みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

カルテット

2011年11月13日 | ライブ&コンサート
先生の先生が演奏されるとのことで、弦楽四重奏を聴きに行く。

予想していたよりも、ずっと良くて、とても感激する。
難しいところは分からないけれど、
弦の芸術の豊かさ、崇高さ、奥深さのようなものに触れた感じ。

特に、フーガにやられた。
打ちのめされた。
美しい音のつぶてに貫かれまくって、呆然。
息を飲む素晴らしさだった。

今まで、弦楽四重奏は難しそうで、近づきがたいイメージがあったけれど、
こんなに面白いんだなあと、認識を新たにする。
ハイドン、モーツァルト、ベートーベン
メロディーは馴染みやすいし、1楽章は皆、ソナタ形式だから、意外と分かりいい。
ピアノと違って、弦は自由自在に表情豊かに、表現できるわけで・・・。

バイオリンを始めて1年。
この1年で、けっこう登ったと思う。多分、2~300メートルの小高い丘ぐらいには。(←本当かな???)
遠くのアルプスの山並みも少し見えて来た。
まだ、雪を頂いた険しい峰は遙かに遠いけど、
登れば登るほど、また、いろんな風景が見えてくるには違いなく、
見えなかった遠くの山も現れてくるだろう。

バイオリンの練習、がんばろ。

しかし、疲れたなあ・・・。
気が高ぶってしまったから、今夜は眠れないかも・・・。

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岡山潔弦楽四重奏団
ハイドン/弦楽四重奏曲 ヘ短調Op.20-5 Hob.Ⅲ-35
モーツァルト/弦楽四重奏曲 ニ短調 K.173
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.18-6

岡山潔(ヴァイオリン)
服部芳子(ヴァイオリン)
佐々木亮(ヴィオラ)
河野文昭(チェロ)

@宗次ホール
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前日、300メートルの山からの夕焼け空もなかなかでした。
コメント
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