「2023年世界の報道自由度ランキング」日本は68位「G7」中最下位――「国境なき記者団」発表

■日本は昨年より3つ順位上げ68位/180ヵ国・地域中、でもG7最下位

パリに本部を置く国際NGO（非政府組織）「国境なき記者団」は5月3日、2023年の世界各国の「報道の自由度ランキング」を発表しました。

それによると、調査対象の180ヵ国・地域のうち日本は68位（昨年71位）で、昨年よりは3つ順位を上げたものの、主要7ヵ国（G7）の中で依然として最下位でした。

日本の評価として「メディアの自由と多元主義の原則を支持している」としているものの、政治的圧力やジェンダー不平等などにより、「ジャーナリストは政府に説明責任を負わせるという役割を十分に発揮できていない」と批判しました。これまでも「記者クラブの存在」や、「特定秘密保護法」など、政府などからの圧力による厳しい自己検閲の存在が指摘されています。


■ノルウェー（1位）など上位は北欧、ロシア（164位）、中国（179位）、北朝鮮（最下位）

1位は7年連続でノルウェーで上位は北欧が占めました。2位にはアイルランド（昨年6位）が入りました。一方、ウクライナへの侵略が続くロシアは昨年より9つ順位を落として164位になり、最下位は北朝鮮で、中国はワースト2位の179位にランクを落としました。

中国の政権にとってメディアの機能は「国家のプロパガンダを伝えることだ」と指摘。中国では現在、世界で最も多い101人のジャーナリストが拘束されていると明らかにしました。

【世界報道自由度ランキングリスト（抜粋）】

　※各国・地域を0～100ポイントの範囲でランク付けしている

▼1～10位

＜中略＞ 

▼60～70位

＜中略＞

▼170～180位

　

【出典参考】2023年5月3日配信「テレ朝news」、「朝日新聞DIGITAL」



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2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
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