さてー、
最近は週一回の日曜日更新が当たり前的になっているこのブログ、
パソコンも新調して、
そろそろたまったネタを放出していこうかと。
なにやら精神的にやられていたこの数週間ですが、
やや復活傾向にて
ブログ書く元気がようやく出てきたというのが実情ですが
古いネタから順番に…とも思ったのですが、
途方にくれそうなので、
最近のネタから。
19日土曜日は、
いつものワイン仲間とのワイン会。
2月13日生まれのKさんと18日生まれのOさんのお誕生会です。
いつもお世話になっている、持込み歓迎のワインバー・モンレーヴさんにて。
この日、私はお料理2アイテム準備いたしました。
まずはパティシエ担当といたしましてのケーキ作り。
この度はドライフルーツとナッツのタルトをご用意いたしました。
これがまた大好評でした。
もう1品は南仏の郷土料理、ブイヤベース。
持っていったワインがカシスという南仏のワインで、
このワインにベストマリアージュと言われているブイヤベースを作って
皆さんにご賞味いただきました。
写真はないですが、これまた皆さんにご好評いただき、
時間かけて作ってよいこらよいこらと運んだ甲斐がありました
ほかのメンバーもおいしいお料理&素晴らしいワイン持ち寄って
ワイン会のスタートです。
スターターのワインは、
これまたわたくし持参のドイツのパールワイン(微発砲ワイン)。
これは、
私が昨年のドイツワイン試験にて全体の7等賞になって
表彰された記念のワインです。
試験前にこのワイン仲間たちが試験対策ブラインドテイスティング大会を開いてくれて、
おかげさまで7等賞になりました、と、
皆さんにお礼の振る舞い酒です。
が!
なんと!
ブショネ(劣化ワイン)でした
なんでしょう?
ドイツワイン連盟!
ブショネがわかってこそほんとのテイスティング能力とでも言いたいのでしょうか!?
ってな感じで
ウケる感じのスタートでしたが、
つぎのこちらのワインで挽回です。
先にも紹介しましたカシスという南仏のワイン。
教科書的にブイヤベースとの相性が良いとされており、
自家製ブイヤベースとともに提供いたしました。
さすがのワイン通のメンバーも、
なかなか教科書通りのマリア-ジュを試す機会がないので
この2ショットを大変喜んでくださいました。
ワイン自体は南仏らしいたっぷり感とこれまた南仏らしい後味の苦み。
続いてのワインはこちら。
クロ・デ・ランブレイ グランクリュです。
なんと、
お誕生日フィーバーってことで、
こんな素晴らしいワインの登場。
若さと少しの熟成を感じられる素晴らしいワインでした。
続いては、酔っぱらわないうちに飲み比べを、と、
本日のメインイベントを。
コッリ・オリエンタリ・デル・フリウリ・ピコリット1999
コンドリューの甘口2003
前者はかなりレアなイタリアDOCGワインです。
生産量が少ないので。
いつも高価なワインを提供してくださるS先生が
私たちのリクエストに応じて持ってきてくださいました。
レモンティーや純露キャンディーのような味わい。
お食事にも合わせられる甘さです。
後者は南仏のワイン。
オレンジピールのような味わい。
ん~どちらも素晴らしい!
そして赤ワインへ。
ポムロールで3本の指に入るペトリュスやラフルールを所有しているムエックス社が、
1999年に長年の夢をかなえるべくして、
ペトリュスやヴューシャトー・セルタンと隣り合わせという
ベストポジションにあるポムロールのシャトー・セルタン・ジローを購入し、
畑の一部を売却し、
残った12エーカーにこの『オザンナ』という名のシャトーを造りました。
2000年という良年のためかまだ固くて青い印象。
しかし、これも2万円ぐらいするワインです。
ありがたや・・・・。
サンテミリオンの格付けワイン。
シャトー・トロロンモンド2002
こちらはややこなれた印象。
でもまだやはり若いかな。
いずれの右岸もすばらしかった。
そしてまた白へ。
ドイツ、ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ地区のリースリング。
わかりやすい酸味!
珍しいチェコのワイン。
品種はRyzlinkと書いてありますがリースリングと思われます。
味わいはミューラー・トゥルガウっぽい。
なかなかイケてます。
あと、写真ないですが、
ピュリニー・モンラッシェもありました。
ってな感じで、この度も素晴らしいワイン目白押しの
楽しいワイン会でした。
最近人間関係に疲れ気味の私でしたが、
気の置けない仲間とおいしいワインの緩やかな時間は
そんな私に穏やかな眠りを与えてくれました。
ありがとう。