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高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2014年11月22日(土) 自主巡回 山内

2014-11-25 10:18:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

自主巡回 高尾山内
参加者:7名
コース:清滝駅前~6号路~5号路~もみじ台(昼食)~3ヶ所に分かれて案内活動~5号路~4号路~1号路~清滝駅前

例年最高の人出となる11月最後の3連休、我々サポレン7名の参加者も、上り一方通行が実施されている6号路から巡回をスタートしました。


私がサポートレンジャー1期生として(当初はボランティアレンジャーと呼ばれていました)活動を始めて今年で9年目になりますが、登山客が最も多くなる11月最後の3連休はこれまで毎年欠かさず活動に参加するようにしています。


今年も、金比羅台の「麦まきイチョウ」は、高尾山口駅に向かう京王線の電車の窓からも、その存在感が分かるように黄金色の輝きを見せていました。また、もみじ台のイロハモミジも遠くに富士山を眺めながら、真っ赤に燃えるような輝きを見せていました。


高尾の魅力は色々な形で言い尽くされていますが、高尾山内あらゆる場所で、春夏秋冬どの季節をとっても、素晴らしい感動を与えてくれる自然がまだまだいっぱい残されていることを巡回活動に参加することで実感させてくれています。
まさに「ありがとう高尾山」です。


午後からは山頂周辺での繁忙期の特別活動を、もみじ台下、山頂下トイレ前、6号路入口の3ヶ所に分かれて実施しました。
迷子になった小学生を保護して無事父親に引き渡したり、10回目の日本旅行だというイタリア人ご夫妻と流ちょうな日本語で会話したり、案内活動は楽しいハプニングの連続でした。

本日の活動に参加された皆さんお疲れ様でした。何年かぶりの参加者もいましたが、「筋肉痛もなく楽しく活動ができました」との感想でした。(TSR/TF、 写真編集 MK、TF)

 

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「東京都自然公園利用ルール(案)」への意見が募集されています。

2014-11-23 23:21:17 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

東京都環境局から「東京都自然公園利用ルール(案)」への意見が募集されています。

以下、東京都環境局ホームページより抜粋

「多摩地域の自然公園(高尾山や御岳山、雲取山等を含む国立公園や国定公園など)では、トレイルランニング大会が開催されたり、愛玩動物(ペット)を連れてハイキングを楽しむ人が増えるなど、利用形態が多様化してきています。
  これまで想定していなかった利用者の増加に伴い、自然公園を利用する全ての方がマナーのあり方を再確認するとともに、自然公園を管理する東京都は、新たな利用に対応するルールを定めていく必要があると考えています。
  このたび「東京都自然公園利用ルール(案)」を取りまとめましたので、都民の皆様からの御意見を募集します。今後、皆様から寄せられた御意見を参考にしながら、「東京都自然公園利用ルール」を定めていきます。」

意見募集期間

平成26年11月14日(金曜日)から同月28日(金曜日)まで(必着)

詳細は、次の「東京都環境局ホームページ」にアクセスしてください。 

http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/nature/natural_environment/park/riyou-rule.html

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12月3日まで、琵琶滝側からガラガラ道の入口は通行止め

2014-11-23 22:36:40 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

登山道の制限情報

現在、12月3日まで、琵琶滝側からガラガラ道の入口は通行止め。

今年2月の大雪以降、背後の土砂が押し出し、膨らんでいた登山道沿いの

フェンス工事のために通行止めになっています。(状況は写真参照)

(高尾SR会 MK、11/22巡回時の情報))

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2014年11月3日(月・祝) 自主巡回 山内

2014-11-04 22:26:24 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年11月3日(月・祝) 自主巡回 山内  『6号路の一方通行案内』

コース :清滝駅前~6号路~紅葉台~案内活動~1号路~清滝駅前(解散)
参 加 者:9名
天 気:晴れ 

【案内活動】


☆朝一番
1班)1号路登山口     (5名)
2班)稲荷山コース登山口 (4名)
☆午後
1班)6号路下山口   (3名)
2班)山頂・トイレ付近 (3名)
3班)もみじ台下・六差路(3名)

【本日のポイント】


(1)紅葉に関する情報の共有
高尾山は一部、黄葉・紅葉が始まった。11月の祝日のため予想はしていたが、
朝9時の時点で清滝広場は結構な人出。 
(2)6号路一方通行の情宣とマナーアップのお願い
14:00まで6号路は登り一方通行に関する協力の依頼
(3)盗掘防止パトロールのスタート
朝一番は会長から、昼食後はレンジャーから趣旨・背景の説明と具体的な取り組みについて話を聴いた。

【活動内容】


まず、一日のスケジュール・計画の確認と「高尾山と紅葉」に関する情報の共有を行った。
 今年の見頃は11/16という情報があるとの話が披露された。
 会長から盗掘防止パトロールの取組に関して説明を受ける。

9時20分から二班に分かれて、朝の利用者案内を行う。
1号路登山口も稲荷山コース登山口も多くの人が登り始めるが、どのコースを登るのか
決めていないハイカーが意外と多かった。

山頂に向かって6号路をゆっくり辿る。
危険個所や、通行に支障があるもの等は特になかった。6号路各所でカエデや紅葉に
関する情報の共有を行いながら進む。

12時15分、もみじ台に到着し昼食。
一丁平方面から帰ってきたレンジャーと合流し、昼食後に盗掘防止パトロール
の趣旨・背景、具体的な取り組みについて話を聴く。

レンジャーからの説明終了後、三班に分かれて午後の案内を開始。
(1) 6号路下山口では、14時前に下ろうとするハイカーが数名いたが、一方通行
であることを説明し、聞き入れていただいた。また、何故一方通行なの?
との質問を数人から受けた。このルールがまだ浸透途上なのかと感じた。
(2) 山頂下トイレ付近では4号路への入り口を確認する人が多かった。
今日は祝日だからか、外国からの利用者の対応が多かった。
(3) もみじ台下では、13時を過ぎてから陣馬山に向かうと云うハイカーがいた。
日没が早いからと話し、城山か小仏から下山するよう勧める。
森林保護員も同様の案内活動を開始し始めたので、後はお願いしますと譲った。

記録:MS、写真編集:MK

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2014年10月25日(土) 自主巡回 裏高尾~山内  『高尾の滝と修行』

2014-11-01 21:14:48 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年10月25日(土) 自主巡視 裏高尾~山内 【テーマ:高尾の滝と修行】 

◆天候 晴れ

◆参加者:3名
◆コース:高尾駅北口~小仏川沿い~蛇滝コース~かすみ台園地(昼食)~琵琶滝道~清滝駅前(解散)

久々の快晴、天高く、穏やかな気候の中、JR高尾駅北口を出発、巡視開始。
小仏川沿いにゆっくりと登山道の点検や植生の確認をしながら進みました。
目立つブルーグレイの尾が名前通り長いオナガの群れが近場を飛んでいました。ひらひらと飛ぶさまはカラスの仲間とは思えないほどエレガントでした。


Sリーダーが事前にレンジャーに確認した留意事項・箇所(オオスズメバチの発生による遊歩道への立ち入り規制など)
にも気を配りながら見回りました。(Sリーダーはいつも担当日の巡視の前に、レンジャーと連絡を取り、ルート上の留意事項や点検が必要な個所など情報収集されて、計画されています。リーダーとなる会員は特に見習いたい所です)
リーダーからコースの説明、留意事項とともに本日のテーマである「高尾の滝と修行」について資料が渡され、解説がありました。


高尾山には現在3つの滝があります。
①琵琶滝 南側の沢沿いの6号路にあり、「不動明王」を祀り、表滝と言われます。昔、白髪の老師が奏でる琵琶の調べがそのまま多岐になったという言い伝えがあります。6号路の入り口にかかる「妙音橋」も琵琶の音にちなんだ名前がついています。
②蛇滝(じゃたき) 北側の沢にあり、青龍権現が祀られて裏滝と言われます。。初夏には群落のイワタバコの花が咲き誇ります。今は、光沢のある濃緑の大き目の葉が残っています。 
③清滝 ケーブルカー・リフトの清滝駅近くにありますが、不動明王が祀ってあります。
そして、幻の滝といわれる「布流滝(ふるたき)」が1号路沿いの大きな曲り道付近にあります。現在はコンクリートで固められています。
今年は、雨が続いたせいか、沢も滝も水量が豊かでした。(気を抜くと、滝修行の衝撃がいつもよりも大きいのではと邪念を・・・・・)

 

詳しくは、『蛇滝』高尾山薬王院「高尾山報 平成24年7月、第582号より)
「高尾山 歴史の散歩道④」明治大学博物館 外山 徹氏著」
http://www.takaosan.or.jp/takaosanpo/2012/201207_p10-11.pdf

琵琶滝と蛇滝の二つの滝が高尾山修験道の水行場として信仰を集めていますが、薬王院の指導の下に、体験や修行ができます。会でも一度企画してはとの声も・・・・。ご興味のある方は次URLにアクセスください。
高尾三薬王院「水行道場」案内ホームページ
http://www.takaosan.or.jp/suigyo/index.html

蛇滝から2号路に向けて登っていくと、登りきる直前の階段に、割ると芳香がする沢山のカヤの実が落ちていました。
かすみ台園地付近をはじめ、黄葉から紅葉と秋の色に移りつつあります。
昼食はリーダーお手製の惣菜の数々のご馳走に舌鼓(食欲の秋)。

一服後、琵琶滝道(通称、ガラガラ道)を下り、琵琶滝を経由して、清滝に向かいました。


皆様、お疲れ様でした。

(記録・撮影:MK)

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2014/10/18 自主巡回 裏高尾

2014-10-28 10:11:34 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 〔コース〕

日影~日影沢林道(コドラート調査)~森の図書館跡~いろはの森~4号路~神変山園地~1号路~金比羅台~金比羅旧道~JR高尾駅(解散)

 〔参加者〕 7名

 

ようやく秋めいてきましたが、紅葉はまだといった落ち着いた雰囲気でした。

日影沢林道では、サラシナショウマのブラシ状の白い花穂が目立ちます。

コドラートでの植生調査も、冬に向けて消えていく種の確認となっています。

春一番に花開くアオイスミレが、まだ大きめ夏葉を見せていましたが、霜降を迎える日まで春の準備に勤しむようです。(えらいね!)

小休止の後、いろはの森へ。

高尾をよく歩くメンバーも、登りでは殆ど通っていないという声もあり、利用者も少なく、倒れている樹木の看板を直し、拭き、小さなゴミを拾い進みます。

メナモミが目立ちます。

4号路に出ると、どっと利用者が増えて、いつもの雰囲気です。

タカオヒゴタイが人気です。

神変山園地で昼食休憩と午前中の植物をふり返りチェックを行いました。

秋の花は似ているものが多く、よく歩く人でも間違えやすいのですが、形態と合わせて生態も注意して覚えていきたいものです。

全般的に利用者のマナーも良く、山ガールの影響か装備も機能的な感じで、気持ちの良い巡回となりました。

参加者の皆さん、ありがとうございました。

 

SR H.N

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「高尾山マガジン」で紹介されました。

2014-10-19 10:32:01 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

このたび、高尾山の自然情報や登山道情報を発信しているwebマガジン「高尾山マガジン」のインタビューコーナーで東京都レンジャーが取り上げられました。

サポートレンジャーとの共同活動についても一部、写真付きで紹介されていますので、興味のある方は是非ご覧ください!

http://mttakaomagazine.com/interview/vol09

(都レンジャー・ 田邉)

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2014/10/15 共同活動

2014-10-15 16:09:48 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者8名(うち都レンジャー2名)

まずは、環境省26年度自然歩道関係功労者の表彰おめでとうございます。

みなさまの誠実で地道な活動が評価されて、レンジャー一同とても嬉しいです。

 

今日は、被害の無い事が事前にわかったので、台風19号通過後の点検は行わず、

もみじ台から一丁平にかけての、横断側溝の改良と清掃を行いました。

山頂付近の横断溝も清掃しました。ここが効いていれば、4号路に流れる雨水の量もぐっと減ります。

小雨の降る中、側溝に詰まった泥を掻き出しました。

雨水が流れる中の作業なので、水路の確認が容易で、効果的なメンテナンスができました。

改良型「植生保護パウチ」への交換も行いました。

最後のまとめ時には、「定期的な維持管理作業が大事」との感想がありました。

その通りだと思います。今後ともご協力よろしくお願いします。

参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。(都レンジャー/甲把)

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2014年10月12日 「山の中での救急法」 講習会

2014-10-13 21:29:29 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

   山の中での救急法」 講習会

日時 : 2014.10.12(日)  10:00~ 15:00

◆場所 : 東京都多摩環境事務所 2階 会議室

◆講師 : 日赤 東京都支援ボランティア  救急法指導員 伊藤氏  片桐氏

◆参加者 : 多摩環境事務所 1名  奥多摩SR会 19名  高尾SR会 17名   合計37名  

高尾SR、奥多摩SRの皆さんが日頃の活動の中で、救急法を必要とする場面に遭遇し たらどう対応したらよいのか?緊急時に慌てずに適切な対応が図れるよう、救急法のスキルアップ講習会が行われました。

 開会挨拶と講師紹介

◎講習概要:  講義 (10:05 ~12:00)  (途中休憩10分) 
 1.講義      
1)救急法の範囲     
  ・傷病者を速やかに救助し、正しい応急手当をして、これ以上悪化させず、医師に渡すまで     
   が救急法の範囲。     
2)救助者の守るべきこと     
 ・救助者自身の安全を確保する。(周囲の状況を観察し、二次事故防止に努める)     
  自分ができることは何かを認識しておく。     
 ・自身の体調管理に十分注意すること。 特に年齢と共に水分が少なくなるため、活動前に     
  は水分補給して置くこと。     
3)手当の基本     
 ・観察で大事なのは ”目配り、気配り、心配り。     
  傷病者の全身の観察、生命の兆候の観察(・意識はあるか? ・呼吸は? 脈は?     
   顔色や皮膚は? 手足を動かせる?)     
   ---参加者同士でお互いに顔を見合わせ実習する。    
 ・手当や搬送する時などは安静が大切。     
  不安を与える言動は避ける。(優しく安心させてあげること)    
  意識がある時は傷病者が一番楽な体位にさせてあげる。    

   講義は、最初に講師が話を進めたあと、小冊子「救急法の基礎知識」を使用し復習した。

           

  ストッキングで吊り       三角巾で吊り           止血法                        

講習概要:  実技(13:00 ~15:00)      (途中休憩10分) 
1) 三角巾を使っての包帯の巻き方     
 ・三角巾の折り方      
 ・腰紐の結び方       
 ・肘、 頭、 顔、 腕、 太もも、 足首(捻挫) への巻き方     
   傷口、痛みのある個所など常に怪我人への心配りをする。  

               

 

  足首(捻挫)を抑える

2) 1人で運ぶ     
 ・背負って運ぶ     
    背負う人の腰の上に相手をのせる。     
 ・介助者の腰横につけ一緒に歩く   

                  


3) 担架を想定した搬送法  
 ・ヒューマンチェーン     
 ・毛布     
 ・ステッキと介助者が来ているジャンパーなどを利用 

                              

                          今日の参加者 と 講師

 ★自分自身がその事故を起こさないよう、日頃から安全意識、目配り、気配り、心配りが大切である。

                         記録 by(SI)

 

 

 

 

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2014/10/8 共同活動

2014-10-10 09:35:12 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者10名(内都レンジャー3名)

秋の風が吹く高尾山は、あとひと月弱で紅葉の繁忙期を迎えます。

つり橋を目当てに下山される方で渋滞する4号路の整備を行いました。

まずは、登山道の雨による浸食を防ぐために、横断溝を設置しました。

あまり意味をなしていない土居木階段を有効利用しての作成です。

そして、年配の方も小さな子供も安心して楽しんでもらえるように、

段差の大きな階段には、土嚢を設置して、段差を軽減しました。

こうした地道な活動により、利用者の皆さんが笑顔で無事帰られて、

また高尾山の自然を楽しみに来ようと思ってもらえると嬉しいですね。

参加された皆様、お疲れ様でした。

 

次回は、今日の続きを行う予定でしたが、多数の参加者により2日分の作業が1日で完了しましたので、

台風通過後の点検又は高尾山頂~一丁平間の横断溝の清掃に変更して実施する予定です。

(集合場所と時間は変更ありません)

みなさま奮ってご参加下さい。(都レンジャー/甲把)

 

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