黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

2007年03月31日 22時45分36秒 | Weblog
3月31日分。

 さあ、予告通りに今年度一年分の読書を振り返ってみましょうか。まあ、面倒なので文庫本のみにするけれども。とりあえず一年間分をだーっと。並べてみましょうじゃありませんか。一月分までは二月にまとめた分をそのまま転載。

4月
『たった一つの冴えたやりかた』
『旅のラゴス』
『小指の先の天使』
『ホクサイの世界』
『さよならジュピター』上巻、下巻
『猫語の教科書』
『狐と踊れ』
『レインボゥ・レイヤー』
『あやしい探検隊不思議島へ行く』
『きみにしか聞こえない』
『わが惑星、そは汝のもの』
計十二冊

5月
『されど罪人は竜と踊る Assault』
『タウゼロ』
『閨房哲学』
『不思議図書館』
『毒薬の手帖』
『アマニタ・パンセリナ』
『モヤシ』
『MORI LOG ACADEMY』一巻
『妖人奇人館』
『最後の晩餐』
『新解さんの読み方』
『青女論』
計十二冊

6月
『巨大地震の日』
『凶夢など30』
『クオリア入門』
『異端の肖像』
『アシモフの雑学コレクション』
『仏教vs倫理』
『MORI LOG ACADEMY』二巻
『数奇にして有限の良い終末を』
計八冊

7月
『アイソパラメトリック』
『帝都東京・隠された地下網の秘密2』
『他人を見下す若者たち』
『驚愕の曠野』
『学園キノ』
『インテレクチュアルズ』
『泡宇宙論』
『夢の宇宙誌』
『ガセネッタ&シモネッタ』
『老ヴォールの惑星』
計十冊

8月
『発見・また発見!』
『ある異常体験者の偏見』
『死と狂気』
『幻想図書館』
『ノラや』
『地球の裏のマヨネーズ』
『黒のトリビア』
計七冊

9月
『旅巡攻防戦の真実』
『もぐら随筆』
『面白半分』
『薬局通』
『終わりのクロニクル』5上・5下
『ブッシュ妄言録』
『中央線なヒト』
『青少年のための自殺学入門』
『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』
『終わりのクロニクル』六巻上下
『終わりのクロニクル』七巻
『絶望の精神史』
『MORI LOG ACADEMY』三巻
『トンデモ一行知識の世界』
『大正時代の身の上相談』
『毎日は笑わない工学博士たち』
計十八冊

10月
『トンデモ一行知識の逆襲』
『殺人マニア宣言』
『帝都東京殺しの万華鏡』
『キノの旅』十巻
『ことわざ悪魔の辞典』
『奇妙な本棚』
『ワンダフル・ライフ』
『ハラノムシ、笑う』
『大いなる助走』
計九冊

11月
『封印サイトは詩的私的手記』
『脳死臨調批判』
『零崎軋識の人間ノック』
『TOKYO STYLE』
『接続された女』
『蟻』
『「奇譚クラブ」とその周辺』
『砂の女』
『地球人のお荷物』
『知覚の呪縛』
計十冊

12月
『日本以外全部沈没』
『訴えてやる!大賞』
『楊家将』上巻、下巻
『自殺論』
『MORI LOG ACADEMY』四巻
『ノービットの冒険』
『しあわせの理由』
計八冊

1月
『魂の駆動体』
『祈りの海』
『オトナ語の謎』
『時計じかけのオレンジ』
『戦争を演じた神々たち』
『逆転世界』
『故郷から10000光年』
『妖精配給会社』
『ジョナサンと宇宙クジラ』
『暗いところで待ち合わせ』
計十冊

2月
『よろこびの機械』
『ラ・ロシュフコー箴言集』
『ハイブリッド・チャイルド』
『栗林忠道』
『さみしさの周波数』
『人間への長い道のり』
『人間の手がまだ触れない』
『快楽主義の哲学』
『進化しすぎた脳』
計九冊

3月
『ゾウの時間 ネズミの時間』
『すばらしき愚民社会』
『世界がわかる宗教社会学入門』
『トンデモ事件簿』
『不良のための読書術』
『フロイト先生のウソ』
『脳髄工場』
『モリログアカデミー』五巻
『マリファナ青春旅行』上下巻
『間取りの手帳 remix』
計十一冊

年度合計122冊

 さてはて、ようやっと一年分全部の列挙が終わったところで。四月分を見てふと気が付いたのは、四月の時点で今年度の傾向ってほぼ全部網羅されていたんじゃないかということだったりする。海外SFがここでもう入っているし、筒井作品もあるし、国内SFあり、ちくま文庫あり、ハヤカワJAあり、エッセイもあり。学術エッセイもアシモフが入っているから、となると後は森博嗣エッセイが入っていないだけじゃないかというくらいに完璧な揃いよう。素晴らしい。
 しかしまあ、よくもこれだけ手を出したもので、これだけ読んでもまだまだ読んでみたい本は尽きないというのがまたすごい。読むほどに、次から次へと新しいものが開拓されていく。年間に出ている本は数万点という数にのぼり、それだけでも既に私が一生をかけて読み切れる本の数から遙か彼方に離れている。そのうちにおいて私が興味を持てる本が1%しか無かったとしても、万の単位から1%を抜き出せば数百になる。それが毎年続いていくわけだし、そして古い本も無くならない。累積していくばかり。
 これでも、実際には私の読んでいる範囲というのはそう広大な訳でもない。新潮、ちくま、ハヤカワ、近辺を中心として、まだ少しだけは残っているライトのベルの継続作品と、後は森博嗣エッセイ関連を集めているくらい。この範囲が基本で、それ以外に買っている物は時たまにイレギュラーに発生してくる揺らぎのようなもの。揺らぎが大きくなってくると、その揺らぎは取り込まれて私の範囲がまた少し広がっていくことになる。例えばここ最近では角川ホラー文庫が増えてきているけれど、これは小林泰三作品のメインがホラーだから。その繋がりで、少しホラーに手を広げ始める可能性がある。そこまで広がるかどうかは、分からないけれども。多分私が求めているのはホラーではなくて、海外SF的なカタストロフィーの方面なのだろうし。ちょっと見込みは薄いかも。
 実際、今年は既に海外SFを開拓していっていたから、そういう意味でコレまでよりも選択肢は間違いなく拡大している。でも正直、まだまだかな、とも思う。楽しいよ? うん、これは楽しい。尽きることがない。終わりがない。私が死んだとしても、その後にまだ私が生きていれば読みたいと思ったであろう本が次々と出続けるだろう。本という形自体は消滅するかも知れないけれど、本というものの本来的な部分は残る筈。そう考えると、途方もない。果てしない。
 さてはて、来年度は何を読んでいるのやら。今年度とあまり変わらないかもしれないし、何か途中でがらっと変わってくるかもしれない。一年もあれば、読書傾向が変わるということは別に珍しくもない。私自身の読書傾向が、ここ一年二年でごそっと入れ替わってしまったという実例もある。ただ、少なくとも私が本を読まなくなるということは、一年では起こらないだろう。よほどの何かしらが生じない限りにおいては。そのことだけが自分で分かっていれば、私はそれで良いかなという気がしていたり。
 後はまあ、自分がマイナであるということを自覚すること。マイナならマイナで、それはそれでもマイナを好む人間は他にもいるということ。人間、みんなマイナであるという皮肉った言い方もできるわけではあるし。世間的にマイナであろうとも、それが自分にとってのメジャであるなら、それで良いじゃないかと。そんなふうにも思う。

読み:文庫『間取りの手帳 remix』
買い:なし
途中;文庫『ひとりっ子』
月次読破:文庫11冊、コミックス4冊
月次購入:22冊
通年度購入:240冊(文庫131冊、コミックス109冊)
通年度読破:235冊(文庫122冊、コミックス113冊)

それでは。

ひでぇめに

2007年03月30日 00時24分25秒 | Weblog
3月30日分。

 あいましただよ、と。今日は朝に天気予報を確認して、途中から晴れるといっていたから、大した雨も降らないだろう……と思っていたら、どっちゃり降りやがってくださいましたともさちくしょーめてやんでぇ。ってなわけで、すっかり油断して折りたたみ傘しか持っていかなかったものだから、しこたま横合いから風に吹かれて濡れましたとも。そういう中でも、本だけは濡れないように細心の注意を払っていた訳ですが。らしいっちゃらしい。
 で、仕事は仕事で、年度末ということで幾つか面倒な案件が持ち込まれて頭を悩ませてみたり、業後にうちの部の机の移動やら何やらがあって力業になったり。一時間ばかり残業になって、戻ってきてみたら今度は寮で新入社員の歓迎会。で、明日はついでに花見もあるわけで、寮の。忙しいと言えば、忙しい。
 一日原因のよく分からない偏頭痛に顔をしかめっぱなしになるわ、風が冷たくて寒いわ、仕事は変なのをごっそり持ち込まれるわ、酒は呑めないわ……ああ何かもうごちゃごちゃと……。未だに偏頭痛は続いてます。寝れば多分治るんだけれども。ただ、今日はこれからちょっと粘らないともの書きが進まない罠。明日も明後日も外に出ることになるので、あまり時間が取れないし。
 まあそんなわけで、偏頭痛もひどいし日付も変わってしまったし、諸々あるので今日は手短に。明日には今年一年分の読書総括なものをやるので、多分長くなるだろうし。今日の分を短くして帳尻合わせですよ?

読み:なし
買い:なし
途中;文庫『間取りの手帳 remix』、『ひとりっ子』
月次読破:文庫10冊、コミックス4冊
月次購入:22冊
通年度購入:240冊(文庫131冊、コミックス109冊)
通年度読破:234冊(文庫121冊、コミックス113冊)

それでは。

珍しく

2007年03月29日 22時53分58秒 | Weblog
3月29日分。

 珍しいことに、今月末に一応は服を買い足しておこうかなと考えている幽霊です。と言うか、よくよく手持ちの服を眺めてみたら、ほとんど着てないなこれというのが結構ある罠。もしくは、もう買ったのが随分昔で古くなりすぎている物も幾つか。元々服にあまりお金を掛けてこなかったし、今後もそうそう費やすつもりはないけれども、少しは入れ替えをしておくかと思った次第。
 今月はそれなりに余力を残している状態なので、残った分を服に回しておくかと考えているところ。本棚は……また今度だ今度。しかしまあ、なーんでまた今月は余力があるのやらちょっと謎。結構今月は外へ出ている方だし、本も二十冊超えて買ってる筈なんだけれどもなぁ……。って、あれか、図書カード貰った分か。これが五千円分くらいマイナス補正してくれているし。多分そのせいかなー。
 その辺とは別の話。この会社の寮に、今年も新入社の人がぼつぼつ入ってきている様子。たまたま会社から戻ってきたら、なにやら話し込んでいるのに出くわして一緒に混じってきてみたりとか。それで二時間くらい無駄話してるんだから、まあ会社員生活のたまものなのか何なのか。もの書きしろよ……。あんまり長話に付き合わせてしまったままというのもアレだし、ちょうど自転車が一台余っていたので譲ってみたりとか。何で余ってたかって、そりゃ買い足したからですだよ。新宿で新しい車体を買ったのが……はて、いつだったか。十月くらいだっけ? で、新しい車体だけ使っていた一方で、その前に乗っていた無印良品の自転車も別に捨てたわけでもなく残ったまま。乗らないしなーということで、じゃあちょうどいいからとそのまま譲り渡してみたり。使ってくれる人がいる方がいいだろうし。
 ちょっとだけ良いことをした気分で、さてそろそろ部屋を片付けないとまたカオスになってきたなと関係ないことを考えてみる。本棚おけないしね……まだ言うか。

 本日の本のお買い物、冬目景の『幻影博覧会』二巻目。正直な話、あらちゃんと二巻目出たのねーという感じだったりはするけれども。ひとまずはちゃんと連載続いてるらしいよというのは聞いていたんだけれども、まさかちゃんと二巻目まで来るとはー。いやいや、しかし三巻目が出るのはいつだ? と言うか、完結するのか? と色々考えてしまうのは、冬目景作品を集めている人なら分かる筈。『黒鉄』の次の巻はいつですか……ああ、出ませんかそうですか。
 本の範囲を拡大させるようになったのは最近になってからだけれども、冬目景作品は結構昔からで。大学在学中、の前半の時期にはもう集め始めていたような記憶が。うちの別館にコミックスのレビューがあるけれども、コミックスのレビューの第一号が『羊のうた』だったのも記憶している。で、未だに本棚に並んでおりますとも。完全版の方じゃない上に、レーベル表記が三種類くらいごっちゃまぜになってるけれども。まだずっと本棚に残ってるんだろうなぁ、これ。
 この人の作品の中では、やっぱり『羊のうた』が一番好きで、次が『文車館来訪記』と『黒鉄』とがトントン。次いで『僕らの変拍子』とゆーところか。実は今日買った『幻影博覧会』に対しては、ふつーかなーと思っているくらいだったりする。一応は『ハツカネズミの時間』も買っているし、『イエスタデイをうたって』もあるけれども。『ZERO』も読んだけれども。レビューとして一番最初に載せていたのは『羊のうた』だけれども、一番最初に冬目景作品で触れたのは『黒鉄』だったりする。確か、『モーニング』に連載されていたのを見たものか。最初、この二つが同じ作者の作品だとは思ってもいなかったわけで、ちょっと驚いた。
 こんな風に、ちょっとごひいきの作家さんがいたりすると、本の数が増えてくる。その作家さんの他の作品とか、その作家さんが勧めている他の人の作品だとか、でなければその作家さんの作品と似ている感じの別の作品とか、という感じで手を広げていけるから。ただ、それも段々度が過ぎてくると、そのごひいきの作家さんの作品がたまに出ていたときに、「ありゃま出てたんだ」とか言うハメになるんだけれども。あっちこっちに手を広げると、個々の作家さんに対しての注目度が相対的に下がってくるせいか……。まあでも、それも一興か。久しぶりに、気が付いたらごひいきの作家の本が出ている。それを買う幸せ……良いじゃないか。

 あー、今日の気温で東京の桜も満開のようで。この分だと、七日八日には葉桜全開になってるかも……。

読み:コミックス『幻影博覧会』二巻
買い:文庫『幻影博覧会』二巻
途中;文庫『間取りの手帳 remix』、『ひとりっ子』
月次読破:文庫10冊、コミックス4冊
月次購入:22冊
通年度購入:240冊(文庫131冊、コミックス109冊)
通年度読破:234冊(文庫121冊、コミックス113冊)

それでは。

一期一会

2007年03月28日 21時35分58秒 | Weblog
3月28日分。

 さてはて、そろそろ三月末ということで、来月の頭には年度末決算で頭を抱えることになるんだろうなーと今から少しうんざりはしつつ。ともかくも、昨日一昨日と続いた飲み会ラッシュをどうにか乗り切ったことで、気分は少しマシ。まあ、睡眠時間が今日は四時間半くらいしかなかったので、午前中は微妙な体調だったけれども。それでもまあ、幾つか税務署へ申告書類を出しに行くついでに、行き帰り合わせて一時間ほど歩いてみるくらいには持ち直す。何だ、割と元気じゃないか。
 外ではもう桜が大分咲いてきているようで、今日の気温で一気に開いたのかもなーと思わないでもない。一応、花見のオフは四月の七日か八日で考えているけれども、この頃には葉桜になりかけかもしんないなーとも。ただ、私個人の状況もあって三月末にやるのは無理そうだし、ついでにいえば今から三月末で集めるとなおさらに人が来ない気もするし。まあ、葉桜になっていたらそれはそれで。
 ついでの話。税務署への行き帰りに一時間歩いてきたわけだけれども、新しく調達した通勤用の靴で行ったですよ。したらですよ、思ったより底が固いのなんの。歩くときにカカトからかなり強く踏み込む癖があるので、底が固いとか、反発の強い靴だとこれがまた結構カカトが痛くなる罠。一緒に買った私用の方の靴は結構最初からしっくり来ているんだけれども、通勤用の方は予想以上に固い。全体的に固いとか側面が固いとかというのではないので、歩き方を工夫してやれば何とでもなる範囲内なんだけれども、ちょっと長時間歩くにはまだ慣らす必要があるかなーと思った次第。靴選びは難しい……。私用の靴なら、選びやすいんだけどねぇ。

 また今日もかよという感じだけど、本の話。本読みにとっての常識は、本は見かけたときに買うということ。もしくは、今日あった本は次に来たときには無い、という認識を持つことでも良いけれども。言ってることはどっちも一緒だし。これ、ウソのようでも割とマジ話。この本そういえばどっかで良いって紹介されてたよなーでもまあ今度来たときにしておこうかなーとか思って買わないでいると、あらびっくり、一週間後くらいに来るともう無い。他の店に行ってみたら、やっぱりない。そもそもその本のレーベルの他の本すら無い。まあ、今はアマゾンがあるから、書店で無くても何とかなることもあるけれども。
 ただ、私自身は東京に住んでいるお陰で書店事情が良好だから、アマゾンには絶対に頼りたくないという意地みたいなものがある。自分の足で稼いで探してくるのが好きで、ネットで注文したことは一回もない。まあ、クレジットカードを持ってないとか、日中は会社にいるとか、代引きでも良いけど配達の人と合流するのが面倒くさいとか、色々あるけれども。ただ、こういう買い方をしていると、それこそ一期一会的な状況になりやすい。次に来たらもう無い、というのは本当に今まで何度もあった。そんなときは、しゃーねーわなーということで別の本を買うか、しばらく保留にしておくかするけれども。
 ついでに。私の場合は更に一期一会になりやすい事情がある。すなわち、とにかく興味関心の移り変わるサイクルが早いということ。これのせいで、前にはこれを買おう……かな? と思ったくらいの本だと、一ヶ月もしたら興味がまるっきり無くなってしまって買わないままというパターン。これも、結構ある。一度に目を配れる範囲が狭い上に持続時間も短いので、かなり取りこぼしがあるはずなんだけれども。どっかしらの分野に絨毯爆撃を掛けている間は他の分野にあまり目が向かないし、かといって少し日が経つとまた別のところへふらふらし始めるし。同じ方面の分野を四冊も読んでしまうと、そろそろ飽きたなーと次へ移動し始める。次にどこへ行くかは、まるっきり予測が付かない。
 こんな感じなので、見かけて興味が一定以上にあった場合には、買うことにしている。そのときすぐには読まないかも知れないけれど、とりあえず積み本置き場に置いておけばその内に順番は回ってくる。月によっては出費を絞る必要があるときもあるから、そういうときに順番が回ってきやすい。どうしても興味関心の最前線を優先してしまうので、一度積んでおいて興味関心が他へ移ってしまうと順番が回って来にくくなるけれども。いわゆる後入れ先出し法とゆーやつになりがち。先入れ先出ししなさいよ、とは思うんだけれども。んじゃ移動平均法にすりゃいいじゃんって? そらー難しいなぁ。
 ともあれ。今日は今日で、税務署からの帰りに書店を覗いてみたら、おやこりゃ何だという興味を引く本があったので購入。早速読んでみて、当たりを引いたかなというところ。そういうこともあるから、一期一会は止められない。ただ、そんな買い方をしていると……下にも毎日書いているけれど、毎月の購入が二十冊とかそのくらいになるとか、年間で見ると二百冊超えるとかそういうことになる。こんなペースで買っていれば、ある程度売却しているとは言っても、本棚埋まるよねぇ。

読み:文庫『マリファナ青春旅行』下巻
買い:文庫『間取りの手帳 remix』、『悪魔の幻獣辞典』
途中;文庫『間取りの手帳 remix』
月次読破:文庫10冊、コミックス3冊
月次購入:21冊
通年度購入:239冊(文庫131冊、コミックス108冊)
通年度読破:233冊(文庫121冊、コミックス112冊)

それでは。

理想の部屋

2007年03月27日 22時27分13秒 | Weblog
3月27日分。

 うげ、二日続けての飲み会でさすがにうんざり気味の幽霊です。おえ、無理にビールを紙コップで一杯半も飲んだせいで、さすがに回ってます。とはいえ、どうも若干身体の調子が変だなと自覚できる程度で、吐くほどでなし。むしろ、寝不足やら何やらで朝から不調だった方が辛かったという罠。途中で大分人が抜けていっていたようだし、私もさっさと引き上げてしまえば良かったかしらん。
 まあ、そんな状況でも晩飯代は浮いたので、んじゃあちょっとくらい遊んでおくかということで、ゲーセンで虫姫さまふたりに二コイン。レコノーマルで四面ボスまで、パルムノーマルでラスボスまでは一応到達、ということで二コイン目は割と順調だった様子。スコアもいつもと劣らなかったし。となると、いつもは一体どんだけ宜しくない状況でやってるんだろう……。酔っぱらいかけでもスコア変わってないんかい。
 何だかなーと思いつつ帰ってきてみれば、gooブログの編集画面が今日から新しく変わっていたりするし。前々から変わりますよ告知は出ていたので、ああそういえば変わるんだっけねー程度で驚きもしないけれど。どーでもいいけど、この新しい編集画面はどうしてこう無駄にカラフルなんだろーか。使い勝手自体はあまり変わらない感じだけれど、文字を打ち込むときに表示がでかくなったような。ぶっちゃけ、うちの場合は毎回の打ち込みが大抵は多いので、文字の表示が大きくなると邪魔くさい……。ま、実際に公開される時には前と変わらない筈ではあるけれども。
 ついでにブログのデザインテンプレートを変更しようかとも思ったけれど、これはというものが無かったのでこのまま。趣味が奇特すぎて、なかなか趣味に合うやつが無いのですだよ。あんまり趣味に走りすぎると今度は読みにくくなるとかの弊害が出そうではあるし、現状くらいに抑えておくのが良いのかどうか。そんなわけで、本日分の雑談終わり。

 何とはなしに、今日のネタ。理想の部屋ということで。脈絡は何もない。ただ単に思いついただけ。

 毎日、会社から自分の部屋に戻ってきて思うのは、お世辞にも整理整頓された部屋ではないよなーということ。その辺にものを放り出したままにするとか、万年床にしがちとかなので、割に乱雑。どうせ部屋に戻ってきてしまえば、後は布団の上からほとんど動かなくなってしまうので、そこら辺が乱雑になっていようとも踏まなきゃ良いだけだし。別にゴミをそこらに散らしているわけではなくて、単に出した物を片付けていない……というよりは、定位置が決まっていない物が多いのかもしれない。
 逆に、定位置の決まっている物に関しては、ほとんど荒れない。その最たる物が、結局はこの部屋の場合、本。まっとうに仕舞っていては場所が足りなくなってきているので、本棚への突っ込み方が若干変則とかテトリス仕様にはなっているけれども、ほとんどの本がきっちり収まっている。ただ、積み本とか、読み終わったけれどまだ定位置に仕舞っていない本は、結構大雑把に置いたままになっている。一度場所を決めさえすれば、そこから動かしたくなくなるらしい。本であっても、定位置が定まっているものだけが荒れないということになる。ほとんどの本が荒れない状況だけれども、単にほとんどの本の置き場所が決まっているだけ。
 まあそんなわけで、私が自分の理想の部屋を考えたときに、真っ先に考えるのが、本屋で置いてるようなでかい本棚が欲しいよなーということ。無愛想な、量だけは入るような本棚で構わない。と言うより、そういう本棚の方が望ましい。書斎が欲しいくらい……と言いたいところなのだけれども、案外書斎というものをあまり欲しいと思わない。多分、本に囲まれているという自己満足の方が欲しいので、自分の周りに本が見えている状態の方が良いらしい。んで、今はいくつも別の種類の本棚を買っては足し買っては足ししているので、あんまり見栄えが良くない。できれば種類を揃えてやりたいのだけれども、んなことまでするほどには金がない。正確には、金を使う気がない。
 少なくとも、今の寮から出ることにならない限りにおいては、一気に本棚を取り替えようという思考は出てこないだろうな、と。その場所から十年くらいは動きませんよ、というくらいに落ち着いたら考えるかも知れないけれども。よくよく考えたら、あまり一つのところに長く住んでないなぁ。私にとっては、部屋というのは寝に戻ってきて、ついでに本を保管しておく場所という程度の認識しかない。もしくは、一人でいられる数少ない場所。あまり場所に愛着を持たない方で、移ってしまえば三日もすればそこで馴染んでしまう。多分、どこへ行っても部屋全体の雰囲気が変わらないからだろう。本棚を組み立てて、本を並べてやれば、はいいつも通りの私の部屋です、というわけ。

 んじゃまあ、そういういつも通りの部屋から外して、自分の理想に突っ走った部屋を作れるとしたらどうしたものか、と考えてみる。本棚のことは……もういいや、置いておきます。和室か洋室かどっちが良いかと考えてみると、実用性ならば洋室なんだけれども、趣味だけ考えるなら和室が好み。椅子やソファーに座ってくつろぐというよりは、床に転がっているのを好むから。テーブルよりは、座卓の方が望ましい。ベッドか布団かは……はて、片付けるのが面倒くさいのでベッドの方がよかろーか。いやいや、しかし布団から手を伸ばしてそこらの物をひっつかんで引っ張り寄せるという醍醐味がだね……。ずぼらですな。
 ちなみに、今の寮では布団で寝ているのだけれども、実はそれまではずっとベッドを使っていた。昔は二段ベッドを買い与えられていたというのが一つ、大学時代はアパートが一階でやたら床が冷たかったので布団では冷えてやばそうだったという事情も。ベッドにするならいっそ、病院のベッドみたいな雰囲気のやつに寝てたら似合うだろうなとも思うけれど、和室には釣り合わないねぇ。ついでに、蚊をよける意味合いと、冷房の風を直接受けてしまうと喉をやられてしまうということもあって、蚊帳を吊るのに憧れていたりもする。お姫様ベッドでも良いけど、さすがにやろーがってのもねぇ。それが多分、和室にしたい一番の理由かも。
 畳の和室に、蚊帳で囲んだ布団の中で、はたはた団扇でやりながら麦茶でも。窓にはすだれを、灯りには行灯を。大体、そんなイメージが今のところの理想だったり。普段の部屋が、本を置く場所という以外の面では実用性重視で飾りっ気も素っ気もないので、そういうイメージでの反動が出る。とはいえ。こういう部屋というのは、昔はともかく、今となってはむしろコストが上がりがち。見た目のイメージは和室にしつつ、不便さも解消しようと色々やろうとするからだろうけれども。
 結局のところ。私の場合、こういう和室が理想ではあるけれど、最終的に自分で自由に部屋を選べるのであれば、その理想通りにはまずしないだろう。理想よりは、やっぱり使いやすさとか便利さとか、手入れをしなくて済むとかそういう面を選ぶ筈。洋室にして、ベッドにして、そして本棚をどかっと並べる。別に広い部屋が欲しいわけでもない。本棚を効率よく置ければそれで良い。ああ、本棚の上背は高い方が多くつっこめるから、天井が少しは高い方が良いのか。……それ、つまりはいつもの私の部屋です、に戻ってきてしまうわけね。
 ホテルなどに泊まったときに、ああこりゃ凄い部屋だなぁと思うことはある。何度か親に引っ張り込まれて旅行したものだし、一度は某ネズミランドのホテルの無料宿泊券を引き当てて泊まったこともある。うん、確かに凄い。凄いけれど、それと毎日過ごしてもしんどくならない部屋というのは、別物だということ。私の理想の部屋というのは、要は肩肘張らなくても良い場所、張り切らなくても良い場所、見栄を無視できる場所ということ。で、使い勝手が良いこと。最終的には、それなのかもしれない。理想と現実とでも言うべきか……。
 まあ、先につらつら書いた理想の和室というのは、正味どっかの温泉旅館とかに行けば短期間なら実現できそうでもあるし。それをわざわざ自分の部屋でまでやる必要はないのかも。
 そして、身も蓋もなく今さっきに部屋を見回してみて気が付いたこと。私の部屋には、写真とかアルバムとか、自分の過去を振り返るような物が何もない。写真は嫌いだからだけど……。そういう物が全く無いかわりに、本はずっとある。一冊一冊全部の内容を事細かに覚えていることは、もう出来なくなっているけれど。何となく、この本を読んだときはどうだっけ、この本何で買ったんだっけ、というのは思い出せる。随分昔に買った本もあるし、最近に買ってまだ読んでない本もある。今現在の自分と、割と前の自分と、ちょっとだけ先の自分が混在している感覚。もう一人自分がいるような感覚。それが良いんだろうね、と。ぶっちゃけ、つまりはナルなんだけど。自分が読んだ本が、満足できる程度にたくさんあること。それが、私が自分の部屋に求める最低条件で、理想なんだろう。

 どーでもいいけど、長いな今日。

読み:文庫『マリファナ青春旅行』上巻
買い:なし
途中;文庫『マリファナ青春旅行』下巻
月次読破:文庫9冊、コミックス3冊
月次購入:19冊
通年度購入:237冊(文庫129冊、コミックス108冊)
通年度読破:231冊(文庫120冊、コミックス112冊)

それでは。

花見の予定

2007年03月26日 22時02分43秒 | Weblog
3月26日分。

 うっかりビールをコップ半分ほど飲んだら、バッドトリップしかけた幽霊です。どうも皆様、会社の飲み会とかは気を付けましょう。まあひとまず、二時間ほど経ったら大体酒も抜けてきたようなので、何とか体調はリカバリしてます。とはいえ、飲むとあっさり身体の調子が変わるなぁ。指先の力加減がおかしくなるし、注意力は落ちるし、手ぇ震えるし。いやはや。

 それはともかくとして、ちょいとオフらしきものの予定の話。一応、四月の七日か八日かどっちか、土日のどっちかということだけれど、花見らしきものをしようかなと。現状、上野……は混み合いそうだしどうかなーとは思いつつ、上野か千鳥ヶ淵か靖国かそこらで花を眺める予定。上野になった場合、まず間違いなくメインは某聖地巡礼の方になる気がするけれども。
 今の時点だと、参加確定者が一応の言いだしの腹黒すーだら幽霊と、やらねーのかーと急かしに来た非常食ワンちゃんしかおりません。他、参加される方いましたら、この記事へコメントを付けるなり、うちのサイトの本体の方で掲示板に書き込みをするなり、某所チャットで直に言うなり、メールを投げ込むなりお願いいたします。例によって、参加面子は当日まで未定。上野にすんのかお堀にすんのか他にするのかというのも、割にギリギリまで未定になる可能性大ですが。
 ついで。これも例によって、花を眺めて外で飯をつついたら、後は全くもって予定は未定というパターンになります。雨が降ったら……どないしよ。ホントにこの程度の状況なので、どっか行くぞゴルァという希望が誰かから出た場合、その希望が通る可能性が高くなります。あ、四人くらいまでなら私の手持ちのビニールシートがありますので、持参不要。人数が増えた場合はまた考えます。当日持ってくるのを忘れなきゃ良いんだけど。
 ということで、以上、オフらしきものの予定告知でした。

 で、これで明日もまた飲み会だもんで、今日は体力温存の必要があるので、ブログは告知だけしておいて終了ー。もの書きは……これからこのテンションでやって、どの程度進むやら。うーむ、困ったもんだ。

読み:なし
買い:なし
途中;文庫『マリファナ青春旅行』上巻
月次読破:文庫8冊、コミックス3冊
月次購入:19冊
通年度購入:237冊(文庫129冊、コミックス108冊)
通年度読破:231冊(文庫119冊、コミックス112冊)

それでは。

ともあれ執筆中

2007年03月25日 20時31分21秒 | Weblog
3月25日分。

 あまり集中して時間を費やしているとは今ひとつ言えないけれども、どうにか執筆は続行中。いつもの通りに飽きてしまう前に、一つここで短編を仕上げておきたいところではあるんだけれども。現状、五枚目の終盤に入っていて、今日にあともう少し書く気が出れば六枚目に突入できるはず。十五枚の最低ラインから換算すれば四割前後。三十枚の最大ラインでも二割までは来ている計算。恐らくは三十枚までは行かない案配だから、実質的には全体の三割くらいじゃないかと見ている。
 四月の頭が締切だから、割とギリギリのラインではあるけれども。最低一回は一応の見直しをしておきたいところではるし、今月中に初稿を仕上げておきたいところ。ここまで三日間で三割であるとすれば、六日あれば九割。終盤のペースアップにかけて何とか完成に……持ち込めるかどうか。
 書くにあたっては、できるだけ頭の中にそのシーンを思い浮かべて、それを筆写する形でやっている、つもり。今までもある程度のシーンは頭に浮かんでいたのだけれども、それを筆写して文章に直すとなると、なかなか思うとおりにいかないもので。ここのところずっともの書きへの気力が下がっていたのは、そのうまくいかない状況、要するに自分の腕の足りなさ加減にげんなりしていたせいもある筈。
 まあ、うまくいかないというのは、何事であっても気にくわないものだし。テンションも下がるけれども。コレに関しては、プロであっても思い通りにできている訳ではないものであって。ちまっとずつでもやらんと、向上は無いんだよな、と。そういう思考もあって、少しずつ今は短編を書き進めているところ。期限内に終わるかどうかはさておいて、一つずつ書き上げていくしかないんだよなぁ。そろそろ、書こうとしたという努力が褒められる段階でも無し。自分でも結果が欲しい状況であるのも確か。であるならば、書いて、出すしかない。
 ……とまあそんなことを、『モリログアカデミー』を読んでいて発破かけられてみたりする。三ヶ月くらいの周期でそういえば何とかもの書きを再開しようとしているような気がするけれど、これのせいか。何せこの本、三ヶ月で一冊出てくるわけだから。影響されやすいということですな、それだけ。

 その辺とはあんまり関係なく、もの書きの休憩時間というかほとんどもの書きの時間は少ないだけれども、合間に「地獄少女」をまたしてもようつべで鑑賞中。だから、一体どういうルートでアニメ見てるんだ自分と。それはおいておくにして、こういう話が割と好きというのが、どうにもこうにも。こういう趣向を自分のもの書きに反映してしまうわけには、外に出すものとしてはイカンよな、と。それが一応は分かっているから、今回のもの書きはなるべくオーソドックスなものにしているけれども。
 ただまあ、「地獄少女」は二籠でセカンドシーズンにも続いたとおりで、人気は高いということ。こういう作品に人気があるというのも、ご時世なのか何なのか。世の中、私みたいな奇人変人歪んだ人ばっかりかしらん? やれやれだぜ……と渋いおじさん声で言いたくなりますな。輪入道か。ああいう渋い脇役を添えられると、なかなか良い感じになるんだけどね、というのは何か見方が違うか。
 こういう作品は、とても難しい。作ることそれ自体も難しいけれども、それ以上に、受け手側の想定が難しいと思う。受け手側がどんな層であるのかを想定するのも作ることに含まれてくるだろうから、そういう意味では作るのが難しいという言い方で合っているのか。正味、こういう話を世に出してくるというのは結構ギャンブルだったんじゃないかとも思う。今は深夜アニメもワンクール十三回が基本になっているから、一つ転けても次……という思考もあるのかどうか。地獄少女にしても、一回目が思ったより当たったんで、一旦間をおいて二期目に入っているというような状況でもありそうだし。
 ただ、アニメ制作の金銭的な状況はあまり良いとは言えない筈で、アニメの質が落ちていると言われるのはその辺りが元凶になっているとも。その大元は、手塚治虫アニメだというのが通説。どれだけ精神論を唱えても、日本はアニメ大国でありその土台を支えているのはアニメータ達であるとはやし立てても、金銭的な問題は必須だろうと思うけれども。根性我慢で、人が育つ社会ではもう無くなっているのだし。そもそも、もの書きが流行という話もちらほらあったりするし、自費出版に引っかかってしまう人が多いのもそれを裏付けてくるけれど。この辺にしても、つまりは手っ取り早く、投資なしでお金が儲かると思うからこそ。私も人のことは、まるっきり言えないか。
 創作というのは何となく高尚なイメージを、自分でも持ってしまいがちだけれども。経済的なものの絡まない創作というのは、なかなか大変なもの。趣味的にやっているものもあるし、お金を度外視して作られたモノもちゃんとあることは確かだけれども。世の中に出ている創作物というものは、その九割以上が経済的な目的もあってのこと。でなければ、名誉。本であるならば、それを読んで何かしら、感動するでも、楽しいと思うでも、ためになるでもいい。お金を払ってその本を買って、買って読んだ人が値段相応かそれ以上に満足したかどうか。これは、他のサービス業でも変わるところはない。美容院で髪をセットして貰う、クリーニングに服を出して綺麗にして貰う、スーパーで品物を買うのでもいい。支払った対価に見合ったものを提供できるかどうか、がプロのお仕事ということになる。
 あなたの作ったものは、誰かを満足させられますか……?

読み:なし
買い:なし
途中;なし
月次読破:文庫8冊、コミックス3冊
月次購入:19冊
通年度購入:237冊(文庫129冊、コミックス108冊)
通年度読破:231冊(文庫119冊、コミックス112冊)

それでは。

あいぞめ

2007年03月24日 19時19分45秒 | Weblog
3月24日分。

 昨日の自転車走行の割には、足が筋肉痛にならなくて済んだらしい。ただ、その分ちょっと身体は疲れているようで、一日ほとんどずっと布団の中でごろごろしていたりとか。気が向いたときに起き出してチキンラーメンをすすってみたり、たまたまテレビを眺めてみたら「地獄少女」が流れていたりとか。二籠の方。そんなわけで、EDテーマの「あいぞめ」をようつべで見つけ出してきて、何度も繰り返して聞いているところ。もの書きのBGMにもちょうどいいことだし。
 そんなわけで、昨日からもの書きを復旧しています。ひとまずは、四月頭にしめきりの電撃小説大賞短編部門へ投げ込む用のものを、一つ。久しぶりに応募規定を調べてみたら、43文字×34行というのがワープロ原稿での一枚で、短編の場合はこれを15枚から30枚の範囲内で書けば良いとのこと。現状では、昨日から書き始めて、この応募規定の一枚に大体合わせたテンプレートで三枚目の後半。今のペースを毎日維持できるのなら、締切までに出せる筈。終わるかどうかは……分からないけれども。でも、終わらせて出しておきたいな、とは思う。色々と考えるところはあるし。
 ……ということで、その考えるところを打ち込んでいたんだけれども、投稿する前にちょーっと誤操作で全文消してしまったのが頭の痛いところ。がりっとやる気が下がったので、もう一回打つことはしない。どのみち、そういう内容は私自身の思考整理と自慰行為的なものでしかないわけではあるし……っと。ただ、書いておいて消えてしまった内容の中で、他人にも向けられるかもしれない部分が一つだけはあったと記憶しているので、その部分は引っ張り出してもう一度。
 公募に出すということは、出すことに意義があるのではなくて、あくまでも結果を期待してのものであるということ。結果を期待するのは人間として当然のことだし、自分がせっかく時間を費やして作ったモノなんだから、結果がついてきて欲しいと思うのは構わないこと。むしろ、結果を期待しないで作られたものというのは、ちょっと悲しい気がする。ただ、結果を期待するからには、書く側、作った側の自慰行為ではいけないということだよな、と。それでお金を貰うんだもの。
 とまあ、この一段落にまとめられる内容だったはずだよな、と。そんな思考もあって、今書き進めている短編は、ネタとしては幾つか浮かんだ中では一番個人的には私の色合いが出ないもの、オーソドックスなものを敢えて選んである。そのときに書きたいかなと思ったものを突っ込むと、大概完成しないで破綻するというのも経験則的に分かっているし。今はそれ以外のことを四の五の考えるよりは、まずこの一本を仕上げること。できれば結果も欲しいけれど、それよかまずは完成。完成できたら、その後で今度は結果を気にする。出す前、完成する前から結果を気にして筆が止まるというのは、皮算用だよなと自分に言い聞かせつつ。
 とりあえず、現状の枚数なら最低規定の20%で、最大規定の10%になる。もちっとペースは上げないといけないけれど、何とかなるだろうと思う。ちゃんと書く気を維持できれば。……とはいえ、問題なのは月曜と火曜なんだよなぁ。夜に二日続けて会社絡みの飲み会が……あうー。しかもこれ、どっちも抜けられそうにないわけで。うがー、会社絡みの付き合いなんてもうたくさんだ。

読み:文庫『モリログアカデミー』五巻
買い:なし
途中;なし
月次読破:文庫8冊、コミックス3冊
月次購入:19冊
通年度購入:237冊(文庫129冊、コミックス108冊)
通年度読破:231冊(文庫119冊、コミックス112冊)

それでは。

ちゃりちゃり

2007年03月23日 19時55分46秒 | Weblog
3月23日分。

 五連休ともなるとだんだん持て余してくるわけで。そもそもが別に予定も無く、とりあえず休み取っておくかーという至極アバウトな感覚で休みを突っ込んだので、別に何かしらすることがあったわけでもない。まあ、時間が余っていたらこの辺はしておけるかなーというのが幾つかあったけれど、その辺は実はもう昨日でほぼこなしてしまっている。クリーニングとか靴とかなんて、そんなに時間がかかるもんでもないよねぇ、そりゃ。あ、ちなみに昨日出した分がもう今日帰ってきました。早いね、クリーニング。
 でまあ、時間が余っていたので、少し気が向いたもんだから近くまで自転車に乗ってサイクリングをば。東京でもでかい方の公園が何故か近場にあるので、そこまで行けば割と漕ぐ場所には困らない。そしてついでに、その辺を似たような目的でサイクリングしてる人がいるので、勝手に後ろからついていってペースメーカーになってもらう手も。……まあ、あんまり感心しないけど。適当に流していると、何台かロードタイプの自転車を流している人を発見。やっぱり、ジャイアントのやつも見かけた。
 出かけたのが昼過ぎで、三十分ほど流したところで売店で焼きそばを売っていたので、一休みがてらにつついてみる。良い天気だし、公園は無意味に広いし、これで後は桜が咲いていれば文句はないのだけれども……まだちょっと咲いていない様子。ただ、コブシの花やらは咲いていたので、これはこれで。桜にしても、ごくまばらに二輪三輪くらいは咲いていたし、もう半月もすれば満開になってくるのかどうなのか。トータルして公園にいた時間が二時間くらいで、その内の半分くらいは自転車で流していた筈。うっかり上り坂に何度か突っ込んでしまったので、最後の方は足がちょっと厳しいことに。明日は筋肉痛かしらん。
 うっすら汗かいたかな、という程度のペースでじわじわと流した感じで。そんなに身体を鍛えるという感覚ではなかったですだよ。もうちょい平らに走れるルートをきっちり選んで、一定ペースを保てるようにしてやれば、まだ走れたんだろうなーとは思いつつ。もう少し走っておきたいかな、というくらいのところで止めておくのが良いんだろうな、と。コレに関しては、何事においてもそうなんだろうけれども。腹一杯にやってしまうと、すぐに飽きてしまうものでもあるし。
 とはいえ今日の程度でも満足してしまったので、次に走りに出るのは多分来月になるか。と言うか、もう今月残り一週間しかないやん。

 上とはまるっきり関係のない話。一昨日に外へ出て他の人の服の買い物に付き合っていたというか……まあ単におまけでついていったというかしていたのだけれども。その間に品々を眺めていて思ったのは、この辺のものはあまり長期間使い続けることを前提にはしていないんだな、ということ。ある程度の価格帯以上になってくると、長期間、少なくとも何シーズンかは着るということが前提になっているようなのだけれども。ただ、多くはやっぱりワンシーズンの使い切りに近い感覚で作られているのかな、と思ったり。
 おしゃれをするというのは、他人の目を気にするという意味合いで、悪いことではないと思う。一応、私自身にしても、社会人になってからは少しだけは他人の目を意識するようにはなった。とりあえず、一緒に歩いてる相手に恥ずかしい思いをさせるのはいかんよなー、とまあその程度ではあるけれども。ただ、そういう範囲であっても多少のお金はかかってくるものだし、これにとどまらずに最新ファッションに敏感な人というのは、どれだけの額を使っているんだろうなぁと思ってしまうわけで。服って、結構高いよね。
 会社で回ってくる『日経ビジネス』に、この間は渋谷の109の話が載っていた。109に入っているような店舗で扱っている服の、まあ製作やら流通やらのちょっとした舞台裏の話だったけれども。かなりの手間と時間との勝負で、これだけの苦労をして創り出しているんだなぁ……と感心したのだけれども、よくよく考えてみたら同じものは来年には、いや三ヶ月後にはもう売れなくなってしまうんだろうな、とも。このサイクルの短さは、それだけ日本が豊かであるということ。選択が出来るというのも、それだけ豊かだからできることなんだよなぁ。
 使い捨てる、という感覚はもう日常的になっているもので。紙パックのジュースでも、自動販売機で売っている缶ジュースでもそう。使い捨てカメラ、ティッシュペーパー、爪楊枝、最新ファッションもほとんどはワンシーズンの使い切りになってしまうものだろう。こんどおむ……は、あれはむしろ再利用したら危ないか。いや、失敬。思いついたものをそのまま書くと、こういうことになるのがねぇ。それと、紙パックやら空き缶やらはリサイクルが始まってはいるけれど、まだまだ自治体などが徹底してやらないとリサイクルの収集率は上がってこないのが現状とか。そんな状況だからこそ「MOTTAINAI」運動なんてものも起こってくる。日本語からきているのに、これを提唱しているのが外国の人というのが、何ともはや。
 こういう一方で、古民家ブームであるとか、昭和レトロであるとかが流行するというのも、何だかちぐはぐな感じ。しかもまあ、もてはやされる理由が地球に優しいとかになってくると、もう何と言うか間が抜けている。でもまあ、新しいもの好きの引け目というものがあるのかも。正味、個人が一人だけ地球環境にやさしい古民家に住んでも、日本のあっちこっちで新築マンションを造りつつ前の建物を壊して回っていては、何ともならない。自分が好きでやっているなら良いんだけれども、何か乗せられてやっていませんか? そして後になってハッとして、結局ゴミをむしろ増やしていませんか?
 ……とはいえ。流行に乗せられないようにするというのも、難しいよねぇ。自分がもう外道になってしまっているという自覚があるとか、オレは流行が大嫌いだーと公言するとか、そういうのでもないと、流行にあえて乗らないというようにするのは難しい。付き合いもあるし、特に若い人だと仲間はずれにされるという恐怖感がどうしてもある。それがあるから、自分の趣味に傾斜してくるのはある程度年齢を重ねてからと言うことになってくるんだろう。なのに、ようやっと自分の周囲の狭い範囲内での仲間はずれから解放されたのに、今度は社会的な地球に優しくしようムードに乗せられてしまう。ままならないよねぇ。
 MOTTAINAIと言われるからやるんじゃなくて、MOTTAINIと思うからやる。同じように見えて、結構違うものなのではないのかなと思うのでした。

読み:なし
買い:なし
途中;文庫『モリログアカデミー』五巻
月次読破:文庫7冊、コミックス3冊
月次購入:19冊
通年度購入:237冊(文庫129冊、コミックス108冊)
通年度読破:230冊(文庫118冊、コミックス112冊)

それでは。

続・枝葉の如く

2007年03月22日 21時32分49秒 | Weblog
3月22日分。

 さてー、とりあえず先に、昨日のネタの残り二つ分を片付けてしまいましょうということで。タイトルが真の次に続ってのも、何か順番間違えてるようで良い感じ。実際には最初に付けたときに中身換えたのに変更し忘れてるわけだから、間違えているようで、じゃなくて本当に間違えているんだけれども。そういう無粋な突っ込みはしちゃいやん。

・『刺青の男』
 レイ・ブラッドベリの短編作品集。これの直接の契機は、まあ多分『よろこびの機械』ということになる筈。こちらも同じくブラッドベリの短編作品集で、どちらもハヤカワ文庫NVから出てきている。レイ・ブラドベリフェアということでたくさん並んでいたのと、ついでにここ最近はハヤカワ文庫の名作セレクションという形で幾つか当たりを引いていた余勢を駆っての購入だったような記憶がある。ハヤカワ名作セレクションで繋がりを載せていけば、『ジョナサンと宇宙クジラ』、『人間の手がまだ触れない』辺りが出てくる。どちらもハヤカワ文庫SFより。昨日に列挙したSF作品と併せると、結局は手持ち全部を挙げてしまったような気もする。
 これとは別の繋がり方で、ハヤカワ文庫NVというレーベルでの関連では『時計じかけのオレンジ』なんて物も手持ちがある。まだ読んでいないけれども、積み本として持っているのが『ジュラシック・パーク』とか。ハヤカワ文庫NVはまだこれら五冊しか手持ちがないし、その内に増えてくることになるだろう。しかしまあ、ブラッドベリの作品というのはどういう分野のやつなのか表現に困る。分類の仕方が妙に面倒なんで、他に関連づけて引っ張り出せる枝葉やら幹が見あたらない罠……。

・『マリファナ青春旅行』
 もそっと最後に妙なものが紛れ込んできましたが、キニシナイ気にしない。こいつに関してはヴィレッジ・バンガードで見かけてふらふらーっと買ってしまった代物なので、あまりこれといって直接の関係があるものは無いか。ただ、一番これに対する購入動機を強めた一冊は、多分『アマニタ・パンセリナ』だろう。集英社文庫からの一冊だが、これ、中島らもが自分でドラッグとかを使って実際にラリってみましたーという豪快なエッセイ集だった。その辺の影響で、ついついこういうのも買ってみたくなるのかも。
 エッセイ的なもの、アングラ的なものという方向はちょっと前まで絨毯爆撃していた分野で、例えば椎名誠の『わしらは怪しい探検隊』だとか『モヤシ』だとか、北杜夫の『どくとるマンボウ航海記』であるとか。方向がずれてくると、三島由紀夫の『不道徳教育講座』、渋澤龍彦の諸々のエッセイなんかも加わってくるか。番外としては、何故か手持ちがあるブルーバックスの『毒物雑学辞典』とかも一応挙げてみよう。しかしまあ……幻冬舎アウトロー文庫って、あんまりにマイナ文庫よねぇ。なかなか置いてないし。

 そんなわけで、今回買い込んできた連中だと割に分野が偏っていたらしく、手持ち分野の中で民俗学関連がごそっと列挙から抜け落ちるということにもなったりとか。まあそんなんはある意味どーでも宜しいわけで、さてはて次はどれを読もうかな、次はどの辺りの分野に手を伸ばそうかなと色々楽しみが。きりがないのよねぇ、こんな具合にのめり込んでしまうと。


 さて、昨日の分の残りを片付けたところで、今日の分のネタ。先月に余った分のコストをぶち込んで、割に珍しくお金を世間様に還元して参りましたとも。つーても、まだ使い切っていないコストがあるのと、使った分はどれも必要品か必要経費になるようなものばっかりになる辺りが色気もないけど。
 何はさておき、まずやらないとなーという最優先がスーツとコートのクリーニング。ついでに私服のジャケット一着も一緒に合わせて投げ込んで、スーツ上下三着分とロングコート一着、私服のジャケット上のみ一着でしめて約五千円というところ。これでも一応、ドライクリーニング品全品20%割引のチケット使ってます。高いよなぁと思ってしまうけれども、まあ新しく買い直すことを考えればよほどに安いし、これはまあ必要出費と考えておかないと駄目か。ついで、通勤用の靴がこれまた一年間ずっと履き潰しでそろそろ状態が悪くなっていたので、買い換え。約八千円なり。あんまり本格的に革のやつを選んでしまうと、保ちは良いんだけれど最初の内に固くてかなわないので、今はまだビジネスシューズもどきを選ぶようにしていたり。見た目は革靴、でも履き心地はスニーカーに近いようなもの。就活中はこういう靴の方が歩きやすくて助かるのですだよ……今でもそのまま引き継いでます。
 とまあ、ここまでが完全に必要出費で、これに加えてまあ良いかということで私用の靴も買い換え。クリーニングと通勤用の靴とでコストが上がったら止めようかとも思ったのだけれども、まあそんなにかからなかったので。これまで履いていたのは、これまた一年だか一年半だか潰しに潰したスニーカー。何故かブリジストンの靴……多分、底のゴムがブリジストンだからなんだろうなぁ。で、これを今回はウォーキングシューズに切り替え。デザインも若干年長者向けという感じのものに。ここのところの服装とのバランスを考えると、そろそろスニーカーってんだと合わないしなーということで。あんまり気にはしないんだけどね。で、これが約五千円なり。
 全部ひっくるめて一万と八千円ということで、先月からの繰越は残り九千円ということに。この他に洗濯洗剤が無くなってきていたのでまとめ買いしたとか、少しは肌荒れ対策くらいするかーってんで無印良品で乳液買ったりとかしてるけれども、そっちは今月分のコストとして処理してしまうつもりなので、繰越の方には影響させず。で、残りの九千円は本棚に……はしないことにしておく。手持ちの私服にいい加減古くなってきている物があるし、「外」に出る機会がじわじわ増えてもいるし、服をまともに調達しておくかという判断。さしあたって、九千円にもう少し今月分のコストから追加して、春秋用のジャケットを買っておこうかなーと考えているところ。
 ちなみに。買い換えに伴って最前線から外れることになった通勤用の靴と私用の靴は、どっちもまだ捨てません。通勤用の靴の方は、えらく久しぶりに磨いてから現在干しているところ。雨が降ったりして靴が浸水されると翌日ひどい状況でまた履かないとイカンのが気に入らなかったので、予備の靴としてキープしておくことに。あんまり状態が良いとは言えないので、あくまで予備だけれども。私用の方も同じ感覚だけれども、ついでに言えば部屋に靴を置いておくことで地震なんかが来たときには便利かもーという思考もあったり。その辺とは別に、靴を買い換えたらたまたま福引きをやっていて、キッチンタオルが当たったとかそんな地味な話もあったりなかったり。うーむ、地味だ。
 クリーニングは明日の夕方六時以降にはもう引き取れるのだそうで、明日中に取りにいっておかないと。それにしてもまあ、欲しいかなと思った物を、それなりの値段で、電車にも乗らず徒歩の範囲内だけで解決できるんだから、便利な世の中ですな。ここ、東京都は東京都でも二十三区の外だし大概田舎だと思っていたけれども、書店への不満がある以外はそんなに困ってないのよねぇ。

読み:なし
買い:なし
途中;文庫『モリログアカデミー』五巻
月次読破:文庫7冊、コミックス3冊
月次購入:19冊
通年度購入:237冊(文庫129冊、コミックス108冊)
通年度読破:230冊(文庫118冊、コミックス112冊)

それでは。