みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

満月と夏至の境のボロン聴く

2008年06月21日 | ライブ&コンサート
昨晩は満月と夏至の間の日。ボロンのライブへ。
会場は、広めの民家といった感じ。座敷で足を伸ばして、音に聴き入る。
お香が焚かれ、暗い中、蝋燭が灯される。

今回は2回目。
はじめての時は、深いところから、ぐっと持っていかれる、そら恐ろしい印象が強かったけど、今回は、ゆるやかで温かい音楽が、自然と入ってくる感じ。
オレンジ色で土の香りのする音楽。インドや沖縄に源流があるんだろうか?
マンジーラ(インドの小さな鐘)の幽かな響きが、暗闇に溶けてゆくのは、神秘的。
歌詞にも、宇宙、自然といった、言葉も多く、なんとなく宗教色もあって、やっぱり怖い感じもあるのだけど、すっかり囚われてしまってるなあ・・・。

最後の曲の歌詞はボロンの音楽を象徴してるかな。
天空に輝く太陽と月と星々
風と森、大地に降り注ぐ光を愛し続け

この夜は大雨。天も涙していた。
いい音楽を楽しませてもらった。ありがたいことだ。

五月闇 光の王国 ここにあり
(そらみみ)
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2 コメント

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Unknown (orange)
2008-06-21 21:08:39
梅雨の真っ最中に、すてきなコンサートだったようですね。オレンジ色で土の香りのする音楽なんて、今の季節にぴったりだと思います。そらみみさん、制作の俳句も、味があります。

それと、先日アップしてくださった、「5月の夢の~」、オルゴールの響きのような、とてもきれいな音ですが、スタンウェイのフルコンだと、本当に高音が、キラキラするのですね。調律の時、少しピッチを上げたのでしょうか?今でも、聴かせていただいています。私も、来年の春になったら、是非、弾きたいです。
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Unknown (そらみみ)
2008-06-22 17:38:18
orangeさん
コンサートというよりも、家にアーティストに来てもらった感じですね。
お客さんも20人くらいでした。
間近で、マイクなしで、息遣いが聞こえてきて・・・。
電気を使わない音楽はいいですね。
俳句は、恥ずかしい限りなんですが、将来、花開きますように・・・。(笑)

スタインウエイの調律は、普通だと思います。
キラキラ、いい音で聞こえるのは、ピアノさまさまでしょうか・・・。
はい、来年の春に、是非是非。
5月の夢の歌、広げましょう。
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