犯罪にもつながるという指摘だって、だーいぶ前から聞いたことがあります。当然、ドリランドに限らず携帯ゲームにしても、同じコトだろうなとは思っていましたが……と。むしろ、PCのゲームより、携帯のゲームの方が穴だらけになってんじゃねーの? と思っていたくらいです。で、蓋を開けてみれば案の定、というわけだったようですね。
 あくまで聞きかじりで又聞きの範疇ですが、違反と発覚する前は下手をすると数十万単位、発覚後でも三万円くらいの現金での取引がされていたとか。まあ、トレーディングカードゲームに数万単位で突っ込んでいた経験もあるだけに、ちょっと他人事と笑ってもいられないのですが……それも大分前の話なので、今はやってませんよ? 今もまあ、手間のかかるゲームばかりやっているのは確かですが、リアルマネーを出してまで買おうとは思わないのです。だって、私のゲームに関する性分は、大部分をマゾい要素が占めますので。お金出して買ってしまうので、マゾい部分が満足しないじゃありませんか。
 ……あー、性癖の暴露はこの辺で良いですね。ともかく。個人的に、マゾい楽しみ方をするかどうかは人それぞれだとしても、課金ガチャによる強化優遇のシステムというのは、露骨に金の臭いしかしないため、敬遠してしまいます。何で、わざわざぼったくられるだけと分かっているシステムに、金を投じなければならないの? 携帯ゲーム機のゲームもまあ、初期購入の費用は取られますが、それは購入者全員が同じ額(中古で買ったりしたら別ですが)を支払うだけ。でも、課金ガチャは、それとはまるっきり事情の異なるものです。アレは、私には受け入れられない概念です。そういう面がTCGでも見えてしまったから、割と短期間で止めたのですよねぇ。
 話が大幅に逸れてますが、とりあえず違反行為でボロ儲けしている連中が黒いのは、言うまでもないこととして。わざわざ金払ってレア買うという概念が私には理解できませんというのが一つ、それから、そも課金ガチャというシステム自体、法的にはともかくとして、個人的な心情としては違反行為でのボロ儲け以上の真っ黒だと思っています。黒が黒をののしってみたところで、見苦しいよなーと笑ってしまうのですが、私だけでしょうかね。

 ではでは。ひゅう、どろん。