Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

読書   「森の長城」が日本を救う   宮脇 昭 著

2012-04-30 15:23:49 | Book


ちょうど3月の初めころかな。
被災地の瓦礫の広域処理について議論が盛んでした。

何年までにどれくらい被災地内で処理して、
残りは被災地外に運んで燃やして埋める・・・。

放射能がどうとか、
阪神大震災の時は被災地内で処理できたのに何で東北はできないのか、とか、
なんだかつらかった。
なんか被災地が悪く言われているみたいで・・・。

「瓦礫なんか街の端っこに集められてるんだから復興の妨げにならんでしょ」
とかつぶやいてる人もいて、
一部の被災地だけ見てそんなこと言ってるやつにムカッと来て、
そんな奴とは一緒になりたくないと思って
瓦礫の火災とかで問題になってた山田町まで行ってみたり。

とにかくもっとなんかいい瓦礫を片付ける方法無いのかなって思ってました。

そんなときにこの本を見つけました。
パラパラと開いてみると、初めの数ページにカラーで図解があり、
そこには瓦礫をどのように再利用するか、
どうやって津波の被害を最小限に食い止めるかがわかりやすく描いてあり、
「えーこんなの実現可能なの?」ってすごく興味が湧いて、すぐ買いました。

宮脇昭氏は植物生態学者で、
その土地本来の潜在自然植生、
すなわち、
人間の都合で植え替えられる前にそこに本来生きていた植物の生態バランスの重要性を説いています。

もともと日本の森にはもっとタブノキ、シイ、カシなどの広葉樹が多かったのだそうです。
それが今は人間の都合で植え替えられて広葉樹が少なくなっている。

東日本大震災では、海岸線の多くの松の木が倒されましたが、
本来、松などの針葉樹は根が浅く、防潮林としては非常に頼りないものなのです。

本来、森というのはいろいろな木が混ざって生きているものなのに、
「海には松」と言った景観的な理由や、
「高く売れるから」といった経済的理由で、
同じ木ばかり、しかも根が浅い針葉樹ばかり植えるから、
津波で流されたり、土砂崩れが起こったり、花粉症の人が多くなったりする。

根が深く本来その土地に生きていたいろんな種類の広葉樹と、
ところどころに針葉樹が混ざった自然の森は、
災害に強く、私たちの命や財産を守ってくれるのです。

この度の震災の復興に際しては、コンクリートの強い防波堤と共に、
このような災害に強い森を沿岸部に造って行こうじゃないかと宮脇さんは言っています。

具体的には、ガレキと土を混ぜて小高い丘(マウンド)をつくり、
その上に森を作るのです。
そうすればそのマウンドと根深く強い木々が、
押し波の力をある程度和らげ、
引き波で私たちの大事なものが海に流出するのを防ぐ効果もあります。

この計画については、最初のわたしがそうだったように、図解があるとずっとわかりやすいので、
こちらを参照ください。

宮脇さんはこれについて震災直後から国に持ちかけていたのですが、
当初取り合ってもらえなかったそうです。
その理由は、法令によって震災瓦礫は産業廃棄物とされており、
木質のものは焼却処分しなければならないと定められている・・・と。

しかし今年に入って環境省を中心に宮脇さんの計画が受け入れられ、
実行可能なものになってきました。

実際、先日4月の終わりには、
岩手県の大槌町でこのようなマウンドの上での植樹が行われたそうです。

素晴らしいことです。

もっとこの考えが広がればよいなと思います。

瓦礫はもともとみなさんの生活の証です。
それをどこか縁もゆかりもない遠くに持って行って
ただ時間を無駄にかけて燃やして埋めるのではなく、
地元の土と共に埋めてその上にいずれ我々の子孫を守る森となる苗木を植える。
その森は犠牲者や遺族のための鎮魂の森となるでしょう。

宮脇先生の活動はドキュメンタリー映画になって夏に上映されるそうです。

多くの方がこの本を読んだり、映画を見たりして、
「いのちの森」の計画を知ってくれたらなと思います。

焼酎師匠のお店にて

2012-04-29 23:59:15 | Restaurant/Bar/Cafe
ご無沙汰しておりました、焼酎師匠の店。

最近は行ったとしても2次会とか3次会で満腹&ほろ酔いで行って、
軽く飲んで帰る感じが多かったので、
連休中にでも腹ペコで行ってゆっくり焼酎とお料理を頂こうと思っておりました。

連休前半2日目。
この日は日中軽く体動かして、夕方からワインの試飲会に出かけまして・・・・





そのあとに焼酎師匠の店へ。

結局ほろ酔いで行ったんですがね


焼酎師匠、
そんなほろ酔い腹ペコのわたくしにまずはつまみセットをドンと(笑)





そして、
「いい時に来ましたねー。」
と出してくださったのはこちら。



森伊蔵 10年古酒。
マボロシー 超レア品です

つまみなんでそっちのけで味見させていただきました。
とーってもまろやかでおいしかった。
ありがたや、ありがたや・・・。

さてここからゆっくりお食事&焼酎です。

まずはこちら。

ひとり歩き
ご存じ、ジョイホワイトを使った、宮崎県の芋焼酎。

ロックなんですが、氷の上にほんの少しお湯を落とすことで
ジョイホワイトのフルーティな香りを立たせてくれました。
んー、おいしい。


お次の焼酎は、

長雲 山田川(やまだごう)黒糖焼酎。

黒糖焼酎の中では「朝日」「龍宮」と並び称され、
黒糖焼酎御三家とも言われる3大銘柄の中の一本 「長雲」。
その「長雲」を造る[山田酒造]さんの700本限定の新作。
レギュラー銘柄の「長雲」などは通常、
奄美大島産の黒糖の他に沖縄産のものを併用しているのだそうですが 、
この「山田川」はさらに奄美に根ざしたものをと
奄美大島産のサトウキビを奄美大島で製糖した純奄美大島産の黒糖のみを使っている。

はっきりした黒糖の香り、お味はすっきり。
おいしい!


お料理はこちら。

カジキマグロとキャベツのマヨ炒め

マヨのこってりをすっきりした焼酎が洗い流してくれます。


次の焼酎は、

総杜氏 黒瀬安光 酒造歴六十周年記念
安光物語

明治のころ、
薩摩笠沙の黒瀬集落から焼酎造りの技を体得するために琉球に渡った者たちは「黒瀬杜氏」と呼ばれ、
やがて九州一円の焼酎造りを任され、その技を伝承してきた。
現在その本流の技を体で覚えている黒瀬杜氏は少なくなっているが、
その中の一人、黒瀬安光氏の杜氏歴60年を記念した今回限りの限定焼酎です。

紅さつまを用いて河内菌白麹仕込みした六年貯蔵と、
黄金千貫を用いて河内菌L型白麹仕込みした芋焼酎をブレンドした特別バージョンだそうで。

お湯割りでいただきました。
甘い芋の香り、すっきりしているけど濃厚な深みのあるお味。
あーしみじみ美味しい・・・・。


次のお料理は、

トマトソースのポークチャップ

そしてごはん。

白いごはんに山ワサビ&醤油。
北海道の春のお楽しみ♪

あーおなか一杯になりました。


では、〆にもう一杯!

櫻井おまち 
鹿児島の芋焼酎
芋はコガネセンガン、
麹米に日本酒製造用の岡山県産酒造好適米雄町を使用して黒麹100%にて仕込み。
年に1回発売の限定芋焼酎。

こちらもお湯割りで。
こちらはやはり黒麹だけあって力強い感じでほっこりした旨みがしみわたるぅ。

あー久々に焼酎満喫しました!

不思議なことに、ここで飲む焼酎は何杯飲んでも悪酔いしない。
質のいい焼酎を上手にサービスしてくれるからでしょうね。

こうしてみると、この度頂いた焼酎はすべてレアものや限定品ばかり。
ありがたや、ありがたや。

こういうのをちゃんと分かる人でいたいですね。
とーぜんですよ、焼酎アドヴァイザーですからっ!

また勉強させていただきます。

ごちそうさまでしたー!




晩ごはん ウクライナのお料理、キエフ風カツレツ(もどき)

2012-04-28 21:19:52 | Food
4月26日はチェルノブイリ原発の事故から26年目の日でした。

愚かなわたくしは、昨年まで、
その日についてうっすら意識したかしないかぐらいのスルー状態。

福島第一原発の事故があって初めて原発について真剣に考え始めて、
昨年からはチェルノブイリの日のこともはっきり意識するようになりました。

で、
いつも何かにつけてやってるように、
その日はなにかチェルノブイリのあるウクライナにちなんだものを飲んだり食べたりして
かの地に心を寄せようと思ったわけですが、
冷蔵庫には数日前に作った日本料理の残り物が満載でしたので、
それが軽く片付いた28日にウクライナの料理作るに至りました

ウクライナと言えばボルシチですが、
最近作ったばかりなので、
もう一つ有名なキエフ風カツレツにしようかと。

キエフ風カツレツはハーブバターを鶏肉で包んでカツレツにしたものですが、
今回は冷蔵庫の残り物、行者にんにくをハーブの代わりにして作ってみました



ロシアと言えばライ麦パンなので、
自家製の50%ライ麦入りのパンも添えて。

つけあわせは、これまたロシアと言えば・・・のじゃがいもとリンゴをサラダにして。
いんげんは彩りね。

キエフ風カツレツの特徴は、
ナイフを入れたときに中のバターがジュワーッと染み出てくること。
どれどれ・・・

キター!(笑)

これをパンにつけたりしていただきました。

あー美味かった!

ちなみにこの日の飲み物はこちら。

スミノフというロシアのウォッカをタンサンで割ったカクテル。
はじめて飲みましたが、甘くてお食事向きじゃありませんでした

ほんとはロシアのビールとか探して歩いたんですけど、
その辺に売ってなくて残念でした

ってな感じの、4月26日について思う日でした。

そうだラーメンを食べに行こう @ 麺屋 菜々兵衛

2012-04-28 20:17:28 | Restaurant/Bar/Cafe
例年は3月~4月前半ですっかり冷めてしまうラーメン熱も、
今年はなぜか連休まで続いております。

いつも郊外のラーメン屋さんには行かず仕舞いなのですが
今回はなんとかここに行ってからラーメンシリーズ終了にしようと思っておりました。

こちら。

麺屋 菜々兵衛さん。

住宅街にこの行列です(笑)

食べログ的北海道ラーメン第1位のお店です。
北海道ミシュランのビブグルマン(星は付かないけどハイコスパでおすすめ)にもリストアップされてます。

以前は平日のみ夜もやってたようですが、
今は11~15時のみの営業。
それでもやっていけるんだから毎日すごい数の人が食べに来るんでしょうね・・・。

どうしてそんなに人気なのか、実食しないとなって感じで。

1時間ぐらい並んでもいいように、いつか風がなくて暖かい、お休みの日に・・・と思っておりました。

連休初日、ついに来た!菜々兵衛日和!
JRでサツエキから3駅、その後てくてく15分ほど歩いて参りました。

さて、列に並んで待つこと40分。
やっと店に通されて、ラーメン登場。


鶏白湯の醤油、頂きました。

スープ、あっさりしています。
麺は細めのストレート。
まあ確かにウマイ・・けど、
うーん、うーん・・・
ちょっとスープにコクが足りないかな。

チャーシューはとろっとろで、
シナチクが姫竹の縦割りみたいにびろーんと長くてうまかった。


お会計終わって店出たら、店の前に並び始めてから1時間ちょっとでした。

そしてまた最寄のJRの駅まで15分くらい歩いてJRで3駅の旅。

こんなに時間を掛けて食べに行くほどの感動はなかったかな。

でも鶏スープが好きな人にはたまらないかも。
チャーシューとシナチクだけもう一回食べたい・・・かも(笑)

てな感じで、
ごちそうさまでしたー!

イタリアンバールにて。

2012-04-25 21:24:27 | Restaurant/Bar/Cafe
4月某日、またまたイタリアンバールに行きました。
お目当てはイカ墨のリゾット。

ですが、
その前に前菜的なものを。

金目鯛のカルパッチョ 空豆のマリネ添え

これに合わせていただいたワインはこちら。

ソアヴェ。
もちろんブラインドでいただいたんですが、
アブルツォあたりのトレッビアーノかと思っちゃった。

さてー来ましたよ。

イカ墨のリゾット、ライムの風味。
おいしかったー。
ライムがいい仕事してる。

これに合わせていただいたワインはこちら。

フリウリのTOH!
えー!前にいただいたのとは印象が違う。
もっとナッティな印象だったのにヴィンテージが変わって爽やかになってる。
それこそライムの風味。
リゾットとのマリアージュは最高!
しかし、これがフリウラーノとは・・・・。
またまたブラインド撃沈でした
それでもいつものように、アドリア海側かティレニア海側かだけは当てました
なんでこれだけはわかるんだろなー

またブラインドがんばりまーす。


ワイン仲間のお誕生会

2012-04-24 23:59:56 | Wine
ワイン仲間のお誕生会、
5月の連休中にお誕生日を迎える方の会を前倒しで開きました。


乾杯の泡は、

デル・フィン・デル・ムンド エクストラ・ブリュット
アルゼンチン・パタゴニア地方が産地の瓶内2次発酵。
PN65%、Ch35%で、タンニンしっかりですがほんのり甘みもありおいしいかった。


いつもお誕生会をやらせていただいているワインバーのモンレーヴさんはお料理出ないので、
これまでは、お料理持ち寄りしたり、腹ごしらえしてから集まったりしていたのですが、
今回は、これまたいつもワイン会でお世話になってる「な・ちゅら」さんが
お弁当を作ってくださるとのことでお願いしました。



筍やタラの芽が入った春らしいお弁当でした。


さて、次のワイン。

シレックス ブラン・フュメ・ドゥ・プイィ 2004
故ディディエ・ダグノーがビオディナミで作るプイィ・フュメ。
「畑は約4haほどの広さで粘りの強い粘土質の土壌に大きなシレックスがたくさん転がっている。
 ほとんどが樹齢80年の古木で、
 シレックス土壌からくる鉱物的なミネラルを存分に味わうことができるワイン」
キリッとしたミネラル、しっかりした果実味。おいしいです。


お次は

ヴォーヌ・ロマネ 1級 レ・ショーム 1998 ドメーヌ・ジャン・タルディ
上質のブドウだけを元詰めとし、
残りはメオ・カミュゼやジョゼフ・ドルーアン、ルイ・ジャドなどに売っているそうです。
15年近く経っているのに思ったより若い感じでした。
おいしいなー。


次はこちら。

奥尻 ケルナー 2007
リリース直後は「塩味が強い、塩辛い」という印象が強かったこのワイン、
時間が経ったらどんなもんかと…(笑)
あ、意外とおいしくなってます。
ややシェリーのような風味も出てますが、塩味が薄れて果実味が出てきてます。



ウィリアム・フェーブル シャブリ グランクリュ・ブーグロ 2005
これはもう、文句なしでおいしいシャブリ。
ミネラル、果実味、樽のバランスが素晴らしい。



リースリング グラン・クリュ フェルシベルク 2007
ジェラール・シュレール
おいしいなー。
いつも思うけれど、このアルザスのビオのリースリングを
ブラインドで当てられる自身がない(笑)


お次は赤。

ヒッチングポスト ピノノワール ハイライナー2006
これはわたくしがチョコレートケーキに合わせて
赤い果実味たっぷりを意識して持って行ったワインです。



さて、ケーキの時間です。
お店の方が素敵なプレゼンテーションをしてくださいました。



盛り付けもステキです。


タルト・オ・ショコラ、作り立てのときよりもお味が落ち着いて、
おいしくなっててよかった・・・。

気の置けない仲間との楽しいひと時でした。

タルト・オ・ショコラを焼きました。

2012-04-24 23:59:23 | Bread/Sweets
いつものワイン仲間のお誕生会のためにケーキを焼きました。
今回主役の方のリクエストはチョコレートケーキ。
これまでもガトーショコラとか作っていたので前とは違うチョコレートケーキ・・・
ということで、
タルト・オ・ショコラを作ることにしました。

3層構造とかテンパリングとかめんどくさそうだったので今まで避けていたのですが、
がんばってみようかなと。

パッションフルーツを使うレシピだったのですが、
それをオレンジに変えて、
そのあたりの分量はテキトウにアレンジして作りました。

で、完成。



ほんとは表面をもっとつるりんと、ザッハトルテみたいにしたかったのですが、
案の定失敗しました
デコボコを誤魔化すために金粉かけました

初めて作るので、自分でまず味見しようと、
お誕生会用とは別に、同じケーキのミニサイズを作りました。



で、お味見。

冷蔵庫で冷やす前に切ったから切り口お粗末ですが・・・・。

お味もなんか酸味のバランスが悪くて
混ぜたオレンジの分量失敗したかな・・・と思ったり

でも、半日冷蔵庫に入れて置いたら味が馴染んだのか、
夜に食べたときにはおいしくなってました。
あーよかった。

日本酒 上亀元 純米吟醸亀の尾

2012-04-22 23:40:21 | Sake
これは3月頃に開けた日本酒です。




山形県酒田市のお酒。
酒銘「上喜元」は上質な喜びを生む源になるという意味が込められているそうです。


使用米 亀の尾(庄内自家栽培)
日本酒度  +4
酸度   1.2 
精米歩合 55% 
アミノ酸  1.1
自社酵母使用
 
<テイスティング>
香:洋梨 白い花 柑橘の皮
味:アタックマイルド フルーティ 洋梨の甘さ
  とろりとしたテクスチャー
  酸味やや弱めであとからじわじわと出てくる
  柑橘の皮のようなさわやかな苦み、
  バニラのフレーバー
  余韻長め じわじわ強まってきた酸味と、根菜のような苦味と旨み 
  甘みが最後に残らないのですっきりしている印象。


さわやかでとてもおいしいお酒でした。

日本酒 楯野川 中取り純米 出羽燦々

2012-04-22 23:34:51 | Sake


和食に合わせて日本酒開けました。

山形県酒田市の日本酒です。

使用米   出羽燦々100%
精米歩合  55%
日本酒度 +3
酸度    1.4
アルコール 15-16

<テイスティング>
色 薄い黄色
香 リンゴジャム 桃 大福もち 炊き立てのごはん
味 アタックマイルド 桃のような甘み  
  酸味は中等度で丸くじわっと広がる 冷やすとさらに柔らかに。
  根菜のようなほっこりした苦みがじわじわ広がる 
  米を咀嚼したときのような旨み
  余韻 苦みと米の甘み あまり長く続かずドライフィニッシュ。 


春のお料理に合わせるってことで吟醸酒が良かったんですが、
手持ちのはもう全部純米酒だった

このお酒は純米ですけど華やかでおいしかったです。

日曜の夕ごはん 春の食材を和食で@おウチ

2012-04-22 23:25:14 | Food
日曜日、やや遅く起きて、
まず取り掛かったことは出汁とること(爆)
この日は和食フルコースやっちゃおうと思っていたので
朝から仕込みです。

区切りのいいところまでやって途中出かけようと思っていたのですが、
もう夢中になっちゃって出かけるの中止。

で、4時くらいから食べたり作ったりスタートです。



先付 胡麻豆腐の桜あんかけ
もちろんくず粉で胡麻豆腐作りましたよ。
おいしくできた。
餡がまたいい感じでした。



椀物 筍真丈のお椀
筍のすりおろしとホタテで作った真丈が激ウマだった・・・。



向付 真鯛とブリとヤリイカ
これはスーパーの刺し盛りです(笑)



煮物 高野豆腐とわらびの含め煮
これも美味かった。
わたくし、高野豆腐大好きなんです!
っていうか出汁をいっぱい含むものが好き。がんもどきとか。



揚げ物 季節の野菜の天ぷら
内容は、紫アスパラガス、筍、うど、行者にんにく、ふきのとう、新生姜。
上手にサクッと揚がりました。



焼物 桜鯛のふきのとう味噌焼き
ふきのとう味噌も上手にできましたよー。



八寸・・・的なもの(笑い)
ここまで来て、なんか余った食材でつまみ作ろうかなーと思って、
テキトウに。
葉ワサビの白和え、ホタルイカの酢味噌和え、筍の土佐煮、山ウドの皮のきんぴら。


さてーご飯が炊けましたー!



桜海老の炊き込みご飯です!
あんまり興奮して写真撮る前に少し混ぜちゃいました(笑)



食事に香の物つけるの忘れた(笑) 
この味噌汁で出汁全部使い切り。
あーよかった。 
桜海老のごはん美味かったなー。


そして、

菓子 白玉ぜんざい
大納言小豆に黒蜜をかけていただきました。
桜の塩気もアクセントに。


あー、すごいことになりましたねー。
我ながらがんばったなーおいしかったなーと自己満足です。
胡麻豆腐とか久しぶりに作ったなー。
天ぷらも久しぶりだったけど上手にできた。
和食やさんで調理の仕事していたときに
こういうのちゃちゃっと作るのを身につけたんですが、
たまにひと通り作っておかないと手先が鈍りますからね(笑)
よい練習になりました。


まだまだ空豆とか食べたい食材たくさんあるので、
またなんか作りたいと思います。
今度は小出しでね(笑)