黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

もふもふあしもふ

2006年07月31日 20時55分25秒 | Weblog
7月31日分。

 会社で、ちっと前の仕事のミスが発覚したため、こりゃ~イカンと修正訂正。税務申告でのミスだったもんで、ちょっとというかかなり冷や汗をかいた。ずれの原因を突き止めて修正して頂戴なと言われたが、まあ実の所、少し前からああこりゃミスってるなぁと気が付いてはいたので、ずれの原因を突き止めるに際してはほとんど時間を使わずに済んだ。大まかに見当はついていたし、実際その通りのミスだったわけで。
 まあそんなこともあるか~と内心でぼやきつつ、その他金曜に休んでいたので少し溜まってきていた仕事を潰して、来月の後半に入ってくる量の多い仕事を分割して進めたりもしつつ、一日が過ぎていったり。まあ、やることが無くて所在ないよりは良いかな、とか思ったりはしつつ、昨日からのぐったりした疲れが微妙に抜けていなかったりもして、ちょ~っとシンドイぜ~とか。
 定時で撤収はしたものの、偏頭痛に顔をしかめながらの退社で、しかも帰り際にどっかでペンキの塗り替えだか店内改装だかをしていたらしく、道一杯にシンナーの臭いが……。余計に頭痛いんじゃーと喚きたくなりつつ、そのせいでまたしても偏頭痛を悪化させる罠。結局、飯を食ったら少しは緩和されたものの、今でもやっぱりちょっと痛い。きりきりくる頭痛に顔をしかめつつ、ブログを叩いているわけなのであった。いちち。
 もふもふしているわけではないが、アイザック・アシモフの科学エッセイ、第六巻目をようやっと読み始めた。買ったのは結構前だったような気がするが、ついつい後回しになっていたのを、ようやっと読み始めたという訳。ここからSF談義にでもしようかと思ったのだが、それは昨日の分でやってしまったのでネタ切れ。
 物書きをしたかったのだけれど、偏頭痛がきついわ、眠たいわ、体力的にしんどいわで重なってきているので、このまま眠ることにする。ああちくしょうめ~。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『発見・また発見!』
月次読破:文庫10冊、コミックス11冊
月次購入:14冊
通年度購入:85冊(文庫44冊、コミックス41冊)
通年度読破:85冊(文庫41冊、コミックス44冊)

それでは。

なんじゃこりゃ

2006年07月30日 20時42分51秒 | Weblog
7月30日分。

 はて、すっかりとブログ更新を忘れていたが、忘れたと言うよりはぐったり疲れが出てしまって早めにダウンしてしまったというだけの話。気温変化に当てられたのか、日頃から不摂生してるのががくっと来たか、それとも何かしら時限爆弾が爆発しかかったのか、さあどれだろう。どれでもあり得るのが怖い話だが。
 やたらと変なメールが入っていて、あんじゃこりゃと首を傾げてしまった罠。とりあえず、あからさまに怪しいので一切手は出さずにぽいしたが、まず英文タイトル。ついで、どう考えてもこれタイトル部分に本文入ってるだろという感じ。タイトルが19行に及ぶメールなんてありえんだろ~。開けてないので中身は不明、但し多分これはタイトルの19行がそのまんま本文なんじゃあるまいか。
 タイトルをコピーして翻訳サイトにぶち込んでみると、どうも金儲けの類を装った詐欺メールじゃまいかな~と思われたり。しかしまあ、相変わらず翻訳サイトってのはお馬鹿な変換をやらかしてくれるなぁ……。これだと、むしろワカランながらも英文を直に眺めた方がまだ雰囲気というかニュアンスで分かるんじゃまいかと思うくらい。
 それにしても、こういう類の文章に限ったことでもないのだろうが、外国の文章というのは随分と飾ったというか大仰な表現が多いもんだなぁと思ってみたり。日本語でこれをやったら、誇大広告とかそんな感じで引っかかりそうな気がするのだが。この手の文句を考えるのも大変だろうなぁ。ただ、こういう広告というのは何というか、エロサイトの煽り文とかそういうのを彷彿とさせてくれてちょっと苦笑い。

 小川一水の、『老ヴォールの惑星』を読み切ってみたり。つい先日に『ガセネッタ&シモネッタ』を読み切ってそれなりの当たりだったかな~と思っていたら、こっちは大当たり。まあ、小川一水は前に『復活の地』や『群青神殿』を読んでいたし、これはこれで勧められて買ったものだから、そうそう外れようが無かったかもしれないが。それでも、こいつは充分な大当たりだったんじゃないかしらん、と思う。
 中編短編くらいの国内SF作品は、良い物に当たると嬉しいもの。これまでだと、『海を見る人』なんかが良かったなぁと記憶しているが。海外も含めれば、『あなたの人生の物語』や『たった一つの冴えたやりかた』も。SFかぁ、こういう方面も書けるようになれると良いなぁと思いはするが、ひとまず今書いているのを何とかしたいところ。ただ、ここにきてやっぱり中断したりペースが失速したりのままだもんで、なかなかシンドイところではある。気が乗らないというのは、結構きっつー。
 さてはて、SFと言ったら河出文庫のSF傑作集『接続された女』も買ってあるのだが、これはティプトリージュニアの作品が含まれているから。割とというか結構分厚い文庫なので、これまた読むのに時間がかかるだろうなぁとか。少し前からアシモフの科学エッセイを読んだりしていたものだから、SF的なネタが理解しやすくなってきていて、前よりも楽しみやすくなった気もする。
 しかしまあ、海外SFとゆーのは最後の方になると超越展開してくれたりすることがあるのが、ちょっとばかり困りもの。あの辺りは雰囲気で楽しめということなのかどうなのか。『ニューロマンサー』や『地球の長い午後』は、最初から雰囲気で勧められたか、最近のサイバースペースの原点だけど訳ワカランぜと先に言われておきつつあえて買ったかしたら、雰囲気はとても良かったけれど話がワカランというそのまんまの状況に。ついでに、『フェアリィ・ランド』もえらいめに遭ったことだし。海外物は、こういうのも踏まえて楽しまないとイカンらしい。
 てか、SF談義は良いけれど、まだ八冊九冊残ってる積み本を何とかしろよ、自分。あと、レビューも……。

読み:文庫『老ヴォールの惑星』
買い:なし
途中:なし
月次読破:文庫10冊、コミックス11冊
月次購入:14冊
通年度購入:85冊(文庫44冊、コミックス41冊)
通年度読破:85冊(文庫41冊、コミックス44冊)

それでは。

かると?

2006年07月29日 22時09分22秒 | Weblog
7月29日分。

<カルト教祖>女性信者十数人が性的被害 告訴を検討
 韓国人の男性教祖に服従を誓う新興宗教の元女性信者十数人が、「教祖から性的被害を受けた」と訴えていることが分かった。信者の脱退支援を続けている渡辺博弁護士(第二東京弁護士会所属)が29日、東京都内で記者会見し、強姦(ごうかん)容疑などで刑事告訴を検討していることを明らかにした。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060729-00000108-mai-soci

 ネタが無いので、のっけから時事ネタ。細かい所は記事本文へ飛んで頂くとして。この手の宗教絡みでなんやかんや、というのは結構前から後を絶たないなぁと思ってしまう。どっかの教祖様が「それが定説です」とのたまったのは、さていつのことだったか。ようやっとオウムの裁判が一通り終わりそうかしらと思ったら、またアーレフで不穏な動きがあるとか無いとかそういう話も出てきているようだし。きりがない。
 元々、宗教というのは何のためにあったんだったかしらん、と考えてみると、大体大まかに二通りになるかもしれない。一つは土着的なもの、要は自然崇拝のような感覚のものであって、こちらは神は祈って宥め賺してどうかお願いですから何もしないでくれやがれという扱い方。もう一方は、政治的な思想に基づくもので、こっちは神は絶対権力者の裏付けとして扱われるだけに神もまた絶対的なものとして君臨する。……と思っていたりするのだけれども、もっと多様な物ではあるはずだよなぁ。
 どちらにせよ、今現在に世界的に名の知れている宗教は、その大半がもう政治的思想によって大なり小なりの影響を受けているし、宗教が政治に影響を与えている。まあ正しくは政治をしている人達に宗教の思想が影響を与えている、と言うべきなのか。無宗教と言われている日本人にしても、儒教なり仏教なり神道なりの思考、もしくはそこまで行かなくとも八百万の神様的な思想は間違いなく受け継いでいるから、全くもって宗教の影響を受けない人間というのは、現代ではあまりあり得ないと思う。影響という言い方をすると大きな影響を意識するかもしれないが、食事の前に手を合わせて頂きますと言うとか、そういうのも細かい所で宗教的な思想の名残だったり一部だったりする。宗教だなんて意識しないだろうし、する必要も無いが、そういう所にも出ているということ。
 政治と宗教とか言うと、今の靖国どうこうだとか、昭和天皇の側近のメモがどうとかそういう方であったり、イスラムの方であったりを思い受けべるけれども、そこまで極大化しなくても関係は存在しているんだよなぁ、とか。まあ靖国に関してはそもそもが内政干渉であるし、中国韓国もあれは単なる外交のカードとして使っているだけの話であって、どうせ靖国がどうこうなったところで、他の問題を持ち出すだけだろうと思うが。

 で、話が逸れまくっているので元へ戻すとして。この手のカルト宗教みたいなのは、本当に後を絶たないもので。ブランド信仰、アイドルの熱狂的ファンというのもまあ、大分似たような感覚がある……のかどうなのか。通常に比べて著しくそれに傾倒する、という感じでのニュアンスであれば、まあ大なり小なりみんな何かしらには、傾倒しているものがあるのかもしれない。私自身なら物書きとか、某所チャットとか、澁澤とかアシモフとかそういうものかしらん。
 こういうのは個人が勝手に信仰しているだけで、他人に一切の迷惑をかけなければ何も咎められることはないし、そりゃ個人の勝手じゃまいかという一言で済むけれども。今回の取り上げた話では実際の被害が出ているだけに、さすがにまじぃだろという話。宗教……と今回のこれを言って良いのかどうかは置いておくにして、この手のものは全部が全部一切合切駄目ダメだということを言うつもりは無い。無いが、引いて眺める、これは本当に良いのか、という視点を持つことは必要かなとは思う。
 本人が見えなくなっているなら、周囲が言う必要もあるだろうし、言える環境にあるのが望ましい……のだけれども、またこれはこれで難しいか。近視眼的になってしまっている人は他人の意見を聞きにくいし、大学生ともなると一人暮らしも多いだろうし。なかなか周囲との接触がなかったり、実家にいてもあまり家族との接触がなかったりというのはよくある話だ。私自身、実家にいた頃も、どのみち両親は共働きで帰ってくるのは深夜だったから、顔を合わせることも少なかったくらいなのだし。
 個人的には、本当に私個人の宗教に対する思考は、あっても別に悪いもんじゃないけど、神様は存在しないと思ってるし、なるべく知識としてだけ知っておきたいけれども近寄りたくはない、という感じ。純粋に学術的な好奇心はあるけれども、それ以上の踏み込みはする気がないし、自分の身を投じるつもりもないというところか。まあ、それでも日本人である以上は八百万な神様達の感覚は定着しているだろうし、それはそれでいいじゃまいかと。結局はまた同じ結論、他人に迷惑かけないとこでやっとくれ、ということ。

 そう言えば、無駄なことを思い出したのだが。教会とかモスクとかは、割と要塞的に作られている所が多いんじゃなかったかしらん。戦国時代だったかに日本でも僧兵が怖れられていたという話もあるわけだし、十字軍の例もある。神の名の下に行われる戦争なんてものは、数え上げたらきりがない。ただ、本当に神の名の下にだけ行われる戦争というものは、現代ではあり得ないとも思う。そこには、石油があったり天然資源があったり、領土があったり、移民などの問題があったりするだろう。
 戦争をする兵隊さんにしたって、お金の問題があって参加する人も多い筈。本当かどうかは定かではないけれど、オマエが殉教すれば家族がこれから一生喰うには困らないくらいの金をくれてやる、と言われて志願する人もいる……という話だってあるくらい。こういうのを根拠にするのは眉唾に嘘を重ねるようなもので心許ないことこの上ないが、かと言って全くあり得ないと笑い飛ばすにはちょっと怖すぎる話だ。
 宗教や思想というのは、時たまに暴力になるよなぁ……というのを、こういうのを考えていると思うことがある。ペンは剣より強しと言うけれど。思想はそのペンよりも強いことがある。思想と剣が結びついてしまったときに、ペンでそれを止められるのか? 多分、止められないのだろうなぁ。目には目を、歯には歯を、剣には剣を、ということになりそうな気がする。飛行機突っ込まれて、爆弾落としてきた国もあったことだし。無論、あれも理解はできることなのだけれども。ただ、あれはちょっとばかり、何も俺らは知らんよ日々の生活で手一杯なんだよという人達を、やたらと巻き込んでしまった戦闘だったよな、と思うだけだ。
 あれに自分が巻き込まれたとしたら、さて、誰を恨んだら良いんだろう。神様? 仏様? 政治家? 国? 宗教? それとも、間抜けな自分自身? 難しいよなぁ……。

読み:コミックス『ガンスリンガーガール』7巻、『エクセルサーガ』16巻、『ホーリーブラウニー』4巻
買い:なし
途中:文庫『老ヴォールの惑星』
月次読破:文庫9冊、コミックス11冊
月次購入:14冊
通年度購入:85冊(文庫44冊、コミックス41冊)
通年度読破:84冊(文庫40冊、コミックス44冊)

それでは。

へるしんぐ

2006年07月28日 21時52分47秒 | Weblog
7月28日分。

 外へ出て何とはなしに本屋へ行ってみれば、『ヘルシング』の最新刊が売っていたりする罠。他にも何冊か、読んでいるシリーズの最新刊が並んでいたので、まとめて買っておくことにしてみたり。つい一昨日くらいにも池袋まで歩いていって二冊本を買ってきたような気がするけれども、何かもうあれですな、何かしらを目的にしていくと見付からなくて、それを特に意識しないでぼんやり行ったりすると置いてある。無欲の勝利?
 物事というのは大概においてこういうもので、何かしらの目的を持ってがっついてやると失敗しやすくて、何とはなしにぽつっとやってみると当たることがある。狙って大当たりを引き出すのが一番良いし、そのためにみんな努力して練習して訓練して積み重ねて行くのだけれども、その努力の傍からふらっとやってみたら上手く行っちゃった~という一種の天才的なひらめきとか、たまたまの偶然だとか、そういうものであっさり追い抜かれて遙か先へ行かれてしまうこともある訳で。
 その辺はもう、運命という言葉は嫌いだけれども、運任せという感じ。何がどう転ぶか分かったものではないし、それがどの程度の規模になるかも分からない。あんまりに規模が小さくて本人も周囲も全然気が付いていないということが大半だろうし、まるっきりそれが起こっても誰も気が付かないようなところで起こっているのが大半だろうと思う。それでも、そんな運任せ天任せ風任せにばかり頼る訳にも行かないから、私達は地面をはいずり回って地道にやっていくのだけれども。
 ……はて、どっからどういう流れでこういう話を打ち込んだんだっけか~。自分でもよく分からなくなるのが、ここのブログの展開です。これがデフォルトです。だから気にしちゃいけません。いけませんいけません。

 買った『ヘルシング』の最新刊を読んでいて、よくぞここまで突っ走ってきたもんだなぁと感動すらした。まあ、わざとらしいのはよく分かっているし、あれのどこがいいのという意見の方が多いだろうなということもよく分かっているし、悪趣味だ黒いオマエ頭おかしいってのも充分承知しているけれども。それでも私は、このくらいまで行けたらいいなと思った。これぐらいまで突っ走って書けたら、良いのになと嫉妬したくらい。
 こういうものを読んでしまうと、自分の今書いているものの中途半端さが身に染みてしまって悲しいなぁと思ってしまう。まあそれでも、書き上げてから次へ行く。書き上げてからじゃないと、私には意味が無いのだし。それこそ、今までの私のはみんな、運任せ天任せ風任せが多かったから、地べたを惨めにずるずる這いずってイタイ痛いと喚きながらそれでも完成させて駄作だくだらねぇこんなもん使えねぇと思う経験が足りない。それをこの一つで経験できたら、多分、もう一段上に行く下地ができる気がする。
 上に行きたい、こういうものが書けるくらいになりたい、書くことで生きていけるくらいになりたい。久し振りに、本当に本当に久し振りに、上昇の意識が出てきた感じ。ずっと私はこれでもういいやこれ以上は望まなくていいやこんなもんだろどうでもいいよ、でやってきて、それで生き延びてきた輩だったわけで。ああ、まだ自分にもちゃんと、そういう意志と意欲が残っていたんだなぁと感心する。
 ただ、ずっと、ずっとこういう意欲が湧き起こってくれるのを待っていた気もする。だからずっと、下地になるように本を読み続けてきていたし、物語を書くことそれ自体は止まった時期もあったけれど、こうやって日記を叩き続けて文章を連ねることは辞めていなかった。どっちも習慣で中毒で辞められなかったというのが正直な所だけれど、今にして、その積み重ねがずっとあったから、本気で賭けてみるにも少しだけ望みを繋げる感じはある。文章の質は、最低限これで揃ってきている。後は、話全体の構成であるとか、一本通った芯であるとか、そういう段階になる。これもまた、地べた這いずって行くしかないよなぁ。
 ああ、楽しい。久し振りに、心の底から楽しい。しんどいけど、楽しい。もうちょっと死ぬのは先にしておこうかな、と思えるくらいに楽しい。じゃあもう少し、生きてみようか。

読み:文庫『ガセネッタ&シモネッタ』、コミックス『ヘルシング』8巻
買い:コミックス『ヘルシング』8巻、『ガンスリンガーガール』7巻、『エクセルサーガ』16巻、『ホーリーブラウニー』4巻
途中:なし
月次読破:文庫9冊、コミックス8冊
月次購入:14冊
通年度購入:85冊(文庫44冊、コミックス41冊)
通年度読破:81冊(文庫40冊、コミックス41冊)

それでは。

ぷっしゅどらいす

2006年07月27日 21時20分46秒 | Weblog
7月27日分。

 たまたまテレビを付けてみたら、うたばんに米米クラブが出ていたりして。期間限定でちまっとばかり復活してきたらしい。正味まあ、私自身は実際に公開している通りの年齢なので、リアルタイムに米米クラブを聞いていた世代ではない。ただ、父親か母親かどっちかは分からないががずっと聞いていたのだろう、家にCDが転がっていて、それを聞いている内に一曲だけずっと昔から聞き覚えている曲がある。たまに、今でも聞く。
 たった一曲、ただ一曲。浪漫飛行。他の曲も聞いて覚えてはいるし、他の曲も嫌いではないのだけれども、浪漫飛行が一番記憶に残っていて、昔から好きだった。私自身の対外的イメージには全然そぐわない曲なのだけれども、まあ好きなもんは好きだしね、と。トランク一つだけで……さあ、どこへ飛んでいこう。たった一つぶら提げたトランクには、さて何を入れていこうか。本を一冊、いやいや二冊、ちょっと重いけどもう一冊。トランクはすり切れていても構わないから、とにかく丈夫で使えるものを。手当たり次第に目につくものを、一切合切投げ込んで、ぎゅぎゅう詰めてばたんと閉めたら、さあ、さあ、空へ上がっていこう。
 とまあそう言えば、私のこれまでの気に入ってきた曲と言うと、なごり雪とか浪漫飛行とか島唄とかがあったかと思ったら、鬼塚の月光、倉木麻衣の最初の曲だとか、三十九度の~とろけそ~な日~なんてあれもありましたな。センチメンタルバス。後はガンダムWの曲であったりとか、坂本真綾だったりとか、鳥の詩だったりとか、天体観測だったりとか、まあ偏ってるような気はするけれども。ただ、基本的にはずっと同じ曲を聞き続ける手合いなので、あまり曲は増えないけれども。増えるのは、東方同人曲くらい?
 最近は、東方遊撃隊の「東の国の眠らない夜」と「風神少女」か、でなければどぶウサギの「東方妖怪街道」「プレインエイジア」「風神少女」「六十年目の東方裁判」とかその辺りばっかり。あんまり変わってないなぁ。

 消費税の話が、ぼちぼちあちこちから出てくるようになったようで。この間はタウンミーティングに小泉首相が飛び入り参加して、消費税を物によって税率を分けるというような話をしていたようだし。今度は、谷垣さんが消費税10%じゃ~なんて言ったようで。消費税10%かぁ。たけぇなぁと、しみじみ思う。今が5%だから、倍額になる訳で。これで一つ百円とかそのくらいのちまちました物を買っている分には、まだ良いけれども……つーても、ちりつもだけれども。これで二百万の車とか買った場合、十万円が二十万円ですよ? 十万の差が出てくるのはきっついだろうなぁ。
 税率が結構上がってくるとなると、ぼちぼち一律全部10%とかいうのも厳しくなってくる気がする。となると日用品は税率を低く、嗜好品贅沢品は高くという手、小泉さんが言っていたような手も考えられる訳だが。じゃあ、何を高くして何を低くするのかというのでまた相当な議論になるだろうな、と。お酒にかかる税率を変えたときにも、色々まあ言われたことだし。発泡酒、ビール、第三のビール、まああの辺りで直前の駆け込み需要購入もあった。煙草もそう。税率を上げられる方の業界は、自分のところの儲けにも直結するだけに、相当な抵抗をするだろうし。政府側が、それを抑えられるかどうか。
 どうせなら金額によって課税率を変える手もあるけれども。例えば、食品は課税を低くと言っても、一瓶うん万円のキャビアは日用品じゃないでしょ、という話。単価の額で課税率を変えるというのを考えたのだけれども、これはこれで微妙なところもある。パソコンを考えると、メーカーの既製品を買ったら十万二十万だけれど、自作でパーツごとに買ったら数千とか何万かになってくるから、単価では差が出てしまう。どうするんだろうなぁ、とりあえず無駄な歳出をとことん削って貰うのは大前提であって、まずそっちを先に考えてから増税を考えて欲しい所。
 年度末の駆け込み道路工事とか、民間に比してどう考えても統計を有利にしすぎている公務員の給与、特別会計の杜撰さ、毎年借金返済にぜえぜえしている財政。天下りに議員年金にその他諸々。さあて、その辺を放っておいてまず増税、とかやっているとどうなるかしらねぇ……ふっふっふ。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『ガセネッタ&シモネッタ』
月次読破:文庫8冊、コミックス7冊
月次購入:10冊
通年度購入:81冊(文庫44冊、コミックス37冊)
通年度読破:80冊(文庫39冊、コミックス41冊)

それでは。

足が痛いですよ?

2006年07月26日 21時27分46秒 | Weblog
7月26日分。

 取り敢えず、正確には足の裏が痛いです。まあ、職場から池袋まで、片道大まかに三十五分くらいというのを往復して歩いてきたからなんだけれども。電車使えば良かったんだけれども、まあ会社に請求し直すのもメドイし、かといって自分で払うってのもたかだか三百円にもならん金額とは言っても気に食わないし、ついでに運動不足だし。なんやかんやで歩いてきますた。昔は新宿と池袋の間を、週に三回くらい歩いて帰ってきたなんて時期もあったから、それに比べりゃ楽……なのかどうか。
 しかしまあ、さすがに真夏日の中をわざわざ歩いてこなくても良かったんじゃねぇのかなぁとか思わないでもないのだけれども、どっちにしても七月中には外へ出ないとイカンというか税務署に書類を提出しに行かないとイカンかったので、どのみち出ざるを得なかった罠。雨の中で出るのも億劫だし、と思っていたら真夏日になってしまったという罠。どっちがいいんだかはもの凄く微妙。
 で、外出から帰ってきて、業務終了時間近くになってから仕事がまたしてもどちゃっと放り込まれた罠。あのねぇ、頼むからこういうもの凄く効率の悪いタイミングで仕事を投げ込まないで下さいと思いつつ、まあどうもならんので一応やる。つーても他にも幾つか事情が重なって今日は仕事を残して撤収。会社って……効率悪いよなぁ。結局のところ、自分だけで完結していりゃ余程に速いのだけれども、会社というのは個人じゃできんことを多数でやろうという組織であるから、動きがとろいのはしょうがないが……。しょうがないけれども、いくら何でものろいと思うデス。もしもし亀よカメさんよ。

 で、外出ついでに池袋へ来たんだからと、十分だけジュンク堂の文庫フロアを覗く。と言っても探していたのは二つだけで、幻冬舎文庫と河出文庫。それで何を探していたんだか大体分かるという人は、私の趣味を理解してしまっている身内だけだよなぁとか。目的物はジュンク堂には無かったので、こりゃまあしょうがないかと思ったら、エスカレーター脇に置いてあった本に目を引かれて、パラ読みしてまあまあ面白そうだったので買ってみる。
 外歩くのも暑いしな~ということでリブロ方面から西武内に入るコースで歩いて、ついでのように地下のリブロの文庫コーナーを覗く。で、こっちに河出の目的物が転がっていた罠。ジュンクも、たまたま目的の巻だけが抜けていたという状況だったので、もしかしたらこっちにあるかもなぁと思っていたら、あった罠。書類提出に来た筈なのだけれども、買った本が二冊ってのはどういうことだろうなぁ。と言うか、本を探すのは本来の目的じゃないだろうが~と思いつつ、こういうついでの時にこそ見付かりやすいような気がするのは何故でしょう何故かしら。

 物書きは体力が足りなかったり、話の詰めが甘かった分で進みにくくなっていたりで、正味絶不調。こりゃイカンな~と思いつつ、それでもまあ、苦し紛れにでもこの一本は何とかして終わらせておきたいなぁとは考えている訳で。84,834文字というのが今現在での文字数で、一気にペースダウンした気配。それでも最低目標ライン文字数の約85%だから、やはり取り敢えずは十万文字越えはできるだろうと思う。外へ出せるレベルであるかどうかは無視するとして、の話。
 章立ての予定は、今書いている部分も含めて、後三章で完結……になる筈。気が付いてみたら、もう終盤間近なんだなぁとか。終盤寸前になって急ブレーキってのはまた、勘弁して欲しいもんだけれども。つまりは、それだけ固め足りなかったという話。つーても固めずに書いていたからこれはまあ当然の話で、今が多分、一番しんどくて進みの悪いタイミングになる筈。この状況を抜ければ、後は最後までどかっと突っ走れるんじゃないかなぁとは思ってみたり。
 今の章が、現状で約一万文字だけれども、まだ伸びて多分最終的に二万文字くらいになるだろうと推測中。その次がどの程度か予測できないけれども、これも最低で一万五千にはなる筈。最後の章はそんなに長くならないだろうけれども、これも大方一万きっかりくらいにはなるだろうし。となると、現状の文字数が大まかに八万五千で、これに一万文字、一万五千文字、一万文字を加えて、トータルして十二万文字というのが最終予測。後は書き上げてみないと分からない。
 十二万文字という予測だと、案外に途中で立てていた見通しの予測範囲内だなぁとか。最初からこの文字数が見えていた訳ではないから、まだまだ鍛錬が足りんなぁとは思うけれども。まあさて、今日も一日四千文字程度を目標にして行きますか。昨日は二千、その前が一千、更にその前辺りは何日か零に近かったから、ちょっとまずー。もう一回ペースが上がってさえくれたら、それでいけそうな気もするんだけどなぁ。今日の分は、ひとまずここまでで千文字ほど進行中。ちなみに、このブログはここまでで二千文字ちょい。ううむ、何だかなぁ。

読み:文庫『夢の宇宙誌』
買い:文庫『接続された女』、『ガセネッタ&シモネッタ』
途中:なし
月次読破:文庫8冊、コミックス7冊
月次購入:10冊
通年度購入:81冊(文庫44冊、コミックス37冊)
通年度読破:80冊(文庫39冊、コミックス41冊)

それでは。

うなぎ?

2006年07月25日 23時07分39秒 | Weblog
7月25日分。

 あまり時間をここで使いたくないので、手短に。物書き昨日できんかったし。

 会社で部会があって、加えてうなぎを食いに行くとかで引っ張られて、帰宅したらもう十時半くらいうという恐ろしさ。昨日は昨日で体力不足で即座にダウン、十時くらいにはぶっ倒れていたというのだから何ともはや。さすがに、日曜に動き回ったのが響いたか。取り敢えず、来月も何かやるらしいけれども、そっちは実家の法要が間近なのでパスのつもり。そろそろサボりたくなってきた。
 土用の丑の日の習慣ってのは、どっから出てきたんだろうなぁ……。日本独特のバレンタインデーと、更に策略のホワイトデーなら企業側の策略ってのは一般常識だけれども。まあ、クリスマスもそうなんだろうなぁ。

 いじょ、まぢで手短。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『夢の宇宙誌』
月次読破:文庫7冊、コミックス7冊
月次購入:8冊
通年度購入:79冊(文庫42冊、コミックス37冊)
通年度読破:79冊(文庫38冊、コミックス41冊)

それでは。

労組

2006年07月24日 21時48分45秒 | Weblog
7月24日分。

 ちっと身体が重ためかな~とか寝不足がやっぱりきてるな~とか、昨日最後の方で荷物が重くなった分で腕が筋肉痛だぜ~とか、その割に足だけは調子が良くなってるのは運動不足が解消されつつ足の調子が整ってきたからか~とか。元から上半身はかなり弱くて、歩くことに強い下半身の方が丈夫だったもんで、ここで双方の耐久性に差が出たかな~とかちまっとだけ笑いながら通勤してみたり。
 その途中で気が付いたのは、今の新しい通勤靴、少し履いてこなれてきたところで分かったのだけれど、どうも足の甲の半分から先くらいに硬い芯みたいなものが入っている。安全靴みたいなもんだろうか。まあ、あれほど頑丈なものではなくて、型くずれ防止のための方策としてじゃないかな~と思うのだけれども。割と力入れてがしがし歩いてしまうような癖のある歩き方なので、たまにこの型くずれ防止の硬い部分が甲に当たることがあったり。今はまだ良いけれど、ぼろくなってくると直に当たるかもしれんなぁ。
 この硬い部分、爪先まで入っているようだし、トウキックぶちかますには丁度良いかもしんないなぁ……くっくっく。とかまあ物騒な思考は置いておいて、割にあっちこっちへ蹴躓いたりするので、そういう時には少し痛くなくて済むかな、とか。その代わり、硬くなるので転けたときに足を着きにくくなるかしらん? そんなでもないか。ちなみに、一応靴底が減りにくい材質のものを選んだ……筈。そういう風に書いてあっただけだから、実際にどうかは後になってみれば分かるけれども。
 普通の人よりも飛ばして歩くし、歩くときにあまり足を高く上げないから、しょっちゅう爪先が引っかかったり、小さな段差に突っかかったり、靴底がすれたりする。ついでに、かなり踵に荷重が偏っているようなので、私が履いている靴はどれも踵だけがやたらとえぐれたように靴底が減る。前のは靴底のゴム質どころか、緩衝材とか構造材部分まで削れてきてしまっていて爆笑したけれども。たかが靴、されど靴。くつくつくつ……とか書くと、怪しい笑いですね……くっくっく。

 会社で、労組から生活実態調査とやらいうものが回ってきたり。一応、ここを読んでいる人には馴染みが薄い場合があるかもしれないので、労組ってのは何じゃらほいというのを先に書いておくとして。労組というのは、労働組合のこと。労働組合とゆーのは、経営者側と労働者側との間の交渉役ですな、要は。会社というのは上層部の経営陣と、それから現場で働いている私ら下っ端労働者、使用者と労働者、労使関係とゆーやつで成り立っている訳で。賃金とかを決めるのは経営者側、使用者サイドだから、労働者に不利な条件とか賃金体系とかを押し付けるなよ~と釘を刺すのが労働組合の役割。
 欧米では伝統的に、産業ごとの労働組合が盛んだったんじゃなかったかな、と思ったのだけれども。自動車産業の労働組合、鉄鋼業界の労働組合、とか割と括りの範囲が大きくて構成員も数が多いんじゃなかったか。が、日本では基本的に会社ごとの労働組合の形態が主で、しかも現状ではほとんど力が無いに等しい。労使対立という言葉が使われていたのは一昔二昔前になりつつあって、現状では労使協調、もしくは悪言い方をしたら骨抜き言いなり会社労働組合という感じになっている感じ。
 でまあ説明はこの辺りにして、そのうちの会社の労組から、生活実態の調査という質問用紙が全社員に配られたらしい。全社員というか、幹部社員は除くのかしらん。それにぱっぱと答えながら思ったのは、どうも設問自体にネガティブな雰囲気があるような気がするんだけどなぁ、ということ。生活を苦しいと感じますか、今月に支給された給与の内時間外手当はいくらですか、時間外手当が無いと生活は苦しいですか、とか大体そういう感じの質問内容だった。つまりはまあ、そういう方向に回答の統計を導き出したいんだろうな、というのが読み取れる。実際問題として、会社全体での正味な状況は、やっぱりその導き出したい結論の通りなのかもな、とは思うが。
 私自身には、割と生活に余裕がある。ただ、それはまず寮費が一万円で、電気料金は基本料金抜きの負担、水道料金負担無しというかなりの好条件がまずあるからで、これだけでも毎月に五万くらいの差が出る。加えて、私自身は一切酒と煙草をやらないし、衣服に拘りがないのでそちらにはほぼ金をかけない。旅行の趣味もないし、ブランドものを買ったりすることもない。本とオフに使う金が必要なくらいで、それも毎月三万あれば充分……てまあ、これはこれで多いのか。ボーナスには手を付けていないまま。まだ出費を削ったり調整したりというのは可能な状況だから、かなり楽をしていると思う。
 ただ、まず私は独身だというのがあるし、親の介護もまだ無いから、そういう意味での出費が無い。事務職だから、手当とかはあまりないけれど、体力的には楽。しかし、うちの会社ではこれはむしろ少数派であって、ほとんどの人はお客様の所へ行ってのサービス業務が主だから、状況は相当に違うはず。かなり疲れるだろうし、待機時間も長いだろうし、手当はでるけど出費もかなり多いはず。既婚の方も多いようだし、その辺りを考えると、やはり労組が導き出したい結論の通りになるんじゃないかな、と思ったり。楽じゃないのね、うちの会社も。

読み:『らき☆すた』3巻
買い:なし
途中:文庫『夢の宇宙誌』
月次読破:文庫7冊、コミックス7冊
月次購入:8冊
通年度購入:79冊(文庫42冊、コミックス37冊)
通年度読破:79冊(文庫38冊、コミックス41冊)

それでは。

欠陥製品と人類最悪

2006年07月23日 20時18分18秒 | オフ
7月23日分。

 ちょいっとサイトが閉鎖されたかと思ったら、やっぱり生きてた輩からメールが飛んできたりする訳で。いつものようにいつのもようなやりとりを交わして、で週末にきやがる訳だなその通りだでどうすんだ予定は未定だってかぎりぎりにならんと決まらんいつも通りかいつも通りだ、とまあそういうやりとりが、いつも通りにあった訳で。これが金曜日の夜の話で、実際に動きがあったのは今日。こっちの地元駅前の松屋で飯を食っているというので、出向いて合流。
 のっけからの会話が、アンタそんなカロリーメイトのゼリーなんぞ飲んでるとますます病人じゃねぇか、いやいや私ゃ実際病人だってばさ胃がヤバイんだし、そんなんで出てきて大丈夫なのかよおい、体力は問題ないんだ体力は胃がヤバイだけで、とまあそんな不健康トークから始まるのもまたいつもの通り。どうせそんなこったろうと思っていたから、別段心配もしていなかったし、向こうも私が心配しているだろうとは思っていなかったのだろう。それが、いつも通りだから。そういう連中だもの、私らは。こう言うと、やっこさんは必ず言うだろう、俺は普通ですよ? と。私はそれに必ず返す。どこがやねん、と。
 別にどこへ行っても、この二人組ならば突っ立ってるだけでネタになるし、何か見かければそれをとっかかりにしてネタにできるし、思い付いた話をすればそれでネタになる連中なのだけれども。まあ一番ネタに困らないからと、秋葉原へ行ってみる。十時半くらいには着いてしまって、まだ店があまり開いていない罠。あっちこっちぐるぐるして、取り敢えずもう開いていたとらのあなで、東方同人を眺めてみたり、突っ込んでみたり、アレンジ曲の話をしてみたり。そしてついでに、電波電波~ということでみんみんみらくるみっくるんるんとか不意討って歌ってみたりもする。やめんか貴様と止められたので、止めた。
 後は、武装商店行って武器屋行ってキーボードの店行ってゲーセン行って秋葉原デパートで飯食ってKブックス行って、後どこへ行ったんだっけ。ああ、コスプレショップへ行ってあんじゃこりゃ~と笑ったりもしたんだっけ。今週も、某ショップの店員さんは転倒でネコミミを身に着けながら堂々と接客をしておりましたとさ。なんかもう、見るのも馴染んでしまった感じ。
 秋葉からは三時前には撤退して、新宿へ移動。そのまま紀伊国屋へ行ってまた見て回って、新南口からバスに放り込んで解散。解散時刻、午後五時。朝っぱら九時半から合流して五時解散だから、七時間半くらいか。随分時間を使っているのに、全然そんなに時間を使ったなんて思えないくらいの時間感覚。七時間半と言ったら、会社にいる時間とほぼ同じじゃないか。会社にいるときは、あんなに毎日長く感じるというのに。つまりはまあ、それだけ楽しいんだろうな、と思う。あまり楽しいという自覚的な意識は無いのだけれど、いちいち楽しい楽しいと自覚しなくて良い感覚というのは、結構貴重なのかもしれない。

 途中にあった会話。うちらの感覚っていーちゃんと零崎みたいだよな、と。多分私が言い出したこと。やっこさんは自分は欠陥製品の方だと思うぜと言った。私ゃじゃあ人間失格かと言ったら、そんな感じでもないなとの返答。ただ、いーちゃんって感じでもないよな~と私が言って、やっこさんもそうだなぁと同意する。その後に少し考え込んで、じゃあ何がしっくり来るかねぇと思っていたら、ふっと思い付く。ああ、人類最悪だな、と。まああそこまで行き着いちゃいないけどかなり同じだよな、と言われて、やっぱりこれがしっくりくるかと納得する。
 壮大なようでその実何も考えてない、繋がっているようでまともに繋がってる訳ではない。また別の会話で、アンタぶあっついペルソナ被ってるよな~という言葉もあったことだし、狐面でちょうどいい。まあ、それはそれで承知してるし理解もしてるし把握もしてるんだ、但し本人はそれを治す気がないし、本人も意識することもなくペルソナを自動的に形成して扱っている。それを言ったら、何だ理解してんじゃんという一言。同類同士だからの会話だよなぁとは思うが。総武線の中だか中央線の中だかでの会話だから、周りから聞いたら何のこっちゃそらという会話だったんだろうなぁ。
 欠陥製品と人類最悪、二人並んでぐちぐちぐだぐだやりながら、何となく笑って何となく喋って何となく眺めて何となくちょっかいをかける。で、まあぼちぼちかとあっさり別れる。ある意味、理想的。欠陥製品と人間失格は、ばいばいセリヌンティウス、走れメロスといって別れて二度と交わることはなかっただろうけれども。欠陥製品と人類最悪の二人はさて、慌ただしかったせいもあるけれど、軽く片手を挙げて、んじゃまあ、お疲れ、という別れ方をしている。またどうせ、縁はあるだろう。そう思ったから、そういうあっさりした別れ方になったんだろうか。多分、縁が無くなるとしても、そういう別れ方しかしないような気もする。だってさ、欠陥製品と人類最悪だぜ? ねぇ?
 いつも通り、気楽な、何も考えんとも済む、何となくでやれる、同類。へいぶらざー、私は、そんな貴様がそれなりに気に入っているのだよ、と。

読み:コミックス『ツバサ』15巻、『ホリック』9巻
買い:文庫『老ヴォールの惑星』、コミックス『ツバサ』15巻、『ホリック』9巻、『らき☆すた』3巻
途中:文庫『夢の宇宙誌』
月次読破:文庫7冊、コミックス6冊
月次購入:8冊
通年度購入:79冊(文庫42冊、コミックス37冊)
通年度読破:78冊(文庫38冊、コミックス40冊)

それでは。

寝過ぎ

2006年07月22日 21時38分30秒 | Weblog
7月22日分。

 昨日は寝過ごしたなぁと思ったら、今日は寝て過ごしてしまいましたとさ。まあ日頃の寝不足を一日で一気に取り返したような気分だけれど、お陰で寝過ぎて身体が重たくなっていたりとか。歩くだけでも足に響くってのはどういうことだろうなぁ……。
 何日か、会社でふっと急に胃が痛くなったり、夜に飯を済ませた後にいててててと喚きながらトイレに駆け込んだりしていたのだけれども。こりゃもしかしたら、また一昨年とその前の年の夏にやらかした、胃壁出血かしらんと戦々恐々していたり。そんな訳で、昨日から食生活を切り替えてみる。昼飯に関しては会社の弁当で選択肢はないので、夜だけになってしまうけれど、消化に良い物を可能な限り選ぶという手。で、昨日の夕飯は卵+ネギのうどん、ミルクプリンで野菜ジュース。今日の朝は蒸しパンで、昼がうどんとカボチャの煮物と豆腐。今日の晩はうどん+卵と野菜ジュースできんぴらごぼう。うどんばっか。
 まあ正味、うどんは楽。お陰で胃痛も今の所はこなくなっているし、しばらくはこれで様子を見るつもり。ただ、これを続けているとまた体重が落ちて来やすいので、どこで元に戻すかの見極めが大事なのだけれども。うっかりしているとまた四十キロ台まで落ちてきてしまうこともあり得るから、ほどほどで切り上げないとイカンだろうし。胃痛自体は食生活を切り替えてやれば収まってくるようなので、まだ酷い所までは行っていない様子。胃カメラは飲まずに済ませられるか。まあ、どのみち医者に頼る必要があったにしても、これまでにこれこれこういうのがあって症状のパターンが一緒だから、多分胃壁に穴あきかけてますと言えば良いのだけれども。
 寝不足とかその他諸々が重なったんだろうなぁ、たまたま。相変わらず、無理のかけられない身体だこと……。これと付き合っていくしかないんだけどね。ああやれやれ、うさうさうさうさうどんげ。はいはい、うどんうどん。

 物書きは、ちょっとペースが乱れつつもどうにかこうにか進行中。中盤を過ぎてきてそろそろラストへ突っ走るタイミングかなと思いつつ、全体で七万と七千文字くらい。思ったより文字数が伸びなかったかな~とは思いつつ、まあ書き上がってくれば取り敢えず十万文字は超える予定。ぶっちゃけてしまうと、ちっとこいつでは公募には耐えないかなぁというのが見えてきてしまったのだけれども。まあともあれ、こいつは何とか最後まで書ききってから処遇を考えようという所。
 書き上げてこそ得るものもありかな、と。まあある意味でそれだけが理由になりつつあるけれども、そろそろ全体的な底上げをするには、この部分が一番足りていないんだよなということで。小手先の技術とか、言い回しとか、そういうのはまあまだ足りないにせよ、最低水準としてはもう良いと思う。必要なのは、そこよりも全体として話を創り上げる技量になってきている。多分、ネタはそんなに尽きない。何のかんので色々読み漁ったりはしているし、パクリと言われようがそれはそれで。ただ、まだネタを活かし切れていないよなぁ、とは思う。
 正味、文章の技術が上手いけど話がツマラン、というよりは、文章は下手だけど話の展開は面白いという方が良い。今の所、私の位置ではどっちかと言ったら前者に近い状態であって、あんまり話としては面白くないんじゃないかな、と。まあ文章も上手いと言える訳じゃないのだけれども。ただ、それでも最低水準として何とか読める範囲にはなる、筈だよなと。きっちり推敲をした上で、の話ではあるけれども。
 前々から思ってはいたし、何度もここで書いてきた気はするけれども、やはり上達を必要とする部分がそろそろ変わってきているな、というのが分かってきた。自分が自分に対して要求する水準が、昔に比べて上がってきている。つまりは向上意欲が多少なりとも出てきたと言うことだって、これはこれで喜ばしいことかなとは思っている。そもそも、ここ最近向上意欲というものが足りない人間になっていたものだから、ああまだこういう意欲が自分にもあったんだなぁと思っているくらい。少し驚いた。
 もちっとな~、上手くなりたいな~。もう少し良いものを書きたいな、が正しいか。単語表現の技術は、まあまだ必要とはいえ、ひとまずの自分の要求水準は満たした筈。後は、一番の難関、話の作り方という自分への要求がある。それとついでに、やっぱり自分の向き不向きとして、長編よりは短編とか中編が向いているな、とも。やっぱり、書くことは勉強になるなぁ。だから面白いのだけれども。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『夢の宇宙誌』
月次読破:文庫7冊、コミックス4冊
月次購入:4冊
通年度購入:75冊(文庫41冊、コミックス34冊)
通年度読破:76冊(文庫38冊、コミックス38冊)

それでは。