9月11日レンジャー2名、サポートレンジャー 6名で巡視を行いました。
爽やかな秋晴れのもと、陣場高原下からスタートして、秋めいて来た草花を観察しながら、和田峠経由で陣場山山頂に向かいました。
8月30日に引き続き、ドングリの豊凶具合を調べる堅果類調査を実施しました。
陣場山周辺のコナラ、クリの計5本の木を、双眼鏡で覗きながら、カウンターでカウントしました。
9月3日サポートレンジャー 7名で、もみじ台、一丁平方面の草刈りを行いました。
草刈り前は登山道の両側から伸びた草で道幅が狭くなっていました。
草刈後はだいぶ通行しやすくなったと思います。
登山道沿いの踏み込み防止用ロープに取り付けてある「植生回復中」の札が、泥はねで汚れていたので、綺麗に拭き取りました。
汚いと目立たず読みにくいので、時々清掃する必要があります。
8月30日(火)レンジャーとの共同活動で堅果類(ドングリ類)の実の付き方(豊凶)の調査を行いました。
豊凶とクマの里への出没状況との相関関係を求める情報として、東京都が年に一度、豊凶の状況を環境省に回答するそうです。今回は八王子市エリアの調査を行いました。調査は、30秒間に対象木にどれだけドングリがあるかをカウントします。
まずは、清滝広場に集合。目的や実施方法などのブリーフィングを行った後、調査開始です。
清滝のお茶屋さんの上にクリの木を調査しました。
クリの調査の後はコナラの調査です。
稲荷山コースを登り、旭稲荷、稲荷山山頂、6号路分岐でコナラのドングリの数を数えます。30秒1本勝負!カウンターをカチカチする音だけが響きました。
最後は高尾山頂へ登頂し、山頂のコナラを数えました。こちらは双眼鏡を使わなくても数えられるぐらい実がついているので、カチカチ連打がゲーム感覚で楽しめました。
8月11日(木)山の日のこの日、高尾ビジターセンター倉庫及びボランティアルームにある用具等を確認しました。
コロナ前の2019年倉庫改修時に1度整理されていましたが、その後、点検や手入れなどできずにいました。今回、4名の方が参加し、総点検を行い、管理台帳を作成しました。
倉庫内のSR用のラック棚をきれいに清掃。収納ラックも用具種別ごとに整理整頓がされました。
8月3日(水)猛暑の中での活動で、熱中症対策のため当初予定していた登山道の保全、横断溝の点検・清掃、木橋の清掃は行わず、通常の巡回としました。
案内板が雨や泥はねで汚れているので、きれいに掃除します。
特に汚いのが根本の部分。
この部分に貼付されている管理番号は、事故などの通報の際に位置を知らせる大切な情報ですが、これでは読み取れませんね。
丁寧に拭き取ります。
綺麗になりました。
巡回時には、このようにコースにある案内板の清掃を定期的に行っています。
7月19日(火)サポートレンジャー11名で、モニタリングサイト1000の活動を行いました。
3班に分かれて、2つの班が日影沢入口の橋の手前の広場〜日影沢沿い〜キャンプ場の区間の植物相調査を行い、もう1班が哺乳類調査をしました。
植物相調査は、この時期、開花も少なく花や蕾、実を探すのが大変ですが、回を重ね慣れてきたので楽しみながら調査・同定ができるようになってきたようです。観察した花を皆で確認する「花合わせ」も活発に行われました。
今回、レンジャーから提供いただいた「植生回復中の標識パウチ」の交換を行いました。
哺乳類調査は、日影尾根道に設置した2ヶ所の定点カメラのSDカードの回収、電池の交換を行いました。(昼から雨が降り出し、もう1ヶ所のデータ回収は残念ながら中止。)
今回撮影された1ヶ月分の画像には、イノシシ(ウリボウが目立った)、サル、シカ、アナグマなどが写っていました。
7月9日(土)サポートレンジャー5名で景信山〜小仏峠を巡回しました。
サポートレンジャー会としては、景信山の巡回は3年ぶりとなります。
景信山は頻繁に巡回できませんが、南東尾根沿いには今まで自主巡回で設置した水切り(横断溝)が多く、巡回の際には落ち葉や堆積した土砂を掻き出す作業をやるようにしています。今回も、通常の巡回で行う指導標などの清掃に加えて、持参したバチヅルを使用して交代で溝を保全。すでに劣化してしまったり、完全に埋まったところもたくさんありましたが、登山道の侵食が激しい重要なポイントを数ヶ所選び作業を行いました。
案内看板や指導標については、水スプレーを使って清掃を行いました。「関東ふれあい道」の道標、登山道案内板もきれいに仕上げました。
7月4日(月)サポートレンジャー7名で3号路にかかる5ヶ所の木橋を点検し、掃除しました。
高尾山頂に集合したときは小雨が降ってましたが、活動開始時には雨もあがり、麓と比べると涼しいので作業を行うにはありがたかったです。
橋の床板の隙間が土砂で埋まっていると水捌けが悪く、腐朽の原因になります。
隙間に詰まった小石・土砂を棒状の用具で突いて落とし、床板を清掃しました。
掃除を終えると見違えるようになり、達成感がありました。
6月29日(水)サポートレンジャー6名で南高尾を巡回しました。コースは、高尾山口~バス~大垂水~赤馬分岐~大洞山(536M)~金毘羅山(515M)~山下(中沢峠)から下山~高尾山口。
途中、登山道入口への道案内、道標及び看板の清掃、作業道の通行止め処理を実施しました。
TAKAO599ミュージアムに到着したとき広場の気温計は、なんと40℃を表示していました。
暑い中の巡回でしたが、体調を気遣いながら、色々と発見が多い、楽しく充実した一日でした。
6月19日(日)サポートレンジャー10名が参加し、日影沢の植物相調査と高尾山の哺乳類調査を行いました。この調査は環境省の生物多様性センターが実施しているモニタリングサイト1000のひとつとして高尾サポートレンジャーが継続している活動です。
植物相調査は、日影沢の入口からキャンプ場までの区間で行っています。この季節は開花も少なく花や蕾、実を探すのが大変ですが、皆で話し合いながら楽しんで同定しました。
哺乳類調査は、設置してある定点カメラのSDカードの回収、電池の交換を行いました。今回撮影されていた画像にはイノシシが多く、ウリボウも多数、カモシカも写っていました。