Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

ドイツワイン ズルツフェルダー・ツィリアクスベルグ ミューラー・トゥルガウQbaトロッケン

2010-09-30 23:11:47 | Wine
実家で飲んだワインです。

それにしてもドイツワインは名前が長くて
ちょっとイラッとします


2008er Sulzfelder Cyriakusberg
Muller-Thurgau Qba Trocken
Weingut Zehnthof



<醸造所について>

詳しく分かりませんが、
立派なドイツ語だけのホームページあったし、
何よりVDPマークついてるので
しっかりした蔵なんだと思います。

唯一見つけた情報・・・・
1558年からのシルヴァーナを主に作っている蔵で、
木樽を中心に個性豊かなフランケン独特の力強いワイン作りが特徴・・・
だそうで。

品種:ミューラー・トゥルガウ
等級:Qba
alc.:13%
糖度:2.9g/L
酸度:5.4g/L


<テイスティング>
外観:微発泡 輝きのあるレモンイエロー 粘性低い
香り:漬物樽 ライム ミネラル
味わい:アタックは発泡性のぴりぴりした刺激と酸味でややシャープ
    テクスチャーは酸の刺激で引っかかりのある感触
    ライムのような青い柑橘のドライ感
    酸味強め 軽い苦味
    余韻は短めで微発泡の刺激とアルコール感、
    最後にりんごのような酸味を伴った仄かな甘み。

コレ、
ホントにわかんない。
辛すぎて。

ひと月前に実家で飲んだときも分かんなかったし、
実は今日も同じものをもう一回飲んでみてるんですけど、


もうドライなだけで品種がどうとか全くヒントもない状態。
っつか、
絶対シルヴァーナって言っちゃうと思う。
最悪、イタリアのトレッビアーノとか言うボケをかましそうで怖い
それくらい辛すぎて訳わからん

では、私をこれだけ困らせるトロッケンとは・・・・
その基準は、
残糖4g/L以下、もしくは、 残糖-総酸度≧2g/L

シャンパンのブリュットナチュールの残糖基準が0~3g/Lだから
それに近いってことですよね。

そもそも残糖は4g/L以下でもう発酵が最終段階を意味する、
すなわち、
酵母ちゃんが食べる糖分がもう限りなくゼロに近くて
酵母ちゃん餓死ってことですよね。

そりゃ~辛口だわ

最近はカビネット・トロッケンとか
シューペートレーゼ・トロッケンとかよく見かけますが、
結局それらも、
果汁糖度がカビネットとかシューペートレーゼのレベルでも
残糖4g/L以下まで発酵進めるってことだから、
ただアルコール度数が高い辛口ワインになるってことですよね。

もうそうなると、
ドイツワインだかなんだか
よくわからなくなってしまいますな

辛口志向も良し悪しです

こんな分かりにくいの、試験に出ないことを祈ります


ドイツワイン ケスター・ヴォルフ シルヴァーナ クラシック 2008

2010-09-30 21:47:56 | Wine
またまた実家で飲んだドイツワイン。
これ、ヴィンテージ違い入れて過去2回飲んでいますのでこれで3回目。
フランケン以外のシルヴァーナのお手軽タイプ筆頭株ですから。


2008er Koster-Wolf Silvaner Classic
Weingut Koster-Wolf/Albig


<醸造所について>
ケスター・ヴォルフ家は、ラインヘッセンで1684年以来、
11代続いている長く歴史のある生産者です。
1991年から現在のクラウス(40歳)とベアベルが引き継いでおり、
それまでは彼らの祖父がワイン造りをしていました。
葡萄園面積は33haで、
そのほとんどが作業に大変手間のかかる斜面の畑です。
生産されるワインのすべてが
「グーツアプフュルンク(個人生産者の自家葡萄園元詰めワイン)」
として販売されています。

ケスター・ヴォルフのワイン造りのポリシーは
「伝統と現代技術の融合」です。
畑にはそれぞれの葡萄が
最大限にその特徴をもたらすことができる適性品種を植え、
葡萄にはストレスのかからない、やさしい扱いをし、
収穫量は少量に抑えた栽培を心掛けています。

そして醸造に関しては最新の技術を取り入れ、
新鮮で繊細な果実味を引き出すようにワイン造りを行っています。
近年ではラインラント・プファルツ州の農業会議所や
ドイツ農業共同協会の品評会で高い評価を受けています。

シルヴァーナは祖父の友人ゲオルグ・ショイが作った品種で、
ヴォルフ家にとっては特別な品種だそうです。
品質の高いシルヴァーナ・ワインを生み出すために、
温かい畑で収穫量を少なくして80~90エクスレまで葡萄の糖度を高め、
その葡萄を辛口に仕上げています。

品種:シルヴァーナ
等級:クラシック
alc.:12.5%
糖度:8.9g/L
酸度:5.2g/L

<テイスティング>
外観:輝きのあるレモンイエロー 粘性中等度
香り:ミント ライム 緑の柑橘の芯のわたの部分 石灰 ミネラル
味わい:アタックはシャープな酸味 
    ライムや柑橘の皮の苦味
    そのあとピンクグレープフルーツの甘さ
    酸味は中等度~強め
    余韻は短めで柑橘の皮の苦味


<クラシックについて>

クラシック/セレクションは
2000年に制定された比較的新しい辛口ワインの品質等級。

クラシックは・・・・
原則として単一の品種で作られた、
アロマが豊かでバランスの取れた辛口。
最大残糖は、総酸度×2以下で、上限は15g/L
その他規制あり。

因みにセレクションは・・・
13b.aのうちの単一畑の単一品種を使った上級辛口。
収量制限60hl/ha以下で手摘み
最大残糖は9g/L 
ただしリースリングは総酸度×1.5以下で上限12g/L
その他規制あり。

ふむふむ・・・・

ドイツワイン ハンス・ヴィルシング シルウヴァーナー トロッケン2008

2010-09-29 23:45:06 | Wine
蔵太郎行ってドイツワイン買ってきて飲んでますが、
そちらを紹介する前に
夏休みに実家で飲んだワインをご紹介。


2008er Hans Wirsching
Silvaner Qualitatswein Trocken
Weingut Hans Wirsching


<醸造所について>

中世の町並みが残るイプホーフェン村で、ハンス・ヴィルシング家は
1630年からワイナリーを経営していたとても歴史のある生産者。
フランケン地方における最良の生産者の1人としてゴーミヨで高く
評価されている。
「日本にもっとフランケンワインを普及させたい」というヴィルシング
の強力な願いから、特別な価格で日本に送られている。

当家のイプホーフェンの村を見渡せる少し小高い丘の上の畑は
南斜面に向いており、
後方(北側)には冷たい北風を遮ってくれる山があり
大変恵まれた場所に彼らの畑はある。
また彼らの畑は雨の保存率が高く、たいへんミネラルが豊富でもある。
そして、彼らの畑の畦には藁が敷きつめられている。
なぜなら雨が降っても藁を敷いてあるために泥が流れず固まらない。 
そして、それはブドウの成分にもなる。

このワインはVDP(ドイツ高品質ワイン生産者協会)認定の
グロセス・ゲヴェクス、イプフォフェン村クロンスベルグの葡萄を
100%使用しています。

品種:シルヴァーナー
等級:クラシック
alc.:12.5%
糖度:8.9g/L
酸度:5.2g/L


<テイスティング>
外観:明るいレモンイエロー 粘性中等度
香り:ライム 若い木芽
味わい:アタックは一瞬ピリッとした刺激。
    さらりとしたテクスチャーだが舌に刺激が残る。
    酸味は強めでライムのよう 
    ジントニックにライムを搾ったものをイメージさせる。
    ミネラルは軽め 男性的な印象
    軽い苦味があり口内に軽い渋みが残る
    余韻は短めでライムの酸味とその皮の苦味


<栽培地域・フランケンについて>


フランケンは、フランクフルトの東に位置する丘陵地帯で、
ぶどう畑はジグザグに流れるマイン川とその支流の沿岸斜面にある。
西をシュペサート産地、
東をシュタイガーヴァルト(森)に囲まれている。  
大西洋から遠いため、寒暖の差の激しい大陸性気候。
ライン西部のモーゼルやライン川沿いの土地とは
ワインの特徴も異なる。

特にモーゼルなどの湿った酸味に対し乾燥した酸味を感じさせる。
品種はシルヴァーナのほうが適していてその性格を顕著に表す。
ドイツワインは一般的に女性に例えられるのに対し、
フランケンだけは常に男性的とされている。
香りは弱いがコクが強く、引き締まった辛口の土味が特徴で、
シルヴァーナの上物はフランスのシャブリの上物に十分対抗しうる。

葡萄畑は現在約6000haに及んでいるが、
多くは小農達の零細農園であり、農協が強い指導力を発揮しているが、
旧貴族と修道院に基づく慈善協会によるワイン作りが
今日まで続いている。

うねうねと曲がりくねるマイン川とその支流が
四角形や三角形の作って流れている。
ベライヒは3つ。
Steigerwald
Maindreieck・・・名醸地Steinがある。
Mainviereck

主要品種は
ミューラートゥルガウ 30%
シルヴァーナー 21%
バフース 12%

この地区の主要都市ヴュルツブルグは
「ロマンチック街道」の北の出発点である。








シリーズ終了!

2010-09-28 23:50:07 | Sake
6月から始めました46都道府県 地酒と郷土料理の旅も、
やっと終了です。

この2週間ほどは怒涛のように飲んだので
ウチの廊下はこんな状態・・・・

ウチの廊下は冷暗所として最適なのです。
ホントはあけたら早めに飲むのがいいし、
開けたものは冷蔵庫がいいんですけど、
到底この量は入りません、ウチの冷蔵庫
生酒3本入っているしドイツワインも冷さなきゃならんしね。

最後は一日二銘柄ずつのテイスティングで、ブログ更新が追い付かず、
いつ何を食べて何を飲んだかわけが分からなくなってしまいました。
後日見直したいと思います。

こんな感じで9月に入って結構がんばったのですが、
そんな私のお供をご紹介。

いろんな曲かけながらコメント書いてみるんですが、
偶然かもしれませんけど
これのときが一番はかどる。

そもそも曲が好きで
何枚か演奏者別で持っているのですが、
辻井さんのが一番はかどりましたね。
タッチがはっきりしていてクリアだから
頭もすっきり動いてくれるとか・・・?
って勝手な想像

ちょうど演奏時間も30分ちょっとなので、
試験を見据えて演奏終わるまでに1銘柄コメント書けるように
意識してましたが、
まあだいたい35~40分は最低かかっちゃいますな

ホントはこの地酒シリーズ、
9月一杯かけてじっくり終わらせようかと思っていたのですが、
今週末にワイン仲間が私のために
ドイツワインのブラインドテイスティング会を開いてくれるので、
先日その話をしていたら、
皆さんかなり意気込んでいて、
「私もドイツの勉強してるさ。
 問題出すんだからこっちも勉強しないとね!」
とかいっちゃってるし、
会場のワインバーの店長さんまでかなり張り切って
勉強になるようなドイツワインを揃えてくださったと。

みなさまの愛情か、はたまたSっ気か知りませんが、
そんな労力に少しでも報いなければ、と
急遽3倍速で地酒シリーズ終了し、
ワイン会まであと3日ほどで
またワイン舌の自主トレすることにしました。

その後も16日のワイン試験までは、
いままで開けて残ってる日本酒で食事して、
食後にワインテイスティングってことになると思います。

ははは。


日本酒  香露 純米吟醸

2010-09-27 23:08:18 | Sake


香露 純米吟醸
株式会社熊本県酒造研究所 熊本県


「香露」はもともと
県内の酒造技術の向上のために設立された研究所で、
現在の蔵は大正11年に建てられたものです。
明治42年(1909年)、
熊本酒の主だった赤酒から清酒への切り替えの必要性が高まり、
県内生産者が力を合わせて酒造研究所を設立したのが始まりです。
大正7年(1918年)に株式会社とし、
翌年、のちに社長となり「酒の神様」と称されることになる
野白金一氏を技師長として迎えました。
以降、酒の品質はめざましく向上し、
各種品評会や鑑評会で全国一位もたびたび獲得。
麹室の「野白式天窓」の考案や「野白式吟醸造り」を築きあげ、
のちに協会9号酵母として頒布されることになる
吟醸用「熊本酵母」の開発など、
全国の高級酒ブームに大きく貢献しました。
ですから、
ここから吟醸酒の歴史が始まったと言っても過言ではありません。

熊本酵母のなんとも落ち着きある穏やかな香りと、
余韻のある特有の風味は、
阿蘇の伏流水と厳選された米にこだわり、
伝承の技と心を受け継ぐ卓越した杜氏だけが醸せる
逸品中の逸品と言えるでしょう。

フレッシュ感溢れるお酒もいいが、
いわゆる『枯れた』落ち着きある上品な日本酒の良さ、
その良さを存分に味わえる1本です。 

・・・・ですって

使用米:山田錦
精米歩合:50%前後
日本酒度 :±0.5
酸度 :1.6
アルコール度:15~16%


<テイスティング>
外観:ほんのりごく薄いレモンイエロー 輝きがある 粘性中等度
香り:控えめな香り メロン アルコール ハーブ
味わい:アタックはマイルドで
    テクスチャーは滑らかな中にも
    ぴりぴりとしたアルコールの刺激を感じる。
    柔らかな甘さ、控えめな酸、軽やかな苦味と
    比較的あっさりとした味わいが口内をすり抜けるが、
    そのあと尻上がりにふくよかな旨みが口内を支配する。
    フレーバーはメロンの風味とアルコールの揮発を感じ、 
    余韻は中等度からやや長めでアルコールの温かさと甘み、
    軽い酸味と苦味を感じるがアルコールの揮発とともに
    スッとキレがよいフィニッシュとなる。    
サンプルの特徴:
    落ち着いた華やかさを持つお酒である。
    ほんのり立つメロンの香りとさらりとした飲み口は
    女性的でもあるし、
    比較的強めに感じるアルコールには
    爽やかで男性的なニュアンスも感じられる。
    爽酒と薫酒の中間的な位置づけと思われるが、
    香りのよいお酒として薫酒的な要素が強めとしてよいであろう。
適したシーン:
    男性的な要素と女性的な要素を併せ持つお酒なので
    男女を問わず、
    日本酒を飲み始めてそろそろ日本酒の良さが分かってきた人に
    お勧めしたい。
    となると、年齢的には30代以降ということになろうか。
    軽めの飲み口なのでお食事にもあわせやすく、
    お料理メインのお店で食中酒として飲用するのももちろんいいが、
    日本酒バーのようなところで日本酒をメインにして
    酒肴をつまんだり軽いお食事をしたりと
    この落ち着いた華やかさを持つ、
    いわば大人のお酒を味わっていただきたい。
    飲用に適した季節は、特に選ばないが、
    強いて言うならやはり爽やかなお酒なので春先から晩夏までを
    挙げたい。
飲用温度:8~15℃
    軽やかな飲み口のお酒なので冷酒で爽やかに飲用したい。
    アルコール感が強めなので
    冷すことでその刺激要素を押さえ気味にして
    飲みやすさを出したい。
    控えめな香りが生かされるよう、
    余り冷し過ぎない程度の温度がよいであろう。
適した器:爽やかな飲み口の冷酒ということで、
     それが生かされるような器を選びたい。
     素材はガラスまたは磁器で、
     温度があまり変わらないうちに飲みきれるよう
     指3本で持てる程度の小ぶりサイズのものがよいであろう。
     形状は控えめな香りを少しでも多く楽しんでもらえるよう
     香りがこもりやすい、
     ワイングラスのように口がややすぼんだ物が望ましい。
相性のよい料理のイメージ:
     爽やかに飲用したいお酒なので
     料理の素材も調理法もシンプルなものがよいであろう。
     しっかりとした食事とあわせるなら前菜とともに、
     お酒をじっくり味わうなら軽めの酒肴的なお料理とともに
     楽しみたい。
     和食:白身魚のお造り(岩塩)、カニの洗い、おぼろ豆腐、
        白身魚の酒蒸し、蕎麦、さつま揚げの炙り
     洋食:白身魚のカルパッチョ、サーモンマリネ、
        魚介のサラダ、ウニの冷製カッペリーニ
     中華:ザーサイ、セロリとイカの炒め
     



つぶやき

ふうん、これが9号酵母の生みの親・・・・。
意外と地味です。

ワインで言ったらシャンボール・ミュジニーみたいな・・・って
分かりにくすぎますね
ま、私の勝手なイメージです

っていうか、
9号あっての吟醸酒なので、
もうどんだけ華やかなんだろうって
勝手に期待膨らませすぎでしたね、きっと。

自分のコメントで、
日本酒を分かり始めた人に勧めたい・・・みたいなこと書いてて、
そのあとで、
先に載せた、どこかの酒屋さんが書いたコメント、
~フレッシュ感溢れるお酒もいいが、
 いわゆる『枯れた』落ち着きある上品な日本酒の良さ・・・~
っていうの見つけて、
「そうそう、それそれ、そういうことが言いたかったのよね~」
って思いました。

ちょっと地味だし、
華やかな今流行のお酒ではなく
少し前の日本酒って感じなんだけど、
なんだかヤミツキになりそうな・・・って感じかな。

結構アルコール感強いし、結構さらっとしているので、
全くブラインドだったらアル添の吟醸酒と思ったかもしれないです。

さてさて、
熊本県には他に
美少年、
蓬莱
などの銘柄があります。





日本酒  龍力 特別純米 播州辛口

2010-09-27 22:06:59 | Sake

龍力 特別純米 播州辛口
株式会社本田商店 兵庫県

元禄(元禄元年は1688年)時代より
播州杜氏(鵤杜氏ともいう)の総取締役として酒造に専念する。
白鶴酒造の杜氏として活躍、
網干の地に酒蔵を創ったのは大正十年である。
真言宗の始祖龍樹菩薩は苦労に苦労を重ね神通力を得るようになり
齢数百に及んだと言い伝えられる。
初代はこの龍樹菩薩のお力を載いて酒を造ればきっと
百薬の長であるよい酒が出来るに違いないということで、
地元龍野の龍と力を取り入れ龍力とした。



原料米 山田錦
精米歩合 65%
日本酒度 +5
酸度 1.6
アルコール度数 15.5度



<テイスティング>
外観:極薄いレモンイエロー 輝きがある 粘性中等度
香り:もも 洋梨 アルコール ハーブ ビニール
味わい:アタックはマイルドでとろりとしたテクスチャーを持つ。
    ふくよかな甘みがじわじわと口内に広がる。
    酸や苦味は軽く穏やかで軽く甘みを引き締めてはくれるが、
    ほとんど甘みがそのまま厚みのある旨みに引き継がれる。
    洋梨のような甘いフレーバーを持ち、
    余韻も洋梨の甘さやアルコールの温かさが長めに続き、
    アルコールの暖かさだけが最後に残り
    ゆっくりフェイドアウトする。
サンプルの特徴:
    米由来の風味はほとんど感じられない。
    洋梨の洋のふくよかさが終始一貫して口内に広がり、
    ある意味シンプルなつくりともいえる。
    実際甘くて起伏がない口当たりはかなり飲みやすいといえるが
    ともすると単調に感じられるであろう。
    薫酒として提供したい。
適したシーン:
    糖分の高い木生り果実の風味が立つ酒質は
    女性に高い人気を得るだろう。
    特に若い女性や日本酒を普段飲まない人にお勧めしたい。
    少し甘いワインのように食事と合わせることができるだろう。
    春から初夏にかけての爽やかな時期に
    女性同士のカジュアルな食事会で提供したい。
飲用温度:8~15℃
     甘さが強めの酒質なので冷すことで
     やや引き締まった感じを出したい。
     そうすることでよりもっと食事にあわせやすくなるだろう。
     香りを引き立てるため余り冷えすきない温度がよいであろう。
     温めることでマイナスはないが
     メリットもあまりないであろう。 
適した器:女性がターゲットということで
     華やかでかわいらしい器で提供したい。
     冷酒での提供なので爽やかさも演出するとすれば、
     ガラスか磁器が適切であろう。
     切子や琉球ガラス、透かしの入った白磁器のような
     見た目にも楽しい器がよい。
     冷酒での提供となるので温度が変わらないうちに飲みきれるよう、
     指3本で持てる小ぶりの器で、
     華やかな香りの広がりを楽しめるようラッパ型が好ましい。
相性のよい料理のイメージ:
     冷すことでやや引き締まるので食事の前半から中盤までに
     提供したい。
     少し甘めの白ワインに合うような料理を選ぶと
     好相性を示すと思われる。
     和食:出汁巻き卵、冷し豚しゃぶ胡麻ダレ 
        ばらチラシ
     洋食:生ハムとメロン、マグロとアボカドのタルタル、
        ホタテと洋梨のカルパッチョ 
        フォアグラのムース 豚肉のソテー・メープルソース
     中華:エビチリ エビ春巻き 白身魚の甘酢あんかけ   
        かに玉


つぶやき

播州辛口?
日本酒度+5?
いや~マイナスでもおかしくない。

とある酒屋さんのサイトでは、
「辛口といっても、
 他の龍力さんの商品に比べてってことだと思います」
見たいなこと書いてました。
他のどんだけ重いんでしょう。

いや、ほんと初心者向きです。
ウマイ。

兵庫県にはほかに
沢の鶴
菊正宗
剣菱
白鶴
大関
多聞
日本盛
白鷹
播磨王
などの日本酒があります。
  

晩ご飯②  兵庫県の郷土料理 ぼたん鍋 

2010-09-27 22:04:49 | Food
兵庫県の郷土料理は、丹波篠山のぼたん鍋っでことになってます。

イノシシ肉、なかなか売ってないんですよね、北海道。
シカはたくさんいるけどイノシシはいないし。

ワインの試験のとき、
トスカーナの郷土料理の猪肉の串焼きって言うのを作ったんですが、
そのときはロビンソンにジビエ肉コーナーがあって
いつでも冷凍のイノシシやらシカやらキジやらが手に入ったんですが、
ヨーカドーになってから見当たらなくなっちゃいましたね

で、
取り寄せちゃいました

兵庫県産イノシシ肉100g

丹波篠山産ってことになると、お値段2~3倍なんですね~。
これはただの兵庫県産です。安いヤツ。
しかも、
たくさんワインやら日本酒やら楽天で買ってるので、
ポイント結構たまっていて、
このお肉は本体+送料ぜんぶポイントでお買い物

地酒&郷土料理シリーズ最後のお料理なので、
なんとなく、
お金払わずにちょっと豪勢な晩ご飯です



なんか、肉についてきた粉山椒がかなりいい仕事してます。
ウマイ

晩ご飯① 熊本県の郷土料理  辛子レンコン

2010-09-27 21:54:08 | Food
辛子レンコンって買わないとだめだと思ってたら、
結構レシピ一杯載ってるんですね。

で、作ってみたんですが、
これが結構大変で

何が大変って、
レンコンに詰める辛子味噌が、
いくら固く練っても出来上がりにはネロネロなんです
あと、レンコンの表面がツルツルすぎて、衣が落ち着かない

一つ目失敗ののち、
できた2作目がこちら。


うふっ♪
ちょっといい感じ。
で、
ウマイ。

あの~・・・
焼酎まだですかぁ?


日本酒  石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り

2010-09-27 21:02:25 | Sake


石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り
石鎚酒造株式会社 愛媛県


酒蔵の位置するこの地は、
西日本最高峰「石鎚山」のふところで名水の町として呼び声の高い
愛媛県西条市にあり、
仕込み水にこの石鎚山系の清冽な水を使用、
西条・周桑平野の穀倉地帯を控えており、
酒造りに非常に適した気候、風土の中にあります。
越智家は、元々隣町の新居浜市大生院にて14代にわたった庄屋でしたが、
その後西条市氷見に移り、
回船問屋を経て酒造業へ転身し、現在に至ります。

平成11酒造年度より、杜氏・蔵人不在のなか、
東京農大醸造科で勉強した蔵の跡取りが
他の厳しい酒蔵で修行を終え自宅の蔵に帰り、
4人の家族中心での酒造りに転換しました。


35日を超える愛情あふれる長期低温発酵、
仕上げは清冽な水にて洗い清められた酒袋に注ぎ、
昔ながらの槽しぼりによりゆったりと搾られました。

蔵元おすすめの緑ラベル純米吟醸。
蔵の商品の中でも一番人気のお酒、だそうです。



原料米   (麹米)徳島県阿波町産 山田錦
      (掛米)松山三井 
精米歩合   麹米50% 掛米60%
日本酒度   +6
酸度     1.5 
使用酵母   自家培養酵母(KA-1)
アルコール  16度以上17度未満


<テイスティング>
外観:淡くオレンジが買ったごく薄いレモンイエロー
   輝きがある 粘性中等度
香り:控えめ アルコール、いよかん、花の香り
味わい:アタックはマイルドでとろりとしたテクスチャーを持つ。 
    オレンジ色の柑橘類のようなさわやかな甘みをもっている。
    きりりとした酸と軽やかな苦味がさらに柑橘類をイメージさせ、
    爽やかさを増しているが、ふくよかな旨みも持ち合わせている。
    いよかんのような爽やかなフレーバーを感じ、
    余韻はアルコールの温かみと甘みが長く続き、
    軽い苦味もあるが、それが消えた後は
    アルコールの温かさがしばらく続きフェイドアウトする。
サンプルの特徴:
    暖かい太陽を浴びた柑橘類をイメージさせる、
    爽やかなお酒だが、わりとしっかりした旨みを持つ余韻も長い。
    おとなしいながらもフルーティな香りを持つお酒なので
    薫酒として提供したい。
適したシーン:花の香りや柑橘の香りをイメージさせる、
       春から初夏にかけての提供が好ましい。
       フルーティで角がない酒質は女性に好まれると思われる。
       女性同士の数名であっさりしたお料理を囲んでの
       食事会などで提供したい。
       日本酒を飲みなれていない人でも楽しめる酒質。
飲用温度:8~15℃
     爽かさをもつお酒なので冷やしての提供が望ましい。
     香りはさほど強くないので
     余り冷し過ぎない温度で提供したい。
     旨みを引き立てるという観点からも
     冷しすぎて旨みの広がりを押さえることが無いようにしたい。
     常温での飲用でも楽しめると思われる。
適した器:爽やかさを演出できる器を選びたい。
     ほんのり淡い色合いも楽しんでもらいたいので
     透明なガラスの器か白磁器がよいと思われる。 
     やや冷えた温度での提供なので、
     指3本で持てる程度の小ぶりのサイズで、
     形状は香りを広げるためにラッパ型のもの、
     もしくは控えめな香りを逃さず楽しめるように
     やや口のすぼまった物があれば使用したい。
相性のよいお料理のイメージ:
     爽やかな柑橘の風味とふくよかな旨みを持つお酒なので、
     柑橘で風味付けをしたお料理や
     シンプルな素材で軽く旨みの出る調理を施したものが
     好相性と思われる。
     食事の始めから中盤まで、
     もしくは軽めのメインであれば最後まで
     通して合わせられるお酒である。
     和食:白身魚のお造り(巣立ちと岩塩)
        冷し茶碗蒸しのウニ乗せ
        白身魚の幽庵焼き、
     洋食:ホタテとオレンジのカルパッチョ、
        かにとグレープフルーツのサラダ、 
        魚介のサラダジェノヴァ風      
     中華:エビチリ、鶏のから揚げレモンソース
        エビシュウマイ
     その他:鶏肉のオレンジ煮


つぶやき

なんだかこんなに立て続けに飲んでるのに
しばらくぶりにおいしいのを飲んだ気がする。

イメージがオレンジ色の柑橘なんだけど、
「あ、伊予柑!」ってひらめいて、
よく考えたら愛媛だし、地酒って感じです。
何言ってるかよくわかりませんが

この蔵、好きです。
家族でがんばっているところとかね。



愛媛県には他に
綾錦
梅美人
などの銘柄があります。

日曜日の晩ご飯② 愛媛県の郷土料理  丸寿司 と じゃこ天

2010-09-26 21:00:14 | Food
愛媛県の郷土料理は丸寿司ってことになってます。
丸寿司とは地元の魚を使って作る、おからのお寿司です。


きゃー かわいく出来上がりました

新居浜地方ではこれを「いずみや」と呼ぶそうです。
当時はすし飯で作ってましたが、
米に恵まれなかった人々は米の代わりにおからを使い
いずみやを作りました。
因みにおからのことを現地では「キラズ」というそうです。
魚はこのしろ、あじ、いわし、さば等をよく使いますが、
鯛やあまぎを使うこともあるそうです。

今回はアジ使用。

おいしいです、これ。
シロハタ寿司もおいしかったし。
おから寿司、
結構お気に入りになりました。


もう一つは、

じゃこ天。

原料は“はらんぼ”、
別名“ほたるじゃこ”という小魚をすりつぶしてあげたもの。

これはデパチカにて購入。

うま~。
すいませ~ん、
焼酎くださ~い