Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

またまたお天気が悪くて・・・・

2013-08-31 22:02:02 | Food
この週末は当初、
奥尻に行ってみたいなーと思って土曜日に有給休暇を取っておりました。

津波の被害から今年で20年の奥尻島。
どのような復興の足取りをたどったのか興味があり、
年内に一度訪れたいと思ったのです。

しかーし!

土日の2日間では十分まわりきれないということが分かりまして・・・・

しかも前の週末の登山の予定が悪天候によりダメになっていたので、
この週末は登山、しかも2日あるから小屋泊縦走にしようかな・・・、
なーんて目論んでおりました。

で、小屋で食べるものを下ごしらえして冷凍パッキングしていたのですが、
なんと!
またまた天候不順の予報・・・・

ギリギリまで天気予報とにらめっこして、
やはり無理せず中止にしようと決断しました


で、
山小屋での夕食用に準備した食材を、
この日の晩ごはんにしちゃいました



なにもコッヘルと山用ストーブ使って調理しなくたってよかったんですがね
秘かに山小屋でこうやって食べるの楽しみにしてたもんですから、
なんとなく・・・・

鶏肉のトマト煮とごはんです。
赤ワイン付き。
缶詰も買ったんですが、それはいつかのためにとっておきました

まあ、普通においしかったです。

数年前は結構頻繁にこういうのやってたんですけどねー。







そして日曜の朝。

なんとなく時間を持て余して、パンを捏ねて焼きました。

そしておもむろに、
羊蹄山の麓のB&Bグズベリで買ってきた、
手作りの雪の下にんじんジャムをつけていただきました。





甘くておいしかったー。
ジャムの中にレーズンが入ってるのがアクセント 


今年はもう泊まりで縦走する時間がないけど、
来年はぜひやりたいなーと思いつつ、
屋内で静かに過ごした週末でした


お天気が悪いので、馴染みの店でまったりと・・・・。

2013-08-24 22:56:36 | Restaurant/Bar/Cafe
今年は9月に富士山に登る計画を立てていまして、
その練習も兼ねて結構山登りしているんですが、
この週末は北海道の屋根、大雪山系に登りたいなーと思ってました。

が!

このところ週末お天気崩れることが多く、
案の定


ということで、
なんとなーく久しぶりに馴染みの店でまったりと過ごすことにしました。



いつものイタリアンバールへ。
山ガールのオーナーソムリエールと登山話をしながら
美味しいお料理とワインいただきました。



チーズムースを詰めた 花ズッキーニのソテー ラタトゥイユ添え

花ズッキーニ、久々に食べたー。
おいしかったな




栗いんげん豆のピュレを詰めた フランス産 ウズラのロースト

柔らかいウズラ肉。
疲れた体に優しい肉料理です

ワインはいつものようにソムリエール一任、
マリアージュ重視で出していただきましたが、
何をいただいたかは失念・・・・


いつもは前菜、パスタ、メインとペロリ食べちゃうんですが、
なんだか仕事疲れとあれこれバタバタ疲れで、
いまいち胃が活発でなくて、
あとはデザートで・・・・


 
巨峰のセミフレッド

おともは、
シチリア産オレンジ&マルサラ酒、Wシチリアが奏でる、柑橘香る冷たいカフェ。

たまにはこういう組み合わせもいいよね


美味しくいただきました。
またお邪魔します





なんだか疲れてはいたのですが、
せっかくススキノ来たんでもう一軒。

これまたけっこうご無沙汰の焼酎師匠の店へ。

あんまり調子よくないんで1杯だけ、とっておきを飲んで帰ります!
といったら、
やはり師匠、わたくしの好みをよくご存じで、
こんなの出てきました!


きろく 玉茜 25°

九州144号という橙色で丸い球形をした芋「玉茜」と白麹で仕込んだ超限定品の芋焼酎。

おいしい・・・・
華やかで複雑な香味です。
デザートというか、〆にぴったり!


珍しくこじんまりとした外食でしたが、大満足の雨のサタデーナイトでございました

最近のおやつたち⑮

2013-08-21 21:19:56 | Bread/Sweets
三陸で買ったおやつシリーズ。

今回はイカせんべいです。

イカせんべいって、
わたくし的には宮古の「菅田のいかせんべい」しかないと思ってたんですが、
いろんな町を歩いて、
岩手沿岸のどの町にも
それぞれのイカせんべいがあるということを知りました

そうなると、いろんな町のイカせんべいを食べ比べてみたくなるんですねー




宮古名物菅田のいかせんべいと
田野畑村の三正堂のいかせんべいです。


菅田のイカせんべいはきめが細かくてツルっとしててかたくて噛みごたえがあります。
田野畑のはきめが粗くて柔らかいというかザクザクした食感。

どちらもそれぞれイカの風味がしっかりしていておいしいんですが、
菅田のほうが上品というかなんというか・・・・。
「元祖」って書いてあるしね


他の町のもいろいろ買ってみようっと




お盆休み ③ 岩手山

2013-08-17 22:40:26 | Sports/Fitness
お盆休み3日目は、またまた登山!
おなじみ、岩手が誇る南部富士、岩手山2038mへ、
妹といっしょに登ります。



お天気イマイチだったんですが・・・・


麓に着くと上までくっきり見えました



駐車場にはすでにたくさんの車。
さすが登山ブームです。
毎年お盆に登ってますが、
今までで一番混んでる気がする・・・・。



それでは、行きましょう。

8時50分、入山です。


第一関門は0.5合目までのロングアプローチ。

慣れない人は、やっと見つけた最初の標に「0.5合目」と書いてあって、
「1合目じゃないんかい!?」とガックリするのです(笑)

いつものように上りは新道、下りは旧道を選択。


このあと森を抜けて、


見晴らしのいい階段続きを登り、

溶岩の山肌をのぼり、また森に入り・・・・

晴れていればこの辺りで一昨日登った姫神山が見えるはずなんですが・・・・

ご覧のとおりガスで何も見えません



7合目の手前で、昨年は見なかった梯子が掛けられてました。
登山道の手入れも大変です・・・・。
ありがたい。


はい7合目。

頂上、雲かかってます


はい、8合目。



山小屋にて腹ごしらえと防寒対策。
携帯ストーブとコーヒーセット持って来てたんで、
ホッと一息。


さて、それではガスで真っ白の山頂へ、
行ってきましょうかね


風が強い!
ガンバレガンバレ。

下ってきた男性が、

「頂上、すごい風! 台風並みだよ! 気を付けて!」と。

ひー

まあ行くしかない。

よいしょよいしょ。

とりあえずお鉢に着いたー!


真っ白だー!

ほ、ほんとだ・・・。
台風みたい。
すごく足踏ん張ってないと外輪に飛ばされそう!


山頂に行くにはここからお鉢半周しないと・・・・。


あー。
何にも見えないから、
いつまでたってもたどり着く気がしない・・・。
妹と寄り添い、なんども立ち止まり、踏ん張って飛ばされないように・・・・。


ようやっと到着!




今年は山頂でコーヒー入れて飲もうぜ!って言ってたんですが、
ムリムリ

さっさと撤収!





ある意味神秘的・・・。
このまま歩いて行ったらどこか異次元の世界にたどり着きそう


つか、実はとっても不思議なことが起こりました。

妹の帽子が強風で飛ばされちゃったんです。
すぐに辺りを360度見回したり、
しばらくコースアウトしない程度に探し回ったんですが見当たらず、
もうあきらめて前に歩き始めたんです。
そしたらまた強風がビューっと吹いたんで顔をいったん下げてまた挙げた瞬間、
私達のすぐ目の前に妹の帽子が落ちてたんです!

キャー
なにこの奇跡

山の神様ありがとう!


そして9合目まで下りて上を見上げると・・・・

なにコレ!
晴れてるじゃん


まあ、これも山です・・・・


風も少し和らいでいたので、
ゆっくり景色と花を眺めながら8合目まで下りました。













はい、8合目。
感謝感謝。

つか、また真っ白!
ちょっと休んでいこうか。

と、またまた山小屋でコーヒーブレイク。

そしてガレ場続きの旧道を下りました。


妹さん、膝が痛くなり大ブレーキ。
わたしは登山靴のソールがもうすっかりすり減って引っかからないので
何回もコケました

そして17時17分、登山口に戻りました。

あーお疲れ様。
この度もよい経験をさせていただきました。
山の神様ありがとう。


実家に帰ってゆっくり休みました





そして4日目も夕方までのんびり実家で過ごして、
また夜行列車で札幌に戻ろうと思っていたら、
けっこうな大雨が降っていて、
まさかと思ってJR運行状況を調べたら、
函館の近くで土砂崩れが起こり、今夜の夜行は運休とのこと

どーしよー
明日から仕事なのに・・・・・

ものすごい勢いでいろんな交通機関を調べて、
このままこの日のうちに東京に行って1泊して
朝イチの飛行機で北海道に飛ぶのが一番早く職場に着く方法だと判断し、
急遽、新幹線で上京


宿は朝イチでモノレール乗ること考えて、もちろん浜松町で。


夜11時にプチ観光
増上寺と東京タワー。


そして翌朝。

東京湾に昇る朝日

ということで、
羽田から飛んでまっすぐ職場へ。


あーお金かかった・・・・


ドタバタで終了したお盆休みでした

お盆休み ② 映画「ガレキとラジオ」

2013-08-16 22:39:12 | Movie
お盆休み2日目は映画を見に行きました。



ガレキとラジオ

2012年製作のドキュメンタリーです。

東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町で、
避難所となっていた体育館の廊下の奥、カーテン1枚で仕切られたスペースをブースに、
津波で流された防災無線の代わりに被災地で暮らす人々に災害や支援情報を届けていた
「FMみなさん」のスタッフを中心に、
南三陸町の人々の心の動きとつながりを描いています。

「FMみなさん」のスタッフはラジオとか放送局なんてはじめての
素人さん達ばかり。
失敗もたくさんありましたが、町民のため・・・と
慣れない機械操作やインタビューをたどたどしくやっている姿が印象的でした。

みんな被災しているのに、みんなちょっとずつ今まで出してなかった力を出し合って
過ごしていたんだなーって思いました。
これからもずーっとそうしていけるといいですね。

(「FMみなさん」の放送は2013年3月をもって終了しました)




さて、映画が終わって夕方には、
盛岡の送り盆行事「船っこ流し」をみにいきました。

お盆で使った札や飾りを町内会や寺ごとに提灯などで飾った船に乗せて川に流して供養します。


北上川の川原にはたくさんの船っこと見物客・・・・。


ゆっくり見るには飲み物飲み物・・・・と出店でビールをゲット




威勢のいいお兄さんたちが出てきました。



順番に船を川に運び、少し流したあと、火をつけて燃やします。


全部の船を見ている時間がなかったので
これにて撤収


翌日は登山。


毎年恒例、岩手山へ。

お盆やすみ ① 姫神山

2013-08-15 18:19:15 | Sports/Fitness
お盆休みです。
4日間取れました。


いつものように夜行列車乗り、新幹線に乗り継いで実家最寄りの駅で下車。

実家に真っ直ぐ行かずに、
寄り道しました。


姫神山。

子どものころからサクッと登ってた近所の山、1124mです。

なんとなく、5年ぶりくらいに登ってみようかなと


いろいろ山の神話があって、
この姫神山は、岩手県で一番高い南部富士こと岩手山の奥さんだったりします
女性的でかわいいフォルムですもんね。





ポピュラーな一本杉コースから、
8時15分、行ってきます。






ほどなく樹齢250年の一本杉に出会います。



一本杉のほとりには湧水。


ほどなく5合目。



ほどなく8合目。


かすんでますが、岩手山が見えてきました。



はい9合目。

岩場コースと土場コースに分かれてます。
わたしはもちろん岩場コースへ


着きました。

9時10分。1時間かからなかった(笑)




霞が濃くなってきました・・・。
風が強い!

誰もいません


今回はガスとか持って来ていたんで、
朝ご飯食べることにしました。

山頂でコーヒー。
最高です。


お一人、山頂到着。
福島からの方です。

岩手県南からのお二人も。

みなさんと震災や復興のことについて語り合って1時間ちょっと・・・・
そろそろ下山しますかー。


立派な杉が育つ森です。



はい、11時下山。


早い早い


子どものころからこの草原でピクニックしたり鬼ごっこしたりしました。
家からここまで5~6キロ。
よく歩いて来ましたねー


気持ちが良い登山でした。





自宅でカレー ② サグチキン

2013-08-13 23:18:08 | Food
自宅でインドカレーシリーズ。

この日はエネルギーまだ残ってたので、
ほうれん草を茹でてフードプロセサーでガーッと。



サグチキン。


なんかねー。
味はいいんですけど、見た目がねー、納得いかない。

カレーもですが特にナンがねー。
市販のナンミックス使ってるんですが、
なんかもっちりふわふわにならず固くなっちゃう。
ミックス使わないで一から自分で作ったほうがいいねこれきっと。


またがんばりまーす

夏といえば、恒例の臓物料理

2013-08-10 23:16:07 | Restaurant/Bar/Cafe
冬はジビエ、夏は内臓料理、
これ、もう季語にしちゃいましょう(笑)


ということで、恒例のラ・トルテュさんでの臓物コースディナーです。
お友達と一緒に行ってまいりました。


ワインはいつものようにオーナーソムリエさん一任で
一皿ひとワインのバイザグラスで。


まずはシャンパンで喉を潤します。



おつまみとともに・・・・。
ケークサレにもなんだか内臓系入ってました







さてアミューズその①

豚肝臓の温製フラン コンソメロワイヤル風
ウマい・・・
おかわりしたいくらい







アミューズその②

牛丸腸のタルトレット シェリーヴィネガーのソース
ホルモンがこんなにおしゃれなディッシュに
食感が楽しい

お料理に合わせて出てきたワインはコチラでした。








次のお料理に合わせるワインはコチラ。


前菜その①

羊内臓のクロメスキ オーツ麦風味、ラタトゥイユとスコッチ。

割ってみると羊の内臓がゴロンゴロンと。

これは羊好きにはたまりません







お次のワインとお料理はこちら。



仔牛腎臓と豚睾丸のコンフィ サラダ仕立て、サマートリュフ風味。
こ、これは!
さすがトルテュさん、ガンガン攻めてきます


さすがにちょっとクセがあります。
ワインがすすみます。
チュルンとした食感。








次のワインはこちら。


そして一緒にいただくメインはこちら。

牛タンの煮込み フォアグラのポワレ添え 赤ワインソース
やわらか~。








お口直し。
ブータンノワールのプディングと薔薇のゼリー。



これ、大好き







デセール。

ガトーバスク キルシュ風味の赤い果実のコンポートとたっぷりの生クリーム







小菓子とハーブティー。



いつもの小菓子の中に潜んでおりましたのは、
鶏のトサカのトリュフ!
さすが、最後まで攻めてきますねー
グミみたいな食感です。




この度も大満足いたしました。
こう攻められると、受けて立つぞ!って思っちゃいます(笑)
もうスポーツみたいです(爆)

またよろしくお願いします

広島の日と長崎の日

2013-08-09 21:15:19 | Food
8月7日は広島に原爆が落とされた日、
8月9日は長崎に原爆が落とされた日です。

それぞれの日、広島と長崎のことを考えました。

そして晩ごはんはその土地の郷土料理をいただきました。

広島焼き。



長崎皿うどん。



また行きたいですねー、沖縄、広島、長崎・・・・




夕陽のワイン

2013-08-06 23:14:17 | Wine
8月のある日、パエリヤを作りました。



29㎝のフライパンにドカンと米4合分!

何のためって、
仲間内でスペインワインの会を開こうってことになったので。

スペインワインの会なら、
せっかくだからスペイン料理がいいですね、
私がパエリヤでも作ってきますよー♪
と、いつものノリで口が勝手に動いてしまいました


今回のスペインワインの会は、
漫画「神の雫」がきっかけ。

漫画の中で、
「このワインは太陽とともに去りゆく風である」
と表現されたワインを主人公が探していきます。

これはスペインの夕陽のイメージなんじゃないかってことで、
いろんなのを飲んで、どんな夕陽だ、あんな夕陽だ、と議論しつつ
いろんなワインを紹介しているんですが、
わたくしのワイン仲間に、
それらのワインをコツコツと集めておられた方がいまして、
それらを一気に味わっちゃおう!という会なのです。

マニヤックなワイン仲間さんに感謝です


さて、当日の夜。
会場はいつものモンレーヴさん。



まずはスペインのスパークリング、CAVAで乾杯。


メストレス ブリュット ナチュレNV
チャレッロ35%、パレリャーダ30%、マカベオ35%。

これは夕陽のイメージではないのですが、
マンガの中で
「スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿、ライオンのパティオのイメージ」
と紹介されています。

おいしいー。
夏なのに、これが本日唯一の白ワイン・・・
夕陽をイメージするワインの会なので当然あとは赤ばかりなのです



さて、赤ワイン・・・の前にお料理紹介。


お店から前菜数種類。



そしてトッピングものっけたパエリヤ。



他、タパス2種も作っちゃいました。

レバーのシェリ―ビネガー煮。


じゃがいもとタコの煮物。



7名参加ということで8名分のパエリヤを作ったんですが、
当日1人減って6名!
それでもお料理完売で、よかったよかった



ということで、ようやくワインのご紹介




主人公たちが「第11の使徒」を探す旅の途中で出会ったワインたちです。

まずは「グラナダの夕陽」をイメージするワインから。


ウルトレイア・デ・バルトゥイエ 2010
DOビエルソ
メンシア100%

「ここはアルハンブラ宮殿のパティオ。
 アーチから見た夕陽は一枚の絵画のように美しい・・・・」

「立ち去ろうとする夕陽をただ目線で追い求めるうちに
 背後に迫る夕闇を忘れいつまでもその余韻に身をゆだねている・・・・」







そして、その夕日が沈んだあとの光景のワイン。


アルスヘリピンス 2006
DOペネデス
スモイ90%ガルナッチャ10%

「太陽は山影に沈み、空は燃えるようなオレンジからゆっくり紺色へ・・・」

「アルハンブラ宮殿の西のアーチからは
 沈みきった夕陽が残した残照がほんのわずかだけ注がれ、
 東のアーチからは静寂の闇の中に浮かぶ白い月・・・」



この2つ、
もし何の情報もなく飲んで、
凡人が夕陽をイメージできるかどうかはわかりませんが、
はっきり言えるのは、
1本目のほうは太陽のあたたかさを感じ、
2本目のほうが確かに温かさのあとに冷たい空気が流れてくる余韻がある・・・。

グラナダの夕陽は見たことがないですが、
このワインのイメージからすると
そうとうギラギラと力強い夕陽なんだろうな・・・・








この2本にたどり着くまでに主人公は
様々な夕陽のイメージのワインを味わいます。



デ・バルドス・アルツ・ティミカ 2005
DOリベラデルデュエロ 
ティンタ・デル・バイス90% CS10%

「南国のリゾートで幸せそうな恋人たちが
 オレンジに燃える夕陽を眺めながら厚く抱擁している・・・・」

「熱い抱擁だけどとろけるような甘い記憶だけではない。
 この二人には人に言えない秘密がある・・・・」








ブラオ 2009
DOモンサン 
カリニェナ53%ガルナッチャ45%

「草原・・・・
 霧の向こうに夕陽があります。
 草いきれと花の甘い香りが夢に誘うようだ・・・・」

「今まさに沈もうとしている儚い夕陽・・・
 しかし沈みそうで沈まない。
 いつまでも暮れなずむ空に
 大きな鳥の影が美しい歌声を響かせながら横切って行く・・・・」










エスペルト 2010
DOエンポルダ 
カリニェナ・ガルナッチャ他

「夕陽の街角でおやつ代わりにチェリーをほおばる子供みたいなワインだ・・・・」

「陽気で楽しくて笑い声も聞こえて動きがあって・・・・」










そして最後は、
登場人物の一人が「これは夕陽のイメージがある!」と思ったけど、
じつはそれは「朝日」だった・・・というワイン。


エル・オンブレ・バラ 2010
DOヴィノス・デ・マドリッド ガルナッチャ100%

「このワインい感じる風は、眠りから覚め太陽を待ちわびている・・・・」






スペインワインばかりこんなに飲むのは初めてかもしれません。
どんどん生産地も増えて、繊細なワインも増えていますよね。

ちょっと戦略練って勉強しないと
どんどんおいて行かれちゃいます・・・

とても刺激になるワイン会でした。
感謝感謝