みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●退会

2011年07月31日 | ピアノレッスン
長らくお世話になっていたヤマハのピアノ教室を退会する。
ピアノ人生に一区切りついた感じ。

表向きの退会理由は、手の調子が悪いことで、嘘ではないけれども、
一番の理由は、やっぱりバイオリンが面白くなっていること。

練習しても、しても、ちっとも上達の実感が沸かないピアノに比べると、バイオリンの上達ぶりは、我ながら目を見張るものがあって、とても楽しいし、面白みも感じているのです。

あれもこれも手が回らないので、本当にやりたいこと、投資効果(←お金よりも時間の投資)の上がるものに、限られた資源を割り当てざるを得ない。
ビジネスライクだけれども、不採算事業からの撤退、リストラ・・・。

ピアノについては、ここ数年、努力の方向性が間違っているのではないか?とよく思っていた。
初見、譜読みも苦手な自分は、新曲に取り組み始める時は、ピアノを30年も弾いているとはとても思えない、辿々しさだし、
とにかく繰り返し、繰り返し、弾いて、身体に馴染ませるという原始的な練習を続けるしか能がないし・・、
伴奏を頼まれても、何ヶ月も練習しないと、弾けないし・・・。
なんだかアプローチが、常に足し算なのだ。

連弾してたり、譜面見ながらいろんな曲を弾いている人(=掛け算や、方程式が使える人)を見るにつけ、大切な音楽の基礎の何かが、自分には欠けているのでは?と、ことあるごとに思ってた。
発表会や人前演奏で、すぐ失敗するのも、そのためではないかって。

土台が無いところに、大きな建物を建てようとしてるけれど、
工事現場はぐらぐらしてて、ちっとも工事がはかどらない。
今の自分のピアノはそういう状況ではないかな???

基礎を補強しないと、この先の発展は望めない?

基礎=ソルフェージュ なんだろうか?

しばらく、いろいろ、考えてみます。
コメント (2)
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