黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

すっごいキツイよ

2012年04月06日 00時28分41秒 | Weblog
4月6日分。

 毎度。一昨日辺りから体調が微妙だなーとは思っていたのですが、今日になってやや悪化気味。幽霊です。まあどうにか年度末決算の山場は越しているので、ほとんど残業せずに撤退してきて、まだ午後七時にもなっていないのにそのままベッドに潜り込んで寝込んでおりました。ひとまず、五時間ばかり寝たら一旦回復したようです……見た目上は。原因不明気味なのが、ちと不気味なのですけれども。
 ……で、原因不明気味と書いておきつつ、多分、原因には心当たりが無いでもない。思い当たる要因は二つで、一個が決算の山場を越したことで緊張の糸が切れたこと、もう一個がまた気分のダウン周期に入り込んでいるのだろうということ。あんまり体力無い輩なので、まあ残業も立て続けだったしそろそろ限界だろーと予想はしてました。山場も抜けているし、ここらで一度崩れてくれた方が、後々安心だし、結果的にはこれでも良いかなー。

 ここを読んで頂いている方にとっては、「ノマドワーカー」という言葉は、あまり馴染みが無いものではないかと思うのですが。何せ、私もごくごく最近になってから見かけた単語でして、実際の所、自分にもよー定義が分かりません。とりあえず、ヤフーの辞書的なページにノマドワーカーについての記載があったので、リンクを張っておくことにします。
 このリンク張った定義と、それから幾つか読んでみたネット上のノマド関連記事をざーっと読み流してみるに……。つまりは仕事の場所を選ばず、遊牧民のようなスタイルで、自分の好きなことを仕事にして一攫千金を狙おう的なもんだと思われます。ただ、どうも私がこの単語に触れた頃(つまりは一ヶ月くらい前なんですが)には、既に話題としては加熱の時期を過ぎてトーンダウンのタイミングに入ってしまっていたみたいで、ああこりゃいつも通り「乗り遅れた」なーとか。
 どうなんでしょ、相も変わらず五年とかくらい前からテレビを部屋に置かない生活のままなので、テレビなどでこの単語、連呼されていたものなのでしょうか? いやはや、世間様から一周遅れどころか逆送しかかってんじゃないかって環境で生活してるもんで、時代遅れがいつも通りすぎますよホント。自分で望んでそうやってるんで、文句言えた義理じゃないんですが。文句言ってるってより、ある意味のろけてるんですけどね。

 ノマド論の類を眺めていると、基本的にソレが出来るのは「既に成功している人達」か、もしくは「そもそも成功できるだけの頭がある人達」じゃねーかしらんと思ってしまいます。いや、これはあくまで私個人の主観……ってより、ストレートに嫉妬ですね。昔はそれこそ、オレは世界の中心だ、周囲はオレより馬鹿なやつばっかだ、こんなオレが成功しないなんてオカシイ……とか中二病全開な考えがあったもんですけれどねぇ。実際のところは、しがないサラリーマンですら満足にできん残念なオツムしか無いわけです、ああ無念。
 確かに「憧れ」として、一つの「成功例」として眺めている分には良し。でも、あくまでそれは万人に出来る成功への手段ではなくて、「偉人伝」がもうちょい身近に見えるような話ってだけなんじゃないかなーと。まあね、景気も悪いですし、企業は採用絞るし、給料カットの話もよー聞くしというかうちの会社もつい最近にやったし、業績の数字が伸びないのを経理の中の人やってるだけに毎期見てるわけだし。こういう成功例の話が盛り上がったりするのも、仕方ないんだろーなーとか。
 ぶっちゃけ、怒られるのを覚悟でアレな言い方をすれば、今時でいう「負け犬」が大企業に就職できなかったことの口実として「すっぱい葡萄」の話をしてるだけなんじゃねーのかしらん、という気もします。……ええ、私もその範疇から抜け出ているわけもなく、企業という枠組みの中で少しでも楽して働かずに金貰おうと考えてますとも。ノマドやってられるほど才能も能も無し、独立出来るほどの金も無し、ああちくしょーと毎々思いはしますけれども、これが現状なんだしそれは受け入れませんとね。
 受け入れた上で、その後にどう行動するのかで、そこから先の結果は色々変わってくる……のかも知れませんけれども。ただ、それが良い方の結果になろうと、悪い結果になろうと、結局は自己責任です。踏み切って大成功する人も中にはごく少数いるかもしれないし、コケるリスクを考えて動かない選択をするのもそれはそれで悪い選択じゃないと思うのです。

 ではでは。ひゅう、どろん。