田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

クイーンズ ギャンビット②〜羽生にらみ

2021-02-13 21:20:55 | ヒゲの盤上の世界
ドラッグストアの “チェス月刊誌” が欲しいハーモンだが、手持ち金がない。
で、安価な新聞を購入してチャンスを伺う。
そして、他の客が来店するどさくさに紛れて、新聞紙でひょいと月刊誌を隠して持ち帰る。
日本で云う、万引きですね。
そこまでして手に入れたチェス・レビューには、各地のトーナメント情報が出ています。
        
そこには、賞金!も書いてあります。
離婚で収入が減った継母とハーモンには、喉から手が出るモノ。

トーナメント会場で、初めて見るチェス・クロックと棋譜。
使い方を聞くハーモンの姿には、70年万博の年に関西チェス協会を訪ねた
ヒゲがかぶります。
コレが、予備校時代に夢に見たチェス・クロックか!
ピンを押すと、片方の秒針だけが動き始める。 感動しました!
こういったドラマを事前に観ておくと、日本人でもトーナメントに参加しやすいのでは?
試合に出ると云うのは、今でもハードルが高そうだから。

タバコの煙が漂っているの会場は、現代のトーナメントでは見れない光景でしょう。
実戦の中で、ハーモンがダブルポーンを嫌うシーンがある。
70年代の関西チェスでも、やはり、Wポーンを嫌がる風潮があった。

所で、毎度感じることですが、チェスや将棋のドラマ撮影で、決まり事のように
なっているシーンがあります。
主人公が対局中に、対局相手を睨みつける場面です。
             
いわゆるガン付け(ガン見)、将棋界ではハブにらみとも言います。 (笑)
なるほど、ドラマ進行上で必要な演出(!)でしょうが、ヒゲには違和感があります。
実際のトーナメント戦で、ヒゲはこんな光景見たことない。
       
第一、こんな、相手に失礼な事出来ませんよ。
特にチェスの対局では、相手をリスペクトしますから。
だから、決まり事のように、ハーモンが相手を睨みつけるシーンを
毎回挿入されるのはイヤだな~ (笑)
              
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