黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

まあ、一応カウントするか

2014年12月21日 20時39分24秒 | 毎月のノルマ
12月21日分。

 毎度。メンタルと体調がどっちも数日イマイチで、気力がわかずに更新が飛びましたが……とりあえず「まだ」生きてます。幽霊です。ただ、どうもコレ、土日になるとむしろ体調とメンタルががったがたになっているよな気がするんですが。嫌な予感しかしない。先週と言い、今週と言い、休み明けを想像して土日に余計に体調が落ちているように思います。
 薬はちゃんと飲んでいるんですが、まあ一時的に不安を鎮めるか、もしくはADHDを多少軽減するといった効果のものですから、不安症状やストレス負荷によるダウンはどうにもならないのでしょうね。こうまでなってしまうと、もう本当にどうにもならんなぁ……。
 他にこんなに体調が落ちる理由も思いつかないし、正直結構キツイです。今日も今日で、気分転換にと午後から無理矢理外出しましたが、夕方から一気に体調が落ちてしまいました。先週の日曜からストラテラを使い始めていて、先週はその副作用かと思ったのですが、あれは結局は副作用じゃなくて、不安症状の悪化だったんだろうなぁと今にして推測中。

 さておき、年末近辺で「毎月のノルマ」と称した美術館・博物館その他めぐりは一つ予定があるのですが、気分転換は必要だろうということで、今日も無理矢理に一つ出かけてきました。とはいっても、元々は別のところへ行く予定だったものを、途中で間際に変更したので、完全に現地ではノープランでしたが。
 行ってきた先は、多摩動物公園という、自分でもやや斜め上のチョイス。本当は多摩センターまで行って別の施設へ行く予定だったのですが、今日は体調があまり芳しくなく、もう少し気楽に見られるものが良いのかなーと思い始めた矢先、進行方向途中に多摩動物公園があるのに気が付いて、駅に止まった瞬間に「やっぱ、こっちにしよっと」という軽い判断で降りた次第。
 上野動物園ほどではないにしても、こっちもこっちで園内が結構広く、加えて園内の高低差が結構あって、地味に体調の宜しくない状態だとなかなかの疲労感になりました。最近はロードバイクにも乗れていないので、身体も鈍ってしまっていたでしょうしね……。行った時間が午後二時からと遅く、相当に急いで園内全体を歩き回ったので、余計に疲れた面もあり。

 ここのところはモンハンばかりやっていて、狩るゲームばかりやっている中、生きている動物を観に行くというのがまた微妙に皮肉っぽくはあるのですが。ゲームではなく、実際に体温を持って、体臭があって生きている動物を見たことで、「ああ生き物ってこうやって動くものなんだよな」と当たり前のことを改めて思ってみたり。どうにも最近、現実から浮き上がってしまっているような気がします。籠もり過ぎかな……。
 見た中での印象としては、マレーバクが予想していたより大きくて「獏ってこんなにデカいものだっけか……」と思ったこととか、ユキヒョウのすらっとした無駄のない肉体の美しさに見惚れたこと、辺りでしょうか。そういえば、母親殿にそんなメールを送ってみたら、相当な昔に多摩動物公園へ連れてきてもらったことがあった……らしいですね。ただ、三歳とかそのくらいの頃だそうで、そりゃ覚えてるわけがないわぁ。
 意外と上野動物公園とはまた別のものが展示されていて、期待していたよりも諸々新鮮でした。ただ、時間の都合もあって、売りの一つである「ライオンバス」には乗り損ねましたけれども。運動不足の解消と、ただ無心に歩くという時間を得られたことと、生きているものを見たということと。体力的にはキツイ状態でしたが、出向いて良かったかなと思います。

 以下、一応ですが、毎月のノルマのメモに今日の分を加えて更新。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」

 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」

 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)

 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)
 ・2014/6月:「医は仁術」(国立科学博物館)
 ・2014/6月:「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream」
 ・2014/7月:「第67回広告電通賞展」(アド・ミュージアム)
 ・2014/8月:「江戸妖怪大図鑑」(太田記念美術館)
 ・2014/9月:「オルセー美術館展 印象派の誕生」(国立新美術館)
 ・2014/10月:「印象派のふるさと ノルマンディー展」(損保ジャパン日本興亜美術館)
 ・2014/10月:「菱田春草展」(東京国立近代美術館)
 ・2014/11月:常設展(東京国立博物館)
 ・2014/12月:多摩動物公園


 ではでは。ひゅう、どろん。

久々に常設展

2014年11月24日 20時00分21秒 | 毎月のノルマ
11月24日分。

 毎度。本当は昨日に更新しておくつもりでいたのですが、動き回って体力が切れてしまったので、更新が一日遅れて今日に回ってきております。幽霊です。あんまり万全でない状態で動かしたので、すぐに体力が切れるわ、腹が減るわでえらく難儀しましたが……。

 さておき、そんなわけで三連休の真ん中だった昨日については、「毎月のノルマ」と称して月に一回か二回か、美術館なり博物館なり気の向いたものに出向こうというマイルールを定めて何年かやっておるわけですが。昨日については、もう今月は当てが無かった上に考えるのが面倒くさかったこともあって、東京国立博物館の常設展へ回ってきました。
 年に一回くらいは、何のかんので回っているような気がしていたのですが。毎月のノルマのタグから過去履歴を引っ張ってみたら、一年ぶりではなく二年ぶりだったみたいですね。そんなに間が空いていたっけかなぁ……。まあでも、それだけ間が空いてからの観覧だったので、以前見た時には気が付かなかったことだったり、新しく見えたものだったり色々と。地味なところで、『鬼灯の冷徹』から仏教ネタが入ってきたことで、「ああ、コレってあれか」と分かるようになった部分も。
 本当は、秋の庭園開放の方が主だった目当てで、そっちで写真を撮って一石二鳥……とか考えていたのですけれども。実際には、あんまり庭園の方には目立った撮影の見どころ的なところも無く、本当に何枚かだけしか撮影していなかったので、そっちの方が完全におまけになってしまいました。しかもオマケとしても超小粒。貼るほどの写真、撮れなかったしなぁ。
 一方で、ちょうど今トーハクでやっている国宝展については、恐ろしい待ち時間になっていたみたいですね。私自身が常設展側に入る頃で、入場制限ありの二時間待ち。常設展を見終わってそろそろ移動するかーと外へ出たのが午後四時過ぎくらいでしたが、そのタイミングでもまだ90分待ちというアナウンスがされていました。しかも、結構その時点でも列が長かったような。あの列、最後までちゃんと入れたんでしょうか?

 トーハクの常設展は、細かい展示物はちょいちょい入れ替わってはいますが、大筋においては大体同じ流れのものが置いてある筈で。見る側の印象なり考えることが変わってくるということは、見ている本人の考えていることが変わってきているということだよな、と。
 ただ、今回も本館に限定しての常設展のみ見ていますが、それだけでも三時間近く。普段の美術展での鑑賞時間が長くても二時間弱なのを考えると、かなりの気力を食います。そうなってくると、ぶっちゃけその日の当人の体調次第でも、結局考えることは変わってしまうわけなのですけれども。昨日は割と頭止まってる状態で回っていたので、ちょっと勿体なかったかもしれませんね。
 しかしまあ……やっぱりある程度空いてて、快適に観られましたよ。国宝展の方は、相当なものだったでしょうけれどもね。

 以下、毎月のノルマ記事のためのメモ書きです。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」

 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」

 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)

 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)
 ・2014/6月:「医は仁術」(国立科学博物館)
 ・2014/6月:「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream」
 ・2014/7月:「第67回広告電通賞展」(アド・ミュージアム)
 ・2014/8月:「江戸妖怪大図鑑」(太田記念美術館)
 ・2014/9月:「オルセー美術館展 印象派の誕生」(国立新美術館)
 ・2014/10月:「印象派のふるさと ノルマンディー展」(損保ジャパン日本興亜美術館)
 ・2014/10月:「菱田春草展」(東京国立近代美術館)
 ・2014/11月:常設展(東京国立博物館)


 ではでは。ひゅう、どろん。

久々の二重クリア

2014年10月30日 21時39分27秒 | 毎月のノルマ
10月30日分。

 毎度。ここのところ何とか月一回ずつ、美術展なり博物館なりに回ってきましたが、今月は本当に久しぶりに二つ回ることが出来ました。いつぶりだっけなぁ……。幽霊です。まあそれだけ年休やら代休やらすら取れていない、ということでもありますし、休日に体調を落として動けないまま一日寝て終わりという日が多かったということでもあります。
 今週はずっと睡眠時間を意図的に確保し続けたことと、そこまで業務の波が高くないということもあって、何とか割とメンタル・体調とも平穏を維持できています。お蔭で、何とか先日の休みと、今日の代休との両方で動くことが出来ました……。いやはや。

 えー、さておき。先日の土日で一つ地味な……もとい、マイナな展示へ回って快適に過ごしてきたわけなのですが。今日の分も、まあ平日ど真ん中だしそこそこ空いているだろうと高を括っていたら、何故か最寄り駅で地下鉄を降りた改札前でチケット販売の簡易出張所が設けられている罠。うっすら嫌な予感を覚えたのと、まあ目の前ですぐ手に入るからとその場で買っておいたら、これが正解。
 実際に美術館の前まで行ってみたら、あの列の並び具合だと、恐らくチケットを買うだけで5分か10分か待たされたかもしれません。おかしいな、平日ど真ん中、別に祝日でもない筈なのに、何故あんなに混み合っていたのか……正直疑問ではあります。
 ということで、本日行ってきたのはこちら、東京国立近代美術館で開催中の「菱田春草展」でした。この人の名前や画風を知っていたというわけではなく、単にミュージアムカフェで何かいいタイミングの展示が無いものかと探していたら、コレが引っかかったというだけなのですけれども。行ってみてびっくり、土日のメジャどころの展示並みに混んでました。
 ……ものすごくぶっちゃけたことを書くのですが、この人、そんなに有名なの? 確かに絵は間違いなく綺麗でしたが、それだけであの人数が平日に集まるとはちょっと思えないのです。まあ確かに、横山大観とのつながりのある人物でもあるようでしたし、幾つかの作品は国の重要文化財として指定されているようなので、それなりにメジャなのかしら。
 私の場合、国内での絵画方面は浮世絵以外だと本当に疎いので、まるっきり知識がありません。ほぼ毎回下調べ等をしないで行くので、たまに「えっ……?」ということがあったりすることも、ちょいちょいあります。それはそれで面白いので、毎回そのまま調べずに行くようにしておりますけれども。

 今回、初めて「朦朧体(もうろうたい)」という言葉を知りましたが、実物を見てみれば「ああ、なるほどね」という感。ここのところは、国内なら浮世絵、それ以外だと西洋画の展示を集中して回っていたので、色味のハッキリしたものが多かった中、今回はなかなか色が淡くて新鮮な感覚でした。
 あと、猫。今の展示期間は、白猫はいませんが、黒猫がいます。この黒猫が見たいがために、コレを選んで行ったと言っても良いくらい。触ったらふわふわしてそうですな。
 まあしかし、たまには普段と毛色の違う絵画を眺めに行くのも良いものですね。……と言っても、まだこの「毎月のノルマ」を初めて3年といったところですから、せいぜい回ったものは40あるかどうかくらい。その全部が絵画展だったというわけでもないので、そんなに絵を見る数をこなしたとも言えませんけれども。ある意味、毎回新しいものを見ている感も。
 ホント、大学生のときにもっと回っておけば良かったなぁ、と今にして思いますけれども。ただ、今の方が金に糸目を付けずに動けるので、それはそれでいいのかな。楽しみを後にとっておいた、と思えば良いのかしらん。
 ちなみに。まあド平日に回ったせいもあるでしょうが、館内の客層はほぼ9割くらいまで年寄ばっかじゃんコレ、という状況でした。もしくは、その付き添いで一緒に来ていたおばちゃんとか。あの中に混じってしまうと、既に三十路の私ですら最年少に近い方になってしまうというくらい、年齢層の高い状態でした……。うーん、若人の興味を引く名前や画風ではなかったしなぁ。そも、美術館とか博物館とかに、若い人を見掛けることって少ないですしね。

 以下、毎月のノルマ記事のためのメモ書きです。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」

 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」

 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)

 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)
 ・2014/6月:「医は仁術」(国立科学博物館)
 ・2014/6月:「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream」
 ・2014/7月:「第67回広告電通賞展」(アド・ミュージアム)
 ・2014/8月:「江戸妖怪大図鑑」(太田記念美術館)
 ・2014/9月:「オルセー美術館展 印象派の誕生」(国立新美術館)
 ・2014/10月:「印象派のふるさと ノルマンディー展」(損保ジャパン日本興亜美術館)
 ・2014/10月:「菱田春草展」(東京国立近代美術館)

 そうか、意図してきっちり二つの展示を回った、という意味で二重クリアしたのは、ちょうど一年ぶりですかね。かつ、その一年前の方は先に回ったのが不満ということで、後ろの方をメインと考えて回り直したときでしたし……。ふむ、今月はそれなりに充実、と思って良いのでしょう。さて、来月は何に回ったものかしらん。

 ではでは。ひゅう、どろん。

原因それぇ……?

2014年10月25日 22時30分00秒 | 毎月のノルマ
10月25日分。

 毎度。ここのところの土日はずっとメンタルが死んだまま寝込んでおりましたが、今日は普通に動き回れるメンタルと体調が維持されていたため、本当に久しぶりに、ある程度調子のいい状態で出かけることが出来ました……。本当に久しくて、一応まだこのくらいは動ける体調とメンタルが存在していたんだな、としみじみ思うところ。幽霊です。
 母親殿の曰く、本来私の場合は普通の人以上に睡眠時間を要求する身体であって、それに比して普段の生活での睡眠時間確保が全く足りておらず、結果として余計にメンタルと体調を害していたのではないか、とのこと。どうもご本人が私と同じ体質……というか、私がそれを引き継いでしまったのでしょうが、そこからの体験談とのこと。
 平日なるべく5時間程度は確保するようにしていたのですが、それだと全く足りていなかったということのようです。その帳尻を無理矢理にでも合わせようとして、土日に身体が行動を拒否して眠り込んでいたようですね。恐らく今週の状況を見るに、最低限の必要ラインが6時間半ですが、これも本当に最低限。万全を取ろうとすると7時間半程度を要する気配。
 今週は母親殿が意図的にこちらの睡眠時間をコントロールしていたようで、大体において7時間程度を維持していた筈。それでも今日の睡眠時間が9時間程度だったことから、帳尻の合わなかった分が平日で2時間ほどあり、それを考えると大よそにおいて7時間半が要求ラインであろうという推定をしています。……平日に7時間半の確保はなかなか難しいんですが、私の場合、職場から徒歩圏内に住んでいて通勤時間を多く要さないというメリットを活かすべきか。

 ただ、体調が戻ってきたらきたで、一つ難点が出てきます。体調の向上は代謝の上昇と直結するだけに、空腹になるまでの速度が大きく跳ね上がるんですよ。実際、今日の外出中は普段より補給を取る頻度が高く、うっかりすると平日の倍近いカロリーを摂ったかもしれません。それでも動き回り続けていたので、体重には行かないんでしょうが。
 出かける前に朝食を多少摂り、行き先の新宿に到着したら即、だし茶漬けの「えん」に立ち寄って軽く食事。外出用件の最優先を一つ片づけたところで午後三時前くらいになったので、ドトールに空き席を見付けて入り込んでからケーキセットを片付ける。その後に買い物に歩き回って、午後六時半くらいに沖縄定食料理店でゴーヤチャンプルーの定食を完食しています。多分、今は空腹感はありませんが、日付が変わる間際位でもう一回お腹が空くでしょう。
 傾向としてはむしろ食欲が増してくるのは、私の場合体調向上の証拠なので喜ばしいのですが、補給頻度の上昇はちょっと微妙に有難くない。結構キツイんですよね、空腹抱える状態って……。

 あ、前置きが長くなりましたが、本日の外出は「毎月のノルマ」達成のためでした。毎月に1つか2つか、気の向いた美術展博物館その他諸々何かしらに回ろう、という感じで、自分の中でノルマと称して動いています。2011年の夏ごろから続けているものなので、そろそろ3年を越えたことになりますね。思いのほか、長く続いてます。少し前まで浮世絵に続けて回っていましたが、ここのところはまた原点に戻って西洋絵画展が主になりつつあります。
 本日の回り先は、毎月のノルマのためにしては珍しく、新宿。あんまり知られていないかもしれませんが、新宿の駅のかなり近くに美術館があったりするのです。ただ、公立ではなく、企業が持っている美術館なのですが。ということで、本日の行き先はこちら、「印象派のふるさと ノルマンディー展」です。損保ジャパンの社屋ビル内にあるという独特の立地ですが、結構こういうのもあるものです。
 内容的には、企画展のタイトルの通りで、フランスのノルマンディー地方の風景画(と一部写真)を集めた絵画展ですね。何気なくモネやターナーなども混じっていて、印象派に至る前くらいの時期に該当する感じでしょうか。……あれ、そういえば先月に観に行ったものも、印象派の前身にあたるものを集めた企画展だったような。まあ、絵の中身は被り無しなのがまた面白いところですけれども。
 展示ボリュームはそこまで多くはありませんが、何よりも土日に行ってもさほど混み合っていないのが一番のメリットでした。よしよし、これで今月は来週に代休を半強制で取ることになっているので、そこでもう一度別のものに回れる余地があるわけです。行く先のあてもあるのですが、さて体調とメンタルが維持できるかどうか。プラス、そもそこで本当に代休が取れるのか?

 以下、毎月のノルマ記事のためのメモ書きです。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」

 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」

 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)

 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)
 ・2014/6月:「医は仁術」(国立科学博物館)
 ・2014/6月:「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream」
 ・2014/7月:「第67回広告電通賞展」(アド・ミュージアム)
 ・2014/8月:「江戸妖怪大図鑑」(太田記念美術館)
 ・2014/9月:「オルセー美術館展 印象派の誕生」(国立新美術館)
 ・2014/10月:「印象派のふるさと ノルマンディー展」(損保ジャパン日本興亜美術館)

 今年は浮世絵だったり上野動物園だったりと色々行ってますが、やっぱり西洋絵画展が一番落ち着くというか、しっくりきますね。元々西洋絵画方面を好む傾向があって、なおかつ今日観に行ったような風景画の類はとても好きです。印象派やフォビズムに行ってしまうと、ちょっと好みから外れてしまって残念な感なのですけれども。写実派辺りが一番好みかなぁ、と。
 というか、今年の前半は思いっきり浮世絵ばかりですね。短期に集中して観た方が覚えるだろう、という面もあって途中からは意図的に重ねていた記憶もありますけれども。おかげで、浮世絵を見るのも楽しくなりました。ちょうど今、ボストン美術館絡みの北斎展があるようですが、まあ今回そっちはパスの予定。北斎はまあ……またどこかで見る機会もありましょうし、大浮世絵展でそこそこ見ましたしね。
 北斎も悪くないけど、風景なら広重が好きだし、面白いという方向性ならやっぱり国芳。葛飾応為は太田記念美術館で初めて名前を知りましたが、「光と影の美」の吉原の画は凄かったなぁ。光ならモネがすぐ浮かんできますが、影の美しさが見事でした。また見られる機会があったら、じっくり眺めに行きたいところです。

 ではでは。ひゅう、どろん。

まあ何とか今月もクリア

2014年09月23日 00時21分43秒 | 毎月のノルマ
9月23日分。

 毎度。PSO2のプレイは終了にして、昨日辺りから少しだけ、「モンハン4」を最初からやり直しております。幽霊です。そんなに長時間やるわけではないし、またHR解放まで持って行くようなつもりはありませんが、来月に来る「4G」に向けて勘を戻し始めているところ。PSO2の操作に慣れてしまったので、引き戻す意味合いもありますね。
 とりあえず、やっぱり扱いやすいのは片手剣なのですが、最序盤からのやり直しだと、どうしても序盤での片手剣の不遇が目立ちますね……。何せ属性もない、状態異常も無い片手剣なんてどうしろというのか、という感ですし。いやまあ、使えないことは無いんですが、素直に大剣かついだ方が手っ取り早いです。乗りは狙いやすいんですけどねぇ。

 さておき、毎月に一つずつくらいは美術館なり博物館なり、何かしら見て回ろうということで「毎月のノルマ」と称しておりますが。今月は土日の大半に死人のように寝てばかりで、恐らく今週末辺りなんぞはまたメンタルが即死している可能性が高いため、体調もメンタルも万全ではありませんが、今日に少々無理を推して外出してきました。
 本日の行き先は、多分混み合うだろうなーとある程度覚悟しつつ、六本木の国立新美術館で開催されている「オルセー美術館展 印象派の誕生」でした。祝日の午後というタイミングで、恐らく大混雑かなぁと思っていたら、まあそれなりの混み具合という程度で何とか済んだという感じ。充分に観られた、とはちょっと言えませんが……。
 なお、オルセー美術館というのは、印象派をはじめとする19世紀後半から20世紀初頭の芸術作品を、大手の3つの美術館に分散されていた状態からここへ持ってきて1つにまとめる、といった意図で作られた美術館なのだそうです。ちなみに、フランスですね。セーヌ川右岸にそびえるルーヴル美術館の、対岸にあるそうな。

 中身的には、印象派の手前くらいから、印象派の誕生する下地というか、前提になっていった部分の流れなどについてを追っていったような作品の並びになっています。マネを中心に据えつつ、モネやドガ、シスレーやセザンヌなどが並んでいました。ただ、印象派の絵画として有名な、華のあるものは特に無かったかな?
 私個人の好みがレアリスムの方だったり、写実派の方だったりするせいもあって、混雑の割にはそこまで時間を費やさずに観て行けたくらいでした。ただ、自分の身長が多少高いことを悪用して、隙間から覗き込んで眺めるような感じになはってしまいましたけれども。一番気に入った画が、レアリスムの《晩鐘》だったりする辺りが……うーん。
 とはいえ、モネの絵をそこそこの数観られましたから、満足度としてはそんなに悪くない感。ポストカードもそれなりに充実した揃えで並んでいたので、地味にそっちも良し。たまに、これと思った絵のポスカに限って並んでいない、みたいな企画展もあったりするのですよね……。
 しかしまあ、モネの絵は並んでいると、何となくですが「アレかな?」と分かります。人物画などを見ると、顔などの描写はむしろ苦手にしているようで、上手いとは思えない部分もあるのですけれどもね。いや、《日傘の女》とか、《睡蓮》とか好きですけれども。そこだけ光の差し込み方が違うように遠目にも見えて、「多分アレはそうだろうなー」と、何となく分かります。

 そっちに回り終えた時点で既に夕方五時近くで、早くも体力が割と限界に近い状態だったので、後は髪を切りに立ち寄をしたくらいで撤収してしまいました。もうちょっと買い物とか、見て回りたいところはあったのですが、まだ万全じゃない状態のまま動いても、明日以降の仕事がまた余計にきつくなりそうだったので諦めた次第。
 ただ、東京ミッドタウンの方で、このオルセー美術館展とのコラボのような形で、半券を提示するとちょっとした割引やサービスを受けられるお店があるようです。私もそういう中から一つ見つけて、食欲がいまいちだしスープで一旦補給を……ということで、チャウダーズのスープ&デリに入り込んで大休止しておりました。セットから50円引きだそうな。
 ……ちなみに。食欲がないんでスープをと思っていたら、セットのパンが思いのほか大きくて、それで相当にお腹が膨れてしまった罠。おかげで、帰りの道中が延々眠たくてしょうがなかったですよ、いやはや。

 以下、毎月のノルマ記事のためのメモ。先月は、そういえばメモを書き足し忘れましたね。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」

 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」

 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)

 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)
 ・2014/6月:「医は仁術」(国立科学博物館)
 ・2014/6月:「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream」
 ・2014/7月:「第67回広告電通賞展」(アド・ミュージアム)
 ・2014/8月:「江戸妖怪大図鑑」(太田記念美術館)
 ・2014/9月:「オルセー美術館展 印象派の誕生」(国立新美術館)

 そういえば、ここでの国立新美術館の登場頻度って、あんまり高くないんですね。それでもこっそり数回混じっていて、年に一回ずつくらいは回っているような気もします。というか、このノルマの始まり自体がそも、国立新美術館からでしたかね。ずいぶん懐かしいなぁ……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

ノルマクリアと写真付き

2014年08月15日 01時03分03秒 | 毎月のノルマ
8月15日分。

 毎度。実家から戻ってきて、夏休みの残り期間はあと3日。残るこの3日を可能な限り気が済むまで使い切るべく、今日は若干の体力的負担は覚悟の上で、毎月のノルマクリアと写真撮影のダブルで突っ込んできました。幽霊です。……さすがに疲れました。
 いっぺんにやると、さすがに一方に使える体力と気力が減ってしまうわけなのですが。まあ今回はその辺りを覚悟の上で、毎月に美術館なり博物館なり気の向いたものへというノルマの方は軽いものをチョイス。撮影の方も、そこまで期待せずにという感でした。

 んで、毎月のノルマの方ですが、今月は昨日に検討した通り、原宿にある太田記念美術館の特別展「江戸妖怪大図鑑」に回ってきました。さすがに夏休み期間中ということもあってか、普段より大分混み合っていましたが……。
 できれば第一部を一番見たかったのですが、まあ期間的な都合で今回は二部です。九月に三部へ移行するようなので、余裕があれば何とか三部も見たいところ。多分、三部の大みそかの狐火というやつは、以前に同じく太田記念美術館で目にしているとは思うのですけれども。国芳の大ドクロも同じく、どこかで本物を既に一度目にしているかな。
 西洋絵画でのモンスター関連の絵画というのは、どうしても宗教的な題材であることが多く、どうにも説教臭い部分が無きにしも非ずですが。浮世絵における妖怪絵や幽霊絵というのは、浮世絵自体が娯楽性追求という方向性もあって、なかなか個性も出て面白いものです。今回の第二部だと、北斎や月岡芳年が力を発揮していますね。むろん、国芳も。
 鑑賞の記念でポストカード数枚と、後はこの太田記念美術館の地下にある手拭屋で、狐火を題材にした手拭いを買ってきました。実用するかはまあともかく、手拭いを集めるのも好きです。

 さて、ノルマを早めにクリアした後で、同じ原宿にある明治神宮へ行ってきました。ここから先は、写真あり記事ですよ。

 

 

 本当に、人にあふれた原宿・表参道のすぐ傍にある場所とは思えない雰囲気です。更に緑あふれる光景を見るならば、ちょっとばかり維持費用へのお布施が必要ですが、御苑に入ると、夏場でも木陰に満ちた空間へ行けますよ。

 

 ということで、毎度好きなこの手の構図です。今の時期はちょっと売りの少ない季節ですが、もう少し前の時期ならば菖蒲やツツジも見られる筈。冬の前なら紅葉もありますよ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 色々と撮ってきたものをベタッと。ついでに色々、現像の「効果」を使ってみています。オリンパスの「OM-D E-M10」を使っているのですが、現像ソフトはオリンパスの素のやつで、ちょこちょこっと現像に特殊効果をくっつけることが出来ます。
 若干撮影にヘマったやつも、効果次第ではまあ……多少使えないでもない、という感。

 御苑での写真はそんなに数が無かったので、ついでにと新宿へ抜けて、街をフラフラしながら、何枚か撮り足してみました。色々いじってみたら、空の色が全部違うという面白いことに。

 

 

 

 

 ビルのような人工物系はあまり今まで撮っていなかったので、うちでの写真にしては珍しいものが出てきたかも。なお、実際の空の色に一番近いのは、多分一番色が薄く見える3枚目の写真だと思われます。

 さてはて、今日は何とか計画通りに動きましたが、明日は何とか走れるかなー、どうかなー。今日に若干無理がかかっている可能性があるし、まあ起きてから考えましょうか。

 ではでは。ひゅう、どろん。

ギリギリ強行

2014年07月31日 22時57分17秒 | 毎月のノルマ
7月31日分。

 毎度。とりあえず昨日までの残業ラッシュその他の状況から、代休取得下命が来て本日はお休みに。幽霊です。とはいっても、職場から電話がカッ飛んでくる可能性はあったわけで、最悪午後から出社もあり得るかなーとは思っておりましたが……。結局、出ずに済みましたけれども。

 午前中は完全に寝てしまったのですが、午後一時までは一応自宅待機を維持して、午後二時過ぎから行動開始。半ばあきらめているくらいの感覚でしたが、ぼちぼち動いても問題なかろうということで、「毎月のノルマ」として美術館なり博物館なり、毎月一つくらい何か見て来ようというやつを今回も実行へ。
 あんまりボリュームのあるものは時間的に見きれないので、予め目星をつけてあった内、新橋にある「アド・ミュージアム」の第67回広告電通賞展を見に行ってきました。何気に無料。ただ、日ごろ通勤電車でチラシを見ていたり、テレビを毎日見ている方には、広告の展示というのも今更感かもしれませんが。
 逆に、私は普段部屋と会社の往復ばかりで、しかもその間に電車もバスも乗りませんし。自室にテレビも置いていないので、まあなかなか興味深く見られました。なお、今回のトップは味の素の広告だったようです。実物も見てきましたが、ああなるほど味の素ならではだなと思いますし、これはよく思いついたし作ったなーというところ。
 大学では一応、経営学部でマーケティングの講座も取っていましたから、こっち方面も全く興味が無いわけではないのですよね。なかなか面白いものを見られました、時間は短めでしたが満足。

 毎月のノルマについては、少し方針を変更することを考えています。正直、ここのところは毎月何かしらに回るという方に主眼が行っており、そこまで興味が無さそうでも動いていたケースがあり、結果として「んー、イマイチ……」みたいな不完全燃焼になっていた日もありました。
 今回は期待していたよりは面白かったという意味で「当たり」でしたが、その月は興味の出そうなものが無いな、と判断した場合にはパスを選択肢に含めようかと。たまーに隙間みたいな期間に当たってしまう月があって、主要なところが企画展の入れ替え準備中、マイナなところは興味の湧かない展示ばかり……ということがあるのですね。
 そこまで頻度が高いわけじゃないのですが、たまに「あ、これ今月はまったカモ」と思うタイミングというのはあるもので。もしくは、私が休みを取れた時期というより日次第で、少し前に終わってしまっていたとか、もうちょっと後から開始だったとか。企画展に行くために休むわけではなく、休めたタイミングで観に行くという方のスタンスなので、タイミングが合わないというのは結構あったりします。
 土日に行って混んでないところだったら、別に問題ないんですけどねぇ……。大概、美術館とか博物館って、土日はやっぱり混雑するもので。今のご時世でも、これだけ土日には人が来るんだなーと思うと、それはそれでいいのかもしれません。ただ、やっぱり年寄ばっかり多いのですが。若い人は、展示の中身にもよりますが、あんまり全般に多くはない印象です。私もいい加減、若者とは言い難いしなぁ。

 以下は、毎月のノルマ記事のため、自分用のメモです。いい加減、縦にかなり長くなってきましたなー。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」

 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」

 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)

 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)
 ・2014/6月:「医は仁術」(国立科学博物館)
 ・2014/6月:「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream」
 ・2014/7月:「第67回広告電通賞展」(アド・ミュージアム)

 ではでは。ひゅう、どろん。

2014年06月13日 22時56分34秒 | 毎月のノルマ
6月13日分。

 そういえば13日の金曜日か……まあチェーンソー持った怪人が追いかけ回してきたりはしませんが。毎度、幽霊です。ジェイソンのネタは、若い人にはもう通じなくなりつつあるのではないかなーと、うっすら思ったりはします。
 と言っても、私も映画本編をちゃんと見たことがあるわけではないけれど。

 さておき、会社のカレンダーの都合で今日は珍しい平日休み。ということで、毎月に一つは美術館なり博物館なり気の向いたものに回る、という毎月のノルマの達成に充てることにしました。
 今月はそれほどめぼしいものが見当たらなかったので、昨日辺りに考えた通り、国立科学博物館の「医は仁術」を見に行ってきました。ある程度早めの時間帯に動こうかと思っていたら起きるのが遅れ、昼前にさて出ようかと思ったら雷雨で一旦停止、結局部屋を出たのが午後一時過ぎでしたが……。
 今更気が付きましたが、今は金曜日だけは夜まで開いている美術館や博物館って、結構あるものなんですね。国立系でもやってるとは思っていなかったのですが、科学博物館ではやっている模様。ま、今日は午後5時前には出ましたが。

 で、肝心の「医は仁術」の本編の方ですが。まあ展示内容としてはこんなもんかなーと思うのですが、医学書の展示数が非常に多く、正味見ても面白味がいまいち……という部分もそれなりに。歴史的な価値、学術的な価値はまた別でしょうが、見て面白いかっつーと微妙な面はありますなぁ。
 ただ、今回の展示のメインが江戸時代の医学についてなのですが、この時代当時でももう、ここまではもうやっていたんだなーというのが分かって、ほどほど興味は持てました。
 そういえば、展示の中にはありませんでしたが、女性の死体が腐って朽ちていく様を描いたやつが何かあったような。ええと、九相図でしたか、確か。仏教絵画でしたね。以前にどれかの企画展で、実物を見たことがあったと記憶しています。江戸時代のやつじゃなかったか、もしくは借りられなかったか……あれがあったら、もっと良かったのになーとは少し思いましたが。
 その代り、割と序盤で、歌川国芳の巨大がしゃどくろはお目にかかりましたが。何気に、何度か国芳絡みは見た筈なのに、あれの現物は今回が初めてかも。国芳以外にも、歌川一門が何人か、体内の図について民間に広く教える、的な意味合いの錦絵を描いていたみたいですね。そういったものも、数点展示されていました。
 医学の知識というのは、ある程度広く伝わってナンボの部分もあるのですが、なかなか伝わりにくいもので。風刺画ではないのですが、戯画というやつでしょうか。そういうものも、必要だよなーと感じた次第。知識の普及って、難しい。

 なお、展示開始からそれなりに期間が経っており、平日の午後二時過ぎという半端なタイミングにも関わらず、会場内はそれなりに人がいました。展示物の都合もあって渋滞が頻発していたくらいなので、休日はまだ避けた方が良いかもしれません。

 以下は、毎月のノルマ記事のため、自分用のメモです。更新当日に書き忘れていたので、ここだけは翌日に書き足しをしております。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」
 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」
 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)
 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)
 ・2014/6月:「医は仁術」(国立科学博物館)
 ・2014/6月:「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream」

 ではでは。ひゅう、どろん。

広重の青

2014年05月25日 20時58分18秒 | 毎月のノルマ
5月25日分。

 毎度。今月も例によって、美術館・博物館なりへ最低一つは回るという、毎月のノルマをとりあえず達成ということで。幽霊です。ついでにブログの記事カテゴリに、いい加減「毎月のノルマ」を追加しました。探すのが面倒になってきたので……。
 ただ、過去記事からカテゴリ修正するのに思いのほか苦労しまして、1時間まるまる作業にかかりました。途中からは探しやすくなるよう工夫がしてあったんですが、最序盤はもう何も考えていなかったので、どの記事が該当なのかがまるっきり不明という罠。
 こういうときに、ほとんど毎日更新し続けていたことが仇になりますね。もうしばらく、この手の過去ログ発掘作業はしたくないですわ、ホント。

 さておき、今回行ってきた先は、太田記念美術館の「広重ブルー 世界を魅了した青」です。分量的には非常に少なかったのですが、結果的には非常に満足しました……。
 浮世絵の総覧的な展覧会などがあると、歌川広重の名前はほぼ確実に見ることになります。『東海道五十三次』や『江戸名所百景』など、非常に有名な作品も多いですし、技術としても非常に優れていることもあって、名前は知らなくとも絵は一度くらい見たことがあるかと。
 歌川一門だと個人的には、最初に浮世絵へどっぷり触れた歌川国芳のイメージが強いのですが、広重もまた記憶に強く残っている一人です。とかく、雪景色と、深い青の色の使い方が美しく……今日も今日でため息が出ました。卑怯なことに、この白い雪景色と、深い青の色のコンボになった画もあるわけで……ずるいわぁ。
 昨日の走行上がり直後でちと体力に不安もあり、今回は分量が少ないことを見越して太田記念美術館にしましたが。広重の青は一度まとめて見てみたかったので、今回は非常に好都合でした。満足です。広重の画集、一冊くらい買おうかなぁ。

 ……関係ない話ですが、広重の画集は欲しいけど、この本は要らん……。
 どのみち、今の子供たちが育って就職する頃には、また求められるものってずいぶんと変わってしまっているんじゃないかなぁと思うんですがね。とりあえず、コレの出版元が日経であるという時点で、魂胆が大体予想できる罠。はいはい。

 以下は、毎月のノルマ記事のため、自分用のメモです。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:常設展(国立博物館)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」
 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」
 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)
 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)
 ・2014/5月:「広重ブルー 世界を魅了した青」(太田記念美術館)

 図らずしも……ではなく、今回はもう意図的にですが、浮世絵が続いております。短期間に集中して観ていく方が、色々比べられたりして面白いということもあります。まあ、たまたまタイミング的に、今月は他に興味がわかなかったせいでもありますが。
 6月はどうしましょうかねぇ、ぼちぼち科学博物館の「医は仁術」を見ておきましょうか。来月の太田記念美術館のやつは、いまいち興味が無いし……。ま、また例によってそのときに考えましょうか。気が向いたものを見に行く、というのが基本なので。

 ではでは。ひゅう、どろん。

え、フロム角川傘下になるの?

2014年04月28日 22時21分29秒 | 毎月のノルマ
4月28日分。

 毎度。今日は毎月のノルマのクリアに動いたことをネタにする……つもりだったのですが、帰ってきて早々、適当にネットを回っていたら驚きのニュースが。幽霊です。
 タイトルの件に関しては、誤報ではなくどうやらマジっぽいですね。ニュース記事についてはこちらをご覧ください。まだフロムソフトウェアの公式サイトには、その旨の情報は載っていないようですが、角川の公式サイトで記載を確認しました。
 うわぁ……と言いたいところですが、ある意味、大きなバックがついたことで、フロムが安定してくれるなら、それはそれで良いのかも? しかしまあ、アトラスといい、フロムといい、ゲーム業界もなかなか動きますね。
 とりあえずアトラスさん、「ペルソナQ」も良いけれど、世界樹の迷宮ナンバリング新作を待ってますよー。仮にMH4Gと発売日が被ったとしても、SQ新作を優先するくらいには待ってます。PQは……正直パスの気分。

 さておきまして。毎月、美術館なり博物館なりに一つ以上行くというのを毎月のノルマと称して動いているのですが、今月も行って参りました。正直、一昨日に撮影、昨日にロードバイクで走行、今日にノルマクリアで稼働と連打してしまったので、そろそろ体力が切れてきました。若干厳しい……。
 本日の行き先はサントリー美術館、企画展は「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」というものに回ってきました。最近、妙に浮世絵やら江戸絵画やらに回る頻度が上がってきましたね。自分の中で、定着しつつあるようです。

 中身的には、浮世絵の有名どころを総覧するタイプの企画展ではなく、企画展タイトルにある通り、西洋絵画で使われる遠近法など、「向こう」の技法を取り入れた浮世絵や江戸絵画を集めたものになります。
 展示作にはあまり顕著に有名な作品はなく、司馬江漢・葛飾北斎・歌川広重など有名どころの作者が並んではいますが、浮世絵を幅広く楽しむという意図の展示にはなっていません。どちらかといえば、テーマに沿って学術的に浮世絵を観察する、といったような感覚でしょうか。初めて浮世絵を見るには、ちょっと偏りがあって不向きと思います。
 私自身は、過去に歌川国芳の単体企画展、つい最近に大浮世絵展、また原宿にある常設の浮世絵美術館でちらっと何かしら覗いたりした後ですので、総覧は期待せず。テーマとしては面白かったのですが、若干展示ボリュームが控えめだったかな……という感も。
 まあでも、そうかこんな浮世絵、江戸絵画もあったんだ……というのを実際に見て、「なるほどなー」と思った面もあり、楽しめました。ただ、ちと広重大杉とは思いましたけれども。それだけ新しい技術も取り込みつつ、良い絵を作ったということなのでしょう。ほんと、広重は上手いです。良いなコレと思うと、大体広重でした。
 そもサントリー美術館自体、一般受けしそうな企画はよそに任せて、なかなかコアに突っ込んだ企画を立ててくる傾向がありますし。やや中級者向けな感です。なお、今日は連休中でも平日に当てた日だったので、多少は空いていました。

 さて、自分への記録兼お土産で買ってきたポストカードを整理しましょう。ついでに、昨日の走行トラブル関連で色々散財もしてきましたが、そっちの話はまた明日にでも。

 以下は、毎月のノルマ記事のため、自分用のメモです。

 ・2011/7月:「ワシントン・ギャラリー展」(国立新美術館)
 ・2011/9月:「あこがれのヴェネチアン・グラス -時を超え、海を越えて」(サントリー美術館)
 ・2011/10月:「ヴェネチア展」(江戸東京博物館)
 ・2011/10月:「メタボリズムの未来都市展」(森美術館)
 ・2011/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2011/12月:「ゴヤ展」(国立西洋美術館)
 ・2011/12月:劇団四季「オペラ座の怪人」
 ・2012/1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2012/2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2012/2月:国立科学博物館の常設展
 ・2012/3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・2012/4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・2012/4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・2012/5月:江戸東京たてもの園
 ・2012/6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・2012/8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・2012/9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・2012/10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・2012/11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2012/12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・2012/12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)
 ・2012/12月:東京オペラシティにて「第九」
 ・2013/1月:「白隠展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・2013/2月:自然文化園、江戸東京たてもの園
 ・2013/3月:「ミュシャ展」(森美術館)
 ・2013/4月:「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「マリオ・ジャコメッリ 写真展」(東京都写真美術館)
 ・2013/4月:「大神社展」(東京国立博物館)
 ・2013/5月:消防博物館
 ・2013/6月:「エミール・クラウスとベルギーの印象派」(東京ステーションギャラリー)
 ・2013/7月:「Opensky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」(3331 Arts Chiyoda)
 ・2013/8月:「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」(そごう美術館)
 ・2013/9月:「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)
 ・2013/10月:科学技術館
 ・2013/10月:「トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
 ・2013/11月:「スヌーピー展」(森アーツセンターギャラリー)
 ・2013/12月:「カイユボット展」(ブリジストン美術館)
 ・2014/1月:「大浮世絵展」(江戸東京博物館)
 ・2014/2月:「葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美」(太田記念美術館)
 ・2014/3月:上野動物園
 ・2014/4月:「のぞいてびっくり江戸絵画-科学の眼、視覚のふしぎ-」(サントリー美術館)

 そういや、サントリー美術館へ回るのは割と久々だったんですね。ちょっと前にスヌーピー展で六本木へ回っていたので、あまり久々な感が無かった罠。さて、来月は何に回りましょうかね……。

 ではでは。ひゅう、どろん。