この日のワイン サンタクリスティーナ 2005

SANTA CRISTINA　ANTINORI　2005
産地　イタリア・トスカーナ
格付け　IGT（地酒）
葡萄品種　サンジョヴェーゼ90％、メルロー10％
ミディアムボディ

十二夜であけたワインです。

イタリア、特にトスカーナ州のワインの
代名詞ともいえる葡萄、サンジョヴェーゼが主体。

香りは結構甘い感じ。
でも口に含むと
アルコール分と浮いた感じのタンニンが強烈に襲ってきます。
ミディアムボディというには強烈な口当たり、
かといってフルボディと呼ぶにはなんとも単調な・・・
期待していたより飲みやすさがなかった。

これをマイボトルでキープ。
5日後にまた飲んでみました。
すると少し柔らかくなってはいましたが、
単調なお味には変わりない。

トスカーナのサンジョヴェーゼだったら
他にたくさんおいしいのがあるって感じです。
店でこれが出るときにはデキャンタージュしたほうが
いいかもしれないです。

またまた 晩ごはん＠十二夜

店長が社員として働く最後の日、
そしてなおちゃん最後の日なので
またまた十二夜にご飯食べに行きました。
この日は店長の知り合いがたくさん来ていて、
いつになく忙しい店内。
私はカウンターにてひとりご飯・・・と思いきや、
店の次期店長ユウ君もこの日休みだったのに登場。
2人でまた店の未来について語りながらご飯しました。

まずはおつまみ、グリッシーニの生ハム巻き


もち豚のソテー本日のソースで。
この日のソースがもう無くなっちゃったそうで、
「バルサミコをじゃっとかけてくれるだけでいいですよ～」
とカトシェフにお願いして作ってもらいました。


本日のパスタ、たこと春キャベツのペペロンチーノ。
本日のまかない、鯛めし付き。
従業員特権です

すごいいっぱい食べたので、
カトシェフもびっくりしてました。

今日はホントに絶え間なく人が出入りしてました。
いつもこうならいいんですけどね。

そうそう・・・
この日から新しいホールさんが入りました。
20代半ばの女性、アヤさんです。
系列店でバーデンダー修行していたのですが、
例のべらんめい社長の差し金で
ウチの店に回されてきた社員さんです。
経験者だけにてきぱき動いてました。
これで、私が出られない日に
カトシェフ、ユウ君、不思議キャラ・コノミさんの
3人で営業しなければならないかもしれない危機は
回避できました。
でも調理はやはりできないらしい
ランチを作る人が足りない・・・
まだまだ店の前途多難は続きます。

写真撮るの忘れましたが、
手作りケーキと小さな花束を店長となおちゃんにあげて
帰路につきました。

真夜中の送別会

たぶん10年ぶりくらいに
早朝のススキノをあるきました。

夜バイトの店長、るみさん、なおちゃんの送別会を開いたのですが、
飲食系特有のスタート時間遅い飲み会。
あの店は定休日ないし、
小さな店なのでみんなが出れるようにするには、
店がクローズしたあとに飲み会・・・となります。
あの店のクローズ時間・・・25時。1:00AMです！

しかもいつもヒマなのに
この日に限ってお客がなかなか帰らない。
やっと2時近くになって帰ったのでそれから片付けて、
送別会は朝2時半スタートでした

朝5時まで開いている飲食店で飲んだり食ったり。
そしてしゃべったり。
強烈キャラのコノミさんの話や、
店の今後のこととか・・・・

送別会といっても、
どうしても人が足りないから・・・ということで、
店長とルミさんは
アルバイトとしてしばらくは勤務し続けてくれることになりました。
ホントに5月いっぱいで辞めるのはナオちゃんだけです。

サトルシェフは不定期勤務で
カトシェフは週5日勤務、しかも23時まで。
どうしても調理する人がいない日が出てきます。
私の出勤日が増えそう・・・
ユウ君もコノミさんも調理できないからね。
残りは私。
期間限定なら週5ぐらいでもいいんですけどね。
せいぜい1～2週でしょうな・・・。

そんな話で盛り上がり、
店の外に出たときは
今営業終わったって感じの水商売の男女とカラスでにぎわう
朝日で眩しいススキノ・・・。

タクシーで帰宅して朝5時過ぎから7時まで爆睡、
それから電車に乗って病院に出勤しましたよ、もう。

でた！！またまた強烈キャラ！

やっとユウ君にも慣れてホッとしていた矢先、
新しいホール担当のアルバイトが入りました。
19歳大学生の女子、コノミさんです。
未成年でバーでアルバイトって、
オバサンの私にはちょっとどうかしらって感じですけど・・・

彼女がまた強烈キャラで、
こう立て続けに強烈キャラが来るとオバサンは疲れちゃいます。
彼女は芸能人で例えるなら、
ゆうこりんとかさとう玉緒っぽいぶりっこキャラで、
へんてこな身振りを伴う不思議トークとトロい動きで
人をイラッとさせます。
案の定お酒の名前も食材の名前も
全然知りません。
「一から全部教えて下さい」
とかいってアレコレ聞いてくるんだけど、
いちいちリアクションがデカイからちょっと
教えるにも時間がかかる。

ユウ君がしゃべったのか、
私が英語とかフランス語とか話すと知ってて、
「練習させてください！」とか言って
私に「ボンジュール、マドモワゼル」とか話しかけてくる。
ウザい・・・・。
私はお前の練習台になるために語学を学んだのではない！

私が飾り付けをしたデザートも
客に提供する時の向きを間違えて
手前に来るはずのセルフィーユやべリーが
ケーキの向こう側になっちゃってるし。

病院でバカ相手に奮闘して、
夜バイトでは大人な人たちばかりで癒されると思っていたのですが
これからはそうも行かなくなりそうです。
ここでも一般常識から若者に教えなきゃいけないのか！？

むむ～。

晩ごはん at 十二夜

月曜日は中国語のレッスンのあと
まっすぐ帰宅予定だったのですが、
前夜夜バイト先に忘れ物をしたことに気付き、
それを取りに店に向かいました。

言ってみるとまたまたノーゲストで
店長、ナオちゃん、新しく入ったウザい青年ユウ君が
どんよりムードでただずんでました。
しょうがない、客になってやるか！
ってことでまた店でご飯。
　
サラダとソーセージ盛り。
ビール一杯でで軽く。

ユウ君、1週間目にしてかなりお疲れモード。
テンション下がりまくりでした。
多少テンション下がったほうが話しやすくていい感じです。
お酒の知識は結構あるので
話は合うほうだと思う。
Mキャラっぽいとこもあるので、
突っ込み好きの私には
まあまあいい同僚になりそうかも・・・です

朝ごはん 昨日頂いた手作りベーグル

昨日お宅でご馳走になったEさん、
パン作りも極めています。
基本から応用へそしてオリジナルへと研究を重ねているとのこと、
ほんとに頭が下がります。
昨日はその集大成のベーグルを
みんなにお土産として持たせてくれました。

当然今日の朝ごはんはそのベーグルで。

とても弾力がある。
変な例えかもしれないけど、
骨の中にある骨髄みたいにしっかりと
網目のように生地が起きています。
お味は粉の甘さがすごくわかります。

おいしくいただきました。

お食事会 with 元同僚たち

前に勤めていた病院のスタッフと
定期的にお食事をしていますが、
本日はまたまたお料理上手のEさん宅での食事会です。

いつものようにたくさんお料理作って待っててくれました。
たらふく飲み食いして満足満足。

最近朝ごはん以外うちで食べていないので、
あー私も自分ちでちゃんと料理したいなーと思っちゃいました。
ま、
6月になったらシフト以外の「十二夜通い」もしなくなると思うので、
そのときまで辛抱辛抱。

みんなの近況を聞いて、
私の近況を話して、
楽しかった反面、
「私、いったい何やってるんだろ」
と自分への疑問も生まれ、
何もかも中途半端な自分をむなしく思ったりもしました。

ちょっと疲れているかもしれませんね、私。

先週シャモ料理を一緒に食べたマナ、
今日も一緒だったのですが、
今日のお食事会が済んだあと例の「仕事」をするとのことでした。
私が帰宅した頃彼女からメールが来て
「泣かせちゃいました。ツライです。」と。
うんうん。2人ともツライね。
でも2人ともいつか元気になりますね、きっと。

夜バイトにて・・・

金曜日はだいたい夜バイト入ってます。
今日は25日の金曜日。
給料日だし、今日発売のクーポン雑誌に広告載せたし、
お客さんいっぱい来るかなーと思ったら
そうでもなかった。

今日の料理人はカトシェフ。
彼ははじめは
この店のなんとも中途半端な感じに幻滅してましたが
最近は
決まりがほとんど無い＝自由にやっていい
という法則に気付いたようで、
自分が好きな野菜とかを自由に発注して
盛り付けとか自分流にアレンジし始めています。
いいなー・・・やっぱプロだなあ。

社員候補の26歳男子、ゆう君は
はじけすぎて浮いてしまう自分を
抑えなければいけないことに気付いたようで、
ちょっと扱いやすくなりました。

私はピザをつくったりサラダを盛り付けたり
カプチーノをつくったり・・・。
あとはカウンター席の常連さんの話し相手です。
いままで店長たちがキープしてきた常連さんたち。
店長が辞めたあとも来てくれる人を何人キープできるか・・・。
ま、キープできても私の時給が上がるわけじゃないんで
どうでもいいといえばいいのですが。

この店は調理経験がほとんど無い店長が
365日朝から晩までやってきたこともあって、
在庫管理のシステムが確立されていません。
冷蔵庫に入っている野菜や肉が
いつ仕込まれたものなのか、
店長とルミさんのみが知っている状態。
今までは彼女たちが毎日いたから良かったけど、
6月からは料理人が交代で入ったりするので
誰が見ても何がどこにあって
何がどれくらい足りないのかが
わかるようにしなくてはなりません。
私がそれをカトシェフに提案すると、
彼も同じことを思っていたらしく「全く同感！」と。
それについてあれこれ2人で相談しました。

暇な時間にはアルバイト情報誌をみんなで眺めて
次はどこに行こうかと相談。
みんなに辞められては困るゆう君は
それを邪魔する・・・・
そんな感じの金曜営業でした。

最近は病院でのストレスが大きいので
十二夜で過ごす時間はかなりのストレス解消です。
でもここにいる時間が長いと
自分が好きな料理を作ったりする事ができない。
あまり調理に従事できないなら
うちで好きなものを作っていたほうが
料理の練習になるからね。
最近は毎日の弁当作りが自分のうちでの唯一の料理タイム。
ほんと、どうしようかなあ、この仕事。
ま、次のいい店見つかるまではここで、と決めましたから。

あと、カトシェフのおかげで
今年の8月の調理師試験を受けられるかもしれません。
彼が私に受験資格を与えてくれるかも・・・です。
来週どうなるかはっきりしますが。
もしそうなれば、
試験終わるまで、もしくはカトシェフが店を辞めるまでは
あそこで働かなくちゃ悪い気がする。

う～ん、
ケ・セラ・セラ♪

メニュー ＠ 十二夜

最近食べた「十二夜」のランチ＆ディナーをご紹介。

　ランチのクラブサンドイッチ

　長ネギとスモークサーモンのマリネ風
これとエル・コト・ブランコをいただきました。

　豚肉サラダ

　生ハムと季節のフルーツ

　オードブル盛り合わせ

　豚バラ肉のビール煮

　濃厚焼きプリン

こんな感じ・・・
すごい特別なものってあんまり無いかも・・・
でも最後の焼きプリンは結構うまい。

本日のワイン エル・コト ブランコ 2005

十二夜にてボトルワインをいただきました。

エル・コト ブランコ2005

リオハDOC、スペイン
葡萄品種　ヴィウラ

スペインの北にあるリオハは
スペイン格付けの最高とされる
DOC（特選原産地呼称ワイン）に認定され、
スペイン唯一の『特選』というお墨付きを受けています。

ヴィウラ（ Viura）はスペインの白ブドウ。
スペインのスパークリングワイン（カヴァ）を原料である
マカベオ種のリオハでの呼び名がヴィウラということらしいです。

キリッとしてフレッシュ＆フルーティなワインです。
開けたてはグレープフルーツの皮のような苦味を感じますが、
すこし時間が経つとそれが消えて
また違った味わいに。
魚介にとてもあうワインだと思います。