みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

携帯プレーヤーを新調する

2006年03月07日 | もの
携帯プレーヤーを新調した。

音楽は、自分にとっては薬なんだなぁ。
仕事に向う道では、元気、勇気系の曲を聞いて、不安をかき消し、その気にさせる。休日の午後は、のんびり遊佐さんの曲でリラックスする。
ちなみに今まで使っていたのは3~4年前の松下製のもの。当時としては、画期的に軽く、バッテリーの持ちも抜きん出ていた。(充電池込みで38g、連続再生時間18時間)このスペックは、最近の百花繚乱の携帯プレーヤーの中でも、全然、見劣りしない。さすがは松下!だった。メモリーのSDカードも1ギガに交換済みで容量的な不満もなかったのだけど・・・。

でも、でも、
唯一、致命的に使いにくい点があって、愛想が尽きた。携帯プレーヤーに音楽ファイルを転送するソフト(SD-Jukebox)が、とても使いにくいのだ。CDをまるごと入れる用途では、大丈夫なのに、手元の音源ファイルを1曲ずつ入れようと思うと、途端に不便で、身動きがとれないかんじ。もどかしい。柔軟性がない。

ん~、ちょっとやってられん・・・。

それで、韓国製(アイリバー製T201GB)を購入。
   
今迄の不満が解消。海のものとも山のものとも分からない韓国のアイリバー社だったけど、マニュアルもしっかりしている。音質も自分の耳には十分満足できる水準。1ヶ月ほど使って、とくに問題もない。

購入前にいろいろ調べたのだけど、日本製の携帯プレーヤーは、どれも著作権の問題で、専用の転送ソフトを介さないと音源ファイルを送り込めないようだ。使い勝手の悪さが松下製と50歩100歩なのは想像に難くない。(中には、良いのもあるんだろうけど、種類がたくさんありすぎて、調べる気になれず・・・。USBストレージクラスと言われるキーワードがあればOKなのですが・・・)
PCのファイル管理の感覚で、音楽ファイルを扱うことを考えると、韓国製に分がありますね。人気のアップル社i-Podも候補にはあったけど、独自のファイル形式が怖くて、見送り。

人間も道具もピアノもシステムも、大切なのは柔軟なこと。だと思ってしまう。日本の大手家電メーカー殿も、そういう設計思想というか哲学?を、もって下さい!(仕事柄、ソフトウェア開発者としては、改めて、柔軟でしなやかなことの大切さを思い知ったのでした。)

音楽療法ほど大げさではなくても、元気になるテーマソングを入れた携帯プレーヤーをポケットに忍ばせて、ピンチの時に音楽の力を借りるのも悪くない。音楽を薬代わりに使える良い時代になったなぁと思う。
(もちろんピアノ的には、模範演奏を入れておいて、ピアニストと合わせて弾く練習が簡単にできるのは言うまでもないですね。)
コメント (3)
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