黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

うはwww

2007年06月30日 21時12分48秒 | Weblog
6月30日分。

 一時間ばかりかけて三千文字打ち込んだんだけど、うっかり操作ミスでデリ食らっちゃいましたわよ。
 うはwwwww テラワロスwwwwwww

 まあそんなわけで、思いっきり書く気力を失ったので、まあそのネタはまた今度に使い回すことにしますかね。うっかりミスもえらい久々やなぁと思いつつ。油断してるとこういうこともあるので、皆様注意しましょう。三千文字とか打ち込んでるようなのはお前だけだって?

読み:コミックス『観用少女』二巻、『ツバサ』十九巻
買い:なし
途中:文庫『変な学術研究1』
月次読破:19冊(文庫12冊、コミックス7冊)
月次購入:25冊(文庫18冊、コミックス7冊)
通年度購入:69冊(文庫39冊、コミックス30冊)
通年度読破:69冊(文庫39冊、コミックス30冊)

それでは。

痛い

2007年06月29日 23時22分06秒 | Weblog
6月29日分。

 ここのところ、何日か食欲があまり起きません。食事も進みません。始終、四六時中、何となく顔をしかめているようになりました。胸が痛いわけではありません。恋の病でもありません。そして憂鬱のせいでもなく……。何かと言えばとっても馬鹿馬鹿しい、口内炎です。
 いや、馬鹿にしたもんじゃないんだけどね、口内炎。出来た場所がとても悪い。何せ、下唇のすぐ内側、噛み合わせると犬歯が当たるような位置。しかもそれなりに深く噛んだかしたらしく、ついでに物を食べれば必ず当たるような位置だもんで、ものすごく治りが遅い。お陰で、毎食毎食何か食べるごとに痛い。こうなってくるともう物を食う気も失せてくるというものですよ?
 これがまた地味に痛い。一口食べるごとにじくじく痛い。粘膜に穴が開くってのはやっぱこういう痛みなもんだよなーと、食事するごとにうんざりしながら思ったりするわけで。胃に穴あきかけたとかいうのもありましたが、昔。食事関係で毎度毎度トラブルが出るなぁ。口内炎でここまでうんざりするってのも、珍しい体験ですけども。ともかくも痛いんだってば……地味に。うひー。

 そんな口内炎トラブルを抱えつつも、本屋にいけばとりあえず痛みはしばらく忘れていられるわけで。今月ももう気が付いたら明日でお終いであるし、どうせ明日は一日引きこもっているだろうからということで、今月末の本の買い溜めに行ってみたりする。
 アマゾンで最新刊の書評を眺めつつ、とりあえず一冊新書を入れるのは確定として、それからヴォネガットの一冊を追加しようかなーということで目安が先に二冊に。ついでに、本屋に行ってから、そういや今月は三の倍数月だから『モリログアカデミー』の最新刊が出てる筈やなーと思い出して三冊に。まあ、実際にはヴォネガットは探し物が無かったので断念、代わりに別の本を二冊追加して、結局は四冊買ってきたという。一冊はハヤカワ文庫SFだし。
 今月はそんなに買わなかったよなぁと思いながら見返してみると、今日買った分で例月の如く二十冊を越えている罠。おかしいな、あまり買った印象が無いんだけどなと思っていたら、コミックスを買ってないだけでは……。とも思ったんだけれども、そういうわけでもないし。ぬう、単なる気のせいか。でなければ、本屋に行って買ったという回数が若干少ないだけか。それとも一回に買っていった冊数が少なかったのか。間隔が少し空いたせいかも。
 若干読破数が少なめですが、それでも文庫の数はいつも通りという気がするから、コミックスが少ないだけか。と言うか、コミックスは実は二冊読み切っているものがあって、これを計上していないために二冊間違ってます。ついでに、文庫のカウントを間違えている事に今気が付いた罠。後で直そう、こっそりと。読破数にしてみても、今月は『補給戦』で若干長丁場になったせいもあって、最後の方で数が増えなかったしなーと思いつつ。
 でも、買ってない訳じゃないことは、積み本がいつの間にかまた二桁に逆戻りしたのを見やれば一発で分かるわけで。おかしいな、なんで今月も二桁読んでるのに二桁積みが残ってるんだ……。そら買ってくるからですな。

読み:なし
買い:文庫『MORILOG ACADEMY』六巻、『ワセダ三畳青春期』、『スロー・バード』、『生物と無生物のあいだ』
途中:文庫『変な学術研究1』
月次読破:17冊(文庫12冊、コミックス5冊)
月次購入:25冊(文庫18冊、コミックス7冊)
通年度購入:69冊(文庫39冊、コミックス30冊)
通年度読破:67冊(文庫39冊、コミックス28冊)

それでは。

ケータイの

2007年06月28日 22時44分11秒 | Weblog
6月28日分。

 意味がねぇなぁ、とここ一週間ばかり思うようになったりしてます、幽霊です。いや、何せメールをほとんど打たなくなったので、ウィルコムに乗り換えた意味も微妙になくなったかしらんと思わないでもない。またしても、非常連絡用途以外には必要性がなくなったかなーという感じ。まあ、本来はそのくらいの感覚でいるほうが健全なのかも。
 ぼんやりと通勤中に周りを眺めてみると、結構ケータイをいじっている人は多い。私の方は本を読むのが習慣になっているからケータイを無視するけれど、そうでもないなら、電車の中というのは確かに暇かも。ここんとこだと、PSPかニンテンドーDSを持っている人も多い。それと、今でも新聞は根強いかなーと思ったりもする。漫画雑誌もねー。
 携帯電話というのは便利な物で、好きなときに、好きな相手と連絡が簡単に取れる。……まあ、相手が携帯を持っていればなんだけれども。便利なのは良いんだけれども、その分、どーも抜けてしまう面もあるようで。待ち合わせの時間に遅れるーとメールを打ってくるとか、結構ある。まあ、遅れるという連絡がすぐに出来るのは有り難いんだけれども。携帯を持っていない人の方が、時間には律儀という印象がないでもない。
 現状だと、ほぼ会社と寮と、たまに本屋を往復するくらいの状況なので、あまり携帯の必要性が無い。多分、三日くらい携帯の電源を切りっぱなしにしていても、ほぼ影響は無いような気がする。まあ、連絡を取っている相手は、大概は携帯以外の媒体で普段連絡を取っているし。暇つぶしというなら本があれば良いし。ほどほどの距離感というものを取り戻しているところ。正味、メールやら通話よりもメモ帳機能を一番使ってるというのもどうか。

 今の世の中、他人と連絡を途絶させるというのは割と簡単にできるもので。携帯を着信拒否にするか電源切りっぱなしにするという、ただそれだけで交流が完全に途絶えてしまう相手というのが結構いる。そしてぶっちゃけ、何かしらで途絶えてしまったら、それはそれでもういいやと諦めが付いてしまうような付き合いが大半を占めている気もする。
 それはただ単に、私がそういう面で異常感覚の持ち主なのかもしれないけれど。ただ、本当に今付き合いを何があっても保持したいと思う相手は、自分にとって誰かいるんだろうかと思ってしまう。別に、今の知り合いの全員と途絶したとして、それはそれでまあいいやと思ってしまいそうな自分がいる。実際に、ある程度今までもそうしてきたからだろうけれども。
 友達百人よりも、保ちたいと思える人を一人、だと思う。ただ、まあいないならいないで、それでも良いじゃないかとも思う。友人知人は大切であるとよく言われるけれども、それが本当であるかどうかは、私は今現時点だと、疑問に思えてくる。アナタの周りにいる人は、今のアナタがそうだから、そういう人達が集まってくるのですよ、と。同じ穴のムジナとも言うか。自分の友人知人を見回して、そんなに大事と思う人間がおらんなぁと思ったら……つまりは、自分も周囲からはそう思われているだろうし、自分自身のこともそう思っているだろう、と。
 今の世の中、切磋琢磨し合う友人というのは、そうそういないだろうと思う。なれ合い、惰性、オトモダチ。井戸の中の蛙。私自身も、そうなっているんだろうなと、何となく思うようになってきている。
 時折、というよりもここんとこはしょっちゅう、手持ちのものを、みんなぶちこわして放り捨ててしまいたいと、そんなことを思う。多少の安定を得ると、どうもそういう思考が出てくるようになる。止まっていると不安になるのかも知れないし、変わらなければという焦りがあるのかもしれない。まあ、今のままでは宜しくない、不満だ、何か足りないという意識があるということだろう。そう、一応は肯定的に自己評価しておくことにする。

 この先、どれくらい先のことになるかも分からないし、実現することが出来るのかも分からないけれども。それが出来るようになったなら、やろうと思いはじめていることがある。人間と会わない暮らしをすること。
 ちょっとばかり、お疲れ気味なのかもしれません。さてはて私は誰だっけ、というところから、少しぐらついている感覚。鬱……とはまた違うのかな、とも思う。今の私の基礎的な方向性が出来上がってから、そろそろまた二年だか三年だかが経過しているし。また、今度はぶちこわす方向性を自分自身に向け始めたかなという気もする。
 その内にまた、もう一段人間的に黒い方か病んだ方かしたたかな方へ変異するか、一般人らしくなるかという変化があるだろうなと思ってはいたけれど。やっぱり、この奇人変人は、奇人変人であることを辞めようとはしないらしい。私にとって、私が固定的な私であること自体も気に入らないのかもしれない。それもまた、一興だと。多分、今の私から変異した次の私は、言うんだろう。
 前の変異のときには、外的な要因が強く働いていて、変異することでどうにか適応して生き延びたという感覚だったけれども。今回は、内的な焦燥感のようなものがじわじわと起こってきている感覚。一応、こうなりたいのであろうな、という一定の姿は見えている。見えているけれども、実際にはそうなるまでには随分とまた難しさがあろうな、とも分かっている。ただ、もしその姿にまで変異が進んだなら、多分、先に書いた暮らしを実行しようと動き始めるのかも知れない。
 少なくとも。今の時点で、変異の芽は自覚されている。一度自覚が生じた以上は、大小の差はあるだろうけれども、なにがしかの変化は既に起きている。一度動き始めれば、後は勢いに任せて一挙に変動していくのが私のいつものパターンであるし。さあ、変わろうじゃないか。どう変化しようとも、私がかつて私であったことには変わりない。かつての私とは違っているだろうし、かつての私が大事にしていた人達を切り捨てることすらするだろうけれども。
 それをできるようになる、というのが、今私が見ている変異後の姿の形だと言ったら、怒る人はいるんだろーか。いないだろうね、きっと。

読み:文庫『補給戦』
買い:なし
途中:なし
月次読破:18冊(文庫12冊、コミックス5冊)
月次購入:21冊(文庫14冊、コミックス7冊)
通年度購入:65冊(文庫35冊、コミックス30冊)
通年度読破:67冊(文庫39冊、コミックス28冊)

それでは。

セクハラ

2007年06月27日 00時10分08秒 | Weblog
6月27日分。

 えー、飲み会があって、帰ってきたら十一時になってました、幽霊です。今月は妙に多かったなぁ……。来月再来月辺りは無いと良いんだけれども。まあ、人事異動もあって一番苦手だった人は他のところへ行ったので、前よりは負担は少なくなったけれども。それでも、あまりお酒の席というのは好きではないなーと思うわけで。多少は慣れたけれども。
 ただ、どうもお酒の席になると猥談の類が出やすくなるわけで、あんまりそういう話題は得意では無かったり。職場ではアキバ系というような認識をされているようで、そっち方面の話題をわざと振られたりすることもあり。正味、アキバ系じゃあないんだよなぁ……奇人変人でマニアック方面で根暗なのは間違いないけども。どっちかってーと新宿紀伊国屋か池袋ジュンク堂に出没したい幽霊でした。いやまあ、ネタとして秋葉も行くんだけどね? そっちがメインじゃないだけで。
 をを、話が逸れている。猥談の話。やっぱり男性諸氏の基本的な興味関心はそういう方面か、ギャンブルか、スキーか野球かサッカーか……まあそういった辺りで。そういう内容になってくると、大体は猥談方面にも話が及びがち。正味私自身は割とそういうとこ潔癖性的な面もあって、あまり好まない。個人的な知人同士であれば別にというところなんだけれども、会社という場は個人的な知人ではないという認識、身内でないという認識が強いので、できればしたくない。というよりは、私の場合、そもそも会社で飲み会というのをしたくないという輩だから、価値観が特殊か。
 いやだけれども、そーも言えない三年目。未だに職場の一番の後輩だもんなぁ。しょうがないので、黙ってお愛想笑いしつつ内心冷めてる幽霊でした。ただ、飲み会の時には女性陣もいるわけで、女性陣はそういう会話どう思ってるんだろうなぁとちょっと思ったり。今日に会社でセクハラ講習なんてものがあったせいもあるんだけれども。

 セクシュアルハラスメント、と一言で言われても、正直どっからどこまでが該当するのかというのがよく分からない。講習会では、とにかくも「相手がいやだと思ったらもうそれはセクハラです」という言い方をする。というよりは、そういう言い方をせざるを得ないという感じ。
 ちなみに、この四月からちょっと法律が変わって、これまではセクハラというのは男性から女性へ、女性が被害者という概念で用いられていて、女性から男性へというのは逆セクハラという言い方をしていたようで。ただ、今度からはもう、男女どっちが加害者で被害者であろうとも、セクハラという言葉で一つにする模様。実際的には、まだ大半の案件が男性加害者で女性被害者のケースだそうだけれども。概念としては、若干捉え方が進歩したということになるのかどうか。
 なお、男性から男性への性的な言動というのも、何気にセクハラに該当するんだそうな。男性から男性へ、相手の身体のことを言ったりして不愉快な思いをさせた場合、それもセクハラであるとのこと。性的な言動というのもまた、難しい表現だよなーと。性的と言われると、どーもセックスに関連するようなもの、露骨にえっちぃものを連想してしまうけれども、そういう範囲以上のものであるらしい。元々セクシュアルハラスメントという言語自体が日本でできたものではなさそうだし、それを強引に日本語に直したためにこういう勘違いが出るのかも。
 セクハラだけではなくて、アカハラ、ドクハラ、パワハラというものもあります。ちなみに、それぞれアカデミックハラスメント、ドクターハラスメント、それからパワーハラスメントの略……だったはず。大学などでのセクハラ、医者からのセクハラ、職場での上下関係を利用した圧迫……などを言った、と思うんだけれども、ちょっとアイマイ。でもまあ、どれにしたってろくなものではないし……正味、どれもよく考えたら、権力の上下関係絡みだよねぇ。
 職場でのセクハラも、大体は上司から受けることが多いのだそうで。大体七割以上はもう上司か社長(小規模な会社、特にワンマン社長などの場合かと思われる)が加害者であるとのこと。同僚からというのはほとんど無いそうな。となると、まあやっぱり上下関係が存在しているからこそなのかなぁ、とか。日本では、まだまだセクハラという概念が定着するには時間がかかりそうです。会社が家、的な価値観はまだ強いし、そういう感覚があるからこそセクハラも出やすいのかもなー、とか。相手に無関心なら、セクハラも出ようがないだろうしね。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『補給戦』
月次読破:16冊(文庫11冊、コミックス5冊)
月次購入:21冊(文庫14冊、コミックス7冊)
通年度購入:65冊(文庫35冊、コミックス30冊)
通年度読破:66冊(文庫38冊、コミックス28冊)

それでは。

とばっちり色々

2007年06月26日 22時43分52秒 | Weblog
6月26日分。

 毎度どうも、明日そういやまた飲み会だったなーと今から軽くゲンナリ気味の幽霊です。まあ、ノンアルコールで済ませるか、梅酒のソーダ割りでとりあえず繕っておくかどうしようか考え中。どっちにせよあまり飲むつもりは無いけれど。飲めないしねー。

 世間様のニュースを眺めているに、あっちこっちでとばっちりを食らってる人達がおるなぁと思ってしまう。年金絡みはとばっちりの範囲が広すぎて何ともかんともというところだけれども、とうとう賞与の返還とゆー話にまでなってしまったわけで。まあ確かに、けじめを付ける必要性というのは、これだけの騒動になってしまったとなればあるだろうけれども。首相や大臣が自主的に返納するのはともかくとして、社会保険庁の一般職員まで巻き添えとはまた。
 上の方の役職付きならまあ、それはそれで仕方ないんだろうけれども。下の方まで、自主的に返納するよう呼びかけるという形にはなっているけれども、まあ実質的には半強制での返納だよなーと。全額ではないにせよ、同年代の人が一割程度の返納をするというのを考えると、ちょーっと出費としては痛いよなぁと。そこに来て、野党側の反応は、外面だけ、意味がない、ポーズでしかないというような反応なんだから泣けてきそうな話。ポーズであるのは、そうなんだろうけどもね。
 賞与の返納というくらいのとばっちりなら、まだマシという話もあるかもしれない。渋谷でどかんとやってしまった温泉施設は、ついこの間に、温泉を掘ったらガスが出るというのは常識なんだろーか報道の仕方が妙じゃないかと書いたら、その後に今度は会社側がガス発生を知っていた筈という状況が出てくるわで……。いやはや、話の前提条件が変わってしまったじゃないか。まあ、あれは管理会社の方を言ったことであって、温泉施設を作ったとこのことではないか。という余談はともかくとして。渋谷の温泉施設の件では、実際に死者まで出てしまっている。冗談ではない、という話。
 加えて、ミートホープの件。出るわ出るわ、産地偽装から原材料の偽装まで、まあよくここまでやったもんだというか考えつく限り一通りやったんじゃないかという百貨店状態。そして全従業員の解雇という状況まで行き着くとなると、もうこれもまた従業員にしてみれば見事なとばっちり。話の発覚から全従業員の解雇に至るまでの時間が端的に短かったし、解雇される側にしてみれば、何かしらの準備をする暇も無かったんじゃなかろうかと思う。

 正味な話、偽装やら管理ミスやらというものは、上の方と下の方との両方で問題があるからこそ起こってくることではある。指示を出すのは上の方で、実際に行うのは下の方で、そして黙認するのは上の方。そしてまあ、問題が発覚する頃には、上の方も下の方もとっくに人が変わってしまっていて、何か言われても「え。そんなことあったの?」という状況になってしまっていることも多いだろう。年金絡みなどは特にそんな状況のようで、もう何十年という単位で状況が重なってしまっていて、どこでどうミスがあったのかもなかなか追えない様子。
 責任がうやむやになってしまうというのは、日本ではよく言われる話で。社長の首を飛ばしたからと言って、根っこが解決していないだろという場合が結構あるように思う。年金の方も、ひとまずけじめを付けることで逆風を和らげようという感覚はあるのだろうけれども、今後の対応次第だろうなーと、ここは野党の言い分を取り入れてみる。実際まあ、ボーナス返納くらいでは年金がどうなるか分からない状況の人達は納得する筈も無し、だ。
 責任を問うということを書いたけれども、まあ本当は、責任を問うた後の方が問題ではある。誰それがこういう指示を出して、こういう体質になっておりました、申し訳御座いません謹んで謝罪させていただきます、とそこまでは宜しい。でも、じゃあその後にどうしますか、ということ。ミートホープのような状況は、一種最悪ではある。やっちゃいましたごめんなさい辞めます、と。責任を問うのは、その後の改善を図るためではないのですか、と。
 一度問題を起こしてしまった企業は、なかなか復旧するのが難しい。雪印、三菱自動車、ふそう、それから最近では不二家。まあ、不二家は思いの外再起動が速かったけれども、業績にどう響いてくるかは後々分かるだろう。大きな企業であれば、まあまだどうにか立て直しが利くかも知れない。不祥事があっても、即座に反応した松下は悪評をかなり和らげることが出来たけれども、その代わりにかなりの費用負担を強いられた。松下が費用負担を覚悟してでもあれだけの宣伝、ある意味で自社の不祥事を宣伝するようなことをしたのは、それだけ消費者からの信用というのは大きいということの裏返しでもある。
 一度信用を失った小企業は……と考えると、実際にはもう解散してしまうしか無いのかも知れない。ミートホープも、そう大きな規模の企業ではない様子であるし。日本の場合、一度失敗した企業というのは、再度立ち上がるのが難しい環境にあると言える。特に悪評で倒れた企業という場合には、相当難しいだろう。とは言え、ほりえもんくらいにまで豪快にやってしまうと、かえって知名度という意味で広まってしまっているし、逆用できるかもしれないが……。ただ、逆用できるのはあくまでもトップの方だけで、結局、下の方はやっぱりどうにもならないことが多い。世の中って、不公平よねぇ……。
 結局、私自身は、うちの会社でそんなことにならんでほしいなぁと、祈るくらいしかできないのだけれども。

 あ、『補給戦』ですが、読むのにまだ三日ほどはかかりそうな案配。まあ普段あまり読まない分野の本だけに、ちょいと理解力は足りてない感じだけれども、それなりに面白い。とは言え、こりゃ他人にはお勧めできんわなぁ……。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『補給戦』
月次読破:16冊(文庫11冊、コミックス5冊)
月次購入:21冊(文庫14冊、コミックス7冊)
通年度購入:65冊(文庫35冊、コミックス30冊)
通年度読破:66冊(文庫38冊、コミックス28冊)

それでは。

とんこつはりがね

2007年06月25日 20時28分18秒 | Weblog
6月25日分。

 驚いたーということで、ちょっと驚いたこと。ちょっと前に大雨を食らって、たまたま持ち合わせていた折りたたみ傘で急場をしのいだことがあったんだけれども。そのままその折りたたみ傘を干すのをすっかり忘れて、袋に入れたまま放置していたわけですな。うっかりですな。
 んで、当然湿ってるわけです。加えてこの時期のむしむしした暑さと、袋に入れっぱなしですからますますじめじめするわけで……。うん、久し振りに傘を開いたら微妙に変な匂いがー。何気なくあれですな、納豆を連想する匂いでしたな。ぬあーこれはしまったなーと今更に思いつつ、とりあえず持って帰ってきてから即座に干してます。まあ手遅れならそれはそれで。買ったのも二年前くらいだし、確かコンビニで間に合わせに買った物だから、それほど惜しくもないし。使えるならそのまま使うけどね。
 傘を干すという習慣が身についてないもんで、こういうところで難が出る、と。一人暮らしというのは面白いなぁ。

 一人暮らしと言えば、会社の寮独特の癖のような気がするけれど、家の鍵を持ち歩くという習慣が無くなってしまった。入り口の下駄箱に鍵を突っ込んで行ってしまうので、外には鍵を持ち出さないことになる。自転車でも使っていれば鍵を持ち歩くんだけれども、駅までは歩いていくのでこれまた鍵が要らない。まあ、普段ならこれで良いんだけれども。
 困ってしまうのが、実家に何かしらの用事で戻るとき。これがまた、焦っているときやらぼんやりしているときだと、家の鍵を持っていくという事項を完全に忘れ去ってしまう。これまでに実は、四回くらい鍵を忘れて実家に帰ったことがあったりする。大概は途中で誰かと合流してしまうので、鍵が無くて入れないということは無いんだけれども。とは言え、割と間抜けだよなぁ。ホテルなどに宿泊したときには、鍵を持って部屋を出るということは自然にできるんだけれども。どーも変な習慣がついてしまったなーと我ながら苦笑い。

 癖という繋がりでもういっちょ。私の場合、持ち歩く物を入れておく場所が、ほぼ確定している。財布ならズボンの右、ケータイなら左、本は場合によるけれども普段ならビジネスバッグの外側のポケット。いつでもほぼ必ずこの配置で入れておくので、逆に何かしらあって違うところに入れていると、とっさにどこやったっけかなーと焦ることがある。落としたか忘れたかとしばし思考を高速回転させたあとで、ああそういや別んとこ入れてたわ、と思い出す。心臓に悪い。
 そのほか、社会人になるまでは腕時計をするという習慣がまるっきり無かったし、腕時計をするようになっても最初の内は左腕が重たいなーと思っていたものだけれども。ああ、私の場合利き腕が右なので、左に時計してます。で、今になってみると一時間以上外出するような場合は、大体は腕時計をして外へ出るように。ただ、たまに忘れてくることはあって、そういうときでもつい腕時計を見る動作はしてしまう。で、袖をめくってみて、ああそういや今日はしてないやと思い出すわけですな。してないんだよと分かっていても、ついやってしまう。
 これと似たような状況として、眼鏡の位置を直すという習慣動作があって、これも眼鏡をしていないのに、ついやってしまうことがあったりとか。多分、何か間を取るようなときにもこの動作をやってるんだろうなーとか。だもんで、眼鏡をしていなくてもついやってしまうらしい。で、指先が何にも触れずにすかっと空を切ってから、ありゃ眼鏡してないやと思い出すわけで。間抜けくさー。

 こうしてみると、日常動作の多くは癖やら習慣動作やらで成り立っているようで、習慣の中から外れた状況になると戸惑いが生じることになる。立川方面行こうとしてるのに、つい東京方面の電車に乗ってしまうのは通勤のときの癖。なにがしかで挨拶を口にすると、真っ先に出やすいのがお疲れ様ですーというのは、これまた社会人の癖。冷静に眺め直してみると、結構変だ……。
 まあ、歩くという動作自体もほとんど習慣動作的なもので、歩いている間に結構無駄なことをつらつら考えているもの。そう考えると、習慣動作というのは、いちいち毎度反復するような動作にまで思考の領域を使わないで済むようにという省力機構なんだろうなーと。
 ……ところで、なんで傘の話からこんなところに飛んでいるんだろうと、疑問に思ったりしたアナタ。脳みそ生きてますね、元気な脳みそですね。私もなんでこんな話題に飛んでるんだかワカリマセン。毎度毎日脳天気ですからー。残念。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『補給戦』
月次読破:16冊(文庫11冊、コミックス5冊)
月次購入:21冊(文庫14冊、コミックス7冊)
通年度購入:65冊(文庫35冊、コミックス30冊)
通年度読破:66冊(文庫38冊、コミックス28冊)

それでは。

稼働超過気味

2007年06月24日 21時12分05秒 | Weblog
6月24日分。

 昨日一日のほぼ八割方を歩き回ったせいか、もう一日ぐーったりとなめくじのごとく疲れて寝ておりました。いやはや、歩こうとするともう足がまずい。歩いて五分のショップ99がこんなにも遠いとは……泣けてきますな。いやほんと。
 16日は一日お外で疲れていたし、翌17日は休みだったけれども一日ぐったりで、それから一週間普通に仕事。金曜日は夜に名古屋の誰かさんが出てきていて、戻ってきたのが午前様。昨日はオフレポを挙げたとおりで、今日にようやっと休み。どーも休みになっとらんという気がする……。その前の週だと、大阪に出張だったしなぁ。ちょっと、稼働超過のような。ここんとこ、まともに土日を完全に休みにしたことが無かったようなー。
 元々、動くときには体力重視の力押しでやってしまう癖があって。割に力任せ体力任せに動き回るので、後でぐったり疲れるという。温存しようと思ったら、それこそなーんもせんと一日、今日見たくネタがねぇよという程度に寝込んでしまうので、本当に動かなくなる罠。飯も抜きかねないけどね。あ、しまった。今日も朝抜いて昼はカップ麺とヨーグルトと野菜ジュースとかで手抜きしとー。まあ、晩ご飯は普通に用意してありますが。ご飯でしょ、鶏肉でしょ、味噌汁でしょ、豆腐でしょ、ついでにアセロラドリンク。……質素だなおい。
 まあ、質素なくらいの食事の方が良いですな、最近は。脂っこい物はなかなか胃が受け付けなくなってきてます。そういや、今週妙に疲れてるなと思ったら、飲み会が週の頭に二回もあったからか。そら疲れるわ……。そこで胃もやられたしなぁ。
 そしてこまったことに、キーを打つ手すら妙に疲れているので、今日は早々に切り上げ。昨日の分のオフレポで三千文字ほど稼ぎ出してるし、まあそっちで稼いだから今日はいいかー。本当はレビューが二つほどたまっているんだけれども、本気でキーを打つ手もだるいので、明日に回します。というか、ここまでだるいと、ちょっと体調不良を疑わざるを得ない。風邪くらってなきゃいいかなーと思いつつー。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『補給戦』
月次読破:16冊(文庫11冊、コミックス5冊)
月次購入:21冊(文庫14冊、コミックス7冊)
通年度購入:65冊(文庫35冊、コミックス30冊)
通年度読破:66冊(文庫38冊、コミックス28冊)

それでは。

あの夕日に向かって歩け

2007年06月23日 19時59分38秒 | オフ
6月23日分。

 実のところ、話は金曜日の昼過ぎにまで遡ったりする。
 昼休みも終わってぼんやりパソコンに向かっていたら、ケータイにメール着信。はて誰かいなと思いつつ、会社で昼休み以外の時間帯にケータイ見るのはあんまりやりたくないんだよなーとか無意味に優等生的思考もしつつ、メール展開。送信者、名古屋の某マミヤ様でした。何故か、横浜に出てきていたらしい。ということで、昨日の分には書かなかったわけですが、金曜日の夜はマミヤ様とぶらぶらやっておりました。そりゃまあ、キャンドルナイト無理だわね。で、そのままの流れで、今日も稼働、と。

 昨日の時点でそれなりに体力を食ったらしく、目が覚めたら十時過ぎ。昨日の様子だとネカフェにでも泊まったんだろうなーと、動き出す前に銭湯の情報を検索する。横浜の丘の見える公園か、靖国神社へ行くべーとか言っていたのを記憶していたので、んじゃあ近い方で靖国にすっかーとこっちで勝手に内心決定。で、銭湯もその近辺にねぇもんかなと探してみる。ネットだと意外に情報を探しにくい物で、一時間ちかく消費。まあ、何故か秋葉原の近所にあったので、まあそれでよしということにする。
 新宿に到着して、とりあえず合流。朝飯がまだだったよーで、マックでひとまず席を取る。金を使いたくないときは、値上げしてもマックは有効だよなーとか思いつつ、三十分くらいで離脱。地下鉄で市ヶ谷まで移動して、靖国までちょい歩く。しかしまあ、前日くらいまでは天気予報だと雨だと言っていたような気がするんだけれども、空を見上げればあんじゃこりゃってくらいの快晴。そして暑い。雨どこいったんだ、雨……というような会話を歩きながらぶつぶつと。靖国の塀が見えたところで、じゃあ見たから帰ろうかとお茶目なことを言い出す人もいつつ、まあこれもいつものことやなぁと慣れてしまっている私もどーか。
 境内でだまくらされてNUDAを買って飲まされましたが、こりゃあしまった。すごいなこれは。アイスキューカンバーもめじゃないぜって味。いつか、誰かをだまして飲ませてやろう。うん、とってもおいしいよ、と。いっぺんではさすがに飲みきれなかったので、一日持ち歩いてちびちび減らしていくことにする。捨ててしまえば良いんだけれども、意地でも飲みきろうとするのは貧乏性。
 靖国神社から抜けて、飯田橋駅まで歩く。次の目的地が御茶ノ水だったためで、地下鉄で変な経由をするよりは、飯田橋まで歩く方が私が分かりやすかったという程度の理由なのだけれども。飯田橋まで着いたところで、路線図を見る。御茶ノ水までは二駅程度……歩くか、とまた端的な会話になる。方向さえ分かれば一時間かからん程度でいくべーと。飯田橋まで二十分くらい歩いていたけどね。
 あちぃなーという会話がだらだら続きつつ、中央線の線路をときどき眺めやって方向を確認しながら、気が付けば東京ドームの脇まで到達。合間合間にびみょーなNUDAを減らしつつ水分補給。大人数のときとか、女性の場合とか、体力に不安のある人の場合にはこの手の動き方はできんよなーと思いつつ、結局本当に御茶ノ水まで歩いていきましたとさ。時間つぶし、とゆー暗黙の了解事項があってのことだけれども。

 さてはて、御茶ノ水まで着いたところで、後は実は住所と名前だけ控えてあって、持ち込んでいたアトラスの地図頼りというなかなか豪快な状況に持ち込む幽霊さんというか私。通り一本間違えて、途中でああ行きすぎたとちょっと戻ったりとか、この辺だよなぁと思っていた位置に無くて、どーしたもんかとわざと外れた方へ歩いていって、やっぱ行き過ぎかと戻ろうとしたら当の目的地が目に入るとか。適当さ加減が伺える行動と、悪運の良さが加わるこの結果と、何だかなぁ。
 行った先は、江戸遊という施設。タオルがレンタルになってしまうけれど、銭湯利用だけなら480円+レンタル料200円で、割とこの位置にあるにしては良心的な値段設定のところやなーという感じ。でも、風呂入ってみると窓に目張りがしてあったりする。そりゃそーだ、ちょっと開いてる場所があったので見てみたら、割とすぐ傍に背の高いマンションが。ああ、つまりは見えちゃうわけね……。さすがに、男湯の方を覗こうなんて物好きはおるまいけれど。
 土曜の三時なんて半端な時間帯に行ったせいもあってか、お客はほどほどという程度。自分で調べて行っておいてなんだけれども、こんな位置にこういう施設があるとはちょっと予想外。ちなみに、お風呂は屋内のみで、サウナ別料金。休憩所とレストランあり。あと、入場してから三時間という時間制限があるけれども、まあ風呂に入って一休みというくらいなら三時間で充分だろうと思う。割と便利なところかなということで、何かしら機会があったらまた利用することになるかもなーと思ったりする。
 どーでもいいけど、マミヤ様と風呂はいるのはこれで何回目だ……。

 江戸遊を一時間ちょいとで抜けて、これからどーすっぺーということになる。正味、もうアテが無かったので、まあ近いしってかここから見えてるしってんで、秋葉原に移動。ラーメン缶はそろそろ品切れ解消したかなーと思ったら、まだ売り切れてました。いつになったらみんな飽きるかなーと、ブームが過ぎるのを待って食うつもりの輩がここに約一名。
 古本市場で一時間ほど立ち読みして、足が疲れたので奥の方のドトールでちょっと一休み。そういえば今日これだけ動いていて、固形物は昼前にマックで食ったチーズバーガー一つだったのを思い出し、ジャーマンドッグをかじる。その目の前で野菜ジュースをすすってる人がいるけれども、ちょっとイメージと違うよねぇ。なんで野菜ジュースやねんと聞いてみたら、コーヒー飲まないらしい。言われてみて、そういえばコーヒー飲んでるとこ見た試しがなかったなぁと気が付く。そのまま、就活中に行く先でコーヒーを出されてちょっと困ったというような会話で三十分。
 あっさりと秋葉原にも飽きてきたので、上野公園に移動することにする。当然、歩いて。ついでに進行方向沿いにあったので、武装商店だけは覗いていく。今日は結構お客さんが入っておりました。しかしまあ、相変わらず入り口を見落としやすい店だよなぁと思ったり。上野公園までは、秋葉原と上野の人混みにまかれて二十分程度まで時間がかかった。今日は歩いてばっかりですなー。公園のかなり奥の方、国立科学博物館の前に陣取って、ぼんやり雑談で一時間かもう少しか。気が付いてみれば、七時半くらいになっていたりとか。国立科学博物館て、ライトアップされると妙な雰囲気になるよなぁ。
 上野公園まで出てきていたので、ついでだからと上野をふらふらさまよったりしつつ、飯屋のアテを探してみる。結局は中華料理というかラーメンと定食のお店という形で行き着き、それなりに当たりを引き当てたかなと思いつつ食う。こっち方面だと食うには微妙かなーと思っていたけれども、これで秋葉原方面で飯屋のアテが一つ増える。まあ、ちょっと大人数の時には無理だろうけれど、三人くらいまでだったら使えるかな、と。量が多めなんで、やろー限定かしらん。その後も腹ごなし程度に上野をふらふら歩き回って、新宿まで戻って解散。山手線で半周とわざと時間をかけたのは、休憩時間の確保。山の手半周三十分なり。
 オチ。新宿で解散して、マミヤ様はネカフェにしけこむつもりだったらしい。んで、そこでテレビを十一時から見るってんでその前に解散したんだけれども。家に帰り着いてからメール着信。ネカフェにテレビ置いてNEEEEEEE、らしい。ご愁傷様ですと一言返して、ぼくもうねゆー。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『補給戦』
月次読破:16冊(文庫11冊、コミックス5冊)
月次購入:21冊(文庫14冊、コミックス7冊)
通年度購入:65冊(文庫35冊、コミックス30冊)
通年度読破:66冊(文庫38冊、コミックス28冊)

それでは。

キャンドルナイト

2007年06月22日 01時30分06秒 | Weblog
6月22日分。

 今日は夏至、一年で最も夜が短い日……ということで、夜八時から十時の間、電気を消してキャンドルナイトにしようという運動があったのを、知ってます? 私も人から聞いたものなのですけれども。これに参加しようかなということで、会社の帰りに東急ハンズへよって、ちょっと小洒落たアロマキャンドルでも買おうかしらんと……思っていたら。予定変更。
 結局、夜の十一時半まで新宿におりましたとさ。ゲーセンにいたりしたから、全然キャンドルナイトになってません。まあ、そんなもんだわねぇ。代わりに、明日にでも勝手に一人で一日ずらしてやってみるかどーするか。

 東京というのはしこたま電気を食う街で、そのことは、人工衛星から見た夜の地球の写真を見るとよーく分かります。日本列島を宇宙空間から、夜の時間に見下ろすと、都市圏の部分にだけ光が密集している様子が分かります。確かに美しい眺めなんだけれども、この光を創り出すためにどれだけの物を消費しているんだろうな、と考えてみるとすごいことになりそーな。
 正味、今の世の中、電気無しの生活というのはなかなか難しい。テレビ、パソコン、電気、電子レンジに冷蔵庫に掃除機に洗濯機にアイロンに、みんな電気を使っているわけで。暮らしていくにも電気がないとどうにもならない。通勤するには電車が動いていないと困るし、電車は何で動いてるんだっけ。会社はもうパソコンが無いとそもそも機能しない場所になっているし、うっかりすると入館セキュリティが電気無しだと開かないという間抜けな事も起こりうる。
 文明の発展というのは、何かしら物を莫大な量で犠牲にして成り立ってるんかしらねぇ、とか。少なくとも、割と効率の悪い発展なんだろうなぁとは思ってみたり。それに乗っかっているわけだから、私も悪くは言えないんだけれども。そして、先進国がそうやって効率の悪い発展をがつがつやっているのを見て、途上国も当然それを真似する。途上国に、先進国が自然を大事に、と言ってもそりゃ説得力は無いわなぁ。
 そして米国では、ブッシュに変わってから原発推進の方向に転換したようだし。三十基ほどの原発を作るといったような話も出てきているようだけれども。さてはて、廃棄物は大丈夫なんだろうか。大丈夫じゃないんだろうなぁ……。

 ただまあ、あくまでも環境問題というのは、地球のために考えるわけではない。結局は人間のために考えることであって、地球のためというのは違うところ。地球という天体からみた人間の存在というのは、結局は人間の皮膚表面にいる細菌か、せいぜいがノミかダニといったところだろう。表皮がちこっと荒れて、ノミダニが自滅しようとも、別にどーでもいいっちゃどーでもいいわけで。
 んで、そのノミダニ側としては、地球という天体から見ればどうでも良いけれど、自分たちの側としてはさすがに自滅の道をひた走るわけにもいかないし。考え方の大元をまず間違えないようにはき違えないようにした上で、んじゃあ自分たちが生き延びるにはどうしたら良いんだろうと考える分には、素晴らしいと思う。私にしても馬鹿馬鹿しい自滅に巻き込まれたくはないし。
 ただ、それを言えるのはあくまで、自分が先進国でのうのうと暮らしているからこそなんだよな、というのも頭では分かっているんだけれども。上から見た物言いだよねぇ……こういうのも。

読み:文庫『アンドロメダ病原体』
買い:文庫『敵は海賊・正義の眼』、『補給戦』
途中:なし
月次読破:16冊(文庫11冊、コミックス5冊)
月次購入:21冊(文庫14冊、コミックス7冊)
通年度購入:65冊(文庫35冊、コミックス30冊)
通年度読破:66冊(文庫38冊、コミックス28冊)

それでは。

常識?

2007年06月21日 23時05分32秒 | Weblog
6月21日分。

 たまたま年休を取ったので、朝少し遅くにテレビを付けて、ぼんやりとワイドショーなぞ眺めてみる。今の話題は、渋谷のスパどかん事件と、それからナイナイ矢部のずっこけ破局会見あたりらしい。うわ、どっちも興味ねぇー……。
 まあ、興味は無いにしても、何となくチャンネルをそのままにして、ぼんやりと眺めてみる。と、ちょっと不思議な報道に気が付いた。渋谷のスパの方で特集を組んで放送していたのだけれども、その中でちょっと気になった箇所が一つ。
 施設管理を委託されていた企業に対して、記者達が、ガスの発生に関しては管理をしていなかったのか、という質問をしていた。管理会社側は、温泉を掘るとガスが発生するということを知らなかった、今日のニュースを見て初めて知ったというようなコメントをしている。……妙だと思ったのは、そこ、ではない。実のところ、私自身も、温泉を掘ったらメタンガスが出るもんなのか、と聞いてみて初めて知ったくらいだったりする。
 んで、妙だと思ったのはその後。スタジオに戻って、コメンテータがみんな口を揃えて、温泉を掘ったらガスが出るなんて常識でしょー? それを知らないなんて考えられない、というコメントを一致して言っていたこと。……常識、なのか? 私が単に、物を知らなさすぎるだけなんだろーか……。別に、管理会社の方をかばい立てするつもりは全く無いんだけれども。
 誰かを徹底的に悪役にして、仕立て上げたいだけにも見えるんだけれど……。

 つい先日に、会社の仕事で、講師という立場で物を教えるということをする機会があった。入社してすぐの人に、私が担当している分野の事柄を教えるように、ということでおはちが回ってきたのだけれども。これがまた、大失敗だった。準備不足というか準備をほぼしていなかったというのがまず問題なんだけれども、それ以上に計算違いだったのが、相手の知っているレベルが自分と大幅に違っているということを完璧に失念していたこと。
 ついこの間に、私は自分でここに書いた。基本的に、一般人は馬鹿である、と。いや、自分にとっては、自分以外の人間はみんな馬鹿である、という言い方をしても良いかもしれない。そりゃそうだ、自分が前提知識として持っている物を、相手はほぼ九割九分までの確率で持っていないのだから。特にそれが、自分と全く面識のない相手、分野のまるっきり違う相手である場合には、顕著になる。
 自分にとって知っていて当たり前の事柄は、相手にとっては未知の事柄である。そのことを完全に失念していて、見事に講師としては大失敗だった。ううむ、まだまだ精進が足りないというか、配慮が足りない。むつかしい……。まあ、そのことで凹むということは無かったんだけれども、ちょっと申し訳なかったなぁとは思っている。次があるようであれば、もっとやり方を変えねばと思っているところ。
 教訓。自分にとっての当たり前は、相手にとって当たり前であるとは限らない。自分では理解できる事柄が、相手に理解できるとは限らない。それを考えると、上で出したコメンテータの、常識でしょ? という言葉がどうなのか、と。私が言いたいのは、そういうこと。自分の失敗は、まあそれはそれで教訓とすることにして。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『アンドロメダ病原体』
月次読破:15冊(文庫10冊、コミックス5冊)
月次購入:19冊(文庫12冊、コミックス7冊)
通年度購入:63冊(文庫33冊、コミックス30冊)
通年度読破:65冊(文庫37冊、コミックス28冊)

それでは。