紅葉シーズン前の危険木調査を行いました。参加者15名が清滝広場に集合し、体操で体をほぐしました。稲荷山コース、3号路コース、4号路コースの3班に分かれてスタートしました。倒木や落枝の危険がある樹木を特定したら「GPSで樹木の位置・幹回り・危険度の高さ」を記録します。樹木がナラ枯れ木なら「フラスの量」を追記してパウチを付けていきます。そうすることで、自然公園利用者に危険をお知らせします。
稲荷山コースでは、対象木がたくさんあるだろうと予想していましたが、次から次から出るわ出るわ。「3連チャンでぜんぜん前に進まんぞ~!」という状況でした。想像以上の「ナラ枯れ」の状況に悲しくなりました。
稲荷山コース班は、出発して1.2キロポストまでで時間切れとなってしまいました。マークした樹木は43本でした。他の2つの班も頑張っていたことでしょう。一斉調査は多くの方の協力がないとできません。皆さまお疲れさまでした。
日影沢フィールドで山田隆彦先生を講師にお招きし、モニタリング1000植物相調査の実習を行いました。
高尾山山頂に参加者14名集合しました。
紅葉台から一丁平までの区間のススキを中心に草刈りをしました。
2班に別れ手鎌と刈り込みバサミを使用して行いました。
平日でしたが多くのハイカーに会いました。
天気は高曇りで、富士山を見ながら歩くことができました。
ちょっと涼しく、自然の進みも合わせて、少しずつ秋になってきたようです。
でも作業したり登ったりするとまだまだ暑かったです。
怪我なく事故なく所定の作業を完了しました。
参加されたみなさま、大変おつかれさまでした!
6号路の根っこゾーンの歩道整備「後半」を行いました。今回の参加者は16名でした。
課題は、本来の歩道に根っこがたくさん出ていて歩きにくいため、登山者が危険を感じて、避けて歩こうとして歩道が拡大したり複線化したりしています。樹木にとっては、根が地面から浮いてしまってダメージが大きいことが考えられます。そして周囲の植生が荒廃しつつあります。
作業目的は、①木の根の保護を第一とします。②歩きやすい歩行路を確保(メインルート)します。③メインルートと複線化したルートを差別化し、周囲の植生を守ります。
手順は、施工イメージを参加者全員で共有して、板材や石を詰め、洗堀や踏圧により土砂が流出しないようにして、歩行面を一段ずつ作ります。木の根による凹凸をなくして歩行面を平らにして歩きやすくします。そうすることで水の流れの勢いを緩和することができます。メインルートを視覚的に安全だと思って貰い、魅力的に仕上げることも意識し、丁寧に美しい施工を行うようにします。
「歩く人も、木も、周囲の環境も守りたい!」という熱い想いのメンバーが集まり、力を合わせれば、これだけの大規模な補修が短期間にできることに感激です!日曜日で歩行者が多い中、皆で声掛けをして、注意しあったことで安全に活動することができました。
樹木の根を守ることを第一に安全な登山道にする修繕活動を行いました。登山道が歩きずらいと、脇道ができたり、踏み跡が広がったりしてしまいます。方法は木材・岩石・土砂などの自然物を利用して、自然へのストレスを最小限にすることを心がけました。
<作業を始めるとき>
<作業中>
<作業終了時>
猛暑の中、汗で全身びしょ濡れになりながら頑張りました。30分ごとに給水休憩をとり、冗談を言い合いながら楽しく活動できました。
16期・mog
高尾駅北口から小仏行きのバスで日影に向かう途中で雨が降りだし、日影沢入口の広場に集合した時は雨脚が強まっていました。日影沢キャンプ場まで行き雨宿りをしながら様子を見ました。
雨が上がり植物調査8名と哺乳類調査2名に分かれて9時55分開始。
植物相調査では小さな蕾、花、実を見つけては調査票に記録しますが、ときどき雨粒が落ちてくるので、用紙が濡れないようにするのが大変でした。
東京都レンジャーとの共同活動で陣場山の堅果類(どんぐり)調査をしました。
東京都の山にはツキノワグマが生息していますが、ツキノワグマは夏の 終りから秋にかけて、どんぐりなど堅果類の実を好んで食べます。
どん ぐりなどの実り具合とツキノワグマの人里への出没の多さには関係が あると考えられています。そこで東京都レンジャーとサポートレンジャーは共同で、2013年 度よりどんぐりなど堅果類の豊凶調査を実施しています。
双眼鏡で調査対象の木を見てどんぐりの数を数えました。
暑い夏は涼しい道で巡回しようと、9時35分に日影沢入口に集合。いつもモニタリング1000で植物相調査を行う場所で花を見ながら、日影沢林道から萩原作業道で一丁平に向かいました。
涼しい道・・のつもりでしたが、この日は想像以上の暑さで日傘が欲しいと思うほどでした。
それでも、いつもの植物相調査場所を超えていろいろな花々、同行レンジャーからの小仏層についての解説、リーダーからの希少植物や鳥の巣の跡についての解説など、見どころ満載の巡回でした。
植物調査に夢中になる場面もありましたが全員熱中症にもならずに、予定どおりの時間で高尾ビジターセンターに到着しました。
猛暑が予想されたため、当初の予定を1時間繰り上げ8時30分集合にしましたが、それでも既に気温は33度!
もう1時間早くてもよかったかも・・・
四辻入口からは樹冠の下、林道、尾根沿いに心地よい涼風も吹き、熱射を受けず巡回できました。コースは木陰が多いとはいえ、連日の猛暑のため山全体が温まっており、熱中症にならないように、こまめな水分補給と休憩を普段より多めに取るよう心掛けました。
途中、指導標を点検しボルト締め、サポートレンジャーの活動をカードを渡して紹介しました。
帰りの梅の木平からTKAO599ミュージアムまでは木陰のない20号沿いを歩くため、かなり暑く我慢の道のりでした。
暑くて水場もトイレもなく厳しい面もありましたが、いろいろな植物にも出会えました。南高尾は高尾山より利用者が少なく、のんびり歩きたい場合は穴場的な山かもしれません。
3号路の5つの木橋と4号路のみやま橋の点検・清掃を行いました。
3号路の木橋は踏板の隙間に詰まった泥を自作の道具で突いて綺麗に落とし、箒で掃いて綺麗にしました。
清掃が大変だったのが4号路の吊り橋。
補強のために設置された中央部の板の両側に泥や落ち葉が積もってましたが、サイドに掻き出す隙間が無いため、手で持ち上げて捨てなければなりませんでした。次回は対応できるように道具を準備します。