タイの話題(計画は頓挫)

　タイの軍事政権が中国との共同事業で計画していたラオスとタイを結ぶ鉄道路線の一部が中止となりました。今後は、バンコクとナコンラチャシマを結ぶ路線を、タイの単独事業として進めることになりました。中国のインフラ輸出は思うように進んでいないようです。



　ナコンラチャシマはタイ東北部イサーン地方の玄関口となっています。バンコクとの鉄道路線は既に敷かれています。駅の規模は他の地方都市の駅と大差ありませんが、貨物列車の基地となっています。

吉田カバン

　数週間前、サムソナイトが米TUMIを買収したことを発表しました。記事によると、販売は北米が中心で、アジアなどの新興国での販売が課題となっていたようです。
　しかし、首都圏では朝夕の通勤時、TUMIのバックを持った人を毎日のように見かけます。東南アジアでも空港の免税店や高級デパートでも売られています。ただ、日本市場では「吉田カバン」なども人気が高く、競争が激しさを増すようなことも記事には書かれてます。



　記事のように、吉田カバンの人気が高いのは事実ですね。最近では空港から駅の構内にも店を構えています。私が通勤で利用しているJR品川駅にも出店しています。狭いスペースなのですが、バックだけではなく、Tシャツ、パーカー、スニーカーも売られています。傘は最近流行のカモフラージュ柄です。

カンボジア・プノンペン渡航記(2016.03.19～22)(プノンペン駅)

　私の旅では、市井の人々の生活を知るため、鉄道中央駅、バスターミナルそしてマーケットには、可能な限り足を運びます。
　実は×だったホテルは、鉄道駅とマーケットに近かったので選んだ結果でした。プノンペンに到着した日、真っ先に向かったのはプノンペン駅でした。しかし、夜だったこともあり駅は閉まっていました。
　翌日、ホテルをチェックアウト後、TukuTukuの運転手に最初に行く場所として指示したのもプノンペン駅でした。



　ところが、駅は昨晩と同様に閉まっていました。カンボジアの鉄道は、北線・南線の2路線ありますが、現在運行はされていません。







　構内に人がいました。何やら打ち合わせをしている様子でした。その後方に客車と思しき車両が停車していました。Wikipediaの情報によると、今月から一部路線について運行が再開されるようです。この人たちは、そのための準備をしているのでしょうか。



　ホームの様子をカメラにおさめたく、駅の脇から入ろうとしたのですが、ガードマンに制止されました。非常に残念です。









　

タイの話題(ドンムアン国際空港拡張)

　ドンムアン国際空港は、スワンナブーム国際空港の運用開始(2006年)にともない、一度閉鎖されました。その後、LCCの台頭によってLCC専用空港として運用が再開されました。当初は第1ターミナルのみでしたが、今年になって第2ターミナルも再開されました。
　一見すると、現在の羽田・東京国際空港と成田・新東京国際空港と同様にみえますが、羽田の国際化は利便性を優先したものです。ドンムアン国際空港は、急増する利用者への対応でした。第2ターミナルの再開によって処理能力は約3000万人になるようです。しかし、昨年の乗降客数が約2900万人。数年後には処理能力を超えるてしまします。そこで、約860億円で拡張する計画が決定されたようです。ドンムアン国際空港は、それほど広い空港ではありませんが、成田の昨年度実績約2700万人を上回っています。