みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

◎停滞して、有り難いこと

2021年04月24日 | ヴァイオリン
楽器の練習は、楽しいことばかりではなくて、辛いことも、よくあること。
このところ、バイオリンのレッスンが憂鬱。
レッスンの後、あまりの不甲斐なさ、上達しなさ具合に、意気消沈。心が塞ぎ込んでしまってばかり。
夏の発表会が近づいてきているのに・・・。
このところ仕事も気が重いのに・・・。
投下した資本(時間)の成果が現れず、滞って進まないのは、ストレス。
もがいて、溺れかけている感じ。

10年間、続けているのに、人前で弾ける曲はないし、1曲のレッスンは半年がかり。
ピアノの場合、バイエルから始まって、チェルニー100番、30番、40番・・・、と大量な練習曲をこなしてきたけれど、今のペースで1年で2曲だと、チェルニーの100番を終えるのにも、50年かかる計算。
寿命が500歳ぐらいあれば、今のペースでも平静な心持ちで、取り組めるのだろうけど。

正直なところ、止めた方がいいのかな? 先生を変えた方がいいのかな?とも思ったり。
誰にも相談できないのもつらいところ。

=====
どうも、基本ができてないのだ。
まずは、基本に立ち返り、コツコツ、フォームの改造、矯正。
・弓の持ち方(親指はつっぱらないように)
・弓と弦は常に直角に
・手首の柔軟性
・置いて弾く
・弓の位置

=====
効率が全ての仕事の世界に、知らず知らずのうちに毒されてしまっているのかも?
経済は、2の次、3の次でもいいかも?

ただ、バイオリンが沈滞してることで、一つだけ、いいことがある。
ピアノの有難み、歓びを、つくづく感じられること。
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