アフターピルの効果を上げる方法

先週、娘の住む神戸に行ったついでに素戔嗚（すさのお）神社に寄ってきました。
小さな無人のお社なのですけれど、ちょっと山を登っただけで淡路島まで見渡せましたよ。

スサノオはイザナギの息子で、姉アマテラス、兄ツクヨミの弟ですね。
旧約聖書のイザヤ書には、イスラエルがアッシリアに滅ぼされる少し前に１２部族のうちの２部族が東に逃れて、日出る島々を目指したと書かれています。
そしてスサノオとは「残りの者が国家の基となる」というヘブライ語で、
父イザヤはイザナギと同一視されていて、イスラエルを脱出させることに成功した預言者です。
何より、イスラエルの滅亡と日本国の成立はほぼ同時期ですからね。
私たちの祖先は中東から海路と陸路でやって来たということです。
道理でスサノオが初め、海を治めよと言われたわけですね。
中島尚彦氏や田中英道氏の言われていることを調べれば、それだけで古代史は抑えられますよ。

さて、産婦人科の話題も１つ載せておきましょう。
最近は若い女性でも低容量ピルを飲む人が増えてきましたね。
昔は私はピルには否定的だったのですが、女性の結婚年齢も上がり、あるいは結婚しない女性も増えてきたので、無駄に排卵や月経を起こすこともないかなと思えるようになってきました。
できちゃった婚でなく、計画的に望んで妊娠するのは良いことですからね。

ただ飲み方ですけれど、オンライン診療や自費の通販でピルだけ買って、
出血したら医療機関を受診するという女性も多くなりました。
ですがそれはどんなものかと疑問に思いますね。
やはりきちんと医療機関で管理した方がおすすめです。

もう１つ、アフターピルというものが有ります。
こちらは無計画なカップルが、行き当たりばったりで飲むものですが、
アフターピルというものは、飲んでもまれに妊娠してしまうのですよ。
中国の研究によれば、４１８例中７例（１.７％）が妊娠したのです。

ですがアフターピルにもう１つ、ピロキシカムというリウマチの抗炎症薬を併用すると、
４１８例中１例（０.２％）が妊娠しただけです。
ピロキシカムの作用は先週お話した胃薬と同じく、プロスタグランジン分泌促進作用が有って、いわゆる経口中絶薬と同じような働きが有るものです。
タマル産ではこれから、ピロキシカムも一緒に処方することにしますよ。
そのうち薬局でも発売されるようですが、タマル産でもらえば、より効果的だということですね。