1月31日分。
毎度。まだ2月になる間際くらいやぞーとげんなりしつつ、「悲報、関東・九州で花粉シーズン突入 「花粉に敏感な人に症状が出始めるレベル」に」という速報を見かけて憂鬱気分に沈みつつあります。幽霊です。花粉症持ちなんですよ……また長い3ヶ月ほどの戦いが始まるのか。
まあ、私の場合「花粉症だ」と気が付いたのが割と最近の話でして、数年前まではあんまり自覚が無かったのですよね。ただ、症状が全く出ていなかった訳では無く、出ていたんだけれども、風邪か、アレルギー性鼻炎だろうと高をくくっていたと。ただ、実際にはマスクをするとある程度改善されたりする上、目がかゆくなるところまで来た時点で、「ああ…(察し」ということに。
どのみちインフル予防の意味も含めてマスクはする時期なので、ちょうど良いと言えばちょうど良いのですが……。ただ、私の場合、マスクをすると眼鏡が曇るという難点も。通勤中だと本が読みにくくなるので、アレは地味に困るんだよなぁ。
今日は拾いものネタではなく、たまたま今読んでいる本の話なのですが。通勤で読書が復活している関係もあって、今現在は『イスラームの論理』という書籍を読んでいます。ISILの話題がニュースで花盛りだった頃に『イスラーム国の衝撃』を読んで以降、ときたま思い出したようにイスラム教に関連する書籍を読むようになりました。
ただ、割と軽めの物が多かったため、今読んでいる『イスラームの論理』は、これまでに手を出してきた中では最も「重量のある」イスラムの本かもしれません。その中でふっと腑に落ちたのが、イスラムでは「偶像崇拝を禁止している」ことの理由についてだったりします。知識としては把握していたのですが、「何故禁止しているのか?」までがよく分かっておらず……というところだったのですが。
イスラムの場合、アッラーの絶対唯一性を強調するわけですが……。私自身が把握できていなかった最大のポイントが、イスラムでは「神の存在を否定している」ということだったりします。日本人的な感覚、八百万的な感覚での「神様」というのは、結構その辺にいたり、古びた物に宿っていたり、神社などにおわしますようなイメージを持つと思います。私も実際そのイメージなのですが、イスラムの場合、こうした「神様」の存在を否定するのだそうです。
神はそこにいない、神はどこにも存在していない。より厳密には、アッラーの創造されたこの時空の中にアッラーは存在し得ないのだ、ということ。アッラーは存在するが、アッラーによって創造されたこの世界・時空のどこにも存在しない。非常に卑近なたとえですが、自分のPCの中に、プログラムでもゲームでも良いのですが、何か世界を作ったとする。私たちはPCの中に世界(時空)を創りましたが、そのPCの中の世界(時空)に、創り手である私たちはいない。
故に、この世界・時空に存在しているものは、すなわちアッラーではあり得ない。時空の全てはアッラーによって創造されたものであるのだから、自らの被造物たる時空の内部にアッラーの存在が制限されることなどあり得ない。故に、神はそこにいない、どこにも存在しない。逆に、そこに存在しているということは、それはアッラーではあり得ないということ。
故に、偶像というのは、そこに存在している物なのだから……と。アッラーは、アッラー以外の神を信ずることを禁止しており、偶像崇拝というのもここに起因するものなのだろう、と。イスラムの場合、聖者の最上位に置かれるムハンマドであっても、キリストさんのような神との「三位一体」のような同一視はせず、あくまでもアッラーの預言を伝えるだけの存在として、きっぱりとアッラーとは違うものだと明示しています。
ムハンマドは神からの啓示を受けて信仰の模範を示す存在であり、ムハンマドはアッラーへの信仰を最も敬虔に反映する人物であるから、そのムハンマドを人々は尊敬し崇めるわけですが……。それはあくまでムハンマドへの信仰ではなくて、ムハンマドを通じてのアッラーへの信仰であるということが大前提になる。
こうしてほんの少しだけの理解を得てみると、イスラムというのは随分純粋というのか、研ぎ澄ました思想なんだなぁと感じます。ただ、思想の源流が研ぎ澄まされていたとしても、それが政治的、その他の意図によって恣意的に行使された場合にどうなるか……というのは、ISILなどの例で見えてくるわけですね。
さて、最後に動画編集と「かんぱに」のゲーム本編ですが、動画は現在、また連載シリーズの最新を作り始めております。正直もうS6の魔物については私自身の興味関心がほぼ全て失われてしまったため、動画としてもこれ以上アレを扱う予定はありません。攻略動画類も既に複数上がっている筈ですので、わざわざうちがこれ以上後追いをすることも無いと判断しています。
……ということで、最新を作ってはおりますが、S6魔物は完全にガン無視して違うことをやっているという。ま、そろそろ社長業の視聴者さんも、魔物動画はもうええわ……となってきている頃合いでしょうし、ね。順調に編集が進めば、今週末か、来週の頭頃には完成するのではないかなーと見ております。
一方でゲーム本編側は、魔物をやらなくなったので、のんびりと育成モードです。ちょうど宮殿キャンペーンも来ておりますので、いつぞやに黒ポストで採用したり、デイリーの採用でこっそり来ていた新人さんをレベリングしているところで。既に、迷宮赤ボスラッシュルートくらいなら、育成対象メンバーだけでも完全放置で画面を見ないままでも勝ってくれるレベルにはなりました。
専用武器もある程度作成が進んでおりますが、まだ二つばかり出来ていない分があって、まあ気長に叩くしかなかろうなーといったところ。+3の完成は本当に運任せなので、焦ってみてもしょうがないわな……と。レベリングの方が専用武器の完成より先に終わってしまう勢いですが、そういうこともありますわなぁ。
ではでは。ひゅう、どろん。
毎度。まだ2月になる間際くらいやぞーとげんなりしつつ、「悲報、関東・九州で花粉シーズン突入 「花粉に敏感な人に症状が出始めるレベル」に」という速報を見かけて憂鬱気分に沈みつつあります。幽霊です。花粉症持ちなんですよ……また長い3ヶ月ほどの戦いが始まるのか。
まあ、私の場合「花粉症だ」と気が付いたのが割と最近の話でして、数年前まではあんまり自覚が無かったのですよね。ただ、症状が全く出ていなかった訳では無く、出ていたんだけれども、風邪か、アレルギー性鼻炎だろうと高をくくっていたと。ただ、実際にはマスクをするとある程度改善されたりする上、目がかゆくなるところまで来た時点で、「ああ…(察し」ということに。
どのみちインフル予防の意味も含めてマスクはする時期なので、ちょうど良いと言えばちょうど良いのですが……。ただ、私の場合、マスクをすると眼鏡が曇るという難点も。通勤中だと本が読みにくくなるので、アレは地味に困るんだよなぁ。
今日は拾いものネタではなく、たまたま今読んでいる本の話なのですが。通勤で読書が復活している関係もあって、今現在は『イスラームの論理』という書籍を読んでいます。ISILの話題がニュースで花盛りだった頃に『イスラーム国の衝撃』を読んで以降、ときたま思い出したようにイスラム教に関連する書籍を読むようになりました。
ただ、割と軽めの物が多かったため、今読んでいる『イスラームの論理』は、これまでに手を出してきた中では最も「重量のある」イスラムの本かもしれません。その中でふっと腑に落ちたのが、イスラムでは「偶像崇拝を禁止している」ことの理由についてだったりします。知識としては把握していたのですが、「何故禁止しているのか?」までがよく分かっておらず……というところだったのですが。
イスラムの場合、アッラーの絶対唯一性を強調するわけですが……。私自身が把握できていなかった最大のポイントが、イスラムでは「神の存在を否定している」ということだったりします。日本人的な感覚、八百万的な感覚での「神様」というのは、結構その辺にいたり、古びた物に宿っていたり、神社などにおわしますようなイメージを持つと思います。私も実際そのイメージなのですが、イスラムの場合、こうした「神様」の存在を否定するのだそうです。
神はそこにいない、神はどこにも存在していない。より厳密には、アッラーの創造されたこの時空の中にアッラーは存在し得ないのだ、ということ。アッラーは存在するが、アッラーによって創造されたこの世界・時空のどこにも存在しない。非常に卑近なたとえですが、自分のPCの中に、プログラムでもゲームでも良いのですが、何か世界を作ったとする。私たちはPCの中に世界(時空)を創りましたが、そのPCの中の世界(時空)に、創り手である私たちはいない。
故に、この世界・時空に存在しているものは、すなわちアッラーではあり得ない。時空の全てはアッラーによって創造されたものであるのだから、自らの被造物たる時空の内部にアッラーの存在が制限されることなどあり得ない。故に、神はそこにいない、どこにも存在しない。逆に、そこに存在しているということは、それはアッラーではあり得ないということ。
故に、偶像というのは、そこに存在している物なのだから……と。アッラーは、アッラー以外の神を信ずることを禁止しており、偶像崇拝というのもここに起因するものなのだろう、と。イスラムの場合、聖者の最上位に置かれるムハンマドであっても、キリストさんのような神との「三位一体」のような同一視はせず、あくまでもアッラーの預言を伝えるだけの存在として、きっぱりとアッラーとは違うものだと明示しています。
ムハンマドは神からの啓示を受けて信仰の模範を示す存在であり、ムハンマドはアッラーへの信仰を最も敬虔に反映する人物であるから、そのムハンマドを人々は尊敬し崇めるわけですが……。それはあくまでムハンマドへの信仰ではなくて、ムハンマドを通じてのアッラーへの信仰であるということが大前提になる。
こうしてほんの少しだけの理解を得てみると、イスラムというのは随分純粋というのか、研ぎ澄ました思想なんだなぁと感じます。ただ、思想の源流が研ぎ澄まされていたとしても、それが政治的、その他の意図によって恣意的に行使された場合にどうなるか……というのは、ISILなどの例で見えてくるわけですね。
さて、最後に動画編集と「かんぱに」のゲーム本編ですが、動画は現在、また連載シリーズの最新を作り始めております。正直もうS6の魔物については私自身の興味関心がほぼ全て失われてしまったため、動画としてもこれ以上アレを扱う予定はありません。攻略動画類も既に複数上がっている筈ですので、わざわざうちがこれ以上後追いをすることも無いと判断しています。
……ということで、最新を作ってはおりますが、S6魔物は完全にガン無視して違うことをやっているという。ま、そろそろ社長業の視聴者さんも、魔物動画はもうええわ……となってきている頃合いでしょうし、ね。順調に編集が進めば、今週末か、来週の頭頃には完成するのではないかなーと見ております。
一方でゲーム本編側は、魔物をやらなくなったので、のんびりと育成モードです。ちょうど宮殿キャンペーンも来ておりますので、いつぞやに黒ポストで採用したり、デイリーの採用でこっそり来ていた新人さんをレベリングしているところで。既に、迷宮赤ボスラッシュルートくらいなら、育成対象メンバーだけでも完全放置で画面を見ないままでも勝ってくれるレベルにはなりました。
専用武器もある程度作成が進んでおりますが、まだ二つばかり出来ていない分があって、まあ気長に叩くしかなかろうなーといったところ。+3の完成は本当に運任せなので、焦ってみてもしょうがないわな……と。レベリングの方が専用武器の完成より先に終わってしまう勢いですが、そういうこともありますわなぁ。
ではでは。ひゅう、どろん。