田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ミレー 『 落ち穂ひろい 』 

2009-02-06 19:49:22 | 2人3脚チンタラ道中
農相・石破が、昨年の暮れの民放で、タレント共に “ 減反政策 ” を叩かれたせいか、
やっとその重い腰を上げた (重くてベチャーとした話口は、前々からだが) 。


先日、ヒゲが録画していた “ 日曜美術館(2/1) ” のテーマは “ ミレー ” 
その中にあった 『 落ち穂ひろい 』 を観ていて、昔の事がよみがえってきます ・・・

         

昭和30年代 ( 熊本がやっと、敗戦から立ち上がった頃か? )の母ちゃんの思い出話 
 「  うち(天明)の家にも、農繁期には天草あたりから、 “ お手伝いさん ”が
   出稼ぎにやって来ていたよ。 “ 請け負いさん ” と祖父母がお茶飲みながら
   楽しく話込んでいるのを、よく見ていた。
   川尻の方からは、落ち穂ひろいにも来ていたよ。 私達も手伝ってね。
   あっ、そうそう、『 落ち穂ひろい 』 の画も飾ってあったよ。 もち、偽モン、ワッハッハ 」

そういう話を聞いていて、ヒゲも幼少の頃を思い出した ・・・
 「 3~5歳の頃、商売で忙しい両親は、母親の実家・天草に預けた。
   ヒエ・アワ・唐芋飯の記憶ばかり。
   白米100%の銀シャリは、里子(?)が済んで、熊本に戻されて初めて食べたような? 」
          
                      

 「 私は、麦飯が嫌いでね。 押し麦のツルッとした感触がダメ。
   祖母が、除けてついでくれていた。
   麦飯炊いたのは、米不足ではなく、祖父の高血圧解消の為だったんだよ。
   生活改善の普及も進み始める時期で、主婦向けの栄養指導を受けた母の指示でね。
   しつけに煩い母からは、色々怒られたけど、孫可愛さの祖父母はコッソリと優しく(?)。
   うっふっふ! いつの世も一緒だぁ。 」

コメント
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