みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

愛知トリエンナーレ2019 その1

2019年08月15日 | 絵・写真・美術館
ここ数年、現代アートに開眼してきている身としては、地元の芸術祭を訪ねないわけにはいかないので、とりあえず、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館の2会場を訪ねた。

興味深い作品、意味不明だけど惹きつけられて、ついついて観てしまう作品、ピンと来ない作品など、いろいろ。

歴史、民族問題、差別、社会問題を扱った作品が多かった。
精神的にいい状態の時に行くの良さそう。
何と言うか、効果音や不協和音が重なり合う現代音楽のイメージ。
表現の不自由展が、あんなことになったのは、全体的に、そういうしんどい精神状態にさせられる雰囲気があったからかもしれない。
自然と調和した前向きな作品が多い、瀬戸芸に比べると、疲れる展示が多い気がした。
瀬戸芸は、風光明媚な瀬戸内海、そして旅という最高の額縁付きなので、単純に比較はできないけれど・・・。

北風よりも、太陽を、
厳しい現実認識よりも、夢と希望を、
真正面の厳しい岩壁をよじ登る直登ルートよりも、お花畑の広がるなだらかな道を、
ユーモアと機転で、暗黒を光に一変させるような、そんなアートに出会いたい。

はてさて、残りの円頓寺と豊田は、どうしようかな・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする