田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

全国駅弁大会始まる

2009-02-16 18:11:19 | よもやま話・料理編
何かしらのアイデアをもらう為、3.4個駅弁を買ってきてもらった事があります。
時間に余裕のないヒゲは、こういう時、妹 ( 母ちゃんの ) を
すぐ頼りにしてしまうのです。  ~~ 感謝しているよ! ~~
その中に広島名物の 『 かき弁当 』 がありました。

        

“ 名物に旨い物なし ” と、よう言うたもので、不味いんです。
なぜだろう? と考え込みました。  あ! そうか  ひらめきました。
主役の 『 カキ 』 が、ペチャーとしてまずいんです。  それならば ・・・


店には、『 せいろ蒸し用 』 の陶器があるなぁ~。
これが素朴で、ちょうど駅弁をイメージさせる? よし、これを使おう。
さて、あとは 『 システム 』 作りですが ・・・

濃いめの煮汁で、広島カキを20~30個炊きます。
この分のカキは、しようがない、まかないに使いましょう。
要るのは、この時の煮汁です。
さて、次の日、カキを炊いた煮汁に出し汁を加えて延ばし、
炊き込み飯を用意します。  野菜の具も少し入れて。

コース料理も、御飯物を出すタイミングになりました。
あの小さなせいろに、炊き込み飯を盛ります。
同時に濃いめの煮汁で、一人分に3個のカキを炊きます。
ぷっくらと膨らんだ時が煮え頃、すぐに飯の上に乗せてお出しします。
田園でのネーミングは 『 駅弁風カキ飯 』 でごザァーます。
その時の煮汁は、又明日の炊き込み飯に。
つまり、煮汁はネクスト、ネクスト ( 次の日、次の日 )。
ある意味、吉兆の使いまわし風にも見えるが ・・・
主役のカキは、当日、その場の煮えばなを !!
弁当では出来ない、店だから出きる手法だ。
コメント
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