昨日の某全国紙の日曜紙面にタイで長年に渡り、日本の鑑識技術を教えた戸島国雄氏が書かれた『タイに渡った鑑識捜査官』(並木書店・1600円)が紹介されてました。
下に記事の一部を紹介します。
今も遠くタイから携帯電話の着信がある。現地の警察関係者らの信頼は厚い。「早く後任を送り込まないと」と笑う。
三菱重工爆破事件など数々の大事件を担当した警視庁の敏腕鑑識捜査官が、妻に先立たれた寂しさから、日本の科学捜査法を伝えようとタイに渡った。国際協力機構(JICA)の専門官として訪れた地で述べ十数年を過ごし、今夏に帰国。本書はその間の悪戦苦闘の記録である。
(中略)
70歳にして帰国した今は「落ち着いて孫の成長を見たい」。だが、後任探しという仕事が残る。条件の一つに「健康で、自分の身を自分で守れること」。既に何人かに打診しているが、「家族のある人は慎重になるよね」とポツリ。「後任が見つかったら、なた引き継ぎにタイに行かないと」
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