みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

新世界の1月

2016年01月31日 | オーケストラ
2016年の1月も、もうおしまい・・・。つくづく早いと思う。
この1月は、とにかく、新世界の練習に明け暮れた1ヶ月だった。
それだけは、一点の曇りもなく、自信をもって断言できる。(笑)

新世界は、あまりに有名すぎるので、かえって、遠ざけてしまっていたけれど、全くもって、愚かな選択だった。
何といっても、ドボルジャークの本丸の曲ではないか!
練習するほどに、ますます好きになっていく。

素晴らしい大聖堂を、外から眺めるのではなくて、内側から見るわけで、
いろんな発見と驚きがいっぱい。
なんと、カッコいい、魅力的な曲なんだろう!

・2楽章の有名なテーマが、他の楽章にも使われているんだなあ!
・3楽章のスケルツォ、途中、一見、変拍子的に移ろっていくけれど、ベースの3拍子は崩れなくて、帳尻が合ってしまう!(無理矢理感もないし・・・)
・3楽章の途中、スラブ舞曲だ!大好き!
・4楽章は、まだに「鋼鉄」。機関車や鉄道好きのドボルジャークならでは?
 最初のジョーズのテーマは、一人で弾いても、ゾクゾク!(笑)
 バイオリン隊が整然と、突き進む感じのところや、フィナーレ間近、ここぞとばかりにトレモロでかき鳴らすところも、たまらない。
・個人的に95に縁があると思う。(作品番号95なので)

まだまだ、難所は数知れずで、いくらやっても弾けなくてフラストレーションを感じることも多いけど、
だんだん弾ける部分が増えてきて、次の合奏が、楽しみになってきた。
(でも、打ちのめされるかな?(笑)
そんなこんなで、新世界体験の最初1ヶ月は終わり。
コメント
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