タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

中学生がお産の見学しました

2016-10-05 20:54:16 | つれづれ

上の写真は篠山市東吹の心咲(みさき)ちゃん、8月27日生まれ。
「思いやりが有り、周りを明るくできる人になってください。
お産は、主人に手を握って励ましてもらい、感謝です。
夜中でも笑顔で対応していただき、ありがとうございました。」

そうですね、タマル産では、ウォーターベッドを囲んで、家族でお産できますから、
とくにご主人には、手を握って励ましてもらうことも多いのです。
お産のときの記憶って、けっこう重要なようで、
これで夫婦の仲が決まったりするかもしれませんよ。

それに夜中の対応ですね。
私も昨日の深夜から今日にかけて、救急車で遠方に行っていたのですよ。
妊娠中は突然の病気などが起こることが有りますからね。
もちろん朝から通常の仕事もこなします。
それも感謝していただければこそで、やりがいの有る仕事なのです。

それでは今日は、この夏のトライやるウィークのお話です。
活動記録集を先ほど、中学の先生が持参されたので、引用してみましょう。
今夏は2人の中学生がトライされましたが、
その1人、たしか助産師さんになりたいとか言っていましたか?

まずは志望理由です。
命の大切さを学びたいから志望されたと有りました。
本当は女の子なら全員に来ていただきたいのですが、
タマル産は公立病院ではないので、受け入れ人数は限られていますからね。

その1週間も、かなり充実したものだったと思いますよ。
まず陣痛のお母さんに寄り添うことができたし、
お産にも立ち会わせてもらったのですよね。
昼間の6時間ほどしか居られないので、
6/24の確率でしかお産を見られませんからね。
私なんて24/24でお産に当たっていますよ。
それは冗談で、次に中学生の意見です。

5日間で分娩を見る事ができて本当に良かったです。
あんな辛い思いをして産んでくれたお母さんに感謝しないといけません。
また1ヶ月健診では、1ヶ月ですごく赤ちゃんが大きく成長していることに、すごく驚きました。

そうですよね、自分の母親とダブらせていたのですね。
でもみなさんも、将来、良きお母さんになってくださいね。
20代のうちに、まずは赤ちゃんを産んでくださいよ。

最近私も気づいたのですが、40歳近くで産んだ子は、
1人前になった頃に、親は70歳近くですから、
子に家業を教えるとか、教育するとかいうことが難しくなりますよね。
それで文化の継承さえ難しくなるのですよ。

みなさんも世の中の意見に騙されずに、
最初の子は20代で産んでくださいよ。
ご主人の稼ぎが少ない、なんてぜんぜん関係有りません。
こういう本当のことを書くと、また非難されそうですね。

それでも、たとえ1人にでも、産婦人科の仕事を知ってもらえたのは良かったです。

乳がん検診のお知らせはこちら。
今日は新しいパンフレットも刷りあがりましたよ。
http://www.tamar.jp/nyuugan