皆さんから戴いた年賀状は1枚1枚、拝見させていただいています。
順不同で掲載させて頂きますよ。
それにしても、赤ちゃんの顔を見れば、すぐにお母さんの顔を思い出してしまいます。
もうすぐ春ですねぇ、と言えばキャンディーズなのですが、
もう知らない方も多いことでしょう。しかも再結成は不可能となってしまいましたから。
春になると心も踊ってしまう、スプリングなのです。
タマル産には運動場があって、フットサルができるのです。
でも小さい子には新しく買った滑り台がちょうどいいのかしら。
今、考えているのは、ここに果樹園ができないかな、ということです。
実現するかどうかは疑問ですし、よく気が変わりますからね。
できれば、エデンの園と命名しようと思っているのですが、
どうも調べれば調べるほど、素人には難しそうです。
職員さんに言ったら、ダイコンがいいと言われてしまいました。
それって、果樹園じゃなんじゃない?
さて、水曜日ですから婦人科の話題に変えましょう。
最近、興味深いことがありましたので。
外陰部が痛いと言って来院された方が居られます。
少しだけマメを潰したように外陰部の皮が剥がれていました。
こういう時はまずヘルペス感染症を疑います。
他にもシェーグレン症候群という病気も有るのですが、それは全身性の病気ですから。
ヘルペス外陰炎、という病気は左右対称性にプツプツと皮がめくれます。
こういうのをキッシングアルサー、左右くっつくところに対称性にできる潰瘍、と呼ぶのです。
ところがこの方は、そんなにひどくないためか、片側にしか潰瘍ができていません。
それでもヘルペスウィルスの感染を疑って検査をして、
結果を待たずに、抗ヘルペスウィルスの飲み薬を処方しました。
1週間して来院され、薬で症状も軽快されていました。
もっとも飲まなくても、そのうち自然に治癒するのですよ。
ただし、ひどく腫れると尿がでなくなることもあります。
ウィルスの検査の結果は、やはりヘルペスウィルスだったのですが、
これには1型と2型があり、1型だったのです。
1型は口によくできる潰瘍です。
多くの人が既に感染していて、調子が悪い時に口内炎や口唇炎になるのです。
最近、薬局でも塗り薬が市販されるようになっています。
それに対して2型は外陰部にできるものだから、性感染症と呼ばれます。
口にできれば、ありきたりの病気なのに、
外陰部にできると、中傷されてしまうのですから、おかしなものですね。
その患者さんは、ご主人が病気で10年以上も夫婦生活が無いのに、
外陰部に2型ではなく、1型のウィルスが居たわけです。
話を聞けば、口にはできたことがあるというので、
口のものを手でうつしたのか、前から神経節に潜んでいたのか、までは分かりません。
お腹にもヘルペスができたことがある、と言われましたが、
それは別物で、ヘルペスはヘルペスでも、帯状疱疹ヘルペスと言って、
似ているけれども、また違うウィルスなんですよ。
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