田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

異種格闘戦⁈

2022-06-06 15:47:08 | トンカツ物語り
ヒゲは、ブログ書きに疲れた時には、目を休める為にYouTubeをのぞきます。
特に、【カワウソVS猫】【ネコVS犬】の喧嘩(?)相撲みたいなもの。 (笑)
以前のブログにも書きましたよね。 現代版《 動く鳥獣戯画 》 とも。
ヒゲ家は、色々飼っていたので、異種格闘戦が度々ありました。
まぁ、バズりまではないけど、明瞭に記憶に残ってるシーンが ・・・ 。

戸建てに住んでいた或る日の昼下がり、雲行きが怪しくなって来ました。
間もなし、庭で遊んでいた先住犬の熊五郎が、なにやらオカシイ様子に。
動物の感てなもんでしょう?
           
やがて空が暗くなり、ティンパニーの前奏みたいな音が響き始める。
番犬のくせに、熊は「 クーん クーん 」 と鳴きだす。
なるほど、文字通り天敵の雷が、天から降臨しそうです。
こうなるとしょうがない、ヒゲは裏口を開けてやります。
すると、尻尾をだらりと落とした柴犬クマが、そそくさと動きます。
しかし、気まずそうに入って来て土間に伏せします。
「 クマ、好かんねえ。カミナリさん怖い怖いね~ 」 と撫でてやると、
嬉しそうな表情を。

暫く後、騒ぎ(?)を嗅ぎつけたのか、赤い首輪の♀猫トンが二階から降りて来た。
土間の熊に近づき、「此処はアタイの縄張りヨ! なんで、アンタが居るのさ!?」
とばかりに、右手で猫パンチを浴びせます。
野良上がりのくせに、先住犬をドヤします。
そんな挑発でも、クマは耐えるしかありません。
下手に事を起こして外に追い出されたら、恐怖の雷ゴロゴロが嫌です!
相手が打ち合わないのを知ったトンは、ひっくり返って腹見せポーズ。
その格好から両手(脚)で、アッパーを繰り出した。
まるで、あん時のアントニオ猪木!?
            
ヒゲが、京都S山閣に居た頃の事です。
板長が、「 おーい、片山~ 始まるゾー! 」 と。
急いで食堂に行くと、TV中継が始まっていました。
猪木はひっくり返った体勢から、M・アリに足パンチを繰り出します。
ただただ、それだけの攻防が続くばかり。
            
翌日の新聞には、『 世紀の凡戦 』 の見出しが。
異種格闘技戦のルール設定の難しさを思い知らされました。
                
それにしても、人間同士の異種格闘戦でさえ厄介なのに、
飼い犬猫たちは、上手に甘噛みして、折り合う様にプロレスしている。
ひょっとして、動物たちの方がロシア人類より倫理観が上なのか!?
           
              《 先輩猫・銀と後輩犬・マール 》        
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