SELBACH-OSTER
ZELTINGER SONNENUHR
RIESLING KABINETT TROCKEN & HALBTROCHEN 2004
産地 ドイツ,モーゼル・ザール・ルーヴァー地区
品種 いずれもリースリング100%
アルコール トロッケン11.5%、
ハルプトロッケン11%
ドイツのワインはいろんな品質等級があって
ちょっと混乱中です。
このワインの格付けはQ.m.Pのなかのカビネット、
そんなに甘くないタイプです。
同じ作り手のカビネットでさらに
トロッケン(辛口)とハルプトロッケン(中辛)と
分けてあるワインがあったので
2つとも買って飲み比べてみたわけです。
しかし!
ハルプトロッケンのほうは
ブショネ(コルク臭が移って悪い状態)でした。
そこで、
前からやってみたかったブショネ対策を試してみることに。
デキャンターなどにサランラップをいれて
ブショネワインを注ぐと、
ブショネの原因物質を
ラップの構成物質が吸い寄せてくれるとか。
デキャンターがないのでコーヒーポットで代用。
うん確かに、
まずくて飲めなかったワインが飲めるレベルになってます。
不思議ですね~。
さて、お味ですが、
どちらもピリーっと微発泡の刺激があります。
トロッケン(辛口)のほうは青りんご+アルコール香があり、
酸味が強い。ピリッとくる酸味、ピカントって言うのかな。
これはモーゼル地区の特徴らしい。
ハルプトロッケン(中辛)のほうは、
香りは・・・・ん~・・・
よく言えば木の香、
でもこれはやっぱりコルキー(コルク臭)なんだろうな。
サランラップで浄化されたお味は
軽めのピカント、トロッケンよりあと味が甘い。
なるほど、辛口と中辛の違いをを感じることができました。