16時過ぎに京都着。
馴染みの三条京阪界隈に宿をとっていたのでチェックインし、
ちょっと平安神宮にお詣りに行こうと急いだのですが、
夜のお店の予約時間も迫っていたので途中で断念
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神宮道から大鳥居に「また来るねー」とご挨拶して、
馴染みのお鮨屋さんへ。
約一年ぶりに大将にお目にかかり、
大変楽しく美味しいひとときでした。
店を出たのが22時過ぎ。
モルトの店2つ教えてもらっていたので、とりあえずひとつは行かなくちゃ!
どちらも木屋町。
どっちいくかな・・・。
まずは王道からかな・・・。
と、てくてく歩いてこちらへ。
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バーK6さん。
大箱でスタップも多く、多くのバーテンダーさんを育てていらっしゃる安定のお店。
2階は一般用、下が会員制とは聞いてたんですが、
2階だけでも結構広く、カウンターがいくつかあって、
バーテンさんもうじゃうじゃいて、みなさん若くてノリがいい感じ
ああ、ちょっと来る場所間違っちゃったかなー
まあ座っちゃったんで、
スコッチシングルモルト、スッキリ系とお願いしたら、
グレンタレット、トバモリー、レダイグを紹介されたので、
せっかくだからトバモリーとレダイグを比較試飲することにしました。
同じ蒸留所で作られているけどタイプが別のモルトなので。
ポンと出されたボトルでこういう飲み方しようと選択できるのは
お勉強の賜物ですね
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リキッドサン トバモリー 20年 1994-2014 48.5%
<リキッド・サン・ウイスキー社>
リキッド・サン・ウイスキー社はドイツ・リンブルグ近郊で
クリスチャン・クロフト氏を代表として2009 年に設立され、
特定の顧客向けのウイスキーの販売を主としてます。
設立間もない会社ながら、
熟成年数を経た年代の樽を中心とした良質の在庫を購入している。
リンブルグでは、
ドイツ国内のみならず今や欧州を代表するウイスキーイベントとして知られる
「リンブルグ・ウイスキーフェア」が開催され、
その他にも年間を通してウイスキー関連の大小の活動が多く行われている。
<トバモリー蒸溜所>
マル島にあり、蒸留所の創業は1798年。
地元の商人ジョン・シンクレアによるもの。
蒸留所は現在に至るまでに何度も所有者が変わっており断続的に操業されてきた。
1990年代までのトバモリーはジュラやタリスカとのバッテッドモルトとして流通していたが、
バーンスチュアートの所有以降10年熟成のシングルモルトが発売。
1989年頃に生産再開された頃の原酒で、
ライトな中に一定のピーティーさが含まれているが原料麦芽にはピート焚きしたものではなく、
使われている仕込水にのみ由来している。
また、ピート焚きした原料麦芽を使用した原酒はレダイグの名前で販売されてる。
<テイスティング>
香:麦 軽くスモーク、ミント、南国フルーツ、
味:甘い麦、はちみつ、ブラッドオレンジ、あまく上に広がりびりびりに変わる、
余韻中くらい、びりびり残る、麦、アルコールの甘さ、ドライフィニッシュ
アイランズってわりと麦麦している印象だったけど、わりとフルーティだった・・・。
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スピリット・オブ・スコットランド レダイグ 14年 1990-2004 58.6%
GM社の「スピリット・オブ・スコットランド」は、
シングルカスク、ノンチルフィルター、ノーカラメルカラーリングのシリーズ。
ジャパン・インポートシステム向けに瓶詰された
シェリー・ホグスヘッド熟成のレダイグです。
<テイスティング>
香:酒精強化、ナッツ、ゴム、炊いたオートミール、
加水でスモーク、牛のえさ、わら、かるくピート
味:ナッツ、はちみつ、びりびり、上に張り付く、麦、
加水でカラメル、余韻長い、びりびり、カラメル
麦とシェリ―樽しか感じなかった(汗)
前にレダイグ飲んだ時もピート感わからなかったけど、
今回もすんごく探しに行かないと見つけられなかったなあ・・・。
「お詳しそうですね」と中堅ぐらいのバーテンさんに話しかけられ色々話していたら、
「明日から改装工事でひと月ぐらい休店になるので、
今日は常連さんがたくさんいらして・・・」と。
ああ、だからちょっとみなさんゆるーい感じだったのかしらね。
最後にはオーナーの西田さんも私のいるカウンターに来てくださり、
写真で見ていたお顔を拝見できてやっとK6にきた実感が沸きました
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あーよかった。
ありがとうございました。
日付が変わる前に店を出ました。
なんか満足感得られなかったんでしょうね、私・・・。
これで帰る気にはなれず、
翌日朝4時半起きなのにもう1軒行ってしまいました
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所詮王道は歩けない人間なんです
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ラム&ウイスキーさん。
名前の通りラムとウイスキーがあります。
ほの暗く静かな店内、マスターお一人でやっておられます。
窓からは鴨川が・・・。
ステキです・・・
カウンターに向かって右にラム、左にモルトがひな壇状態にズラリ。
リストもあるのでわかりやすい
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目移りしちゃうんですが、まずは大好きなクライヌリッシュから。
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TWE ザ・シングルモルツ・オブ・スコットランド クライヌリシュ 34年 1972-2007 50.5%
ザ・ウイスキー・エクスチェンジ(TWE)社は、
ウイスキーを中心とした商品を1,200種類以上もの取り扱いを誇る専門商社で、
ロンドンに英国随一といわれる専門店を構えている。
「ザ・シングルモルツ・オブ・スコットランド」シリーズは同社を代表するブランド商品。
<テイスティング>
香:リンゴ ゴム ろう はちみつ 梨 ミント、潮風、芝、軽いピート
味:ややとろり 上に張り付く、リンゴ、塩味、スモーク、麦、
余韻長い リンゴの皮、潮風、ながーく続く
ついに来ましたねー。72年。クライヌリッシュの当たり年。
爆発的な華やかさって感じではなかったですが、
クライヌリッシュらしさ満載、そうそう、これこれって感じ(笑)
飲みながらニヤニヤしちゃう感じです
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あと82年も当たり年なんですよねー。
いつか出会えるかなー
お次は、マスターと話してたらなんとなくレアモルトの話題になって、
その流れでこちらを飲むことになりました
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まだ飲んでない蒸溜所のシングルモルトだったんでちょうどよかったです。
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レアモルト ティーニニック 27年 1972-2000 64.20%
<ティーニニック蒸溜所>
ゲール語で「川のほとりの家」を意味する名前のティーニニック蒸留所は、
ロス州アルネスの町を流れるアルネス川の西岸にあり、
川を挟んだ向こう岸にはダルモア蒸留所が建っている。
土地の名士だったキャプテン・ヒューゴ・マンローが
自分の土地に蒸留所を建設したのは1817年。
ほとんどがVAT69やヘイグ・ディンプルなどの有名なブレンデッドに供給され、
1830年代には創業当時に比べ生産量が30倍になっていた。
創業者のマンローの死後、蒸留所の経営は子孫に引き継がれたが、
1898年に買収され、1933年にSMDの傘下となり、現在はUDV系列。
ポットスティル4基から、1962年、1970年、1973年、1975年と増設・改装をしたが
1980年からは徐々に休業状態となり1984年には完全休止。
1991年、操業再開された。
主にブレンド用の原酒として重用されたティーニニックは
長い間シングルモルトとしてボトリングされなかったが、
1992年に「花と動物シリーズ」のラインナップのひとつに加えられて以来
徐々に目にするようになっている。
<テイスティング>
香:シナモン アルコール、
加水でミント、ジンジャー、シナモンスティック、ブラッドオレンジ、塩味
味:麦、上にびりびり張り付く、
加水でチョコレート、スパイス、ナッツの皮、麦、
余韻中くらい、びりびり、ゆでピーナツ、麦の甘さ
シブい感じのハイランドモルトですな・・・。
さて、夜も更けましたがまだ飲みたいのはいっぱいあります。
どうしましょう・・・。
悩ましいけどこれで今宵は最後にしましょう。
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エインズリー
Ainslie’s Specially Selected Very Old Scotch Whisky 12yo
DCL傘下のエインズリー・アンド・ヘイルブロン社の詰めた
12年物のブレンデッド・ウイスキー。
流通は70年代前期と推測され、
当時、同社はクライヌリッシュ蒸留所を所有していたので
原酒には、
のちにブローラと呼ばれることになる旧クライヌリッシュの60年代の物が
使われているかと考えられます。
とのことで、
前に別のところでこれの5年ものを飲んで、
すんごくおいしかったので
次これ見つけたら絶対飲む!と決めていたのでした
<テイスティング>
香:もも、あんず、リンゴ、ドロップ、微かな潮風
味:イチゴキャンディー、塩味、じわり広がり、すーっと消える、
余韻中くらい しずかな潮っぽい風
これは、ブレンデッドというよりは、
ちょっと薄めたクライヌリッシュそのものですね。
しかも私がクライヌリッシュを好きになった時のあの衝撃に近い風味!
ああ~うれしい
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出会えてよかった
ああ、もう2時になっちゃいます。
もうホテル戻んなきゃヤバイですよね
良い店見つけました。
また来ます。
ありがとうございました。
ということで、
2時間ほど寝て4時半起き。
6時の電車に乗るために京都駅へ。
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まだ真っ暗です
今回は京都観光ゼロ!
近鉄電車で伊勢に向かいまーす。
ありがとう京都。
また近いうちに・・。
つづく。