黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

七月五日を楽しみにしつつ

2012年05月31日 23時07分56秒 | Weblog
5月31日分。

 毎度。そういえばあとまる一ヶ月と数日待てば、タイトルの日付がやってくるんだなーと今から待ち遠しい気分。幽霊です。何の日なのかと言えば、「世界樹の迷宮Ⅳ」の発売予定日がそこなのです。……まあ、当日は見事に平日なので、実際に手元へ確保できるのはその週の土日まで待つ必要があるのですけれども。
 今回に限っては、今までと違って事前に予約が済んでいます。なので、毎回のように「今日も空振りー」とかぼやかなくとも済む、筈。二日三日にいっぺんずつくらい、公式サイトを眺めて新しい情報が無いかどうかチェックしたり、公開BGMをループにして作業用音楽にしてみたり、ゲーム本編をやる前にもそこそこ楽しんでおります。
 新しいシステム、またまた増えているみたいですね。ⅡからⅢのときも、大分システムが増えたり変わったりしていて、驚いたものなのですけれども。

 さてさて、そんなゲームの話を出だしに持って来ておきつつ。私がちょっと前まで好んでいたゲームというのは、今のように携帯機でちまちまやるゲームではなくて、アーケードのシューティングゲームでした。要は、ゲームセンタのビデオゲームコーナーに置いてある筐体で、シューティングをやるのが好きだったわけです。
 ただ、何年か前までは数ヶ月ごとに新作が出ていたものなのですが……。既に、アーケードのシューティングゲームには新作の供給があまりされなくなりつつあります。ようやっと最近に「怒首領蜂最大往生」が出たみたいですが、元々「蜂」系は難易度が高く、万単位でコインをぶち込んでようやっと、みたいなところがあります。個人的には、アレの弾幕って何故かやたら苦手で、蜂系は手を出しがたいのですよねぇ……。
 ああ、まあそういう話をしたかったわけではなく。新規参入層の取り込みができなくなった分野というのは、衰えていってしまうものなんだな、という話です。そも、アーケードのシューティングに対して持たれている一般イメージというのは、あまり芳しいものとも思えません。加えて、新作が出なくなってきているし、やっと出た新作は並み難易度が高止まりしている。これでは、新しく入ってくる人達を呼び込めません。
 かといって、「ぬるく」してしまうと、これまで付いてきていたファンがそっぽを向いてしまう。現状は、選択の結果として、新規参入層を取り込むよりも、現有のユーザを少しでも維持しようとする方向性になっているものかと思います。見た目だけは「萌え要素」を取り入れたりして、そこから入ってくる新規層を得ようとしている、というのも見て取れるのですけれどもね……。

 ゲームに限らず、大概の分野については、大体ユーザのレベルに合わせた層別の選択肢が用意されています。私のお好みの自転車もそうですし、デジカメやパソコンにも同様に用途とレベルの別に選択肢がかなりあります。洋服もまあ、値段を基準にすれば、層があると言って良いでしょう。携帯電話などになると、今度は初心者や高齢者にも使いやすい省機能型が少なくなってしまって、そちら方面の商品がちょっと評価されたりもしますね。
 一度人気の出たものというのは、「次」を出すのがとても難しくなるものです。「前」と全く同じようなものを出したのでは、「なーんだツマンナイ」と思われてしまう、と言うか飽きられてしまう。かといって、大きく変えすぎると「昔は良かった……」と言われてしまう。ならばと色々盛り込んで足してみたら、今度は「ごちゃごちゃしすぎてよくワカラン」とそっぽを向かれる。散々ですね。
 ただ、旧来のユーザを維持することだけを考えてしまうと、上で書いたようなアーケードのシューティングゲームと同じ末路を辿ることになります。新規層は取り込めず、かと言って既存ユーザも徐々に離れていってしまって、じり貧に陥る。ああ、何だかこうして書いてみると、政治にも似てきますね。従来利権を持っていた層ばかり優遇すると、新しい票を獲得できない。でも、改めようとすると旧来の利権層までそっぽを向いて票をみんな失うのではないか……とかね。
 そう考えると、あまり熱心すぎる旧来のユーザ層というのは、一面では悪影響を及ぼすこともあるってことです。旧来の熱心なユーザの要望ばかりを取り入れたものを作ってみても、それは本当にごく一部のマニアにしか扱えないものになるか、一部のマニアですら「どうなんだコレ?」と首をかしげるものになるでしょう。実際、ゲームでそういう試みがあって、転けたケースがあったように記憶しています。格ゲーか何かだっけ……?

 最後に冒頭の「世界樹の迷宮」の話題に戻りますが、元々、「世界樹の迷宮」はあまり初心者向けという作りをしていない感があります。発売ハードはDS→3DSという「ライト」な見た目をしておきつつ、実際には古典RPG「ウィザードリィ」をモデルにした作品なので、下手をすると一番最初の雑魚戦で死ぬことがあり得ます。そういう難易度なんです。
 ただ、Ⅳからは初心者、入門者に向けた難易度調整版の「カジュアルモード」が用意されたそうです。一方、従来のうっかりすると死ぬし、最後まで鍛えきってもまだ死ねるという難易度そのままのモードも並行で用意されている。そういえば、「ファイアーエムブレム覚醒」も難易度調整がありますね。
 従来の味は残しつつ、新しい要素は取り込んでいく。その最後まで残り続ける「味」が、大事なのでしょうね。そも、最初の一つでその「味」を作り出せるかどうか、がそも維持するよりもまず難しいんだろうなーきっと。

 ではでは。ひゅう、どろん。

まだあっちこっち筋肉痛

2012年05月30日 21時19分37秒 | Weblog
5月30日分。

 毎度。最新話掲載は先週の日曜辺りだった筈ですが、数日遅れでようやっと「ヨルムンガンド」のアニメ最新話を見ています。幽霊です。そーか、この辺りでドクターマイアミが登場でしたか。ココの目や表情の描写をどうやってアニメで再現するのか、という期待をした上で第一話は期待以上な感じでしたが、ドクターマイアミも良いですね。端々イッてる感が。
 ただ、ニコ動でのコメントにも度々指摘があるとおりで、音声のバランスがどーにも気になります。音、全般にちっさいような。ついでに、声が聞き取りにくいというのが一番厄介かも。まあ、ヘッドホンして聞けよって話なのかもしれませんが。
 ついでに、ニャル子さんの最新話も視聴。ここまで極端にデレが入り始めると、ちょっとつまんなくなっちゃいますかね? もう少しツンツンしてくれた方が楽しいんだけどなー。……というコメントが、ヒロインに向けたものじゃなくて、主人公に向けたものだってのが、相変わらずの変な作品です。

 出だしとは全然関係のない話。自転車で走ってきたのは先週末の土曜日だった筈なのですが、水曜の今日になってもまーだあちこち筋肉痛が残ってます。幽霊です。ただ、足の筋肉痛はほとんどもう残っておらず、残っているのは腰と背中まわりといった近辺に限られてはいます。若干だけ、胸の辺りも少し違和感があるかな? こうしてみると、自転車というのは全身運動だというのがよく分かります。
 今の車体はあくまで、フラットバーハンドルのクロスバイクなので、ロードバイクほどの極端な前傾姿勢にはなりません。その分、走行の際のロスは大きいわけですが……。結局、その内には本格的に、ドロップハンドルを積んだロードバイクに乗り換えることになるのでしょうね。身体の方がついてこないと車体性能もろくに活かせませんが、しかし身体の性能がしょーもないほど、ある程度以上の車体性能があった方が良いのでしょう。でないと、楽しめませんしね。
 そんなに車体で差が出るものかと思われるのでしょうが、かなり違うものです。私の場合は極端な例ですが、先に乗っていたルイガノのTR-LITEはMTBベースのサス付きクロスバイク、今のメインにしているビアンキのROMA2はロードに近い構成のサス無しクロスバイクで、乗り味は大幅に違います。多分、スポーツ自転車に乗ったことの無い人でも、その場ですぐ乗り換えて比べてみれば違いが分かるくらいの差があります。
 それだけに、どういう目的で乗りたいのか、という部分にちゃんと合わせて車体を選ばないと、「コレじゃない」感がすごいことになります。とは言え、最初の一台を選ぶというのはことのほか難しいもので、ついでに言えば最初の一台でパーフェクトに満足ってことはまずあり得ません。最初の一台にしばらく乗ってみてようやく、何がしたい、コレは要らない、ココが足りないというのも見えてくる。本腰入れて金かけていくのは、二台目以降になるのですよねぇ。
 ま、私の場合は金をかけるのが三台目からになりそうですが。さーて、次はどれを買おうかしらん……。考えている間が一番楽しいわけですが、乗って走っている間もまた楽しい。で、乗った後に筋肉痛がぁ~とかぼやいてるのも、まあこれはこれで楽しいものですよ。

 二台目以降はあまり迷わなくなってくるものなのですが、やっぱり入り口の一台目は迷うもので。最初から良い車体を買うべしという意見もありますし、最初は安めに抑えた万能的なクロスバイクで良いんじゃないか、ということも言われます。私個人は、後者の側をやや支持しますが、最初の一台を買う時点で目的がかなりハッキリしている場合には、最初から良いものを買うという方法も充分に有りかと思います。
 最初の一台で百パーセントの満足・納得が得られないというのは先に書きましたが、ある程度最初から目的が絞られているのであれば、自転車の専門店の人としっかり相談をした上でという条件を加えた上で、二十万とか出したって良い筈。逆に言えば、最初の一台に二十万を出せるのであれば、それだけ目的が自分で分かっていて、下調べもしてあるでしょうから。
 そうではなく、いきなり十万とか出せないし……というくらいであるならば、乗りやすそうなクロスバイクでまずは充分と思います。私自身、この程度の購入動機でしたしね。以来、最初の一台は盗難に遭うまで四年ずっと乗っていましたし、戻ってきた今後も無理はさせられないまでも、軽い街乗りにはそのまま使うつもりでいます。繋ぎ程度で買ったROMA2がちょっと不憫ではありますが、すぐではないにせよ、じきに三台目を買うことになるでしょう。
 三台目にもなると、もう自分の中で目的はハッキリしてきます。レースに出る気はさらさら無いし、他人と競争したいとも思わないけれど、自分の満足のできる走行がしたいし、少しくらいは距離を走りたい。クロスの乗り方では、さすがに満足に届ききらないことも分かりました。実のところ、後の悩みはクロモリのクラシック懐古主義に走るか、性能を優先してカーボンを選ぶか、そしていつ買うか、それくらいになっています。値段の見当も、もうついている状態。
 ……うん、色んな意味で手遅れですね。まあ、それはそれで良いのかな、と色んな意味で諦めつつある今日この頃。ま、少なくとも一年は今のROMA2に乗ります。で、その間にカーボンかクロモリかで迷うことにします。外観の趣味は圧倒的にクロモリのフレームを好むのですが、性能を考えたらカーボンが圧倒する。最終的には、結局ゆっくり趣味で乗るクロモリと、走るときに使うカーボンとを同時に持つってオチな気がしますが。ああ、そういう未来図が見えてしまった時点で、アウトですね。

 ではでは。ひゅう、どろん。

覗き見られるソーシャル

2012年05月29日 21時52分31秒 | Weblog
5月29日分。

 毎度。そろそろ昼過ぎくらいになると職場に冷房が入るようになったのですが、むしろその冷房のせいで風邪を引きそうな有様で……。幽霊です。職場内でも一番の寒がりが、何故か職場内で一番冷房の風が当たる位置という非効率。まあ、六月から担当業務が変わるのに伴って、座席も位置が変わることになりました。少しはマシになる、のでしょうか?
 ……おや、外で雷がゴロゴロと。部屋の換気ついでに窓を開けっ放しにしていたので、音が直接飛び込んできます。そろそろ窓を閉めておかないと、雨が吹き込んできそうですね。

 さて、タイトルの件。本日のネタ元は、ブロゴスへの投稿記事から「もう避けられない!ソーシャル時代のキャリアアップとセルフブランディング。鍵となるのは◯◯!」という記事を拾ってみます。
 うちのようなgooのブログをはじめ、FacebookにTwitterにmixiに、この間ネタにしたピンタレストなどなど、ソーシャルのサービスに皆様も何かしら親しまれているものかと思います。読む専門という方もいらっしゃるでしょうが、中には自ら発信されている方も多数含まれているものかと。
 うちのブログに限らず、まだ日本でのネットでの発信は、匿名が大半であるという状態です。アメリカにしても、向こうは実名が基本だなんてことも言われるかもしれませんが、実際には目的に応じて実名か、HN等かを使い分けているのではないかな、と。
 こういう状態の中で、先のネタ元にした記事によれば、アメリカでは「実に74.1%の企業が、必要に応じて求職者のオンライン上の情報を活用」しているそうです。そして、「面談前に求職者のSNS情報を収集することで、事前に「一定の印象」を持たれる可能性」がある、とも。

 こういった話での、私自身の失敗談があります。もう十年近く前ですが、私も大学三年生から就活を始めて、その途中で一つ、SNS方面で失態をやらかしたことがあります。エントリーする企業に履歴書を出すのですが、その履歴書に、自分の日記サイト(このブログの前身に当たるサイト)のアドレスを書いていたのですね。
 ……で、書いてあれば当然、企業の人事の人もそれを一回くらいは見るわけです。当時からずっと、うちは基本毎日更新でしたから、履歴書を出して面接を受けた日もやっぱり、記事を更新しておりました。ただし、面接を受けたその企業が、実は某超大手匿名掲示板にて「ブラック企業」のリストに載っかっていたことを知ってしまった、という内容で。どうなったかは、皆様、簡単に想像がつくものかと。
 結局、その企業へ再度出向いて説明、記事は削除ということで手打ちにして頂きました。いやはや……ここまで間抜けをやらかす方は少ないでしょうが、下手をするとこういうことが起こりますよ、という見事な実例でした。以来、基本的に仕事が絡む人、またリアル限定での交友関係の人に対しては、ここのブログ名や私自身のHNなどを一切話さないようにしています。書く内容も、特に最近ではかなり自己検閲が入るようになりました。

 ネタ元の記事では、今後はSNSを利用した「セルフブランディング」が必要になりますよ、と説いています。個人的には、それはそれで必要でしょうが、例えば就活のためだけを意識して、就活の何ヶ月か前から付け焼き刃で作成した「自己アピール」SNSには、あまり良い印象を持たれないのでは、とも。もしくは、中身を勘違いしてやってしまうと大惨事になる、かも?
 また、あんまりうっかりしたことを書いてしまうと、私自身の失敗談のようなことだって起こり得ます。発信するということは、発信した内容が不特定の誰かの目に必ず触れるということです。見られたくない人に見られるリスクだって、存分にあり得るということ。「セルフブランディング」と同時に、自身の発信する内容のリスク把握も必要ですよ、という話に今日はしてしまいましょう。ええ、今決めました。

 ではでは。ひゅう、どろん。

コレ、多分アレだよなぁ

2012年05月28日 22時39分59秒 | Weblog
5月28日分。

 毎度。六月から担当業務が大幅に切り替わることになりまして、ぶっちゃけかなり戦々恐々の気分で落ち着きません。幽霊です。職場内のジョブローテーションの都合とか、会社の体制が色々変わるとかそういった事情によるものなのですが……。今まで担当していた業務と全然違う担当になるので、さてどうなりますことやら。経理の中の人であることには、変わりありませんけれども。
 まあ今までほぼ触れていなかった部分の担当に変わるということで、業務知識は大幅に増えることになります。強制で、というのがちとネックではありますが。とりあえず、あまり先のことは考えないことにして、頭を空にしようと奮闘……しなくても、そも中身が無かったのでした。

 さて、さすがにもう話題としての新鮮味は失われてしまいましたが、ソーシャルゲームのネタで一つ。ネオマーケティングという会社が、ソーシャルゲーム経験者におけるソーシャルゲームの実態調査を行ったそうです。その結果に関するニュース記事をリンクしておきます。ということで、CNETの記事から。
 読んでいて笑ってしまったのが、ソーシャルゲームで最も人気のあったジャンルが「育成・シミュレーション」の58.2%という部分。コレ、多分ですが「アイマス」の課金姫のことじゃないかなぁと、そんな邪推をして笑ってしまった次第。あとは、以前電車通勤していたときによく見かけたのが、「牧場系」のゲームでしょうか。コレも多分、育成のカテゴリに入りそうな。
 私自身は、ソーシャルゲームはやりませんが、普段やっているゲームはシミュレーションかRPGかのどちらかというのが最近の状況です。シミュレーションにせよ、RPGにせよ、お気に入りのキャラクタを延々育て続けるという作業を楽しむ部分が強い面がありまして。こういうのは、延々飽きるまで続けてしまうので、時間も食われるのですよねぇ。この「育てる」箇所で課金要素が入ってくると、なかなかタチのわるい……げふんげふん、課金参加率の高いシステムが組めるのでしょうね。
 かくいう私も、ソーシャルゲームではないにせよ、「ファイアーエムブレム覚醒」のDLCを千円分くらいだけ買いました。経験値稼ぎマップと、金稼ぎマップと、後は強い武器を稼げるマップの三つ。要するに、育てるときの作業のネックになりそうな要素を時間短縮できるやつだけ買ったわけです。これ以上に手を出すつもりはほとんど無いのですが、ちょうどこのくらいの額というのは、先の記事でも一番多い平均課金価額帯にも合致しますね。

 任天堂のDLCの場合、一番多い支払方法は、恐らくニンテンドープリペイドカードを購入することによるものかと。私もこのパターンでDLC購入をやりました。この形式であれば、まだ現金を支払っている実感もありますし、3DS本体にチャージされている金額以上の課金は発生しません。チャージされている金額そのものが、課金の上限になるからですね。
 ソーシャルゲームのガチャが叩かれている原因の一つは、こうした課金の強制的な上限というのが存在しなかったこと。まあさすがに、未成年の利用については月の上限額を定めるといった対応は始まっているようですが、年齢詐称されてしまうとすり抜けられてしまいますな。私も、携帯を持った最初期はやらかしましたからねぇ……。携帯料金を見て、かなり驚いた覚えがあります。
 それだけのコストを支払う必要があるんだということを、自覚的に判断した上で課金に入るのは、別に構わないと思います。私自身、判断の上で千円支払ってDLCを購入しましたし。ただ、無自覚に、無警戒に課金に入ってしまう状態は、間違いなく好ましくありません。何度も同じことをココでも書いた気がしますが、子供を食い物にするようなシステムは、認めちゃ駄目だと思うのです。
 ……ま、全体で見れば課金に入らなかった人が過半数だったようですし。課金しない理由も、課金する気は全くないから、という健全な理由が8割とのこと。調査サンプル数の少なさと、回答者にある程度バイアスがかかっているだろうことを差し引いても、そこまでバカばっかじゃないということは伺える……と思いたいところ。むしろ、ソフト本体を買ってDLCにまで金を入れた私こそ、「あたしってホント馬鹿」というわけですよ、はい。

 ではでは。ひゅう、どろん。

帰還

2012年05月27日 19時06分45秒 | Weblog
5月27日分。

 毎度。昨日のブログ記事にて書いたことではありますが、半年ほど前に盗難にあった自転車が、警察の方から手元へ戻ってきました。幽霊です。戻ってくるとは全く考えていなかったのですが、まあせっかく戻ってきたものですし、使える状態であれば使いたいところかな、と考えておりました。

 引き取りの際、あまり詳しくは突っ込みませんでしたが、大まかに見つかった経緯などを聞いてみまして。私個人は、勝手に山梨県の方で逮捕されたという百何十台パクってどうこうという事件の絡みかと思っていたのですが……。訊いてみたら、別件なのだそうです。私の方で該当していた件は、今住んでいる近辺の市を重点でやらかした、これまた百六十台ほどの規模の案件なのだとか。
 百六十台の被害の内、現物を発見確保できたのが百台にちょっと足りないくらいだとかで、見つかった分については一台一台返却して回っているのだそうです。今日も午前中に六件返却が終わって、またこの後も回ります……とのことでした。その都度、被害届やら返却書類へのサインやらを書いて貰う必要があるとかで、警察のお仕事というのは本当に地道なものだと実感した次第。

 実際に戻ってきたときの車体状況は、盗難前に付けてあった筈の携帯空気入れ、スタンド、ライトが外されており、タイヤの空気はさすがにほとんど抜けておりました。チェーン、フロント・リアのギアも汚れの目立つ状態でしたが、まあこれは元々あまり手入れが出来ていなかった面も否定できず……というところ。見た目には、少し汚れている程度で盗難前と大差なかったように思います。
 多分ですが、盗難にあったときには軽トラックなりに放り込まれて運搬、そのままリサイクルショップへ売却。で、リサイクルショップ側の倉庫か何かに置きっぱなしになっていたものかな、と推測されます。雨ざらしになっていたと考えるには、車体の錆びなどがほとんど見受けられませんでしたので。
 昨日に買ってきてあったメンテ用スタンドが、今日も活躍することになりまして。とりあえず、ぬぐえる範囲での汚れは拭き取って、チェーンとギアの汚れも手が出せる範囲内で大まかに落として、チェーンルブを注入。フロント・リアともギア変速があまりつっかかりもなく決まることを確認して、それから前後のブレーキ動作も確認。若干効きが甘くなってましたが、これはブレーキをいじられたのではなくて、単に元からブレーキシューが摩耗していたことが原因でしょう。
 タイヤに空気を入れ直してみて、変な漏れが無いことをチェック。それから車体を十センチほど持ち上げて落としてみて、変な振動やら異音はとりあえずしないことも確認。付属品は失われましたが、本体への直接的なダメージはあまり無かった……ということでしょうか。

 本当は、今日は毎月のノルマ達成用に出かけるつもりだったのですが、無しにしました。自転車の到着が午後二時くらいまでずれ込んだためで、この時間で出かけてもね……と。代わりに上記の通りで戻ってきた自転車を掃除して、それから走行可能かどうかの確認のため、小一時間ほどゆるめに走らせてきました。
 ひとまず、走行については無茶をしない限り問題は無さそうです。どのみち短時間の街乗り、日常ユース用に回すつもりだったので、その範囲内なら大丈夫な気配でした。長距離とか高速走行になると不安なので、そちら用途にはしない予定。最悪、走行中に違和感があるようならその足で自転車屋へ持ち込んで有料処分にしてしまう考えもありました。が、まあ何とか使えそうではあるので、自転車屋で鍵とライトとスタンドを購入。
 これでまあ、駅までの時間短縮とか、会社に遅刻寸前のタイミングのときとか、そういう状況では役に立ってくれるかもしれません。元々四年以上乗っていた車体なので、走行の感触は身体が覚えていますし。乗り心地そのものは、実は今のビアンキの車体よりも間違いなく柔らかい。より一般向けに振った構成だからでしょう。フレームも今にして思えば若干小さめなので、扱いやすい。せっかく手元へ戻ってきましたし、使える間は、もうしばらく使うことにします。

 おかえり。お疲れ様。また、よろしく。

自転車絡みネタ三連

2012年05月26日 21時46分38秒 | Weblog
5月26日分。

 毎度。いまいち体調が良いとも言えなかったのですが、まあ早い時間に目が覚めたので、若干無理をおしてですが自転車で走ってきました。幽霊です。……案の定、道中で体調不良の影響がテキメンに出まして、何度か長めの休憩を挟まないと走れなくなってましたが。
 さすがに身体に反動はそれなりに出てきそうで、今の時点で結構だるだるです。明日は今月のノルマを片付けに出ようかと思っていたのですが……体調次第じゃ寝てる方が良いかもしれませんね。あと、それとは別件で明日は午前中から午後一くらいまで動けないことが確定したので、そういう意味でも先送りかも。
 ああ、でも今日の帰りがけ、小金井公園にある「江戸東京たてもの園」に立ち寄って二時間ばかり眺めてきたので、これでノルマクリアかも知れません。以前小金井市に住んでいた時期があって、そのときにもこの「たてもの園」、興味はあったんですが……立ち寄らず終いでして。思っていたより充実の内容でしたが、かえって余計に疲れたような。

 自転車で三十キロばかり走ってきただけでも、結構車体もチェーンも汚れるものでして。先週に走った後に一度チェーンの掃除はしているのに、今日戻ってきてから掃除してみたら、また布が真っ黒です。走行中に、ゴミとかホコリとか結構付くんですよね。
 で、こういうときに片足スタンドではさすがに不自由きわまりないので、メンテ用の簡易スタンドを買ってきました。これを使うと、後輪を浮かせた状態で固定できるので、クランク回しながらのチェーン掃除とかが出来るのです。前は外置きで場所が広かったので、若干無理な姿勢でクランク回しながらでも掃除できたんですが、今は完全に玄関の内側でやってるので、狭くてもう……。
 そういえば、チェーン掃除ついでに車体を拭いていたら、一カ所妙な部分を発見。最初はフレームにごく微細な穴が空いているのかと思いましたが、よくよく見たら、そこだけぽつっと塗装が剥げて、フレームの素の色が覗いていたようです。先週に拭いたときには気が付かなかったのですが、多分今日の走行中でしょうかね。恐らく前輪が弾いた小石か砂粒か、そういったものが車体をかすったものかと。
 自転車の一番簡単で確実なメンテは、乗る都度車体を磨け、とよくネットでも見かけたのですが。なるほど納得、確かに乗る都度拭いていれば、割と早い段階で異常を見付けられます。なるほどねぇ……。

 ネタ三つめ。今日の本題は、実はコレ。半年くらい前に前の車体がどっかいってしまったわけで、それもあって四月に車体を買い換えしたのですが。今日、刑事課の方から連絡がありまして、やっぱりあの車体、盗難にあっていたようです。百何十台とかやらかしていた内の一台だったそうで、リサイクルショップへ売り払われた後、まだ売れ残っていて確保されたのだとか。
 んで、急な話ですが、明日に車体が戻ってくるそうです。ん、んー……うーん、どうしましょう。結果的に、二台持ち状態になってしまいました。さすがに室内にもう一台は置けないので、戻ってくる方の車体を外置きにするしかないのですが。ぶっちゃけ処分してしまっても良いけれど、それも何か忍びない。
 職場の先輩で、クロス買おうか悩んでいる人がいるので、そっちに譲ることも一瞬考えはしたのですが……。ちょっと、さすがにね。中古どころか四年五年経過している車体なので、フレーム破損で転落転倒、それで骨折などされてしまうと大問題ですし。どこまでフレームが傷んでいるか、正直言って読めません。とりあえず簡易メンテだけやって、短い距離だけ走らせてみて様子見でしょうか。

 ではでは。ひゅう、どろん。

タダの後ろでは金がかかっている

2012年05月25日 00時28分26秒 | Weblog
5月25日分。

 毎度。そろそろ自転車のメンテ用のスタンドをちゃんと買わないとなーと思いつつ、さて走りに出るのは明日にするか明後日にするかで考え中。幽霊です。明日にする場合には、かなり気温が上がりそうなので、早い時間の内に走ってしまわないと暑くてかなわんでしょうなー。

 そんな具合で、四月の末に自転車(ビアンキのROMA2というクロスバイク)を買って以来、休日に気が向いたら走りに出ています。以前も別のクロスバイクを持ってはいましたが、そっちは盗難でやられてしまいましたので……。あまり普段は外へ出かけたりしないのですが、せっかく走れる自転車を買っておいて、置きっぱなしではね、と。
 ところで、私自身の移動の手段は、ほとんどが徒歩です。会社への通勤も徒歩で済ませている、というか徒歩で済む場所へ引っ越した経緯があります。自転車はどうしたって? ちと通勤に常用するには、また盗難が怖くて……。ついでに、電車にもあまり乗らなくなりました。都心部へ出向く必要があるときに乗るとか、そのくらいになりました。
 ただ、今の年齢の内ならともかく、年を取ってくると足腰の問題もあって、貴重な移動手段になってくるのがバスでしょう。今現在住んでいる市でもシルバーパスが発行されていて、高齢者の方が提示しているのをよく見かけます。割と短い区間でもバスに乗ってくる感じで、まあシルバーパスを有効活用している、ということでしょうか。ちなみに、うちの市のシルバーパスは有料です。

 さて、こういったシルバーパスについて、大阪市では70歳以上の高齢者は無料、ということになっているのだそうです。で、ここ最近話題の橋下市長が、この無料となっているパスについて一部有料化を提案しているみたいですね。ブロゴスというサイトにて、「敬老パスの有料化案、どう思いますか?」という議論ページが出来ています。
 私個人としては、有料化に賛成のスタンスです。財政状態が良好であるならば、全面無料だって構わない……のですが。大阪市の財政を公式HPで見る限り、芳しい状態とは言えない気配です。税収は下がり続けているのに、生活保護費や扶助費は増加傾向が止まらず、公債の返還にも追われ続けている。某お笑いタレントさんの母親がうんぬんという話は、ここ最近ニュースに出っぱなしですね。受給者は増えており、つまり税金から支払わなければいけない額も増加傾向にある、と。
 国や都道府県、市町村だって、慈善団体ではありません。サービスを提供するには相応のコストがかかり、受益者は応分の負担をする義務があります。当たり前ですね。相対的に高齢者の方が、特にバスには頼ることが多くなるでしょうし、受益の割合から見れば、むしろ高齢者の方が高く払うべき……とは言いません。ですが、全面的にタダで済ませられるほど、大阪市の財政状況は宜しくない。全国、どこの自治体でも同じでしょうけれども。

 そういえば、地味な問題点として一つ思いついたのですが。「一部」有料化の際、いちいち乗車の都度お金を払う(無論割引料金で)形式だと、面倒が増えるんでバスを使わなくなる人が出るのでは、とか。今まではパスをさっと見せれば済んでいたのに、割引料金とはいえいちいち支払をするとなったら、敬遠する人は確かに出てきそうな気がします。小銭の用意とか、回数券とかってメンドクサイんですよねぇ。
 その辺を考えると、やっぱり年間定額で先に一括払いしてもらうのが一番簡単かも。もしくは、ICカードで事前チャージ式とか……。そんなことを考えていたら、ウィキペディアの大阪市交通局のページに「PiTaPa」を利用した引き落としシステムが既に存在しているとの記載が。
 コレ、何とか上手く使えないものかなーとか思ってみたりしますが、いかがなもんでしょう?

 ではでは。ひゅう、どろん。

にんきばくはつすんぜんかー(棒読み)

2012年05月24日 21時22分13秒 | Weblog
5月24日分。

 毎度。ちょっと頭がぼんやり気味の一日で御座いまして、あまり今日の分の記事は中身が冴えないだろうなーということで、今のうちにゴメンナサイを申し上げておきます。幽霊です。特に何かしら思い当たることというのは無いんですが、まあたまにはそういう日もあるってことで。また気分のダウンのタイミングに入りましたかねぇ……。
 気分がダウンに入っているときこそ、あまり何も考えないように、軽めに自転車でまた走りに出た方が健全なのかどうなのか。週末の天気は、日曜日ならそんなに悪くもなさそうなのですけれども。どーしましょうかねー。

 タイトルの件。あまり詳しく調べていない……というより、いつも以上に調べる気力が湧いてこないもので、完全に記事読んだだけなのですが、とりあえずこういう話です。アメリカで、フェイスブックやツイッターに続く新手のSNSとして「ピンタレスト」というのが流行っている……らしいですね。
 この件、楽天がバックについたようです。日経ビジネスオンラインに、楽天の三木谷社長の本件に関するインタビューが載っていました。ピンタレストは女性メインのSNSであり、楽天もまた女性ユーザが多い。今後は視覚にも訴えるクチコミが必須で、楽天とピンタレストは相性が至極宜しいだろうと、まあそんな感じの内容でした。該当記事はこちらですが、全ページを読めるのは会員限定なので、最初のページのみとなります。
 今現在はみんなスマホを持っているご時世ですし、ピンタレスト、ちょっとくらいは当たってくるかも知れませんね。後は、ユーザインタフェースが直感的にやれるのかどうか、共有の範囲の設定などがちゃんと出来るのか、個人情報についてのセキュリティはどうなのか……その辺次第でしょうか。ああ、それら以上に一番大きな要素は、宣伝にどれだけお金をかけてくるか次第、ということかも。楽天が後ろにつく以上は、それなりに大盤振る舞いしてくるのかしらん?
 もう一つ気になるのは、この共有される(貼っ付ける)画像に、エロとかグロとか、公開しちゃいけない類のものまで上がってこないことを祈りたいかな、ということ。良くも悪くも画像というのは人の注意をとても引きつけるものでして、PCのエロサイトとかも当然のように少ないスペースの中で視覚へ訴えてくるわけです。同じようなことにならなきゃいいけれど、というのをちょっとだけ懸念してみたりとか。

 さて、上では「輸入」的な話を出しましたが、ついでなのでオマケとして「輸出」的な話も一つ。先日に消費者庁から「コンプガチャ禁止令」が出たばかりではありますが、それで凹んでいるわけにはイカンと奮起されたものか、GREEが世界へ打って出るようです。
 ソーシャルゲームなんて、日本でくらいしか流行らんよーな気がするんだけどなーと思うのですが……さてその幻想をぶち壊してくれるのか、GREEさん。無責任にガンバレーとだけ棒読みで申し上げておいて、本日はこれまでです。ああ、本当に最後まで頭が回らないままでした……困りましたねこりゃ。

 ではでは。ひゅう、どろん。

この瞬間を待っていた……

2012年05月23日 21時45分16秒 | Weblog
5月23日分。

 毎度。知人からのメールで、『朝霧の巫女』の最新刊が店頭に並んでいることを知って、今日ようやっと調達してきました。幽霊です。本誌連載は随分前に終了している作品ですが、作者のこだわりなのでしょう、単行本化に際してはほとんど全面的に描き直しなどしているのではなかったかな、と。
 この作品、今でも単行本での完結を待っている人というのは、大分減ってしまっているのではないかな……と思います。私自身は、他にも『ダークウィスパー』とか辺りを待っていたりもするし、まだ買うつもりです。何のかんので、久方ぶりに見た『朝霧の巫女』は、引き込まれましたし。最後まで付き合うよ、きっと。待ってるからさ。

 さてはて、昨日は自転車ネタで延々書きましたが、今日は普段通りに戻しまして。最新の話題ではもうないんですが、ちょっと前から気になっていたのが「現代の”あしながおじさん”をどう思いますか」という、ブロゴスでの議論です。これ、studygiftというサービスについてのもので、要は諸事情あってお金の必要な学生に、ネット上で支援を募ろうといった話です。詳細については、リンク記事をお読み下さい。
 この件、しばらく何かが腑に落ちないなと思っていたのですが、同じブロゴスへの投稿記事の中で、腑に落ちなかった部分を指摘してくれていた記事を発見。それがこちらの記事です。
 どうにも「苦学生への救いの手を」的な先入観を持ってしまっていたようで、私も思考が固まってしまっていたようです。記事中の指摘通り、(ここから引用)必要としていたのは「学費」という切羽詰まったものじゃなくて「学生時代に資金的に余裕をもって充実した時間を過ごしたりいろいろなことにチャレンジしたい」ということ(ここまで引用)なのであれば、ああ成る程ねと納得できたわけで。
 ……という辺りから話を広げようかと思っていたら、今回の騒ぎの渦中にある女性、退学されていたみたいなのですね。あらら。大学側も良い迷惑だということでご立腹だそうですが、現在は一応、当事者と大学とで直接話し合いをしているそうです。どう収まるのやら、分かりませんけれども。

 ま、件の女性自身については、そんなに興味が湧きません。それよりも、studygiftというシステム自体はどーなんだろうなーというところには少し興味があります。ただ、こっちの興味に対しては、これもブロゴスから的確な指摘の記事が出てますので、リンクをぺたっと。
 以前、東北の大震災直後に、駅前に立って「義援金をお願いしまーす」と子供たちまで動員してやっている募金活動がありましたが。今回の件、何となくコレと同じ、個人的にはちょっと気にくわない臭いがする部分があります。震災関連については、私は会社を通じて、使途の分かっている募金に些細な額を投じました。ただ、あの駅前の募金には……入れる気にならなかったのですよね。どう使われるのか、分からなかったし。子供を盾に取るような訴え方が、何より気に入らなかったから。
 どちらも善意から出たものだろうというのは分かります。ただ、どうもうさんくささを感じてしまうし、訴えかける方法として個人的には嫌悪感を抱くタイプのやり方です。特定個人への寄付って形になるstudygiftの今の形は、それこそ「商品」っぽいよなーとか。ペットショップじゃないんですから……。
 的確な記事ってことでリンク貼った方の記事にもある通り、特定個人へ直接の寄付という形にするよりは、公的な支援団体への寄付という形にすべきと私も思います。最初のケースとして件の女性が選ばれたのは、容姿であるとか、女性であることだとか、もとより話題を集めやすい人物だったからという部分がかなり大きいのでしょうけれども。AKBとかの選挙やらと同じノリでやって良いものではない、と思うのですけれどね。

 ではでは。ひゅう、どろん。

意外と業が深かった

2012年05月22日 19時43分55秒 | Weblog
5月22日分。

 毎度。まだ若干脚に軽い違和感はありますが、まあ昨日ほどには影響が残っていないようで一安心。幽霊です。多摩湖まで往復30キロちょっと、途中軽めのヒルクライム込みを自転車で走ってきたもので、日頃の運動不足がもろに表へ出た形ですね。
 また今週末も、天気の都合次第ですが、出られるのであれば走りに出ようかどうしようか。

 我ながら、自動車やバイクにはさしたる興味が無い割に、妙に自転車にだけは入れ込む傾向があります。一応は運転免許証も持ってはいるんですが、車を運転することに興味が全く向きません。で、結局年単位のペーパードライバ状態になって、現在無事故無違反でゴールド免許に。そりゃまあ、乗らなきゃ事故も違反も起こしようが無い、と。
 思い返してみれば、中学生くらいの時点で、確かパナソニックのMTBか何かに乗っていたような記憶がうっすらと。フロントにのみサスがついたもので、ルック車だったのかもしれませんが、今で言うMTBベースのクロスバイクに近いものだったのかも知れません。その後少し間があって、高校時代にジャイアントのフルサスMTBに。大学時代もある程度までそれに乗って、これは盗難か何かでロストしました。
 ジャイアント以降しばらく間が空いて、社会人になった当初は無印良品の普通のシティサイクル……だったんですが、どうも物足りなくてZEENのビオシスというタイヤの細いものに乗り替え。それでもイマイチということで、ルイガノのTR-LITEの2007年モデルに変わりました。このTR-LITEは途中でタイヤをより細いものに履き替えて四年くらい乗り、去年に盗難されて終了。冬が終わった辺りで我慢できなくなった結果、この間にビアンキのROMA2を買ったという遍歴になります。
 こうしてみると、割に昔から何かしら乗っていたわけですね。中学生以前に乗っていたものは、全く思い出せませんが……。もうその頃から、あまりママチャリ的なものには乗らなくなっていたようです。そーか、そんなに昔から業が深かったのか、自分。

 自動車やバイクではなく自転車である理由、というのは……正直、自分でもよくは理解していません。とりあえず、実利的なところでは、都心部近くで自動車持っててもコストばっかかかるしなーという思考があって、まあ駐車場代とかガソリン代とかもかからないし良いよね、とか。自動車もバイクも、そのフォルム・機能美的な部分は好きなのですけれども。自分で乗ろう、という気分は湧いてこないのです。
 何となく思うのは、自転車なら自分でコントロールしているという感触が得られる、自分の限界が素直に見えてくる、という部分が大きいのかなと。自分の手で操り、自分の脚で走るもので、走る結果を自分の目と耳で直感的に把握できるものだから。多分、私が出来る手持ちの趣味やらの中で、コレが一番「生」の感触に近いものなんじゃないかな、と思うのです。
 ついでに、走っている間はただひたすら前に向かって走ること、路面のコンディションを読み取ることを延々考えているだけなので、頭が空っぽになります。その感覚が好きだから、という部分も大きいか。実のところ、私が歩くのを好むのも、この辺りが起因している気がします。歩くというのは、一番原始的な、自分で制御の出来る手段ですし。
 それ以外の部分でもきっと、私が自分でも理解できていない自分の好みなり方向性に、大なり小なり影響のある概念でもありそうです。自分の中で突き詰めていくと面白そうではありますが、まあそれは別の機会にでも考えてみるとしましょう。

 ではでは。ひゅう、どろん。