みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ジゼル

2015年11月14日 | バレエ
久しぶりにバレエ鑑賞する。
控え目に表現しても、かなり良かった。
終演後も、もっと、もっと見ていたかったなあ・・・。

ソロも、息のあったデュエットも、舞台に織り成される群舞も好き。
ダンサーの皆さんの立居振る舞いが、本当に優雅で・・・。

陽気な田舎の第1幕、可憐な空色の衣装のジゼル。
神秘的な亡霊たちの第2幕、夜の森の中、妖しく空中に浮かびあがって、動いていく様子が、印象的だった。(照明もよく考えられている)
妖精の白の群舞も、見応えがあるなあ。
そうそう、チェロとクラリネットとハープの三重奏も、美しかった。

本当はチャイコフスキーの王道がいいな!と思いつつ、ちょっと妥協したジゼルだったのだけど、
期待を、ものすごく良い方向に裏切られて、素晴らしかった。
1幕と2幕が対照的で、中身が濃いのかな?

本編とは全く関係ないけれど、カーテンコールのあいさつの後、ヒロインの後ずさりが仕草が、とてもチャーミング。
妖精たちに踊り殺される死に方というのは、悪くないかもしれない???
後で知ったけれど、ここのバレエ団は、真央ちゃんが在籍していたんですね。


(写真は越智インターナショナルバレエのページから頂きました。)


越智インターナショナルバレエ、セントラル愛知交響楽団
@愛知芸術文化劇場 
コメント
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