みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

風の谷のナウシカ~雪の女王

2006年02月03日 | 雑記
今日は数ヶ月ぶりに定時退社。金曜日はさすがに疲れもたまり、けっこうへとへとなのだけど、1週間の仕事をやり遂げた充実感、週末を迎える開放感は、なかなかに心地よい。いい気分だ。

すっかり気分が緩んでしまい、本当はピアノの練習をすべきところなんだけど「風の谷のナウシカ」を、なんとなく見てしまう。
このアニメはやはり好きだな。宮崎アニメが好きなる原点の映画だし、久石譲の音楽を知ったはじめての映画。「ナウシカレクイエム」や「鳥の人」は昔よくピアノで弾いたっけ・・・。
筋は、あらかた頭に入ってしまっているけれど、「その者、青き衣を纏い、金色の野に降り立つべし・・・」の言い伝えが成就する場面は、やっぱり感動してしまう。最近は「慈しみ」とか「友愛」などの言葉に、どうも弱くなってしまっている・・・。

そう言えば、風の谷のナウシカのように、若きヒロインが活躍する物語の原点は、アンデルセンの「雪の女王」にあるという記事をどこかで読んだ。
そろそろ最終回が近いNHK「雪の女王」は、たまに見てます。勇敢な少女ゲルダが、幼なじみの少年カイを探すため、危険を顧みず旅をする話ですね。
いろんなバリエーションはあるのだけど、まわりの人が皆、一途な少女ゲルダに心打たれて、ゲルダを応援することになるんです。難しいことを抜きにして、この物語が一番伝えたいメッセージは、

ひたむきに夢を追いかけて頑張る人を、まわりは決して放ってはおかないし、協力を惜しまない。

ということだと思う。もし自分に子供がいたら、そういうことは、ちゃんと伝えたいな。
一級品のアニメや童話は、大人も子供も一緒に楽しめるんじゃないか?

「ナウシカ」の由来となるオデュッセイア、堤中納言物語(今昔物語?)の「虫愛する姫君」に興味あり)
コメント (7)
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