黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

さぶい

2006年02月28日 21時05分29秒 | Weblog
2月28日分。

 昨日よりはマシになったものの、どうにもまだ眠たい。時期的な問題なのか、やっぱり昨日もちょいと東方やって寝たのが十一時半だったせいか。寝不足がたたっている状態では、ちょいと七時間では足りなかったかねぇ……。とか何とか言いつつ、今朝は寒くて早めに一度叩き起こされたり。こりゃ~いかんと、布団のそばにあるオイルヒーターの電源を入れてから二度寝。今週は冬の気温に戻ってしまうらしい。寒い。
 眠い寒いひもじいメドイそして顔が欠けて力が出ない……ああ、それはどっかの悪辣非道パン屋の息子か。新しい顔よ~とか言いつつ、あの超剛速球を投げるバタ子さんにちょっと萌え。あの腕力、あのバイタリティ、そして何より顔の弱点が無い分、バタ子さんの方があのパン屋の息子より強いんじゃね~のかいなと思わないこともない。でも、そんなことをするときっと言われるのだろう。それがパン屋のすることかぁ、と。
 まあそこいらはともかくとして、昨日今日と、職場近くの店に帰りがけに寄ってみている。何せ飯が普段かなり貧相なので、たまにゃあ何かしらよさげな所でも探そうじゃないかという所。昨日の所はまあ、中華料理店。量を食いたいときに、寮へ戻る前に寄るならそこで良いような気がする。今日行ったのはラーメン屋だが、東京としてはまだちったぁマシなとんこつ系統の模様。ちょっとスープがドロッとしてるのが、好みとは多少ずれるが。まあ、あの近辺では大分マシな方だろう。
 もちっと店に寄ってみるかなぁと思いつつ、目星を付けているのが何件か。また気が向いたときに寄るだろう。しかしまあ、今日に寄った所が思ったより外れでも無かったので、あれはあれで良いような。他人にまで勧めるかどうかはワカラン所だが。職場のある所は、ちょっと離れた位置にはなるが、案外にラーメンの激戦区ではあったりする。ちゃんとそっちの方向へ出向けば良いのだが、駅を挟んで反対だもんで、なかなか行く気にならない罠。ラーメン、好きなんだけどね。

 時事。ちょいとここを主に読んでいる人には分かりにくそうな話だが、まあ私自身には関係が多いので貼ってみる。「自民党税制調査会(柳沢伯夫会長)は法人税の減価償却制度を全面的に見直す。企業が保有する設備がどれほど老朽化しても取得価額の5%分は損金として認められない仕組みを改め、全額を損金算入できる方向で検討する」という。日経新聞の一面トップにも出ていた話だが、要は固定資産の減税に関する話になる。
 簿記の勉強をしたことがある人なら、「減価償却」とやらいう言葉を聞いたことはあると思う。知らんという人のために説明すれば、一応、「一年以上の長期にわたって使用する目的で所有する・事業の用に供されている・時の経過に伴い価値が減少する」物、パソコンでも車でも棚でも良いが、そういうものを買った場合、法律上では「固定資産」ということになる。建物やらも固定資産に入ったりするから、本社ビルなんぞ建てた場合も固定資産になる。で、実はこの固定資産には税金がかかる。それが固定資産税というやつだが、まあ名前はそのまんまである。減価償却とはこの税金に関る話だが、長くなったので次の段。
 例えば、車を会社で買ったとする。営業車として何年かは使って、乗り潰すことになるだろう。つまりこの時点で、一年以上の長期にわたって使用するという条件と、事業の用に供するという条件が満たされる。事業の用に供するというのはまあ、平たく言えば仕事で使うということ。で、車も長年乗っていれば当然ボロくなるし、型遅れになる。これで、時の経過に伴って価値が減少する、という条件も満たす。よって、この営業車は減価償却の対象になる。固定資産にかかる税金は、その固定資産の価値に応じて金額が計算される。先の車を300万円で買ったとしたら、そのままだとず~っと300万円に対応する金額の税金を払わねばならん、という酷い話になってしまう。ここで出てくるのが、減価償却だ。また次の段かよ……。
 減価償却の条件の中に、「時の経過と共に価値が減少する」というものがあった。なのに、ず~っと買った値段の300万円に課税されていては食い違いが出るじゃないか、と。と言うわけで、減価償却とは、課税の対象となる金額、つまりその固定資産の価値を毎年一定ずつ減少させていくことを言う。価値を減じて償却する、で減価償却。ただ、現行だとこの減っていく価値は下限が5%と決められていて、その額はかならず課税対象になる。300万円の5%だと、15万円。減価償却には資産の種類によって耐用年数が決まっていて、その年数を経過した後は5%の残存価格でそれ以上は価値が下がらないことになる。先の車なら、15万円未満の価値にはならんということ。三年とか四年ならまだしも、十年も使ってる車があったとしても、その価値はずっと15万円。二十年使ってもずっと15万円。
 このくらいならまだ良いが、仮に2800万円かけて建物を建てたとすると、建物の耐用年数を過ぎてもずっと140万円は残る。建物の耐用年数は基本的に長いから、これが四十年経ってやっと耐用年数が終わったとししても、やっぱり140万円残ってしまう。で、実は固定資産税の場合、この資産の価値の合計が150万円以上になると課税されくる。ここまでの例で見るなら、耐用年数を過ぎた車の15万円だけだったら課税されない。同じタイミングで同じ車をもう一台買っていて、これも15万円残存価値があったとすれば、二台合わせて30万円。まだ課税はされない。建物の話でも、140万円が残存していたから、そのままならぎりぎり課税対象にならない。が、建物と車一台があったら、140万円+15万円で155万円となり課税される。車二台なら、140万円+30万円で170万円に課税になる。たかが5%の残存でも、結構厄介になってくる訳だ。
 で、ようやっとニュースの話に戻るが、この5%のいやらしい残存分を無くそうじゃないかという話になる。もし実現したらかなりの減税効果が出てくるのだが、どうも日経新聞の記事を読む限りでは、消費税増税を前提としての飴と鞭的な方策らしい。この他、耐用年数を短くしようという有難い話もある。現状だと、法律で定められている耐用年数は、実際に比べて長すぎるんじゃないかという指摘が前々からあったことだし。自分が固定資産管理にあたっているだけに、固定資産税が結果的に減ってくれるなら有難いが、でも消費税増税が前提ねぇ……。何だかなぁ、という所である。
(ネタ元:http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060228AT1E2700T27022006.html)

 ついで。東方文花帖、レベル6までは制圧成功。次はレベル7か~と思いつつ、既に一つ二つは埋めたが、それ以外がきっつ~。さすがにこれだけ上がってくると厳しいらしい。紅魔境、妖々夢、永夜抄、花映塚、後は一応萃夢想からも出張ってきているのがいるはずだが、まあ楽しい。これまでとかなり形式が違うが、花映塚ほどの違和感も無し。こんなもんだろう。
 どうでもいいが、フィルム巻きって……しゃめーるが使ってるのは、写ルンですなのかしら……。シャッターチャーンス、と思ったら弾食らってあぼーんが多いのはまあ、ご愛敬だろう。幻想郷最速の足がたまに命取りになるのもご愛敬。まあともあれ、割と基礎難易度は高い模様。何せ一発勝負なので、力押しが出来ない。その分、純粋に弾幕を楽しめるし、らしいっちゃらしい。物好き向けだろう。そもそも東方なんて買うやつは、どいつもこいつも物好きだろけれども、と。

読み:文庫『サラブレッドの科学』
買い:なし
途中:なし
文庫累積読破:文庫14冊、コミックス4冊、その他1冊
累積購入:17冊

それでは。

ぬむい

2006年02月27日 22時15分28秒 | Weblog
2月27日分。

 眠い。ひじょーに眠い。会社で意識が遠のきそうになるくらい眠い。土日連打で寝不足になったのはまあ東方が元凶だからして自滅っちゃ自滅だが、とにかく眠い。二日続けて睡眠時間が五時間程度だと、さすがにしんどいということらしい。当たり前か。八時間程度を確保しておかないとしんどいという難儀な身体だから、累計するといきなりもう週初めから睡眠時間が六時間くらい足りない計算になる。一日分じゃまいか。そりゃ眠たいわ。
 まあそんなわけだから、今日は寮に帰ったらさっさと寝ようそうしよう。でも、ちょっと東方やってから。懲りません。廃人だもの、止めるのは無理ぽ。ただ、この調子でやってもまともには進まないだろうな~という予感は無いでもない。仕方ない、やっぱり寝るか……。と言う訳で、まだこれを叩いている時点で午後十時過ぎだが、終わり次第さっさと撃沈する予定。どうせ、やっぱりさっきまで東方やってたし。レベル6は大体埋まってきたものの、レベル7がちょ~っとヤバそうな悪寒。
 追記。そういえば、昨日に貰っておいて忘れていた静岡おでん缶だが、ついでだから湯煎して食ってみた。味、ちょっと甘め。私の家では割としょっぱめの味付けが多かったから、やや甘めの味というのは珍しい感じ。中身は糸こん、牛すじ、何故かナルト、黒はんぺん、さつまあげ、それからウズラ玉子が三つ。特徴的な匂いがするなと思ったら、多分サバの匂いじゃなかろうかと思う。原材料にもサバとかカツオと書いてあるが、これがダシに入っている分の匂いだろう。暖かい状態で食えばそれなりに食えるが、冷めるとちょっと匂いが鼻につくかも。串はちゃんと入っていた。ナルトに刺さって。

 時事。「2005年度に全国で生活保護を受けている世帯数が、月平均で初めて100万世帯の大台に乗る見通しであることが26日、明らかになった」という。百万世帯とはまたえらい数だが、それだけ毎月平均で生活保護のお金を出しているとなると、それなりの金額になりそうではある。どんなもんかと探してみたら、正確な数字かどうかはちょっと分からないが、平成17年11月に公開された厚生労働省の資料(参照先)によると、総額は2兆5000億円。単位、兆なのか。月平均で百万世帯にも届こうという数に支給していると、こういう金額になるらしい。95年度の生活保護世帯数は平均して60万世帯だったというから、十年で40万世帯増えたことになる。
 生活保護の内訳を見てみると、大きいのは「生活扶助」「住宅扶助」「医療扶助」の三つ。加えて「介護扶助」というものもあるが、介護扶助に関しては、他三つに比べると額は少ない。少ないと言っても450億円だから、結構な額ではあるのだが……。生活扶助が8500億円くらい、住宅扶助が3300億円くらい、そして一番大きいのが医療扶助で1兆3000億円くらいとなる。この一番大きな医療扶助の中でも、65歳以上が48%、65歳未満が52%という状態だから、かなり高齢者医療の扶助費用がかさんできている状況がうかがえる。医療扶助の高齢者部分に介護扶助の450億円を加えると、実に7000億円をうかがうくらいの金額になる。高齢化社会に突入した日本では、更に介護扶助と医療扶助が増えてくる可能性が高いだろう。
 こうした高齢者世帯には年金未納やらの年金制度の問題があり、また増加率の高い単身の勤労年齢層では仕事をせず、職業訓練も受けない層が増えているというから、各所で結構状況は厄介なようだ。景気が回復してきているのではないかと言われつつ、生活保護を受ける世帯数は増えている。この点から、格差の拡大が進んでいるのではないかという指摘がされているわけだが。実際には景気回復していない状態なのか、景気回復と見えて弱い層から経済力を吐き出させて上の方の層がそれを吸い上げる構図になっているのか。いずれにせよ、生活保護の受給世帯が減りそうな要因はあまり見当たらない。医療扶助以外の面でも、生活保護を受けている世帯には高齢者が多く、ほぼ半数の46万世帯は高齢者世帯。となると、今後やっぱり増えてくるということになりかねない。
 さすがにこの辺の負担が増えすぎる、と国が文句付けて費用負担の割合を変えようとしているようだ。現状、生活保護に関してはその費用の3/4は国庫負担になっている。これを1/2まで引き下げて、後は地方に負担させようという話。地方への主権と財源の委譲に伴って、地方の負担も当然重くなりますよという展開だろう。正味、地方に払えるのかねぇと思わないでもないが。しかしまあ、児童扶養手当に支給額は4330億円だと言うから、恐らくは高齢者世帯に投じている費用よりもかなり少ないような気がする。まあ、高齢者世帯を放り出して子供を優先しろとはなかなか言えないが、冷えた計算の仕方をするなら、高齢者の面倒を見るより子供を優先した方が先々は良いのかもしれない。現役勤労世代の負担というか、つまりうちらの負担は増えていくんだろうなぁ。
 老人世帯への保護を仮に打ち切ったにしても、そうなれば求められる先は家族親族であって、やはり現役で働いている世代ということになるだろう。どっちに転んでもど~もならん、結局はこれまでに先送り先送りしてきた分がツケとして回ってきているという話だ。保護が手厚いのは、間違ったこととは思わない。ただ、保護をするには当然元手がいるし、今の日本はその元手の多くを借金に頼っている形になる。入りを増やして出を抑える、しかない。負担は増えていくだろう、支給は減るし審査も厳しくなろう。ぼちぼち、ツケを更に先送りするのも難しくなってくる筈。結局は、みんなしてババを引くしかない。ただ、どこかしら誰かしらが他より割を食うはめにはなるだろう。頭の痛くなる話だぁね。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060227-00000101-yom-pol)
(参照先1:http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/11/s1104-3d.html)

読み:文庫『ザ・風俗嬢』
買い:なし
途中:文庫『サラブレッドの科学』
文庫累積読破:文庫13冊、コミックス4冊、その他1冊
累積購入:17冊

それでは。

メディア芸術祭オフ一回目

2006年02月26日 00時52分00秒 | オフ
2月26日分。

 二週に渡って敢行されるメディア芸術祭オフの一回目、なのだが、既に昨日の時点で私は東方と同人CDを買いに行く「ついで」に稲月様と共に下見に行っているから、出没するのは早くも二度目になる。これで来週末も出てくるのだから、三回ですかそうですか。三度も行って一体何を見るんだ私。まあ、今年は今ひとつの不作っぽいので、オフとして集まることそれ自体の方に比重が移りそうではあるのだが。
 ともあれ、一回目。メンバーは煮込まれる苦労猫・稲月様、最強ねーちゃん・月季様、傍観者のねーちゃん・一ノ瀬様、狐面・千冬様、哀れなる非常食・りお様、それから真っ黒弾幕廃人なる自分を加えての六名。下手すると二回目は人数が二桁というなかなか恐ろしいことになりそうだが、今日に関しては全員ハタチ以上のアダルト面子。放っておいても別に問題のない連中なので、主催者と保護者は楽。保護者に至っては、ぐつぐつにゃーにゃーひゃんひゃーぐつぐつとしか言っていない。
 前日に東方の新作を引っ張り込んできたのがまず運の尽きで、そもそも寝たのが午前二時半。何もなければ朝までやっていたんだから、これでも私としては「ちょっと」である。レベル5までごりごり進めていたのはご愛敬。パチュリーえぐいよ、えぐいよパチュリー。でも、ルーミーとかパチェとか中国の新しいドット絵が見られて良かった。それはさておき、そんな時間に寝ておいて、社会人の悲しい癖か、起きたらまず六時。いつもの時間帯かよ、と二度寝してみたら、次に起きたのが八時ジャスト。もういいやと起き出して、また東方を小一時間ほど。朝飯を叩き込んで着替えて御出陣。これで電車死んだら笑うしかないな~とか思っていたら、何事もなく恵比寿到着。
 十一時の十五分前くらいと思ったが、先に到着していたのは稲月様と月季様。まあ順当な所かねと思いつつ合流し、恒例として月季様の頭を撫でてみる。ほぼ今日は一日中隙あらばでやらかしていたが、称して曰く「とげ抜き地蔵」。とげ抜き地蔵なのに何で頭ばっかり撫でるねんって、そりゃあーた、私の頭が悪いからに決まってる。ただ、如何に御利益てきめんのとげ抜き地蔵の頭を撫でてみても、この腐った脳みそは直しようが無いような気もしている。気が付かないフリはしているが。そういやまだ一ノ瀬様が来てないなぁ珍しいなぁと思っていたら、ご本人到着。噂をすればハ……違う、影。とげ抜き地蔵その二ということで撫でてみる。
 更に数分してから千冬様到着。出会い頭に五円チョコを配るな。そして束で買ってくるな。しかも四束も買ってくるな。ついでにそれを束ごと配るな……。と、そのチョコの配布が行われている脇で、こちらはまだ約一匹到着していない非常食からメールが届いていないかどうか、確認を始めるのであった。まだメール無し。しかし時間は過ぎていく。五、四、三、二、一、ゼロ。さあ、死刑の時間だ。ということで、遅刻確定。そう言えば、昨日の下見中にメールが来て、先に聖地巡礼して池袋寄って恵比寿くる~とか言っていたが、馬鹿野郎と言って止めた記憶がある。池袋だけ回って来る筈だが、まあ予想通り遅刻。
 なお、去年も全く同じようにして遅れてきたこの一匹。期待に漏れないこのパターンはもはや鉄壁か。もうしばらくして、ぽつんと私の一言、「置いていって良いかしらん」。とか言っていたら、メール着信。集合場所がワカラン、どこ~? という内容に取り敢えずお約束として転けつつ、東口じゃぼけ~と送り返す。どうやら反対側の出口へ出ていたらしい。去年も似たようなもんで、出口どっち~とメールが飛んできて東口じゃ馬鹿もんと送り返したような気がする。これまた鉄壁。ひゃんひゃ~ひゃんひゃ~と出迎える。
 ようよう全員揃ったな~と恵比寿ガーデンプレイス方向へ移動を開始しつつ、後ろで五円チョコの束をこれまた押し付けられているりお様を尻目に、さっさと歩き出すのであった。

 人数が人数なので、先に飯の場所を確保してしまうかという話になり、メディア芸術祭へ行く前にマクドナルドで席を制圧する一同。微妙に隣の席を取っていた人を追いやってしまったような気がする。ちょっと申し訳なかった。りお様がマックで普段バイトしてるからいやや~という感じではあったが、まあ他にこの人数を収容できて多少騒げる所というのも思い当たらないので、無視。エビフィレオを頼んで囓っていたら、ふと、目の前に座っている月季様が同じもの食っているのに気が付いてみる。何で同じもん食ってますかあーた。思考展開とネタが似ているだけでは飽き足らないのだろうか……。と言うか、似ていると打とうとして何度も「煮ている」と変換されるのはどうにかならんか。
 配置的に、何故か迂闊にも真ん中に座ってしまって集中砲火を浴びる非常食とか、会話の端々に混じる猫という単語に反応してしまう煮込まれる人とか、取り敢えずいじり倒すのに苦労することもなく、昼飯が過ぎていく。途中、猫・煮るの類の単語に反応して、稲月様が席を立って直接攻撃しにくるという一幕も発生。月季様の曰く、「性格変わったんじゃな~い?」だそうだが、さてそんなになった元凶は誰だろう、誰かしら、誰でしょう。私じゃないなぁ、イカンよそんなことしちゃ、ねえお月見のねーちゃん。追伸。誰かというか主に私が「ぐつぐつ……」と呟くと、誰かがというか主に月季様が「にゃーにゃー♪」と追加を加えるこの常習コンボは恐ろしい。
 昼食中、月季様より静岡茶なお菓子を頂戴するも、そのついでに出てきた「静岡おでん缶」という色物は何とかならんのか~。まあ、さすがに恵比寿で開ける気にはならなかったので、しばらく忘れられていたが。後になって、ポケットに入れっぱなしだとポケットもげそうという豪快な理由で何故か私の所に回ってきていたりする。なお、貰っておいて私もすっかりと忘れていたので、寮に戻ってきてからその存在を思い出した。しまった、ネタとして食うのを忘れていた、と。多分、明日の朝飯にでもなると思われる。味がど~だったかは、まあ明日のブログに回るだろう。
 しかしまあ、早めに移動すれば、何とか二桁でもマックに押し込めないことは無さそうではある。ただ、か~なり迷惑であろうなぁとは思う訳だが。五日当日に晴れて気温が上がってくれれば外で食うという手が使えるが、そうもいかないような気もする。何せ、某所の面子は行いの悪いのばっかりだから。と言うか、二日とも参加する三人の面子がそもそもどいつもこいつもろくでもないから、大方神様がそっぽを向いて槍を降らせてきそうな気もしないではない。異論反論オブジェクションは受け付けませんので悪しからずというか最初から聞く耳は持たんわ。今日にしても、集まった面子が黒々しすぎてお天道様が引き籠もってしまったではないか。
 まあそんな他愛のないことを言いつつ、一行はメディア芸術祭本編へ入っていくのであった。完。ここで終わってどうする。

 メディア芸術祭本体に入ってみるも、まず入り口で傘を預ける際にアホ数名。まず、こっそりとだが、私自身、傘のロックの仕方を一回間違えた。鍵回すのかと思ったら、そのまま上に抜くだけなのね……。とそれを押し隠して平然と傘を預けてみると、その脇で腕を挟まれている狐面の子発見。こんなところに真実の口があったのか。うそつき~、うそつきぃ~。そして、まあ全員終わったかなと思ってふと数えてみたら、猫鍋狐に傍観お月見黒い人……おや、一匹足りない。後ろの方で、まだ傘のロックに引っかかっている一匹を発見。どうやら私と全く同じことを長時間延々と悩んでいたようなので、回さんと引っこ抜いて渡してやる。普通、ああいう構造なら、確かに鍵回したくなるよなぁ。
 メディア芸術祭の展示を見て回る。んが、みんなして引っかかっている先は、任天堂DSの、あののーみそとれーにんぐゲームであった。そこだけでみんなして一時間以上潰していたんじゃあるまいかと思うのだが。そこから外れた場所に目を転じると、非常食が画面が小さいと文句を言いつつゲームボーイミクロでドクターマリオをやっている。後で肩こった~とか抜かしていたのに苦笑いしてみる。そりゃ、あの小さいのでちまちまやっていたら肩もこるだろうに。また視線を転じると、稲月様がスネークに扮して潜入捜査に没入しているのを発見。ずんちゃ。途中、ぼんやりしていたら、千冬様に引きずられてとある展示物の所へ連行される。好きに画像を描けるソフトなりのようだったが、モニターを見ると、ぐつぐつにゃーにゃーと猫が煮込まれている画像が描き込まれている。しばらく見かけなくなったと思ったら、そんな所にいたらしい。
 エンターテイメント部門の映像上映が脇で行われていたので、数人引っ張ってきて、昨日の下見で笑ったやつのタイミングでだけ紹介してみる。更にアート部門のフロアへ移動、見学、そして出てきたら手近で空いていたソファーを六人で占領してぐったり。そこで割と長い間ぐったりしていたが、そのまま根を張って眠くなる~と申す人が数名いたので、移動。ぼつぼつアニメーション短編部門を、大画面では無いがまあ中程度の画面で上映するタイミングではあったので、丁度良いと言えば丁度宜しい。既に昨日の時点で私と稲月様は全て見ていたが、私自身は手近の床にべっちゃり座って二度目。稲月様は受賞作品の漫画を延々読んでいたらしい。中身に関する論評は、昨日の報告で既にあげたので割愛。
 短編アニメーションを見終わった時点で午後四時半。まあこんなもんだろうということで、地下一階の展示を見てから撤収。しかし、外国作品の展示かと思っていたら、なにやらデジタルデバイス部門の展示だったらしい。とすると、何と記憶違いをしたんだろう。四階の展示だろうか。まあ、その後の移動中にも、ぐつぐつにゃーにゃーとかひゃんひゃーとかとげ抜き地蔵とか無駄話が飛び交ったりはしたものの、あまり今日に見た展示の話はほとんど出なかった。この状況だけで、まあ大体のメディア芸術祭に対する評価は見えるんじゃあるまいかと思うのだがどーか。

 芸術祭から撤退して、新宿へ移動。外へ出てみたら、何でか雨が一気に強くなっている状況が判明。なるべく地下通路を伝って地上へ出ないようにはしたものの、どしゃどしゃと良く降ることで。と言うか、私らは普通に大きな傘を持っていたからともかく、一ノ瀬様だけ折りたたみ傘だったような気がする。後で風邪でも引かなきゃ良いのだが、と。まあともかくも駆け込むように紀伊国屋本店へ遁走、本を見て回る。が、私自身は敢えて一冊も買わず。今買ってもな~というのもあったし、ついでに何故かカバンが重たく感じられたから。何故だろうとしばらく首を捻っていたのだが、寮に戻ってから気が付いた。冒頭で書いてあるが、おでん缶の分の重量だよ……。
 本館では大体は月季様の後ろで背後霊やって取り憑きつつ、時間を潰してみる。で、別館コミックスフロアへ抜けようと思ったら、雨が止んでいる罠。通り雨だったのか。別館でも再び月季様の背後霊しつつ、たまに他の誰かの所へ行ってまたしても背後霊。自分の分はどうしたのかって? 昨日に二冊買って、後今月に出そうなものの情報は既に一通り揃ってしまったから、改めて見る物が無かっただけだ。
 六時を過ぎた頃合いで、一ノ瀬様が早めに離脱するしな~と晩飯の時間を早めに取ることを考える。ついでに、昼がマックだったので足りなかったやつもここに一人。インフルから抜けて以来、燃費が悪くなっているのだが何故だろう。東口の紀伊国屋から西口のサイゼリアまで、ぐるっと反対まで回って歩いてみる。雨が止んでいるから出来る手ではあるなぁと思いつつ、行ってみればやっぱり込んでいて店の外まで列が出来ている罠。早めのタイミングだったから大丈夫かと思ったのだが、甘かったらしい。どうしたもんかと見回してみて、「ねぎし」が目に入る。コストが上がるので普段のオフではまず使わないのだが、面子が今回はアダルトばかりだから良いかと入ってみる。そして、都合良く六人分席が空いている罠。そして、何故か全員でシチューを頼む罠。誰だ、最初にシチューにしようとか言ったの。ついつい、全員シチューという強引なネタをやってしまったじゃないか。
 食事後は後は一気に割愛、一ノ瀬様を送り出して、月季様を送り出して、非常食の用件を済ませて解散。解散は九時前。帰ってきたら十時過ぎ、風呂に入って十時半、東方をやって十一時、そしてオフレポを叩いていたら日付が変わって一時前……何、一時前? 明日仕事やっちゅーねん。今日も東方で寝不足やっちゅーねん。うは、テラヤバス。ついでにそろそろ気分悪くなってきて二重にテラヤバス。そういや、二日連続稼働だったのを忘れていたじゃまいか。前よりもどうやら、基礎体力は高くなっているのか、単に要領よく体力を振るようになったのか知らんが、油断してると疲れてる感覚が少なかったりする。で、今のように限界超過すると死ぬ♪ ヤレヤレ……。

〈本日の戦果〉
・頭撫で撫での回数:もう忘れた
・ぐつにゃーの回数:記憶に御座いません
・ひゃんひゃーの回数:秘書がやったことです
・このレポの文字数:五千文字超えました

それでは。

メディア芸術祭下見報告簡易版

2006年02月25日 23時10分16秒 | オフ
2月25日分。

 明日も稼働だし、まあインフル上がりで疲れやすくなっているので、今日のメディア芸術祭の下見報告を簡略に。下見とゆーても、実際には日曜日にやっていないものを見に行こうという魂胆であって、下見というのは二の次だったような気もする。私なんぞの場合はもっと極端で、昨日に東方文花帖が委託で出たと言うから、それを池袋まで買い出しにいったそのついでであるし。ついでに、どぶウサギのCDも一枚買っているから、二重の意味でついで。何てやつだ。まあそれはともかく。
 今年のメディア芸術祭は、ちょっと大当たりは少なかったような気はする。去年に初めて行った訳ではあるが、案外に去年は当たりが多めの年だったのかも知れない。今年がやや不作気味だったのかも知れないが。なお、この評価は基本的に短編アニメーション部門に関しての話であって、長編アニメーションやらコミックス部門、アート部門はあまりじっくり見ている訳でもないのでカット。と言うか、長編アニメ部門は見ているほど時間が無いというか日程を合わせるのがそもそもメドイ。
 去年のオタク展のような、わいわいネタに出来そうな展示もざっと見て見当たらないので、今年に限ってはあまり長時間の滞在にはならなさそうではある。よって、一通りの展示を眺めて、短編アニメーションなりの要所を虫食いしたら、さっさと引き上げて移動という可能性が一番高いと思われる。
 追伸。一番困りそうなのが、食事。五日は特に面子数が膨れ上がりそうなので、正味飯の場所の調達がかなり難しくなりそうだ。マックという手は当然考えているのだが、収まるかどうか結構疑問。当日の気温が高くて晴れてさえいれば、まあ外で買い食いするという手も使えることは使えるのだが~と。問題になるのは雨が降ったとか、気温が低い場合。方策の案として出たのは、先に昼飯を各自調達してきて貰う、集合時間を早める・もしくは早めに集まった連中で先行して場所取りをしておく、班分けなりして分解する、集合場所を恵比寿にせずどっか別の所で集まって先に飯を済ませる、等々。ただ、最後の変更の案はちょっと意味が無さそうではある。どうせ一定数を超える大所帯になると、どこいったって面倒に変わり無し。
 結論。メディア芸術祭自体からは、早めに抜け出すことになるのは確定的。後は、飯などに関しては当日にならんと人数が読み切れないし、天気も読めないので何とも言えない。ただ、どっちにせよかなりの体力勝負になるだろうことは予想が出来るので、参加予定者は覚悟を決めませう。
 後はついで。短編アニメーション部門の受賞者シンポジウムに、富野監督が司会として出席していた。詳細は多分、うちではなくてもう一人の下見に行った人のブログで書かれそうな気がするので、ここでは割愛する。報告にはあんまり関係がないし。ただまあ、短編アニメーションの上映よりも、こっちのシンポジウムの方が面白かったから、今年のメディア芸術祭の短編アニメーション部門はその程度、ということになりそうではある。
 報告、以上。

読み:漫画『いろは双紙』、『ツバサ』十三巻、『ホリック』八巻
買い:漫画『蟲師』七巻、『多重人格探偵サイコ』十一巻
途中:文庫『ザ・風俗嬢』
文庫累積読破:文庫12冊、コミックス4冊、その他1冊
累積購入:17冊

それでは。

皇位継承権どーたら

2006年02月24日 21時13分17秒 | Weblog
2月24日分。

 なにやら、来週辺りに会社でオフィスの整頓コンテストみたいなものをやるらしい。机の引き出しの中まで見るのかとか、そういった不確定情報が飛び交ったりもしたが、まあどうやらそれは誤報だったらしい。別に見られて困るような物も置いていないが。それにしても、六月からだから八ヶ月くらい(途中で事務所の移転はあったにせよ)今の席にいるわけで、それだけの期間となると、いつの間にやら私物は出てきている。と言っても、別に大したものがあるわけでもないのだが、こまごましたところで、そういやこれは自分で持ち込んだんだっけというものがちらほらと。
 職場で使うマグカップなんぞは典型的に持ち込みだが、まあこれはみんなそうだろう。しかも、別にこんなところで高いもの使ってもね、と99円ショップで買ったやつ。ハサミやらカッターボードやらも何気に持ち込んでいるが、この辺も100円ショップ。卓上カレンダーやらカッターやらは貰い物で、12桁電卓だけが千円を超える自前の物か。一応、支給されている電卓はあるのだが、何となく先に買って大原で使っていて慣れた自前の電卓を使っている。他のものはまあともかく、電卓はボタンの配置が違ったりするので、慣れたやつの方が有難い。ああ、そういえば光学式マウスも安物を持ち込んでるんだっけか。
 各人の机の上をちらっと眺めてみると、色々面白い。書類の整理の仕方も違うし、マグカップもそれぞれ違う。カップを持たずに紙コップで済ませている人、毎日ペットボトルか缶コーヒーを買っている人もいる。私もそうだがパソコンのモニター脇にメモを貼っている人も結構いるし、キシリトールガムを置いている人もいれば、飴やらを入れた箱を置いている人もいる。カップのコースターを置いている人もいれば、何故か知らないが野球の硬球を置いている人もいたりする。そういえば、、私はまだ机の上に物を置いていない方か。仕事もまだ少ないので、必要な物も少ないからだろうか。
 ともかく、話がずれまくったが、整頓のコンテストがあるというので、あまり物は置いていないが片付けてみた。気が付いてみると、とっくに終わってるセミナーのご案内状だのを、割かし溜め込んでいたらしい。いらんなぁと思いつつ卓上の書類箱に放り込んでしまうので、そのまま溜まっていたようだ。寮の部屋でも同じようなパターンで物が溜まっていることがあるから、癖なのだろう。布団の脇に、何らかで出してきたか買ってきたかした本を積んでしまうのも、多分同じ癖。な~ぜか、既に十冊以上布団の周りにあるのよねぇ。こいつらも、何とかせんと。
 大体において、普段は片づけをする気が無く、突発的に大々的にやって整理するという傾向があったりする。唐突に本棚の並べ替えをしたくなったりもするのだが、現状だともう変えようがあんまり無いなぁとも思ったり。どかっと何十冊とか百冊くらいを売り払うこともあるから、これも同じ傾向。そして、普段はあんまり何もせんと、一時期に集中してどかどか片付けようとするのも同じこと。む、ムラっけがありすぎるのか、自分……。本の買い方も同じ、サイトの改装も同じ、うへ~。まあ、それはそれで良いかと思いつつ。それ考えると、よく毎日このブログもつよなぁ。たまに、抜けるけど。

 取り上げるのが遅いような気もするが、今更ながらに皇室典範の話。ご懐妊の話題がニュースになっていた頃は、はてうちのブログでは何を取り上げていたのだったか。もしくは、インフルで死に掛けていた……時期とは違うような気がするが。まあ、見返してみるのも面倒なので割愛するとして、本題。有識者会議では、女性・女系天皇容認の報告がまとめられたが、秋篠宮妃紀子さまのご懐妊が分かったことで、女性・女系天皇容認もやむなしかと傾いていた議論が再びひっくり返り始めている。
 ニュースの冒頭を抜粋すれば、「皇室典範に関する自民党内閣部会(木村勉部会長)の勉強会が二十三日、スタートした。この日は、政府の「皇室典範に関する有識者会議」の女性・女系天皇容認を打ち出した報告書について、内閣官房の柴田雅人皇室典範改正準備室長が説明したが、出席議員からは有識者会議の人選や運営に対する批判が続出。勉強会では今後、男系維持の方策も含めて検討していくことになった」という。前々から、結論先にありきで有識者会議の議論は進められていたのではないかという批判もあり、更にご懐妊が判明したことで、拙速に過ぎたのではないかという反論がここにきて勢いを持ってきたのだろう。
 ご懐妊が判明した後で、有識者会議の報告に沿って議論を進めていくと言っていた小泉首相にしてから、もうちょっと後で決めてもええんとちがうかしらんとの発言をしていることもあって、まあそりゃぁひっくり返されもするだろう。お生まれになる子が男子であれば、現状の男系での皇位継承順位は三位、つまり皇太子様、秋篠宮に続いての三番目となり、実質的には将来に天皇となることがほぼ確定的となる。これでまた女子であれば、またしち面倒くさい話になるだろう。こちらの場合には、女性・女系天皇容認の動きで固まることになるのではないか、と思うのだが。
 参照先に記事を貼っておいたが、どうも政府は二年前にはもう女性・女系天皇容認の方針を決めていたのではないかと言う話も持ち上がっており、有識者会議のメンバーにしても、この前もって定まっていた方針通りに議論を進めてくれそうな人選をしたのではないか、と突込みが入ってきている訳だ。有識者会議の開催中も、天皇家の中からのご発言があったが、これに対して軽い扱いをしていたような節もあり、当事者である天皇家からの発言を軽視するとは何事かという批判もあった。正味、確かにあれでは、先に結論ありきでごり押ししたのではないか、と見られる下地は充分にあったような気もする。
 ただまあ、実際問題、現状の制度のままだと、男子が生まれなかった場合には天皇家が断絶してしまうことになる。元皇族だった方々に復帰してもらうとか、そちらの方から養子を貰うとかという手の検討もあるし、当然、それらと合わせて女性・女系天皇を検討する必要もある。が、まず先に結論ありきで議論されたのではないかという疑いがあるようでは、それこそ国民の納得を得られないと思うのだが、さてはて。天皇家なんて潰してしまえ~という意見もあるが、まあ外交で色々頑張って頂いているし、本当に万世一系であったかはともかく、長く続いている血筋であるのはまあ確かだろうし。個人的には、続いていくのが良いんじゃまいかと思うのだが。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060224-00000004-san-pol)
(参照先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000000-san-pol)

 余談のその一。26日参加予定者へ。どうも日曜日は雨の予報が出ているついでに、最高気温予想も8度。大半の予定は屋内とは思うが、一応は耐寒を考えておきませう。後で風邪引いたとか言われても、正味困るので。警告はした、後は知らない。動いたら撃つ。と言うか、撃ったら動く。というわけで、あんたらを結界の隙間に落としこんでやる。
 余談のその二。そう言えば、日曜日は飯をどうするんだか全く決めていなかったような気がする。どうせ明日に、私は身体に異常が無ければ先んじて行くことになるが。そして日曜ももう一回出てくることになるが。土曜に決めれば良いっちゃ良いのか。何人出張ってくるんだが覚えていないので、後で煮込まれる人の所へ行って確認しておかねば。
 余談のその三。どうせそれほどの大人数にはならん筈なので、当日の朝に私なり煮込まれる人にアクセスしても突っ込めるような気がしないでもない。でも、さっさと来ないと置いていくので悪しからず。外で待っているのは寒いんだもの、この時期。冬場に待ち合わせつつ一時間ほど遅刻食らって、かつ連絡が取れない相手だったからどうしようとか思ったことがあったのは秘密。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『ザ・風俗嬢』
文庫累積読破:文庫12冊、コミックス1冊、その他1冊
累積購入:15冊

それでは。

グーグル訴訟

2006年02月23日 21時34分10秒 | Weblog
2月23日分。

 会社でよく、お茶を飲む。茶葉から淹れるのもちょっと面倒なので、粉茶だが。味があんまりしないじゃんとか言われそうだが、個人的には煎茶の苦味があまり好きでもないので、味のあまりない粉茶の方が楽だったりする。一番の好みは玄米茶なのだが、さすがにそんなもんは会社においてないので、粉茶にしている。どっちにしても、苦味の少ないお茶ではあるが。一応、寮の自室には玄米茶が置いてあったりする訳だが。
 休日、放っておくとあまり水分を取らなくなるという悪癖があるなぁと、ふと最近に気が付いた。二リットルくらい水分を取ると良いらしいのだが、でかいペットボトル一本分かよと思うとちょっとゲンナリしてきそうだ。下手をすると、食事以外の水分は500ミリリットルに届いていない日もあるんじゃないかと思ったりする。そんな状況だから、会社の飲み物はまあタダだし、なるべくカップが空にならないようにはしている。
 ただ、こうやって会社でかぱかぱ飲んでいると、やたらと回転が速くなって困る。体質的に多分膀胱が小さいのだろうし、ついでに加えて普段にあまり水分をとらないから、少しでも水気が入るとすぐ回転してしまう。オフなんぞで私とどっかしら店に入った人なら、まあ多分分かると思うのだが。割としょっちゅう手洗いに行くはめになる。これで困るのが長時間の移動、特に車。だもんで、車での移動中は、あまり水気を取らないようにしていたりする。でないとなかなか悲惨だからだが……うへぇ。
 まあ回転を上げるのは、身体にとっては良いことではある。元々、煙草も吸わないし、お酒も飲まないから、これで食生活方面をまともにしてやればかなりの健康体になる、筈なのだが。そいつがどうもいまいち、ねぇ。とまあそんな訳で、気休め程度に、水分だけは会社にいる間くらいは取ろうじゃないかと、かぱかぱお茶を飲み続けるのであった。単に、時期的に仕事が少ないんで暇だ、という鋭い指摘も無いではないが。

 ニュースを探していたら、なかなか興味深い話が見つかってきたので、載せてみる。「米司法当局は、訴訟で合憲性を問われているオンラインポルノ規制法を弁護すべく準備を進めているが、このほどGoogle、Microsoft、Yahoo、America Onlineの4社に対し、数百万件に及ぶ検索記録の開示を求めた。しかし、Googleはこの要求を頑なに拒否している」という。追加抜粋すれば「司法当局はGoogleに対し、同社の検索エンジンからアクセス可能なインターネットアドレスのうち、100万件の無作為抽出サンプルと、1週間の間にGoogleの検索エンジンで入力されたクエリのランダムサンプル100万語を提出するよう求めている」という。
 問題になるのは、ニュース記事から見る範囲では、要は子供がネットを通じてポルノ画像などを見てしまうのは教育上宜しくない、そしてポルノ画像閲覧を許してしまうのはグーグルなどの検索サイトで画像が検索に引っかかってくるからだ、ということだと思われる。1998年制定の児童オンライン保護法(Child Online Protection Act:COPA)というものがあり、「児童オンライン保護法は、「未成年に有害な」無料オンラインコンテンツを掲載することを犯罪行為と規定し、1日あたり最高5万ドルの罰金および最長6か月の禁固刑を定め、1998年に議会を通過した。以来、合憲か違憲か論争が続いている」という所があって、それもあってもめているらしい。
 グーグル以外の三社、Microsoft、Yahoo、AOLは要求に従ったようで、ごねているのはグーグルだけということらしい。グーグル側は業務機密を明かすことになるし、ユーザーのプライバシーの侵害になると言って譲らないし、検察は検察でグーグルの態度は傲慢だと言って非難している。グーグルが渋っているもう一つの理由として、「政府側の弁護士がこの情報をFBIと共有し、「マリファナの栽培法」や「DIRECTVのハッキング」などの用語を入力したユーザーを刑事訴追するために利用する可能性を挙げた」ということもあるようだ。つまりは、今米国では国民の電話をテロ対策と称して盗聴していたことが問題にされているが、同じように用いられるのではないか、という懸念があるのだろう。何か抜粋ばかりで申し訳ないが。
 で、状況の進展に伴って出てきた話が、参照先のその2の方でアドレスを載せた記事である。「インターネットユーザーの検索語はプライバシー関連の法律によって保護されており、従って司法省の召喚状の開示要求を拒否できることをGoogleがカリフォルニア州の裁判所に認めさせることに成功すれば、将来の犯罪捜査において警察がそのような記録の開示を要求するのはより一層困難になるだろうと、複数の法律の専門家が指摘している」、と。またしても抜粋で申し訳ない。1986年に制定された電気通信プライバシー法というものを根拠に、グーグルはユーザーが入力した検索語は法的保護の対象となると主張している。状況がひっくり返る可能性もある、という訳だ。
 検索データの提出に関しては、どっちにしても問題は出てくることになるだろう。提出せよとの判決が出れば、プライバシーの侵害が公然と認められることになりかねない。提出しないということになると、犯罪捜査の効率が落ちる、らしい。結局は、あまり明確に判決を出さず、和解で手打ちになるのかも知れんなぁと思うのだが。しかしまあ、既にグーグル以外の三社は提出しているし、この内でヤフーは個人を特定されるような情報は開示していないと言っている。実際問題、Googleで「neck(首)」「snap(折る)」「break(折る)」「hold(抑える)」という単語を検索していたことが有罪判決の理由の1つとなったこともあるという。さてはてどうなることか、結果が出るまでしばし待ち、である。
(ネタ元:http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20094885,00.htm)
(参照先1:http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20096801,00.htm)
(参照先2:http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20097031,00.htm)

 何となく時事ネタを、短めにもう一つ。永田町の一幕、ライブドアから武部幹事長次男への送金疑惑に絡んで、メールを持ち出してきた民主党永田議員が議員辞職の意向を示した。メールの真偽が疑わしいとしてまずそこから立証しろという自民党と、カネの実際の動きを調べさせろという民主党とで延々泥縄していると思ったら、案外あっさり、当のメールを持ち出してきた張本人が遁走を決め込んでしまうというオチになった。何だ、もう少し粘れば良かったものを。とは言え、これで実際にカネの動きが無かったとすれば、名誉毀損で逆にぶちあげを食らいかねないということか。ただまあ、これだけ疑惑として持ち上がってきた以上、実際にカネの動きは調べるべきと思うのだが、さてはて。
 お陰で見事に、民主党はうそつきだ民主党は腰抜けだという抗議の電話がひっきりなしだそうだが、ブラフを仕掛けるにしても、もうちょい上手くやらんかいと思う。これで本当にカネの動きに怪しいところがあれば、それこそ数でも劣勢の民主には絶好の機会になるというのに。ブラフとしたら出来が悪すぎるし、真実であったなら民主の詰めの甘さが目立ちすぎる。どっちにしても、あまり宜しい印象にならないのは確かだろう。民主党執行部の責任問題も騒がれ始めているし、まあ、お粗末の一言である。もうちょっと往生際悪く、理論武装なりできなかったものかと思う。上のグーグルくらい、ひたすらごねて粘ってみても良かったんじゃあるまいか。自民が上手と言うよりは、今回は民主の自滅だろう。
 民主、結局ま~た分裂して元通りになるんじゃあるまいなぁ……。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060223-00000005-yom-pol)

 更にもう一つ。まあ、これは記事のアドレスを貼るだけにしておくが。感想、まぢかいな。以上。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060223-00000130-mailo-l12)

読み:漫画『シグルイ』一巻
買い:なし
途中:文庫『ザ・風俗嬢』
文庫累積読破:文庫12冊、コミックス1冊、その他1冊
累積購入:15冊

それでは。

M5ロケット

2006年02月22日 23時28分12秒 | Weblog
2月22日分。

 さて、会社で例によってブログを叩いておいたつもりで、どうやらそのデータを持って帰ってくるのを忘れていたらしい。間抜けくせ~と我ながら思いつつ、そんな訳なので今日は手抜き。と言うか、今日も書くことはほとんど無かった訳で。ああ、何も無いってのもある意味とても素晴らしい。暇万歳。あんまり忙しくなりすぎると思考が停止するクチなので、暇なのは有り難い。でも、暇でも思考は停止しているが。
 しょーもない話。最近、飯を作るのもメドイというので、松屋でよく食事をするのだが。新しいメニューが加わった影響で、一時的なのかどうなのか知らないが、生姜焼き定食が安くなった。安くなったのは良いし、大体はこれを食うようになったので有り難いと言えばありがたいのだが、実は一番好きだったのは豚焼き肉定食だったりする。で、何故かこいつがメニューから消えてしまった罠。う~む、あれを七味醤油で食うのが好きだったのに。たまに七味の加減間違えたけど。あんまり人気がなかったのかしら、あのメニューって……ううむ、残念。
 これで思い出したのだが、別の店で牛の焼き肉定食を頼んだら、肉がどうも獣臭くて食いにくいな~とか思ってしまった。単にさっと焼いて塩胡椒なりで食うだけなら、個人的には牛よりも豚の方を好むらしい。どっちにしても肉だから、獣の臭いはするのだが。ああ、だから豚焼き肉定食も七味醤油で食べてたんだろうなぁ。ワサビが大丈夫ならそっちで食うてもあるのだが、あいにくとワサビ・カラシは苦手も苦手なので、使えない罠。参ったマイッタ。寿司とかこれだから苦手だというのもある。酢飯が好きじゃないというのもあるが。あれ。でもいなり寿司は食うなぁ……。

 時事ネタ。本当は別のを用意してあった筈なのだが、上記の理由で吹っ飛んでいるので他から。M5ロケットが、一日延期はされたが、今日の朝に無事打ち上げられたということだ。積んでいた赤外線天文衛星も無事に軌道に乗ったようだし、これで一ヶ月に三連続でロケット打ち上げという日本初の快挙が成し遂げられたことになる。一時期はH2Aも打ち上げるたびに吹っ飛んでいたから、この先どうなることかと思ったものだが。
 さてはて、赤外線天文衛星の他に、太陽光を受けて飛ぶソーラーセイルの実験のための機材も一緒に打ち上げられていたらしいのだが。宇宙空間では、懐中電灯を点灯しっぱなしにしておくと、光の力でちょいっとずつ進んでいくそうな。これの原理で、太陽光を風のように受けてセイル(帆)で走ろうというのがソーラーセイル。SFチックなネタとしては聞く話だが、まさかそれを本気でやろうとしているとは、また楽しいじゃあないかと。
 しかしまあ、これだけばかすか打ち上げていると、宇宙のゴミも凄いことになっていそうな気はするのだが。『プラネテス』辺りを読んでいる人なら馴染みもあるかも知れないが、スペースデブリは螺子一本でもなかなか厄介で、人工衛星がこいつのせいで故障したり破損したりという可能性もあり得る。まあ確率的にそれほど高い訳でもないが、高速で軌道上を回っている無数のゴミというのも、ちょっとぞっとしない。何せスペースシャトルの耐熱タイルなんぞにしても、打ち上げの際に氷の破片を食らって破損してしまうくらいのものだから、ゴミに直撃されるとなかなか怖いことになりそうだし、と。
 そう言えば、いつぞやに読んだアイザック・アシモフの科学エッセイでは、地球と月のラグランジュ点を見付けだして、そこにゴミを集めてしまえば良いじゃないかなんて言っていたような気もする。そこいらはデブリの墓場になるから、立ち入り禁止で接近禁止にしてやる必要はあるだろうが、とか何とか。いっそ太陽にぶち込むという手もあるらしいのだが、太陽に放り込む軌道に乗せて吹っ飛ばすのがまた難しいようで。原発の放射性廃棄物とかそうやって吹っ飛ばすの、やっぱり無理なのかしらんとか馬鹿なことを考えみたりしつつ、時事ネタお終い。
(ネタ元:http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060222AT1G2200E22022006.html)

 余談。何となく、ここ数日で短い物を連打で読んでいるせいか、既読冊数がいきなり伸びる伸びる。今日にしても一冊読み切ったが、こいつはここまで短めのやつとは思っていなかったので、ちょっと予想外だった。これに関しては、レビューを明日にでもアップする予定。というかレビューは叩いてあったのだが、持って帰って来忘れていたので延期。
 余談の二。ちょっとぶりに本屋へ行ったら、漫画でちょいちょい買いたい物が。と言うか、久々に言ったらみなぎの探し物が二冊もぽつっと置いてあるって反則でしょ。本当は文庫を買いに来たのだが、まあついでだからとコミックスフロアへ寄ってみたら、そういや『ツバサ』と『ホリック』の新刊が出てたよな~とか、何故かみなぎの探し物が置いてあるじゃないか~とか、そういや『シグルイ』買ってなかったな~とか思い出して増えた罠。ついでに文庫も二冊買っているから、帰りの荷物が重いの何の。
 今月はスヌーピー以外のコミックス新刊を増やしていなかったし、スヌーピーも文庫レーベルなので文庫でカウントしていたしで、コミックスが今の所ゼロになっている。その辺考えればまあ、都合が良いと言えば良いのかも。まあいいや、気にしない気にしない。

読み:文庫『包帯クラブ』
買い:文庫『日本人はなぜ狐を信仰するのか』『ザ・風俗嬢』、漫画『シグルイ』一巻、『ツバサ』13巻、『ホリック』八巻、『大復活祭』、『いろは双紙』
途中:なし
文庫累積読破:文庫12冊、コミックス0冊、その他1冊
累積購入:15冊

それでは。

国民生活時間調査

2006年02月21日 19時50分02秒 | Weblog
2月21日分。

 昨日に『不思議の国のアリス』を読み返してみて、今日は『鏡の国のアリス』に移動してみている。『鏡の国~』は買っておいてそのまま放置していたという経緯があるわけだが、今更に読み返しているのは金曜に友人と会ったときに、アリスの話題が出たから。前に『不思議の国~』を読んだのはいつだったもんかと思いつつ、すっかり忘れてしまったので読み返して、ついでに読み足している。このどっかしら妙な童話は、右を見ても左を見ても変なのばっかりで楽しくて宜しい。ただ、自分でこんなところへ行ってしまったら、非常にこっちに迷惑この上なさそうではあるが。
 しかしまあ、ルイス・キャロルの経歴というのも面白い。オックスフォード大学卒で、卒業後業後にその大学で数学講師をしている。数学と論理学の人で、ついでに極端なロリコンというか、アリス・コンプレックスだったらしい。十歳以下の女児にしか興味を示さなかったし、生涯独身であったそうな。アリスというのは実在の少女であったようで、キャロルはこの少女が十三歳、彼自身は三十歳くらいのころに求婚したこともあったようだが、当然少女の両親が猛反発してアウトである。以上、角川版の訳者あとがきより。元々は、このアリス嬢に即興でしてあげたお話が土台となって、『不思議の国のアリス』は出来上がったそうな。
 作品と中の人は別個として考えられるものなんだなぁと改めて思いつつ、『鏡の国~』の項をぺらぺらめくってみる訳だが。そういえば、『鏡の国~』の方はそんなに日本では有名じゃないのかねぇと思ってみたりもする。他、何気にルイス・キャロルは数学者・論理学者の面も生かして、『不思議の国の論理学』という言葉のパズルの本も出しているようだ。日本語版だと、ちくま学芸文庫から出ているらしい。探してみたものかどうしたものか、ちょっと考えてみているところだが。そんなことを言っている時点で、大方その内に買いそうな気はする。
 無駄話。あるかなと思ってウィキペディアで「ロリコン」と検索してみたら、本当にある罠。どうやら、ロリータ・コンプレックスの大元は今の用いられ方とは違って、「年長の男性を愛する少女の心理として、少女の無意識的な願望や衝動の複合ととらえ、その内実を父親固着コンプレックスや去勢願望から説明するもの」であったらしい。日本では澁澤龍彦が『少女コレクション序説』の中で、少女の心理よりも視点を男性側に置くべきではないか、と指摘しており、今の日本でのロリコンと言うとこっち側の解釈である気もする。と言うか、『少女コレクション序説』って先月読んだぞ私……。な~んでこんなところで縁があるかね、この本は。縁の奇怪さを感じた一瞬ですた。

 NHK放送文化研究所というところが、五年に一度ずつ、「国民生活時間調査」というものをやっているらしい。今回の平成十七年度分で十回目だそうだが、そんな調査やってたのねぇ。貼り付けてあるアドレスは、ネタ元の方も参照先の方も扱っている元のデータはこの十七年度国民生活時間調査だが、分析している部分が全然違うようなので貼ってみた。共通している部分としては、前回よりも家事をする男性の割合が増えているという点くらいのものか。五十代、六十代男性の家事をする割合が顕著に上がっていると言うが、これはあれだろうか、昨今言われるようになった熟年離婚の影響なのかどうなのか。
 ネタ元の方を先に見てみると、「日本人がテレビを見る時間は平日が約三時間半、日曜は四時間を超える」そうである。加えて、「学校が週五日制となった影響もあり、土曜日は前回の三時間三十八分から四時間三分に延びた。また七十歳以上に限れば一日五時間半を超えている。全体では九割の人がテレビを一日十五分以上見ているが、二十代男性がテレビを見る割合は初めてどの曜日も八割を切った」とのこと。つまりはまあ、することが無いときにぼ~っとテレビを眺めているような習慣がついている、ということだろう。私自身もまあこんな感じだから、人様のことは言えないわけだが。何か別のことをしているときも、何となくBGM代わりにテレビをつけていることもある。
 できればテレビのどんな番組を見ているか、という割合も一緒に示して欲しかったものだが、まあそこまで調べるのは骨が折れるか。多分、バラエティーや音楽番組やらドラマという辺りが多くを占めるのではないかと思うのだが、私自身は大体はニュースばかりのような気もする。平日の朝は毎日、会社に行く用意をしつつニュースを聞き流すのが常で、帰ってきたらブログを叩くなりしつつやっぱりニュースを聞き流す。土日になると、確かにすることが無ければ、ず~っとぼんやりテレビを眺めているだけのような気も。七十代で五時間以上ということは、起きている時間の半分はテレビを見ているということに。老人の孤独死なんてことも言われるが、何かそれを裏付けそうな数字である。
 一方、「新聞は国民の44%が読んでおり、平均時間は二十一分。平日では男女十代と女性七十歳以上を除くすべての層で読む人が減っており、この結果、男女とも四十代以下で平日の新聞読者は50%を割り込むこととなった」という。減らなかった二つの層は、元からあまり新聞を読まない層なんじゃなかろうか、と思うのだがどうだろう。加えて、特定の男性層は競馬新聞とかスポーツ新聞を含めていそうな気もするのだが、さてはて。平均時間が二十分ほどと言うことは、ほぼ一面二面三面くらいまでと社会面を読んだら、大体そのくらいになるだろう。あまり精読している訳でも無さそうだし、時間的に通勤中に読んでいるサラリーマンが多そうだ。携帯ゲーム機でテレビなんぞも見られるようになったら、もっと新聞を読む人は減るのかも知れない。
 参照先へ行ってみて、睡眠時間が九分伸びたと言うが……週休二日で伸びたという割に、拡大幅が妙に少ない。大方、就労層は男女ともむしろ睡眠時間は削れてきているんじゃあるまいか。社会人になってしまうと、私のように定時でさっさと引き上げて家まで一時間ちょっとで戻れるという輩でも、寮に戻れば七時で寝るのは遅くても零時半。早ければ十時半には即死してしまう訳で。時間が無くなるのよねぇ……としみじみ思いつつ、人によっては十時くらいまで残業で自宅まで二時間、帰ったらもう日付も変わっていて子供の顔も見ずに寝るだけという場合もありえそうである。日本人は勤勉ねぇ。自殺者が年々増えていると言うのも、分かるような。それでも平均時間が七時間半を超えているというのは、さて、どこの層がよく寝ているんだろう。
 とまあ、数字を眺めつつチョップいれてみたわけだが、皆々様にはこれらの数字、どのように見えるだろうか。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000002-san-soci)
(参照先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000202-kyodo-soci)

 ニュースを漁っていたら、ちょっとした記事が引っかかってきたので貼っておく。受験がらみで役に立つのかどうなのか、と。
(おまけ:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000027-kyodo-soci)

読み:文庫『鏡の国のアリス』
買い:なし
途中:なし
文庫累積読破:文庫11冊、コミックス0冊、その他1冊
累積購入:8冊

それでは。

強制ウォーキング

2006年02月20日 22時27分52秒 | Weblog
2月20日分。

 朝っぱらから三十分の高速ウォーキングをするはめになったりした訳だが、そんな二月も終わりに近付きつつある今日この頃、皆様如何お過ごしだろうか。朝に中央線に乗って総武線に乗って新宿まで出向いてきてみれば、何故か山手線外回りが止まっている罠。内回りは普通に動いていたから大丈夫かと思ったら、たまたまホームにいた外回りの電車に乗ってみても動かない。おんやと思いつつ車内アナウンスを聞いてみれば、どうやら線路に異常があったとか何とかで外回りがずっと止まっていた様子。あらあらまあまあ。さてどうしよう、選択肢としては西武新宿か、中野まで戻って東西線か、バスか、タクシーか。
 しかしここで更なる別の選択をするのが、とわいらいとくおりてー。すなわち、「歩く」と。山手線で二駅だからまあ、歩けないことも無い。一年前は週に何日か、池袋から新宿まで歩いて帰ってきていたのだから。と言うわけで、朝っぱらから高速で歩く歩く歩く歩く猫アルク夜歩く……違う。ともあれ新宿駅を出たのが八時二十五分くらい、会社に滑り込んだのが八時五十五分。始業は九時だから万事オッケー間に合った。ただ、取り敢えず次にこういうことがあった場合は、西武新宿に乗ってこようと思ったわけだが。ちょっと心臓に悪い。しかしまあ、昨日に引き続いて足をよく使うものだ。昨日に多少歩いていたお陰か、調子は良かったが。
 インフルエンザ食らって倒れて足が細くなったな~とか思っていたら、その翌週には連続して強制ウォーキング敢行。何この無料スポーツジム。毎朝の通勤ラッシュもあるし、たまにこういう強制ウォーキングもあるしで、早くも足の調子は元に戻ってきているようだ。回復力が高いのは有難いが、その分ここ一週間はやたらと燃費が悪い罠。インフルエンザ中に固形物を食えなかったのが嘘のようだ。取り敢えず歩いていて思うのは、結局はこれが一番効率の良い運動手段なんじゃなかろうかということだったり。十分を過ぎたくらいから全身暑い暑い。重装備していたのが裏目に出まくりで、汗びっしょり。途中からマフラー外してコートも前開けて、空冷全開ですよ?
 歩いて歩いて気分は良いが、それは午前中の今だからであって、こりゃ~午後になったら眠いんだろうなぁとか、仕事が一山先週末に終わってほっと一息サボりつつ思う。そういえば、案外、歩くのは嫌いでもないらしいと気が付いてみる。自転車も多少好きだ。乗るときはできれば、それなりのMTBなりクロスバイクで高速巡航したいものだが。歩くという全身動作は面白いなぁとか、一分を争って信号が点滅するたびに突っ走ったりして脳みそがアドレナってる状態で、訳の分からん思考にはまっていたのであった。朝から何でこんなにバタバタしてるんだ、今日は。そういや、土日の二日連続で睡眠時間が足りてないような……あれか、寝不足で脳みそがいかれたか。

 フィリピンのレイテ島で大規模な地滑りが起こり、土砂で村が埋まると言う災害が起こったものらしい。この土日はあまりテレビも見ていなかったので、そんな話が出ているとはまるで気が付いていなかった。最初はまたどこかで地震でもあったのかと思いきや、二週間降り続いた大雨による地滑りだったようだ。村の小学校も土砂に呑まれており、「中にいたとみられる児童246人と教諭5人は行方不明のまま」であるという。ただ、既に発生から三日目に入っており、ここを越えると生存者発見率が大幅に下がると言うから、この小学校の児童救出は絶望的かとの見方が広がっている模様。
 別の共同通信のニュースによれば、「被災地の土砂は最大で約10メートルの高さになっており、現地災害対策本部などによると、これまでに70人以上の遺体を収容。被害の最も深刻だったギンサウゴン村だけで約1400人が行方不明になっていることが確認されている。周辺の住民らを含めると、最終的な犠牲者は2000-3000人に達する可能性が高い」とのこと。この地滑りの原因の一つとして、森林が大幅に減少したためではないかという指摘がある。こちらの話は参照先の方でアドレスを貼ってあるので、本文はそちらを読んで頂くことにして割愛。フィリピンでは三十年で五十パーセントを超える森林が消滅している、という部分だけここでは引いておくことにする。
 森林は根を張ることで地盤を支え、天然のダムの役割を果たしている。地盤はかなりの量の水を溜め込んでいるから、これを支えるものが無くなってしまうと、地滑りが起きることになる。加えて森林は二酸化炭素を吸収してくれるし、逆にこれを伐採すると溜め込んでいた二酸化炭素を大量放出してしまう。とまあ、そういった話が持ち上がってきたのは割と最近になってからの話で、以来、日本企業も必至になって環境アピールをする意味合いでも、植林などを進めている。マングローブを植えて回っているのは、さてはてどこの話だったか。タイ辺りでは、日本人が食べる海老の養殖のために、マングローブの林を伐採してしまったというような前科もある訳で。
 そんなこんなで、先進国は一気に方針を変えて環境を重視するようになったが、これがまた今度は途上国には納得してもらえない。伐採や焼畑をやめろと先進国は言うが、途上国にしてみればそれを止めると自国の収入が落ちる。これまで同じようなことをして発展してきた先進国は、途上国にはそれを止めろと言う。自分達だけ発展して置いて行くつもりか、とまあ感情論的に言えばそういう話。違法な伐採によって調達された木材は、結局はどこへ行くのかと言えば、先進国なり中国なりに吸い込まれていく。吸い上げるだけ吸い上げておいて先進国は何を言いやがる、という感じだろう。持続的な発展とは言うものの、なかなか難しい。
 地球と言う天体の単位として見た場合、人間の影響なんぞは大したものではない、という指摘もある。実際問題、人間の歴史はせいぜいが何千年単位だが、天体は億単位の年で動いている。それを考えれば些細なものだ、ということ。その辺りをかんがみれば、「地球環境のため」というのはお題目であって、結局は「人間のため」という話。まあそんなもんだよなぁ、と。しかしまあ、人間の住みやすい環境ってのは、果たしてどんなもんかいなと疑問に思わないでもない。平日は都心のオフィス街、休暇はキャンプ場というのが理想なのかどうなのか。取り敢えず、あたたかい布団に潜って眠っていられるのが、私には過ごしやすい環境なのだが。この引き篭もりめ。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000007-maip-int)
(参照先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000002-san-int&kz=int)

 ちょいとばかり、『不思議の国のアリス』を読み返してみたりしている。短いので一日で読み切れるのが有り難い所だが、単に『鏡の国のアリス』を読み忘れていたのを思い出したので、『不思議の国~』の方はどんなんだったもんかいなと読み返してみた所。取り敢えずナンセンス、取り敢えず不条理、そして取り敢えず面白い。角川文庫版なのでかなり注などは割愛されているそうだが、それでも面白い。ただ、英語のシャレの類は一定注を残しておいてくれているようで、これがないと訳が分からなくなってしまう罠。
 ともあれ、これで明日は『鏡の国のアリス』へ回れる筈。さてさて、究極のロリコン童話作家、ルイス・キャロルのアリスの二本目は、どんなもんであろう。そして今更気が付いた。前に読んでいたはずなのに、『不思議の国のアリス』のレビューが抜けているらしい。明日にでも、『鏡の国~』を読み切ったら追加しておこう。

読み:文庫『不思議の国のアリス』
買い:なし
途中:なし
文庫累積読破:文庫10冊、コミックス0冊、その他1冊
累積購入:8冊

それでは。

免許の更新

2006年02月19日 00時22分51秒 | Weblog
2月19日分。

 車の免許証の更新時期が来たということで、葉書がぽんと届いたのが一月だったかもう少し前だったか。めんどくさいから後でいいやと思っていたら、そのまま先送りしすぎて残り時間が少なくなった。三月の最初の週が期限となっていたが、三月の最初の日曜日は別件で動くから駄目じゃないか。同じ用件で二月の最後の日曜も動けないから、となるともう、残っているのは今日しかなかったりする。本当は先週に行こうかと思っていたのだが、インフルエンザで即死していては何ともならない。
 で、更新へ行く。今回が初めての更新になるので、何をやりゃいいのやら全くワカランという状態で、取り敢えず葉書と免許証と金だけ持って行く。試験場へは、住所変更の届け出の際に一度行っているから、まあ道に迷うことは無し。どのみち、少し遠いのでバスで行くのだし。とか何とか言っておいて、帰りは三十分くらいかけて歩いて帰ってきたやつがここにいる。ちょっとインフルの影響で足の筋肉が落ちていたから、まあ丁度イイやと様子を見ながら歩いて帰ってきた次第。浮いた帰りのバス代は、そのままゲーセンに消えました、と。
 ど~でもいいのだが、運転免許試験センターが土曜日にやっていない、というのはちょっと困りものだと思う。会社員なんぞという因果な職業になってしまったので、平日はまず間違いなく動けない。となると土日のどっちかになるのだが、土曜日は試験センターがそもそも開いていないので日曜しかない。正味、ひっじょ~に面倒くさい。しかも、みんな同じような状況だから、日曜日には人がどっちゃりと集まってくることになる。午前中に寝ていたので午前の部はアウト、午後一時から二時の間で受付を済ませないと、初回の更新は駄目らしい。一時間しかないってのもどうよ。
 例によって出遅れたので、昼飯を割愛してそのまま試験センターへ直行。一時十五分に到着、まあ余裕かなと思っていたら、待ち行列がやっぱり長い罠。後で聞いた話だが、日曜日には三千人くらいがどかっと来るらしい。ホントかよと思わないでもないが、少なくとも三百人では確かにきかなかったような気はする。ともあれ、何をどうすりゃ良いのかもよくワカランので、言われるままに右へ左へ右往左往してみる。途中、視野の再検査に引っかかったり、またしてももう一回視力検査に回されたりと効率悪っという状況に煽られたりもしつつ、一通り書類作成が終わったのは二時過ぎ。しまった、アウトかと思ったら、別に何の問題もなく講習の教室へ。まあ、間に合ったから良いか。

 初回の更新、と後は違反者の場合、何と二時間もかけて講習を受けるハメになる。二時間も何すんねんと思っていたら、ぶっちゃけ、何もしません……。三十分ほど、交通事故の遺族のドキュメンタリー的ビデオを流して、後は道交法の話とか何とか。正味、途中からず~っとスヌーピーを読んでいたので、ろくすっぽ聞いてやしないのだが。しかも笑えることに、講習の担当のおいちゃん曰く、誰も聞いてないのは分かってますから、とのこと。ならやるなよ、と突っ込みたくなったがそれもメドイので黙っておく。
 しかしまあ、講習中は色々な意味で凄かった。寝る人多数、私のように本を持ち込んで読んでいるのも多数。そもそも百五十人教室に二百人くらいを無理矢理詰め込んだりしたものだから、ちょっと狭いじゃないか。教室ぼろいな~とか、合宿で免許取った所もこんな感じだったかな~とか、後ろで寝てるやつのいびきがうるせ~とか、まあそんなことをぼんやり思いつつスヌーピーを黙々と読み続ける。講習の内容に意味があると言うよりは、この苦行の時間そのものが講習だったんじゃないのかと思わないでもない。
 講習の開始が二時十五分、終了が四時十五分。その後で更新された免許を受け取って、試験センターの外へ出たら四時半を過ぎていた。受け取った免許を眺めてみて一言、何この犯罪者面、と。免許の写真というのは、何故かみんな顔がおかしいと思う。まあ、はい次はい次はい次~とぽいぽいやってるからだろう。ただ、ちっとこの顔写真は怖いぞ、幾ら何でも。身分証明書としては、かなり不気味な部類であるような気がする。使いたくね~なこれ~。まあ、運転はしないから良いか。紙ドライバーだもの。
 余談。試験センターの地下に食堂があったようなのだが、そっちで飯を食い損ねた。着いたのが一時過ぎで、そこから受付終了まで延々時間を食ったので、そのまま講習に雪崩れ込んでしまった。で、終わったらもう四時半過ぎ。こりゃ~駄目だと、結局は駅前まで歩いて戻ってから飯を食うハメに。腹の虫がよく鳴かなかったもんだと思うが。最後、免許証を受け取る所に、何故か高速のパーキングエリア辺りに置いてあるような、食い物の自販機が置いてあった。たこ焼きとか何とかが入っている、あれ。よっぽど買いたい衝動に駆られるも、さすがに人目が多すぎて断念。と言うかあれ、機能してたのかがそもそも分からない。しかも、何故あんな所にあったんだろう。謎だ、謎が多い所だ……。

 帰り道。そう言えば以前も帰りは歩いて無理矢理帰ってきた記憶があったな~とか思い出しつつ、歩く。霊園通りという名前の付いた通りをひたすら歩いてくることになるのだが、途中に斎場と墓石屋が嫌と言うほど並んでいる。どうしてこう、二十とか三十とか墓石屋が並んでいるんだ……。まあ、霊園が間近なせいか。しかし、これだけ墓石ばかり置いてあると、一体どんだけ死人が出たら供給過剰にならなくて済むんだろう、とか無駄なことを考えてしまう罠。今後の高齢社会、葬式屋と墓石屋はあぶれないだろうなぁ。
 歩きながら足の調子を見る。インフルエンザを食らってようやっと起きあがれるようになった頃、何日かぶりに風呂に入るとき、鏡を見てゲンナリしたものだ。肉が落ちている罠。間違いなく骨も細くなったんだろうなぁと思いつつ、それよりも肉の落ち方が目立つ。普段の体重からして50ジャストを少し超えるくらいしかないのだから、落ちる肉も無さそうなもんなのだが、落ちるときは更に落ちる。最終的に48.5キロとかまで落ちたので、え~、2キロのマイナス。怖い、怖すぎる。今はほぼまた元の体重まで戻ってきたが、せめて55キロくらいまで増やしたい。ともあれ、歩いてる最中は、特に不調も無し。歩く速度もようやっと戻ってきたかなと思いつつ。
 駅前まで戻ってきた所で、そう言えばまだ行っていないラーメン屋が出来てたな、ということで行ってみる。九州豚骨と書いてあった時点で、大当たりはありえんなと割り切りつつ、頼んでみる。結果、やっぱり大当たりにはならず。小当たりという程でもなし。不味い訳ではないけれど、何やら独特の味。少し酸味が気になるかな、ということでニンニクを放り込んで、ついでに半熟煮卵が入っていたのでこれを軽く溶いて混ぜてみる。ところで、胡椒かけすぎですこのお店。美味いラーメン屋を探すのは難しいなぁと思いつつ、また池袋のあの味の濃い重たいやつを食いたくなる罠。
 免許の更新は無事に終わったし、まあ外へ出て歩き回っただけ、普段の引き籠もりインドアよりはマシか。

読み:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』三巻
買い:なし
途中:なし
文庫累積読破:文庫9冊、コミックス0冊、その他1冊
累積購入:8冊

それでは。