みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

夜空に想う

2010年05月16日 | 雑記
ここ数日、冷たい空気が入ってきて、朝夕は、肌寒い感じ。
農家の方には申し訳無いけれど、この冷気の進入を喜ぶ人たちがいるのです。

さあ、どんな人たちだろう?

そう、天体観測ファンの人たち。

自分は、大きな望遠鏡を夜空に向けるほどではないけれども、
星を探して、星座を見つけるのが、今、ちょっとしたブームなので、
澄んだ夜空に、多くの星々が数えられて、ご機嫌でした。
それに、なにより、夜の冷気にあたって、星々を眺めていると、不思議と心が鎮まって来るのがいい。

夜空はすっかり夏。
ひときわ明るい春の星、アークトゥルスは天頂から西に。
変わって、夏の大三角(ベガ、デネブ、アルタイル)や、さそり座アンタレスが高くなってきた。
デネブとは逆方向の、逆?夏の大三角(ベガ、アルタイル、ラス・アルハゲ(へびつかい座α星)(星の名前にはアラビア語が多いのは何故?)なども確認。
冬ほどではないけれども、夏も夜空も、けっこう賑やか。

思えば、夜空は、時間の大グラデーション。
何万光年も遠く離れた、いろんな時代に生まれた光の粒が、地球に降り注ぎ、目の網膜に飛び込んで1つの像を結ぶ。
こういうことこそ、凄い!のだと思う。

真砂なす数なき星のその中に吾に向ひて光る星あり
(正岡子規)

星空の壁紙、よろしければ。
http://www.yakei-kabegami.com/genre/22-star/
コメント (8)
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